JP4433954B2 - 情報処理装置および方法、並びにプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理装置および方法、並びにプログラムに関し、特に、DSD(Direct Stream Digital)デバイスを有していない場合でも、ファイルに格納されているDSDデータがどのような楽曲のものであるのかをユーザが確認することができるようにする情報処理装置および方法、並びにプログラムに関する。
近年、レコードやカセットテープなどのアナログ音源からのオーディオ信号や、CD(Compact Disk)やDAT(Digital Audio Tape)などのディジタル音源からのディジタルオーディオデータをパーソナルコンピュータに取り込み、エフェクトやアレンジなどの各種の編集を施すことによって自分好みのオーディオデータを作成する、いわゆるDTM(Desk Top Music)が人気を博している。
このようなDTMにおいては、高音質化の要望も高く、例えば、44.1KHz/16bitの音楽CDのオーディオデータ(PCM(Pulse Code Modulation)方式によって符号化されたオーディオデータ)を、96KHzやそれ以上のサンプリング周波数にアップサンプリングしたり、20bit、24bitなどの量子ビット数により再量子化したりすることが行われている。これにより、基本的に、音楽CDのものよりも高音質なオーディオデータが得られる。
ところで、音楽CDよりも高音質なオーディオデータのフォーマットとしてSACD(Super Audio CD)フォーマットがあり、SACDに記録されているオーディオデータの符号化方式にはDSD方式が採用されている。
ここで、DSD方式について簡単に説明する。
DSD方式は、図1に示すように、PCM方式が、例えば、サンプリング周波数44.1KHz(以下、適宜、1fsと示す)、量子ビット数16bitで音声信号を表すものであるのに対して、その64倍のサンプリング周波数44.1KHz×64=2.8224MHz(64fs)、1bitのデータで音声信号を表す符号化方式である。図1の1つのブロックは1bitのデータを表す。
DSD方式によれば、音声信号のレベルの大小をパルス波形(1,0)の密度で表すことができるから、空間を伝達する音波そのものに近い波形を表現することができ、100KHzを超える再生帯域と、高いダイナミックレンジを確保することが可能となる。
DSDについては特許文献1に開示されている。また、CDから取り込んだマルチビットデータ(16bit)であるオーディオデータをDSDデータ(DSD方式により符号化されたオーディオデータ)に変換する技術が特許文献2に開示されている。さらに、DSDデータに対して、フェードイン/アウトなどの振幅成分の処理を施すことを可能にする技術が特許文献3に開示されている。
特開平6−232755号公報 特開平9−261071号公報 特開平8−274644号公報
ところで、現状では、DSDデータを再生することのできるデバイスであるDSDデバイスがパーソナルコンピュータに用意されていることは少ない。
従って、例えば、上述したようなDTMを行っているユーザにより作成されたDSDファイル(DSDデータが格納されたファイル)をもらった場合であっても、DSDファイルをもらったユーザのパーソナルコンピュータにDSDデバイスが用意されていないときには、そのユーザは、DSDファイルに格納されているDSDデータがどのような楽曲のものであるのかを確認することができない。
本発明はこのような状況に鑑みてなされたものであり、DSDデバイスを有していないパーソナルコンピュータにおいても、ファイルに格納されているDSDデータがどのような楽曲のものであるのかをユーザが確認することができるようにするものである。
本発明の情報処理装置は、DSDデータが格納されたファイルが記録された光ディスクから前記DSDデータを取り込む取り込み手段と、前記取り込み手段により取り込まれた前記DSDデータをPCM形式のオーディオデータであるPCMデータに変換する変換手段と、前記変換手段による変換によって得られた前記PCMデータを、ケーブルを介して接続される、PCM形式のオーディオデータの再生が可能な外部の機器に出力し、再生させる再生手段と、前記光ディスクから取り込まれた前記DSDデータを記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶された前記DSDデータを編集する編集手段とを備え、前記取り込み手段は、前記外部の機器による前記PCMデータの再生が行われ、前記DSDデータの取り込みがユーザにより指示された場合に、前記DSDデータを前記光ディスクから取り込み、前記記憶手段に記憶させる。
