JP4446256B2 - カメラスタンド装置 - Google Patents

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Description

本発明は、高所からの撮影に好適なカメラスタンド装置に関するものである。
この種の従来技術としては、カメラ撮影用三脚に、カメラ4を操作する人(以下、撮影者と称する。)の体重を支える強度を施すと共に、撮影者がステップアップするための足場部を設けることで、脚立機能を付加したカメラスタンド装置が知られていた(例えば、特許文献1参照)。
特開2003−75908号公報(段落番号0008〜段落番号0014、図1)
しかしながら、上述した特公開2003−75908号公報に記載されているカメラスタンド装置は、三脚のため、広い設置面積を必要とし、狭隘な場所への設置が困難であると共に、撮影者の目線以上の高さからカメラ撮影をするには、撮影者が脚立兼用のカメラ撮影用三脚上に載って撮影作業をする必要があり、撮影者に不安定な姿勢を強いられるために、安全に撮影作業を行うことができないという問題があった。また、上述した特公開2003−75908号公報に記載されているカメラスタンド装置では、脚立兼用の構造体とするため、複雑な構造となり、嵩張ってしまうと共に、軽量化が図られておらず、持ち運びに不便であるという問題があった。
本発明は、上述した従来技術における実状からなされたもので、その目的は、撮影者の目線以上の高さからカメラ撮影を、円滑に、かつ、正確に行うことを可能にする構造簡単で、取扱い性のよいカメラスタンド装置を提供するにある。
上記目的を達成するために、撮影現場の地面に設置する支持台と、この支持台によって立設され、かつ、カメラが取り付けられる長尺状の一本の支柱とを備え、この支柱を、前記支持台に対して、左右方向及び前方向に傾斜可能に、かつ、周方向に回転可能に立設すると共に、前記支柱の上端側に前記カメラを俯仰自在に設け、かつ、そのカメラの俯仰角度の調整を可能にしてなるカメラスタンド装置において、前記支持台を、板状のベース体と、このベース体上に固定された球状支持部材と、この球状支持部材を覆うように前記ベース体上に一体化した筒状ケース体とから少なくとも構成し、前記筒状ケース体の上面に、前記支柱を鉛直方向に延在させた状態を保持する中央凹みと、前記支柱が左方向に傾斜した状態を保持する左傾斜保持用凹みと、前記支柱が右方向に傾斜した状態を保持する右傾斜保持用凹みと、前記支柱が前方向に傾斜した状態を保持する前方傾斜保持用凹みと、これら中央凹み、左傾斜保持用凹み、右傾斜保持用凹み及び前方傾斜保持用凹みへの前記支柱の移動を可能にする移動用通路からなる開口を設けると共に、前記左傾斜保持用凹み、右傾斜保持用凹み及び前方傾斜保持用凹みによって、前記支柱の左右方向及び前方向の傾斜角度が、略同一となるように前記支柱が保持される構成とし、さらに、前記支柱の下端に内壁を略半球状とした嵌合凹部材を固定してこの嵌合凹部材を、前記開口を通して前記支持台の球状支持部材に対して、回転自在に、かつ、着脱自在に、嵌合させることで、前記支柱を前記支持台に対して、回転自在に、かつ、着脱自在に設け、しかも、前記支柱には、前記筒状ケース体の中央凹みに前記支柱を嵌合させた状態で前記支柱を上方に持ち上げた際に、前記中央凹みの縁部下面に係止して前記嵌合凹部材が前記球形頭部から抜け出ることを阻止し、かつ、前記支柱を傾けて前記中央凹みに嵌合しない状態とすることで前記支柱を上方に持ち上げた際に、前記中央凹みの縁部下面に係止することなく前記嵌合凹部材が前記球形頭部から抜け出ることを可能にするストッパーリングを固定したことを特徴としている。
さらに、本発明は、前記中央凹み、前記左傾斜保持用凹み、前記右傾斜保持用凹み及び前記前方傾斜保持用凹みの各端縁近傍には、位置決め目印を設けると共に、前記支柱の外周表面には、周方向の位置決め用標示部を設けたことを特徴としている。
請求項1の発明によれば、次の(1)〜(6)の効果がえられる。
