JP4444745B2 - 偏光分離素子および画像投射装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶プロジェクタ等の画像投射装置に好適な偏光分離素子(偏光ビームスプリッタ)に関するものである。
上記のような画像投射装置には、光源からの白色光を複数の色光成分に分解してそれぞれ液晶パネル等の画像形成素子に導いたり、複数の画像形成素子からの色光を合成したりするために、光の偏光状態に応じて透過、反射作用を持つ偏光ビームスプリッタが用いられている。
ここで、偏光ビームスプリッタは、2つのガラス部材の間に偏光分離膜(偏光分離層)と接着層とを挟んで構成されている。そして、ガラス部材の内部に発生した応力に起因する複屈折性による偏光状態の乱れを防ぐために、ガラス部材には光弾性定数の小さいガラス材が使われている。
但し、光弾性定数の小さいガラスは用途が限られているために、一般には高価である。そこで、特許文献1では、
5.00×10 ≧K・α・E・∫(1−T)dλ/ρ/Cp
但し、Kはガラス材の光弾性定数(nm/mm・mm /N)、αは該ガラス材の線膨張係数(10−6/K)、Eは該ガラス材のヤング率(10 N/mm )、λは光の波長(nm)、Tは波長λにおける該ガラス材の内部透過率、ρは該ガラス材の比重(g/cm )、Cpは該ガラス材の比熱(J/g・k)、式中の積分範囲は該ガラス材の光吸収波長帯(420〜500nm)の範囲、
という条件を満足するガラス部材を用いた偏光ビームスプリッタを開示している。
特開2000−171770号公報(段落0038〜0039)
しかしながら、偏光ビームスプリッタにおいては、実際には光弾性定数が0近傍のガラス材しか使われず、上記条件は実用的ではない。これは、ガラス材の内部で発生する熱が、ガラス材自体の光吸収によるものであるとの前提に立っているからである。
偏光ビームスプリッタは、ガラス材と偏光分離層と接着層とを有するが、ガラス材内での光路が長い(例えば10mm以上)のに対して偏光分離層と接着層内での光路は短い(例えば1mm以下)ため、偏光分離層と接着層における発熱での熱密度が高く、結果としてガラス材に大きな応力が発生する。そして、この結果、該偏光ビームスプリッタを介して黒の画像を投射したときに、いわゆる黒浮きや色むらが発生する。
本発明は、ガラス材と偏光分離層と接着層とを有する偏光分離素子において、ガラス材の内部での応力発生を抑えることを目的の1つとしている。
上記の目的を達成するために、1つ観点としての本発明の偏光分離素子は、第1のガラス部材と第2のガラス部材との間に偏光分離層および接着層を有し、かつ以下の条件を満足する。
AT+AC<0.05 …(1)
α×E <6000000 …(2)
K>0.5 …(3)
但し、ATは偏光分離層の波長430nmの光に対する光吸収率、ACは接着層の波長430nmの光に対する光吸収率、αは第1および第2のガラス部材の膨張係数(10−7/℃)、Eは第1および第2のガラス部材のヤング率(10N/m)、Kは第1および第2のガラス部材の光弾性定数(nm/cm/10Pa)である。
本発明によれば、偏光分離層と接着層での発熱を抑えることができ、その結果として、ガラス部材内での応力の発生を抑えることができる。このため、光弾性係数の大きなガラス部材を用いても偏光分離素子での偏光の乱れを抑えることができる。
そして、このような偏光分離素子を用いて画像を投射すれば、黒浮きや色むらの発生を抑えた高い画質の画像を投射することができる。
以下、本発明の実施例について説明する。ここではまず、上記条件式(1)〜(3)について、画像投射装置の光学ユニットに用いられる偏光ビームスプリッタを例に説明する。なお、ここにいう偏光ビームスプリッタは、第1のガラス部材と第2のガラス部材との間に、多層膜からなる偏光分離層と、紫外線硬化型接着剤等からなる接着層とを挟んで構成されたものである。そして、画像投射装置では、光源を含む照明系からの光(照明光)を偏光ビームスプリッタ等で複数(例えば、赤、緑、青)の色光成分に分解してそれぞれを液晶パネル等の画像形成素子に導いたり、複数の画像形成素子で変調された複数の色光を偏光ビームスプリッタで合成し、投射レンズに導いたりする。
