JP4429194B2 - 電子早見本装置 - Google Patents

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Description

本発明は、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させるカラオケ装置を遠隔操作するための電子早見本装置の改良に関し、特に、その機能変更制御に関する。
多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させる音楽再生装置が知られている。例えば、カラオケボックス等で使用されるカラオケ装置がそれである。斯かるカラオケ装置によれば、予め記憶装置に記憶された多数のカラオケ演奏曲から選択された所定のカラオケ演奏曲の音楽情報を出力させると共に、そのカラオケ演奏曲の歌詞情報を含む映像をその出力に同期して画面に表示させることで、所望の歌のカラオケ演奏を楽しむことができる。
斯かるカラオケ装置を遠隔操作するために、所定の映像を表示させると共に利用者の接触に応じてそのカラオケ装置への入力を行うタッチパネルディスプレイを備えた電子早見本装置が知られている。例えば、特許文献1に記載された電子目次本機能付きカラオケリモコン装置がそれである。この技術によれば、上記タッチパネルディスプレイに表示される映像を参照しつつ、利用者の指や備え付けのペン等によりそのタッチパネルディスプレイに接触(タッチ入力)することにより簡便に上記カラオケ装置への入力を行うことができる。
特開2003−202872号公報
ところで、一般的なカラオケボックス等の店舗において、前記電子早見本装置は、前記カラオケ装置の利用に際して利用者に貸与される一方、利用されない間はカウンタ等においてクレイドルに載置されて充電される。前記電子早見本装置は、前記カラオケ装置の遠隔入力装置として用いられると共に、カラオケサービス全般に関する様々な目的で利用されることが多いため、上記のような態様では、カラオケ装置の遠隔入力装置として利用者に用いられる場合と、カウンタ等に設置されて店員側で用いられる場合とで機能変更が求められることが考えられる。しかし、前記従来の電子早見本装置では、斯かる機能変更制御を好適に実行することができなかった。このため、使用状況に応じて好適に機能変更制御を実行する電子早見本装置の開発が求められていた。
本発明は、以上の事情を背景として為されたものであり、その目的とするところは、使用状況に応じて好適に機能変更制御を実行する電子早見本装置を提供することにある。
斯かる目的を達成するために、本発明の要旨とするところは、多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させるカラオケ装置を遠隔操作するために、所定の画像を表示させると共に利用者の接触に応じて前記カラオケ装置への入力を行うタッチパネルディスプレイを備えた電子早見本装置であって、周囲の照度を検出する照度検出装置と、所定の閾値を基準としてその照度検出装置により検出される照度のランクを段階的に判定する照度判定手段と、その照度判定手段により判定される照度のランクと前記電子早見本装置の機能に係る店舗側設定及び利用者側設定とを関連付けて記憶する記憶装置と、前記照度判定手段により照度が予め定められた第1のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置の機能を前記記憶装置に記憶された店舗側設定とし、その照度が予め定められた第2のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置の機能を前記記憶装置に記憶された利用者側設定とする機能変更制御手段とを、有することを特徴とするものである。
このように、本発明によれば、周囲の照度を検出する照度検出装置と、所定の閾値を基準としてその照度検出装置により検出される照度のランクを段階的に判定する照度判定手段と、その照度判定手段により判定される照度のランクと前記電子早見本装置の機能に係る店舗側設定及び利用者側設定とを関連付けて記憶する記憶装置と、前記照度判定手段により照度が予め定められた第1のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置の機能を前記記憶装置に記憶された店舗側設定とし、その照度が予め定められた第2のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置の機能を前記記憶装置に記憶された利用者側設定とする機能変更制御手段とを、有することから、カウンタ等の店員側の使用環境とボックス(個室)等の利用者側の使用環境との間に照度の開きがあること等の環境的差異を利用して、前記電子早見本装置において使用状況に合った機能を適宜設定することができる。すなわち、使用状況に応じて好適に機能変更制御を実行する電子早見本装置を提供することができる。
以下、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明する。
図1は、本発明が好適に適用されるカラオケシステム10を説明する概略図である。この図1に示すように、上記カラオケシステム10では、カラオケボックス、スナック、旅館等の店舗12における複数の個室14a、14b、14c、・・・(以下、特に区別しない場合には単に個室14と称する)にそれぞれ1台乃至は複数台ずつ(図1では1台ずつ)のカラオケ装置16a、16b、16c、・・・(以下、特に区別しない場合には単にカラオケ装置16と称する)が設置されている。これら複数のカラオケ装置16のうち、マスターコマンダである所定のカラオケ装置16aは、公衆電話回線等による通信回線18を介してカラオケサービス提供会社のセンタ装置20に接続されており、そのセンタ装置20と上記カラオケ装置16aの相互間で情報の通信が可能とされている。このセンタ装置20は、カラオケ情報、背景映像情報、曲間情報等のデジタルコンテンツ(Digital Contents)の保管や入出力管理の基本的な制御に加えて、後述するメッセージ受付/公開制御を行うサーバであり、上記通信回線18を介してマスターコマンダであるカラオケ装置16aに定期的にコンテンツの配信を行うと共に、そのカラオケ装置16aからの要求に応じて所定の機能制御プログラムを送信するものである。また、上記カラオケシステム10は、本発明の一実施例である複数の電子早見本装置22a、22b、22c、・・・(以下、特に区別しない場合には単に電子早見本装置22と称する)を備えており、上記カラオケ装置16の利用に際して、各利用者(グループ)毎に1台ずつの電子早見本装置22が貸与され、各個室14において後述するように上記カラオケ装置16の遠隔操作装置として用いられるようになっている。上記店舗12内には上記複数のカラオケ装置16を相互に接続するLAN24が敷設されており、上記電子早見本装置22からのカラオケ装置16への入力は、所定のアクセスポイント26及びLAN24を介したLAN通信等により行われる。
図2は、上記カラオケ装置16の構成を例示するブロック線図である。この図2に示すように、上記カラオケ装置16は、CRT等の映像表示装置30と、映像情報デコーダ32と、ビデオミキサ34と、アンプミキサ36と、スピーカ38と、マイクロフォン40と、操作パネル42と、中央演算処理装置であるCPU44と、ROM46と、RAM48と、記憶装置であるハードディスク50と、モデム52と、LANポート54と、CRTコントローラ56と、上記操作パネル42等からの入力信号を処理する入出力インターフェイス58と、音源であるシンセサイザ60と、上記電子早見本装置22やリモコン装置66等の入力装置からのリモコン信号を受信するためのリモコン受信部62とを、備えて構成されている。
上記CPU44は、上記RAM48の一時記憶機能を利用しつつ上記ROM46に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、上記リモコン装置66や電子早見本装置22等により所定のカラオケ演奏曲が選曲された場合、その選曲されたカラオケ演奏曲を上記RAM48に設けられた予約曲リストに登録したり、その予約曲リストの演奏順に従って上記ハードディスク50から上記RAM48に選曲されたカラオケ演奏曲の演奏情報及び歌詞情報等を読み出したり、カラオケ演奏曲の演奏が進行するのに応じてそのRAM48から上記シンセサイザ60へ演奏情報を送信したり、歌詞情報に基づいて歌詞文字映像を生成して上記CRTコントローラ56へ送ったり、選曲時には曲名文字映像を生成して上記CRTコントローラ56へ送ったり、上記映像情報デコーダ32を制御して所定の背景映像を再生させたり、カラオケ演奏が行われていない間すなわち曲間において、新譜情報、選曲ランキング、店舗広告等の曲間情報を出力させたり、前記通信回線18を介した前記センタ装置20との間の情報通信制御等の基本的な制御を実行する。
前記操作パネル42は、前記カラオケ装置16の利用者が歌いたいカラオケ演奏曲を選択したり、演奏曲の音程を調整したり、演奏と歌との音量バランスを調整したり、その他、エコー、音量、トーン等の各種調整を行うための操作ボタン(スイッチ)或いはつまみを備えた入力装置である。また、前記カラオケ装置16には、前記操作パネル42の一部機能を遠隔で実行するための入力装置として機能するリモコン装置66が備えられており、前記リモコン受信部62は、そのリモコン装置66から送信されるリモコン信号を受信して前記CPU44へ供給する。また、前記カラオケ装置16と電子早見本装置22との対応付け(くくりつけ)処理も前記リモコン受信部62を介して行われ、そのようにして前記カラオケ装置16に対応付けられた電子早見本装置22も同様に入力装置として機能する。
