JP4435221B2 - 熱処理装置の空焼き方法 - Google Patents

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本発明は、半導体製造技術に関し、特に、ヒータユニットの断熱槽の改良に係り、例えば、半導体集積回路装置(以下、ICという。)が作り込まれる半導体ウエハ(以下、ウエハという。)に酸化処理や拡散処理、成膜処理、アニール処理およびリフロー処理等の熱処理(thermal treatment )を施す熱処理装置(furnace )に利用して有効なものに関する。
ICの製造方法において、ウエハに拡散処理を施すのにバッチ式縦形ホットウオール形熱処理装置(以下、熱処理装置という。)が使用されている。
熱処理装置はウエハが搬入される処理室を形成する縦形に設置されたプロセスチューブと、プロセスチューブ内を排気する排気管と、プロセスチューブ外に敷設されてプロセスチューブ内を加熱するヒータユニットとを備えており、複数枚のウエハがボートによって垂直方向に整列されて保持された状態でプロセスチューブ内に下端の炉口から搬入され、ヒータユニットによってプロセスチューブ内が加熱されることにより、ウエハに拡散処理が施されるように構成されている。
このような熱処理装置においては、ヒータユニットはプロセスチューブを全体的に被覆する長い円筒形状に形成された断熱槽の内周に長大に形成されたヒータ素線が敷設されている。
そして、従来のこの種の断熱槽は円盤形状の天井壁部材が円筒形状の側壁部材にその上端開口部を閉塞するように被せられて形成されている(例えば、特許文献1参照)。
特開2002−270529号公報
しかしながら、天井壁部材が側壁体の上端開口部に被せられた断熱槽においては、ヒータユニットの温度が1300℃までも上昇された際には、天井壁部材の周辺部が上方に反ることによって天井壁部材の周辺部と側壁体の上端開口部との間に隙間が形成されてしまうために、断熱槽内の熱が逃げてしまうという問題点がある。
本発明の目的は、断熱槽内の熱が逃げるのを防止することができる半導体製造装置を提供することにある。
前記した課題を解決するための手段のうち代表的なものは、次の通りである。
(1)処理室を形成する処理管と、
前記処理室にガスを導入するガス導入管と、
前記処理室の雰囲気を排出する排気管と、
前記処理管の外側に設けられた断熱槽と、を備え、
前記断熱槽は、
上下両端が開口した円筒形状の側壁部材と、
前記側壁部材の上端に載置され、上端の開口を閉塞する天井壁部材と、を備え、
前記天井壁部材の下端面は、前記側壁部材に載置される前記側壁部材の上端面よりも下側に位置し、前記下端面が平坦面であることを特徴とする熱処理装置。
(2)熱処理装置に使用されるヒータユニットであって、
前記ヒータユニットは、
円筒形状のケースと、
前記ケースの内部に設置される断熱槽と、
前記断熱槽の内周側に設けられたヒータ素線と、を備え、
前記断熱槽は、
上下両端が開口した円筒形状の側壁部材と、
前記側壁部材の上端に載置され、上端の開口を閉塞する天井壁部材と、を備え、
前記天井壁部材の下端面は、前記側壁部材に載置される前記側壁部材の上端面よりも下側に位置し、前記下端面が平坦面であることを特徴とするヒータユニット。
(3)熱処理装置に使用される断熱槽であって、
前記断熱槽は、
上下両端が開口した円筒形状の側壁部材と、
前記側壁部材の上端に載置され、上端の開口を閉塞する天井壁部材と、を備え、
前記天井壁部材の下端面は、前記側壁部材に載置される前記側壁部材の上端面よりも下側に位置し、前記下端面が平坦面であることを特徴とする断熱槽。
(4)処理室を形成する処理管と、
前記処理室にガスを導入するガス導入管と、
前記処理室の雰囲気を排出する排気管と、
前記処理管の外側に設けられた断熱槽と、
前記断熱槽の内周側に設けられたヒータ素線と、を備え、
前記断熱槽は、
上下両端が開口した円筒形状の側壁部材と、
前記側壁部材の上端に載置され、上端の開口を閉塞する天井壁部材と、を備え、
前記天井壁部材の下端面は、前記側壁部材に載置される前記側壁部材の上端面よりも下側に位置し、前記下端面が平坦面である熱処理装置を用いて被処理基板に半導体集積回路装置を製造する半導体集積回路装置の製造方法であって、
前記処理室内に前記被処理基板を搬入する工程と、
前記被処理基板を加熱して所望の処理を実行する工程と、
を備えることを特徴とする半導体集積回路装置の製造方法。
前記した手段の断熱槽においては、側壁部材と天井壁部材とが段差部によって結合していることにより、天井壁部材が反ったとしても、天井壁部材の周辺部と側壁部材の上端開口部との間に隙間が形成されてしまうのを防止することができるために、断熱槽内の熱が逃げるのを防止することができる。