偏光分離層で発生する熱量は、照明系の光量と、偏光分離層と接着層での光吸収率によって変化する。偏光分離層と接着層は、吸収する光量に応じて発熱し、これらの温度が上昇する。偏光分離層と接着層で発生した熱は、ガラス部材に伝達され、ガラス部材の温度が上昇する。この結果、ガラス部材の寸法とガラス部材の熱膨張係数とにより、ガラス部材には、
変形量(mm)=温度上昇(K)×熱膨張係数率(/K)×寸法(mm)
の変形が生ずる。
ガラス部材の熱による変形とこれによりガラス部材内で発生する応力は、
応力(N)=変形量(mm)×ヤング率(N/mm
で表せる。さらに、該応力により発生する光の位相差(複屈折性)は、
位相差=応力(N)×光弾性係数(nm/N)
で表せる。
これらをまとめると、
位相差={温度上昇(K)×熱膨張係数率(/K)×寸法(mm)}
×ヤング率(N/mm)×光弾性係数(nm/N)
となる。
これより、位相差を抑えるための方法として、
1.光弾性系数を小さくする
2.温度上昇を小さくする
3.ガラスの変形を小さくする
が考えられる。
ここで、1.は背景技術の欄でも述べたように、使用できるガラス材が限定されるので好ましくない。また、2.は照明系の光量と偏光分離層の光吸収率のいずれかを小さくすればよいが、光量を小さくすることは投射画像の明るさが暗くなるので、好ましくない。このため、偏光分離層と接着層の光吸収率を小さくするのが好ましい。
さらに、3.は上記式の「熱膨張係数率(/K)×寸法(mm)×ヤング率(N/mm)を小さくすればよい。なお、寸法は、画像形成素子の大きさなど別の要因で決定できるので、パラメータから除外する。
以上のことから、本実施例では、ガラス部材の面上に形成される偏光分離層の波長430nmの光に対する光吸収率をATとし、第1および第2のガラス部材を接合する接着層の波長430nmの光に対する光吸収率をACとし、第1および第2のガラス部材の膨張係数、ヤング率および光弾性係数をそれぞれ、α(10−7/℃),E(10N/m)、K(nm/cm/10Pa)とするとき、
AT+AC<0.05 (5%) …(1)
α×E<6000000 …(2)
K>0.5 …(3)
の条件を満足する。なお、ここにいう熱膨張係数率は、常温(例えば、−30〜+70°C)での値である。
これにより、偏光分離層と接着層における発熱量が少なくなり、この結果ガラス部材の内部で発生する応力を低減することができる。したがって、比較的安価な光弾性定数の大きなガラス材を用いても、偏光ビームスプリッタにおける偏光の乱れが起きにくくなる。
なお、偏光分離層の光吸収率ATおよび接着層の光吸収率ACについては、
AT+AC<0.04 (4%) …(1)’
でもよい。これにより、さらに偏光分離層と接着層における発熱量を少なくすることができる。
また、光弾性係数Kについて、
K>1
を満たすガラス材を選択してもよい。これにより、より一般的なガラス材を用いることができる。なお、光弾性係数Kの上限値としては、
K<3
が現実的である。
また、偏光ビームスプリッタの偏光分離特性を高くするためには、ガラス材の波長587.56nmの光に対する屈折率nを、
n>1.65
とするのが望ましい。
このような偏光ビームスプリッタを画像投射装置に用いることにより、投射画像のコントラストを改善することができる。
特に、画像投射装置の光源の電力(放射束:W[ワット])Pおよび投射輝度B(ANSIlm)と、画像形成素子の対角サイズL(inch)との関係が、
P/L≧300 …(4)
B/L≧3000 …(5)
のうち少なくとも一方を満足する画像投射装置に上記偏光ビームスプリッタを用いることにより、明るい光源からの光を小さなサイズの画像形成素子に入射させる場合や小さなサイズの画像形成素子を用いて明るい画像を投射する場合に、黒浮きや色むらの少ない高画質の投射画像を得ることができる。
なお、条件式(4),(5)は、以下の条件式に代えてもよい。
P/L≧400 …(4)’
B/L≧4000 …(5)’
また、これら(4),(4)’,(5),(5)’の上限値としては、
P/L≦600 …(4)”
B/L≦8000 …(5)”
程度が現実的である。
図1Aには、本発明の実施例1である画像投射装置の光学ユニットの構成を示している。図1Aにおいて、1は高圧水銀ランプなどからなる光源、2は光源1から光を所定の方向に放射するためのリフレクタ、3は均一な照明強度を有する照明領域を形成するためのインテグレータである。インテグレータ3は、フライアイレンズ3a,3bにより構成されている。