(1)支持台に対して、カメラを取り付けた一本の支柱を、左右方向及び前方向に傾斜可能に、しかも、周方向に回転可能に立設したので、全体の小形化が図られて狭隘な場所へ の設置が容易となるカメラスタンド装置が得られる。
(2)撮影現場にカメラスタンド装置を運搬する際には、支柱を支持台から上方に引き抜くことで、支柱と支持台に分離させると共に、支柱を最短に縮めた状態することにより、そのカメラスタンド装置を手持ち運搬することができるカメラスタンド装置が得られる。
(3)支持台の中央凹み、左傾斜保持用凹み、右傾斜保持用凹み及び前方傾斜保持用凹みにより、支柱の左右方向、前方向及び鉛直方向の四方向の、支柱の位置決めを、正確に、かつ、円滑に行うことができ、しかも、支柱の傾斜角度が、略同一に保持されるので、撮影対象物に対して2個所以上の撮影アングルの異なる撮影を一つのカメラによって、正確に、かつ、円滑に、行うことができる便利なカメラスタンド装置が得られる。
(4)筒状ケース体の中央凹みに支柱を嵌合させた状態で支柱を上方に持ち上げた際に、中央凹みの縁部下面にストッパーリングが係止して嵌合凹部材が球形頭部から抜け出ることが阻止されるので、支柱を鉛直方向に持ち上げることにより、撮影現場において、希望する場所に支持台と支柱を一緒に持ち運ぶことができ、取扱い性のよいカメラスタンド装置が得られる。
(5)支柱を傾けてストッパーリングを中央凹みに嵌合しない状態とすることで、支柱を上方に持ち上げた際に、中央凹みの縁部下面に係止することなく嵌合凹部材が前記球形頭部から抜け出て、支柱を支持台の開口から円滑に引き抜くことができ、支持台と支柱を簡単に分離することができる構成簡単なカメラスタンド装置が得られる。
(6)カメラスタンド装置を組み立てる際、支柱の下端に固定した嵌合凹部材を、筒状ケース体の開口を通して支持台の球状支持部材に嵌合させることで、支柱を支持台に対して、回転自在に、かつ、着脱自在となるように、容易に組み立てることのできる構成簡単なカメラスタンド装置が得られる。
請求項2の発明によれば、前記中央凹み、左傾斜保持用凹み、右傾斜保持用凹み及び前方傾斜保持用凹みの各端縁近傍には、位置決め目印を設けると共に、支柱の外周表面には、周方向の位置決め用標示部を設けて、この位置決め用標示部を、前記支柱を回転させることで、前記位置決め目印に合わせることにより、支柱の周方向の位置決めを簡単に行うことができるため、撮影角度の位置を短時間で正確に合わせることのできる便利なカメラスタンド装置が得られる。
以下、本発明の一実施形態例を、図1〜図7に基づいて、詳説する。図1は、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の全体斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支持台の拡大斜視図である。図3は、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱を球状支持部材に取り付けた状態を示し、一部を破断してなる要部拡大斜視図である。図4は、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱を球状支持部材から取り外した状態を示し、要部拡大斜視図である。図5は、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱に取り付けたカメラ支持機構の要部拡大斜視図である。図6は、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱に取り付けたモニターの要部拡大斜視図である。図7は、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置全体を移動させる際の支柱と支持台と球状支持部材との関係を示し、一部を破断してなる要部拡大斜視図である。
図1に示すカメラスタンド装置1は、支持台2と、この支持台2によって立設される長尺状の一本の支柱3と、この支柱3の上端側に設けられるカメラ4と、このカメラ4を俯仰自在に支柱3に取り付けるためのカメラ支持機構5と、支柱3の中間部分に設けられるモニター6と、このモニター6を支柱3に固定するための固定部材7とを、少なくとも備えている。カメラスタンド装置1は、全体重量が5kg以内となるように設計されている。