本発明の情報処理方法は、DSDデータが格納されたファイルが記録された光ディスクから前記DSDデータを取り込み、取り込んだ前記DSDデータをPCM形式のオーディオデータであるPCMデータに変換し、変換して得られた前記PCMデータを、ケーブルを介して接続される、PCM形式のオーディオデータの再生が可能な外部の機器に出力して再生させ、前記外部の機器による前記PCMデータの再生が行われ、前記DSDデータの取り込みがユーザにより指示された場合に、前記DSDデータを前記光ディスクから取り込み、記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶させた前記DSDデータを編集するステップを含む。
本発明のプログラムは、DSDデータが格納されたファイルが記録された光ディスクから前記DSDデータを取り込み、取り込んだ前記DSDデータをPCM形式のオーディオデータであるPCMデータに変換し、変換して得られた前記PCMデータを、ケーブルを介して接続される、PCM形式のオーディオデータの再生が可能な外部の機器に出力して再生させ、前記外部の機器による前記PCMデータの再生が行われ、前記DSDデータの取り込みがユーザにより指示された場合に、前記DSDデータを前記光ディスクから取り込み、記憶手段に記憶させ、前記記憶手段に記憶させた前記DSDデータを編集するステップを含む処理をコンピュータに実行させる。
本発明の情報処理装置および方法、並びにプログラムにおいては、DSDデータが格納されたファイルが記録された光ディスクから前記DSDデータが取り込まれ、取り込まれた前記DSDデータがPCM形式のオーディオデータであるPCMデータに変換される。また、変換された前記PCMデータが、ケーブルを介して接続される、PCM形式のオーディオデータの再生が可能な外部の機器に出力されて再生され、前記外部の機器による前記PCMデータの再生が行われ、前記DSDデータの取り込みがユーザにより指示された場合に、前記DSDデータが前記光ディスクから取り込まれ、記憶手段に記憶され、前記記憶手段に記憶された前記DSDデータが編集される。
本発明によれば、DSDデバイスを有していないパーソナルコンピュータにおいても、ファイルに格納されているDSDデータがどのような楽曲のものであるのかをユーザが確認することができる。
図2は、本発明を適用した録音・再生システムの構成例を示す図である。
図2の録音・再生システムは、パーソナルコンピュータ1とPCMデバイス2が、例えば、USB(Universal Serial Bus)ケーブル3を介して接続されることによって構成される。
パーソナルコンピュータ1は、例えば、光ディスク4からDSDデータ(DSD方式により符号化されたオーディオデータ)を取り込み、取り込んだDSDデータを内蔵のHDD(Hard Disk Drive)に記憶させる。HDDに記憶されたDSDデータは、適宜、それを対象としてユーザにより編集等が行われる。
また、パーソナルコンピュータ1は、USBケーブル3を介してPCMデバイス2を制御し、PCMデバイス2に出力したPCMデータ(PCM方式により符号化されたオーディオデータ)を再生させる。このように、図2の例においては、パーソナルコンピュータ1は、PCMデータを再生可能なデバイスは有しているが、DSDデータを再生可能なデバイスは有していないものとする。
PCMデバイス2はPCMデータを再生可能なオーディオデバイスであり、パーソナルコンピュータ1によりUSBケーブル3を介して行われる制御に従って駆動する。PCMデバイス2は、例えば、パーソナルコンピュータ1から供給されてきたPCMデータを再生し、再生して得られたオーディオ信号に対応する音を図示せぬスピーカから出力させる。
光ディスク4には、例えば、図示せぬ他のパーソナルコンピュータにより生成されたDSDデータを格納するDSDファイルが記録されている。
このような各機器からなる録音・再生システムにおいては、例えば、光ディスク4に記録されているDSDデータの取り込み時に、取り込み対象のDSDデータがパーソナルコンピュータ1によりPCMデータに変換され、得られたPCMデータがプレビュー用のオーディオデータ(以下、適宜、プレビュー用PCMデータという)として用いられる。
すなわち、DSDデータのままでは、パーソナルコンピュータ1はそれを再生することができないから、DSDデータに基づいて生成されたPCMデータがプレビュー用PCMデータとしてパーソナルコンピュータ1からPCMデバイス2に供給され、PCMデバイス2により、その再生が行われる。
これにより、ユーザは、DSDデータを再生可能なデバイスがパーソナルコンピュータ1に用意されていない場合であっても、これから取り込んで編集しようとするDSDデータがどのような楽曲のものであるのかを確認することができる(確認してから取り込むことができる)。
なお、プレビュー用であれば、ある程度の音質が確保されていれば十分であり、一般的に、プレビュー時には音質よりもリアルタイム性が要求されるから、DSDデータに基づいて生成されるPCMデータは、パーソナルコンピュータ1にとって再生が容易な、パーソナルコンピュータ1のハードウェアの性能に応じたデータ量のものとされる。
