JP4435947B2 - 除雪機 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、排雪板やロータリ除雪装置などの除雪作業部の高さを調整する機構を備え、この機構を操作する操作レバーをハンドルに備えた除雪機に関する。
【0002】
【従来の技術】
除雪作業の労力を軽減するために、車体の前部にロータリ除雪装置や排雪板を備えた除雪機がある。この除雪機は、例えば実公昭61−23059号公報「除雪機」で示されるように、クローラベルトで積雪上を走行しながら、車体の前部に備えたロータリ除雪装置で除雪を行うものである。以下、同公報の除雪機について説明する。
【0003】
除雪機は、シリンダ、ピストン及びピストンロッドを主要部材とする支持機構を備え、さらに支持部材を操作するための操作レバーをグリップ部の近傍に備える。この除雪機によれば、操作レバーを握り締めることで支持機構をフリー状態にし、グリップ部を上下移動することによりロータリ除雪装置の高さを調整することができる。
ロータリ除雪装置の高さを調整することで、ロータリ除雪装置を積雪表面の凹凸やうねりに対応させながら除雪作業を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかし、積雪表面の凹凸やうねりに対応させてロータリ除雪装置の高さを調整するためには、操作レバーを握り締めながらグリップ部を上下移動するという二操作を同時に行う必要がある。
このため、積雪表面に凹凸やうねりが連続的に形成されている場合、操作レバーを握り締めながらグリップ部を上下移動するという二操作を比較的長い時間続ける必要があり、作業者に多大な負担がかかる。
加えて、操作レバーを握り締めながらグリップ部を上下移動するので、グリップ部の上下移動の操作に専念することが難しく、そのことが作業性を高める妨げになる。
【0005】
そこで、本発明の目的は、作業者の負担を軽減することができ、かつ除雪作業性を高めることができる除雪機を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために請求項1は、雪面をクローラベルト又は車輪を介して走行させる走行フレームに上下スイング可能に機体を取付け、この機体と前記走行フレームとの間に支持機構を介在させることで機体の角度を決めるようにし、機体の前部に除雪作業部を取付け、機体から延したハンドルに操作レバーを取付け、この操作レバーを握ることで前記支持機構をフリー状態にして前記機体の角度を変更できるようにし、操作レバーを離すことで前記支持機構をロック状態にする構成の除雪機において、握った状態の操作レバーが、その位置から戻らぬように操作レバーをロックするレバーロック部材を、前記ハンドルに設け、前記レバーロック部材は、ハンドルにスイング可能に取付けたレバー片と、前記レバー片をロック位置又はリリース位置に保持するばね部材と、前記レバー片、前記操作レバーの一方に立てたロックピンと、他方に形成され、前記操作レバーを握った状態で前記ロックピンと噛み合い可能なロック溝と、からなることを特徴とする。
【0007】
ハンドルにレバーロック部材を設け、このレバーロック部材で操作レバーを握った位置にロックする。このため、除雪作業部の高さを調整する際に、操作レバーを操作しながらハンドルを上下移動させるという二操作を同時に行う必要はない。従って、作業者はハンドルの上下移動のみを操作するだけでよいので、ハンドルの上下移動を簡単に操作することができる。
【0008】
さらに、請求項1において、レバーロック部材は、ハンドルにスイング可能に取付けたレバー片と、レバー片をロック位置又はリリース位置に保持するばね部材と、レバー片、前記操作レバーの一方に立てたロックピンと、他方に形成され、前記操作レバーを握った状態で前記ロックピンと噛み合い可能なロック溝とからなる。
【0009】
レバーロック部材のレバー片をスイングするだけでロック溝とロックピンとの噛み合わせを可能にした。従って、作業者はレバー片をスイングするだけの簡単な操作で、操作レバーを握った位置にロックすることができる。
レバーロック部材の主要部材をレバー片、ばね部材及びロックピンの3部材から構成したものであり、レバーロック部材のコンパクト化と、低コスト化を達成することができる。
【0012】
請求項2において、支持機構は、機体と走行フレームの一方に連結するシリンダと、機体と走行フレームの他方に連結するピストンロッドと、このピストンロッドに連結するとともにシリンダに内蔵したピストンと、このピストンの前後に且つシリンダ内に封入した高圧気体と、ピストンに備えた開閉弁と、この開閉弁を開く力を前記操作レバーの握り動作に対応して開閉弁へ伝える伝動部材とからなる。
【0013】