支持台2は、図1及び図2に示すように、板厚0.5cmのアルミニュウム板材からなるベース体8と、このベース体8上に設けた金属製の球状支持部材9と、この球状支持部材9を覆うようにベース体7上に設けた鋼材からなる筒状ケース体10とから少なくとも構成されている。筒状ケース体10は、ベース体8の上面に溶接等により一体化される。球状支持部材9は、図3に示すように、ナット11を用いてベース体8の中央部分に取り付けられる。支持台2の大きさは、約横幅23cm×約奥行34cm×約高さ23cmに設計されている。
ベース体8は、外周端縁を下方に折り曲げることにより折り曲げ片8Aが形成されている。ベース体8は、筒状ケース体10が設けられた状態であっても、撮影者の片足Yをベース体8上に乗せてそのベース体8を下方に向って踏み付けることができる大きさの平坦面8Bを備えている。
球状支持部材9は、図3若しくは図4に示すように、球形頭部9Aと、この球形頭部9Aの下方に一体的に形成した円盤状の支持座9Bと、この支持座9Bから下方に延設したねじ部9Cとからなっている。球状支持部材9は、ねじ部9Cをベース体8に設けた取り付け孔8C(図4参照)に挿入した後、そのねじ部9Cにナット11を螺着させることによって、ベース体8上に固定される。
筒状ケース体10の上面には、図2に示すように、支柱3を鉛直方向に延在させた状態を保持する中央凹み12Aと、支柱3が左方向に約20度傾斜した状態を保持する左傾斜保持用凹み12Bと、支柱3が右方向に約20度傾斜した状態を保持する右傾斜保持用凹み12Cと、支柱3が前方向に約20度傾斜した状態を保持する前方傾斜保持用凹み12Dと、これら中央凹み12A、左傾斜保持用凹み12B、右傾斜保持用凹み12C及び前方傾斜保持用凹み12Dへの支柱3の移動を可能にする移動用通路12Eからなる開口12が形成されている。中央凹み12A、左傾斜保持用凹み12B、右傾斜保持用凹み12C及び前方傾斜保持用凹み12Dの各端縁近傍には、小孔からなる位置決め目印13A、13B、13C、13Dが設けられている。筒状ケース体10の正面には、球状支持部材9をベース体8に取り付けるための取り付け開口14が設けられている。筒状ケース体10の外観形状は、円筒状でも直立方体状でもよい。
支柱3は、アルミニュウム製の円管(直径約3.3cm)からなり、最長約5mとなり、かつ、最短約1.5mとなるように伸縮自在(長さ調整可能)な構造としてある。例えば、支柱3は、長さ調整可能な旗竿若しくは釣竿などと同様の構造によって、伸縮可能としてある。支柱3の下端内には、図3に示すように、鋼製の嵌合凹部材15がねじなどの締結具16によって固定されている。嵌合凹部材15の内壁は、球状支持部材9の球形頭部9Aが嵌合可能な半球状としてある。支柱3は、嵌合凹部材15を球状支持部材9の球形頭部9Aに嵌合させることで、支持台2のベース体8に対して、回転自在に、かつ、傾動自在に、しかも、着脱可能に設けられる。換言すれば、支柱3は、球状支持部材9を支点として、回転自在に、かつ、着脱自在に設けられている。支柱3には、図3の状態でその支柱3を上方に引っ張り上げても、嵌合凹部材15が球形頭部9Aから完全に抜け出ることを阻止するストッパーリング17がねじなどの締結具18で固定されている。支柱3の外周表面には、罫書き線からなる周方向の位置決め用標示部19が設けられている。
カメラ4としては、デジタル式カメラが用いられ、カメラ支持機構5によって、支柱3の上端に俯仰自在に設けられている。カメラ4のシャッターは、図示しないリモートコントロール装置によって切るようにしてある。カメラ支持機構5は、図5に示すように、支柱3の上端に固定した一対の鋼材からなる支えバー20、20Aと、この支えバー20、20Aの前端側に軸体21によって回転自在に取り付けた鋼材製のアーム22と、支えバー20、20Aの後端側に設けた一対のガイドピン23、23Aと、アーム22の前端側に設けたカメラ取り付け部材24と、一端をアーム22の後端側に固定し、かつ、他端を巻取り装置25に装着した球チェーン26とからなっている。巻取り装置25は、支柱3の外周に固定される。球チェーン26は、一対のガイドピン23、23Aの間を通すようにしてある。
