JP4429412B2

JP4429412B2 - Corner grinding method and grinding machine considering shoulder R of grinding wheel

Info

Publication number: JP4429412B2
Application number: JP08431499A
Authority: JP
Inventors: 正広金山; 茂昌鈴木
Original assignee: 株式会社アマダワシノ
Priority date: 1999-03-26
Filing date: 1999-03-26
Publication date: 2010-03-10
Anticipated expiration: 2019-03-26
Also published as: JP2000280154A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は砥石の肩Ｒを考慮したコーナ研削方法および研削盤に関する。
【０００２】
【従来の技術】
研削加工により、例えば、ワークのコーナに半径ＲｋのＲをつける場合、砥石外周の肩部に全くＲがついていなければ、図８に示す如く、Ｒ加工の開始位置に、すなわち、ワークＷの端面からＲｋの位置に砥石の右肩を位置決めし、その後、一個の手動パルス発生器を用いた同時２軸（Ｘ，Ｙ）の円弧補間により、半径Ｒｋの円弧運動を砥石に与えれば所望するコーナＲの研削加工ができる。
【０００３】
しかし、実際的には、砥石の肩にはドレッシングで付いたＲ、または自然なＲが付いているので、この肩Ｒを考慮したＲ加工開始位置を決めるために、加工の都度手計算によりＲ加工開始位置を求めねばならず非常に面倒であった。
【０００４】
なお、上述の研削加工において、砥石３とワーク７との相対的位置の設定、すなわち原点設定は、砥石側面とワーク側面とを軽く接触させ、また砥石下面とワーク上面とを軽く接触させることで行うことができる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は上述の如き問題を解決するために成されたものであり、本発明の課題は、コーナＲの研削加工を行う際に、砥石の肩ＲおよびＲ加工開始位置近傍の座標（Ｘ，Ｙ）を制御装置へ入力するのみで、肩Ｒを考慮した研削加工ができるコーナ研削方法および研削盤を提供するものである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決する手段として請求項１に記載の砥石の肩Ｒを考慮したコーナ研削方法は、制御装置に砥石の肩Ｒ寸法（ｒ）と該砥石の右肩とワークの左上隅とが合致する位置を原点位置（０,０）として入力設定の後、手動操作にて砥石とワークとをコーナ研削開始位置近傍の位置（ΔＨ,ΔＶ）に相対的に移動させ、前記砥石の円弧加工運動の半径Ｒｍを、Ｒｍ＝ΔＨ−Ｒａに、該砥石のワークへのアプローチ円弧半径Ｒａを、Ｒａ＝ΔＶに設定し、研削加工後にワークのコーナ部に形成される加工Ｒの半径（Ｒｋ）を計算式、Ｒｋ＝ΔＨ−Ｒａ−ｒにより制御装置が演算して求め、該加工Ｒの半径Ｒｋをディスプレーに表示させ、該表示半径Ｒｋが所望する加工Ｒと一致するか否かを作業者が目視で判定し、該判定がＹＥＳならばワークに対する砥石の相対的位置を１個の手動パルス発生器により制御して円弧運動を行わせるコーナ加工を開始し、ＮＯならば手動操作にて砥石とワークとを新たなコーナ研削開始位置近傍の位置に相対的に移動させ、前記加工Ｒの半径Ｒｋを前記制御装置が前記計算式により再度演算して求め、該演算結果Ｒｋを前記ディスプレーに再表示させ、該再表示の結果がＹＥＳになるまで前述の工程を繰り返すことを要旨とするものである。
【０００７】
