JP4433832B2 - 照明装置及びこれを備えたプロジェクタ - Google Patents

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本発明は、照明装置及びこれを備えたプロジェクタに関する。
一般に、プロジェクタは、照明光を射出する照明装置と、この照明装置からの照明光を画像信号に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置からの変調光を投写画像として投写表示する投写レンズとを備えている。
このようなプロジェクタにおいては、投写表示された画像の輝度分布は略均一であることが好ましいため、照明装置としては、画像が形成される被照明領域を略均一な光強度分布で照射することができるいわゆるインテグレータ光学系を用いた照明装置が用いられている。
図7は、このような従来の照明装置を示す平面図である。この照明装置800は、図7に示すように、発光管820、楕円面リフレクタ830及び平行化レンズ840を含む光源装置810と、第1レンズアレイ850と、第2レンズアレイ860と、重畳レンズ870とを備えている。LAは液晶表示装置等の被照明領域である。
なお、各光学要素は、光源光軸810ax(光源装置810から射出される光束の中心軸)を基準として配置されている。すなわち、第1レンズアレイ850,第2レンズアレイ860及び重畳レンズ870は、その中心が光源光軸810axとほぼ一致するように、かつ光源光軸810axに対してほぼ垂直となるように配置されている。
このような照明装置800において、発光管820は光源光軸810ax方向に所定の長さをもつ発光部(アーク)を有しており、この発光部の中心が光源光軸810ax上における楕円面リフレクタ830の2つの焦点のうち楕円面リフレクタ830に近い側の焦点(第1焦点)F1の位置近傍に配置されている。そして、発光部から射出された光は楕円面リフレクタ830の反射面830Rによって反射され、その反射光は楕円面リフレクタ830に遠い側の焦点(第2焦点)F2に向かう途中で平行化レンズ840によって光源光軸810axに略平行な光束とされ、第1レンズアレイ850に入射する。
第1レンズアレイ850は、図8に示すように、被照明領域LAの形状と略相似形を成す矩形状の輪郭をもつ複数の小レンズ851がマトリクス状(この場合、10行×6列)に配置された構成となっており、光源装置810からの略平行な光束を、複数の小レンズ851によって複数の部分光束に分割する。また、第2レンズアレイ860も第1レンズアレイ850と同様に、矩形状の輪郭をもつ複数の小レンズ861がマトリクス状に配置された構成となっている。これら小レンズ861は第1レンズアレイ850の小レンズ851と対応して配置されており、第1レンズアレイ850の小レンズ851から射出された複数の部分光束のそれぞれが、対応する小レンズ861上に集光される。そして、第2レンズアレイ860の各小レンズ861から射出された複数の部分光束のそれぞれが重畳レンズ870によって液晶表示装置等の被照明領域LAを重畳照明するようになっている。
ところで、この種の照明装置800においては、光源装置810から射出された光束の平行度が十分でないと、第1レンズアレイ850及び第2レンズアレイ860においてそれぞれ互いに対応する小レンズ851,861を通過できないことから、先に本発明者は、光源装置810から射出される光束の平行度を高める技術を開示している(例えば、特許文献1参照。)。
一方、この種のインテグレータ光学系を含む照明装置においては、上述したように楕円面リフレクタと平行化レンズとの組み合わせにより発光管からの光を平行化するのではなく、発光管からの光を反射した時点で平行な光とすることが可能な放物面リフレクタを用いたものも存在している。
しかしながら、放物面リフレクタを用いた照明光学系においては、図9に示すように、放物面リフレクタ880の回転放物面からなる反射面880Rの場合、楕円面リフレクタ830の回転楕円面からなる反射面830Rに比べ、発光管820から放射状に射出される光を平行化レンズ840へと導くためののみ込み角θ(光源光軸810ax回りの角度)が小さくなることから、光の利用効率が楕円面リフレクタ830に比べて低くなり、よって近年では楕円面リフレクタを採用した照明装置の開発が盛んに行われている。
ところが、このような楕円面リフレクタを用いた照明装置においては、光強度分布が一様でなく、光源光軸側に偏る傾向があることから、次に示すような問題を有している。
図10は、楕円面リフレクタを用いた光源装置における発光管の中心部から放射状に射出される光の軌跡を示す図である。図11は、第2レンズアレイ上のアーク像を示す図である。これによると、光源光軸810ax近傍の照度が高く、光源光軸810axから離れるにしたがって照度が低くなる照度分布となることが示されている。このため、楕円面リフレクタを用いた照明装置800においては、図11に示すように、第2レンズアレイ860上に形成されるアーク像862が、本来、図11(a)に示すように各小レンズ861内に収まるべきところが、図11(b)に示すように光源光軸810ax近傍に偏り、小レンズ861の周囲のセルにはみ出してしまう現象が起きていた。