4は無偏光光を所定方向の偏光に揃える偏光変換素子であり、偏光分離膜4aと反射膜4bと1/2位相差板4cとから構成されている。5,7は照明光を集光するコンデンサーレンズ、6はミラー、8は緑の波長領域の光(緑色光)を透過し、他の波長領域の光を反射するダイクロイックミラーである。
9a,9b,9cはそれぞれ、S偏光を反射してP偏光を透過する特性を持つ偏光分離膜9a1,9b1,9c1を有する偏光ビームスプリッタである。
10a,10bはそれぞれ、所定波長領域の光の偏光方向を90°変換(回転)する色選択性位相差板、11r,11g,11bはそれぞれ、入射した光を反射するとともに原画を形成する反射型液晶表示素子(画像形成素子)である。12r,12g,12bはそれぞれ1/4位相差板であり、14は投射レンズである。
各液晶表示素子には、駆動回路15が接続されており、該駆動回路15は、パーソナルコンピュータ、DVDプレーヤ、ビデオデッキ、テレビチューナ等の画像情報供給装置16から入力された画像信号に基づいて各液晶表示素子に各色用の原画を形成させる。これにより、各液晶表示素子に入射した照明光は変調されて画像光になる。このことは、図示しないが、他の実施例でも同様である。
次に、上記構成の光学的な作用を説明する。光源1から射出した光はリフレクタ2によりフライアイレンズ3aの方向に集光される。この光束は、フライアイレンズ3aにより複数の光束に分割される。該複数の光束は、フライアイレンズ3bおよびコンデンサーレンズ5,7の作用によって各液晶表示素子11r,11g,11b上に重ね合わされる。これにより、均一な照明強度の照明領域が各液晶表示素子11r,11g,11b上に形成される。
また、このときフライアイレンズ3bから射出した複数の光束は、偏光変換素子4において各光束に対応した偏光分離膜4aでP偏光とS偏光とに分離される。このうちP偏光は、1/2位相差板4cによりS偏光と同方向の偏光成分に変換され、S偏光は反射膜4bにより反射される。これにより、フライアイレンズ3bから射出する複数の光束は、所定の偏光方向を有する光として偏光変換素子4から同一方向に射出される。
こうして偏光変換素子4によりほぼS偏光に揃えられた光のうち緑色光はダイクロイックミラー8を透過し、赤と青の波長領域光(赤色光および青色光)はダイクロイックミラー8で反射される。ダイクロイックミラー8を透過した緑色光は、偏光ビームスプリッタ9aに入射し、偏光分離膜9a1にて反射され、1/4位相差板12gを透過し、液晶表示素子11gに入射する。
一方、ダイクロイックミラー8を反射した赤色光および青色光は、第1の色選択性位相差板10aによって青色光のみがその偏光方向を90°変換されてP偏光となり、また、赤色光はS偏光のまま、それぞれ偏光ビームスプリッタ9bに入射する。
ここで、第1の色選択性位相差板10aの特性を図2に示す。画2において、点線は入射偏光方向に対して直交した偏光方向の光の透過率を示し、実線は入射偏光方向に対して平行な偏光方向の光の透過率を示す。偏光ビームスプリッタ9bの偏光分離膜9b1において、P偏光である青色光は透過し、S偏光である赤色光は反射する。これにより、互いに偏光方向が直交する赤色光と青色光とが分離される。
また、偏光ビームスプリッタ9bの偏光分離膜9b1で反射した赤色光は、1/4位相差板12rを透過して液晶表示素子11rに入射する。さらに、偏光ビームスプリッタ9bで偏光分離膜9b1を透過した青色光は、1/4位相差板12bを透過して液晶表示素子11bに入射する。
さらに、液晶表示素子11gによって変調され、かつ反射された緑色光は、1/4位相差板12gを透過してP偏光となって偏光ビームスプリッタ9a,9cの偏光分離膜9a1,9c1を透過する。
また、液晶表示素子11rによって変調され、かつ反射された赤色光は、1/4位相差板12rを透過してP偏光となって偏光ビームスプリッタ9bの偏光分離膜9b1を透過し、第2の色選択性位相差板10bに入射する。
ここで、第2の色選択性位相差板10bの特性を図3に示す。点線は、入射偏光方向に対して直交した偏光方向の光の透過率を示し、実線は入射偏光方向に対して平行な偏光方向の光の透過率を示す。
また、液晶表示素子11bによって変調され、かつ反射された青色光は、1/4位相差板12bを透過し、S偏光となって偏光ビームスプリッタ9bに入射し、偏光分離膜9b1で反射されて第2の色選択性位相差板10bに入射する。
