JP4433810B2 - 口栓付き紙製容器 - Google Patents

口栓付き紙製容器 Download PDF

Info

Publication number
JP4433810B2
JP4433810B2 JP2004022832A JP2004022832A JP4433810B2 JP 4433810 B2 JP4433810 B2 JP 4433810B2 JP 2004022832 A JP2004022832 A JP 2004022832A JP 2004022832 A JP2004022832 A JP 2004022832A JP 4433810 B2 JP4433810 B2 JP 4433810B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
paper container
cap
stopper
spout
attachment hole
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2004022832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2005212847A (ja
Inventor
規行 佐々木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toppan Inc
Original Assignee
Toppan Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toppan Inc filed Critical Toppan Inc
Priority to JP2004022832A priority Critical patent/JP4433810B2/ja
Publication of JP2005212847A publication Critical patent/JP2005212847A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4433810B2 publication Critical patent/JP4433810B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Cartons (AREA)
  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Closures For Containers (AREA)

Description

本発明は、紙製容器の頂部に注出口栓が取り付けられた口栓付き紙製容器に関するものであり、特に、注出口栓が口栓取付け孔に対して内側から取り付けられた内付けタイプの口栓付き紙製容器に関する。
紙製容器の頂部に注出口栓が取り付けられた口栓付き紙製容器として、現在、注出口栓が口栓取付け孔に対して内側から取り付けられた内付けタイプの口栓付き紙製容器が流通している(例えば、特許文献1参照)。
以下に公知文献を示す。
実開平07−026329号公報(図1) しかし、この種の内付けタイプの口栓付き紙製容器は、紙製容器本体から突出している注出口栓(110)のキャップ部材(115)に上方向からや横方向からの応力が加わった場合、その応力は全て紙製容器本体内面(135)と注出口栓のフランジ部材(114)に加わってしまう。このために、注出口栓の陥没や脱落が発生し易いという問題があった(図4参照)。
本発明は、内付けタイプの口栓付き紙製容器に関する以上のような問題に鑑みてなされたもので、注出口栓の陥没に対して強い耐性を有する内付けタイプの口栓付き紙製容器を提供することを課題とする。
本発明の請求項1の発明は、紙を基材とし、内層に熱可塑性樹脂からなるシーラント層が設けられた紙製容器の頂部に口栓取り付け孔が穿設され、この口栓取り付け孔に紙製容器の内側からフランジ部材を有する注出口栓を嵌め込み溶着させた口栓付き紙製容器において、前記注出口栓がキャップ部材を被せる筒状部材と、該筒状部材下部内側に形成され筒状部材を閉塞する隔壁部材と、該隔壁部材から立設される開封用プルリング部材と、筒状部材の下部外縁に形成された紙製容器の口栓取り付け孔縁部内面に貼着されるフランジ部材と、を有する注出口栓であり、前記各部材を口栓取り付け孔の内側から紙製容器に取り付けた後に、口栓取り付け孔を通過することができない部材を紙製容器の外側から、紙製容器の最外面に突出している口栓部材に取り付けたことを特徴とする、口栓付き紙製容器である。
このように請求項1記載の発明によれば、注出口栓用の各部材を口栓取り付け孔の内側から紙製容器に取り付けた後に、口栓取り付け孔を通過することができない部材を紙製容器の外側から紙製容器の最外面に突出している口栓部材に取り付けているので、上方向からキャップ部材に応力が加わったとしても、その応力は全て紙製容器の外面とキャップ部材で受け止めることになって、キャップ部材は口栓取り付け孔より大きく設計されており、注出口栓が紙製容器の内部に陥没することはなくなる。
また、請求項2の発明は、請求項1の発明において、前記部材がキャップ部材であり、紙製容器の最外面に突出している口栓部材が筒状部材であることを特徴とする、口栓付き紙製容器である。