アーム22は、図5に示すように、カメラ取り付け部材24にカメラ4を取り付けるとそのカメラ4の自重で軸体21を回転軸として俯くように設定されている。カメラ4及びアーム22は、球チェーン26を下方に引っ張ると軸体21を回転軸として仰ぐ方向(図1の矢印P1方向)に回転し、かつ、球チェーン26を離すとカメラ4の自重で軸体21を回転軸として俯く方向に回転するようにしてある。球チェーン26は、下方に引っ張られると、その球チェーン26の下端側が巻取り装置25内に収納されるようにしてある。なお、支柱3を前方傾斜保持用凹み12Dに嵌合させることで、その支柱3を前方向に約20度傾斜させた状態とすると共に、球チェーン26を自由にする、すなわち、球チェーン26を下方に引っ張られた状態から開放すれば、カメラ4の自重で軸体21を回転軸として俯く方向に回転してそのカメラ4の撮影窓が真下に向くように設定されている。
モニター6の表示画面6Aには、カメラ4によって撮影される映像が表示されるようにしてある。モニター6を支柱3に固定するための固定部材7は、図6に示すように、鋼板製であって、支柱3に挿入固定される一対の固定片部7A、7Bと、この一対の固定片部7A、7Bの間にあってその固定片部7A、7Bと一体的に設けられた傾斜面部7Cと、球チェーン26が下方に引っ張られた状態を保持するための係止部となるスリット7Dとからなっている。スリット7Dは、固定片部7Aの端縁の一部を切り欠くことによって形成される。球チェーン26を上下(図6の矢印P2参照)に移動させることで、カメラ4の俯仰角度の微調整を行い、希望する俯仰角度になったならば、球チェーン26を、図6の矢印P3のように、スリット7Dに向って移動させて、そのスリット7Dに球チェーン26の繋ぎ部分を係止させることで、カメラ4の俯仰角度を、希望する俯仰角度に保持できる。
上記構成のカメラスタンド装置1を、撮影現場に運搬する場合は、支柱3をベース体8上の球状支持部材9から引き抜くことで、支柱3と支持台2に分離させると共に、支柱3を最短に縮めることにより手持ち運搬が可能となる。
上記のようにして、撮影現場に運搬したカメラスタンド装置1の組み立ては、支持台2を撮影現場の地面に設置した後、支柱3を筒状ケース体10の上面に設けた開口12に挿入して、その支柱3に設けた嵌合凹部材15をベース体8上の球状支持部材9に嵌合させることにより容易に行うことができる。なお、図4に示すように、支柱3を傾けて中央凹み12Aに支柱3に嵌合しない状態にすれば、ストッパーリング17に邪魔されることなく、支柱3を斜め下方に移動若しくは支柱3を斜め上方に移動させることができるので、嵌合凹部材15を球状支持部材9に嵌合させる作業及び球状支持部材9から嵌合凹部材15を引き抜く作業を円滑に行うことができる。
撮影現場において、撮影場所を変えたい場合には、支柱3を支持台2に設置した状態、すなわち、支柱3に設けた嵌合凹部材15をベース体8上の球状支持部材9に嵌合させた状態のままで、カメラスタンド装置1を移動させる。その場合、図7に示すように、筒状ケース体10の中央凹み12Aに支柱3を嵌合させた状態で、支柱3を上方(矢印P4方向)に持ち上げると、ストッパーリング17が筒状ケース体10の中央凹み12Aの縁部下面に係止すると共に、支柱3の嵌合凹部材15がベース体8上の球状支持部材9から完全に抜けない状態になっているため、支柱3を鉛直方向に持ち上げることで、支持台2及び支柱3を一緒に希望する場所に移動させることができる。
