JP4443590B2 - トナーカートリッジ及び画像形成装置 - Google Patents

トナーカートリッジ及び画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4443590B2
JP4443590B2 JP2007186196A JP2007186196A JP4443590B2 JP 4443590 B2 JP4443590 B2 JP 4443590B2 JP 2007186196 A JP2007186196 A JP 2007186196A JP 2007186196 A JP2007186196 A JP 2007186196A JP 4443590 B2 JP4443590 B2 JP 4443590B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner cartridge
toner
image forming
forming apparatus
counting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007186196A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009025414A (ja
Inventor
雄介 永野
茂 綿世
宏 高谷
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sharp Corp
Original Assignee
Sharp Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sharp Corp filed Critical Sharp Corp
Priority to JP2007186196A priority Critical patent/JP4443590B2/ja
Priority to CN2008101253632A priority patent/CN101329534B/zh
Priority to CN2010101299864A priority patent/CN101813903B/zh
Priority to US12/142,947 priority patent/US7978989B2/en
Publication of JP2009025414A publication Critical patent/JP2009025414A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4443590B2 publication Critical patent/JP4443590B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)
  • Dry Development In Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置にトナーを補給するためのトナーカートリッジ及び画像形成装置に関する。
電子写真方式を採用している複写機、プリンタ等の画像形成装置は、感光体ドラムと、画像形成装置に着脱可能に装着されているトナーカートリッジと、現像器とを備える。
画像形成装置が画像を形成する場合、感光体ドラムの表面には、記録用紙、OHPシート等の記録シートに形成すべき画像(以下、再生すべき画像という)に応じた静電潜像が形成される。トナーカートリッジは、着色剤である現像剤(具体的にはトナー)を現像器へ供給し、現像器は、感光体ドラムの表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を顕像化する(即ち感光体ドラムを現像する)。
このような画像形成装置は、感光体ドラム表面を均一に帯電した後、再生すべき画像に対応する静電潜像を形成すべく、感光体ドラム表面に光を照射する。このことによって、感光体ドラム表面における光が照射された領域の帯電電荷が除去され、除去されなかった部分が静電潜像となる。次いで、感光体ドラム表面へトナーを供給して、感光体ドラム表面の帯電領域(即ち静電潜像)に付着させることによって、再生すべき画像に対応するトナー像が感光体ドラム表面に顕像化される。最後に、顕像化されたトナー像が記録シートに転写されることによって、再生すべき画像が記録シートに形成される。
トナーカートリッジが現像器へトナーを供給することによって、トナーカートリッジ内のトナーが消費される。現像器から感光体ドラムへ供給されるトナーの量が不足すると、高品質の画像が形成され難くなるため、画像形成装置は、トナーカートリッジに収容されているトナーの残量を検出し、トナー不足である場合に画像形成装置の使用者、管理者等(以下、作業者という)に、例えばトナーカートリッジの取替え時期が来たことを報知する。トナーカートリッジの取替え時期を認識した作業者は、画像形成装置に装着されているトナーカートリッジを取り外し、新たなトナーカートリッジを画像形成装置に装着する。つまり、空になったトナーカートリッジを新しいトナーカートリッジと交換することによって、画像形成装置にトナーが補給される。
なお、画像形成装置が、トナー収容器を有するトナー供給装置を備える構成でもよい。この場合、作業者は、画像形成装置のトナー供給装置にトナーカートリッジを装着して、トナーカートリッジに収容されている新たなトナーを、トナー供給装置のトナー収容器に補給し、補給の完了後、トナーカートリッジをトナー供給装置から取り外す。
ところで、トナーは微細な粉末状であり、液体に近い流動性を有するが、トナーカートリッジが長期間放置されていた場合、トナーカートリッジ内のトナーが凝集して流動性が低下し、固体に近い挙動を示すことがある。十分な流動性を有するトナーは容易に現像器、更には感光体ドラムへ供給されるが、凝集したトナーは流動性が低いため、トナーカートリッジ内に残留し易く、現像器や感光体ドラムへ供給され難い。この結果、トナーカートリッジ内には十分な量のトナーが存在するのに、感光体ドラムではトナー不足が生じるという不都合が発生する。
このような不都合を防止するためには、トナーカートリッジを画像形成装置に装着する前に、作業者がトナーカートリッジを揺動し、トナーカートリッジ内のトナーを攪拌することによって、トナーを十分に解しておく必要がある。
しかしながら、トナーカートリッジの揺動は作業者が手作業で行なうため、作業者によっては、トナーが十分に攪拌されて解れるまでトナーカートリッジを揺することなく、トナーカートリッジを画像形成装置に装着することがある。
従来、作業者がトナーカートリッジを揺動する回数が少なくてもトナーが十分に攪拌されて解れるよう、トナー攪拌部材を内蔵するトナーカートリッジが提案されている(特許文献1参照)。
特開平10−288882号公報
しかしながら、トナーカートリッジを揺する必要性自体が作業者に認知されておらず、作業者がトナーカートリッジを揺すらずに、画像形成装置に装着することがある。この場合、たとえ特許文献1に開示されているトナーカートリッジを使用していたとしても、トナーはほとんど攪拌されず、解れない。
また、作業者がトナーカートリッジを揺すったとしても、トナーが十分に攪拌されて解れるために必要な最小限の揺動回数よりも更に少ない回数しか揺すらなかった場合は、トナーは十分に攪拌されず、解れない。
更に、トナーカートリッジを揺するべき必要最小限の揺動回数を使用者が知っていたとしても、トナーカートリッジを揺すった回数を作業者が計数するのは煩雑であり、また、数え間違いや計数結果の忘却等が生じて、揺する回数が不足することがある。
本発明は斯かる事情に鑑みてなされたものであり、その主たる目的は、揺動された回数を計数する構成とすることにより、作業者に計数させることなく、作業者が揺動した回数を計数することができるトナーカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、梱包されている場合は、揺動された回数を計数しない構成とすることにより、画像形成装置に装着する直前に作業者が揺動した回数を正確に計数することができるトナーカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、振り子が接点に接触した回数を計数する構成とすることにより、作業者が揺動した回数を、簡易な構成で計数することができるトナーカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、その長手方向に沿う方向に揺動する振り子が接点に接触した回数を計数する構成とすることにより、トナー量の分布が均一になるよう作業者が揺動した回数を、簡易な構成で計数することができるトナーカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、複数方向に揺動する振り子が接点に接触した回数を計数する構成とすることにより、作業者が複数方向に揺動した回数を、簡易な構成で計数することができるトナーカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、揺動された回数を表示する構成とすることにより、作業者が計数せずとも、揺動した回数を認識することができるトナーカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、揺動された回数が所定値未満である場合に、揺動すべき旨を表示する構成とすることにより、作業者が計数せずとも、また、揺動すべき必要最小限の回数を知らずとも、作業者が揺動不足を認識することができるトナーカートリッジを提供することにある。