以下、本発明の一実施の形態を図面に即して説明する。
本発明の一実施の形態である熱処理装置(バッチ式縦形ホットウオール形熱処理装置)は、図1に示されているように、筐体1に垂直に配されて支持された縦形のプロセスチューブ2を備えている。
プロセスチューブ2は石英(SiO2 )が使用されて、上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に成形されている。プロセスチューブ2の筒中空部はボートによって垂直方向に整列した状態に保持された複数枚のウエハが搬入される処理室3を形成しており、プロセスチューブ2の下端開口は被処理基板としてのウエハを出し入れするための炉口4を構成している。
プロセスチューブ2の外側には炭化シリコン(SiC)が使用されて上端が閉塞し下端が開口した円筒形状に成形された均熱チューブ5が同心円に被せられて、筐体1によって垂直に支持されている。
プロセスチューブ2の一部には排気管6が接続されており、排気管6は排気装置(図示せず)に接続されて処理室3を所定の真空度に真空排気し得るように構成されている。
プロセスチューブ2の側壁の他の部位にはガス導入管7がプロセスチューブ2の炉口4に連通するように接続されており、ガス導入管7には窒素ガス供給装置(図示せず)に接続されている。
プロセスチューブ2の下端部の外側にはこれを包囲するスカベンジャ8が、均熱チューブ5の外側空間に連通するように形成されており、スカベンジャ8の内部は排気管(図示せず)によって排気されるようになっている。
筐体1の天井壁におけるプロセスチューブ2の下端開口に対向する部分には、ボート搬入搬出口9が開設されており、ボート搬入搬出口9はシャッタ10によって開閉されるようになっている。
また、ボート搬入搬出口9にはシールキャップ17が垂直方向下側から当接されるようになっている。シールキャップ17はボート搬入搬出口9よりも大径の円盤形状に形成されており、筐体1の内部に垂直に設備されたエレベータ(図示せず)によって垂直方向に昇降されるように構成されている。
シールキャップ17の中心線上には被処理基板としてのウエハWを保持するためのボート11が垂直に立脚されて支持されるようになっている。
ボート11は上下で一対の上側端板12および下側端板13と、上側端板12と下側端板13との間に垂直に立脚された複数本(本実施の形態においては三本とする。)の保持部材14とを備えており、三本の保持部材14には多数の保持溝15が長手方向に等間隔に配されて互いに対向して開口するように刻設されている。
ボート11は三本の保持部材14の保持溝15間にウエハWの周辺部を挿入されることにより、複数枚のウエハWを水平にかつ互いに中心を揃えた状態に整列させて保持するようになっている。
ボート11とシールキャップ17との間には断熱キャップ部16が配置されており、断熱キャップ部16はボート11をシールキャップ17の上面から持ち上げた状態に支持することにより、ボート11の下端を炉口4の位置から適当な距離だけ離間させるように構成されている。
均熱チューブ5の外部にはプロセスチューブ2の内部を加熱するヒータユニット20が、均熱チューブ5を包囲するように同心円に配置されて、スカベンジャ8を挟んで筐体1によって支持されている。
図2に示されているように、ヒータユニット20はステンレス鋼(SUS)が使用されて上端閉塞で下端開口の円筒形状に形成されたケース21を備えており、ケース21の内径は均熱チューブ5の外径よりも充分に大きく設定されている。
ケース21の内部には耐熱温度が1600℃になるように構成された断熱槽22が設置されている。断熱槽22は均熱チューブ5の外径よりも大径の内径およびケース21の内径よりも小径の外径を有する上下両端が開口した円筒形状の側壁部材23と、側壁部材23の上端に被せられて上端開口を閉塞する円盤形状の天井壁部材24とを備えている。
断熱槽22の側壁部材23は外側ブランケット23aと内側ブランケット23bとが、ケース21の内周面に二重に敷設されて構築されており、外側ブランケット23aおよび内側ブランケット23bはいずれも、多結晶ムライト繊維が連続的に積層されてブランケット形状に成形されニードルパンチ処理されて構成されている。
側壁部材23の上端開口部には階段形状の雌形段差部25が、内側ブランケット23bの高さが外側ブランケット23aよりも低く設定されることによって形成されている。
断熱槽22の天井壁部材24は上側ボード24aと下側ボード24bとが重ね合わされて構築されている。上側ボード24aおよび下側ボード24bはいずれも、多結晶ムライト繊維に結合材を加えて円板形状に成形されており、最高使用温度加熱後の曲げ強度が0.32MPaになるように構成されている。
天井壁部材24の外周には階段形状の雄形段差部26が、下側ボード24bの外径が上側ボード24aの外径よりも小径に設定されることによって形成されている。側壁部材23の雌形段差部25と天井壁部材24の雄形段差部26とは互いに嵌合するように設定されており、天井壁部材24の雄形段差部26が側壁部材23の雌形段差部25に嵌入されることにより、天井壁部材24は側壁部材23の上端開口部を密閉するように被せ付けられている。
断熱槽22の側壁部材23の内周にはヒータ素線30が螺旋状に配線されて敷設されている。ヒータ素線30はFe−Cr−Al合金が使用されて丸棒形状に押し出し成形によって成形されており、側壁部材23の内周面に螺旋状に配線されて、側壁部材23の内周面に据え付けられた取付金具(図示せず)によって保持されている。
以上のように構成されたヒータユニット20は実際の稼働前に空焼きステップを実施される。
空焼きステップは図2に示されているように処理室3にボート11を搬入せずにボート搬入搬出口9をシャッタ10によって閉じた状態で、室温から所定の高温度(1200℃〜1300℃)まで約30時間かけて上昇させることにより、ヒータユニット20の内部の不純物を除去するステップである。
すなわち、空焼きステップの実施により、断熱槽22の側壁部材23を構成した外側ブランケット23aおよび内側ブランケット23bと天井壁部材24の上側ボード24aおよび下側ボード24bとにおける多結晶ムライト繊維に付着ないしは吸着した金属汚染物質や、多結晶ムライト繊維を結合するための結合材等の不純物が焼失される。
また、ヒータ素線30のアルミニウムと酸素(O2 )との酸化反応によってヒータ素線30の表面に形成された酸化アルミニウム膜の膜が、きわめて高温度をもって実施される空焼きステップにより緻密で薄い膜を形成するために、ヒータ素線30はこの表面に形成された緻密で薄い酸化アルミニウム膜によって効果的に保護される状態になる。
なお、空焼きステップが低温度をもって実施された場合には、ヒータ素線30の表面には厚くて粗い酸化アルミニウム膜が形成され、この厚くて粗い酸化アルミニウム膜は剥離し易いために、ヒータ素線30の耐久性(寿命)は低下してしまう。
ちなみに、空焼きステップにおいて発生した不純物のガスは、スカベンジャ8の排気管によってヒータユニット20の外部に排気される。
ところで、図3(a)に示されているように、雄形段差部を有しない天井壁部材24’が側壁部材23’の上端面に被せられて上端開口部が閉塞されている場合には、空焼きステップにおいてヒータユニットの温度が1300℃まで上昇されると、図3(b)に示されているように、天井壁部材24’が周辺部が上方に反ることにより、天井壁部材24’の周辺部と側壁部材23’の上端開口部との間に隙間27が形成されてしまうために、断熱槽内の熱が逃げてしまうという問題点が発生する。その結果、従来の熱処理装置におけるヒータユニットの空焼きステップの温度は1200℃に設定されることになるために、ヒータユニットにおける金属汚染を充分に低減することができない。
しかし、本実施の形態に係る断熱槽22においては、天井壁部材24の外周の雄形段差部26が側壁部材23の上端開口部の雌形段差部25に嵌入されていることにより、図3(c)に示されているように、空焼きステップにおいてヒータユニット20の温度が1300℃に上昇されて、天井壁部材24が上方に反ったとしても、天井壁部材24の周辺部と側壁部材23の上端開口部との間に隙間が形成されてしまうのを防止することができるために、断熱槽内の熱が逃げてしまうという問題点が発生するのは防止することができる。その結果、本実施の形態に係る熱処理装置においては、空焼きステップの温度を1300℃に設定することによりヒータユニットにおける金属汚染を充分に低減することができる。
以上のように空焼きステップを実施された本実施の形態に係る熱処理装置の熱処理工程における作用は、従来のヒータユニットを備えた熱処理装置それと同様であるから、本実施の形態に係る熱処理装置による成膜工程の作用の説明は省略する。
なお、本発明は前記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々に変更が可能であることはいうまでもない。
例えば、側壁部材23の雌形段差部25および天井壁部材24の雄形段差部26の形状は階段形状に形成するに限らず、図4に示されているように形成することができる。
図4(a)に示された第二の実施の形態においては、R面取り部を有する雌形段差部25Aおよび雄形段差部26Aが嵌合されている。
図4(b)に示された第三の実施の形態においては、テーパを有する雌形段差部25Bおよび雄形段差部26Bが嵌合されている。
図4(c)に示された第四の実施の形態においては、三段の段差を有する雌形段差部25Cおよび雄形段差部26Cが嵌合されている。
図4(d)に示された第五の実施の形態においては、一段の段差を有する雌形段差部25Dおよび雄形段差部26Dが嵌合されている。
ヒータ素線は丸棒形状に形成して断熱槽の内周に螺旋状に敷設するに限らず、波形の平板形状にプレス加工やレーザ切断加工によって形成して断熱槽に互いに平行に多段に並べて敷設してもよい。
ヒータユニット、断熱槽およびケース等は円筒形状に形成するに限らず、四角形筒形状や多角形筒形状に形成してもよい。
また、図5に示されているように、本発明は急熱急冷ヒータユニット20Aを備えた熱処理装置にも適用することができる。
このヒータユニット20Aの下端部には吸気管31が断熱槽22の内部に連通するように接続されており、上端部には排気管32が断熱槽22の内部に連通するように接続されている。排気管32にはラジエタ33およびブロア34が上流側から順に介設されている。このヒータユニット20Aの天井壁部材24の中央部には排気管32を接続するための取付孔24cが大きく開設されている。
この熱処理装置において、冷却を行う場合には空気等の冷却媒体が吸気管31から吸い込まれ、排気管32によって断熱槽22の内周と均熱チューブ5の外周との間の空間から冷却媒体が排気される。熱を奪って昇温した冷却媒体は排気管32の途中のラジエタ33で冷却された後に排出される。処理室3内でウエハが処理されている際は冷却は行われないので、天井壁部材24の周辺部が上方に反ってしまう可能性があるが、本実施の形態においては側壁部材23と天井壁部材24との結合部には雌雄の段差部25、26が形成されているので、反りの発生は防止される。
本発明はバッチ式縦形ホットウオール形熱処理装置に限らず、他の半導体製造装置全般に適用することができる。
以上説明したように、本発明によれば、断熱槽内の熱が逃げるのを防止することができる。
なお、良好な実施形態には、次のものを含む。
天井壁部材が筒形状の側壁部材の上端開口部に被せられた断熱槽を備えている半導体製造装置において、
前記側壁部材と天井壁部材との結合部分には段差部が形成されていることを特徴とする半導体製造装置。
本発明の一実施の形態である熱処理装置を示す正面断面図である。 主要部を示す正面断面図である。 反りによる状態を説明する主要部の各断面図であり、(a)は比較例を示し、(b)はその比較例における隙間の発生を示し、(c)は本実施の形態の場合を示している。 段差部の変形例を示す各断面図であり、(a)は第二の実施の形態、(b)は第三の実施の形態、(c)は第四の実施の形態、(d)は第五の実施の形態をそれぞれ示している。 本発明の他の実施の形態である熱処理装置の主要部を示す正面断面図である。
符号の説明
W…プロダクトウエハ(基板)、
1…筐体、2…プロセスチューブ、3…処理室4…炉口、5…均熱チューブ、6…排気管、7…ガス導入管、8…スカベンジャ、9…ボート搬入搬出口、10…シャッタ、
11…ボート、12、13…端板、14…保持部材、15…保持溝、16…断熱キャップ部、17…シールキャップ、
20…ヒータユニット、21…ケース、22…断熱槽、23…側壁部材、24…天井壁部材、25…雌形段差部、26…雄形段差部、27…隙間、30…ヒータ素線、
20A…急熱急冷ヒータユニット、
31…吸気管、32…排気管、33…ラジエタ、34…ブロア。

Claims (1)

  1. 処理室を形成するプロセスチューブと、
    前記処理室にガスを導入するガス導入管と、
    前記処理室の雰囲気を排出する排気管と、
    前記プロセスチューブの外側に設けられた断熱槽と、
    前記断熱槽の内周側に設けられたヒータ素線と、
    複数枚の基板を整列させて保持するボートと、
    前記プロセスチューブのボート搬入搬出口を開閉するシャッタと、を備えた熱処理装置の空焼き方法において、
    上下両端が開口した円筒形状の上端開口部に雌形段差部を有する多結晶ムライト繊維製の側壁部材と、円板形状の外周に雄形段差部を有する多結晶ムライト繊維製の天井壁部材とをそれぞれ予め形成し、前記雄形段差部を前記雌形段差部に嵌入させて、前記天井壁部材が前記側壁部材の前記上端開口部を閉塞した前記断熱槽を形成するステップと、
    前記断熱槽内を排気するスカベンジャを前記プロセスチューブの下端部外側に設けるステップと、
    記処理室内に前記ボートを搬入せずに、前記ボート搬入搬出口を前記シャッタによって閉じた状態で、前記断熱槽内を前記スカベンジャによって排気しながら、前記処理室内の温度を1300℃まで上昇させる空焼きステップ
    を有することを特徴とする熱処理装置の空焼き方法。
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