上記構成のカメラスタンド装置1によって、住居跡や土器出土状況などの埋蔵文化財(以下、撮影対象物と称する。)を撮影するには、支柱3を伸縮させることにより、支柱3の長さを希望値に設定する。その後、球チェーン26を下方に引っ張ることで、軸体21を回転軸として、アーム22を仰ぐ方向(図1の矢印P1方向)に回転させてカメラ4の俯仰角度を調整する。カメラ4の俯仰角度を、希望の角度に調整後、球チェーン26を、モニター6を支柱3に固定するための固定部材7に設けたスリット7Dに、係止させる。このことにより、撮影者の目線以上の高さ、例えば、約5mの高さに設置したカメラ4であっても、支持台2を撮影者の片足Yで踏み付け、かつ、支柱を撮影者の片手Xで保持した状態で、モニターの映像を見ながら、カメラ4の撮影アングルを、正確に、安全に設定することができる。したがって、撮影対象物の撮影作業を、安全に行うことができる。また、上記構成のカメラスタンド装置1は、支持台2を撮影者の片足Yで踏み付け、かつ、支柱を撮影者の片手Xで保持した状態で、撮影対象物の撮影作業を行うようにしたものであって、構造が単純であり、軽量化が図られているので、運搬性に優れている。
支柱3を開口12の中央凹み12Aに嵌合させることで、支柱3を鉛直方向に立てた状態のカメラ4による撮影を終了させた後、支柱3を左方向に約20度傾斜させた状態でのカメラ4による撮影を行うには、図1の矢印Q1示すように、移動用通路12Eを利用して、支柱3を開口12の左傾斜保持用凹み12Bに嵌合させればよい。また、支柱3を右方向に約20度傾斜させた状態でのカメラ4による撮影を行うには、図1の矢印Q2示すように、移動用通路12Eを利用して、支柱3を開口12の右傾斜保持用凹み12Cに嵌合させればよい。また、支柱3を前方向に約20度傾斜させた状態でのカメラ4による撮影を行うには、図1の矢印Q3示すように、移動用通路12Eを利用して、支柱3を開口12の前方傾斜保持用凹み12Dに嵌合させればよい。これにより、移動用通路12Eを利用して、支柱3を、左傾斜保持用凹み12B、右傾斜保持用凹み12C若しくは前方傾斜保持用凹み12Dに移動させることで、予め設定した傾斜角度での撮影を正確に行うことができる。
支柱3を、中央凹み12A、左傾斜保持用凹み12B、右傾斜保持用凹み12C若しくは前方傾斜保持用凹み12Dに嵌合させた後、支柱3を周方向に回転させることで、位置決め用標示部19を位置決め目印13A、13B、13C、13Dに合わせる(一致させる)ようにすれば、支柱3を左傾斜保持用凹み12B、右傾斜保持用凹み12C若しくは前方傾斜保持用凹み12Dに移動させた際に、支柱3が周方向に回転してしまっても、その支柱3の周方向の位置決めを簡単に行うことができるので、便利である。
上記実施形態によれば、支持台2におけるベース体8の平坦面8Bを撮影者が片足Yで踏み付けると、ベース体8の折り曲げ片8Aが、撮影現場の地面に食い込み、カメラスタンド装置1の設置を安定させる。
上記実施形態によれば、撮影対象物を撮影するために、予め設定した撮影位置にカメラスタンド装置1を設置した状態で、支柱3を、中央凹み12A、左傾斜保持用凹み12B、右傾斜保持用凹み12C若しくは前方傾斜保持用凹み12Dに移動させることで、撮影対象物に対して2個所以上の撮影アングルの異なる撮影をカメラ4によって行うことができる。カメラ4によって得られた映像データは、三角測量の原理による写真測定ソフトウェアを用い、三次元解析により立体映像処理される。
上記実施形態では、位置決め目印13A、13B、13C、13Dは、小孔としているが、これに限定されない。位置決め目印13A、13B、13C、13Dは、凹み、罫書き線などの印であってもよい。また、上記実施形態では、周方向の位置決め用標示部19は、罫書き線としているが、これに限定されない。位置決め用標示部19は、小孔や凹みであってもよい。また、ベース体8の材質をアルミニューム板材としているが、強化プラスチック製としてもよい。