請求項２に記載の砥石の肩Ｒを考慮したコーナ研削盤は、ワークに対する砥石の相対的位置を１個の手動パルス発生器により制御して円弧運動を行わせるコーナ研削盤において、制御装置に砥石の肩Ｒ寸法（ｒ）と該砥石の右肩とワークの左上隅とが合致する位置を原点位置（０,０）として入力設定の後、手動操作にて砥石とワークとをコーナ研削開始位置近傍の位置（ΔＨ,ΔＶ）に相対的に移動させ、前記砥石の円弧加工運動の半径Ｒｍを、Ｒｍ＝ΔＨ−Ｒａに、該砥石のワークへのアプローチ円弧半径Ｒａを、Ｒａ＝ΔＶに設定し、研削加工後にワークのコーナ部に形成される加工Ｒの半径（Ｒｋ）を計算式、Ｒｋ＝ΔＨ−Ｒａ−ｒにより制御装置が演算して求め、該加工Ｒの半径Ｒｋをディスプレーに表示させ、該表示半径Ｒｋが所望する加工Ｒと一致するか否かを作業者が目視で判定し、該判定がＹＥＳならばワークに対する砥石の相対的位置を１個の手動パルス発生器により制御して円弧運動を行わせるコーナ加工を開始し、ＮＯならば手動操作にて砥石とワークとを新たなコーナ研削開始位置近傍の位置に相対的に移動させ、前記加工Ｒの半径Ｒｋを前記制御装置が前記計算式により再度演算して求め、該演算結果Ｒｋを前記ディスプレーに再表示させ、該再表示の結果がＹＥＳになるまで前述の工程を繰り返すことを要旨とするものである。
【００１０】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面によって説明する。
【００１１】
図１は本発明に係る研削盤の主要な構成の概要を説明する図である。包括的に示した研削盤１の砥石（または砥石車）３は、加工ヘッド５にＹ軸方向に移動自在に設けてあり、ワーク７はテーブル９にＸ軸方向（Ｙ軸に直交方向）に移動自在に設けてある。
【００１２】
前記加工ヘッド５およびテーブル９は、それぞれ公知の送りねじ機構１１、１３を介して、制御装置１５に制御されたサーボモータ１７、１９により移動位置決め自在に設けてある。
【００１３】
前記制御装置１５には、表示装置としてＣＲＴなどのディスプレー２１と、入力手段の一つとしてキーボード２３が設けてあり、また前記加工ヘッド５またはテーブル９を手動の指令で動かすための手動パルス発生器２５、２７が設けてある。
【００１４】
この手動パルス発生器２５、２７は円弧送りスイッチ（図示省略）をオンにすることによって、一個の手動パルス発生器で（例えば、手動パルス発生器２５で）、ワーク７に対する砥石３の相対的位置を制御して円弧運動をさせることができる。なお、直線送りも同様にスイッチ（図示省略）で選択することができる。また、手動パルス発生器以外にボタン操作によっても砥石３に円弧運動を与えることが可能である。
【００１５】
また、前記制御装置１５には、砥石３の肩ＲおよびＲ加工開始位置近傍の座標（Ｘ，Ｙ）を制御装置１５へ入力するのみで、肩Ｒを考慮した研削加工を行わせるための加工Ｒ演算手段２９と設定値記憶手段３１とが設けてある。
【００１６】
次に、上述の研削盤１を用いて、ワークのコーナＲを研削する方法について図２〜図５を参照しながら説明する。
【００１７】
図２のフローチャートを参照するに、ステップＳ１０において、砥石の肩Ｒ寸法（ｒ）を前記キーボード２３から入力設定する。次いで、ステップＳ２０において、砥石３の右肩とワーク７の左上隅が合致する位置を制御装置１５に教示する。すなわち、図３に示す如く、砥石３の右肩とワーク７の左上隅が合致する位置を原点（Ｘ＝０，Ｙ＝０）として設定する。
【００１８】
次のステップＳ３０において、前記手動パルス発生器２５、２７によって、砥石３とワーク７とを相対的に移動させて、加工開始位置近傍へ砥石の右肩を位置決めする。すなわち、図４に示す如く、砥石の右肩をＸ＝ΔＨへ、砥石３の下面をワーク７の上方、Ｙ＝ΔＶへ位置決めする。
【００１９】
次のステップＳ４０において、研削加工後に形成されるワークのコーナＲ（以後加工Ｒと呼ぶ）３７の半径Ｒｋを次の計算式（１）を演算して求め、ＣＲＴなどのディスプレー２１に表示する。また、砥石３の座標がＸ＝ΔＨ，Ｙ＝ΔＶの場合、砥石３のワーク７へのアプローチ円弧３３の半径Ｒａは自動的にＲａ＝ΔＶに設定する。
【００２０】
【数１】
Ｒｋ＝ΔＨ−Ｒａ−ｒ……（１）
なお、上述のコーナＲ加工時の砥石３の右肩先端の円弧加工運動の半径Ｒｍは、Ｒｍ＝ΔＨ−Ｒａとなり、砥石３をワーク３から離脱させるときのリトラクト（ｒｅｔｒａｃｔ）円弧３５にはアプローチ円弧３３と同一の円弧Ｒａを使用する。