本発明の他の目的は、トナーカートリッジが揺動された回数に応じて、トナーカートリッジに収容されているトナーの現像手段への供給を制御する構成とすることにより、感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を顕像化する現像手段へ、十分に攪拌された解れたトナーを供給することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、トナーカートリッジが揺動された回数が所定値未満である場合、トナーの現像手段への供給を禁止する構成とすることにより、攪拌不足で解れていないトナーが現像手段へ供給されることを防止することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の他の目的は、トナーカートリッジが揺動された回数を表示する構成とすることにより、作業者が計数せずとも、トナーカートリッジを揺動した回数を認識することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明の更に他の目的は、トナーカートリッジが揺動された回数が所定値未満である場合に、トナーカートリッジを揺動すべき旨を表示する構成とすることにより、作業者が計数せずとも、また、トナーカートリッジを揺動すべき必要最小限の回数を知らずとも、作業者がトナーカートリッジの揺動不足を認識することができる画像形成装置を提供することにある。
本発明に係るトナーカートリッジは、トナーを収容し、収容しているトナーが、揺動されることによって攪拌されるトナーカートリッジにおいて、揺動された回数を計数する計数手段と、梱包されていることを検出する梱包検出手段とを備え、前記計数手段は、前記梱包検出手段が、梱包されていることを検出している場合は、計数結果を“0”に維持するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るトナーカートリッジは、前記計数手段は、少なくとも一方向に揺動する振り子と、該振り子が接触する接点と、前記振り子が前記接点に接触した回数を計数するカウンタとを有することを特徴とする。
本発明に係るトナーカートリッジは、柱状であり、前記振り子は、その長手方向に沿う方向に揺動するようにしてあることを特徴とする。
本発明に係るトナーカートリッジは、前記振り子は、複数方向に揺動するようにしてあり、前記接点は、前記振り子の複数の揺動方向夫々に対応して配置されていることを特徴とする。
本発明に係るトナーカートリッジは、前記計数結果を表示する結果表示手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係るトナーカートリッジは、前記計数結果が所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、該判定手段が否と判定した場合に、揺動すべき旨を表示する揺動表示手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を顕像化する現像手段と、該現像手段によって顕像化されたトナー像を記録シートに転写する転写手段とを備え、本発明に係るトナーカートリッジが着脱可能に装着され、装着されたトナーカートリッジに収容されているトナーが前記現像手段へ供給される画像形成装置であって、前記トナーカートリッジが有する計数手段の計数結果に基づいて、前記現像手段へのトナーの供給を制御する制御手段を備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記制御手段は、前記計数結果が所定値以上であるか否かを判定する手段と、該手段が否と判定した場合、前記供給を禁止する手段とを有することを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記計数結果を表示する装置側結果表示手段を更に備えることを特徴とする。
本発明に係る画像形成装置は、前記計数結果が所定値以上であるか否かを判定する装置側判定手段と、該装置側判定手段が否と判定した場合に、トナーカートリッジを揺動すべき旨を表示する装置側揺動表示手段とを更に備えることを特徴とする。
本発明にあっては、トナーカートリッジが計数手段を備える。
トナーカートリッジはトナーを収容し、トナーカートリッジが収容しているトナーは、作業者がトナーカートリッジを揺動することによって攪拌され、解れる。
計数手段は、トナーカートリッジが揺動された回数を計数する。このため、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数を作業者自身が計数する必要がない。即ち、トナーカートリッジを揺動した回数を数え間違えたり、数えた回数を忘却したりすることがなく、トナーカートリッジが揺動された回数が正確に計数される。
また、計数手段を備えるトナーカートリッジが、梱包検出手段を更に備える。
梱包されているトナーカートリッジは、例えば輸送中に自然と揺動されるが、この揺動は、トナーカートリッジに収容されているトナーを攪拌して解れさせるための揺動ではなく、また、たとえこの揺動によってトナーが解れても、揺動されてからトナーカートリッジが画像形成装置に装着されるまでに長時間が経過する可能性があり、この間にトナーが凝縮することがある。
一方、梱包が解かれたトナーカートリッジは、作業者によって、トナーカートリッジに収容されているトナーを攪拌して解れさせるために揺動された後、短時間で画像形成装置に装着される可能性が高い。
従って、トナーカートリッジを画像形成装置に装着する直前にトナーを攪拌して解れさせるための揺動の回数を計数し、この揺動以外の揺動を誤って計数しないように、梱包検出手段は、トナーカートリッジが梱包されていることを検出し、梱包検出手段が、トナーカートリッジが梱包されていることを検出している場合は、計数手段は、計数結果を“0”に維持する。このために計数手段は、トナーカートリッジが梱包されていることを検出している場合は揺動の計数自体を実行しないか、又は、適宜のタイミングで計数結果を“0”にクリアすることを繰り返す。
一方、梱包検出手段が、トナーカートリッジが梱包されていることを検出していない場合(即ち、トナーカートリッジが梱包されていないことを検出した場合)は、計数手段は、トナーカートリッジが揺動された回数を計数する。この結果、作業者がトナーカートリッジを画像形成装置に装着する直前にトナーカートリッジを揺動した回数を正確に計数することができる。
本発明にあっては、トナーカートリッジが備える計数手段は、振り子と、接点と、カウンタとを有する。
振り子は、少なくとも一方向に揺動する。このため、作業者が、この一方向にトナーカートリッジを揺動すると、振り子がこの一方向に揺動される。
例えば接点が1個の場合、振り子の1往復につき1回、振り子と接点とが接触し、接点が2個、この一方向に離隔配置されている場合、振り子の1往復につき2回、振り子と接点とが接触する。
カウンタは、振り子が接点に接触した回数を計数する。従って、カウンタの計数結果は、トナーカートリッジが揺動された回数に対応する。
以上の結果、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数を、振り子と接点とカウンタとを用いた簡易な構成で計数することができる。
本発明にあっては、トナーカートリッジが備える計数手段は、トナーカートリッジの長手方向に沿う方向に揺動する振り子と、接点と、カウンタとを有する。一般に、柱状であるトナーカートリッジの長手方向は、柱の長さ方向である。
トナーカートリッジに収容されているトナーは、トナーカートリッジの長手方向のトナー量の分布が不均一になることがある。トナーカートリッジの長手方向のトナー量の分布を均一にするためには、トナーカートリッジを長手方向に揺動する必要がある。
作業者が、トナーカートリッジの長手方向にトナーカートリッジを揺動すると、振り子がこの長手方向に沿う方向に揺動されて、接点と接触する。カウンタは、振り子が接点に接触した回数を計数する。従って、カウンタの計数結果は、トナーカートリッジが長手方向に揺動された回数に対応する。
以上の結果、作業者がトナーカートリッジを、トナーカートリッジの長手方向のトナー量の分布が均一になるよう揺動した回数を、簡易な構成で計数することができる。