このように、第2レンズアレイ860の各小レンズ861内に収まらずにはみ出してしまった部分の光は、被照明領域を照明できず無駄となり、光量損失となっていた。なお、このようにはみ出してしまった部分の光とは、第1レンズアレイ850及び第2レンズアレイ860においてそれぞれ互いに対応する小レンズ851,861を通過できなかった光に相当する。
したがって、この種の照明装置800においては、平行化レンズ840から射出される光束の平行度を高めることにより第1レンズアレイ850及び第2レンズアレイ860において互いに対応する小レンズ851,861を通過できるとしながらも、実際には光源光軸810ax近傍の中心部分の光束の一部については依然として通過できないままとなっており、その改善が望まれていた。
そこで、本願発明者は、図12に示すように、平行化レンズ940の回転双曲面940Aの円錐定数Kを大きくするなどして、楕円面リフレクタ930の反射面930Rで反射された反射光のうち少なくとも光源光軸910axを中心とする中心部側の光線Lの光路が、光源光軸910axに平行な光路Lよりも若干外方に向かう光路Lに変更された照明装置900を開示している(例えば、特許文献2参照。)。
この照明装置900によれば、光源光軸910ax付近のアーク像が従来よりも良好に分離されるようになり、その結果、楕円面リフレクタ930の反射面930Rで反射された反射光のうち少なくとも光源光軸910axを中心とする中心部側の光線Lの光路が、第1レンズアレイ及び第2レンズアレイ(ともに図示せず)においてそれぞれ互いに対応する小レンズを通過できるようになる。
特開2000−347293号公報(図1〜図15) 国際公開第02/088842号公報(図1〜図5)
しかしながら、このような照明装置900においては、平行化レンズ940の回転双曲面940Aの円錐定数Kを大きくすることなどにより、光源光軸910ax付近の各アーク像を互いに分離させることができるようになる一方において、光源光軸910axから離れた周辺部における各アーク像を良好に分離させつつ第2レンズアレイにおける対応する複数の小レンズに収める必要があるため、これらをともに満足させるように円錐定数K等を適切に定めるのは容易ではないという問題があった。
そこで、本発明は、このような問題を解決するためになされたもので、光源光軸付近の各アーク像及び光源光軸から離れた周辺部の各アーク像をともに良好に分離しつつ、かつ、これらの各アーク像を第2レンズアレイにおける対応する各小レンズに収めることを可能とすることにより、光量損失を低減し、もって照明光束の利用効率を高めることができる照明装置及びこれを備えた高輝度のプロジェクタを提供することを目的とする。
本発明者は、上述した目的を達成すべく鋭意努力を重ねた結果、平行化レンズ又は第1レンズアレイを、照明光軸を含む所定領域からなる中心領域及びこの中心領域より周辺にある周辺領域に分割し、この中心領域には所定の曲率を有する凹面を形成するとともに、周辺領域には上記中心領域の曲率よりも小さな曲率を有する凹面又は平面を形成することにより、光源光軸付近の各アーク像及び光源光軸から離れた周辺部の各アーク像をともに良好に分離しつつ、かつ、これらの各アーク像を第2レンズアレイにおける対応する各小レンズに収めることを可能とすることにより光量損失を低減できるを見出し、本発明を完成させるに至った。
(1)本発明の照明装置は、発光管と、この発光管からの光を反射して照明光束として射出する楕円面リフレクタと、この楕円面リフレクタからの照明光束を略平行化する平行化レンズと、この平行化レンズによって略平行化された照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の小レンズを有する第1レンズアレイと、この第1レンズアレイの複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイと、この第2レンズアレイからの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズとを備えた照明装置において、前記平行化レンズは、回転双曲面からなる光入射面と、照明光軸を含む所定領域からなる中心領域及びこの中心領域より周辺にある周辺領域に分割された光射出面とを有し、前記中心領域には所定の曲率を有する凹面が形成され、前記周辺領域には前記中心領域の曲率よりも小さな曲率を有する凹面又は平面が形成されていることを特徴とする。