シリンダ内に高圧気体を封入したので、開閉弁を開いたとき、開閉弁を円滑に通過させやすい。よって、例えばシリンダ内に油を封入した場合と比較すると、ピストンをスムーズに移動することができる。このため、ハンドルをより簡単に上下移動することができるので、作業者の負担をより軽減することができる。
さらに、シリンダ内に高圧気体を封入したので、開閉弁を閉じたときに、高圧気体の圧縮作用により、路面や積雪面からの衝撃や振動を抑制することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を添付図面に基づいて以下に説明する。
なお、「前」、「後」、「左」、「右」は作業者から見た方向に従い、図面は符号の向きに見るものとする。
【0015】
図1は本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の側面図である。
除雪機10は、雪面11を左右のクローラベルト15を介して走行させる走行フレーム16に上下スイング可能に機体20を取付け、この機体20と走行フレーム16との間に支持機構30を介在させることで機体20の角度を決めるようにし、機体20の前部に除雪作業部(排雪板)55を取付け、機体20から延したハンドル60に操作レバーユニット90(図2も参照)を取付け、この操作レバーユニット90の操作レバー93(図2に示す)を握ることで支持機構30をフリー状態にし、機体20を駆動輪軸13aを軸にしてスイングさせることで機体20の角度を変更できるようにし、操作レバー93を離すことで支持機構30をロック状態にするものである。
【0016】
この除雪機10は、握った状態の操作レバー93が、その位置から戻らぬように操作レバー93をロックするレバーロック部材100(図5に示す)を、ハンドル60に設けたものである。
なお、操作レバー93及びレバーロック部材100については図5で詳しく説明する。
【0017】
走行フレーム16は、左右側に駆動輪13,13及び転輪14,14を備え、駆動輪13,13及び転輪14,14に左右のクローラベルト15,15(左側のみ示す)を備える。
機体20は、側面視で略逆L形の車体フレーム21を有し、この車体フレーム21の前部に電動モータ23及び動力伝達機構24を取付け、電動モータ23及び動力伝達機構24の後方にバッテリ25を備え、バッテリ25の後方に充電器26及び制御部27を備え、これら電動モータ23、動力伝達機構24、バッテリ25、充電器26及び制御部27の部材を覆うカバー28を備える。
【0018】
バッテリ25は、電動モータ23に電力を供給する電源であって、車体フレーム21の上部にバッテリ収納ボックス25aを介して取付けたものである。
充電器26は、家庭用電源等の交流電源のコンセントにプラグ(図示しない)を差込み、バッテリ25に充電するものであって、バッテリ収納ボックス25aの後方に配置した状態で車体フレーム21に取付けたものである。
【0019】
制御部27は、後述する前・後進切換えスイッチ、ポテンショメータ、メインスイッチ及び最高速度設定スイッチ等からの信号に基づいて電動モータ23を制御する制御ユニットであって、充電器26の上方に配置した状態で車体フレーム21に取付けたものである。図中、29はクローラベルト15の浮上がりを阻止する部材である。
排雪板55は、車体フレーム21の前部に取付ブラケット56を取付け、取付ブラケット56にピン57・・・で取付けたものである。
【0020】
この除雪機10によれば、電動モータ23を駆動することで、電動モータ23の駆動力を動力伝達機構24を介して左右の駆動輪13,13に伝え、左右の駆動輪13,13を回転させることで左右のクローラベルト15,15を回して自走させることができる。
作業者はハンドル60の左右のグリップ部70,72を握った状態で、除雪機10の走行速度に合わせて歩きながらハンドル60で進行方向や排雪板55の高さを操作する。
【0021】
図2は本発明に係る除雪機(第1実施の形態)のハンドルを示す斜視図である。
ハンドル60は、図1に示す車体フレーム21の後側上端に一対の傾斜チューブ61,61を取付け、傾斜チューブ61,61の上端61b,61b(手前側のみを示す)に、平面視で略U字形に形成したU字形チューブ62を溶接し、U字形チューブ62の内側に連結チューブ65を取付け、U字形チューブ62を構成するの左右の水平チューブ63,64の後部にそれぞれ左右のグリップ部70,72を取付けたものである。
【0022】
U字形チューブ62の前部及び連結チューブ65に操作ボックス67を備え、操作ボックス67には、メインスイッチ68及び最高速度設定スイッチ69を備える。メインスイッチ68はバッテリ25と電動モータ23(図1に示す)との断続を行うスイッチであり、最高速度設定スイッチ69は除雪機10の最高速度を予め設定するためのスイッチである。
【0023】