第2の色選択性位相差板10bに入射した赤色光と青色光のうち赤色光は、その偏光方向が90°変換されてS偏光となり、青色光はS偏光のまま、それぞれ偏光ビームスプリッタ9cに入射し、偏光分離膜9c1で反射される。そして、赤、緑および青色光は、偏光ビームスプリッタ9cの偏光分離膜9c1によって合成され、投射レンズ14に導かれ、不図示のスクリーン等に投射される。
本実施例に用いられている偏光ビームスプリッタの構造を図1Bに模式的に示す。偏光ビームスプリッタは、三角柱形状の第1および第2のガラス部材G1,G2と、第1のガラス部材G1の面上に形成された多層膜からなる偏光分離膜(偏光分離層)SFと、該第1のガラス部材G1における偏光分離膜SFが形成された面と’第2のガラス部材G2とを接着する接着剤(接着層)ADとを有する。
例えば、第1のガラス部材G1から入射した所定波長光は偏光分離膜SFで反射され、他の波長光は偏光分離膜SFおよび接着層ADを透過する。この偏光ビームスプリッタの構成は、他の実施例でも同様である。
本実施例において、偏光ビームスプリッタ9a,9bに用いるガラス部材は、
n=1.678
α=72
E=910
である。
このとき
α×E=4717440 <6000000
となる。
また、ガラス部材の光弾性係数は、
K=1.61>0.5
である。
さらに、本実施例では、光源の電力Pは200W、液晶表示素子の対角サイズ(対角長)Lは0.7インチ、投射輝度Bは2000ANSIであり、これらの関係は、条件式(4),(5)を満足する。
またこの場合において、図4に示すように、偏光分離層と接着層の波長430nmの光に対する光吸収率が、
AT+AC<0.05
であるときには、実験によると光弾性による偏光の乱れは発生しなかったが、図5に示すように、偏光分離層と接着層の波長430nmの光に対する光吸収率が、
AT+AC>0.05
であるときには、実験によると光弾性による偏光の乱れが発生した。
図6には、本発明の実施例2である画像投射装置の光学ユニットの構成を示している。図6において、41は連続スペクトルで白色光を発光する光源であり、42は光源41からの光を所定の方向に集光するリフレクタである。43aは矩形のレンズをマトリックス状に配置した第1のフライアイレンズであり、43bは第1のフライアイレンズの個々のレンズに対応したレンズをマトリクス状に配置した第2のフライアイレンズである。
44は無偏光光を所定の偏光方向の光に揃える偏光変換素子であり、45aはコンデンサーレンズ、45b,45c,45dはフィールドレンズである。46a,46bは長い光路中の照明光をロスなく伝達するリレーレンズである。
47は赤(R)の波長領域光(赤色光)を透過し、青(B)と緑(G)の波長領域光(青色光および緑色光)を反射する第1のダイクロイックミラーである。48は青色光を透過し、緑色光を反射する第2のダイクロイックミラーである。
49a,49bは反射ミラーである。50a,50b,50cはそれぞれP偏光を透過し、S偏光を反射する偏光分離膜50a1,50b1,50c1を備えた第1の偏光ビームスプリッタ、第2の偏光ビームスプリッタおよび第3の偏光ビームスプリッタである。
51r,51g,51bはそれぞれ原画を形成し、かつ光を反射する赤用の反射型液晶表示素子、緑用の反射型液晶表示素子および青用の反射型液晶表示素子である。
52r,52g,52bは赤用の1/4波長板、緑用の1/4波長板および青用の1/4波長板である。53r,53g,53bは所定の偏光成分を透過する偏光板であり、55はダイクロイックプリズム、54は投射レンズである。
実施例1と同様に、偏光変換素子44によりほぼS偏光に揃えられた光は、第1のダイクロイックミラー47に入射し、赤色光は透過して、緑色光と青色光は反射する。第1のダイクロイックミラー47を透過した赤色光は、リレーレンズ46a,46bおよびフィールドレンズ45dを介して偏光ビームスプリッタ50cに入射して偏光分離膜50c1において反射し、1/4位相差板52rを透過して液晶表示素子51rに入射する。
一方、第1のダイクロイックミラー47で反射した緑色光と青色光のうち緑色光は、第2のダイクロイックミラー48で反射され、青色光は透過する。
第2のダイクロイックミラー48で反射した緑色光は、フィールドレンズ45cを介して偏光ビームスプリッタ50bに入射し、偏光分離膜50b1で反射され、1/4位相差板52gを透過して液晶表示素子51gに入射する。
また、第2のダイクロイックミラー48を透過した青色光は、フィールドレンズ45bを介して偏光ビームスプリッタ50aに入射し、偏光分離膜50a1で反射され、1/4位相差板52bを透過して液晶表示素子51bに入射する。
さらに、液晶表示素子51gによって変調され、かつ反射した緑色光は、1/4位相差板52gを透過し、P偏光となって偏光ビームスプリッタ50bの偏光分離膜50b1を透過する。
また、液晶表示素子51rによって変調され、かつ反射した赤色光は、1/4位相差板52rを透過し、P偏光となって偏光ビームスプリッタ50cの偏光分離膜50c1を透過する。
さらに、液晶表示素子51bによって変調され、かつ反射した青色光は、1/4位相差板52bを透過し、P偏光となって偏光ビームスプリッタ50aの偏光分離膜50a1を透過する。
各偏光ビームスプリッタを透過した赤、緑および青色光は、ダイクロイックプリズム55によって合成され、投射レンズ54に導かれてスクリーン等に投射される。
この実施例において、偏光ビームスプリッタに用いられるガラス部材は、
n=1.697
α=57
E=1118
である。このとき、
α×E=3632382 <6000000
となる。
また、ガラス部材の光弾性係数は、
K= 1.86 >0.5
である。
さらに、本実施例における光源の電力Pは230W、液晶表示素子の対角サイズLは0.7インチ、投射輝度Bは2500ANSIであり、これらの関係は、条件式(4),(5)を満足する。
そして、偏光分離層と接着層の波長430nmの光に対する光吸収率に関して、実験によれば、実施例1と同様の結果が得られた。
図7には、本発明の実施例3である画像投射装置の光学ユニットの構成を示している。図7において、31は高圧水銀ランプなどからなる光源、32はリフレクタである。33aは複数のシリンドリカルレンズからなる第1のレンズアレイ、33bは複数のシリンドリカルレンズからなる第2のレンズアレイである。
34は偏光変換素子、35は第1の光束圧縮レンズ、36はコンデンサーレンズ、37は第2の光束圧縮レンズである。38がダイクロイックミラーで、39が反射ミラーで、40a,40bが色選択性位相差板である。41a,41b,41cは偏光分離膜41a1,41b1,41c1を有する偏光ビームスプリッタで、42r,42g,42bは反射型液晶表示素子である。43r,43g,43bは1/4位相板で、44は投射レンズである。
本実施例におけるダイクロイックミラー38から投射レンズ44に至る色分解合成系の作用は、実施例1と同じである。
図8には、図7における第1のレンズアレイ33aから各反射型液晶表示素子までの照明光学系をストレートに展開した断面を示す。図9には、図7における第1のレンズアレイ33aから各反射型液晶表示素子までの照明光学系をストレートに展開し、かつ図8における光軸Laを含む図の紙面に対して垂直方向の断面を示す。
図7〜9において、第1のレンズアレイ33aおよび第2のレンズアレイ33bは、複数のシリンドリカルレンズを図9の紙面方向に配列して構成されている。
第1の光束圧縮レンズ35と第2光束圧縮レンズ37は、図8の紙面内方向においてのみ屈折力を有するシリンドリカルレンズより構成されている。第1の光束圧縮レンズ35と第2光束圧縮レンズ37とコンデンサーレンズ36の作用により、光源31からの光束を図7の紙面内方向において収束させ、光束の断面形状を反射型液晶表示素子の被照明面(画像形成領域)の形状に合わせて反射型液晶表示素子上に集光している。
図9に示す第1のレンズアレイ33aの各シリンドリカルレンズの配列方向を含む断面内においては、光源31からの光束が第1のレンズアレイ33aに入射し、第1のレンズアレイ33aで集光されて第2レンズアレイ33bに入射する。そして、第2のレンズアレイ33bの射出面又はその近傍に複数の2次光源像を形成する。
この複数の2次光源像からの光束は、偏光変換素子34で所定の偏光方向の光に揃えられた後、コンデンサーレンズ36により反射型液晶表示素子上に重畳的に照射される。
本実施例において、偏光ビームスプリッタ41a,41bに用いられるガラス部材は、
n=1.717
α=80
E=868
である。このとき
α×E=5555200 <6000000
となる。
また、ガラス部材の光弾性係数は、
K=1.51>0.5
である。
さらに、本実施例における光源の電力Pは150W、液晶表示素子の対角サイズLは0.55インチ、投射輝度Bは1200ANSIであり、これらの関係は、条件式(4),(5)を満足する。
