JP4438648B2 - 入力装置 - Google Patents

入力装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4438648B2
JP4438648B2 JP2005068867A JP2005068867A JP4438648B2 JP 4438648 B2 JP4438648 B2 JP 4438648B2 JP 2005068867 A JP2005068867 A JP 2005068867A JP 2005068867 A JP2005068867 A JP 2005068867A JP 4438648 B2 JP4438648 B2 JP 4438648B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
input
capacitance
input key
input device
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005068867A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006253000A (ja
Inventor
邦生 佐藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Alps Alpine Co Ltd
Original Assignee
Alps Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Alps Electric Co Ltd filed Critical Alps Electric Co Ltd
Priority to JP2005068867A priority Critical patent/JP4438648B2/ja
Publication of JP2006253000A publication Critical patent/JP2006253000A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4438648B2 publication Critical patent/JP4438648B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Landscapes

  • Input From Keyboards Or The Like (AREA)
  • Switches That Are Operated By Magnetic Or Electric Fields (AREA)
  • Push-Button Switches (AREA)

Description

本発明は、静電容量変化型センサを用いて入力される入力装置に係り、特に、複数の入力キーを有する小型携帯端末機などの入力装置に好適に利用可能となる入力装置に関する。
一般に、複数の入力キーを有する入力装置は、パーソナルコンピュータのキーボード、電卓、携帯電話機などのテンキーや十字キーなどに広く用いられている。このような入力装置として、現在、様々な入力方式のものが存在しているが、その中でも、静電容量変化型近接センサを用いて形成された入力装置は、他のセンサを用いて形成された入力装置と比較して、薄型化および低廉化をより効率的に図ることができるものである。
図12は、この種の静電容量変化型の入力装置101の一例を示している。この入力装置101は、表面シートに印刷成形された入力キー102と、この入力キー102と対向する位置に配設された平板状の電極103と、この電極103の静電容量Cの変化を検出する制御部とによって形成されている。そして、入力キー102に人体Hが接近または接触することによって発生する電極103の静電容量Cの変化をその制御部(図示せず)が検出するため、所望のキー入力を行なうことが可能となっている(特許文献1を参照)。これによって、例えばシート状の入力デバイスなどに用いることが可能となる。
また、前述した静電容量変化型の入力装置101は、プッシュ式の入力装置としても用いることが可能となっている。例えば、図13および図14に示すように、この静電容量変化型の入力装置101は、基板106に形成された環状の電極103に金属製の反転ドーム105を固着させ、その反転ドーム105の頭部と対向するように押下自在の入力キー102が配設されている。また、接地している接点部材107が、電極103と絶縁状態を保ちながらその電極103の中心に形成されている。そのため、人体Hが入力キー102に近接した際には、図13(a)に示すように、電極103と接触している反転ドーム105の静電容量Cの変化を検出することによって、近接によるキー入力を行なうことが可能となっている。また、入力キー102に接触した人体Hがその入力キー102を押下した際には、図13(b)に示すように、反転ドーム105の形状が凹入して反転する方向に変化することによって、中心にある接点部材107と接触し、反転ドーム105を介して接点部材107と接触した電極103の静電状態(接地状態になると電極103の電荷が0となる)を検出することによって、入力キー102の押下によるキー入力を行なうことが可能となっている(特許文献2を参照)。これによって、静電容量変化型の入力装置101においても良好なクリック感を得ることが可能となる。また、人体Hを入力キー102へ接触させてから押下するといった2段階のスイッチング動作が可能となるため、例えばデジタルカメラのシャッターボタンなどの2段式スイッチに用いることが可能となっている。
ここで、前述した近接状態のみ検出する入力装置、もしくは近接状態および押下状態の両方を検出する入力装置とのどちらの静電容量変化型の入力装置101においても、基板106に形成された電極103の静電容量Cを検出することによって入力された入力キー102を検出するため、その大前提として、電極103の静電容量Cを変化させることが必要となる。ここで、この電極103の静電容量Cは、被検出体(人体H)と電極103との対向面積Shに比例し、被検出体(人体H)から電極103までの対向距離dに反比例する関係を有している(後述の数1式を参照)。また、それら対向面積Shおよび対向距離dが変化することによって、その電極103の静電容量Cを変化させることが可能となっている(特許文献1および2を参照)。