例えば、パーソナルコンピュータ1の性能が低い場合、再生が容易な、データ量の少ないPCMデータがプレビュー用PCMデータとしてDSDデータに基づいて生成される。データ量の多いPCMデータがプレビュー用PCMデータとされた場合、性能の低いパーソナルコンピュータ1によっては、その再生を容易に行うことができず、音質は確保できるが、リアルタイム性が損なわれることになる。
ここで、パーソナルコンピュータ1の性能は、例えば、パーソナルコンピュータ1のCPU(Central Processing Unit)の性能(クロック周波数やキャッシュメモリの容量等)、メモリの容量等によって定められる。また、プレビュー用PCMデータのデータ量の多い/少ないは、例えば、サンプリング周波数、量子化ビット数等に基づいて定められる。
以上のような、DSDデータを変換して得られるPCMデータをプレビュー用PCMデータとして用いるパーソナルコンピュータ1の処理についてはフローチャートを参照して後述する。
図3は、図2のパーソナルコンピュータ1の構成例を示すブロック図である。
CPU11は、ROM(Read Only Memory)12に記憶されているプログラム、または、HDD18からRAM(Random Access Memory)13にロードされたプログラムに従って各種の処理を実行する。RAM13にはまた、CPU11が各種の処理を実行する上において必要なデータなどが適宜記憶される。
CPU11、ROM12、およびRAM13は、バス14を介して相互に接続されている。このバス14にはまた、入出力インタフェース15も接続されている。
入出力インタフェース15には、入力部16、表示部17、HDD18、通信部19、およびUSBインタフェース20が接続される。
入力部16は、キーボード、マウスなどよりなり、表示部17は、LCD(Liquid Crystal Display)などよりなる。
HDD18は、内蔵するハードディスクにDSDデータなどの各種のデータを記憶する。図3の例においては、HDD18にはオーディオデータ処理アプリケーション31も記憶されている。オーディオデータ処理アプリケーション31は、CPU11により実行され、DSDデータ、PCMデータ等のオーディオデータの処理に関する各種の機能を実現する。
通信部19は、ネットワークを介しての通信処理を行い、USBインタフェース20は、USBケーブル3を介してPCMデバイス2との間で通信を行う。USBインタフェース20からPCMデバイス2に対しては、上述したように、DSDデータに基づいて生成されたプレビュー用PCMデータが供給される。
入出力インタフェース15にはまた、必要に応じてドライブ21が接続される。ドライブ21には、磁気ディスク、光ディスク(図2の光ディスク4を含む)、光磁気ディスク、或いは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア22が適宜装着され、リムーバブルメディア22から読み出されたコンピュータプログラムが、必要に応じてHDD18にインストールされる。
図3の例においては、リムーバブルメディア22にはDSDファイル32が記録されており、例えば、DSDファイル32に格納されているDSDデータの取り込み時に、プレビュー用PCMデータに基づくプレビュー再生が行われる。
図4は、パーソナルコンピュータ1の機能構成例を示すブロック図である。図4に示すパーソナルコンピュータ1の各機能部は、図3のCPU11によりオーディオデータ処理アプリケーション31が実行されることによって実現される。
取り込み部41は、例えば、リムーバブルメディア22のDSDファイル32が取り込み対象のDSDデータが格納されているファイルとしてユーザにより選択された場合、DSDデータ(64fs/1bit)を取り込み、取り込んだDSDデータをLPF42に出力する。
また、取り込み部41は、DSDファイル32から取り込んだDSDデータを所定のタイミングでHDD18に記憶させ、DSDデータのインポートを実現する。インポートされたDSDデータは、適宜、それを対象としてユーザにより編集等が行われる。
LPF42は、評価部43によるパーソナルコンピュータ1の性能の評価結果に応じて、PCMデータの生成に用いるフィルタのタップ数を変更するなどしてデータ量を調整し、取り込み部41から供給されてきたDSDデータに基づいてPCMデータを生成する。図4の例においては、32bit(1fs/32bit)のPCMデータがLPF42により生成され、生成されたPCMデータがノイズシェーパ44に出力されている。なお、LPF42には、例えば、Intel Performance Primitive(IPP)のLPFを用いることが可能である。
評価部43は、例えば、CPU11のクロック周波数やRAM13の容量等を参照することによってパーソナルコンピュータ1自身のハードウェア性能等を評価し、評価結果をLPF42に出力する。