本発明にあっては、トナーカートリッジが備える計数手段は、複数方向に揺動する振り子と、この振り子の複数の揺動方向夫々に対応して配置されている接点と、カウンタとを有する。
トナーカートリッジは、一方向のみに揺動されるとは限らない。また、トナーカートリッジに収容されているトナーは、トナーカートリッジが複数方向に揺動された場合の方が、一方向のみに揺動された場合に比べて、攪拌され易く、解れ易い。しかも、トナーカートリッジ内のトナー量の分布が均一になり易い。
作業者が、複数方向にトナーカートリッジを揺動すると、振り子が複数の揺動方向夫々に揺動されて、接点と接触する。カウンタは、振り子が接点に接触した回数を計数する。従って、カウンタの計数結果は、トナーカートリッジが複数方向に揺動された回数に対応する。
以上の結果、作業者がトナーカートリッジを複数方向に揺動した回数を、簡易な構成で計数することができる。
本発明にあっては、計数手段を備えるトナーカートリッジが、結果表示手段を更に備える。
計数手段は、トナーカートリッジが揺動された回数を計数し、結果表示手段は、計数手段の計数結果、即ち、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数を表示する。
このため、作業者自身が計数することなく、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数を、トナーカートリッジを画像形成装置に装着する前に、容易に認識することができる。
本発明にあっては、計数手段を備えるトナーカートリッジが、判定手段と揺動表示手段とを更に備える。
計数手段は、トナーカートリッジが揺動された回数を計数し、判定手段は、計数手段の計数結果、即ち、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数が所定値以上であるか否かを判定し、揺動表示手段は、否と判定した場合(即ち計数手段の計数結果が所定値未満であると判定した場合)に、トナーカートリッジを揺動すべき旨を表示する。
このため、トナーカートリッジを揺動した回数を作業者自身が計数しなくても、また、トナーが十分に攪拌されて解れるために必要な最小限の回数を作業者自身が知らなくても、更に、必要最小限の揺動回数と計数結果とを作業者自身が比較しなくても、作業者は、トナーカートリッジの揺動不足を、トナーカートリッジを画像形成装置に装着する前に、容易に認識することができる。また、揺動不足である場合に、トナーカートリッジを更に揺動することができる。
また、トナーカートリッジを十分に揺動した場合は、トナーカートリッジを揺動すべき旨は表示されないため、作業者は、作業者自身がトナーカートリッジを十分に揺動したことを、トナーカートリッジを画像形成装置に装着する前に、容易に認識することができる。
本発明にあっては、画像形成装置が現像手段と転写手段と制御手段とを備え、画像形成装置には本発明に係るトナーカートリッジが着脱可能に装着され、装着されたトナーカートリッジに収容されているトナーは現像手段へ供給される。
トナーカートリッジはトナーを収容し、トナーカートリッジに収容されているトナーは、作業者がトナーカートリッジを揺動することによって攪拌され、解れる。本発明に係るトナーカートリッジが有する計数手段は、トナーカートリッジが揺動された回数を計数する。
計数手段の計数結果が大きい場合は、トナーカートリッジが揺動された回数が多いため、トナーカートリッジに収容されているトナーは十分に攪拌され、解れていると考えられる。一方、計数手段の計数結果が小さい場合は、トナーカートリッジが揺動された回数が少ないため、トナーカートリッジに収容されているトナーは十分に攪拌されず、凝集していると考えられる。
制御手段は、計数手段の計数結果に基づいて、現像手段へのトナーの供給を制御する。このために、例えば画像形成装置はトナーカートリッジに収容されているトナーを現像手段へ供給するトナー供給機構を備え、制御手段は、このトナー供給機構の動作を制御して、計数手段の計数結果が大きい場合は、トナーカートリッジに収容されているトナーを現像手段へ供給させる。
トナーが供給された場合、現像手段は、感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を顕像化し、転写手段は、現像手段によって顕像化されたトナー像を記録シートに転写する。従って、十分に攪拌され解れているトナーが、現像手段、更には転写手段へ供給され、記録シートに画像が形成される。
一方、計数手段の計数結果が小さい場合は、トナーカートリッジに収容されているトナーを現像手段へ供給させない。従って、攪拌が不十分であり凝集しているトナーが、現像手段、更には転写手段へ供給されることがなく、記録シートに画像が形成されない。
本発明にあっては、画像形成手段が備える制御手段が、トナーカートリッジが有する計数手段の計数結果が所定値以上であるか否かを判定し、否と判定した場合(即ち計数手段の計数結果が所定値未満であると判定した場合)、現像手段へのトナーの供給を禁止する。一方、計数手段の計数結果が所定値以上であると判定した場合、制御手段は、現像手段へのトナーの供給を実行する。
計数手段の計数結果が所定値以上である場合は、トナーカートリッジに収容されているトナーは十分に攪拌され、解れていると考えられる。従って、十分に攪拌され解れているトナーを、現像手段、更には転写手段へ供給することができ、このトナーを用いて、記録シートに画像を形成することができる。
一方、計数手段の計数結果が所定値未満である場合は、トナーカートリッジに収容されているトナーは十分に攪拌されず、凝集していると考えられる。従って、攪拌が不十分であり凝集しているトナーが、現像手段、更には転写手段へ供給されることを防止することができ、このトナーを用いて、記録シートに画像が形成されることを防止することができる。
本発明にあっては、画像形成装置が、装置側結果表示手段を更に備える。
トナーカートリッジが有する計数手段は、トナーカートリッジが揺動された回数を計数し、装置側結果表示手段は、計数手段の計数結果、即ち、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数を表示する。
このため、作業者自身が計数することなく、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数を、トナーカートリッジを画像形成装置に装着した後でも、容易に認識することができる。
本発明にあっては、画像形成装置が、装置側判定手段と装置側揺動表示手段とを更に備える。
トナーカートリッジが有する計数手段は、トナーカートリッジが揺動された回数を計数し、装置側判定手段は、計数手段の計数結果、即ち、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数が所定値以上であるか否かを判定し、装置側揺動表示手段は、否と判定した場合(即ち計数手段の計数結果が所定値未満であると判定した場合)に、トナーカートリッジを揺動すべき旨を表示する。
このため、トナーカートリッジを揺動した回数を作業者自身が計数しなくても、また、トナーが十分に攪拌されて解れるために必要な最小限の回数を作業者自身が知らなくても、更に、必要最小限の揺動回数と計数結果とを作業者自身が比較しなくても、作業者は、トナーカートリッジの揺動不足を、トナーカートリッジを画像形成装置に装着した後でも、容易に認識することができる。また、揺動不足である場合に、トナーカートリッジを一旦画像形成装置から取り外して、更に揺動することができる。
また、トナーカートリッジを十分に揺動した場合は、トナーカートリッジを揺動すべき旨は表示されないため、作業者は、作業者自身がトナーカートリッジを十分に揺動したことを、トナーカートリッジを画像形成装置に装着した後でも、容易に認識することができる。
本発明のトナーカートリッジによる場合、作業者がトナーカートリッジを揺動した回数を作業者自身が計数する必要がないため、作業者の利便性を向上させることができる。また、トナーカートリッジを揺動した回数を数え間違えたり、数えた回数を忘却したりすることがないため、トナーカートリッジが揺動した回数を正確に計数することができる。
本発明の画像形成装置による場合、トナーカートリッジが揺動された回数に応じて、トナーカートリッジに収容されているトナーを現像手段へ供給したり供給しなかったりすることができる。このため、トナーカートリッジが揺動された回数が十分であり、従ってトナーが十分に攪拌されている場合に、十分に解れているトナーを用いて画像を形成することができる。この結果、トナーカートリッジが揺動された回数が不足していたり、そもそもトナーカートリッジが揺動されていない場合に、凝集しているトナーを無用に用いることを防止することができる。
以下、本発明を、その実施の形態を示す図面に基づいて詳述する。
実施の形態 1.
