JP4438810B2 - 曲編集装置およびプログラム - Google Patents
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Description
かかる発明によれば、ユーザは、ポインティングデバイスの操作により、各タイムスロットにおいて再生する素片データを選択し、所望のシーケンスデータを作成することができる。従って、簡単な操作により自由自在に多彩な曲を編集することができる。
図1はこの発明の一実施形態である曲編集装置の構成を示すブロック図である。この曲編集装置は、例えばパーソナルコンピュータなどのコンピュータにこの発明による曲編集プログラムの一実施形態である2次元グラフィカルミュージックシーケンサをインストールしたものである。
Centroid が低い素片データを示すマス目は下底が上底よりも長い台形に変形させ、Spectral
Centroidが高い素片データを示すマス目は上底が下底よりも長い台形に変形させて表示させる。
a1.素片データ記憶エリア201に記憶された素片データ毎に、特徴量記憶エリア202に記憶された当該素片データの各特徴量の中から特徴量曲線が示す特徴量と同一種類の特徴量を選択する。
b1.タイムスロット毎に、そのタイムスロットにおいて特徴量曲線が示す特徴量と、上記a1において選択した各素片データの特徴量とを比較し、各素片データの特徴量のうち特徴量曲線が示す特徴量と最も近い特徴量を求め、その最も近い特徴量を持った素片データを素片データ記憶エリア201に記憶された各素片データの中から選択する。
そして、第2の素片データ選択部134は、このようにしてタイムスロット毎に選択した素片データを指定するシーケンスデータを作成し、シーケンスデータ記憶エリア203に書き込む。
a2.素片データ記憶エリア201に記憶された素片データ毎に、特徴量記憶エリア202に記憶された当該素片データの各特徴量の中からM種類の特徴量曲線が示すM種類の特徴量と同一種類の特徴量を選択し、この選択したM種類の特徴量を成分とするM次元の特徴量ベクトルを構成する。
b2.タイムスロット毎に、そのタイムスロットにおいてM種類の特徴量曲線が示す各特徴量を成分とするM次元の特徴量ベクトルを構成し、この特徴量曲線から得られた特徴量ベクトルと、上記a2において構成した各素片データの特徴量ベクトルとを比較する。そして、上記a2において構成した各素片データの特徴量ベクトルの中から、特徴量曲線から得られた特徴量ベクトルとの類似度が最も高い特徴量ベクトル(具体的にはM次元のベクトル空間において特徴量曲線から得られた特徴量ベクトルとの距離が最も短い特徴量ベクトル)を選択し、その類似度が最も高い特徴量ベクトルを持った素片データを素片データ記憶エリア201に記憶された各素片データの中から選択する。
そして、第2の素片データ選択部134は、このようにしてタイムスロット毎に選択した素片データを指定するシーケンスデータを作成し、シーケンスデータ記憶エリア203に書き込む。
(i)第1のモードにおいてポインティングデバイス4aの操作によりシーケンスデータを作成する。
(ii)第2のモードに切り換え、所望の種類の特徴量を指定して、第1のモードにおいて作成したシーケンスデータに対応した特徴量曲線を表示させ、その特徴量曲線を修正し、この修正を反映した内容をシーケンスデータを作成する。
(iii)再び第1のモードに戻し、上記(ii)において作成したシーケンスデータをポインティングデバイス4aの操作により修正する。
この他にも様々な態様でシーケンスデータの編集が可能である。
(1)2次元グラフィカルミュージックシーケンサ61は、その一部または全部のプログラムを電子回路に置き換えてもよい。
(2)第2のモードにおける特徴量等のデータの入力および表示に3次元座標の入力手段や表示手段(ポインティングデバイスやモーションキャプチャによる入力)を用いてもよい。
(3)上記実施形態では、2次元マップ31において各素片データを示すマス目の表示態様を素片データの特徴量に応じて変化させるようにしたが、表示態様における模様や彩度、色相は任意である。
(4)曲データを拍単位に分割して素片データを生成する際、複数拍や(1/2)拍、(1/4)拍などを単位としてもよい。あるいは曲データが示す波形においてアタック部を検出し、検出した各アタック部から0.5秒の各区間の波形を示すデータを素片データとしてもよい。
Claims (4)
- 表示部と、
第1の座標軸および第2の座標軸からなる2次元座標系における位置を指示する操作を受け付け、指示された位置の前記第1の座標軸方向の成分である第1の座標値と第2の座標軸方向の成分である第2の座標値を発生するポインティングデバイスと、
各々、オーディオ波形を示す複数の素片データを記憶する素片データ記憶手段と、
前記ポインティングデバイスの操作により指示される位置に基づき、ある時間長の再生期間を分割した複数のタイムスロットの各々において楽音として再生する素片データを示すシーケンスデータを生成する手段であって、前記ポインティングデバイスの操作により指示された位置の第1の座標値に基づいて、楽音の再生を行うタイムスロットを決定し、同位置の第2の座標値に基づいて、同タイムスロットにおいて楽音として再生する素片データを前記素片データ記憶手段に記憶された複数の素片データの中から選択するシーケンスデータ生成手段と、
前記シーケンスデータ生成手段により生成されるシーケンスデータを記憶するシーケンスデータ記憶手段と、
前記再生期間の各タイムスロットにおいて前記素片データ記憶手段に記憶された複数の素片データのうち楽音として再生する素片データを示す2次元マップを前記シーケンスデータに従って前記表示部に表示させるシーケンスデータ表示手段と、
前記シーケンスデータ記憶手段に記憶されたシーケンスデータに従って、各タイムスロットにおいて楽音として再生する素片データを素片データ記憶手段から順次読み出し、この素片データを楽音として再生する再生手段と、
を具備し、
前記シーケンスデータ生成手段は、
素片データの選択に用いる複数種類の特徴量を前記ポインティングデバイスにより指定させるとともに、前記ポインティングデバイスを介して取得される第1の座標値および第2の座標値に基づき、前記第1の座標軸および第2の座標軸からなる2次元座標系内の曲線であって、第1の座標値が時刻を示し、第2の座標値が同時刻における楽音の特徴量を示す特徴量曲線を特徴量の種類毎に生成する特徴量曲線生成手段と、前記特徴量曲線生成手段により生成される複数の特徴量曲線を前記表示部に2次元表示させる特徴量曲線表示手段と、タイムスロット毎に、前記複数の特徴量曲線の各々が示す特徴量に最も近い特徴量を有する素片データを前記素片データ記憶手段に記憶された各素片データの中から選択する素片データ選択手段と、を有する
ことを特徴とする曲編集装置。 - 前記素片データ記憶手段に記憶された複数の素片データの各々について、各々が示すオーディオ波形の少なくとも1種類の特徴量を記憶する特徴量記憶手段を具備し、
前記シーケンスデータ表示手段は、前記2次元マップを前記シーケンスデータに従って前記表示部に表示させるとき、各タイムスロットにおいて楽音として再生する素片データの前記2次元マップでの表示態様を前記特徴量記憶手段に記憶された当該素片データの特徴量に基づいて決定することを特徴とする請求項1に記載の曲編集装置。 - 前記再生手段が、前記シーケンスデータ記憶手段に記憶されたシーケンスデータに従って、各タイムスロットにおいて楽音として再生する素片データを素片データ記憶手段から順次読み出し、この素片データを楽音として再生する期間、前記シーケンスデータ表示手段は、前記2次元マップにおいて、現在、楽音として再生されている素片データを他の素片データとは異なった表示態様で表示させることを特徴とする請求項1または2に記載の曲編集装置。
- コンピュータに、
ポインティングデバイスの操作により指示される位置に基づき、所定時間長の再生期間を分割した所定個数のタイムスロットの各々において楽音として再生する素片データを示すシーケンスデータを生成し、シーケンスデータ記憶手段に記憶させる処理であって、ポインティングデバイスの操作により指示された位置の第1の座標値に基づいて、楽音の再生を行うタイムスロットを決定し、同位置の第2の座標値に基づいて、同タイムスロットにおいて楽音として再生する素片データを記憶手段に記憶された複数の素片データの中から選択するシーケンスデータ生成処理であって、素片データの選択に用いる複数種類の特徴量を前記ポインティングデバイスにより指定させるとともに、前記ポインティングデバイスを介して取得される第1の座標値および第2の座標値に基づき、前記第1の座標軸および第2の座標軸からなる2次元座標系内の曲線であって、第1の座標値が時刻を示し、第2の座標値が同時刻における楽音の特徴量を示す特徴量曲線を特徴量毎に生成する特徴量曲線生成処理と、前記特徴量曲線生成処理により生成される複数の特徴量曲線を表示部に2次元表示させる特徴量曲線表示処理と、タイムスロット毎に、前記複数の特徴量曲線の各々が示す特徴量に最も近い特徴量を有する素片データを前記素片データ記憶手段に記憶された各素片データの中から選択する素片データ選択処理と、を含むシーケンスデータ生成処理と、
前記再生期間の各タイムスロットにおいて前記記憶手段に記憶された複数の素片データのうち楽音として再生する素片データを示す2次元マップを前記シーケンスデータ生成処理により生成されたシーケンスデータに従って表示部に表示させるシーケンスデータ表示処理と、
前記シーケンスデータ記憶手段に記憶されたシーケンスデータに従って、各タイムスロットにおいて楽音として再生する素片データを記憶手段から順次読み出し、この素片データを楽音として再生する再生処理と
を実行させることを特徴とする曲編集プログラム。
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