ノイズシェーパ44は、LPF42から供給されてきた32bitのPCMデータから例えば16bitのPCMデータを生成する。この変換には、例えば、変換元のPCMデータの音質を保ちつつ、量子化ビット数だけを下げるSBM(Super Bit Mapping)が用いられる。リアルタイム性を重視する場合、SBMなどは行われず、単なるデータの間引きが行われるようにしてもよい。ノイズシェーパ44により生成されたPCMデータは、プレビュー用PCMデータとして再生制御部45に供給される。
再生制御部45は、ノイズシェーパ44から供給されてきたプレビュー用PCMデータをUSBケーブル3を介してPCMデバイス2に供給し、プレビュー用PCMデータの再生を行わせる。
次に、以上のような構成を有するパーソナルコンピュータ1の動作について説明する。
始めに、図5のフローチャートを参照して、DSDデータのインポートを行うパーソナルコンピュータ1の処理について説明する。
この処理は、例えば、パーソナルコンピュータ1にPCMデバイス2が接続された状態でオーディオデータ処理アプリケーション31が実行されたときに行われる。
ステップS1において、取り込み部41は、例えば、ユーザによる操作に応じて、オーディオデータ処理アプリケーション31のモードをPCMモードに設定する。このとき、ユーザは、DSDデータに基づいて生成されるプレビュー用PCMデータにより、DSDデータをプレビューすることができる。
ステップS2において、取り込み部41は、例えば、ユーザによる操作に応じて、インポートするDSDデータを格納するDSDファイルを選択し、ステップS3に進み、プレビュー再生処理を行う。プレビュー再生処理においては、基本的に、プレビュー用PCMデータの生成と、その再生が行われる。ステップS3において行われるプレビュー再生処理の詳細については図6のフローチャートを参照して後述する。
プレビュー再生処理が行われ、例えば、ユーザによりDSDデータのインポートを実行することが指示された場合、取り込み部41は、リムーバブルメディア22からDSDデータを取り込み、取り込んだDSDデータをHDD18に記憶させる。
次に、図6のフローチャートを参照して、図5のステップS3において行われるプレビュー再生処理について説明する。
ステップS11において、評価部43は、パーソナルコンピュータ1自身のハードウェア性能を評価し、評価結果をLPF42に出力する。
ステップS12において、LPF42は、評価部43によるパーソナルコンピュータ1の性能の評価結果に応じて、タップ数を変えるなどして所定のデータ量のPCMデータを取り込み部41から供給されてきたDSDデータに基づいて生成し、生成したPCMデータをノイズシェーパ44に出力する。ノイズシェーパ44は、LPF42から供給されてきたPCMデータの量子化ビット数を減らすなどしてプレビュー用PCMデータを生成し、生成したプレビュー用PCMデータを再生制御部45に出力する。
ステップS13において、再生制御部45は、ノイズシェーパ44から供給されてきたプレビュー用PCMデータをUSBケーブル3を介してPCMデバイス2に供給し、プレビュー用PCMデータの再生を行わせる。
以上の処理により、パーソナルコンピュータ1のユーザは、パーソナルコンピュータ1にDSDデータを再生可能なデバイスが用意されていない場合であっても、リムーバブルメディア22に記録されているDSDデータが、どのような楽曲のものであるのかを確認し、インポートすることができる。
以上においては、DSDデータに基づいて生成されるオーディオデータがPCMデータである場合について説明したが、例えば、ATRAC(Adaptive Transform Acoustic Coding)3,MP3(MPEG Audio Layer-3),WMA(Windows(登録商標) Media Audio)などの、パーソナルコンピュータ1が再生可能な所定のフォーマットで圧縮されたデータがプレビュー用のデータとしてDSDデータに基づいて生成されるようにしてもよい。
また、以上においては、DSDデータに基づくPCMデータの生成は、DSDデータのインポート前のプレビューのために行われるものとしたが、例えば、単に、DSDデバイスを有していないパーソナルコンピュータ1を用いて、ユーザがDSDデータの楽曲を聴くために行われるようにしてもよい。
この場合、例えば、DSDデータを再生可能なDSDデバイスがパーソナルコンピュータ1に用意されているときには、そのDSDデバイスによりDSDデータがそのまま再生され、DSDデータを再生可能なDSDデバイスが用意されておらず、PCMデータを再生可能なPCMデバイスがのみ用意されているときには、そのPCMデバイスにより、DSDデータを変換して得られるPCMデータが再生される。これにより、ユーザは、PCMデータの再生音を聞きながら、DSDデバイスが用意されていないパーソナルコンピュータ1を用いて、DSDデータの編集等を行うこともできる。
このように、DSDデータに基づいて生成されたPCMデータは、様々な用途に用いることも可能である。
上述した一連の処理は、ハードウェアにより実行させることもできるが、ソフトウェアにより実行させることもできる。