(2)本発明の照明装置は、発光管と、この発光管からの光を反射して照明光束として射出する楕円面リフレクタと、この楕円面リフレクタからの照明光束を略平行化する平行化レンズと、この平行化レンズによって略平行化された照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の小レンズを有する第1レンズアレイと、この第1レンズアレイの複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイと、この第2レンズアレイからの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズとを備えた照明装置において、前記第1レンズアレイは、複数の小レンズを有する光射出面と、照明光軸を含む所定領域からなる中心領域及びこの中心領域より周辺にある周辺領域に分割された光入射面とを有し、前記中心領域には所定の曲率を有する凹面が形成され、前記周辺領域には前記中心領域の曲率よりも小さな曲率を有する凹面又は平面が形成されていることを特徴とする。
(3)本発明の照明装置は、発光管と、この発光管からの光を反射して照明光束として射出する楕円面リフレクタと、この楕円面リフレクタからの照明光束を略平行化する平行化レンズと、この平行化レンズによって略平行化された照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の小レンズを有する第1レンズアレイと、この第1レンズアレイの複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイと、この第2レンズアレイからの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズとを備えた照明装置において、前記第1レンズアレイは、複数の小レンズを有する光入射面と、照明光軸を含む所定領域からなる中心領域及びこの中心領域より周辺にある周辺領域に分割された光射出面とを有し、前記中心領域には所定の曲率を有する凹面が形成され、前記周辺領域には前記中心領域の曲率よりも小さな曲率を有する凹面又は平面が形成されていることを特徴とする。
このため、上記(1)〜(3)に記載された本発明の照明装置によれば、平行化レンズ又は第1レンズアレイを、照明光軸を含む所定領域からなる中心領域及びこの中心領域より周辺にある周辺領域に分割し、この中心領域に所定の曲率を有する凹面を形成するとともに周辺領域に上記中心領域の曲率よりも小さな曲率を有する凹面又は平面を形成することにより、中心領域に形成する凹面のレンズ特性及び周辺領域に形成する凹面又は平面のレンズ特性をそれぞれ最適なものとすることができる。
すなわち、中心領域に形成する凹面のレンズ特性は、照明光軸付近の各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイの対応する各小レンズに収まるように定めることができる一方、周辺領域に形成する凹面又は平面のレンズ特性は、照明光軸から離れた周辺部における各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイの対応する各小レンズに収まるように定めることができるのである。
このため、本発明の照明装置は、照明光軸付近の各アーク像及び照明光軸から離れた周辺部の各アーク像をともに良好に分離しつつ、かつ、これらの各アーク像を第2レンズアレイにおける対応する各小レンズに収めることを可能にすることにより、光量損失を低減し、もって照明光束の利用効率を高めることができる照明装置となる。
(4)上記(1)〜(3)のいずれかに記載の照明装置においては、前記中心領域は、前記第1レンズアレイの中央部に形成された複数の小レンズから射出される照明光束が通過する領域をほぼ覆うように設定されていることが好ましい。
このように構成することにより、第1レンズアレイの中央部に形成された複数の小レンズを通過する光線(すなわち、光源光軸付近の各アーク像を形成する光線)が中心領域でより強く屈折されることになるため、照明光軸付近の各アーク像を良好に分離することができるようになる。
なお、ここで、「第1レンズアレイの中央部に形成された複数の小レンズ」とは、後述する図4に示すように、「第1レンズアレイの中央部に形成された複数(4個〜6個)の小レンズ」のことをいい、これら複数の小レンズから射出される照明光束が通過する領域をほぼ覆うように中心領域を設定することにより、照明光軸付近の各アーク像及び照明光軸から離れた周辺部の各アーク像をともに良好に分離しつつ、かつ、これらの各アーク像を第2レンズアレイにおける対応する各小レンズに収めることが可能になる。
(5)上記(1)〜(3)のいずれかに記載の照明装置においては、前記中心領域と前記周辺領域とは段差無く接続されていることが好ましい。
このように構成することにより、平行化レンズ又は第1レンズアレイの表面において段差がなくなるため、中心領域と周辺領域との間の領域における望ましくない光の損失を抑制することができる。
(6)上記(1)〜(5)のいずれかに記載の照明装置においては、前記周辺領域に形成された凹面は照明光軸を軸対称中心とする凹面であり、前記中心領域の平面形状は円形であることが好ましい。
このように構成することにより、前記中心領域と前記周辺領域とは段差無く接続されることになる。