特開2004−201175号公報 特開2004−334738号公報
しかしながら、静電容量変化型の入力装置101において、前述した対向距離dは、無制限に設定することのできる値ではなく、電極103の静電容量の変化を制御部が検出可能な距離、即ち、動作距離の範囲内に設定しなければ入力装置101が動作することのないために、上限が決められた値となっている。そのため、入力キー102の前面(人体Hが近接する面)から電極103までの配設距離となる対向距離dは極めて短い距離に制限されてしまう場合があるという問題があった。
例えば、図12に示すように、入力キー102と基板106との間に形成された空気層が0.6〜0.9mm程度の厚みをもって介在している場合、入力キー102などの固体と比較して空気の比誘電率が極めて小さいことから、その入力キー102は0.3〜0.6mm程度の厚みに制限されることとなる。その結果、対向距離dの最大は1.2mm程度に限られてしまうこととなる。つまり、静電容量変化型の入力装置101を他の電子機器に配設する際、その対向距離dは前述したような短い距離に制限されてしまうため、あまり好ましいとはいえない。
また、図13および14に示すように、押下自在の入力キー102の背後に金属製反転ドーム105を配設して、良好なクリック感およびメカニカル接点スイッチ機能を得た静電容量変化型の入力装置101の場合、動作距離となる対向距離d’は入力キー102の前面から反転ドーム105の頭部までの距離であるため、前述した入力キー102の前面から電極103までの対向距離d(図12を参照)よりも短くなる。しかし、クリック感を向上させるために形成されている入力キーの凸部102aによって、対向面積Sが小さくなるため、入力キー102が金属製の反転ドーム105に接触している状態においても、その対向距離dは前述したような短い距離に制限されてしまうという問題を解決するまでには至っていなかった。
そこで、本発明はこれらの点に鑑みてなされたものであり、基板上に形成された電極の形状を変化させることなく入力装置の動作距離を長くすることが可能となる入力装置を提供することを本発明の目的としている。
また、本発明の他の目的としては、入力装置の動作距離を長くするとともに良好なクリック感を得ることが可能となる入力装置を提供することとしている。
さらに、本発明の他の目的としては、入力装置の動作距離を長くするとともに様々な入力キーの形状に適用することが可能となる入力装置を提供することとしている。
前述した目的を達成するため、本発明の入力装置は、その第1の態様として、基板上に形成された第1の電極と、第1の電極に対向して配設されている誘電体製の入力キーと、第1の電極から入力キーの前面までの間に配設されている非接地状態の第2の電極と、第1の電極の静電容量の変化を検出する静電容量検出手段とを備えている。そして、第1の態様の入力装置における第1の電極と第2の電極との間に、それら相互に接触して配設されている導電部材を備えていることを特徴としている。さらに、第2の電極は、入力キーの前面に接近した人体によって第2の電極の静電容量が変化する位置に配設されていることを特徴としている。
本発明の第1の態様によって、第1の電極の静電容量を変化させる動作距離は、操作者の指先(被検出体)から第2の電極までの距離となるため、操作者の指先(被検出体)から電極(本発明においては第1の電極)の表面までの動作距離を従来よりも長くすることが可能となる。
本発明の入力装置の第2の態様は、その第1の態様の入力装置に備わる入力キーが押下自在に形成されており、かつ導電部材が入力キーの押下方向に対して反転力を生じるように形成されていることを特徴としている。
本発明の第2の態様によって、キー入力時に良好なクリック感を与えることが可能となる。
本発明の入力装置の第3の態様は、その第2の態様の入力装置に備わる第1の電極と絶縁されて基板上に形成された接点部材が、入力キーの押下の際に、第2の電極もしくは導電部材と接触する位置に配設されていることを特徴としている。
本発明の第3の態様によって、近接スイッチの機能にメカニカル接点スイッチの機能を付加することが可能となる。
本発明の入力装置の第4の態様は、その第1から第3のいずれか1の態様の入力装置に備わる入力キーは、複数個配設された第1の電極の対向位置を覆うように一体に形成されていることを特徴としている。
本発明の第4の態様によって、入力キーと第1の電極とを一対一に対応させて配設する必要がなくなるため、例えば方向キーなどに対しても本発明を用いることが可能となる。
本発明の入力装置の第5の態様は、その第1から第4のいずれか1の態様の入力装置に備わる静電容量検出手段が、クロック信号を発生するクロック信号生成手段と、入力キーに人体が接近または接触したときの電極の静電容量に応じてクロック信号に遅延処理を行なう遅延手段と、遅延処理がなされたクロック信号と遅延処理がなされていないクロック信号とを入力し、遅延処理がなされたクロック信号の遅延量に応じて出力信号を出力する論理積手段と、論理積手段の出力信号を平滑化してアナログ信号にする平滑手段と、アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、得られたディジタル信号に基づいて人体が接近または接触した入力キーを検出する制御部とを有して形成されていることを特徴としている。
本発明の第5の態様によって、容易成形性および検出確実性を有する静電容量検出手段を形成することが可能となる。
本発明の入力装置によって、動作距離を長くすることが可能となるため、入力キーの厚さの許容範囲が従来よりも拡大するという効果を奏する。
また、本発明は、従来の静電容量変化型入力装置と比較して大きな設計変更を要することがないため、動作距離の向上が迅速かつ安価に行えるという効果を奏する。
以下、図1から図11を参照しながら本発明の入力装置の5つの実施形態を説明する。