このように請求項2記載の発明によれば、口栓取り付け孔を通過することができないキャップ部材を紙製容器の外側から、紙製容器の最外面に突出している筒状部材に取り付けているので、上方向からキャップ部材に応力が加わったとしても、その応力は全て紙製容器の外面とキャップ部材で受け止めることになり、キャップ部材は口栓取り付け孔より大きく設計されており、注出口栓が紙製容器の内部に陥没することはなくなる。
また、請求項3の発明は、請求項1の発明において、前記部材がキャップ部材に被せるオーバーキャップ部材であり、紙製容器の最外面に突出している口栓部材が筒状部材に螺着されるキャップ部材であることを特徴とする、口栓付き紙製容器である。
このように請求項3記載の発明によれば、口栓取り付け孔を通過することができないオーバーキャップ部材をキャップ部材の上から被せて紙製容器の最外面に突出している筒状部材に取り付けているので、上方向からオーバーキャップ部材に応力が加わったとしても、その応力は全て紙製容器の外面とオーバーキャップ部材で受け止めることになり、オーバーキャップ部材は口栓取り付け孔より大きく設計されており、注出口栓が紙製容器の内部に陥没することはなくなる。
このように本発明の口栓付き紙製容器は、注出口栓が口栓取り付け孔に対して内側から取り付けられた内付けタイプの注出口栓でありながら、注出口栓に加わる応力に対して陥没不良が発生しにくい容器となる。また、キャップ部分を大きくすることができるため、開封し易い注出口栓にすることができる。
本発明の口栓付き紙製容器を一実施形態に基づいて以下に詳細に説明する。
本発明の口栓付き紙製容器(1)は、例えば、図1に示すように、紙を基材とし、内層に熱可塑性樹脂からなるシーラント層(35)が設けられた紙製容器(30)の頂部に口栓取り付け孔(31)が穿設され、この口栓取り付け孔に紙製容器の内側からフランジ部材(14)を有する注出口栓(10)を嵌め込み溶着させたものである。
注出口栓(10)は、キャップ部材(15)を被せる筒状部材(11)と、該筒状部材下部内側に形成され筒状部材を閉塞する隔壁部材(12)と、該隔壁部材から立設される開封用プルリング部材(13)と、筒状部材の下部外縁に形成された紙製容器の口栓取り付け孔縁部内面に貼着されるフランジ部材(14)とを有する。
そして各部材を口栓取り付け孔(31)の内側から紙製容器(30)に取り付けた後に、口栓取り付け孔(31)を通過することができない部材を紙製容器(30)の外側から、紙製容器の最外面に突出している口栓部材に取り付けたことを特徴とするものである。
口栓取り付け孔(31)を通過することができない部材としては、紙製容器に穿設された口栓取り付け孔(31)よりも取り付け中心からの距離を1mm以上長くした、例えば、キャップ部材(15)が該当する(図1、図2参照)。
より具体的に記述すると、口栓取り付け孔(31)の直径を25mm程度とした場合、キャップ部材(15)の外径を30mm程度とすると良い。
注出口栓の取り付け方法は、例えば、充填機上で内容物を充填した紙製容器(10)の内面側から注出口栓を口栓取り付け孔(31)に挿入して紙製容器の壁面と注出口栓のフ
ランジ部材とを超音波シールなどのシール方法により溶着させた後、キャップ部材(15)を筒状部材(11)に螺着させる。
図3は、別の実施形態を示す要部断面説明図で、口栓取り付け孔を通過することができない部材としてキャップ部材に被せるオーバーキャップ部材(16)としたものである。口栓取り付け孔の直径を23mm程度とした場合、オーバーキャップ部材(16)の外径を30mm程度とすると良い。
この場合の注出口栓の取り付け方法は、例えば、内容物を充填した紙製容器(10)の内面側から口栓取り付け孔(31)を通る、あらかじめキャップ部材の取り付けてある注出口栓を口栓取り付け孔(31)に挿入して紙製容器の壁面と注出口栓のフランジ部材とを超音波シールなどのシール方法により溶着させた後、キャップ部材(15)の上から口栓取り付け孔(31)を通ることのできないオーバーキャップ部材(16)を貼り付ける。
本発明の特徴は、紙製容器の外側から取り付けたキャップ部材やオーバーキャップ部材に外部から垂直方向から、あるいは横方向から応力が加わった場合に、内付けタイプの注出口栓でありながら紙製容器の外側に応力がかかるようにしたことにある。
このような構成からなる注出口栓(10)やキャップ部材(15)、オーバーキャップ部材(16)は、一般的にはポリエチレン、ポリプロピレン等の熱可塑性樹脂を用いて射出成形法により作製することができる。
また、注出口栓(10)を取り付ける紙製容器(30)は、紙を基材とし、内層にシーラント層(35)が設けられた、例えば、〔容器外側〕ポリエチレン/板紙/ポリエチレン/アルミニウム箔/ポリエチレンテレフタレートフィルム/ポリエチレン(35)〔容器内側〕のような層構成を有する積層材料を組み立てて作製することができる。
本発明の口栓付き紙製容器の一実施例を示す、(a)は注出口栓取り付け後の状態を示す、要部断面説明図であり、(b)は注出口栓取り付け前の状態を示す、要部断面説明図である。 図1の注出口栓取り付け部分を詳細に示す、断面説明図である。 本発明の口栓付き紙製容器の別の実施例の注出口栓取り付け部分を詳細に示す、断面説明図である。 従来の口栓付き紙製容器の注出口栓取り付け部分を詳細に示す、断面説明図である。
符号の説明
1‥‥口栓付き紙製容器
10‥‥注出口栓
11‥‥筒状部材
12‥‥隔壁部材
13‥‥プルリング部材
14‥‥フランジ部材
15‥‥キャップ部材
16‥‥オーバーキャップ部材
30‥‥紙製容器
31‥‥口栓取り付け孔
35‥‥シーラント層
110‥‥注出口栓
114‥‥フランジ部材
115‥‥キャップ部材
135‥‥紙製容器本体内面