【００２１】
次のステップＳ５０において、作業者は先のステップＳ４０で表示された加工Ｒの半径Ｒｋが所望の寸法か否かを判定し、ＹＥＳならば、円弧加工送りのスイッチを有効（ステップＳ６０）にし、一個の手動パルス発生器（例えば、手動パルス発生器２５）で円弧運動加工を実施する（ステップＳ７０）。作業者は円弧運動加工が加工終了位置（Ｘ＝０、Ｙ＝−Ｒｋ）に達したか否かを、ディスプレー２１の表示で判断（ステップＳ８０）し、加工終了位置でなければステップＳ７０に戻り加工を続行し、加工終了位置になったら加工完了とする。
【００２２】
前記ステップＳ５０において、表示された加工Ｒの半径Ｒｋが所望の寸法でない場合（ＮＯの場合）、加工開始位置の近傍において、再度、砥石３とワーク７を相対移動させて（ステップＳ３０）、あらたな加工Ｒの半径Ｒｋを再表示させる（ステップＳ４０）。
【００２３】
そして、この再表示された加工Ｒの半径Ｒｋが所望の加工Ｒか否かを判定する（ステップＳ５０）。この様ににして、所望の加工Ｒが得られる加工開始位置の近傍に砥石３をセットする。
【００２４】
図５は、前記ディスプレー２１の表示例を示したもので、砥石３の現在位置座標（Ｘ，Ｙ）、加工Ｒ、砥石３とワーク７の位置関係を示した図などが表示される。なお、図６は円弧加工のシミュレーション図である。
【００２５】
図７は、ワークのコーナの面取り加工において、加工後のコーナ面取り寸法ＷおよびＨを予測表示する場合の説明図である。
【００２６】
コーナの面取り加工においても、砥石肩Ｒ半径（ｒ）と面取り角度（α）を設定した後、コーナＲ加工と同様にして砥石の右肩をＸ＝ΔＨへ、砥石３の下面をワーク７の上方、Ｙ＝ΔＶへ位置決めして、加工後のコーナ面取り寸法ＷおよびＨを、次式（２）および（３）から演算してディスプレー２１に表示することができる。
【００２７】
したがって、作業者はこの表示されたデータを見て、所望のコーナ面取り寸法ＷおよびＨが得られる位置に砥石３をセットすることができる。
【００２８】
【数２】
Ｗ＝ΔＨ−ΔＶＣｏｔα−ｒＴａｎ（α／２）……（２）
【数３】
Ｈ＝ＷＴａｎα……（３）
なお、図７のコーナの面取り加工においては、砥石３の右肩先端の交点は直線、Ｙ＝Ｔａｎα（Ｘ−ΔＨ）＋ΔＶ、上を左下方向へ移動する。
【００２９】
【発明の効果】
請求項１、２の発明によれば、砥石を所望の加工Ｒ（Ｒｋ）が得られるコーナ研削開始位置近傍の位置へ移動すれば、その位置から加工した場合のコーナ加工Ｒ寸法が表示されるので、所望の加工Ｒ寸法になるように砥石の位置を合わせた後、一個の手動パルス発生器による円弧加工を行うだけで、容易に所望寸法のコーナＲまたは面取り加工を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る砥石の肩Ｒを考慮したコーナ研削盤の構成図。
【図２】本発明に係るコーナ研削方法の操作手順フローチャート。
【図３】本発明に係るコーナ研削盤における原点設定の説明図。
【図４】本発明に係るコーナ研削盤のコーナＲ加工加工開始位置における砥石とワークとの位置関係説明図。
【図５】本発明に係るコーナ研削盤のディスプレー表示例。
【図６】本発明に係るコーナ研削盤による円弧加工のシミュレーション図
【図７】本発明に係るコーナ研削盤のコーナ面取り加工の説明図。
【図８】砥石の肩Ｒがない場合のコーナＲの研削加工の説明図。
【符号の説明】
１研削盤
３砥石（または砥石車）
５加工ヘッド
７ワーク
９テーブル
１１，１３送りねじ機構
１５制御装置
１７，１９サーボモータ
２１ディスプレー
２３キーボード
２５，２７手動パルス発生器
２９加工Ｒ演算手段
３１設定値記憶手段
３３アプローチ円弧
３５リトラクト円弧
３７加工Ｒ（コーナＲ）[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention relates to a corner grinding method and a grinding machine in consideration of a shoulder R of a grindstone.
[0002]
[Prior art]
For example, when a radius Rk is applied to the corner of the workpiece by grinding, if there is no R at the shoulder on the outer periphery of the grindstone, as shown in FIG. Desired if the right shoulder of the grindstone is positioned at the position of Rk from the end face, and then circular motion of radius Rk is given to the grindstone by simultaneous two-axis (X, Y) circular interpolation using one manual pulse generator. Corner R can be ground.
[0003]
However, in reality, the shoulder of the grindstone has an R attached by dressing or a natural R. Therefore, in order to determine the R machining start position in consideration of the shoulder R, the R is manually calculated for each machining. It was very troublesome to find the processing start position.
[0004]
In the above grinding process, the setting of the relative position between the grindstone 3 and the workpiece 7, that is, the origin setting, is performed by lightly contacting the grindstone side surface and the workpiece side surface, and lightly contacting the grindstone lower surface and the workpiece upper surface. It can be carried out.
[0005]
[Problems to be solved by the invention]
The present invention has been made to solve the above-described problems. The object of the present invention is to provide the coordinates (X, X) of the grindstone shoulder R and the vicinity of the R machining start position when the corner R is ground. The present invention provides a corner grinding method and a grinding machine capable of grinding in consideration of the shoulder R only by inputting Y) to a control device.
[0006]
[Means for Solving the Problems]
The corner grinding method considering the shoulder R of the grindstone according to claim 1 as means for solving the above-described problem is that the shoulder R dimension (r) of the grindstone matches the right shoulder of the grindstone and the upper left corner of the workpiece. The input position is set as the origin position (0, 0), and then the grindstone and workpiece are moved relative to the position (ΔH, ΔV) near the corner grinding start position by manual operation, and the arc processing motion of the grindstone Is set to Rm = ΔH−Ra, the approach arc radius Ra of the grindstone to the workpiece is set to Ra = ΔV, and the radius (Rk) of the machining R formed at the corner of the workpiece after grinding is set. The control device calculates and calculates the calculation formula, Rk = ΔH−Ra−r, displays the radius Rk of the machining R on the display, and the operator determines whether or not the displayed radius Rk matches the desired machining R. visually determined, the determination is paired to YES if the workpiece That the relative positions of the grinding wheel is controlled by one of the manual pulse generator starts corner machining to perform circular motion, the position of the grinding wheel and the workpiece and a new corner grinding start position near at NO if manual operation are moved relative to the determined machining the controller radius Rk of R is calculated again by the formula, the calculation result Rk is redisplayed on the display, until該再display result is YES The gist is to repeat the above steps.
[0007]
The corner grinder considering the shoulder R of the grindstone according to claim 2 is a corner grinder that controls the relative position of the grindstone with respect to the workpiece by one manual pulse generator to perform an arc motion. After setting the position where the wheel shoulder R dimension (r) matches the right shoulder of the wheel and the upper left corner of the workpiece as the origin position (0, 0) , corner grinding of the wheel and workpiece is started manually. Relatively moving to a position (ΔH, ΔV) near the position, the radius Rm of the arc machining motion of the grindstone is set to Rm = ΔH−Ra, and the approach arc radius Ra of the grindstone to the workpiece is set to Ra = ΔV The radius of the machining R (Rk) formed at the corner of the workpiece after grinding is calculated by the calculation formula, Rk = ΔH−Ra−r, and the control device calculates the radius Rk of the machining R on the display. And display radius Rk is desired. Whether consistent with processed R determines worker visually, the corner machining to perform circular motion the determination is controlled by one of the manual pulse generator the relative position of the grinding wheel relative to YES if the workpiece If NO, manually move the grindstone and the workpiece relatively to a position near the new corner grinding start position , and the control device again calculates the radius Rk of the machining R by the calculation formula. determined, the operation result Rk is redisplayed on the display, until該再display result is YES it is an gist repeating the foregoing steps.
[0010]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Embodiments of the present invention will be described below with reference to the drawings.