左側の水平チューブ63には、左グリップ部70の近傍に除雪機の走行速度を調整する速度調整レバーユニット75を取付ける。
一方、右側水平チューブ64には、右グリップ部72の近傍に除雪機の進行方向を切換える前・後進切換えスイッチ86、及び排雪板55(図1に示す)の高さを調整する高さ調整用の操作レバーユニット90を取付ける。
【0024】
速度調整レバーユニット75は、左グリップ部70の近傍の左側水平チューブ63の下側に取付ブラケット76を取付け、取付けブラケット76に駆動軸77を介して操作レバー78をスイング自在に取付け、駆動軸77に駆動ギヤ、被動ギヤ及び被動軸(図示しない)を介してポテンショメータ80を連結し、操作レバー78をリターンばね82で左側水平チューブ63のブラケット83につないだものである。
【0025】
操作レバー78は、作業者が左グリップ部70を左手で握った状態で、例えば左手の指で操作することができる。
なお、左側水平チューブ63には、速度調整レバーユニット75を覆うカバー84をボルト85,85で取付ける。
【0026】
この速度調整レバーユニット75によれば、操作レバー78をリターンばね82で中立位置に静止することにより、通常は、ポテンショメータ80を中立位置に保持する。
この状態から、操作レバー78を握ることにより、操作レバー78に操作力をかけて矢印▲1▼の如くスイング操作すると、操作レバー78と共に駆動軸77が回転し、図示しない駆動ギヤ、被動ギヤ及び被動軸を回転させることでポテンショメータ80を作動させる。
【0027】
この信号がハーネス81を介して制御部27(図1に示す)に伝わり、制御部27からの信号に基づいて電動モータ23(図1に示す)の回転速度を調整する。
操作レバー78から操作力を解除して、リターンばね82のばね力で操作レバー78を中立位置に戻すことにより、ポテンショメータ80も中立位置に復帰する。これにより、電動モータ23(図1に示す)が停止する。
【0028】
また、前・後進切換えスイッチ86は、右グリップ部72の近傍に略く字形の取付プレート87を介して取付け、ハーネス88で制御部27(図1に示す)に電気的に接続し、操作ノブ86aを前進位置と後進位置とに切換え可能に備える。
前・後進切換えスイッチ86によれば、作業者が右手の親指で操作ノブ86aを矢印▲2▼の如く操作して前進位置に切換えることにより制御部27からの信号で電動モータ23(図1に示す)を正転させ、または後進位置に切換えることにより電動モータ23を逆転させることができる。
【0029】
高さ調整用の操作レバーユニット90は、取付プレート87の下側に取付ブラケット91を取付け、取付ブラケット91にピン92を介して操作レバー93をスイング自在に取付け、操作レバー93にピン94でインナワイヤ95の一端95aを連結したものである。
この高さ調整用の操作レバーユニット90は、作業者が右グリップ部72を右手で握った状態で、例えば右手の指で操作レバー93を矢印▲3▼の如く操作することができる。
【0030】
図3は本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の支持機構の断面図であって、支持機構30が最も伸びた状態を示す。
支持機構30は、車体フレーム21の上部ブラケット21a(図1も参照)に上端部30aをピン31を介して取付け、図1に示す走行フレーム16の下部ブラケット17(図1も参照)に下端部30bを取付けたものである。下部ブラケット17は、図1に示すクロスメンバ18に取付けた取付部材19にピン32を介して取付けたものである。なお、17aはナットである。
【0031】
この支持機構30は、上端を閉塞したシリンダ35と、シリンダ35内を往復移動する筒状のピストン36と、ピストン36の下端に取付けるとともに下方へ延びた管状のピストンロッド37と、ピストンロッド37内を往復移動するプッシュロッド38と、プッシュロッド38に駆動されて開閉する開閉弁40とからなる。
なお、52は摺動軸受、53はシリンダ側ストッパ、54はピストンロッド側ストッパ、55はOリング、56はブーツである。
【0032】
図4は図3の4部拡大図であり、ピストン36及び開閉弁40を拡大した断面図である。
開閉弁40は、プッシュロッド38に駆動されてピストン36内を上下往復移動する弁体41と、弁体41の移動によって開閉するべくピストン36の上端に備えた弁座42と、弁座42を弁体41で閉塞する方向に弁体41を弾発する圧縮ばね43とからなる。
【0033】
シリンダ35の下端をオイルシール45(図4に示す)で閉塞することにより、シリンダ35の内部空間はピストン36によって上部室46と下部室47とに仕切られる。上部室46は、開閉弁40を開くことで、ピストン36内の空間部48及びピストン36の流通路49a,49bを介して下部室47に連通する。上部室46並びに下部室47は、高圧空気等の高圧気体50を充填したものであり、下部室47はさらに、底部にオイル51を溜めたものである。
【0034】
ここで、図3に戻って支持機構30の動作を説明する。
操作レバー93が実線で示す保持位置P1にあるとき、開閉弁40は閉塞状態にある(図4も参照)。よって、高圧気体50は上部室46と下部室47との間で通過不能であり、ピストン36を静止状態に保つ。従って、支持機構30は伸縮不可能な状態になり、図1に示す排雪板55を所定高さに保持する。
【0035】
次に、操作レバーユニット90の操作レバー93を握って保持位置P1から解除位置P2に操作する。これにより、インナワイヤ95が引かれ、インナワイヤ95の他端のピン96でスイングアーム97をリターンばね(図示しない)のばね力に抗して上方に引上げる。スイングアーム97がピン98を軸にして上方へスイングし、プッシュロッド38を押し上げる。
【0036】
プッシュロッド38で弁体41を押し上げて開閉弁40を開き、上部室46と下部室47との間を連通する。高圧気体50は上部室46と下部室47との間で通過可能になり、ピストン36を上下方向に移動することができる。従って、支持機構30はフリーの状態になり、図1に示す排雪板55を上下方向に移動することができる。
【0037】
この支持機構30によれば、シリンダ35内に高圧気体50を封入したので、開閉弁40を開いたとき、その開口を通過しやすくすることができる。よって、例えばシリンダ30内に油を封入した場合と比較すると、ピストン36をスムーズに移動することができる。従って、ハンドル60、すなわち左右のグリップ部70,72をより簡単に上下移動することができる。
さらに、シリンダ35内に高圧気体50を封入したので、開閉弁40を閉じたときに、高圧気体50の圧縮作用により、路面や積雪面からの衝撃や振動を抑制することができる。
【0038】
図5は本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の要部拡大図であり、高さ調整用の操作レバーユニット90及びレバーロック部材100を示す。
高さ調整用の操作レバーユニット90は、取付ブラケット91にピン92を介して操作レバー93をスイング自在に取付け、操作レバー93にピン94を介してインナワイヤ95の一端95aを連結したもので、図示しないリターンばねで操作レバー93を保持位置P1に保持するものである。
【0039】
この高さ調整用の操作レバーユニット90は、作業者が右グリップ部72を右手で握った状態で、例えば右手の指で操作レバー93を保持位置P1から矢印▲3▼の如く操作することができる。
操作レバー93の後端にはストッパ片93aを備え、中央には開口93b(図6も参照)を備える。ストッパ片93aは、操作レバー93を握ったときに右グリップ部72に当ることにより操作レバー93を解除位置P2(図6に示す)に位置決めする部材である。また、開口93bは、後述するレバー片104を通過させるための孔である。
【0040】
レバーロック部材100は、ハンドル60(詳しくは、右水平チューブ64)に取付けたブラケット101と、ブラケット101に支持ピン103を介してスイング可能に取付けたレバー片104と、このレバー片104をロック位置LP(図6(b)に示す)又はリリース位置RPに保持するばね部材(板ばね)110と、レバー片104に形成したロック溝105と、レバー片104をリリース位置RPに保持した状態で、ロック溝105に進入させるべく操作レバー93に立てたロックピン108とからなる。
【0041】
レバー片104は、中央にストッパピン106を備え、このストッパピン106をブラケット101のストッパ片102に当てることにより、リリース位置RPに位置決め可能で、かつ後端部をカバー107で覆ったものである。
板ばね110は、第1ピン111に一端110aを巻き付けることでレバー片104の前端部104aに取付け、第2ピン112に他端110bを巻き付けることで取付ブラケット90に取付けることにより、湾曲状に折曲げたものである。
【0042】
ここで、第2ピン112と支持ピン103とを結んだ直線113より下方に第1ピン111を配置した。よって、板ばね110のばね力をレバー片104にかけることにより、レバー片104に支持ピン103を軸にして矢印▲4▼方向に回転する力がかかる。このため、レバー片104のストッパピン106がブラケット101のストッパ片102に当ってレバー片104をリリース位置RPに保持する。
【0043】
このレバーロック部材100によれば、右水平チューブ64と操作レバーユニット90との間の比較的小さな空間を利用して配置することができるので、レバーロック部材100を備えるために大きな空間を必要としない。従って、設計の自由度を高めることができる。
加えて、レバーロック部材100の主要部材をレバー片104、板ばね110及びロックピン108の3部材から構成したものであり、レバーロック部材100のコンパクト化と、低コスト化を達成することができる。
【0044】
次に、除雪機10の作用を図5〜図7に基づいて説明する。
図6(a),(b)は本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の第1作用説明図である。
(a)において、図5の状態から操作レバー93を握って矢印▲3▼の如く操作することにより、操作レバー93のストッパ片93aを右グリップ部72に当てる。これにより、操作レバー93が保持位置P1(図5に示す)から移動して解除位置P2で静止する。
レバー片104を板ばね110でリリース位置RPに保持しているので、操作レバー93のロックピン108がロック溝105に進入する。同時に、操作レバー93の開口93bにレバー片104が進入する。
【0045】
操作レバー93が保持位置P1(図5に示す)から解除位置P2に移動することでインナワイヤ95を引っ張る。よって、図3に示すスイングアーム97がリターンばねのばね力に抗して上方にスイングしてプッシュロッド38を押し上げる。これにより、開閉弁40が開放して上部室46と下部室47とが連通し、支持機構30がフリーの状態になる。
【0046】
次に、操作レバー93を握りながら、例えば右手の人差し指でレバー片104のカバー107に押下げ力F1をかける。よって、板ばね110のばね力に抗してレバー片104は支持ピン103を軸にして矢印▲5▼の如くスイングする。
【0047】
(b)において、レバー片104がロック位置LPに移動する。このとき、第1ピン111は、第2ピン112と支持ピン103とを結んだ直線113より上方に位置する。よって、板ばね110のばね力をレバー片104にかけることにより、レバー片104に支持ピン103を軸にして矢印▲6▼方向に回転する力がかかる。このため、レバー片104のロック溝105が操作レバー93のロックピン108に当って、すなわちロック溝105にロックピン108が噛み合って、レバー片104をロック位置LPに保持する。
【0048】
これにより、ロックピン108がロック溝105から抜け出すことを阻止し、操作レバー93を解除位置P2に保持することができる。従って、作業者が操作レバー93から手を離しても、操作レバー93を解除位置P2に保持することができる。
この状態で、グリップ部72を上下方向に移動することにより排雪板55(図1に示す)の高さを調整する。
【0049】
ここで、例えば排雪板55(図1に示す)を下降させるときには、グリップ部72を持上げる必要がある。操作レバー93を握った状態でグリップ部72を持上げることになるので、操作レバー93に上向きの荷重F2がかかる。
しかし、操作レバー93はストッパ片93aを備え、このストッパ片93aをグリップ部72に当てることで、操作レバー93を解除位置P2で静止させることができる。よって、ロックピン108も静止状態を保つ。従って、操作レバー93に荷重F2がかかっても、操作レバー93のロック状態が解除されることはない。
【0050】
図7は本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の第2作用説明図である。
先ず、排雪板55を下降させる場合について説明する。図6に示すレバーロック部材100で操作レバー93を解除位置P2に保持した状態で、左右のグリップ部70,72を矢印▲7▼の如く持上げる。これにより、車体フレーム21が駆動輪軸13aを軸にして反時計回り方向にスイングし、排雪板55が下降する。
【0051】
次に、排雪板55を上昇させる場合について説明する。図6に示すレバーロック部材100で操作レバー93を解除位置P2に保持した状態で、左右のグリップ部70,72を矢印▲8▼の如く押し下げる。これにより、車体フレーム21が駆動輪軸13aを軸にして時計回り方向にスイングし、排雪板55が上昇する。
【0052】
次に、図6(b)に戻ってレバーロック部材100のレバー片104をリリース位置RPに戻す場合について説明する。
作業者は右手で操作レバー93を握った状態で、例えば人差し指でレバー片104のカバー107に押上げ力F3をかける。よって、板ばね110のばね力に抗してレバー片104が支持ピン103を軸にして反時計回り方向に移動し、レバー片104を図6(a)に示すリリース位置RPに簡単に戻すことができる。この状態で、操作レバーユニット90の操作レバー93に対する右手の握りを解除することにより、操作レバー93をリターンばね(図示しない)のばね力で保持位置P1(図5に示す)に戻すことができる。
【0053】