Claims (1)

  1. 紙を基材とし、内層に熱可塑性樹脂からなるシーラント層が設けられた紙製容器の頂部に口栓取り付け孔が穿設され、この口栓取り付け孔に内側からフランジ部材を有する注出口栓を嵌め込み溶着させた口栓付き紙製容器において、
    前記注出口栓が、キャップ部材を被せる筒状部材と、該筒状部材下部内側に形成され筒状部材を閉塞する隔壁部材と、該隔壁部材から立設される開封用プルリング部材と、筒状部材の下部外縁に形成され紙製容器の口栓取り付け孔縁部内面に貼着されるフランジ部材と、を有する注出口栓であり、
    前記各部材を口栓取り付け孔の内側から紙製容器に取り付けた後に、口栓取り付け孔を通過することができない部材を紙製容器の外側から、紙製容器の最外面に突出している口栓部材に取り付けた口栓付き紙製容器であって、
    前記部材がキャップ部材に被せるオーバーキャップ部材であり、紙製容器の最外面に突出している口栓部材が筒状部材に螺着されるキャップ部材であることを特徴とする、口栓付き紙製容器。
JP2004022832A 2004-01-30 2004-01-30 口栓付き紙製容器 Expired - Fee Related JP4433810B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022832A JP4433810B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 口栓付き紙製容器

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2004022832A JP4433810B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 口栓付き紙製容器

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2005212847A JP2005212847A (ja) 2005-08-11
JP4433810B2 true JP4433810B2 (ja) 2010-03-17

Family

ID=34906045

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2004022832A Expired - Fee Related JP4433810B2 (ja) 2004-01-30 2004-01-30 口栓付き紙製容器

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4433810B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1803653B1 (en) * 2005-12-27 2012-01-25 Tetra Laval Holdings & Finance SA Spout for opening devices of sealed packages of pourable food products

Also Published As

Publication number Publication date
JP2005212847A (ja) 2005-08-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US20160068316A1 (en) Welded part with barrier layer
JP5917391B2 (ja) 注出容器
JP3145715U (ja) 液垂れおよび臭気漏れを防止する容器用口構造
JP4433810B2 (ja) 口栓付き紙製容器
JP6370117B2 (ja) 注出キャップ及び注出キャップの製造方法
JP6659221B2 (ja) 二重容器
WO2021079713A1 (ja) 注出具および包装容器
JP6085936B2 (ja) パウチ容器
JP5521375B2 (ja) 容器用口栓及び液体用容器
JPH0716592Y2 (ja) 容器の易開封注出装置
JP2010120658A (ja) スパウト閉栓キャップ
JP5327789B2 (ja) 飲料容器
JP6651416B2 (ja) 二重容器
JP2000211659A (ja) 注出口組合体
JP6286154B2 (ja) 注出口具
JP7466171B2 (ja) 注出具および包装容器
JP6566772B2 (ja) 二重容器
JP2570570Y2 (ja) 口栓付き液体容器
JP6079112B2 (ja) パウチ容器
JP2024018789A (ja) バリア性容器及び装着キャップ
JP2007084078A (ja) プルリング付口栓
JP4428113B2 (ja) 液体容器開封用プルリング付き口栓
JP2023006340A (ja) 注出キャップ
JP2008195449A (ja) 合成樹脂製中栓付き金属キャップ
JP6796469B2 (ja) 注出具

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070115

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20090522

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090707

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090929

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091117

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091221

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4433810

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130108

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140108

Year of fee payment: 4

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees