JP4444157B2 - ドア開閉装置 - Google Patents

ドア開閉装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4444157B2
JP4444157B2 JP2005137083A JP2005137083A JP4444157B2 JP 4444157 B2 JP4444157 B2 JP 4444157B2 JP 2005137083 A JP2005137083 A JP 2005137083A JP 2005137083 A JP2005137083 A JP 2005137083A JP 4444157 B2 JP4444157 B2 JP 4444157B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
latch
door
ratchet
vehicle
door opening
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005137083A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006316415A (ja
Inventor
幹雄 一瀬
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Original Assignee
Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsui Mining and Smelting Co Ltd filed Critical Mitsui Mining and Smelting Co Ltd
Priority to JP2005137083A priority Critical patent/JP4444157B2/ja
Publication of JP2006316415A publication Critical patent/JP2006316415A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4444157B2 publication Critical patent/JP4444157B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Power-Operated Mechanisms For Wings (AREA)
  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

本発明は、閉扉操作が行われた場合にラッチを噛合動作させることによりストライカを所定の噛合位置に引き込んでラッチ及びストライカを互いに噛み合わせ、さらにラチェットを係合させることによってラッチの噛合解除動作を規制することにより車両本体に対するドアの開成移動を阻止する一方、開扉操作が行われた場合にアクチュエータの駆動によりラッチに対するラチェットの係合状態を解除するようにしたドア開閉装置に関するものである。
従来より、四輪自動車等の車両には、車両本体とドアとの間にドア開閉装置が設けられている。ドア開閉装置は、例えばドアにラッチユニットを設ける一方、車両本体にストライカを設けたものが一般的である。ラッチユニットは、ストライカに噛み合うラッチと、ラッチに係合するラチェットとを備えて構成されたものである。
この種のドア開閉装置によれば、閉扉操作、例えば車両本体に対してドアを閉成移動させると、ストライカに当接したラッチが噛合動作し、ストライカが所定の噛合位置に引き込まれてラッチ及びストライカが互いに噛み合った状態となる。さらにこの状態においてラッチにラチェットが係合することによりラッチの噛合解除動作が規制され、車両本体に対してドアを閉成した状態に保持することができる。
一方、開扉操作、例えばドアに設けたハンドルを操作すると、ラッチに対するラチェットの係合状態が解除され、ラッチとストライカとの噛み合い状態を解除することが可能となり、車両本体に対してドアを開成移動させることができるようになる(例えば、特許文献1参照)。
特開平5−39687号公報
ところで、通常の車両には、車両本体とドアとの間にウェザストリップと称される弾性部材が設けてある。このウェザストリップは、閉扉状態にある場合に車両本体とドアとの隙間から車両内部に雨水等の水が浸入するのを防止する機能ばかりでなく、上述したラッチに対するラチェットの係合状態が解除された場合にドアの開成移動を補助する機能を有している。つまり、閉扉状態において弾性変形したウェザストリップは、ラッチに対するラチェットの係合状態が解除された場合に弾性復元力により車両本体に対してドアを開扉方向に押圧することになる。従って、ラッチに対するラチェットの係合状態を解除すれば、ウェザストリップの弾性復元力により車両本体に対してドアが押し開かれることになるため、ドアの開成操作を容易に行うことが可能となる。
しかしながら、例えば気温が低い環境下にあっては、凍結によってドアとウェザストリップとの間が互いに貼り付いてしまう場合がある。このような場合には、ラッチに対するラチェットの係合状態を解除させた場合にも、ウェザストリップの弾性復元力が有効に作用せず、ドアが閉扉状態のままとなる虞れがあるため、ドアの開成操作がきわめて煩雑化することになる。特に、昨今の車両のように、ドアに開扉操作を行うためのハンドルが設けられていない場合には、ドアを開成移動させることがまったく困難となる。
本発明は、上記実情に鑑みて、ラッチに対するラチェットの係合状態を解除した場合にドアを確実に開成移動することのできるドア開閉装置を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明の請求項1に係るドア開閉装置は、閉扉操作が行われた場合にラッチ(12)を噛合動作させることによりストライカ(S)を所定の噛合位置に引き込んでラッチ(12)及びストライカ(S)を互いに噛み合わせ、さらにラチェット(13)を係合させることによってラッチ(12)の噛合解除動作を規制することにより車両本体(B)に対するドア(D)の開成移動を阻止する一方、開扉操作が行われた場合に開扉用アクチュエータユニット(50)の駆動によりラッチ(12)に対するラチェット(13)の係合状態を解除するようにしたドア開閉装置であって、ラッチ(12)とラチェット(13)との間に、ラッチ(12)に対してラチェット(13)が係合を解除するように動作した場合にその動作をラッチ(12)に伝達する連係アーム(18)を設け、開扉用アクチュエータユニット(50)の駆動によりラッチ(12)に対するラチェット(13)の係合状態を解除する場合にラチェット(13)の動作を連係アーム(18)によってラッチ(12)に伝達し、ラッチ(12)を噛合解除動作させることによってストライカ(S)を噛合位置から逸脱させることを特徴とする。
また、本発明の請求項2に係るドア開閉装置は、上述した請求項1において、ラッチ(12)に対するラチェット(13)の係合状態を解除した場合に進出移動し、車両本体(B)に対してドア(D)を開扉方向に移動させる押圧手段(60)を設けたことを特徴とする。
本発明によれば、ラッチに対するラチェットの係合状態を解除した場合にアクチュエータの駆動によってラッチを噛合解除動作させるようにしているため、ストライカが噛合位置から逸脱されることになり、例えば凍結によってドアとウェザストリップとの間が互いに貼り付いてしまった場合であってもドアを確実に開成移動させることが可能となる。
以下に添付図面を参照して、本発明に係るドア開閉装置の好適な実施の形態を詳細に説明する。
図1及び図2は、本発明の実施の形態であるドア開閉装置を示したもので、四輪自動車の車両本体とドアとの間に設けられるドア開閉装置を例示している。ドア開閉装置の適用対象となる四輪自動車としては、図3に示すように、2座タイプの車両で、車両本体Bの両側にそれぞれ1枚ずつドアDを備えたものを例示している。ドアDは、それぞれの前縁部において車両本体Bにヒンジ結合されたもので、前縁部を支点として左右方向に開閉することが可能である。図には明示していないが、ドアDの周囲と車両本体Bとの間には、弾性材料によって成形したウェザストリップが設けてある。尚、これらのドアDと車両本体Bとの間に設けたドア開閉装置は、互いに対称の構成となるものであるため、以下においては、車両の右側(右ハンドル車においては運転席側)に位置するドアDの開扉/閉扉を行うためのドア開閉装置についてのみ説明する。
図1及び図2に示すように、ドア開閉装置は、車両本体Bにラッチユニット10及び開扉用アクチュエータユニット50を備えている。
ラッチユニット10は、閉扉操作、例えば車両本体Bに対してドアDを閉成移動させた場合にドアDの後縁部に設けたストライカSに噛み合うことによりドアDを全閉状態に保持するためのもので、ラッチハウジング11の内部にラッチ12及びラチェット13を備えて構成してある。
ラッチハウジング11は、ストライカSが通過することのできる切欠溝11aを有しており、この切欠溝11aをドアDの開閉移動に伴うストライカSの移動域に配置した状態で車両本体Bに取り付けてある。
ラッチ12は、図4に示すように、ラッチハウジング11に設けた切欠溝11aよりも上方となる位置に、車両本体Bの前後方向に沿って略水平に延在するラッチ軸14を介して回転可能に配設したもので、噛合溝12a、フック部12b及び係止部12cを有している。
噛合溝12aは、ラッチ12の外周面からラッチ軸14に向けて形成したもので、ストライカSを収容することのできる幅に形成してある。
フック部12bは、噛合溝12aを下方に向けて開口させた場合に噛合溝12aよりも車両外側に位置する部分である。このフック部12bは、図4に示すように、ラッチ12が最も反時計回りに回転した状態においてラッチハウジング11の切欠溝11aを開放する位置で停止する一方、図4においてラッチ12が時計回りに回転(噛合動作)した場合に、図5に示す状態を経て図6に示すように、ラッチ12の噛合溝12aとラッチハウジング11の切欠溝11aとの重合部が順次切欠溝11aの奥方(車両内側)に移行した後、ラッチハウジング11の切欠溝11aを横切る位置に至るように構成してある。
係止部12cは、噛合溝12aを下方に向けて開口させた場合に噛合溝12aよりも車両内側に位置する部分である。この係止部12cは、図4に示すように、ラッチ12が最も反時計回りに回転した状態において切欠溝11aを横切り、かつこの切欠溝11aの奥方(車両内側)に向けて漸次上方に傾斜する状態で停止するように構成してある。尚、図には明示していないが、ラッチ12とラッチハウジング11との間には、図4においてラッチ12を常時反時計回りに向けて付勢するラッチバネが設けてある。
ラチェット13は、ラッチハウジング11の切欠溝11aよりも下方、かつラッチ軸14よりも車両外側となる位置に、車両本体Bの前後方向に沿って略水平に延在するラチェット軸15を介して回転可能に配設したもので、ラッチ係合部13aを有している。ラッチ係合部13aは、ラチェット軸15から車両内側に向けて径外方向に延在する部分である。このラッチ係合部13aは、ラチェット13が図4において時計回りに回転した場合にその突出端面を介してラッチ12のフック部12bもしくは係止部12cに係合することが可能である。図には明示していないが、ラチェット13とラッチハウジング11との間には、図4においてラチェット13を常時時計回りに向けて付勢するラチェットバネが設けてある。
また、上記ドア開閉装置には、ラッチハウジング11の車両後方側となる外側面にラチェットレバー16、ラッチレバー17、連係アーム18及びアームガイド19が設けてある。
ラチェットレバー16は、ラッチハウジング11から車両後方側に向けて突出したラチェット軸15の端部に回転可能に配設したもので、図1に示すように、ラチェット連結部16a、第1ワイヤ連結部16b、押圧中継部16c及びアーム連係部16dを有している。ラチェット連結部16aは、ラチェット軸15からラチェット13のラッチ係合部13aと同一方向に向けて延在した部分であり、ラッチハウジング11を貫通する連結ピン20を介してラチェット13のラッチ係合部13aと連結してある。第1ワイヤ連結部16bは、ラチェット軸15から車両外側に向けて延在した部分である。この第1ワイヤ連結部16bには、その先端部に第1ワイヤケーブルW1の一端部が連結してある。押圧中継部16cは、ラチェット軸15から下方に向けて車両内側に傾斜延在したもので、押圧中継片16eを有している。押圧中継片16eは、図2に示すように、車両の前後方向に幅広となる態様で押圧中継部16cに一体に設けた部分である。アーム連係部16dは、ラチェット連結部16aの先端部から車両後方に向けて延在した後、上方に向けて屈曲した部分である。
ラッチレバー17は、ラッチハウジング11から車両後方側に向けて突出したラッチ軸14の端部にラッチ軸14と連動する態様で設けたもので、図1及び図2に示すように、ラッチ軸14の外周面から車両後方側に向けて屈曲した後、その先端部がラッチ軸14の径外方向に向けて屈曲している。このラッチレバー17には、屈曲先端部から車両後方側に向けて連係ピン21が設けてある。
連係アーム18は、ラチェットレバー16のアーム連係部16dと、ラッチレバー17の連係ピン21との間を連係するもので、基端部に連結軸18aを有する一方、先端部に連係当接部18bを有している。連結軸18aは、連係アーム18の基端部から車両後方側に向けて突設したもので、アーム連係部16dに形成した軸孔(明示せず)に挿通することにより、アーム連係部16dに対して連係アーム18を揺動可能に連係している。連係当接部18bは、連係アーム18の先端部からラッチハウジング11に向けて屈曲延在した部分であり、連係ピン21の周面に対向する当接面18cを有している。
アームガイド19は、ラッチハウジング11から連係アーム18の一側面に当接する態様で形成したもので、ラチェットレバー16がラチェット軸15を中心に回転した場合に連係アーム18を図1において上下方向に沿って移動させる案内機能を有している。
開扉用アクチュエータユニット50は、後述する開閉制御部100から制御信号が与えられた場合に駆動するもので、アクチュエータハウジング51の内部に出力レバー52を備えるとともに、アクチュエータハウジング51の上方側となる部位にオープンレバー53を備えている。
アクチュエータハウジング51は、ラッチハウジング11の下端部に取り付けたもので、その内部にカムギア54を収容している。カムギア54は、車両の前後方向に沿ってほぼ水平となるカムギア軸55を介してアクチュエータハウジング51に回転可能に配設したもので、減速ギア列56を介して駆動モータ57の出力軸57aに連係してある。このカムギア54には、周面カム58が一体に設けてある。周面カム58は、カムギア軸55の中心から周面までの距離が図1において時計回りに漸次大きくなるように形成したもので、カムギア54の車両前方側に位置する端面に配設してある。
出力レバー52は、ラチェット軸15よりも下方においてラッチ軸14のほぼ鉛直下方となる位置に、車両本体Bの前後方向に沿って略水平に延在するレバー軸59を介して回転可能に配設したもので、カム従動部52aを有している。カム従動部52aは、レバー軸59からカムギア54の軸心に向けて下方に延在しており、その先端部が従動ピン52bを介して周面カム58の外周面に当接係合している。図には明示していないが、このカム従動部52aとアクチュエータハウジング51との間には、従動ピン52bを常時周面カム58の外周面に圧接させるためのカムバネが設けてある。
オープンレバー53は、アクチュエータハウジング51から車両前方側に向けて突出したレバー軸59の端部にレバー軸59と一体回転するように設けたもので、第2ワイヤ連結部53a及び押圧操作部53bを有している。第2ワイヤ連結部53aは、レバー軸59から車両外側に向けて延在した部分である。この第2ワイヤ連結部53aには、その先端部に第2ワイヤケーブルW2の一端部が連結してある。押圧操作部53bは、レバー軸59から上方に向けて延在した部分であり、その先端部に押圧操作片53cを有している。押圧操作片53cは、図2に示すように、車両の前後方向に幅広となる態様で押圧操作部53bに一体に設けた部分である。この押圧操作片53cは、押圧操作部53bの揺動に伴う揺動移動域がラチェットレバー16における押圧中継片16eの揺動移動域に交差し、かつ出力レバー52の従動ピン52bが周面カム58の最も小径となる部分に当接した場合に、ラチェットレバー16の押圧中継片16eよりも僅かに車両内方側に位置するように設けてある。
さらに、上記ドア開閉装置には、ラッチハウジング11に押圧ピン60が設けてある。押圧ピン60は、細径の円柱状を成す軸部61の先端に太径の頭部62を有したもので、この頭部62を車両外側に向け、かつ軸部61の軸心が車両本体Bの左右方向に沿って略水平となる態様でラッチハウジング11に進退可能に配設してある。図1に示すように、押圧ピン60の頭部62は、ラッチハウジング11において最も車両外側となる部位に配置してあり、図7に示すように、閉扉状態にあるドアDの後縁部側内方面に対向している。一方、押圧ピン60の軸部61は、図1及び図2に示すように、その基端面がラチェットレバー16の押圧中継片16eに対向し、かつラチェットレバー16が図1において反時計回りに揺動した場合に押圧中継片16eに当接するように設けてある。押圧ピン60とラッチハウジング11との間には、押圧ピン60を常時車両内方側に向けて付勢するための復帰バネ63が設けてある。
一方、上記ドア開閉装置は、図3に示すように、車両室内に内部操作レバー70を備えているとともに、車両本体Bの後部側方に設けた空間Fに外部操作レバー80を備えている。これら内部操作レバー70及び外部操作レバー80は、例えば図9及び図12に示すように、車両本体Bに対して揺動可能に配設したものである。内部操作レバー70には、第2ワイヤケーブルW2の他端部が連結してある一方、外部操作レバー80には、その揺動軸81に設けた連動レバー82に第1ワイヤケーブルW1の他端部が連結してある。
図3からも明らかなように、ラッチユニット10と内部操作レバー70との間を連係する第2ワイヤケーブルW2は、ラッチユニット10から下方に延在した後、ドアDの内部を通過することなく車両本体Bの内部に敷設して車両前方側に延設し、ドアDの前縁を通過した後に車両室内の内部操作レバー70に連結してある。ラッチユニット10と外部操作レバー80との間を連係する第1ワイヤケーブルW1は、ラッチユニット10から上方に延在した後、そのまま車両本体Bの内部に敷設して外部操作レバー80に連結してある。
外部操作レバー80を設ける空間Fには、蓋体FCが設けてある。蓋体FCは、図9〜図12に示すように、空間Fの外部開口を開閉する態様で設けたもので、閉塞した場合に空間Fの外部開口に嵌合し、外部操作レバー80を完全に覆い隠すように構成してある。この蓋体FCと車両本体Bとの間には、開閉制御ピンPが設けてある。開閉制御ピンPは、蓋体用アクチュエータFCAの駆動によって進退移動するもので、蓋体FCを閉塞させた状態で進出移動した場合に蓋体FCの係止穴Hに挿通することによって蓋体FCの開成移動を阻止する一方、退行移動した場合に蓋体FCの開成移動を許容するように機能する。上述した空間Fとしては、車両本体Bに専用に設けても良いが、本実施の形態では、図9及び図10に示すように、燃料供給口FOを収容するための凹部を利用している。
図13は、上述したドア開閉装置の制御系を示したブロック図である。同図に示す加速度センサ101は、車両に発生する加速度を検出し、その検出結果を開閉制御部100に与えるものである。認証処理部102は、例えば四輪自動車の使用者が所持する携帯機103との間において無線通信による認証を行い、その認証結果を開閉制御部100に与えるものである。開扉用スイッチ104は、ドアDを開扉する際に操作するスイッチである。本実施の形態では、図3に示すように、車両本体Bの外部におけるドアDの後方側近傍に位置する部位、並びにドアDの車両室内側にそれぞれ開扉用スイッチ104を設けてある。ロックスイッチ105は、開扉用スイッチ104を無効化するためのスイッチであり、ドアDの車両室内側に設けてある。給油口スイッチ106は、上述した空間Fの蓋体FCを開成させるためのスイッチであり、車両室内の適宜箇所に設けてある。ロック表示部107は、ロックスイッチ105が操作されているか否かを表示するためのもので、ロックスイッチ105に隣設してある。ロック表示部107としては、ロックスイッチ105の状態を視覚的に表示できるものであれば如何なるものであっても良く、例えばランプやLEDによって点灯表示することが可能である。開閉制御部100は、加速度センサ101、認証処理部102、開扉用スイッチ104、ロックスイッチ105、給油口スイッチ106から各種情報が与えられた場合に、予め与えられたプログラムやデータに基づいて開扉用アクチュエータユニット50や蓋体用アクチュエータFCA、ロック表示部107等の統括的な制御を行うためのものである。
以下、上述したドア開閉装置の動作について順次説明する。まず、車両本体Bに対してドアDが開扉状態にある場合、ラッチユニット10は、図4に示すように、ラッチ12が開放位置に配置されることになる。この状態からドアDを閉扉操作すると、ドアDに設けたストライカSがラッチハウジング11の切欠溝11aに進入し、やがてストライカSがラッチ12の係止部12cに当接することになる。この結果、ラッチ12がラッチバネの弾性力に抗して図4において時計回りに回転する。この間、ラチェット13は、ラチェットバネの弾性力によってラッチ係合部13aの突出端面がラッチ12の外周面に摺接することになり、ラッチ12の外周面形状に応じて適宜ラチェット軸15の軸心回りに回転する。
上述した状態からさらにドアDを閉扉操作すると、切欠溝11aに対するストライカSの進入量が漸次増大するため、ラッチ12が時計回りにさらに回転するようになり、図5に示すように、やがてラチェット13のラッチ係合部13aがラッチ12の噛合溝12aに至る。この状態においては、ラッチ12の係止部12cがラチェット13のラッチ係合部13aに当接することになるため、ラッチバネの弾性復元力に抗してラッチバネによるラッチ12の反時計回りの回転(噛合解除動作)が阻止されることになる。しかも、ラッチ12のフック部12bが切欠溝11aを横切るように配置されるため、フック部12bによってストライカSが切欠溝11aから離脱する方向に移動する事態、つまりドアDの車両本体Bに対する開成移動が阻止されるようになる(ハーフラッチ状態)。
上述したハーフラッチ状態からドアDをさらに閉扉操作させると、切欠溝11aを進入するストライカSにより、係止部12cを介してラッチ12が時計回りにさらに回転し、ストライカSが切欠溝11aの奥方(車両内側)に引き込まれて噛合位置に至る。この間、ラチェット13は、ラッチ係合部13aの上面にラッチ12のフック部12bが当接することによりラチェットバネの弾性力に抗して図4において反時計回りに回転し、ラッチ12のフック部12bが通過した時点でラチェットバネの弾性復元力により直ちに時計回りに回転するようになる。この結果、図6に示すように、ラッチ12のフック部12bがラチェット13のラッチ係合部13aに当接することになるため、ラッチバネの弾性復元力に抗してラッチ12の反時計回りの回転が阻止されることになる。この状態においても、ラッチ12のフック部12bが切欠溝11aを横切るように配置されるため、フック部12bによってストライカSが切欠溝11aの奥方(車両内側)から離脱する方向に移動する事態が阻止されるようになり、結局、ドアDが車両本体Bに対して閉扉状態に保持される(フルラッチ状態)。
このフルラッチ状態においては、図14に示すように、開扉用アクチュエータユニット50において出力レバー52の従動ピン52bが周面カム58の最も小径となる部分に当接した状態にあり、オープンレバー53の押圧操作片53cがラチェットレバー16の押圧中継部16cよりも僅かに車両内方側に位置する部位において押圧中継片16eから離隔した位置に占位しているとともに、ラチェットレバー16の押圧中継片16eが押圧ピン60から離隔した位置に占位しており、押圧ピン60が復帰バネ63の押圧力によって最も車両内側に縮退した位置にある。
上述したフルラッチ状態から携帯機103を所持する者が車両に近づくと、この携帯機103と認証処理部102との間において認証処理が行われることになる。認証処理の結果、携帯機103が正規のものであると判断した場合、上述した開閉制御部100は、開扉用スイッチ104を有効化するとともに、開扉用スイッチ104の監視を行う(アンロック状態)。