操作レバー93が保持位置P1に戻ることにより、図3に示すスイングアーム97がリターンばね(図示しない)のばね力で下方へスイングすることにより、プッシュロッド38が下降して開閉弁40が再び閉塞する。これにより、高圧気体50は上部室46と下部室47との間で通過不能になる。従って、排雪板55を所定位置に保持することができる。
【0054】
以上説明した第1実施の形態の除雪機10によれば、ハンドル60(右水平チューブ64)にレバーロック部材100を設け、このレバーロック部材100で操作レバー93を握った位置にロックする。
このため、雪面11の凹凸やうねりに合せて排雪板55の高さを調整する際に、操作レバー93を操作しながらハンドル60、すなわち左右のグリップ部70,72を上下移動させる必要はない。よって、作業者はグリップ部70,72の上下移動のみを操作すればよいので、作業者の負担を軽減することができる。
【0055】
加えて、グリップ部70,72の上下移動する際に、操作レバー93を操作する必要がないので、作業者はグリップ部70,72の上下移動のみの操作に専念することができる。従って、グリップ部70,72の上下移動をスムーズに行うことができるので、除雪作業性を高めることができる。
【0056】
さらに、除雪機10によれば、レバーロック部材100のレバー片104をスイングするだけでロック溝105とロックピン108との噛み合わせを可能にした。よって、作業者はレバー片104をスイングするだけの簡単な操作で、操作レバー93を握った位置にロックすることができる。このため、作業者の負担をより軽減することができる。
加えて、操作レバー93を簡単な操作でロックすることができるので、除雪作業性をより高めることができる。
【0057】
次に、第2実施の形態について説明する。なお、第1実施の形態と同一部材については同じ符号を付して説明を省略する。
図8は本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の要部拡大図であり、高さ調整用の操作レバーユニット120及びレバーロック部材130を示す。
高さ調整用の操作レバーユニット120は、取付ブラケット91にピン92を介して操作レバー123をスイング自在に取付け、操作レバー123にピン94を介してインナワイヤ95の一端95aを連結したものである。
この高さ調整用の操作レバーユニット120は、作業者が右グリップ部72を右手で握った状態で、例えば右手の指で操作レバー123を矢印aの如く操作することができる。
【0058】
レバーロック部材130は、ハンドル60(詳しくは、右水平チューブ64)に取付けたブラケット131と、ブラケット131に支持ピン133を介してスイング可能に取付けたレバー片134と、支持ピン133に取付けてレバー片134をリリース位置RPに保持するばね部材(捩りばね)140と、操作レバー123に形成したロック溝135と、操作レバー123を解除位置P2(図9に示す)に静止させた状態で、ロック溝135に噛み合わせるべくレバー片134に立てたロックピン138とからなる。
【0059】
レバー片134は、前端部に第1ストッパ片136を備え、この第1ストッパ片136を捩りばね140のばね力でブラケット131の第2ストッパ片132に当てることにより、リリース位置RPに位置決め可能な部材である。
このレバー片134は、例えば右手の指で操作レバー123を矢印aの如く操作する際に、矢印bの如く操作することができる。
【0060】
捩りばね140は、支持ピン133に取付け、一端をブラケット131の第1ピン131aに当て、他端をレバー片134の第2ピン134aに当てることにより、レバー片134を時計回り方向に付勢する部材である。これにより、レバー片134をリリース位置RPに静止させることができる。
【0061】
以上述べたように、レバーロック部材130の主要部材をレバー片134、捩りばね140及びロックピン138の3部材から構成したものであり、レバーロック部材130のコンパクト化と、低コスト化を達成することができる。
【0062】
次に、第2実施の形態の作用を図8〜図10に基づいて説明する。
図8の状態から操作レバー123を握って矢印aの如く操作すると同時に、レバー片134に指をかけて矢印bの如く操作する。
【0063】
図9(a),(b)は本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の第1作用説明図である。
(a)において、操作レバー123が解除位置P2に到達し、レバー片134がロック位置LPに到達する。このとき、操作レバー123のロック溝135にレバー片134のロックピン138が噛み合う。
ここで、ロック溝135はピン92を軸に第1円弧145に沿って移動することが可能で、ロックピン138は支持ピン133を軸に第2円弧146に沿って移動することが可能である。
【0064】
しかし、ロック溝135にロックピン138が噛み合っているので、ロック溝135の移動はロックピン138で規制され、ロックピン138の移動はロック溝135で規制される。従って、操作レバー123を解除位置P2に静止するとともにレバー片134をロック位置LPに静止することができる。
【0065】
この結果、第1実施の形態と同様に、インナワイヤ95でスイングアーム97(図3に示す)を上方に引上げ、スイングアーム97がピン98を軸にして上方へスイングしてプッシュロッド38を押し上げる。
よって、開閉弁40が開いて上部室46と下部室47との間が連通し、支持機構30がフリーの状態になる。
なお、操作レバー123が解除位置P2に静止した状態において、操作レバー123と右グリップ部72との間の所定間隔をSに設定する。この所定間隔Sは、作業者の指が入る広さである。
【0066】
(b)において、右手148の指148a〜148dを操作レバー123から離し、隙間Sに指148a〜148dを差し込んで右グリップ部72を握る。この状態で、左右のグリップ部70,72(グリップ部70は図示しない)を矢印cの如く持上げて排雪板55(図7に示す)を下降する。
一方、左右のグリップ部70,72(グリップ部70は図示しない)を矢印dの如く押し下げることで、排雪板55(図7に示す)を上昇させることができる。
【0067】
図10は本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の第2作用説明図である。
右手148の指148a〜148dを右グリップ部72から離し、これらの指148a〜148dで操作レバー123を握り、操作レバー123を矢印eの如く僅かに移動する。これにより、ロックピン138からロック溝135が離れ、ロック溝135とロックピン138との噛み合いを解除する。
よって、捩りばね140のばね力でレバー片134を支持ピン133を軸に矢印fの如く移動して、図8のリリース位置RPに戻す。
【0068】
一方、ロック溝135とロックピン138との噛み合いを解除した後、指148a〜148dを操作レバー123から離すことにより、操作レバー123も矢印gの如く移動する。これにより、操作レバー123を図8の保持位置P1に簡単に戻すことができる。
【0069】
操作レバーユニット120の操作レバー123が保持位置P1に戻ることにより、図3に示すように、スイングアーム97が下方へスイングして元の位置に復帰する。よって、プッシュロッド38が下降して開閉弁40が再び閉塞する。これにより、高圧気体50は上部室46と下部室47との間で通過不能になる。従って、図7に示す排雪板55を所定位置に保持することができる。
【0070】
第2実施の形態の除雪機によれば、ハンドル60(右水平チューブ64)にレバーロック部材130を設け、このレバーロック部材130で操作レバーユニット120を握った位置にロックする。このため、排雪板55の高さを調整する際に、操作レバーユニット120を操作しながらハンドル60、すなわち左右のグリップ部70,72を上下移動させる必要はない。よって、作業者はグリップ部70,72の上下移動のみを操作すればよいので、作業者の負担を軽減することができる。
【0071】
加えて、グリップ部70,72の上下移動する際に、操作レバーユニット120を操作する必要がないので、作業者はグリップ部70,72の上下移動のみの操作に専念することができる。従って、グリップ部70,72の上下移動をスムーズに行うことができるので、除雪作業性を高めることができる。
【0072】
さらに、第2実施の形態の除雪機によれば、レバーロック部材130のレバー片134をスイングするだけでロック溝135とロックピン138との噛み合わせを可能にした。よって、作業者はレバー片134をスイングするだけの簡単な操作で、操作レバーユニット120を握った位置にロックすることができる。このため、作業者の負担をより軽減することができる。
加えて、操作レバーユニット120を簡単な操作でロックすることができるので、除雪作業性をより高めることができる。
【0073】
なお、前記第1、第2実施の形態では、除雪作業部として排雪板55を使用した例について説明したが、その他の除雪作業部として例えばロータリ除雪装置を使用しても同様の効果を得ることができる。
また、前記第1、第2実施の形態では、クローラベルト15で走行する除雪機を例に説明したが、クローラベルト15に代えて車輪で走行する除雪機に適用することも可能である。
【0074】
【発明の効果】
本発明は上記構成により次の効果を発揮する。
請求項1は、ハンドルにレバーロック部材を設け、このレバーロック部材で操作レバーを握った位置にロックする。このため、除雪作業部の高さを調整する際に、操作レバーを操作しながらハンドルを上下移動させる必要はない。よって、作業者はハンドルの上下移動のみを操作すればよいので、作業者の負担を軽減することができる。
【0075】
加えて、操作レバーを操作する必要がないので、作業者はハンドルの上下移動のみの操作に専念することができる。従って、ハンドルの上下移動をスムーズに行うことができるので、除雪作業性を高めることができる。
【0076】
さらに、請求項1は、レバーロック部材のレバー片をスイングするだけでロック溝とロックピンとの噛み合わせを可能にした。よって、作業者はレバー片をスイングするだけの簡単な操作で、操作レバーを握った位置にロックすることができる。このため、作業者の負担をより軽減することができる。
加えて、操作レバーを簡単な操作でロックすることができるので、除雪作業性をより高めることができる。
レバーロック部材の主要部材をレバー片、ばね部材及びロックピンの3部材から構成したものであり、レバーロック部材のコンパクト化と、低コスト化を達成することができる。
【0078】
請求項2は、シリンダ内に高圧気体を封入したので、開閉弁を開いたとき、その開口を通過しやすくすることができる。よって、例えばシリンダ内に油を封入した場合と比較すると、ピストンをスムーズに移動することができる。従って、ハンドルをより簡単に上下移動することができるので、作業者の負担をより軽減することができ、除雪作業性をより高めることができる。
さらに、シリンダ内に高圧気体を封入したので、開閉弁を閉じたときに、高圧気体の圧縮作用により、路面や積雪面からの衝撃や振動を抑制することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の側面図
【図2】本発明に係る除雪機(第1実施の形態)のハンドルを示す斜視図
【図3】本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の支持機構の断面図
【図4】図3の4部拡大図
【図5】本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の要部拡大図
【図6】本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の第1作用説明図
【図7】本発明に係る除雪機(第1実施の形態)の第2作用説明図
【図8】本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の要部拡大図
【図9】本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の第1作用説明図
【図10】本発明に係る除雪機(第2実施の形態)の第2作用説明図
【符号の説明】
10…除雪機、11…雪面、15…クローラベルト、16…走行フレーム、20…機体、30…支持機構、35…シリンダ、36…ピストン、38…伝動部材(プッシュロッド)、40…開閉弁、50…高圧気体、55…除雪作業部(排雪板)、60…ハンドル、90,120…高さ調整用の操作レバーユニット、93…操作レバー、100,130…レバーロック部材、104,134…レバー片、105,135…ロック溝、108,138…ロックピン、110…ばね部材(板ばね)、140…ばね部材(捩りばね)
。
Claims (2)
- 雪面をクローラベルト又は車輪を介して走行させる走行フレームに上下スイング可能に機体を取付け、この機体と前記走行フレームとの間に支持機構を介在させることで機体の角度を決めるようにし、機体の前部に除雪作業部を取付け、機体から延したハンドルに操作レバーを取付け、この操作レバーを握ることで前記支持機構をフリー状態にして前記機体の角度を変更できるようにし、操作レバーを離すことで前記支持機構をロック状態にする構成の除雪機において、
握った状態の操作レバーが、その位置から戻らぬように操作レバーをロックするレバーロック部材を、前記ハンドルに設け、
前記レバーロック部材は、ハンドルにスイング可能に取付けたレバー片と、前記レバー片をロック位置又はリリース位置に保持するばね部材と、前記レバー片、前記操作レバーの一方に立てたロックピンと、他方に形成され、前記操作レバーを握った状態で前記ロックピンと噛み合い可能なロック溝と、からなることを特徴とする除雪機。 - 前記支持機構は、機体と走行フレームの一方に連結するシリンダと、機体と走行フレームの他方に連結するピストンロッドと、このピストンロッドに連結するとともにシリンダに内蔵したピストンと、このピストンの前後に且つシリンダ内に封入した高圧気体と、ピストンに備えた開閉弁と、この開閉弁を開く力を前記操作レバーの握り動作に対応して開閉弁へ伝える伝動部材と、からなる請求項1記載の除雪機。
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