[0011]
FIG. 1 is a diagram for explaining the outline of the main configuration of a grinding machine according to the present invention. The grindstone (or grinding wheel) 3 of the grinding machine 1 shown in a comprehensive manner is provided on the machining head 5 so as to be movable in the Y-axis direction, and the workpiece 7 is placed on the table 9 in the X-axis direction (perpendicular to the Y-axis). It can be moved freely.
[0012]
The machining head 5 and the table 9 are provided so as to be movable and positionable by servo motors 17 and 19 controlled by a control device 15 via known feed screw mechanisms 11 and 13, respectively.
[0013]
The control device 15 is provided with a display 21 such as a CRT as a display device and a keyboard 23 as one of input means, and a manual pulse generator for moving the machining head 5 or the table 9 with a manual command. 25 and 27 are provided.
[0014]
The manual pulse generators 25 and 27 are turned on by turning an arc feed switch (not shown), so that one manual pulse generator (for example, the manual pulse generator 25) is used to position the grindstone 3 relative to the workpiece 7. Can be controlled to make a circular motion. Similarly, linear feed can be selected with a switch (not shown). In addition to the manual pulse generator, it is possible to give the grindstone 3 a circular motion by operating a button.
[0015]
Further, the processing for causing the control device 15 to perform grinding processing considering the shoulder R only by inputting the shoulder R of the grindstone 3 and the coordinates (X, Y) in the vicinity of the R processing start position to the control device 15. R calculation means 29 and set value storage means 31 are provided.
[0016]
Next, a method of grinding the corner R of the workpiece using the above-described grinding machine 1 will be described with reference to FIGS.
[0017]
Referring to the flowchart of FIG. 2, in step S <b> 10, the shoulder R dimension (r) of the grindstone is input and set from the keyboard 23. Next, in step S20, the controller 15 is instructed to the position where the right shoulder of the grindstone 3 and the upper left corner of the work 7 coincide. That is, as shown in FIG. 3, a position where the right shoulder of the grindstone 3 and the upper left corner of the work 7 coincide is set as the origin (X = 0, Y = 0).
[0018]
In the next step S30, the manual pulse generators 25 and 27 move the grindstone 3 and the workpiece 7 relatively to position the right shoulder of the grindstone near the machining start position. That is, as shown in FIG. 4, the right shoulder of the grindstone is positioned at X = ΔH, and the lower surface of the grindstone 3 is positioned above the work 7 and at Y = ΔV.
[0019]
In the next step S40, a radius Rk of a corner R (hereinafter referred to as processing R) 37 of a workpiece formed after grinding is obtained by calculating the following calculation formula (1) and displayed on the display 21 such as a CRT. When the coordinates of the grindstone 3 are X = ΔH and Y = ΔV, the radius Ra of the approach arc 33 to the workpiece 7 of the grindstone 3 is automatically set to Ra = ΔV.
[0020]
[Expression 1]
Rk = ΔH−Ra−r (1)
In addition, the radius Rm of the arc machining motion of the right shoulder tip of the grindstone 3 during the above-described corner R machining is Rm = ΔH−Ra, and the retract arc 35 when the grindstone 3 is detached from the workpiece 3 is approached. The same arc Ra as the arc 33 is used.
[0021]
In the next step S50, the operator determines whether or not the radius Rk of the machining R displayed in the previous step S40 is a desired dimension. If YES, the arc machining feed switch is enabled (step S60), Circular motion machining is performed with one manual pulse generator (for example, manual pulse generator 25) (step S70). The operator determines whether or not the arc motion machining has reached the machining end position (X = 0, Y = −Rk) by displaying on the display 21 (step S80). If it is not the machining end position, the process returns to step S70. Processing is continued, and processing is completed when the processing end position is reached.
[0022]
In step S50, when the displayed radius Rk of the machining R is not a desired dimension (in the case of NO), the grindstone 3 and the workpiece 7 are relatively moved again in the vicinity of the machining start position (step S30). The radius Rk of the machining R is displayed again (step S40).
[0023]
Then, it is determined whether or not the radius Rk of the redisplayed machining R is the desired machining R (step S50). In this way, the grindstone 3 is set in the vicinity of the machining start position where the desired machining R can be obtained.