有効化した開扉用スイッチ104がON操作されると、開閉制御部100は、開扉用アクチュエータユニット50の駆動モータ57を駆動し、図15及び図16に順次示すように、カムギア54を反時計回りに回転させることによって出力レバー52及びオープンレバー53を時計回りに回転させる。この結果、オープンレバー53の回転が、押圧操作片53c及び押圧中継片16eを介してラチェットレバー16に伝達され、ラチェットレバー16及びラチェット13が反時計回りに回転することになる。ラチェット13が反時計回りに回転すると、ラッチ12のフック部12bとラチェット13のラッチ係合部13aとの当接係合状態が解除され、ラッチ12がラッチバネの弾性復元力により図4及び図16において反時計回りに回転する。従って、図4に示すように、切欠溝11aが開放され、ストライカSが切欠溝11aから離脱する方向に移動可能となり、ドアDを車両本体Bに対して開成移動させることができるようになる。
またこのとき、図16に示すように、ラチェットレバー16の回転に伴って連係アーム18が下方向に移動し、連係アーム18の連係当接部18bがラッチレバー17の連係ピン21に当接するため、このラッチレバー17を介してラッチ12が図において反時計回りに回転する。この結果、ラッチ12に噛み合うストライカSがラッチハウジング11の切欠溝11aにおいてラッチ12に押圧され、図6→図5→図4に順次示すように、噛合位置から車両外側に向けて強制的に逸脱されることになり、車両本体Bに対してドアDが車両外側に押し出されるようになる。
加えて、図16に示すように、ラチェットレバー16の回転に伴って押圧中継片16eが押圧ピン60を進出移動させることになるため、図8に示すように、押圧ピン60の頭部62がドアDの後縁部側内方面を押圧し、車両本体Bに対してドアDが車両外側に押し出されることになる。
これらの結果、たとえ凍結時においてドアDとウェザストリップとの間が互いに貼り付いてしまった場合であっても、操作ハンドルによる開扉操作を要することなくドアDを確実に開扉させることが可能となる。
尚、上述した認証処理の結果、携帯機103が正規のものでないと判断した場合、上記開閉制御部100は、開扉用スイッチ104を無効化した状態に保持する(ロック状態)。従って、正規の携帯機103を所持していないものによる開扉用スイッチ104のON操作、あるいは携帯機103を所持していないものによる開扉用スイッチ104のON操作は、いずれも無視されることになる。また、開扉操作した後、あるいは開扉操作を行うことなく正規の携帯機103を所持した使用者が車両から遠ざかり、携帯機103が無線通信のエリア外に達すると、開閉制御部100は、再び開扉用スイッチ104を無効化した状態に復帰させる。従って、車両に対して所望の防盗性を確保することが可能となる。
一方、開扉状態から車両室内に乗り込んだ後、ロックスイッチ105をON操作すると、上記開閉制御部100は、開扉用スイッチ104を無効化した状態に保持するとともに、ロック表示部107を通じて開扉用スイッチ104が無効化されている状態の表示を行う。この結果、乗員に対してロックスイッチ105のON操作を促すことができるとともに、ロックスイッチ105のON操作後には、誤って開扉用スイッチ104をON操作してしまった場合にも不用意にドアDが開扉状態となる事態を防止することができる。
ロックスイッチ105をOFFすれば、再び開閉制御部100によって開扉用スイッチ104が有効化されることになるため、車両室内側の開扉用スイッチ104をON操作すれば、操作ハンドルによる開扉操作を要することなくドアDを確実に開扉させることができる。
また、開扉状態から車両室内に乗り込んだ後、給油口スイッチ106をON操作すると、蓋体用アクチュエータFCAによって開閉制御ピンPが縮退移動し、燃料供給口FOが開成されることになる。従って、ガソリンスタンドにおいて上述した操作を行えば、燃料の供給を行うことができる。
さらに、上記開閉制御部100は、加速度センサ101の検出結果に基づいて測定される車両の加速度が所定の閾値を超えるものであった場合、直ちに蓋体用アクチュエータFCAを駆動して開閉制御ピンPを縮退移動させる処理を行う。加速度の閾値は、例えば車両が衝突した場合の値に設定すればよい。この結果、衝突等の事故により電気系にトラブルが発生し、開扉用アクチュエータユニット50を駆動することができない場合であっても、開成した燃料供給口FOから外部操作レバー80を操作すれば、第1ワイヤケーブルW1を通じてラチェットレバー16が図14に示す状態から反時計回りに回転するため、ラッチ12のフック部12bとラチェット13のラッチ係合部13aとの当接係合状態を解除してドアDを開成移動させることができるようになる。もちろん、乗員が内部操作レバー70を操作できる状態であれば、その操作により第2ワイヤケーブルW2を通じてオープンレバー53が図14に示す状態から時計回りに回転するため、同様にラッチ12のフック部12bとラチェット13のラッチ係合部13aとの当接係合状態を解除してドアDを開成移動させることができるようになる。従って、衝突等の事故によって電気系にトラブルが発生してしまった場合にも、乗員が車両内部に閉じこめられてしまう事態を防止することが可能になる。
このように、上記ドア開閉装置を適用した車両によれば、ラッチ12に対するラチェット13の係合状態を解除した場合に開扉用アクチュエータユニット50の駆動によってラッチ12を噛合解除動作させるようにしているため、ストライカSが噛合位置から逸脱され、ドアDが車両外側に押し出されることになり、たとえ凍結時においてドアDとウェザストリップとの間が互いに貼り付いてしまった場合であっても、操作ハンドルによる開扉操作を要することなくドアDを確実に開扉させることが可能となる。この場合、ドアDを開扉させる際に操作ハンドルによる開扉操作を要しないため、操作ハンドルを省略して車両デザインの自由度を著しく高めることも可能となる。
尚、上述した実施の形態では、ドアDにストライカSを設ける一方、車両本体Bにラッチ12を備えたラッチユニット10を設けるようにしているが、ドアDにラッチユニット10を設ける一方、車両本体BにストライカSを設けるようにしても良い。
また、上述した実施の形態では、ラッチユニット10に押圧手段として押圧ピン60を設け、ラッチ12に対するラチェット13の係合状態を解除した場合に押圧ピン60が車両本体Bに対してドアDを押圧するようにしているが、必ずしも押圧ピン60を設ける必要はない。尚、押圧ピン60を設ける場合には、必ずしも車両本体B側に設ける必要はなく、ドアDに押圧ピン60を設けても構わない。
本発明の実施の形態であるドア開閉装置を示した図である。 図1における II−II 線断面図である。 図1に示したドア開閉装置を適用する車両を概念的に示す側面図である。 図1に示したドア開閉装置に適用するラッチが開放位置にある状態を示す概念図である。 図1に示したドア開閉装置に適用するラッチのハーフラッチ状態を示す概念図である。 図1に示したドア開閉装置に適用するラッチのフルラッチ状態を示す概念図である。 図3に示した車両が閉扉状態となった場合の平面図である。 図3に示した車両が開扉状態となる場合の平面図である。 図3に示した車両において外部操作レバーを配設する空間の閉成状態を示す平面図である。 図3に示した車両において外部操作レバーを配設する空間の開成状態を示す平面図である。 図3に示した車両において外部操作レバーを配設する空間の閉成状態を示す概念図である。 図3に示した車両において外部操作レバーを配設する空間の開成状態を示す概念図である。 図1に示したドア開閉装置の制御系を示す機能ブロック図である。 図1に示したドア開閉装置が初期状態にある場合の要部概念図である。 図1に示したドア開閉装置が開扉操作される途中を示した要部概念図である。 図1に示したドア開閉装置が開扉操作された場合の要部概念図である。
符号の説明
10 ラッチユニット
11 ラッチハウジング
12 ラッチ
13 ラチェット
14 ラッチ軸
15 ラチェット軸
16 ラチェットレバー
17 ラッチレバー
18 連係アーム
19 アームガイド
20 連結ピン
21 連係ピン
50 開扉用アクチュエータユニット
51 アクチュエータハウジング
52 出力レバー
53 オープンレバー
54 カムギア
55 カムギア軸
56 減速ギア列
57 駆動モータ
58 周面カム
59 レバー軸
60 押圧ピン
61 軸部
62 頭部
63 復帰バネ
B 車両本体
D ドア
S ストライカ

Claims (2)

  1. 閉扉操作が行われた場合にラッチ(12)を噛合動作させることによりストライカ(S)を所定の噛合位置に引き込んでラッチ(12)及びストライカ(S)を互いに噛み合わせ、さらにラチェット(13)を係合させることによってラッチ(12)の噛合解除動作を規制することにより車両本体(B)に対するドア(D)の開成移動を阻止する一方、開扉操作が行われた場合に開扉用アクチュエータユニット(50)の駆動によりラッチ(12)に対するラチェット(13)の係合状態を解除するようにしたドア開閉装置であって、
    ラッチ(12)とラチェット(13)との間に、ラッチ(12)に対してラチェット(13)が係合を解除するように動作した場合にその動作をラッチ(12)に伝達する連係アーム(18)を設け、
    開扉用アクチュエータユニット(50)の駆動によりラッチ(12)に対するラチェット(13)の係合状態を解除する場合にラチェット(13)の動作を連係アーム(18)によってラッチ(12)に伝達し、ラッチ(12)を噛合解除動作させることによってストライカ(S)を噛合位置から逸脱させることを特徴とするドア開閉装置。
  2. ラッチ(12)に対するラチェット(13)の係合状態を解除した場合に進出移動し、車両本体(B)に対してドア(D)を開扉方向に移動させる押圧手段(60)を設けたことを特徴とする請求項1に記載のドア開閉装置。
JP2005137083A 2005-05-10 2005-05-10 ドア開閉装置 Expired - Fee Related JP4444157B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005137083A JP4444157B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 ドア開閉装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005137083A JP4444157B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 ドア開閉装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006316415A JP2006316415A (ja) 2006-11-24
JP4444157B2 true JP4444157B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=37537333

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005137083A Expired - Fee Related JP4444157B2 (ja) 2005-05-10 2005-05-10 ドア開閉装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4444157B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE102011012656A1 (de) * 2011-02-28 2012-08-30 Kiekert Ag Kraftfahrzeugtürverschluss
DE102016103423A1 (de) * 2016-02-26 2017-08-31 Kiekert Ag Kraftfahrzeugschloss
DE102021131149A1 (de) 2021-11-26 2023-06-01 Brose Schließsysteme GmbH & Co. Kommanditgesellschaft Aufstellen einer Kraftfahrzeugtür

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006316415A (ja) 2006-11-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN110359787B (zh) 具有动力打开特征的汽车门闩锁
WO2014175007A1 (ja) 車両用ドアのラッチ制御装置
JP5884766B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP5795565B2 (ja) 車両用ドアのラッチ制御装置
JP5734253B2 (ja) 車両のドアロック表示通電制御装置
JP4009860B2 (ja) パワースライディングドア開閉システム
JP4444157B2 (ja) ドア開閉装置
JP4019043B2 (ja) ドアロック装置
JP4784942B2 (ja) ドアロック装置
JP4598668B2 (ja) 車両用ドアロック装置
EP3081730B1 (en) Vehicle door system comprising door latch device
JP4381889B2 (ja) ドア装置
JP4145774B2 (ja) ドア開閉装置
KR100535053B1 (ko) 자동차의 잼 방지형 도어 래치
JP4095543B2 (ja) ドア開閉装置
JP4446759B2 (ja) 車両
KR100705132B1 (ko) 자동차 도어용 파워 래치 장치
JP4887415B2 (ja) 車両
JP4530912B2 (ja) ドアラッチ装置
JP4109610B2 (ja) ドア開閉装置
JP4956792B2 (ja) ドアロック装置
JP4875422B2 (ja) 車両用ドアロック装置
JP4644043B2 (ja) ドアラッチ装置
JP4282525B2 (ja) ドアロック装置
JP5092175B2 (ja) ドアロック装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070416

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091001

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091208

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20100105

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100113

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4444157

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140122

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees