JP4434476B2

JP4434476B2 - Connection structure of vertical sewer pipe with spiral guideway and sewer pipe

Info

Publication number: JP4434476B2
Application number: JP2000378932A
Authority: JP
Inventors: 俊秀野中
Original assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Current assignee: Sekisui Chemical Co Ltd
Priority date: 2000-12-13
Filing date: 2000-12-13
Publication date: 2010-03-17
Anticipated expiration: 2020-12-13
Also published as: JP2002180528A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、略水平な下水管路の天端近傍に接続される螺旋案内路付き垂直下水管（以降、縦管という。）と下水管路との連結部構造に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、高落差のマンホール内で使用される縦管は、縦管の終端から横向きにおよそ縦管径の２分の１程度の管径の横引き管を延出させてその先端を側方から下水管内に開口させて設置する場合がほとんどであった。しかるに、近年、マンホールの直径をできるだけ小さくするために、横引き管を使用せず下水管の天端に直接縦管を接続する場合がでてきた。
【０００３】
縦管を直接下水管天端に接続すると、縦管中を螺旋案内路によって旋回状態で流下してきた下水は、縦管を出た瞬間に、螺旋水流の向きに沿ってその方向に四方に拡散するように、縦管の管端面全周に渡って放射状に広がる流れとなる。この流れ方向には下水管を流れる下水の流れ方向と逆方向の流れがあり、下水管中の流れを阻害するという問題点があった。
【０００４】
この問題点に対し、特願平１０−２０７８９４号公報には、螺旋板終端部下方の流出口近傍の流路に垂直方向に板を設け、縦管を流下してきた旋回流をこれに衝突させて旋回水流に抵抗を与え、流出口から流出する水流が放射状に広がってしまうことを押さえる方法が提案されている。しかしながら、この方法では、旋回流の流れに対して垂直に設けられた板により、下水の旋回を止めることはできるが、該板を越流した下水流は下方に自然流下するのみであり下水管の流れ方向に沿った一方向の流れとすることは困難であるという問題点がある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、略水平な下水管路の天端近傍に縦管を接続した際に、縦管から流出する下水の流れ方向を、下水管路を流れる下水の流れ方向と略同じ方向にすることができる螺旋案内路付き垂直下水管と下水管路との連結部構造を提供する目的でなされたものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するための本発明の請求項１記載の螺旋案内路付き垂直下水管と下水管路との連結部構造（発明１）は、略水平な下水管路の天端近傍に接続される螺旋案内路付き垂直下水管の連結部構造であって、上記螺旋案内路付き垂直下水管と上記下水管路との接続部上方に、水平面から０°から６０°の角度で、床板平面の傾斜の低い側が下水管路を流れる下水流の下流方向側となるよう床板が設けられ、該床板の低い側の一部に、断面積が垂直下水管の断面積の４分の１から２分の１である短管が下水管路側に突設して設けられ、該短管の下方解放口の開口面が、螺旋案内路付き垂直下水管内の下水管路との接続部端面で、下水流の方向に略一致して、該短管端部の最低位における短管の管軸が水平面から３０°〜６０°となるように開口されていることを特徴とする螺旋案内路付き垂直下水管と下水管路との連結部構造である。
【０００７】
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【０００８】
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【０００９】
本発明１が適用される螺旋案内路付き垂直下水管（縦管）は、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン等熱可塑性合成樹脂類；繊維強化熱可塑性合成樹脂、繊維強化熱硬化性合成樹脂、レジンコンクリート等強化合成樹脂類；鉄、ステンレススチール等金属類、（鉄筋）コンクリート、モルタル等無機材料類等からなる外管内部に、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン等熱可塑性合成樹脂類；繊維強化熱可塑性合成樹脂、繊維強化熱硬化性合成樹脂、レジンコンクリート等強化合成樹脂類；鉄、ステンレススチール等金属類、（鉄筋）コンクリート、モルタル等無機材料類等からなる螺旋案内路が設けられ、下方の下水管路と上方の下水管路との落差を結ぶマンホール中に設置若しくはさや管中に設置されて、下方の下水管路の天端近傍に接続されて使用されるものである。下方の下水管路の材質等については、特に制限はない。
【００１０】
連結部構造の構成に用いられる床板やその他部材の材料としては、耐水性、耐圧性、耐腐食性に優れたものであれば特に制限されず、例えば一例として、塩化ビニル樹脂、ポリエチレン等熱可塑性合成樹脂類；繊維強化熱可塑性合成樹脂、繊維強化熱硬化性合成樹脂、レジンコンクリート等強化合成樹脂類；鉄、ステンレススチール等金属類、（鉄筋）コンクリート、モルタル等無機材料類；又はこれらが組み合わされたもの等が挙げられる。
【００１１】
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【００１２】
上記床板の取り付け高さは、取り付けられた床板の上端辺縁高さが螺旋案内路の最下端から螺旋２ピッチ下方までの高さ範囲とされる。この高さ範囲内に取り付けられれば、縦管を流下する下水の旋回流が床板に衝突した際、跳水が大きくなって流れが乱されたり、空気が抜けなくなったり、床板が損傷することなく旋回流を受け止めることができる。
【００１３】
即ち、床板の取り付け高さは、後に記載する貫通孔の開口位置と螺旋案内路の最終端の方向とに関係する。貫通孔は縦管内の下水管路を流れる下水流れの下流側に開口されるが、螺旋案内路を出た下水旋回流の向きが下水管路の流下方向と同方向となるように縦管から下方の下水管路に流出されなければならないからである。
【００１４】
例えば、縦管内に設けられる螺旋案内路の最終端の方向が、螺旋案内路から流出される下水旋回流の向きが下水管路の下流方向と同方向となる位置で終端辺とされている場合には、床板最高部の高さは、螺旋案内路の最終ピッチに合わせた高さ又は略１又は略２ピッチ分だけ下げた高さとされれば、縦管を流下した下水流は貫通孔を通って下水管路中の下水流れと同方向に流出する。
【００１５】
又、縦管内に設けられる螺旋案内路の最終端の方向が、螺旋案内路から流出される下水旋回流の向きが下水管路の流下方向から上流側に９０°方向となる位置で終端辺とされている場合には、床板最後部の高さは、螺旋案内路の最終ピッチから略４分の１又は略４分の５ピッチ分だけ下げた高さとされれば、縦管を流下した下水流は貫通孔を通って下水管路中の下水流れと同方向に流出する。
【００１６】
同様に、縦管内に設けられる螺旋案内路の最終端の方向が、螺旋案内路から流出される下水旋回流の向きが下水管路の流下方向から上流側に１８０°方向となる位置で終端辺とされている場合には、床板最後部の高さは、螺旋案内路の最終ピッチから略２分の１又は略２分の３ピッチ分だけ下げた高さとされ、２７０°方向となる位置で終端辺とされている場合には、板は最終ピッチから略４分の３ピッチ又は略４分の７ピッチ分だけ下げた高さとされれば、縦管を流下した下水流は貫通孔を通って下水管路中の下水流れと同方向に流出する。
【００１７】
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【００１８】
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【００１９】
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【００２０】
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【００２１】
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【００２２】
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【００２３】
なお、貫通孔の開口方法は、板の材質に合わせて適宜選択して開けられれば良く、特に限定されるものではない。
【００２４】
上記床板を縦管に取り付ける方法は、床板材料、床板厚さ、縦管材料、外管管壁厚さ等により、適宜選択して用いられれば良く、特に限定されるものではない。例えばその方法の一例としては、床板及び縦管がいずれも合成樹脂類の場合には、使用された材質に適合した接着剤、繊維補強熱硬化性合成樹脂のハンドレイアップ、溶接、固定金具等により接合する方法、金属又は合成樹脂又は無機材料のように異なる材質が２種類組み合わされる場合では、材質に適合した充填型接着剤、繊維補強熱硬化性合成樹脂のハンドレイアップ、固定金具等により接合する方法などが挙げられる。
【００２５】
また床板は、鉄筋コンクリートやモルタル等で構成されていても良い。この場合は、縦管の施工現場で打設される場合もある。
【００２６】
発明１においては、床板の取り付け角度は、水平面から０°から６０°の角度で、床板平面の傾斜の低い側が下水管路を流れる下水流の上流方向側となるよう設けられる。この取り付け角度の範囲であれば、縦管を流下する下水の旋回流が板に衝突した際、跳水が大きくなって流れが乱されたり、床板により下水流が滞留してしまうことがない。
【００２７】
床板の最低位置に取り付けられる短管は直管、屈曲管又は曲管であっても構わない。即ち、床板に取り付けられる短管の一端面が水平面から０°から６０°の範囲内の任意の角度であっても、短管の下方解放口における管軸の方向が、水平面から３０°から６０°の範囲であれば良く、この取り付け角度の範囲であれば、縦管を流下する下水の旋回流が板に衝突した際、跳水が大きくなって流れが乱されたり、空気が抜けなくなったり、床板が損傷することがなく、床板により下水流が滞留してしまうことがない。また下方解放口は下水管路内に突出して設けられてはならない。
短管の断面積は、縦管の断面積の４分の１から２分の１とされる。この範囲であれば、縦管内を流下する下水量を、空気流通量の影響や異物による詰まりなく下方の下水管路に無理なく流すことが可能であるが、管径に対して設計流量が大きい場合や流量変化が大きいと予想される場合には、大きい断面積とすべきことは言うまでもない。
【００２８】
短管を床板に取り付ける方法は、通常の管の取り付け方法がそのまま適用できる。即ち、例えばその方法の一例としては、床板及び短管がいずれも合成樹脂類の場合には、使用された材質に適合した接着剤、繊維補強熱硬化性合成樹脂のハンドレイアップ、溶接、固定金具等により接合する方法、金属又は合成樹脂又は無機材料のように異なる材質が２種類組み合わされる場合では、材質に適合した充填型接着剤、繊維補強熱硬化性合成樹脂のハンドレイアップ、固定金具等により接合する方法などが挙げられる。
【００２９】
また床板及び短管は、鉄筋コンクリートやモルタル等で構成されていても良い。この場合は、縦管の施工現場で打設される場合もある。
【００３０】
短管の下方解放口における管軸の方向が、水平面から３０°から６０°の範囲であれば、貫通孔から短管に導かれた下水の旋回流を整流する効果が確実であり、縦管から流出する下水流れが下方の下水管路中の下水の流れ方向に逆らう恐れが確実になくなると共に、管の詰まりや空気の流通が阻害されることがなくなる。但し、短管の床板取り付け側一端面の角度が、解放口側一端面の角度と同じは水平に近くて取付け側端部と解放口側端部との途中で逆方向に折れていない方が、下水の流れがスムースとなるので好都合である。
【００３１】
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【００３２】
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【００３３】
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【００３４】
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【００３５】
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【００３６】
また、本発明１は、縦管と下水管路との連結部構造であり、このような構造を有する管を作成し、該管を縦管の螺旋案内路の最終端直後に接続して用いることもできる。又、この構造のスラブを下水管路の天端部に設け、これに縦管を接続することもできる。
【００３７】
（作用）
本発明１においては、縦管を流下して螺旋案内路から流出された下水の旋回流を床板が受け止めて旋回流の旋回勢いを弱め、この弱められた旋回流を、短管によって、下方の下水管路を流れる下水の流れ方向に沿って下水管路に流出させることができ、短管の断面積が縦管の断面積の４分の１から２分の１であるので、急激な下水量の変化に追随して、流れが悪くなったり空気が抜けなくなったりすることがない。
【００３８】
（削除）
【００３９】
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【００４０】
（削除）
【００４１】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を図面を参照しながら説明する。但し、本発明に含まれる例の全ては図示できないので、これらの図は代表図であり、図示しない他例があることは当然である。
【００４２】
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【００４３】
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【００４４】
（削除）
【００４５】
図１は、床板の一部に貫通孔が設けられその貫通孔に短管が斜めに取り付けられた螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の一例を示す図であり、図１（ａ）はその断面図、図１（ｂ）はその側面断面図である。
【００４６】
床板２は、略水平に縦管１内部に取り付けられ、その下水流Ｆの上流側に貫通孔４が開口されている。貫通孔４には、直径が縦管の直径の２分の１である短管５が、水平面から４５°の角度で取り付けられ、下水管路Ｇの天端部に、開口部端面における短管５の管軸が下水流Ｆの下流側に向くように取り付けられている。縦管１を旋回流となって流下した下水は、下水流Ｆの下流側に向かって床板２に当たり、その旋回流の勢いを減勢されると同時に短管５を通ってその流れの向きを下水流Ｆの下流方向に整流され、開口部３から下水管路Ｇに流出する。
【００４７】
図２は、床板の一部に貫通孔が設けられ、その貫通孔に短管が斜めに取り付けられた螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の別の一例を示す図であり、図２（ａ）はその断面図、図２（ｂ）はその側面断面図である。２は、水平から４５°の角度で下水流Ｆの上流側に向かって低い傾斜面を有するように、縦管１内部に取り付けられた床板であり、この床板２の下水流Ｆの上流側に貫通孔４が開口されている。
【００４８】
貫通孔４には、直径が縦管の直径の２分の１である短管５が、水平面から４５°の角度で取り付けられ、下水管路Ｇの天端部に、開口部端面における短管５の管軸が下水流Ｆの下流側に向くように取り付けられている。縦管１を旋回流となって流下した下水は、下水流Ｆの下流側に向かって床板２に当たり、その旋回流の勢いを減勢されると同時に短管５を通ってその流れの向きを下水流Ｆの下流方向に整流され、開口部３から下水管路Ｇに流出する。床板２が傾斜しているから、下水の流れる勢いはそれを保ったまま整流され、短管５が詰まる恐れが少なくなる。
【００４９】
図３は、床板の一部に貫通孔が設けられその貫通孔に短管が斜めに取り付けられた螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の更に別の一例を示す図であり、図３（ａ）はその断面図、図３（ｂ）はその側面断面図である。２は、水平から４５°の角度で下水流Ｆの上流側に向かって低い傾斜面を有するように、縦管１内部に取り付けられた床板であり、この床板２の下水流Ｆの上流側に貫通孔４が開口されている。
【００５０】
貫通孔４には、断面積が縦管の断面積の２分の１である断面略矩形の短管５が、水平面から４５°の角度で取り付けられ、下水管路Ｇの天端部に、開口部端面における短管５の管軸が下水流Ｆの下流側に向くように取り付けられている。縦管１を旋回流となって流下した下水は、下水流Ｆの下流側に向かって床板２に当たり、その旋回流の勢いを減勢されると同時に短管５を通ってその流れの向きを下水流Ｆの下流方向に整流され、開口部３から下水管路Ｇに流出する。短管５の断面が矩形であるから、減勢効果が良くなり、旋回流が残存して、下水流Ｆの下流方向以外に向って流出する恐れが少なくなる。
【００５１】
（削除）
【００５２】
（削除）
【００５３】
次に、本発明の縦管と下水管路との連結部構造の施工例を図面を参照しながら説明する。なお、縦管自体は、マンホール内に取り付けられる場合もあるが、専用のさや管を縦坑を設けてその中に挿入し、例えば、さや管と縦管との間にモルタル等を充填して固定される方法など、どのような方法が採られてもかまわないので、以下の図では図示して説明していない。
【００５４】
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【００５５】
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【００５６】
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【００５７】
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【００５８】
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【００５９】
図４（ａ）は、発明１の施工の一例を示す側面断面図である。本例においては、上方一端部が縦管１との接続用管受け口１０１とされ、下方他端が下水管路Ｇとの接続口とされ、その内部に発明１の構造を有する連結管１０を、下水管路Ｇの天端部に取り付けた例を示す。
【００６０】
連結管１０の内部に、下水流Ｆの上流側に向かって低くなる床板１０２が取り付けられ、床板１０２の上流側部に貫通孔１０４が設けられている。貫通孔１０４には、直径が縦管１の直径の２分の１である短管１０５が、水平面から４５°の角度で取り付けられ、下水管路Ｇの天端部に、短管５の開口部端面における短管１０５の管軸が下水流Ｆの下流側に向くように取り付けられている。なお、短管１０５の開口端面は、下水管路Ｇ内に突出しないようにされている。
【００６１】
連絡管１０と下水管路Ｇとの取り付け方法は、例えば、下水管路Ｇの天端部に設けられた解放口に、連結管１０を載せる支持台を固定し、連絡管１０に固定された取り付け治具を必要に応じてボルト等で下水管路Ｇに固定されるようされれば良く、更に連絡管１０と下水管路Ｇとの突き合わせ線を取り付け治具を含めて全周に渡って、例えばガラス繊維強化不飽和ポリエステル樹脂等をハンドレイアップ等で接着固定されるようにされても良い。
上方の縦管１との連結は、例えば管受け口１０１を通常のゴム輪付き管受け口とし、上方から縦管１を挿入して連結されるようにされればよい。ゴム輪受け口の場合には、上方の縦管１の自重が重いので、特に接着しなくても充分に止水され、かつ連結管１０と縦管１との脱着が可能となり、後のメンテナンスに利便が図れる。
【００６２】
図４（ｂ）は、発明１の施工の別の一例を示す側面断面図である。本例においては、下水管路Ｇの天端に開けられた解放口に、コンクリート現場打設により、床板１１２と床板１１２の上方に縦管１接続用の受け口が形成されている。即ち、前記連結管１０が現場打設のコンクリート製１１になったものと見なされ、その効果は全く同じである。
【００６３】
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【００６４】
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【００６５】
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【００６６】
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【００６７】
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【００６８】
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【００６９】
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【００７０】
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【００７１】
（実施例１）
図４（ａ）に示される連絡管を、管径１５００ｍｍのレジンコンクリート製短管の一端をゴム輪受け口とし、他端管内に厚さ１０ｍｍの繊維強化不飽和ポリエステル樹脂板の上面に厚さ１０ｍｍの高分子量ポリエチレン製板を積層した床板を取り付け角度０°で取り付け、床板の管壁近傍に、管径９００ｍｍのレジンコンクリート製短管を水平面から３０°の角度で短管他端の辺縁が連絡管の中央側となり、かつその部位が連絡管の先端から突出しないように取り付け、後述する支持台に固定するためのステンレススチール製の張り出し治具を固定した。
【００７２】
縦管の敷設場所に縦管挿通用さや管を設置し、その下端のポリエチレン製、管径３０００ｍｍの下水管路の天端に、連絡管を載せるステンレススチール製の支持台を固定し、その上方連絡管を短管の下端解放口の向きが下水管路の下流側となるように載置しボルトで支持台に固定した。さや管内に管径１５００ｍｍの下方縦管を挿通し、連絡管の管受け口に挿入して連結した。このとき、下方縦管は、下方縦管内のピッチ８００ｍｍの螺旋案内路の最終端と、床板との距離が８００ｍｍとなり、かつ螺旋案内路最終端の辺縁が下水管路の下水流の流の下流方向となるように配置した。
【００７３】
その上方に、順次中間縦管、上方縦管を挿入して連結し、さや管と完成した縦管との隙間にモルタルを充填して縦管を固定した。この連結部に、縦管から下水甘露煮下水を流下させたところ、連絡管から流出する下水は、全て下水管路内を流れる下水流の下流側に向かって流出した。
【００７４】
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【００７５】
（削除）
【００７６】
（削除）
【００７７】
【発明の効果】
以上の通りであるから、本発明の螺旋案内路付き垂直下水管と下水管路との連結部構造は、略水平な下水管路の天端近傍に縦管を接続した際に、縦管から流出する下水の流れ方向を、下水管路を流れる下水の流れ方向と略同じ方向にすることができるのである。
【図面の簡単な説明】
【図１】（ａ）発明１の螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の一例を示す断面図である。
（ｂ）その側面断面図である。
【図２】（ａ）発明１の螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の別の一例を示す断面図である。
（ｂ）その側面断面図である。
【図３】（ａ）発明１の螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の更に別の一例を示す断面図である。
（ｂ）その側面断面図である。
【図４】（ａ）発明１の螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の実施の一例を示す側面断面図である。
（ｂ）発明１の螺旋案内路付け垂直下水管と下水管路との連結部構造の実施の別の一例を示す側面断面図である。
【符号の説明】
１螺旋案内路付き垂直下水管（縦管）
１１螺旋案内路最下端辺縁
２、１０２、１１２床板
３解放口（開口部）
４、１０４、１１４貫通孔
５、１０５短管
１０連絡管
１０１縦管受け口
１１コンクリート製連絡管
Ｇ下水管路
Ｆ下水流の流れ方向[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a connecting portion structure between a vertical sewer pipe with a spiral guide path (hereinafter referred to as a vertical pipe) connected to the vicinity of the top end of a substantially horizontal sewer pipe and a sewer pipe.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, vertical pipes used in high-head manholes have a horizontal pipe extending about one-half of the vertical pipe diameter from the end of the vertical pipe and extending from the side to the end. In most cases, it was opened in the sewer pipe. However, in recent years, in order to make the diameter of the manhole as small as possible, a vertical pipe has been directly connected to the top end of the sewer pipe without using a horizontal pipe.
[0003]
When the vertical pipe is directly connected to the top of the sewer pipe, the sewage flowing down in the vertical pipe by the spiral guideway diffuses in all directions along the direction of the spiral water flow as soon as it exits the vertical pipe. Thus, the flow spreads radially over the entire circumference of the pipe end face of the vertical pipe. In this flow direction, there is a flow in the direction opposite to the flow direction of the sewage flowing through the sewer pipe, and there is a problem that the flow in the sewer pipe is obstructed.
[0004]
In response to this problem, Japanese Patent Application No. 10-207894 discloses that a plate is provided in the vertical direction in the flow path near the outlet at the lower end of the spiral plate, and the swirling flow that has flowed down the vertical pipe is made to collide with this. Thus, a method has been proposed in which resistance is given to the swirling water flow and the water flow flowing out from the outlet is prevented from spreading radially. However, in this method, it is possible to stop the swirling of the sewage by a plate provided perpendicular to the swirling flow, but the sewage flow that has crossed the plate only flows naturally downward, and the sewer pipe There is a problem that it is difficult to make the flow in one direction along the flow direction.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
In the present invention, when a vertical pipe is connected in the vicinity of the top end of a substantially horizontal sewer pipe, the flow direction of the sewage flowing out of the vertical pipe is set to be substantially the same as the flow direction of the sewage flowing through the sewer pipe. It was made for the purpose of providing a connecting portion structure between a vertical sewer pipe with a spiral guideway and a sewer pipe.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
In order to solve the above-mentioned problems, the connecting portion structure (invention 1) of the vertical sewage pipe with a spiral guideway and the sewage pipe according to claim 1 of the present invention is connected to the vicinity of the top end of the substantially horizontal sewage pipe. A vertical sewage pipe connection structure with a spiral guideway, wherein the floor slab plane is above the connection between the vertical guideline with the spiral guideway and the sewage pipe at an angle of 0 ° to 60 ° from the horizontal plane. A floor plate is provided so that the low slope side is the downstream side of the sewage flow through the sewage pipe, and the cross-sectional area is a quarter to two minutes of the cross-sectional area of the vertical sewage pipe at a part of the low side of the floor plate. The short pipe which is 1 is provided on the side of the sewage pipe, and the opening surface of the lower release port of the short pipe is the end face of the connecting part with the sewage pipe in the vertical sewage pipe with the spiral guide path. So that the tube axis of the short tube at the lowest position of the end portion of the short tube is 30 ° to 60 ° from the horizontal plane. A coupling part structure of the spiral guideways with vertical sewer and sewer pipes, characterized that you have been mouth.
[0007]
(Delete)
[0008]
(Delete)
[0009]
Vertical sewer pipes (longitudinal pipes) with helical guides to which the present invention 1 is applied are thermoplastic synthetic resins such as vinyl chloride resin and polyethylene; fiber reinforced thermoplastic synthetic resins, fiber reinforced thermosetting synthetic resins, resin concrete, etc. Reinforced synthetic resins: Metals such as iron and stainless steel, (Reinforced) concrete, thermoplastic synthetic resins such as polyethylene, thermoplastic synthetic resins such as polyethylene chloride inside the outer tube made of inorganic materials such as mortar, fiber reinforced thermoplastic synthetic resins, Reinforced synthetic resins such as fiber reinforced thermosetting synthetic resins and resin concrete; spiral guides made of metals such as iron and stainless steel, (rebar) concrete, inorganic materials such as mortar, etc. Installed in a manhole that connects the head with the upper sewage pipe or installed in the sheath pipe, connected to the vicinity of the top of the lower sewage pipe It is intended to be. There are no particular restrictions on the material of the lower sewage pipe.
[0010]
The material of the floorboard and other members used for the structure of the connecting portion structure is not particularly limited as long as it has excellent water resistance, pressure resistance, and corrosion resistance. For example, thermoplastic resins such as vinyl chloride resin and polyethylene are examples. Synthetic resins; fiber reinforced thermoplastic synthetic resins, fiber reinforced thermosetting synthetic resins, resin concrete reinforced synthetic resins; iron, stainless steel and other metals, (steel) concrete, mortar and other inorganic materials; or combinations thereof And the like.
[0011]
(Delete)
[0012]
The mounting height of the floor plate is such that the upper edge height of the floor plate is in the height range from the lowest end of the spiral guide path to the lower part of the spiral 2 pitches. If installed within this height range, when the swirling flow of the sewage flowing down the vertical pipe collides with the floor board, the jumping water becomes large and the flow is disturbed, the air cannot escape, and the floor board is not damaged. You can catch the flow.
[0013]
That is, the mounting height of the floor board is related to the opening position of a through hole described later and the direction of the final end of the spiral guide path. The through hole opens to the downstream side of the sewage flow through the sewage pipe in the vertical pipe, but from the vertical pipe so that the direction of the sewage swirl flow that exits the spiral guide path is the same as the flow direction of the sewage pipe. This is because it must be discharged to the lower sewage pipe.
[0014]
For example, when the direction of the final end of the spiral guide path provided in the vertical pipe is the end side at a position where the direction of the sewage swirling flow flowing out of the spiral guide path is the same direction as the downstream direction of the sewage pipe path If the height of the highest part of the floor plate is a height that matches the final pitch of the spiral guideway or a height that is lowered by about 1 or 2 pitches, the sewage flow that has flowed down the vertical pipe will not pass through the through hole. It flows out in the same direction as the sewage flow in the sewer pipe.
[0015]
In addition, the direction of the final end of the spiral guide path provided in the vertical pipe is such that the direction of the sewage swirling flow flowing out of the spiral guide path is 90 ° upstream from the downflow direction of the sewage pipe line. If the height of the last part of the floor plate is lowered by about 1/4 or about 5/4 pitch from the final pitch of the spiral guideway, The water flows through the through hole in the same direction as the sewage flow in the sewer pipe.
[0016]
Similarly, the direction of the final end of the spiral guide path provided in the vertical pipe is such that the direction of the sewage swirling flow flowing out of the spiral guide path is 180 ° upstream from the downflow direction of the sewage pipe line. In this case, the height of the rearmost part of the floor board is a height that is lowered by about one-half or about three-half pitches from the final pitch of the spiral guide path, and is at a position in the 270 ° direction. In the case of the end side, if the plate is lowered by about 3/4 pitch or about 7/4 pitch from the final pitch, the sewage flow flowing down the vertical pipe passes through the through hole. In the same direction as the sewage flow in the sewage pipe.
[0017]
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[0023]
In addition, the opening method of a through-hole should just be selected suitably according to the material of a board, and can be opened, and is not specifically limited.
[0024]
The method of attaching the floor board to the vertical pipe is not particularly limited as long as it is appropriately selected and used depending on the floor board material, floor board thickness, vertical pipe material, outer pipe wall thickness, and the like. For example, as an example of the method, when both the floorboard and the vertical pipe are synthetic resins, an adhesive suitable for the material used, a hand lay-up of fiber-reinforced thermosetting synthetic resin, welding, a fixing bracket, etc. When two types of different materials such as metal, synthetic resin, or inorganic material are combined, use a filling adhesive suitable for the material, fiber reinforced thermosetting synthetic resin hand layup, fixing metal fittings, etc. The method of joining is mentioned.
[0025]
Moreover, the floor board may be comprised with reinforced concrete, mortar, etc. In this case, it may be placed at the construction site of the vertical pipe.
[0026]
In the first aspect, the mounting angle of the bed plate at an angle of 60 ° from 0 ° from the horizontal, the side lower floor plate plane inclined is provided so as to be upstream side of Shimozuru flowing through the sewer pipe. If it is the range of this attachment angle, when the swirling flow of the sewage flowing down the vertical pipe collides with the plate, the jumping water becomes large and the flow is not disturbed, or the sewage flow is not retained by the floor plate.
[0027]
The short pipe attached to the lowest position of the floor board may be a straight pipe, a bent pipe or a curved pipe. That is, even if one end surface of the short pipe attached to the floor plate is at an arbitrary angle within a range of 0 ° to 60 ° from the horizontal plane, the direction of the tube axis at the lower opening of the short pipe is 30 ° to 60 ° from the horizontal plane. If it is in the range of °, and if it is in this installation angle range, when the swirling flow of sewage flowing down the vertical pipe collides with the plate, the jumping water becomes large and the flow is disturbed, the air can not escape, The floor board is not damaged and the sewage flow is not retained by the floor board. Also, the lower release port should not be provided so as to protrude into the sewer pipe.
The cross-sectional area of the short pipe is set to ¼ to ½ of the cross-sectional area of the vertical pipe. Within this range, the amount of sewage flowing down the vertical pipe can be forced to flow into the lower sewage pipe without being affected by the air flow rate or clogging with foreign matter, but the design flow rate is larger than the pipe diameter. Needless to say, if the flow rate change is expected to be large, the cross-sectional area should be large.
[0028]
As a method of attaching the short pipe to the floor plate, a normal pipe attaching method can be applied as it is. That is, for example, as an example of the method, when the floor board and the short pipe are both synthetic resins, the adhesive suitable for the material used, the fiber reinforced thermosetting synthetic resin hand lay-up, welding, fixing When joining two or more different materials such as metal, synthetic resin, or inorganic material, the bonding adhesive, fiber reinforced thermosetting synthetic resin hand lay-up, fixing bracket The method of joining by etc. is mentioned.
[0029]
Moreover, a floor board and a short pipe may be comprised with reinforced concrete, mortar, etc. In this case, it may be placed at the construction site of the vertical pipe.
[0030]
If the direction of the tube axis at the lower open port of the short pipe is in the range of 30 ° to 60 ° from the horizontal plane, the effect of rectifying the swirling flow of the sewage led from the through hole to the short pipe is reliable, and the vertical pipe The possibility that the sewage flow flowing out of the sewage flow counters the flow direction of the sewage in the lower sewage pipe is surely eliminated, and the clogging of the pipe and the air flow are not hindered. However, the angle of the end face on the floor plate mounting side of the short pipe is the same as the angle of the end face on the release port side, and it should be not bent in the reverse direction in the middle of the mounting side end part and the release port side end part. It is convenient because the flow of sewage becomes smooth.
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Moreover, this invention 1 is a connection part structure of a vertical pipe and a sewer pipe, creates the pipe | tube which has such a structure, uses this pipe | tube connected immediately after the last end of the helical guide path of a vertical pipe. You can also. Moreover, the slab of this structure can be provided in the top end part of a sewer pipe, and a vertical pipe can also be connected to this.
[0037]
(Function)
In the first aspect of the invention , the floor plate receives the swirling flow of the sewage flowing down the vertical pipe and flowing out from the spiral guide path to weaken the swirling force of the swirling flow, and this weak swirling flow is It can be discharged into the sewage pipe along the flow direction of the sewage flowing through the sewage pipe, and since the cross-sectional area of the short pipe is ¼ to ½ of the cross-sectional area of the vertical pipe, Following the change in the amount of water, the flow does not deteriorate or the air does not escape.
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DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Next, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings. However, since all the examples included in the present invention cannot be illustrated, these drawings are representative diagrams, and it is natural that there are other examples not illustrated.
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[0045]
FIG. 1 is a view showing an example of a structure of a connecting portion between a vertical sewage pipe with a spiral guide path in which a through hole is provided in a part of a floor plate and a short pipe is obliquely attached to the through hole; 1 (a) is a sectional view thereof, FIG. 1 (b) is a side sectional view.
[0046]
The floor board 2 is mounted substantially horizontally inside the vertical pipe 1, and a through hole 4 is opened on the upstream side of the sewage flow F. A short pipe 5 whose diameter is one half of the diameter of the vertical pipe is attached to the through hole 4 at an angle of 45 ° from the horizontal plane, and the short pipe at the end face of the opening is attached to the top end of the sewer pipe G. 5 pipe shafts are attached so as to face the downstream side of the sewage flow F. The sewage that has flowed down the vertical pipe 1 as a swirling flow hits the floor plate 2 toward the downstream side of the sewage flow F, the momentum of the swirling flow is reduced, and at the same time, the direction of the flow through the short pipe 5 is changed. The flow is rectified in the downstream direction of the sewage flow F and flows out from the opening 3 to the sewage pipe G.
[0047]
Figure 2 is a through hole provided in a part of the floor, drawing illustrating another example of the connection part structure between the helix short pipe into the through hole is attached obliquely guiding path with vertical sewer and sewer pipe , and the FIG. 2 (a) is a sectional view thereof, FIG. 2 (b) is a side sectional view. 2 is a floor board attached to the inside of the vertical pipe 1 so as to have a low inclined surface toward the upstream side of the sewage flow F at an angle of 45 ° from the horizontal, and on the upstream side of the sewage flow F of the floor board 2. The through hole 4 is opened.
[0048]
A short pipe 5 whose diameter is one half of the diameter of the vertical pipe is attached to the through hole 4 at an angle of 45 ° from the horizontal plane, and the short pipe at the end face of the opening is attached to the top end of the sewer pipe G. 5 pipe shafts are attached so as to face the downstream side of the sewage flow F. The sewage that has flowed down the vertical pipe 1 as a swirling flow hits the floor plate 2 toward the downstream side of the sewage flow F, the momentum of the swirling flow is reduced, and at the same time, the direction of the flow through the short pipe 5 is changed. The flow is rectified in the downstream direction of the sewage flow F and flows out from the opening 3 to the sewage pipe G. Since the floor board 2 is inclined, the momentum in which the sewage flows is rectified while maintaining it, and the possibility of clogging the short pipe 5 is reduced.
[0049]
FIG. 3 is a view showing still another example of a structure of a connecting portion between a vertical sewage pipe with a spiral guide path and a sewage pipe line in which a through hole is provided in a part of the floor plate and a short pipe is obliquely attached to the through hole. 3 (a) is a sectional view thereof, and FIG. 3 (b) is a sectional side view thereof . 2 is a floor board attached to the inside of the vertical pipe 1 so as to have a low inclined surface toward the upstream side of the sewage flow F at an angle of 45 ° from the horizontal, and on the upstream side of the sewage flow F of the floor board 2. The through hole 4 is opened.
[0050]
A short pipe 5 having a substantially rectangular cross section having a cross-sectional area that is one-half of the cross-sectional area of the vertical pipe is attached to the through hole 4 at an angle of 45 ° from the horizontal plane, and at the top end of the sewer pipe G, The tube axis of the short pipe 5 on the end face of the opening is attached so as to face the downstream side of the sewage flow F. The sewage that has flowed down the vertical pipe 1 as a swirling flow hits the floor plate 2 toward the downstream side of the sewage flow F, the momentum of the swirling flow is reduced, and at the same time, the direction of the flow through the short pipe 5 is changed. The flow is rectified in the downstream direction of the sewage flow F and flows out from the opening 3 to the sewage pipe G. Since the cross section of the short pipe 5 is rectangular, the de-energizing effect is improved, and the swirl flow remains and the possibility of flowing out of the sewage flow F in directions other than the downstream direction is reduced.
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[0053]
Next, a construction example of the connecting portion structure between the vertical pipe and the sewage pipe of the present invention will be described with reference to the drawings. The vertical pipe itself may be mounted in a manhole, but a special sheath pipe is provided in the vertical shaft, and for example, mortar is filled between the sheath pipe and the vertical pipe. Since any method such as a fixing method may be adopted, it is not illustrated and described in the following drawings.
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[0059]
4 (a) is a side sectional view showing an example of the construction of the invention 1. In this example, the upper one end is a connecting pipe receiving port 101 for connection with the vertical pipe 1, the lower other end is a connecting port for the sewage pipe G, and the connecting pipe 10 having the structure of the invention 1 is provided therein. The example attached to the top edge part of the sewer pipe G is shown.
[0060]
A floor plate 102 that is lowered toward the upstream side of the sewage flow F is attached to the inside of the connecting pipe 10, and a through hole 104 is provided on the upstream side portion of the floor plate 102. A short pipe 105 whose diameter is one half of the diameter of the vertical pipe 1 is attached to the through hole 104 at an angle of 45 ° from the horizontal plane, and the opening of the short pipe 5 is formed at the top end of the sewer pipe G. The tube axis of the short pipe 105 on the end face is attached so as to face the downstream side of the sewage flow F. Note that the opening end face of the short pipe 105 is prevented from projecting into the sewer pipe G.
[0061]
For example, the connecting pipe 10 and the sewage pipe G are fixed to the connecting pipe 10 by fixing a support base on which the connecting pipe 10 is placed at an opening provided at the top end of the sewage pipe G. The attachment jig may be fixed to the sewage pipeline G with bolts or the like as necessary, and the butt line between the connecting pipe 10 and the sewage pipeline G is extended over the entire circumference including the attachment jig. For example, glass fiber reinforced unsaturated polyester resin or the like may be bonded and fixed by hand layup or the like.
The upper vertical tube 1 may be connected to the upper vertical tube 1 by, for example, using the tube receiving port 101 as a normal rubber ring tube receiving port and inserting the vertical tube 1 from above. In the case of the rubber ring receiving port, the weight of the upper vertical tube 1 is heavy, so that the water can be sufficiently stopped without being particularly bonded, and the connecting tube 10 and the vertical tube 1 can be detached and attached for later maintenance. Convenient.
[0062]
4 (b) is a side sectional view showing another example of the construction of the invention 1. In this example, a receiving port for connecting the vertical pipe 1 is formed above the floor board 112 and the floor board 112 by placing the concrete at the opening at the top of the sewer pipe G. That is, it is considered that the connecting pipe 10 is made of concrete 11 cast on the spot, and the effect is exactly the same.
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( Example 1 )
In the connecting pipe shown in FIG. 4 (a), one end of a resin concrete short pipe having a pipe diameter of 1500 mm is used as a rubber ring receiving port, and the other end pipe has a thickness of 10 mm on the upper surface of a fiber reinforced unsaturated polyester resin plate. A floor board laminated with a high molecular weight polyethylene plate is attached at an attachment angle of 0 °, and a resin concrete short pipe having a diameter of 900 mm is placed near the pipe wall of the floor board at an angle of 30 ° from the horizontal plane with the edge of the other end of the short pipe. A stainless steel overhanging jig for fixing to a support base, which will be described later, was fixed so that the connecting tube would be the center side and the part would not protrude from the tip of the connecting tube.
[0072]
A vertical pipe insertion sheath is installed at the place where the vertical pipe is laid, and a stainless steel support base on which the connecting pipe is placed is fixed to the top end of a polyethylene sewage pipe with a pipe diameter of 3000 mm at the bottom. The connecting pipe was placed so that the direction of the lower end opening of the short pipe was on the downstream side of the sewer pipe, and was fixed to the support with bolts. A lower vertical pipe having a pipe diameter of 1500 mm was inserted into the sheath pipe and inserted into the pipe receiving port of the connecting pipe for connection. At this time, the lower vertical pipe has a distance of 800 mm between the final end of the spiral guide path having a pitch of 800 mm in the lower vertical pipe and the floor plate, and the edge of the final end of the spiral guide path is the flow of the sewage flow of the sewer pipe. It arrange | positioned so that it might become a downstream direction.
[0073]
Above that, an intermediate vertical tube and an upper vertical tube were sequentially inserted and connected, and the vertical tube was fixed by filling mortar into the gap between the sheath tube and the completed vertical tube. When the sewage simmered sewage was caused to flow down from the vertical pipe to the connecting portion, all of the sewage flowing out from the connecting pipe flowed toward the downstream side of the sewage flow flowing in the sewage pipe.
[0074]
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[0077]
【The invention's effect】
As described above, the connecting portion structure of the vertical sewage pipe with the spiral guideway and the sewage pipe of the present invention is connected to the vertical pipe near the top end of the substantially horizontal sewage pipe. The flow direction of the sewage flowing out can be made substantially the same as the flow direction of the sewage flowing through the sewage pipe.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1A is a cross-sectional view showing an example of a structure of a connecting portion between a vertical sewage pipe with a spiral guide path and a sewage pipe path according to the first aspect of the present invention.
(B) It is the side surface sectional drawing.
FIG. 2 (a) is a cross-sectional view showing another example of a connecting portion structure between a vertical sewage pipe with a spiral guide path and a sewage pipe path according to the first aspect of the present invention.
(B) It is the side surface sectional drawing.
FIG. 3 (a) is a cross-sectional view showing still another example of the structure of the connecting portion between the vertical sewage pipe with the spiral guide path and the sewage pipe path according to the first aspect of the present invention.
(B) It is the side surface sectional drawing.
4 (a) is a side cross-sectional view showing an example of the structure of a connecting portion structure between a vertical sewage pipe with a spiral guide path and a sewage pipe path according to invention 1. FIG.
(B) It is side surface sectional drawing which shows another example of implementation of the connection part structure of the vertical sewage pipe with a spiral guide path of invention 1, and a sewage pipe line.
[Explanation of symbols]
1 Vertical sewer pipe (longitudinal pipe) with spiral guideway
11 Lowermost edge of spiral guideway
2,102,112 Floor board
3 Release port (opening)
4, 104, 114 Through hole 5, 105 Short tube
10 Connection pipe
101 Vertical tube receptacle
11 Concrete connecting pipe G Sewer pipe F Flow direction of sewage flow

Claims

略水平な下水管路の天端近傍に接続される螺旋案内路付き垂直下水管の連結部構造であって、上記螺旋案内路付き垂直下水管と上記下水管路との接続部上方に、水平面から０°から６０°の角度で、床板平面の傾斜の低い側が下水管路を流れる下水流の上流方向側となるよう床板が設けられ、該床板の低い側の一部に、断面積が垂直下水管の断面積の４分の１から２分の１である短管が下水管路側に突設して設けられ、該短管の下方解放口の開口面が、螺旋案内路付き垂直下水管内の下水管路との接続部端面で、下水流の方向に略一致して、該短管端部の最低位における短管の管軸が水平面から３０°〜６０°となるように開口されていることを特徴とする螺旋案内路付き垂直下水管と下水管路との連結部構造。It is a connecting part structure of a vertical sewer with a spiral guide connected to the vicinity of the top end of a substantially horizontal sewer, and the horizontal plane is located above the connection between the vertical sewer with the spiral guide and the sewer. The floor plate is provided at an angle of 0 ° to 60 ° with the lower slope of the floor plate plane being the upstream side of the sewage flow through the sewer pipe, and the cross-sectional area is perpendicular to a part of the lower side of the floor plate. A short pipe that is one-fourth to one-half of the cross-sectional area of the sewer pipe is provided protruding from the sewer pipe side, and an opening surface of the lower open port of the short pipe is provided in the vertical sewer pipe with the spiral guide path. At the end face of the connecting portion with the sewage pipe line, the pipe axis of the short pipe at the lowest position of the end of the short pipe is opened so as to be 30 ° to 60 ° from the horizontal plane, substantially in the direction of the sewage flow. A structure of a connecting part between a vertical sewer pipe with a spiral guideway and a sewer pipe.