ここで、図1から図11について説明する。図1は本発明の入力装置の第1の実施形態の断面図を示したものである。図2は第1から第5の実施形態に係る静電容量検出手段を示している。図3はグラフを用いて第1の電極の静電容量の変化の一例を示している。図4は本発明の入力装置の第2の実施形態の断面図を示したものである。図5は、図4に示した導電部材を斜視的に示している。図6は本発明の入力装置の第3の実施形態の断面図を示したものである。図7は図6に示した反転ドーム形状の導電部材を斜視的に示している。図8は本発明の入力装置の第4の実施形態の断面図を示したものである。図9は図8に示した第2の電極と一体形成された導電部材を斜視的に示している。図10は本発明の入力装置の第5の実施形態を斜視的に示したものである。そして、図11は図10の11−11矢視断面図を示したものである。
(1)第1実施形態
第1実施形態の入力装置1は、図1に示すように、コンピュータ、電卓、携帯電話機、PDAなどの入力装置として、それらの電子機器内に配設されている。この入力装置1は、入力キー2、基板6、第1の電極3、第2の電極4および第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する静電容量検出手段(図1においては図示せず)とを備えている。
入力キー2は、シート状に形成された誘電体製の表面シート上に印刷成形されている。また、この入力キー2の背面には、図1に示すように、平板状に形成された非接地状態の第2の電極4が印刷形成されている。そして、入力キー2の厚さd2は、その前面に人体が接近した際、第2の電極4の静電容量C2を変化させることが可能な距離を超えない程度に形成されている。具体的には、2.1〜2.4mm程度となっている。なお、従来の入力キーの厚さは、0.3〜0.6mm程度である。
絶縁性を有する基板6上には、平板状の第1の電極3が入力キー2および第2の電極4と対向するように形成されている。つまり、第1の電極3と第2の電極4は、平行平板コンデンサの関係となるように形成されている。また、第1の電極3と第2の電極4との対向距離d1は、第2の電極4が存在することによって第1の電極3の静電容量C1が変化する位置関係を有して設定されている。具体的には、0.6〜0.9mm程度となっており、この設定値は従来のものと同程度となっている。
第1の電極3と接続している導線の一端には、当該第1の電極3(A、B、C・・・)の静電容量C1の変化を検出する静電容量検出手段が接続されている。この静電容量検出手段は、図2に示すように、第1の電極3の形成個数分だけ用意された検出チャンネルCH(1、2、3、・・・)と、検出チャンネルCHと接続している制御部16とを有して形成されている。また、各検出チャンネルCHは、クロック信号生成手段11、遅延手段12(A、B、C、・・・)、論理積手段13(A、B、C、・・・)、平滑手段14(A、B、C、・・・)およびA/D変換手段15(A、B、C、・・・)を有して形成されている。
クロック信号生成手段11は、所定の周波数からなる規則的なパルス信号を連続的に出力するように形成されている。このクロック信号生成手段11の一方の出力端子は遅延手段12の入力端子と接続しており、その他方の出力端子は論理積手段13の入力端子と接続している。なお、各検出チャンネルCHは、クロック信号生成手段11を共用するように形成されている。
遅延手段12は、抵抗R(1、2、3、・・・)および前述した第1の電極3を有して形成されている。この遅延手段12の出力端子は論理積手段13の入力端子と接続している。
論理積手段13は、ANDゲート回路を用いて形成されている。この論理積手段13の2つの入力端子は、前述したように、クロック信号生成手段11および遅延手段12の出力端子と接続している。そして、論理積手段13の出力端子は、平滑手段14の入力端子と接続している。
論理積手段13の出力端子と接続している平滑手段14は、抵抗r(1、2、3、・・・)およびコンデンサc(1、2、3、・・・)を有する平滑回路によって形成されている。この平滑手段14の出力端子はA/D変換手段15(A、B、C・・・)の入力端子と接続している。
平滑手段14と接続しているA/D変換手段15は、A/Dコンバータを用いて形成されている。このA/D変換手段15の出力端子は、制御部16に形成された検出チャンネルCH用の入力端子の1つと接続している。
各検出チャンネルCHが接続された制御部16は、演算処理を行なうCPU(図示せず)を有して形成されている。また、この制御部16は、各検出チャンネルCHに形成された各第1の電極3の静電容量C1の変化を検出しすることによって、複数の入力キー2の中から人体Hが接触もしくは近接された入力キー2を検出するように形成されている。
次に、第1実施形態の入力装置1の作用について説明する。
本実施形態の入力装置1は、第1の電極3から得られた静電容量C1の変化を検出することによって、複数の入力キー2の中から入力操作を受けた特定の入力キー2を検出する。ここで、この第1の電極3と対向する位置には第2の電極4が配設されているため、第1の電極3と第2の電極4との間に、第2の電極4が非接地状態となる平行平板コンデンサが形成されることとなる。このとき、図1に示すように、入力キー2の前面に被検出体(人体H)が近接すると、人体Hと第2の電極4との間の入力キー2が分極することによって、第2の電極4と人体Hとの静電容量C2が変化する。また、当該静電容量C2が変化すると、第2の電極4に対向している第1の電極3との間に形成されたコンデンサの静電容量C1も連関して変化し、当該静電容量C1の変化を静電容量検出手段が検出することとなる。つまり、人体Hから第1の電極3までの間に第2の電極4を配設することによって、分極させやすい誘電体の入力キー2を介在させた人体Hと第2の電極4の間との距離d2を拡大させることが可能となる。その結果、従来よりも動作距離(被検出体Hによって第1の電極3の静電容量C1が変化する距離)を拡大することが可能となっている。
前述した第1の電極3と第2の電極4との間の静電容量C1(以下、単に「静電容量C1」という。)および第2の電極4と人体Hとの間の静電容量C2(以下、単に「静電容量C2」という。)は、第1の電極3と第2の電極4との対向面積Scおよび対向距離d1、ならびに第2の電極4と人体Hとの対向面積Shおよび対向距離d2によって変化するものであり、一般的に以下の数1式によって求められる。
ここで、対向面積Sは、静電容量C1の場合、第1の電極3と第2の電極4との間の対向面積Scを用い、静電容量C2の場合、第2の電極4と人体Hとの対向面積Shを用いる。また、対向距離dは、静電容量C1の場合、第1の電極3と第2の電極4との間の対向距離d1を用い、静電容量C2の場合、第2の電極4と人体Hとの対向距離d2を用いる。そして、誘電率εは、静電容量C1の場合、空気の誘電率を用い、静電容量C2の場合、入力キー2の素材の誘電率を用いる。
前述したように、入力キー2に人体Hを接近または接触させると、第2の電極4と人体Hとの対向距離d2が小さくなり、対向面積Shが大きくなるため、数1式より、静電容量C2の値が大きくなる。すると、それに伴い、静電容量C1の値も連関して大きくなる。このようにして静電容量C1が変化した第1の電極3は、図2に示すような静電容量検出手段によって、当該静電容量C1の変化を検出することが可能となっている。なお、図1には示していないが、第1の電極3は基板6上に複数個配設されているため、図2においては静電容量C1が変化しない第1の電極3も記載してある。図2においては、複数個形成された第1の電極3A、3B、3C・・・のうち、第1の電極3Bの静電容量C1が変化したものとして説明する。
第1の電極3Bの静電容量C1が変化すると、第1の電極3Bが接続している検出チャンネルCH2の遅延手段12Bに備わっている抵抗R2と第1の電極3Bの静電容量C1との積とによって算出される時定数CRが大きくなる。そのため、クロック信号生成手段11から遅延手段12Bに入力されたクロック信号CK(図3(a)参照)には、遅延処理が施される。
遅延手段12の時定数CRが大きくなると、図3(b)に示すように、遅延手段12Bに入力された矩形状のクロック信号CKは三角波状のクロック信号Sb(一点鎖線)へ遅延処理される。ここで、第1の電極3Bと人体Hとの間に第2の電極4Bが配設されているため、人体Hが入力キー2Bに近接していない場合、遅延手段12Bに入力された矩形状のクロック信号CKはなまった波形(実線)のクロック信号Saに予め遅延処理される。なお、第1の電極3Bと人体Hとの間に第2の電極4Bが配設されていない場合であって、人体Hが入力キー2Bに近接していない場合、遅延手段12Bに入力された矩形状のクロック信号CKは略矩形状(破線)のクロック信号S0となる。
遅延手段12Bの時定数CRが大きい場合(入力キー2Bに人体が接近もしくは接触した場合)のクロック信号Sbと未処理のクロック信号CKとを論理積手段13Bに入力すると、図3(c)に示すように、しきい値を基準として得られたパルス幅tbを有する矩形状のパルス波Pbが出力される。一方、遅延手段12Bの時定数CRが小さい場合(入力キー2Bに人体が接近もしくは接触していない場合)のクロック信号Saと未処理のクロック信号CKとを論理積手段13Bに入力すると、同様にして得られたパルス幅taを有する矩形状のパルス波Paが出力される。パルス波Pbのパルス幅tbとパルス波Paのパルス幅taとの大小関係はtb<taとなる。つまり、時定数CRが大きくなるとパルス幅tは狭くなり、平滑手段14Bから得られるアナログ信号の出力電圧の値は小さくなる。具体的には、図3(d)に示すように、入力キー2Bに人体Hが接近または接触した場合のアナログ信号Abの出力電圧の値はVbとなり、入力キー2Bから人体Hが遠ざかった場合のアナログ信号Aaの出力電圧の値はVbよりも大きな値となるVaとなる。
平滑化されたアナログ信号AaもしくはAbがA/D変換手段15Bに入力されると、所定のサンプリング周期をもって検出されることにより、平滑手段14Bから得られたアナログ信号VaもしくはVbはディジタル信号DaもしくはDb(図示せず)に変換される。
A/D変換手段15Bによって得られたディジタル信号DaもしくはDbは制御部16に送られる。この制御部16は、ディジタル信号DaもしくはDbが所定のしきい値を超えたか否かを検出することにより、人体Hが入力キー2に近接したか否かを検出することができるようになっている。
すなわち、第1実施形態の入力装置1は、人体により静電容量C2が変化した第2の電極4を介して第1の電極3の静電容量C1を変化させることが可能となるため、操作者の指先(被検出体)から電極(本実施形態においては第1の電極3)の表面までの動作距離を従来よりも長くすることが可能となる。
(2)第2実施形態
第2実施形態の入力装置1は、図4に示すように、第1実施形態と同様、入力キー2、基板6、第1の電極3、第2の電極4および第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する静電容量検出手段(図2を参照)を備えている。そして、第1実施形態とは異なり、第1の電極3と第2の電極4との間には、導電部材5がそれら電極3、4と相互に接触するように配設されている。
導電部材5は、金属や導電性ゴムなどの導電材料を用いて形成されている。そして、導電部材5は、図3に示すように、スペーサとしても用いることが可能なように柱状に形成されている。なお、スペーサとして用いることが無いようならば、導電部材5としてはリード線を用いても良い。
前述したように形成された第2実施形態の入力装置1においては、第1の電極3が第2の電極4と導通しているため、第2の電極4と人体Hとの間の静電容量C2の変化が、そのまま第1の電極3と第2の電極4との間の静電容量C1の変化となる。その結果、第1の電極3と第2の電極4との間の距離d1を考慮することが無くなるため、操作者の指先(被検出体)から電極(本実施形態においては第1の電極3)の表面までの動作距離を従来よりも長くすることが可能となる。
人体Hが入力キー2Bに近接した場合、第2実施形態の入力装置1に備わる静電容量検出手段は、第1実施形態と同様、遅延手段12によって遅延処理されたクロック信号Sbを出力する。その後、第1実施形態と同様の処理によって、キー入力が検出される。
なお、第1の電極3が第2の電極4と導通しているため、人体Hが入力キー2Bに近接していない場合、遅延手段12Bに入力された矩形状のクロック信号CKは、図3(b)に示すように、なまった波形(実線)のクロック信号Saではなく略矩形状(破線)のクロック信号S0となる。それに伴い、論理積手段13Bから出力されるパルス波は、図3(c)に示すように、パルス幅t0(ta<t0)を有する矩形状のパルス波P0となり、平滑手段14Bから得られるアナログ信号A0の出力電圧の値はV0(Va<V0)となる。
(3)第3実施形態
第3実施形態の入力装置1は、デジタルカメラのシャッタースイッチのような2段階の入力装置として用いられる。この入力装置1は、図6(a)および(b)に示すように、入力キー2、基板6、第1の電極3、第2の電極4、反転ドーム状の導電部材5、接点部材7および第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する静電容量検出手段(図2を参照)を備えている。
入力キー2は、図6(a)および(b)に示すように、人体Hからの押圧によって押下自在に形成されている。この入力キー2の背面の中央部には、導電部材5を押圧するための凸部2aが形成されている。また、この入力キー2の背面には、図6に示すように、凸部2aを覆うようにして平板状に形成された非接地状態の第2の電極4が印刷形成されている。そして、入力キー2の前面に人体Hが接近した際、第2の電極4の静電容量C2を変化させることが可能な距離を超えない程度の厚さd2を有してその入力キー2が形成されている。
絶縁性を有する基板6上には、図7に示すように、環状の第1の電極3が入力キー2および第2の電極4と対向するように形成されている。また、当該基板6上であって、環状の第1の電極3の中央部には、柱状に形成された接点部材7が形成されている。この接点部材7は、図6(a)および(b)に示すように、基板6を貫通してその背面まで形成されており、当該背面において接点部材7が接地されている。なお、この接点部材7は、第1の電極3と絶縁状態を保って形成されている。
導電部材5は、図7に示すように、導電性を有する金属を用いて反転ドーム状に形成されており、半田付けなどの導電性を有する固着手段を用いて、環状に形成された第1の電極3の上面側に沿って固定されている。また、この導電部材5は、入力キー2の非押下状態において、入力キー2の凸部2aを覆う第2の電極4と当接するように配設されている。
第1の電極3と接続している導線の一端には、当該第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する第1実施形態と同様の静電容量検出手段が接続されている。
次に、第3実施形態の入力装置1の作用について説明する。
第3実施形態の入力装置1は、図4、図6(a)および(b)に示すように、第2実施形態の入力装置1と同様、第1の電極3と第2の電極4との間に導電部材5が相互に接触するように配設されている。そして、この第3実施形態の入力装置1は、押下自在に形成されている入力キー2と、入力キー2の押下方向に対して反転力を生じるように形成されている反転ドーム状の導電部材5とを備えている。そのため、押下によるキー入力時に良好なクリック感を与えることが可能となっている。
また、この第3実施形態の入力装置1は、入力キー2の押下の際に、第2の電極4もしくは導電部材5と接触する位置に接点部材7を備えている。そのため、入力キー2の押下の際、接地された接点部材7が導電部材5と接触し、接触した導電部材5を介して、第1の電極3が接地状態となる。第1の電極3が接地状態となると第1の電極3の電荷が0となるため、静電容量検出手段の遅延手段12から出力されるクロック信号は電圧0の水平線となる(図3を参照)。これを検出することによって、近接スイッチの機能にメカニカル接点スイッチの機能を付加することが可能となる。
なお、静電容量検出手段は、第2実施形態と同様にして形成されているため、その作用も第2実施形態と同様になっている。
(4)第4実施形態
第4実施形態の入力装置1は、第3実施形態の入力装置1と同様、デジタルカメラのシャッタースイッチのような2段階の入力装置として用いられる。この入力装置1は、図8(a)および(b)に示すように、入力キー2、基板6、第1の電極3、第2の電極4を兼ねた導電部材5、接点部材7および第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する静電容量検出手段(図2を参照)を備えている。
入力キー2は、図8(a)および(b)に示すように、人体Hからの押圧によって押下自在に形成されている。この入力キー2の背面の中央部には、導電部材5を押圧するための凸部2aが形成されている。
絶縁性を有する基板6上には、図9に示すように、環状の第1の電極3が入力キー2と対向するように形成されている。また、当該基板6上であって、環状の第1の電極3の中央部には、柱状に形成された接点部材7が形成されている。この接点部材7は、図6(a)および(b)に示すように、基板6を貫通してその背面まで形成されており、当該背面において接点部材7が接地されている。なお、この接点部材7は、第1の電極3と絶縁状態を保って形成されている。
導電部材5は、導電性および可撓性を有する導電ゴムを用いて形成されている。この導電部材5における基板6と対向する部分は、図9に示すように、反転ドーム状に形成されている。また、導電部材5における入力キー2と対向する部分は、入力キー2の背面と面接触するように、凸部2aの逃げ部分を有して平板状に形成されている。つまり、導電部材5が第2の電極4の役割を担うように、反転ドームと平板とが一体となって形成されたような形状となっている。そして、この反転ドーム状に形成された部分の導電部材5の周は、導電性接着剤等の固着手段を用いて、環状に形成された第1の電極3に固定されている。また、この導電部材5は、入力キー2の非押下状態において、入力キー2の背面およびその凸部2aと当接するように配設されている。
第1の電極3と接続している導線の一端には、当該第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する第1実施形態と同様の静電容量検出手段が接続されている。
なお、入力キー2の厚さd2は、その前面に人体Hが接近した際、第2の電極4の役割を担う導電部材5の静電容量C2を変化させることが可能な距離を超えない程度の厚さに形成されている。
次に、第4実施形態の入力装置1の作用について説明する。
第4実施形態の入力装置1は、図8(a)および(b)に示すように、第2の電極4を兼ねた導電部材5が第1の電極3と接触するように配設されている。そして、この第4実施形態の入力装置1は、押下自在に形成されている入力キー2と、入力キー2の押下方向に対して反転力を生じるように形成されている反転ドーム状の導電部材5とを備えている。そのため、押下によるキー入力時に良好なクリック感を与えることが可能となっている。
また、この第4実施形態の入力装置1は、入力キー2の押下の際に、第2の電極4もしくは導電部材5と接触する位置に接点部材7を備えている。そのため、入力キー2の押下の際、接地された接点部材7が導電部材5と接触し、接触した導電部材5を介して、第1の電極3が接地状態となる。第1の電極3が接地状態となると第1の電極3の電荷が0となるため、静電容量検出手段の遅延手段12から出力されるクロック信号は電圧0の水平線となる(図3を参照)。これを検出することによって、近接スイッチの機能にメカニカル接点スイッチの機能を付加することが可能となる。
なお、静電容量検出手段は、第2実施形態と同様にして形成されているため、その作用も第2実施形態と同様になっている。
(5)第5実施形態
第5実施形態の入力装置1は、図10に示すように、十字キーなどの入力装置として用いられている。この入力装置1は、入力キー2、基板6、第1の電極3、第2の電極4、ドーム状の導電部材5、接点部材7および第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する静電容量検出手段(図2を参照)を備えている。
入力キー2は、図10に示すように、その前面から見て十字状に形成されている。そして、図11に示すように、入力キー2の背面の中央部には弾性変形する柱状の支持部2bが形成されている。つまり、入力キー2における十字方向の入力面2c、2d、2e、2fは、人体Hからの押圧によって押下自在に形成されている。この入力キー2の入力面2c、2d、2e、2fは、それぞれの背面の中央部に、導電部材5を押圧するための凸部2aを有している。また、この入力キー2の入力面2c、2d、2e、2fの背面には、図11に示すように、それぞれ平板状に形成された非接地状態の第2の電極4がそれぞれ印刷形成されている。この第2の電極4は、入力キー2の入力面2c、2d、2e、2fの背面に形成された凸部2aも含んでその背面を覆っている。そして、入力キー2の厚さd2は、その前面に人体Hが接近した際、第2の電極4の静電容量C2を変化させることが可能な距離を超えない程度の厚さに形成されている。
絶縁性を有する基板6上には、図11に示すように、環状の第1の電極3が入力キー2の入力面2c、2d、2e、2fに対向して複数個形成されている。また、当該基板6上であって、環状の第1の電極3の中央部には、柱状に形成された接点部材7が形成されている。この接点部材7は、図11に示すように、基板6を貫通してその背面まで形成されており、当該背面において接点部材7が接地されている。なお、この接点部材7は、第1の電極3と絶縁状態を保って形成されている。
導電部材5は、図7に示すように、導電性を有する金属を用いて反転ドーム状に形成されており、半田付けなどの導電性を有する固着手段を用いて、環状に形成された第1の電極3の上面側に固定されている。また、この導電部材5は、入力キー2の非押下状態において、入力キー2の凸部2aを覆う第2の電極4と当接するように配設されている。
第1の電極3と接続している導線の一端には、当該第1の電極3の静電容量C1の変化を検出する第1実施形態と同様の静電容量検出手段が接続されている。
前述したように形成された第5実施形態の入力装置1は、単一の入力キー2に対して、複数の第1の電極3を対向させている。よって、複数のキー入力を行なうことが可能な十字キーなどの入力キー2に対して、第3実施形態のような2段スイッチを形成することが可能となっている。
前述したようた5つの実施形態において説明したように、本発明の入力装置は、動作距離を長くすることが可能となるため、入力キーの厚さの許容範囲が従来よりも拡大するという効果を奏する。
また、本発明は、従来の静電容量変化型入力装置と比較して大きな設計変更を要することがないため、動作距離の向上が迅速かつ安価に行えるという効果を奏する。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、必要に応じて種々の変更が可能である。
本発明の入力装置の第1の実施形態を示す断面図 本実施形態に係る静電容量検出手段の一例を示す回路図 (a)から(d)は本実施形態に係る電極の静電容量の変化の一例を示すグラフ 本発明の入力装置の第2の実施形態を示す断面図 図4に示した導電部材の全体を示す斜視図 本発明の入力装置の第3の実施形態を示す断面図;(a)は入力キーの非押下状態、(b)は入力キーの押下状態を示す 図6に示した反転ドーム形状の導電部材およびその周辺を示す斜視図 本発明の入力装置の第4の実施形態を示す断面図;(a)は入力キーの非押下状態、(b)は入力キーの押下状態を示す 第2の電極と一体形成された導電部材およびその周辺を示す斜視図 本発明の入力装置の第5の実施形態を示す斜視図 図10の11−11線に沿った断面図 従来の静電容量型入力装置の一例を示す断面図 (a)および(b)は従来の静電容量型入力装置の他の一例を示す断面図 図14に示した反転ドームおよびその周辺を示す斜視図
符号の説明
1 入力装置
2 入力キー
2a 凸部
2b 支持部
2c、2d、2e、2f 入力面
3 第1の電極
4 第2の電極
5 導電部材
6 基板
7 接点部材
11 クロック信号生成手段
12 遅延手段
13 論理積手段
14 平滑手段
15 A/D変換手段
16 制御部
d1 第1の電極3から第2の電極までの距離
d2 第2の電極4から入力キーの前面までの距離
C1 第1の電極3と第2の電極との間の静電容量
C2 第2の電極4と人体Hとの間の静電容量
H 人体(の指)

Claims (5)

  1. 基板上に形成された第1の電極と、
    前記第1の電極に対向して配設されている誘電体製の入力キーと、
    前記第1の電極から前記入力キーの前面までの間に配設されている非接地状態の第2の電極と、
    前記第1の電極と前記第2の電極との相互に接触して配設されている導電部材と、
    前記第1の電極の静電容量の変化を検出する静電容量検出手段と
    を備えており、
    前記第2の電極は、前記入力キーの前面に接近した人体によって前記第2の電極の静電容量が変化する位置に配設されている
    ことを特徴とする入力装置。
  2. 前記入力キーは、押下自在に形成されており、
    前記導電部材は、前記入力キーの押下方向に対して反転力を生じるように形成されている
    ことを特徴とする請求項1に記載の入力装置。
  3. 前記第1の電極に絶縁されて前記基板上に形成された接点部材が、前記入力キーの押下の際に、前記第2の電極もしくは前記導電部材と接触する位置に配設されている
    ことを特徴とする請求項2に記載の入力装置。
  4. 前記入力キーは、複数個配設された前記第1の電極の対向位置を覆うように一体に形成されている
    ことを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか1項に記載の入力装置。
  5. 前記静電容量検出手段は、
    クロック信号を発生するクロック信号生成手段と、
    前記入力キーに人体が接近または接触したときの前記第1の電極の静電容量に応じて前記クロック信号に遅延処理を行なう遅延手段と、
    前記遅延処理がなされた前記クロック信号と前記遅延処理がなされていない前記クロック信号とを入力し、前記遅延処理がなされたクロック信号の遅延量に応じて出力信号を出力する論理積手段と、
    前記論理積手段の出力信号を平滑化してアナログ信号にする平滑手段と、
    前記アナログ信号をディジタル信号に変換するA/D変換手段と、
    前記ディジタル信号に基づいて人体が接近または接触した入力キーを検出する制御部と
    を有していることを特徴とする請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の入力装置。
JP2005068867A 2005-03-11 2005-03-11 入力装置 Active JP4438648B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068867A JP4438648B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 入力装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005068867A JP4438648B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 入力装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006253000A JP2006253000A (ja) 2006-09-21
JP4438648B2 true JP4438648B2 (ja) 2010-03-24

Family

ID=37093249

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005068867A Active JP4438648B2 (ja) 2005-03-11 2005-03-11 入力装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4438648B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2610719A2 (en) 2011-12-27 2013-07-03 Wacom Co., Ltd. Operation switch device

Families Citing this family (12)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5654861B2 (ja) * 2010-12-14 2015-01-14 共栄産業株式会社 樹脂ばねとそれを用いた流体吐出装置
JP2012132515A (ja) * 2010-12-22 2012-07-12 Kyoei Sangyo Kk 樹脂ばねとそれを用いた製品
JP2013114617A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Fujikura Ltd 照明モジュール
JP2013114618A (ja) * 2011-11-30 2013-06-10 Fujikura Ltd 照明モジュール
JP5759658B2 (ja) * 2012-10-28 2015-08-05 レノボ・シンガポール・プライベート・リミテッド 入力システムおよび電子機器の操作方法
JP6372853B2 (ja) * 2014-11-18 2018-08-15 信越ポリマー株式会社 静電容量型タッチスイッチ
JP6375968B2 (ja) * 2015-01-28 2018-08-22 ブラザー工業株式会社 入力装置及び画像形成装置
US10262816B2 (en) 2015-12-18 2019-04-16 Casio Computer Co., Ltd. Key input apparatus sensing touch and pressure and electronic apparatus having the same
US10245112B2 (en) 2016-06-27 2019-04-02 Corindus, Inc. Interlocking system and method for joysticks in a catheter procedure system
JP6834869B2 (ja) * 2017-09-13 2021-02-24 オムロン株式会社 静電容量センサ、スイッチ及び遊技機
WO2019092815A1 (ja) * 2017-11-08 2019-05-16 三菱電機株式会社 静電容量変化検出構造およびそれを備えた電子機器
EP4245240A3 (en) 2019-07-15 2023-11-15 Corindus, Inc. Systems and methods for a control station for robotic interventional procedures using a plurality of elongated medical devices

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2610719A2 (en) 2011-12-27 2013-07-03 Wacom Co., Ltd. Operation switch device

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006253000A (ja) 2006-09-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4438648B2 (ja) 入力装置
US20090002199A1 (en) Piezoelectric sensing as user input means
JP2020205056A (ja) 局所的触覚出力を提供するための触覚構造
JP5415970B2 (ja) スイッチ機構並びに入力装置
JP4319975B2 (ja) 入力装置
TWI407336B (zh) 電子裝置及其輸入模組
WO2006067911A1 (ja) 方向検知スイッチ
JP5303671B1 (ja) 入力装置
US10353485B1 (en) Multifunction input device with an embedded capacitive sensing layer
TW201533644A (zh) 具有防止誤觸功能的智能裝置
US9684422B2 (en) Smart device having ability for rejecting mistaken touching
JP6246111B2 (ja) 静電容量型入力装置
CN211554911U (zh) 一种触控设备和支撑梁
TWM430646U (en) Capacitive pointing device
CN113906375B (zh) 输入装置以及输入***
US7324021B2 (en) Input device
JP2004334738A (ja) 入力装置
JP5197490B2 (ja) 静電容量型入力デバイス
JP7426562B2 (ja) 入力装置及び入力システム
KR101819231B1 (ko) 돔 스위치 장치
JP2009157709A (ja) ポインティング装置
JP4155897B2 (ja) 入力装置
CN211506413U (zh) 压电模组及电子装置
KR102228053B1 (ko) 3차원 포스 터치 센서 및 이를 이용한 표시 장치
KR102296926B1 (ko) 감도가 높은 포스-터치 센서 및 버튼리스 단말기

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070926

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20091015

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20091020

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091222

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091228

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130115

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4438648

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140115

Year of fee payment: 4

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350