[0024]
FIG. 5 shows a display example of the display 21 and displays a current position coordinate (X, Y) of the grindstone 3, processing R, a diagram showing a positional relationship between the grindstone 3 and the work 7, and the like. FIG. 6 is a simulation diagram of arc processing.
[0025]
FIG. 7 is an explanatory diagram for predicting and displaying the corner chamfer dimensions W and H after the machining in the chamfering of the workpiece corner.
[0026]
Also in the corner chamfering, after setting the grinding wheel shoulder R radius (r) and the chamfering angle (α), the right shoulder of the grinding wheel is set to X = ΔH and the lower surface of the grinding wheel 3 is set to the workpiece 7 in the same manner as the corner R processing. It is possible to calculate the corner chamfering dimensions W and H after processing from the following equations (2) and (3) and display them on the display 21 by positioning to Y = ΔV upward.
[0027]
Therefore, the operator can set the grindstone 3 at a position where desired corner chamfer dimensions W and H can be obtained by looking at the displayed data.
[0028]
[Expression 2]
W = ΔH−ΔVCotα−rTan (α / 2) (2)
[Equation 3]
H = Wtanα …… (3)
In the corner chamfering process of FIG. 7, the intersection of the right shoulder tip of the grindstone 3 moves in a straight line, Y = Tan α (X−ΔH) + ΔV, and moves upward in the lower left direction.
[0029]
【The invention's effect】
According to the first and second aspects of the invention, if the grindstone is moved to a position in the vicinity of the corner grinding start position where the desired machining R (Rk) can be obtained , the corner machining R dimension when machining from that position is displayed. Therefore, after aligning the position of the grindstone so that a desired machining R dimension is obtained, it is possible to easily perform corner R or chamfering machining with a desired dimension simply by performing arc machining with a single manual pulse generator.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a configuration diagram of a corner grinder considering a shoulder R of a grindstone according to the present invention.
FIG. 2 is an operation procedure flowchart of a corner grinding method according to the present invention.
FIG. 3 is an explanatory diagram of origin setting in a corner grinder according to the present invention.
FIG. 4 is an explanatory diagram showing a positional relationship between a grindstone and a workpiece at a corner R machining start position of a corner grinder according to the present invention.
FIG. 5 is a display example of a corner grinder according to the present invention.
FIG. 6 is a simulation diagram of circular arc machining by the corner grinder according to the present invention. FIG. 7 is an explanatory diagram of corner chamfering of the corner grinder according to the present invention.
FIG. 8 is an explanatory diagram of the grinding process of the corner R when there is no shoulder R of the grindstone.
[Explanation of symbols]
1 Grinding machine 3 Grinding wheel (or grinding wheel)
5 Processing head 7 Work 9 Table 11, 13 Feed screw mechanism 15 Control device 17, 19 Servo motor 21 Display 23 Keyboard 25, 27 Manual pulse generator 29 Processing R calculation means 31 Set value storage means 33 Approach arc 35 Retract arc 37 Processing R (Corner R)

Claims

制御装置に砥石の肩Ｒ寸法（ｒ）と該砥石の右肩とワークの左上隅とが合致する位置を原点位置（０,０）として入力設定の後、手動操作にて砥石とワークとをコーナ研削開始位置近傍の位置（ΔＨ,ΔＶ）に相対的に移動させ、前記砥石の円弧加工運動の半径Ｒｍを、Ｒｍ＝ΔＨ−Ｒａに、該砥石のワークへのアプローチ円弧半径Ｒａを、Ｒａ＝ΔＶに設定し、研削加工後にワークのコーナ部に形成される加工Ｒの半径（Ｒｋ）を計算式、Ｒｋ＝ΔＨ−Ｒａ−ｒにより制御装置が演算して求め、該加工Ｒの半径Ｒｋをディスプレーに表示させ、該表示半径Ｒｋが所望する加工Ｒと一致するか否かを作業者が目視で判定し、該判定がＹＥＳならばワークに対する砥石の相対的位置を１個の手動パルス発生器により制御して円弧運動を行わせるコーナ加工を開始し、ＮＯならば手動操作にて砥石とワークとを新たなコーナ研削開始位置近傍の位置に相対的に移動させ、前記加工Ｒの半径Ｒｋを前記制御装置が前記計算式により再度演算して求め、該演算結果Ｒｋを前記ディスプレーに再表示させ、該再表示の結果がＹＥＳになるまで前述の工程を繰り返すことを特徴とする砥石の肩Ｒを考慮したコーナ研削方法。After setting the position where the shoulder R dimension (r) of the grinding wheel and the right shoulder of the grinding wheel coincide with the upper left corner of the workpiece as the origin position (0, 0), the grinding wheel and workpiece are manually operated. Relatively moved to a position (ΔH, ΔV) near the corner grinding start position, the radius Rm of the arc processing motion of the grindstone is set to Rm = ΔH−Ra, and the approach arc radius Ra of the grindstone to the workpiece is Ra = ΔV, the radius (Rk) of the machining R formed in the corner portion of the workpiece after grinding is calculated by the controller, Rk = ΔH−Ra−r, and the radius Rk of the machining R is calculated. Is displayed on the display, and the operator visually determines whether or not the display radius Rk matches the desired machining R. If the determination is YES, the relative position of the grindstone with respect to the workpiece is generated by one manual pulse. Corners controlled by a machine to perform arc motion Start the factory, and a grinding wheel and a workpiece at NO if manual operation is moved relatively to the position of the new corner grinding start position near the operation the controller radius Rk of machining R again by the equation to seek, the operation result Rk is redisplayed on the display, corner grinding method該再displayed results considering shoulder R of the grindstone, characterized in repeating the foregoing steps until to YES.

ワークに対する砥石の相対的位置を１個の手動パルス発生器により制御して円弧運動を行わせるコーナ研削盤において、制御装置に砥石の肩Ｒ寸法（ｒ）と該砥石の右肩とワークの左上隅とが合致する位置を原点位置（０,０）として入力設定の後、手動操作にて砥石とワークとをコーナ研削開始位置近傍の位置（ΔＨ,ΔＶ）に相対的に移動させ、前記砥石の円弧加工運動の半径Ｒｍを、Ｒｍ＝ΔＨ−Ｒａに、該砥石のワークへのアプローチ円弧半径Ｒａを、Ｒａ＝ΔＶに設定し、研削加工後にワークのコーナ部に形成される加工Ｒの半径（Ｒｋ）を計算式、Ｒｋ＝ΔＨ−Ｒａ−ｒにより制御装置が演算して求め、該加工Ｒの半径Ｒｋをディスプレーに表示させ、該表示半径Ｒｋが所望する加工Ｒと一致するか否かを作業者が目視で判定し、該判定がＹＥＳならばワークに対する砥石の相対的位置を１個の手動パルス発生器により制御して円弧運動を行わせるコーナ加工を開始し、ＮＯならば手動操作にて砥石とワークとを新たなコーナ研削開始位置近傍の位置に相対的に移動させ、前記加工Ｒの半径Ｒｋを前記制御装置が前記計算式により再度演算して求め、該演算結果Ｒｋを前記ディスプレーに再表示させ、該再表示の結果がＹＥＳになるまで前述の工程を繰り返すことを特徴とする砥石の肩Ｒを考慮したコーナ研削盤。In a corner grinder that controls the relative position of a grindstone with respect to a workpiece by a single manual pulse generator to perform an arc motion, the control device has a shoulder R dimension (r) of the grindstone, the right shoulder of the grindstone, and the upper left of the workpiece. After setting the position where the corner coincides as the origin position (0, 0), the grindstone and the workpiece are moved relative to the position (ΔH, ΔV) near the corner grinding start position by manual operation, and the grindstone Is set to Rm = ΔH−Ra, the approach arc radius Ra of the grindstone to the workpiece is set to Ra = ΔV, and the radius of machining R formed at the corner of the workpiece after grinding is set. (Rk) is calculated and calculated by the control device using the calculation formula, Rk = ΔH−Ra−r, the radius Rk of the machining R is displayed on the display, and whether or not the displayed radius Rk matches the desired machining R the worker is determined by visual observation,該判There started corner machining to perform circular motion is controlled by one of the manual pulse generator the relative position of the grinding wheel relative to YES if the workpiece, NO if grindstone and the workpiece and a new corner grinding with manual operation relatively moving the position of the starting position near the determined processing said controller radius Rk of R is calculated again by the formula, the calculation result Rk is redisplayed on the display, the result of該再display A corner grinding machine considering the shoulder R of the grindstone, wherein the above-described steps are repeated until becomes YES.