本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の全体斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支持台の拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱を球状支持部材に取り付けた状態を示し、一部を破断してなる要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱を球状支持部材から取り外した状態を示し、要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱に取り付けたカメラ支持機構の要部拡大斜視図である。 本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置の支柱に取り付けたモニターの要部拡大斜視図である。 、本発明の一実施形態に係わるカメラスタンド装置全体を移動させる際の支柱と支持台と球状支持部材との関係を示し、一部を破断してなる要部拡大斜視図である。
1 カメラスタンド装置
2 支持台
3 支柱
4 カメラ
5 カメラ支持機構
6 モニター
6A 表示画面
7 固定部材
7A、7B 一対の固定片部
7C 傾斜面部
7D スリット
8 ベース体
8A 折り曲げ片
8B 平坦面
8C 取り付け孔
9 球状支持部材
9A 球形頭部9A
9B 支持座9B
9C ねじ部9C
10 筒状ケース体
11 ナット
12 開口
12A 中央凹み
12B 左傾斜保持用凹み
12C 右傾斜保持用凹み
12D 前方傾斜保持用凹み
12E 移動用通路
13A、13B、13C、13D 位置決め目印
14 取り付け開口
15 嵌合凹部材
16 締結具
17 ストッパーリング
18 締結具
19 位置決め用標示部
20、20A 支えバー
21 軸体
22 アーム
23、23A ガイドピン
24 カメラ取り付け部材
25 巻取り装置
26 球チェーン
X 撮影者の片手
Y 撮影者の片足

Claims (2)

  1. 撮影現場の地面に設置する支持台と、この支持台によって立設され、かつ、カメラが取り付けられる長尺状の一本の支柱とを備え、この支柱を、前記支持台に対して、左右方向及び前方向に傾斜可能に、かつ、周方向に回転可能に立設すると共に、前記支柱の上端側に前記カメラを俯仰自在に設け、かつ、そのカメラの俯仰角度の調整を可能にてなるカメラスタンド装置において、
    前記支持台を、板状のベース体と、このベース体上に固定された球状支持部材と、この球状支持部材を覆うように前記ベース体上に一体化した筒状ケース体とから少なくとも構成し、
    前記筒状ケース体の上面に、前記支柱を鉛直方向に延在させた状態を保持する中央凹みと、前記支柱が左方向に傾斜した状態を保持する左傾斜保持用凹みと、前記支柱が右方向に傾斜した状態を保持する右傾斜保持用凹みと、前記支柱が前方向に傾斜した状態を保持する前方傾斜保持用凹みと、これら中央凹み、左傾斜保持用凹み、右傾斜保持用凹み及び前方傾斜保持用凹みへの前記支柱の移動を可能にする移動用通路からなる開口(12)を設けると共に、前記左傾斜保持用凹み、右傾斜保持用凹み及び前方傾斜保持用凹みによって、前記支柱の左右方向及び前方向の傾斜角度が、略同一となるように前記支柱が保持される構成とし、
    さらに、前記支柱の下端に内壁を略半球状とした嵌合凹部材を固定してこの嵌合凹部材を、前記筒状ケース体の開口(12)を通して前記支持台の球状支持部材に対して、回転自在に、かつ、着脱自在に、嵌合させることで、前記支柱を前記支持台に対して、回転自在に、かつ、着脱自在に設け、
    しかも、前記支柱には、前記筒状ケース体の中央凹みに前記支柱を嵌合させた状態で前 記支柱を上方に持ち上げた際に、前記中央凹みの縁部下面に係止して前記嵌合凹部材が前記球形頭部から抜け出ることを阻止し、かつ、前記支柱を傾けて前記中央凹みに嵌合しない状態とすることで前記支柱を上方に持ち上げた際に、前記中央凹みの縁部下面に係止することなく前記嵌合凹部材が前記球形頭部から抜け出ることを可能にするストッパーリングを固定したことを特徴とするカメラスタンド装置。
  2. 前記中央凹み、前記左傾斜保持用凹み、前記右傾斜保持用凹み及び前記前方傾斜保持用凹みの各端縁近傍には、位置決め目印を設けると共に、前記支柱の外周表面には、周方向の位置決め用標示部を設けたことを特徴とする請求項に記載のカメラスタンド装置。
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