(7)本発明のプロジェクタは、上記(1)〜(6)のいずれかに記載の照明装置と、この照明装置からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置からの変調光を投写する投写レンズとを備えたことを特徴とする。
このため、本発明のプロジェクタは、光量損失を低減することができ、もって照明光束の利用効率を高めることができる優れた照明装置を備えているため、高輝度のプロジェクタとなる。
以下、本発明が適用された照明装置及びこれを備えたプロジェクタについて、図に示す実施の形態に基づいて説明する。
[実施形態1]
まず、本発明が適用されたプロジェクタについて、図1を用いて説明する。
図1は、本発明の実施形態1に係るプロジェクタの光学系を示す平面図である。なお、以下の説明においては、互いに直交する3つの方向をそれぞれz方向(光源光軸方向)、x方向(図1における紙面に平行かつz軸に直交する方向)、y方向(図1における紙面に直交する方向かつz軸に直交する方向)とする。
実施形態1に係るプロジェクタ1Aは、図1に示すように、照明装置100Aと、色分離光学系200と、リレー光学系300と、3つの液晶表示装置400R,400G,400Bと、クロスダイクロイックプリズム500と、投写光学系600とを備えている。各光学系の構成要素は、クロスダイクロイックプリズム500を中心に略水平方向に配置されている。
照明装置100Aは、光源ランプ110と、平行化レンズ140Aと、第1レンズアレイ150と、第2レンズアレイ160と、偏光変換素子170と、重畳レンズ180とを有している。光源ランプ110から射出された光束は、平行化レンズ140Aで略平行化され、第1レンズアレイ150により複数の部分光束に分割される。そして、各部分光束は第2レンズアレイ160及び重畳レンズ180によって照明対象である3つの液晶表示装置400R,400G,400Bの光入射面上で重畳される。
なお、照明装置100A(光源ランプ110、平行化レンズ140A、第1レンズアレイ150及び第2レンズアレイ160)についての詳細は後述する。
色分離光学系200は、照明装置100Aから射出される照明光束を、それぞれ異なる波長域の3色の照明光束に分離する機能を有している。第1ダイクロイックミラー210は、略青色の光束(以下「B光束」という。)を反射するとともに、略緑色の光束(以下「G光束」という。)及び略赤色の光束(以下「R光束」という。)を透過させる。第1ダイクロイックミラー210で反射されたB光束は、反射ミラー230でさらに反射され、フィールドレンズ240Bを透過してB用の液晶表示装置400Bを照明する。
フィールドレンズ240Bは、照明装置100Aからの複数の部分光束がそれぞれ液晶表示装置400Bを照明するように集光する。通常、各部分光束が、それぞれ略平行な光束となるように設定されている。他の液晶表示装置400G,400Rの前に配設されたフィールドレンズ240G,350も、フィールドレンズ240Bと同様に構成されている。
第1ダイクロイックミラー210を透過したG光束とR光束のうちG光束は、第2ダイクロイックミラー220によって反射され、フィールドレンズ240Gを透過してG用の液晶表示装置400Gを照明する。一方、R光束は、第2ダイクロイックミラー220を透過し、リレー光学系300を通過してR用の液晶表示装置400Rを照明する。
リレー光学系300は、入射側レンズ310、入射側反射ミラー320、リレーレンズ330、射出側反射ミラー340及びフィールドレンズ350を有している。色分離光学系200から射出されたR光束は、入射側レンズ310によってリレーレンズ330の近傍で収束し、射出側反射ミラー340及びフィールドレンズ350に向かって発散する。フィールドレンズ350に入射する光束の大きさは、入射側レンズ310に入射する光束の大きさに略等しくなるように設定されている。
各色用の液晶表示装置400R,400G,400Bは、それぞれの光入射面に入射した色光束を、それぞれに対応する画像信号に応じた光束に変換し、これら変換された光束を透過光束として射出する。液晶表示装置400R,400G,400Bの入射側には入射側偏光板918R,918G,918Bが、射出側には射出側偏光板920R,920G,920Bが、それぞれ配置されている。液晶表示装置400R,400G,400Bとしては透過型の液晶表示装置が用いられる。
クロスダイクロイックプリズム500は、各色用の液晶表示装置400R,400G,400Bから射出される各色の変換光束を合成する色合成光学系としての機能を有する。そして、R光束を反射するR光束反射ダイクロイック面510Rと、B光束を反射するB光束反射ダイクロイック面510Bとを有している。R光束反射ダイクロイック面510R及びB光束反射ダイクロイック面510Bは、R光束を反射する誘電体多層膜とB光束を反射する誘電体多層膜とを4つの直角プリズムの界面に略X字状に形成することにより設けられている。これら両反射ダイクロイック面510R,510Bによって3色の変換光束が合成され、カラー画像を表示する光束が生成される。クロスダイクロイックプリズム500において生成された合成光束は投写光学系600に向かって射出される。