一連の処理をソフトウェアにより実行させる場合には、そのソフトウェアを構成するプログラムが、専用のハードウェアに組み込まれているコンピュータ、または、各種のプログラムをインストールすることで、各種の機能を実行することが可能な、例えば、汎用のパーソナルコンピュータなどに、ネットワークや記録媒体からインストールされる。
この記録媒体は、図3に示されるように、装置本体とは別に、ユーザにプログラムを提供するために配布される、プログラムが記録されている磁気ディスク(フレキシブルディスクを含む)、光ディスク(CD-ROM(Compact Disk-Read Only Memory),DVD(Digital Versatile Disk)を含む)、光磁気ディスク(MD(登録商標)(Mini-Disk)を含む)、もしくは半導体メモリなどよりなるリムーバブルメディア22により構成されるだけでなく、装置本体に予め組み込まれた状態でユーザに提供される、プログラムが記録されているROM12や、HDD18に含まれるハードディスクなどで構成される。
なお、本明細書において、各ステップは、記載された順序に従って時系列的に行われる処理はもちろん、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別に実行される処理をも含むものである。
また、本明細書において、システムとは、複数の装置により構成される装置全体を表すものである。
PCMデータとDSDデータのサンプリングの例を示す図である。 本発明を適用した録音・再生システムの構成例を示す図である。 図2のパーソナルコンピュータの構成例を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータの機能構成例を示すブロック図である。 パーソナルコンピュータのインポート処理について説明するフローチャートである。 図5のステップS3において行われるプレビュー再生処理について説明するフローチャートである。
符号の説明
1 パーソナルコンピュータ, 2 PCMデバイス, 3 USBケーブル, 4 光ディスク, 31 オーディオデータ処理アプリケーション, 41 取り込み部, 42 LPF, 43 評価部, 44 ノイズシェーパ, 45 再生制御部

Claims (3)

  1. DSD(Direct Stream Digital)データが格納されたファイルが記録された光ディスクから前記DSDデータを取り込む取り込み手段と、
    前記取り込み手段により取り込まれた前記DSDデータをPCM形式のオーディオデータであるPCMデータに変換する変換手段と、
    前記変換手段による変換によって得られた前記PCMデータを、ケーブルを介して接続される、PCM形式のオーディオデータの再生が可能な外部の機器に出力し、再生させる再生手段と、
    前記光ディスクから取り込まれた前記DSDデータを記憶する記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記DSDデータを編集する編集手段と
    を備え、
    前記取り込み手段は、前記外部の機器による前記PCMデータの再生が行われ、前記DSDデータの取り込みがユーザにより指示された場合に、前記DSDデータを前記光ディスクから取り込み、前記記憶手段に記憶させる
    情報処理装置。
  2. DSD(Direct Stream Digital)データが格納されたファイルが記録された光ディスクから前記DSDデータを取り込み、
    取り込んだ前記DSDデータをPCM形式のオーディオデータであるPCMデータに変換し、
    変換して得られた前記PCMデータを、ケーブルを介して接続される、PCM形式のオーディオデータの再生が可能な外部の機器に出力して再生させ、
    前記外部の機器による前記PCMデータの再生が行われ、前記DSDデータの取り込みがユーザにより指示された場合に、前記DSDデータを前記光ディスクから取り込み、記憶手段に記憶させ、
    前記記憶手段に記憶させた前記DSDデータを編集する
    ステップを含む情報処理方法。
  3. DSD(Direct Stream Digital)データが格納されたファイルが記録された光ディスクから前記DSDデータを取り込み、
    取り込んだ前記DSDデータをPCM形式のオーディオデータであるPCMデータに変換し、
    変換して得られた前記PCMデータを、ケーブルを介して接続される、PCM形式のオーディオデータの再生が可能な外部の機器に出力して再生させ、
    前記外部の機器による前記PCMデータの再生が行われ、前記DSDデータの取り込みがユーザにより指示された場合に、前記DSDデータを前記光ディスクから取り込み、記憶手段に記憶させ、
    前記記憶手段に記憶させた前記DSDデータを編集する
    ステップを含む処理をコンピュータに実行させるプログラム。
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