図1は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の内部構成を略示する正面図である。
図中500は画像形成装置であり、画像形成装置500は、上部に画像読取部530、上下方向中央部に画像形成部540、下部に給紙部550を配してなり、コピー機能とプリンタ機能と有する。以下では、まず画像形成装置500の全体的な構成を説明する。
画像形成装置500の上面には、透光性を有するガラス体の原稿台531が備えられている。原稿台531の上には原稿を原稿台531に押圧するための原稿カバー523が設けられている。
画像読取部530は、原稿台531の下方に位置する。また、画像読取部530は、第1走査ユニット532、第2走査ユニット533、光学レンズ526、及び光電変換素子であるCCDラインセンサ504を有し、原稿台531上に載置された原稿の画像を所定の露光位置において相対的に走査して読み取る。
第1走査ユニット532は、原稿面上を露光する光源ランプユニット501、及び、原稿からの反射光像を所定の方向に反射させる第1ミラー502を搭載している。
第2走査ユニット533は、第1ミラー502で反射された原稿からの反射光像をCCDラインセンサ504に導く第2ミラー525及び第3ミラー524を搭載している。
光学レンズ526は、原稿からの反射光をCCDラインセンサ504の受光面に結像させる。
CCDラインセンサ504が読み取った画像の画像データは画像形成部540に転送される。
画像形成部540には、感光体ドラム510、感光体ドラム510を所定の電位に帯電させる帯電器505、原稿読取部530又は外部装置から転送された画像データに応じてレーザ光を出射して感光体ドラム510上に静電潜像を形成するレーザスキャンユニット503、感光体ドラム510上に形成された静電潜像に現像ローラ522を介してトナーを供給してトナー像に顕像化する現像器528、及び、感光体ドラム510上に形成されたトナー像を記録シートである記録用紙Sに転写する転写器513が設けられている。
本発明の実施の形態1に係るトナーカートリッジ1は、柱状の外観を有し、長手方向を画像形成装置500の前後方向(図1中の紙面に垂直な方向)に配した姿勢で、現像器528に対して着脱可能に装着され、現像器528へトナーを供給する。また、現像器528に近接して、現像器528内のトナー濃度を検出する図示しない濃度センサが取り付けられている。
レーザスキャンユニット503は、画像データに基づいて変調されたレーザ光を照射する半導体レーザ、回転によってレーザ光を主走査方向に偏光するポリゴンミラー、及びレンズ群等(各不図示)を内蔵している。
更に画像形成部540には、トナー像が転写された記録用紙Sを加熱及び加圧して記録用紙S上にトナー像を定着させる定着ユニット541が設けられている。定着ユニット541は、上側の加熱ローラ508と下側の加圧ローラ509との一対のローラを備えている。加熱ローラ508はヒータを備え、加熱ローラ508の温度は、温度センサによって検出され温度制御される。
定着ユニット541でトナー像が定着された記録用紙Sは排紙ローラ506,507により搬送され排紙トレイ527に排紙される。
給紙部550は、画像形成装置500の側面に装着されている手差トレイ515と、画像形成装置500の最下部に備えられている給紙トレイ542,543とを備える。また、これらの給紙トレイ542,543は、複数枚の記録用紙Sを積層して収納する。また、給紙部550は、給紙トレイ542,543及び手差トレイ515夫々から供給された記録用紙Sを画像形成部540における感光体ドラム510と転写器513との間の転写位置へと搬送するローラ519,518,521,520,516,517,514等の搬送手段を備えている。
以上のような画像形成装置500においては、感光体ドラム510は感光体として機能し、現像器528は現像手段として機能し、転写器513は転写手段として機能する。
次に、トナーカートリッジ1の構成を説明する。以下では、トナーカートリッジ1を除く画像形成装置500を画像形成装置500本体という。
ここで、画像形成装置500本体には、後述する図2に示すように、コネクタ17、トナー量センサ24、CPU、ROM、RAM及びI/Oを一体的に有する制御部28、液晶パネルを用いてなる表示部29、トナー搬送モータ205、トナー攪拌モータ207、装着検出センサ208、並びにモータドライバ209,210も備えられている。
図2は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置にトナーカートリッジが装着されている状態を示すブロック図である。
また、図3は、本発明の実施の形態1に係るトナーカートリッジが梱包されている状態を示す縦断面図であり、図4は、本発明の実施の形態1に係るトナーカートリッジが備える計数部を示すブロック図である。
図中1はトナーカートリッジであり、トナーカートリッジ1の筐体1aには、図2及び図3に示すように、トナーを収容するトナー容器22と、周面にパドル23a,23aが突設されている攪拌ローラ23と、搬送ローラ25及び排出ローラ26とが内蔵されており、筐体1aには、トナー供給口27が形成されている。
攪拌ローラ23が回転することによって、パドル23a,23aが、トナー容器22に収容されているトナーを攪拌し、搬送ローラ25は、攪拌されたトナーをトナー容器22外部へ搬送する。排出ローラ26は、搬送ローラ25によって搬送されてきたトナーを、トナー供給口27を通して現像器528へ排出する。
ただし、トナー供給口27には、工場出荷時に、トナー供給口27を塞ぐシール21が貼付されている。このシール21は、トナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着してから、作業者によって手作業で除去される。
また、トナーカートリッジ1には、トナーカートリッジ1が画像形成装置500本体に装着される前にトナーカートリッジ1自身が揺動された回数(即ち、トナーカートリッジ1を画像形成装置500に装着する前に、作業者がトナーカートリッジ1を揺動した回数。以下、揺動回数という)を計数する計数部206が備えられている。更に、トナーカートリッジ1には、計数部206の計数結果を“0”にリセットするためのリセットスイッチ100が備えられている。
リセットスイッチ100は、円筒状の検出部98と、検出部98の基端部を収納する筐体99とを備え、検出部98が押圧されるとオンになり、押圧が解除されるとオフになるよう構成されている。
検出部98の先端部は、通常、筐体99に内蔵されている図示しないバネに付勢されて筐体99から筐体1a外部へ突出している。この状態では、リセットスイッチ100はオフになっている。
ここで、検出部98に外力が加えられて検出部98が筐体99内に押し込まれると、リセットスイッチ100はオンになる。
つまり、リセットスイッチ100は、トナーカートリッジ1が梱包されているか否かを検出する梱包検出手段として機能し、梱包されている場合はオンになり、梱包されていない場合はオフになる。
図3に示すように、梱包部材Pによってトナーカートリッジ1が梱包されている場合は、リセットスイッチ100の検出部98は、梱包部材Pに押圧されて筐体99に押し込まれるため、リセットスイッチ100はオンになる。
一方、図2に示すように、トナーカートリッジ1の梱包が解かれて梱包部材Pが除去されている場合、梱包部材Pによる押圧が解除された検出部98は、筐体99内のバネに付勢されて筐体99から突出するため、リセットスイッチ100はオフになる。
つまり、トナーカートリッジ1の工場出荷時から、作業者が梱包部材Pを除去するまで、リセットスイッチ100はオンである。また、作業者が梱包部材Pを除去して以降は、トナーカートリッジ1が画像形成装置500本体に装着されても、リセットスイッチ100はオフである。
図4に示すように、トナーカートリッジ1は、計数部206へ給電する電池97を更に備える。また、計数部206は、振り子ユニット101と、カウンタ102とを有する。
振り子ユニット101は、少なくとも一方向に揺動する振り子93と、この一方向に離隔配置されている2個の接点94,94とで構成されている。
振り子93は、支点93aを中心に、支点93aから吊り下げられている錘93bが少なくとも一方向に往復移動して接点94,94に交互に接触する。なお、振り子ユニット101には、錘93bの往復移動が一方向に制限されるよう錘93bの往復移動を案内する案内部が設けられていてもよい。
振り子93及び接点94,94は夫々導電性を有し、支点93aと、接点94,94とはカウンタ102に接続されていて、錘93bが一方の接点94に接触することによって支点93aと接点94とが電気的に導通する。
カウンタ102は、リセットスイッチ100がオフであり、且つ、支点93aと接点94とが電気的に導通した場合にパルスを発生させ、発生したパルスを計数する(即ち、パルスが1個発生する都度、計数結果を“1”インクリメントする)。
リセットスイッチ100がオンである場合、電池97からカウンタ102への給電が短絡されるため、リセットスイッチ100におけるパルスの発生が不可能になる。このため、錘93bが接点94に接触したか否かに関わらず、カウンタ102によるパルスの計数は実行されない。つまり、リセットスイッチ100がオンになることによって、カウンタ102の計数結果が“0”に維持される。
カウンタ102は、トナーカートリッジ1が画像形成装置500本体に装着された場合に、画像形成装置500本体に設けられているコネクタ17に接続される(図2参照)。
図2に示すトナー搬送モータ205は、搬送ローラ25及び排出ローラ26を回転駆動し、トナー攪拌モータ207は、攪拌ローラ23を回転駆動する。制御部28は画像形成装置500本体の動作を制御する制御中枢であり、モータドライバ209,210を介して、トナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々の駆動/停止を制御する。更に詳細には、モータドライバ209(又はモータドライバ210)は、制御部28に制御されて、トナー搬送モータ205(又はトナー攪拌モータ207)に所要の電力を供給し、また、給電を停止することによって、トナー搬送モータ205(又はトナー攪拌モータ207)を駆動し、また、停止させる。
トナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々が駆動することによる各種ローラ23,25,26の回転動作によってトナーは帯電され、また、各種ローラ23,25,26の回転速度、回転開始/停止のタイミング等が制御部28に制御されることによって、トナー供給口27から現像器528へ、適量のトナーが随時供給される。即ち、制御部28は、現像器528へのトナーの供給を制御する。
制御部28は表示部29を制御して各種のメッセージを表示させる。また、制御部28にはコネクタ17と、トナー量センサ24と、装着検出センサ208とが接続されている。
装着検出センサ208は、トナーカートリッジ1が画像形成装置500本体に装着されたか否かを検出し、装着されていることを検出した場合は、トナーカートリッジ1が画像形成装置500本体に装着されていることを示す装着検出信号を制御部28に与える。
トナー量センサ24は、トナーカートリッジ1のトナー容器22内部のトナー残量を検出し、トナー残量の多寡に対応するトナー残量信号を制御部28に与える。
図5は、本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の制御部が実行するトナー補給処理の手順を示すフローチャートである。
制御部28は、装着検出センサ208から装着検出信号が与えられている場合に、トナー量センサ24から与えられたトナー残量信号に基づいて、トナー容器22内部のトナー残量が所定量以上であるか否かを判定し(S11)、所定量以上である場合は(S11でYES)、S11の処理を繰り返す。
このとき、トナーカートリッジ1のトナー容器22には十分な量のトナーが収容されているため、トナーカートリッジ1から現像器528へ十分な量のトナーが供給され、現像器528から感光体ドラム510へ十分な量のトナーが供給される。更に、転写器513において、感光体ドラム510上に形成されたトナー像が記録用紙Sに転写されることによって、高品質の画像が記録用紙Sに形成される。
トナー容器22内部のトナー残量が所定量未満である場合(S11でNO)、トナー容器22に収容されているトナーの量が不足しているため、制御部28は、装着されているトナーカートリッジ1(即ち空になったトナーカートリッジ1)を新たなトナーカートリッジ1に交換するよう作業者に促すメッセージを表示部29に表示させる(S12)。更に制御部28は、装着検出センサ208から装着検出信号が与えられているか否かを判定し(S13)、装着検出信号が与えられている場合は(S13でYES)、空になったトナーカートリッジ1がまだ画像形成装置500本体に装着されているため、S13の処理を繰り返す。
この状態で画像の形成を行なっても、トナーカートリッジ1から現像器528を介して感光体ドラム510へ、十分な量のトナーが供給されない。この結果、記録用紙Sに形成される画像の品質が劣化する。
作業者は、表示部29に、トナーカートリッジ1を交換するよう促すメッセージが表示されていたら、画像形成装置500本体の図示しない扉を開けて、画像形成装置500本体に装着されているトナーカートリッジ1を取り外す。また、新たなトナーカートリッジ1を準備し、このトナーカートリッジ1の梱包部材Pを除去してから、トナーカートリッジ1を揺動する。ただし、このときはまだトナーカートリッジ1のトナー供給口27を塞いでいるシール21は除去しない。
梱包部材Pが除去されることによって、トナーカートリッジ1ではリセットスイッチ100がオフとなり、計数部206のカウンタ102にてパルスの計数が可能となる。
作業者がトナーカートリッジ1を揺動すると、振り子93の揺動によって錘93bが接点94,94に接触する都度、カウンタ102にてパルスが発生し、発生したパルスの個数が計数される。つまり、カウンタ102の計数結果は、トナーカートリッジ1の揺動回数に対応する。
たとえトナーカートリッジ1の長時間の放置によってトナーカートリッジ1内のトナーが凝集していても、作業者がトナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着する直前にトナーカートリッジ1を十分に揺動することによって、トナーカートリッジ1内のトナーが攪拌され、凝集していたトナーが解れる。
ところで、梱包部材Pが除去されていないトナーカートリッジ1は、たとえ十分に揺動された後でも、即座に画像形成装置500本体に装着されずに長時間放置され、トナーカートリッジ1内のトナーが凝集する虞がある。このため、梱包部材Pが除去される前のトナーカートリッジ1では、リセットスイッチ100がオンとなり、カウンタ102におけるパルスの計数が不可能にされている。
即ち、カウンタ102の計数結果は、作業者がトナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着する直前にトナーカートリッジ1を揺動した回数に対応する。この回数が所定値以上であれば、トナーカートリッジ1内のトナーは十分に攪拌され、解れていると考えられる。
トナーカートリッジ1を揺動し終えた作業者は、このトナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着する。
装着検出センサ208から装着検出信号が与えられなくなった場合(S13でNO)、トナーカートリッジ1が画像形成装置500本体から取り外されたため、制御部28は、トナーカートリッジ1を装着するよう作業者に促すメッセージを表示部29に表示させる(S14)。
S14の処理完了後、制御部28は、装着検出センサ208から装着検出信号が与えられたか否かを判定し(S15)、与えられていない場合は(S15でNO)、新たなトナーカートリッジ1が画像形成装置500本体にまだ装着されていないため、S15の処理を繰り返す。この状態では、当然、画像の形成は実行できない。
装着検出センサ208から装着検出信号が与えられた場合(S15でYES)、新たなトナーカートリッジ1が画像形成装置500本体に装着されたため、制御部28は、コネクタ17を介して計数部206のカウンタ102の計数結果を取得し(S16)、得られた計数結果が所定値以上であるか否かを判定する(S17)。
カウンタ102から得られた計数結果が所定値未満である場合(S17でNO)、トナーカートリッジ1の揺動不足であり、トナーカートリッジ1内のトナーがまだ凝集している可能性があるため、制御部28は、カウンタ102から得られた計数結果と所定値とを表示部29に表示させ(S18)、更に、トナーカートリッジ1の揺動が不足しているのでトナーカートリッジ1を揺動するよう作業者に促すメッセージを表示部29に表示させ(S19)、処理をS13へ戻す。なお、S18又はS19にて、所定値とカウンタ102から得られた計数結果との差を表示することによって、あと何回揺動すればいいのか作業者に報知する構成でもよい。
トナーカートリッジ1を揺動するよう促された作業者は、画像形成装置500本体に装着したばかりの新たなトナーカートリッジ1を一旦取り外して、十分に揺動してから、再び画像形成装置500本体に装着する。
ここで、制御部28は、後述するS20〜S23の処理完了まで、トナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々を作動させない。このため、まだ十分に揺動されていないトナーカートリッジ1から現像器528へのトナーの供給は実行されず、画像は形成されない。
このように、トナーカートリッジ1の揺動不足であれば、画像形成装置500が作業者に対して警告表示を行ない、且つ、まだ十分に揺動されていないトナーカートリッジ1から現像器528へのトナーの供給を禁止するため、作業者は、トナーカートリッジ1を揺動させる必要性を確実に認識する。しかも、作業者がトナーカートリッジ1の揺動回数を正確に計数する必要はない。また、表示部29に表示された計数結果と所定値と(即ち作業者がトナーカートリッジ1を揺動させた回数と、最低限揺動させるべき回数と)を視認することによって、後どの程度トナーカートリッジ1を揺動させればよいのかがわかる。
一方、カウンタ102から得られた計数結果が所定値以上である場合(S17でYES)、トナーカートリッジ1は十分に揺動されて、トナーカートリッジ1内のトナーが解れているため、制御部28は、トナーカートリッジ1をトナー供給口27を塞いでいるシール21を除去するよう作業者に促すメッセージを表示部29に表示させる(S20)。
シール21を除去するよう促された作業者は、トナーカートリッジ1からシール21を除去して、画像形成装置500本体の扉を閉める。画像形成装置500本体の扉の開閉は、図示しない開閉センサが検出し、検出結果を制御部28に与える。
画像形成装置500本体の扉が閉められた後、制御部28は、モータドライバ209,210を介してトナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々を駆動させる(S21)。このとき、トナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々に回転駆動された各種ローラ23,25,26が回転し、トナーカートリッジ1から現像器528へトナーが供給される。
制御部28は、現像器528に近接して設けられている濃度センサの検出結果に基づき、現像器528内のトナー量が十分であるか否かを判定し(S22)、現像器528内のトナーが不足している場合は(S22でNO)、S22の処理を継続する。このとき、各種ローラ23,25,26の回転が継続されて、トナーカートリッジ1から現像器528へトナーが供給され続ける。
現像器528内のトナー量が十分である場合(S22でYES)、制御部28は、モータドライバ209,210を介してトナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々を停止させ(S23)、処理をS11へ戻す。
以上のようなトナー補給処理を実行することによって、画像形成装置500にトナーが補給され、この後、トナーカートリッジ1から現像器528を介して感光体ドラム510へトナーが供給され、画像が形成される。
ここで、トナーカートリッジ1の計数部206は計数手段として機能し、リセットスイッチ100は、梱包検出手段として機能する。
また、制御部28は制御手段及び装置側判定手段として機能し、表示部29は、装置側結果表示手段及び装置側揺動表示手段として機能する。
実施の形態 2.
図6は、本発明の実施の形態2に係るトナーカートリッジが備える計数部を示すブロック図である。
本実施の形態のトナーカートリッジ1は、実施の形態1のトナーカートリッジ1とは異なり、電池97から給電されて作動する制御装置95及び表示パネル96を更に備える。
その他、実施の形態1に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
制御装置95は、CPU、ROM、RAM及びI/Oを一体的に有し、表示パネル96は液晶パネルを用いてなる。制御装置95は表示パネル96を制御して各種のメッセージを表示させる。また、制御装置95はカウンタ102に接続されている。
制御装置95のROMには、揺動回数の所定値n0 が予め記憶されており、トナーカートリッジ1の揺動回数が所定値n0 以上であれば、このトナーカートリッジ1内のトナーは十分に攪拌され、解れていると考えられる。
制御装置95は、カウンタ102の計数結果nを取得し、揺動回数n1 として制御装置95のRAMに記憶する。計数結果n及び揺動回数n1 夫々は、工場出荷時には“0”である。
作業者は、画像形成装置500本体の表示部29に、トナーカートリッジ1を交換するよう促すメッセージが表示されていたら、実施の形態1のトナーカートリッジ1を用いる場合と同様に、画像形成装置500本体の扉を開けて、画像形成装置500本体に装着されているトナーカートリッジ1を取り外し、新たなトナーカートリッジ1を準備する。次いで、準備したトナーカートリッジ1の梱包部材Pを除去してから、トナーカートリッジ1を揺動する。ただし、このときはまだトナーカートリッジ1のトナー供給口27を塞いでいるシール21は除去しない。
トナーカートリッジ1を揺動し終えた作業者は、このトナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着する前に、トナーカートリッジ1の表示パネル96を視認する。
図7は、本発明の実施の形態2に係るトナーカートリッジの制御装置が実行する揺動支援処理の手順を示すフローチャートである。
制御装置95は、計数部206のカウンタ102の計数結果nを取得し(S31)、得られた計数結果nが、制御装置95のRAMに記憶されている揺動回数n1 よりも大きいか否かを判定し(S32)、n≦n1 である場合は(S32でNO)、前回のS31の処理完了後にトナーカートリッジ1が揺動されていないか、又はリセットスイッチ100がオンであるため、処理をS31へ戻す。
n>n1 超過である場合(S32でYES)、前回のS31の処理完了後にトナーカートリッジ1が揺動されたため、制御装置95は、計数結果nを揺動回数n1 に代入してRAMに記憶させ(S33)、更に、揺動回数n1 が、制御装置95のROMに記憶されている所定値n0 以上であるか否かを判定する(S34)。
1 <n0 である場合(S34でNO)、制御装置95は、トナーカートリッジ1の揺動回数が不足しているため、トナーカートリッジ1を更に揺動させるべき回数(以下、残り回数という)n2 を算出する(S35)。具体的には制御装置95は、n0 からn1 を減算した結果を残り回数n2 に代入(即ちn2 ←n0 −n1 )してRAMに記憶させる。
更に制御装置95は、揺動回数n1 と残り回数n2 とを表示パネル96に表示させ(S36)、また、トナーカートリッジ1の揺動が不足しているのでトナーカートリッジ1を揺動するよう作業者に促すメッセージを表示パネル96に表示させ(S37)、処理をS31へ戻す。なお、S36にて、残り回数n2 のみを表示してもよい。
トナーカートリッジ1を揺動するよう促された作業者は、表示パネル96に表示された揺動回数n1 と残り回数n2 とを参考にして、トナーカートリッジ1を更に揺動する。
このように、トナーカートリッジ1の揺動不足であれば、トナーカートリッジ1が作業者に対して警告表示を行なうため、作業者は、トナーカートリッジ1を揺動させる必要性を認識する。しかも、作業者がトナーカートリッジ1の揺動回数を正確に計数する必要はない。
一方、n1 ≧n0 である場合(S34でYES)、トナーカートリッジ1は十分に揺動されて、トナーカートリッジ1内のトナーが解れているため、制御装置95は、トナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着するよう作業者に指示するメッセージを表示パネル96に表示させて(S38)、揺動支援処理を終了する。
トナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着するよう指示された作業者は、トナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着してから、トナーカートリッジ1のトナー供給口27を塞いでいるシール21を除去して、画像形成装置500本体の扉を閉める。
画像形成装置500本体の扉が閉められた後、画像形成装置500本体の制御部28が、モータドライバ209,210を介してトナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々を駆動させる。このとき、トナー搬送モータ205及びトナー攪拌モータ207夫々に回転駆動された各種ローラ23,25,26が回転し、トナーカートリッジ1から現像器528へトナーが供給される。即ち、画像形成装置500にトナーが補給される。
揺動支援処理におけるこのようなトナーカートリッジ1の制御装置95は判定手段として機能し、表示パネル96は、結果表示手段及び揺動表示手段として機能する。
以上のようなトナーカートリッジ1を用いる場合、作業者は、トナーカートリッジ1を画像形成装置500本体に装着する前に、トナーカートリッジ1の揺動の必要性を認識する。このため、トナーカートリッジ1が揺動不足である場合に、画像形成装置500本体に一旦装着したトナーカートリッジ1を取り外して揺動してから再び装着する手間が省ける。
実施の形態 3.
図8は、本発明の実施の形態3に係るトナーカートリッジが備える振り子の揺動方向を模式的に示す側面図であり、図9は、このトナーカートリッジに収容されているトナーの量の分布を模式的に示す側面図である。
本実施の形態のトナーカートリッジ1は、実施の形態1,2のトナーカートリッジ1と略同様の構成であるが、図8に示すように、振り子93が、トナーカートリッジ1の長手方向(図8中、矢符方向。以下、単に長手方向という)に沿う方向に揺動し、2個の接点94,94が長手方向に離隔配置されている。
更に詳細には、振り子93は、支点93aを中心に、支点93aから吊り下げられている錘93bが長手方向に沿う方向に往復移動して接点94,94に交互に接触する。なお、振り子ユニット101に、錘93bの往復移動が長手方向に沿う方向に制限されるよう錘93bの揺動を案内する案内部が設けられていてもよい。
その他、実施の形態1,2に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
接点94,94が長手方向に離隔配置されているため、たとえ振り子93が複数方向に揺動可能であっても、作業者がトナーカートリッジ1を長手方向に揺動することによって振り子93が長手方向に沿う方向に揺動した場合に、錘93bが接点94に当接して、トナーカートリッジ1の揺動回数が計数される。また、トナーカートリッジ1が長手方向以外の方向(例えば長手方向に直交する方向)に揺動されても、カウンタ102の計数結果がインクリメントされることはほとんどない。
ここで、トナーカートリッジ1においては、図9(a)に示すように、収容しているトナーTの長手方向のトナー量の分布が不均一になることがある。長手方向のトナー量の分布が不均一であると、トナー量センサ24がトナー容器22内部のトナー残量を正確に検出できなかったり、トナーカートリッジ1から現像器528へ供給されるトナーTの長手方向のトナー量分布が不均一になって、記録用紙Sに形成される画像の画質が劣化したりする。このような不都合を抑制するために、トナーカートリッジ1を長手方向に揺動する必要がある。
作業者が、長手方向にトナーカートリッジ1を揺動し、揺動回数が所定値以上に達した場合、図9(b)に示すように、トナーカートリッジ1が収容しているトナーTの長手方向のトナー量の分布が均一になる。
実施の形態 4.
図10は、本発明の実施の形態4に係るトナーカートリッジが備える振り子ユニットの構成を示す正面図であり、図11は、本発明の実施の形態4に係るトナーカートリッジが備える振り子ユニットの構成を示す側面図である。
本実施の形態のトナーカートリッジ1は、実施の形態1,2のトナーカートリッジ1と略同様の構成であるが、実施の形態1,2の振り子ユニット101の代わりに、振り子ユニット88が備えられている。
その他、実施の形態1,2に対応する部分には同一符号を付してそれらの説明を省略する。
実施の形態3で説明したように、トナーカートリッジ1においては、収容しているトナーの長手方向(図11中、矢符方向)のトナー量の分布が不均一になることがあるため、長手方向に揺動される必要がある。
また、トナーは自重によって凝縮するため、上下方向(図10中、白抜矢符方向)に揺動される必要がある。
従って、作業者は、トナーカートリッジ1を長手方向及び上下方向夫々に揺動する。
振り子ユニット88は、複数方向に揺動する振り子90と、振り子90の揺動方向夫々に対応して配置されている接点91,91,92とで構成されている。
振り子90は、支点90aを中心に、錘90bが長手方向に往復移動して接点91,91に交互に接触し、更に、上下方向に往復移動して、上方に配された接点92と下方に配された受け皿89とに接触するよう構成されている。受け皿89は、振り子90の長手方向の揺動を案内する案内部として機能する。
振り子90及び接点91,91,92は夫々導電性を有し、支点90aと、接点91,91とはカウンタ102に接続されていて、錘90bが一方の接点91又は接点92に接触することによって支点90aと接点91又は接点92とが電気的に導通する。
カウンタ102は、リセットスイッチ100がオフであり、且つ、支点90aと接点91又は接点92とが電気的に導通した場合にパルスを発生させ、発生したパルスを計数するようにしてある。従って、カウンタ102の計数結果は、トナーカートリッジ1が上下方向及び長手方向に揺動された回数の合計に対応する。カウンタ102の計数結果の計数結果が所定値以上である場合、長手方向のトナー量の分布は均一になり、また、トナーが十分に攪拌されて解れると考えられる。
なお、上下方向の揺動回数及び長手方向の揺動回数夫々を個別に計数して、各計数結果が所定値以上であるか否かを判定する構成でもよい。
本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の内部構成を略示する正面図である。 本発明の実施の形態1に係るトナーカートリッジが画像形成装置に装着されている状態を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係るトナーカートリッジが梱包されている状態を示す縦断面図である。 本発明の実施の形態1に係るトナーカートリッジが備える計数部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態1に係る画像形成装置の制御部が実行するトナー補給処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態2に係るトナーカートリッジが備える計数部を示すブロック図である。 本発明の実施の形態2に係るトナーカートリッジの制御装置が実行する揺動支援処理の手順を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態3に係るトナーカートリッジが備える振り子の揺動方向を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態3に係るトナーカートリッジに収容されているトナーの量の分布を模式的に示す側面図である。 本発明の実施の形態4に係るトナーカートリッジが備える振り子ユニットの構成を示す正面図である。 本発明の実施の形態4に係るトナーカートリッジが備える振り子ユニットの構成を示す側面図である。
符号の説明
1 トナーカートリッジ
100 リセットスイッチ(梱包検出手段)
102 カウンタ
206 計数部(計数手段)
28 制御部(制御手段,装置側判定手段)
29 表示部(装置側結果表示手段,装置側揺動表示手段)
500 画像形成装置
510 感光体ドラム(感光体)
513 転写器(転写手段)
528 現像器(現像手段)
90,93 振り子
91,92,94 接点
95 制御装置(判定手段)
96 表示パネル(結果表示手段,揺動表示手段)
S 記録用紙(記録シート)
T トナー

Claims (10)

  1. トナーを収容し、収容しているトナーが、揺動されることによって攪拌されるトナーカートリッジにおいて、
    揺動された回数を計数する計数手段と、
    梱包されていることを検出する梱包検出手段と
    を備え
    前記計数手段は、前記梱包検出手段が、梱包されていることを検出している場合は、計数結果を“0”に維持するようにしてあることを特徴とするトナーカートリッジ。
  2. 前記計数手段は、
    少なくとも一方向に揺動する振り子と、
    該振り子が接触する接点と、
    前記振り子が前記接点に接触した回数を計数するカウンタと
    を有することを特徴とする請求項1に記載のトナーカートリッジ。
  3. 柱状であり、
    前記振り子は、その長手方向に沿う方向に揺動するようにしてあることを特徴とする請求項に記載のトナーカートリッジ。
  4. 前記振り子は、複数方向に揺動するようにしてあり、
    前記接点は、前記振り子の複数の揺動方向夫々に対応して配置されていることを特徴とする請求項に記載のトナーカートリッジ。
  5. 前記計数結果を表示する結果表示手段を更に備えることを特徴とする請求項1からの何れかひとつに記載のトナーカートリッジ。
  6. 前記計数結果が所定値以上であるか否かを判定する判定手段と、
    該判定手段が否と判定した場合に、揺動すべき旨を表示する揺動表示手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項1からの何れかひとつに記載のトナーカートリッジ。
  7. 感光体の表面に形成された静電潜像にトナーを付着させてトナー像を顕像化する現像手段と、
    該現像手段によって顕像化されたトナー像を記録シートに転写する転写手段と
    を備え、
    請求項1から6の何れかひとつに記載のトナーカートリッジが着脱可能に装着され、装着されたトナーカートリッジに収容されているトナーが前記現像手段へ供給される画像形成装置であって、
    前記トナーカートリッジが有する計数手段の計数結果に基づいて、前記現像手段へのトナーの供給を制御する制御手段を備えることを特徴とする画像形成装置。
  8. 前記制御手段は、
    前記計数結果が所定値以上であるか否かを判定する手段と、
    該手段が否と判定した場合、前記供給を禁止する手段と
    を有することを特徴とする請求項に記載の画像形成装置。
  9. 前記計数結果を表示する装置側結果表示手段を更に備えることを特徴とする請求項又はに記載の画像形成装置。
  10. 前記計数結果が所定値以上であるか否かを判定する装置側判定手段と、
    該装置側判定手段が否と判定した場合に、トナーカートリッジを揺動すべき旨を表示する装置側揺動表示手段と
    を更に備えることを特徴とする請求項からの何れかひとつに記載の画像形成装置。
JP2007186196A 2007-06-20 2007-07-17 トナーカートリッジ及び画像形成装置 Active JP4443590B2 (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007186196A JP4443590B2 (ja) 2007-07-17 2007-07-17 トナーカートリッジ及び画像形成装置
CN2008101253632A CN101329534B (zh) 2007-06-20 2008-06-20 调色剂盒及图像形成装置
CN2010101299864A CN101813903B (zh) 2007-06-20 2008-06-20 调色剂盒及图像形成装置
US12/142,947 US7978989B2 (en) 2007-06-20 2008-06-20 Toner cartridge and image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007186196A JP4443590B2 (ja) 2007-07-17 2007-07-17 トナーカートリッジ及び画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009025414A JP2009025414A (ja) 2009-02-05
JP4443590B2 true JP4443590B2 (ja) 2010-03-31

Family

ID=40397291

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007186196A Active JP4443590B2 (ja) 2007-06-20 2007-07-17 トナーカートリッジ及び画像形成装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4443590B2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6380327B2 (ja) * 2015-10-19 2018-08-29 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 在庫管理装置及び在庫管理方法
JP2018197785A (ja) * 2017-05-23 2018-12-13 シャープ株式会社 画像形成装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009025414A (ja) 2009-02-05

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5323125B2 (ja) 画像形成装置
JP3437523B2 (ja) トナー補給装置
JP2009047739A (ja) トナー補給装置、現像装置、および画像形成装置
US11402782B2 (en) Image forming apparatus and control method thereof
JP4883209B2 (ja) 画像形成装置
CN113574467A (zh) 成像设备
JP4810877B2 (ja) 画像形成装置
JP2018173526A (ja) 画像形成装置およびカートリッジ
JP4443590B2 (ja) トナーカートリッジ及び画像形成装置
JP7322466B2 (ja) 画像形成装置
CN113574463A (zh) 成像设备
JP2019191476A (ja) 画像形成装置
JP5799152B2 (ja) 画像形成装置
JP2008051879A (ja) 画像形成装置
JP3340119B2 (ja) 現像剤補給装置
JP5684159B2 (ja) 画像形成装置
JP4994504B2 (ja) 画像形成装置
JP2008090210A (ja) 画像形成装置
JP2021092671A (ja) 画像形成装置、基準値出力方法及びプログラム
JP2021081641A (ja) 画像形成装置
JP6069879B2 (ja) 画像形成装置
JP5678465B2 (ja) 画像形成装置
JP2018066952A (ja) 画像形成装置
JP2022117334A (ja) 画像形成装置および制御方法
JP2019020510A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090622

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090714

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090826

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091215

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20100112

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4443590

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130122

Year of fee payment: 3