投写光学系600は、複数のレンズを有し、クロスダイクロイックプリズム500からの合成光束を表示画像としてスクリーンなどの投写面上に投写表示するように構成されている。
次に、本発明が適用された照明装置について、図2を用いて説明する。
図2は、実施形態1に係る照明装置を説明するための図である。図2(a)は平面図であり、図2(b)及び図2(c)はその要部を説明するための図である。図2(b)は平行化レンズ(実線)及び第1レンズアレイ(破線)を示す図であり、図2(c)は第2レンズアレイ上におけるアーク像を示す図である。
実施形態1に係る照明装置100Aは、図1及び図2(a)に示すように、光源ランプ110と、平行化レンズ140Aと、第1レンズアレイ150と、第2レンズアレイ160と、偏光変換素子170と、重畳レンズ180とを備えている。
光源ランプ110は、発光管120、補助ミラー122及び楕円面リフレクタ130を有している。発光管120は、その発光中心が楕円面リフレクタ130の一方の焦点に配置されている。楕円面リフレクタ130は、被照明領域側に開口し、発光管120の発光部後方に配置されている。そして、発光管120からの光を反射して被照明領域側に射出するように構成されている。補助ミラー122は、発光管120の発光部よりも被照明領域側に配置された反射凹面体からなり、発光部からの光を楕円面リフレクタ130に反射して光利用効率を向上させる作用をしている。
平行化レンズ140Aは、照明光軸100Aaxと平行なレンズ光軸を有する凹レンズからなり、光源ランプ110の被照明領域側に配設されている。そして、楕円面リフレクタ130からの射出光を略平行化するように構成されている。
平行化レンズ140Aは、回転双曲面からなる光入射面と、照明光軸100Aaxを含む所定領域からなる中心領域142A及びこの中心領域142Aより周辺にある周辺領域144Aに分割された光射出面とを有している。そして、中心領域142Aには所定の曲率を有する凹面が形成され、周辺領域144Aには中心領域142Aの曲率よりも小さな曲率を有する凹面が形成されている。
第1レンズアレイ150は、マトリクス状に配列された複数の小レンズ156を有し、光源ランプ110からの照明光束を複数の部分光束に分割するように構成されている。各小レンズ156は、z方向に沿って見たときの外形形状が通常被照明領域の形状と略相似形となるように形成されている。
第2レンズアレイ160は、第1レンズアレイ150における複数の小レンズ156にそれぞれ対応する複数の小レンズ166を有している。小レンズ166は、第1レンズアレイ150の小レンズ156と同様にマトリクス状に配列されている。そして、第1レンズアレイ150の小レンズ156によるアーク像を重畳レンズ180とともに被照明領域上に重畳照明するように構成されている。
偏光変換素子170は、非偏光な光を3つの液晶表示装置400R,400G,400Bで利用可能な偏光方向を有する偏光光に揃える機能を有している。
第1レンズアレイ150、第2レンズアレイ160及び偏光変換素子170は、楕円面リフレクタ130からの射出光の採光効率を最も高くするような位置に配置されている。
さて、実施形態1に係る照明装置100Aにおいては、上述したように、平行化レンズ140Aは、照明光軸100Aaxを含む所定領域からなる中心領域142A及びこの中心領域142Aより周辺にある周辺領域144Aに分割され、この中心領域142Aには所定の曲率を有する凹面が形成され、周辺領域144Aには中心領域142Aの曲率よりも小さな曲率を有する凹面が形成されている。このため、中心領域142Aに形成する凹面のレンズ特性及び周辺領域144Aに形成する凹面のレンズ特性をそれぞれ最適なものとすることができる。
すなわち、中心領域142Aに形成する凹面のレンズ特性は、照明光軸100Aax付近の各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができる一方、周辺領域144Aに形成する凹面のレンズ特性は、照明光軸100Aaxから離れた周辺部における各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができるのである。
このため、実施形態1に係る照明装置100Aは、照明光軸100Aax付近の各アーク像及び照明光軸100Aaxから離れた周辺部の各アーク像をともに良好に分離しつつ、かつ、これらの各アーク像を第2レンズアレイ160における対応する各小レンズ166に収めることが可能となるため光量損失が低減し、もって照明光束の利用効率を高めることができる照明装置となる。
実施形態1に係る照明装置100Aにおいては、中心領域142Aと周辺領域144Aとは段差無く接続されている。このため、平行化レンズ140Aの表面における、中心領域142Aと周辺領域144Aとの間の領域における望ましくない光の損失を抑制することができる。
実施形態1に係る照明装置100Aにおいては、周辺領域144Aに形成された凹面は照明光軸100Aaxを軸対称中心とする凹面であり、中心領域142Aの平面形状は円形である。このため、中心領域142Aと周辺領域144Aとは段差無く接続されることになる。
実施形態1に係る照明装置100Aの効果を、図3を用いて、さらに詳細に説明する。図3は、実施形態1の比較例に係る照明装置を説明するための図である。図3(a)は平面図であり、図3(b)は平行化レンズ(実線)及び第1レンズアレイ(破線)を示す図であり、図3(c)は第2レンズアレイ上におけるアーク像を示す図である。
比較例に係る照明装置100aは、図3(a)及び図3(b)に示すように、従来の照明装置800(図7参照)の場合と同様に、光入射面が回転双曲面であり光射出面が平面である平行化レンズ140を有している。このため、図3(c)に示すように、第2レンズアレイ160上に形成されるアーク像が、本来、各小レンズ166内に収まるべきところが、照明光軸100aax近傍に偏り、小レンズの周囲のセルにはみ出してしまっている。
なお、図3(c)において、M1で示される領域は偏光変換素子170において偏光分離面が形成されている領域であり、M2で示される領域は偏光分離面が形成されていない領域である。
これに対して、実施形態1に係る照明装置100Aは、図2(a)及び図2(b)に示すように、所定の曲率を有する凹面が形成された中心領域142A及びこの中心領域142Aの曲率よりも小さな曲率を有する凹面が形成された周辺領域144Aに分割された平行化レンズ140Aを有している。このため、中心領域142Aに形成する凹面のレンズ特性を、照明光軸100Aax付近の各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができる一方、周辺領域144Aに形成す凹面のレンズ特性を、照明光軸100Aaxから離れた周辺部における各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができるため、図2(c)に示すように、第2レンズアレイ160上に形成されるアーク像が、良好に分離され、それぞれ対応する各小レンズ166内に収めることができるようになる。
なお、実施形態1に係る照明装置100Aにおいては、平行化レンズとして、中心領域142Aに形成された凹面の曲率よりも小さな曲率を有する凹面が周辺領域144Aに形成されている平行化レンズ140Aを用いたが、これに代えて、周辺領域144Aに平面が形成されている平行化レンズを用いることもでき、同様の効果を得ることができる。
[変形例1〜4]
図4は、実施形態1の変形例に係る照明装置を説明するための図である。図4(a)は変形例1に係る照明装置を説明するための図であり、図4(b)は変形例2に係る照明装置を説明するための図であり、図4(c)は変形例3に係る照明装置を説明するための図であり、図4(d)は変形例4に係る照明装置を説明するための図である。
変形例1に係る照明装置は、図4(a)に示すように、第1レンズアレイとして、小レンズ156aが8行×6列に配列されたものを用いている。変形例2に係る照明装置は、図4(b)に示すように、第1レンズアレイとして、小レンズ156aが7行×4列に配列されたものを用いている。変形例3に係る照明装置は、図4(c)に示すように、第1レンズアレイとして、小レンズ156aが7行×5列に配列されたものを用いている。変形例4に係る照明装置は、図4(d)に示すように、第1レンズアレイとして、小レンズ156aが6行×5列に配列されたものを用いている。
実験の結果、変形例1〜変形例4に係る照明装置のうちいずれの照明装置を用いた場合も、第2レンズアレイ160上に形成されるアーク像が、良好に分離され、それぞれ対応する各小レンズ166内に収めることができるようになることがわかった。すなわち、図4(a)〜図4(d)に示すように、第1レンズアレイ150a〜150aの中央部に形成された複数の小レンズから射出される照明光束が通過する領域をほぼ覆うように中心領域142Aが形成されている場合には、本発明の効果が得られるのである。
[実施形態2]
図5は、本発明の実施形態2に係る照明装置を説明するための図である。図5(a)は平面図であり、図5(b)は平行化レンズを示す図であり、図5(c)は第2レンズアレイ上におけるアーク像を示す図である。なお、図5において、図2と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態2に係る照明装置100Bは、実施形態1に係る照明装置100Aの場合とは異なり、第1レンズアレイの光入射面を中心領域と周辺領域とに分割したものである。
すなわち、実施形態2に係る照明装置100Bにおいては、第1レンズアレイ150Bは、複数の小レンズ156を有する光射出面と、照明光軸100Baxを含む所定領域からなる中心領域152B及びこの中心領域152Bより周辺にある周辺領域154Bに分割された光入射面とを有し、中心領域152Bには所定の曲率を有する凹面が形成され、周辺領域154Bには中心領域152Bの曲率よりも小さな曲率を有する凹面が形成されている。
このように、実施形態2に係る照明装置100Bは、中心領域及び周辺領域に分割する対象の光学要素が第1レンズアレイ150Bである点で、実施形態1に係る照明装置100Aとは異なっているが、第1レンズアレイ150Bの中心領域152Bには所定の曲率を有する凹面が形成され、周辺領域154Bには中心領域152Bの曲率よりも小さな曲率を有する凹面が形成されているため、中心領域152Bに形成する凹面のレンズ特性及び周辺領域154Bに形成する凹面のレンズ特性をそれぞれ最適なものとすることができる。
すなわち、中心領域152Bに形成する凹面のレンズ特性は、照明光軸100Bax付近の各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができる一方、周辺領域154Bに形成する凹面のレンズ特性は、照明光軸100Baxから離れた周辺部における各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができるのである。
このため、実施形態2に係る照明装置100Bは、照明光軸100Bax付近の各アーク像及び照明光軸100Baxから離れた周辺部の各アーク像をともに良好に分離しつつ、かつ、これらの各アーク像を第2レンズアレイ160における対応する各小レンズ166に収めることが可能となるため光量損失が低減し、もって照明光束の利用効率を高めることができる照明装置となる。
[実施形態3]
図6は、本発明の実施形態3に係る照明装置を説明するための図である。図6(a)は平面図であり、図6(b)は平行化レンズを示す図であり、図6(c)は第2レンズアレイ上におけるアーク像を示す図である。なお、図6において、図2と同一の部材については同一の符号を付し、詳細な説明は省略する。
実施形態3に係る照明装置100Cは、実施形態2に係る照明装置100Bとよく似た構成を有しているが、第1レンズアレイの光入射面と光射出面との関係が逆になっている。
すなわち、実施形態3に係る照明装置100Cにおいては、第1レンズアレイ150Cは、複数の小レンズ156を有する光入射面と、照明光軸100Caxを含む所定領域からなる中心領域152C及びこの中心領域152Cより周辺にある周辺領域154Cに分割された光射出面とを有し、中心領域152Cには所定の曲率を有する凹面が形成され、周辺領域154Cには中心領域152Cに形成された凹面の曲率よりも小さな曲率を有する凹面が形成されている。
このように、実施形態3に係る照明装置100Cは、第1レンズアレイの光入射面と光射出面との関係が実施形態2に係る照明装置100Bとは異なっているが、第1レンズアレイ150Cの中心領域152Cには所定の曲率を有する凹面が形成され、周辺領域154Cには中心領域152Cの曲率よりも小さな曲率を有する凹面が形成されているため、実施形態2に係る照明装置100Bの場合と同様に、中心領域152Cに形成する凹面のレンズ特性及び周辺領域154Cに形成する凹面のレンズ特性をそれぞれ最適なものとすることができる。
すなわち、中心領域152Cに形成する凹面のレンズ特性は、照明光軸100Cax付近の各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができる一方、周辺領域154Cに形成する凹面のレンズ特性は、照明光軸100Caxから離れた周辺部における各アーク像が良好に分離されて第2レンズアレイ160の対応する各小レンズ166に収まるように定めることができるのである。
このため、実施形態3に係る照明装置100Cは、照明光軸100Cax付近の各アーク像及び照明光軸100Caxから離れた周辺部の各アーク像をともに良好に分離しつつ、かつ、これらの各アーク像を第2レンズアレイ160における対応する各小レンズ166に収めることが可能となるため光量損失が低減し、もって照明光束の利用効率を高めることができる照明装置となる。
また、上記した各実施形態においては、透過型のプロジェクタに適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、反射型のプロジェクタにも同様に適用することができる。
また、上記した各実施形態においては、カラー画像を表示するプロジェクタを例に説明したが、本発明はこれに限定されず、モノクロ画像を表示するプロジェクタに適用することができる。
また、上記した各実施形態においては、3枚の液晶パネルを用いたいわゆる3板方式のプロジェクタに適用する場合について説明したが、本発明はこれに限定されず、液晶パネルを2枚又は4枚用いた2板方式又は4板方式のプロジェクタにも適用することができる。
さらにまた、上記した各実施形態においては、電気光学変調装置として液晶表示装置を用いた場合を例にして説明したが、本発明はこれに限定されず、例えば、マイクロミラーを用いた電気光学変調装置を用いることもできる。
本発明の実施形態1に係るプロジェクタの光学系を示す平面図。 実施形態1に係る照明装置を説明するための図。 実施形態1の比較例に係る照明装置を説明するための図。 実施形態1の変形例に係る照明装置を説明するための図 実施形態2に係る照明装置を説明するための図。 実施形態3に係る照明装置を説明するための図。 従来の照明装置を示す平面図。 第1レンズアレイを示す正面図。 リフレクタによってその反射光の光源光軸回りの角度が相異することを説明するために示す平面図。 従来の照明装置における光線の軌跡を示す平面図。 第2レンズアレイ上のアーク像を示す正面図。 従来の別の照明装置を示す平面図。
符号の説明
1A…プロジェクタ、100A,100a,100B,100C,800,900…照明装置、100Aax,100aax,100Bax,100Cax…照明光軸、110…光源ランプ、120…発光管、122…補助ミラー、130…楕円面リフレクタ、140,140A,140a,140a,140a,140a,940…平行化レンズ、142A,142a,142a,142a,142a,152B,152C…中心領域、144A,144a,144a,144a,144a,154B,154C…周辺領域、150,150a,150a,150a,150a,150B,150C…第1レンズアレイ、156,156a,156a,156a,156a…小レンズ、160…第2レンズアレイ、166…小レンズ、170…偏光変換素子、180…重畳レンズ、200…色分離光学系、300…リレー光学系、400R…赤用の液晶表示装置、400G…緑用の液晶表示装置、400B…青用の液晶表示装置、500…クロスダイクロイックプリズム、600…投写光学系、M1…偏光変換素子において偏光分離面が形成されている領域、M2…偏光変換素子において偏光分離面が形成されていない領域

Claims (6)

  1. 発光管と、この発光管からの光を反射して照明光束として射出する楕円面リフレクタと、この楕円面リフレクタからの照明光束を略平行化する平行化レンズと、この平行化レンズによって略平行化された照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の小レンズを有する第1レンズアレイと、この第1レンズアレイの複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイと、この第2レンズアレイからの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズとを備えた照明装置において、
    前記第1レンズアレイは、複数の小レンズを有する光射出面と、照明光軸を含む所定領域からなる中心領域及びこの中心領域より周辺にある周辺領域に分割された光入射面とを有し、
    前記中心領域には所定の曲率を有する凹面が形成され、前記周辺領域には前記中心領域の曲率よりも小さな曲率を有する凹面又は平面が形成されていることを特徴とする照明装置。
  2. 発光管と、この発光管からの光を反射して照明光束として射出する楕円面リフレクタと、この楕円面リフレクタからの照明光束を略平行化する平行化レンズと、この平行化レンズによって略平行化された照明光束を複数の部分光束に分割するための複数の小レンズを有する第1レンズアレイと、この第1レンズアレイの複数の小レンズに対応する複数の小レンズを有する第2レンズアレイと、この第2レンズアレイからの各部分光束を被照明領域で重畳させるための重畳レンズとを備えた照明装置において、
    前記第1レンズアレイは、複数の小レンズを有する光入射面と、照明光軸を含む所定領域からなる中心領域及びこの中心領域より周辺にある周辺領域に分割された光射出面とを有し、
    前記中心領域には所定の曲率を有する凹面が形成され、前記周辺領域には前記中心領域の曲率よりも小さな曲率を有する凹面又は平面が形成されていることを特徴とする照明装置。
  3. 請求項1または2に記載の照明装置において、
    前記中心領域は、前記第1レンズアレイの中央部に形成された複数の小レンズを通過する照明光束が通過する領域をほぼ覆うように設定されていることを特徴とする照明装置。
  4. 請求項1〜のいずれかに記載の照明装置において、
    前記中心領域と前記周辺領域とは段差無く接続されていることを特徴とする照明装置。
  5. 請求項1〜のいずれかに記載の照明装置において、
    前記周辺領域に形成された凹面は照明光軸を軸対称中心とする凹面であり、前記中心領域の平面形状は円形であることを特徴とする照明装置。
  6. 請求項1〜のいずれかに記載の照明装置と、この照明装置からの照明光束を画像情報に応じて変調する電気光学変調装置と、この電気光学変調装置からの変調光を投写する投写レンズとを備えたことを特徴とするプロジェクタ。
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