そして、偏光分離層と接着層の波長430nmの光に対する光吸収率に関して、実験によれば、実施例1と同様の結果が得られた。
なお、本発明による偏光分離素子(偏光ビームスプリッタ)は、上述した各実施例の構成の画像投射装置に限らず、光源からの光を偏光特性を利用して画像形成素子に導いたり、画像形成素子で変調された光の偏光特性を利用して投射レンズへと導いたりする偏光分離素子を用いたすべての構成の画像投射装置に適用することができる。
また、上記各実施例では、反射型画像形成素子を用いた画像投射装置について説明したが、本発明による偏光分離素子は、透過型画像形成素子や自発光型画像形成素子(エレクトロルミネセンス)やマイクロミラーアレイ等、他の画像形成素子を用いた画像投射装置にも適用することができる。
本発明の実施例1である画像投射装置の構成を示す図。 実施例1の画像投射装置に用いられる偏光ビームスプリッタの構造を示す模式図。 実施例1の画像投射装置に用いられる第1の色選択性位相差板の特性を示す図。 実施例1の画像投射装置に用いられる第2の色選択性位相差板の特性を示す図。 実施例1の画像投射装置に用いられる偏光ビームスプリッタでの偏光分離層と接着層の光吸収率を示す図。 従来の偏光ビームスプリッタでの偏光分離層と接着層の光吸収率を示す図。 本発明の実施例2である画像投射装置の構成を示す図。 本発明の実施例3である画像投射装置の構成を示す図。 実施例3の画像投射装置の展開図。 実施例3の画像投射装置の展開図。
符号の説明
1,31,41 光源
4,34,44 偏光変換素子
8,38,47,48 ダイクロイックミラー
9a,9b,9c,41a,41b,41c,50a,50b,50c 偏光ビームスプリッタ
9a1,9b1,9c1,41a1,41b1,41c1,50a1,50b1,50c1 偏光分離膜
11r,11g,11b,42r,42g,42b,51r,51g,51b 反射型液晶表示素子
14,44,54 投射レンズ
G1 第1のガラス部材
G2 第2のガラス部材
SF 偏光分離膜(偏光分離層)
AD 接着層

Claims (8)

  1. 第1のガラス部材と第2のガラス部材との間に偏光分離層および接着層を有し、かつ以下の条件を満足することを特徴とする偏光分離素子。
    AT+AC<0.05
    α×E<6000000
    K>0.5
    但し、ATは前記偏光分離層の波長430nmの光に対する光吸収率、ACは前記接着層の波長430nmの光に対する光吸収率、αは前記第1および第2のガラス部材の膨張係数(10−7/℃)、Eは前記第1および第2のガラス部材のヤング率(10N/m)、Kは前記第1および第2のガラス部材の光弾性定数(nm/cm/10Pa)である。
  2. さらに以下の条件を満足することを特徴とする請求項1に記載の偏光分離素子。
    K>1
  3. さらに以下の条件を満足することを特徴とする請求項1又は2に記載の偏光分離素子。
    n>1.65
    但し、nは前記第1および第2のガラス部材の波長587.56nmの光に対する屈折率である。
  4. 光源と、
    請求項1から3のいずれか1つに記載の偏光分離素子と、
    原画を形成する画像形成素子と、
    前記光源から発し、前記偏光分離素子および前記画像形成素子を介した光を投射する投射レンズとを有することを特徴とする光学ユニット。
  5. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項4に記載の光学ユニット。
    P/L≧300
    但し、Pは前記光源の電力値(W)、Lは前記画像形成素子の対角サイズ(inch)である。
  6. 以下の条件を満足することを特徴とする請求項4又は5に記載の光学ユニット。
    B/L≧3000
    但し、Bは投射輝度(ANSIlm)、Lは前記画像形成素子の対角サイズ(inch)である。
  7. 請求項4から6のいずれか1つに記載の光学ユニットを有した画像投射装置。
  8. 請求項7に記載の画像投射装置と、
    該画像投射装置に画像情報を供給する画像情報供給装置とを有することを特徴とする画像表示システム。
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