前記映像情報デコーダ32は、利用者が歌詞を参照しながら歌を歌う際に前記ハードディスク50に記憶された背景映像情報に基づいて所定の背景映像を再生(デコード)する背景映像再生装置である。この背景映像情報は、例えば、MPEG(Moving Picture Experts Group)形式のデータであり、そのMPEGデータに基づいて前記映像情報デコーダ32により再生された背景映像は、前記ビデオミキサへ送られる。また、前記CRTコントローラ56は、前記CPU44において生成された歌詞文字映像等の文字映像(テロップ)を出力する文字映像出力装置であり、前記ビデオミキサ34は、前記CPU44において生成され且つ前記CRTコントローラ56から出力される文字映像と、前記映像情報デコーダ32により再生される背景映像とを合成して前記映像表示装置30に表示させる映像合成装置である。
前記シンセサイザ60は、前記ハードディスク50から読み出されて送られて来るカラオケ演奏曲の演奏情報に基づいて楽器の演奏信号等の音楽信号を生成する音源である。この演奏情報は、例えば、MIDI(Musical Instrument Digital Interface)形式のデータであり、そのMIDIデータに基づいて前記シンセサイザ60により生成された音楽信号は、アナログ信号に変換されて前記アンプミキサ36へ送られる。そのアンプミキサ36では、送られてきた音楽信号と前記マイクロフォン40を介して入力される利用者の歌声とがミキシングされ、それらの信号が電気的に増幅されて前記スピーカ38から出力される。
前記モデム52は、前記カラオケ装置16を公衆電話回線等による通信回線18に接続するための装置であり、前記CPU44から出力されるディジタル信号をアナログ信号に変換して前記通信回線18に送り出すと共に、その通信回線18を介して伝送されるアナログ信号をディジタル信号に変換して前記CPU44に供給する処理を行う。なお、このモデム52は、マスターコマンダとして機能するカラオケ装置16aには必要とされるが、前記センタ装置20との間で情報の通信を行わない他のカラオケ装置16には必ずしも設けられなくともよい。
前記LANポート54は、前記カラオケ装置16をLAN24を介して他のカラオケ装置16や電子早見本装置22等の他の機器に接続するための接続器であり、前記カラオケ装置16は、そのようにLAN24を介して接続されることで、他のカラオケ装置16や電子早見本装置22等の他の機器との間で情報の送受信が可能とされる。例えば、前記アクセスポイント26により受け付けられる前記電子早見本装置22からの選曲入力を受け付けたり、前記カラオケ装置16から電子早見本装置22へ所定の処理を実行させるための指令を送信したりというように、電波を介して前記カラオケ装置16と電子早見本装置22との間における相互の情報のやりとりが実行される。
前記ハードディスク50には、カラオケ演奏曲を出力させるための多数のカラオケ情報を記憶するカラオケデータベース、背景映像を出力させるための複数の背景映像情報を記憶する背景映像データベース、曲間情報を出力させるための複数の曲間情報を記憶する曲間情報データベース等の各種データベースが設けられている。カラオケボックス等の店舗にそれぞれ備えられた複数のカラオケ装置16のうちマスターコマンダとして機能するカラオケ装置16aは、前記モデム52を介して前記通信回線18に接続されており、前記複数のカラオケ装置16によって常に新しい曲が演奏可能とされるように、或いは所定の背景映像や曲間情報が出力可能とされるように、随時新たなカラオケ情報、背景映像情報、曲間情報等が前記センタ装置20から前記通信回線18を介して配信され、前記ハードディスク50のカラオケデータベース、背景映像データベース、曲間情報データベース等に記憶される。また、そのようにして前記センタ装置20から情報を取得したカラオケ装置16aとその他のカラオケ装置16との間で前記LAN24を介した通信が行われることにより、各カラオケ装置16のハードディスク50に記憶される情報が共有され、カラオケデータベース、背景映像データベース、曲間情報データベース等の内容が等価なものとされる。
図3は、前記電子早見本装置22の外観を大まかに示す斜視図である。この図3に示すように、前記電子早見本装置22は、所定の画像(映像)を表示させると共に、利用者の接触に応じて入力を行うためのタッチパネルディスプレイ70を備えている。また、前記カラオケ装置16との間でデータの送受信や同期を実行したり、前記電子早見本装置22に内蔵されたバッテリを充電する等の動作を行うスタンド型の接続架台(ドッキングテーブル)であるクレイドル68を備えている。前記電子早見本装置22は、そのクレイドル68に取り付けられた状態又はそのクレイドル68から取り外された状態で用いられ、取り付けられた状態においては、そのクレイドル68及びLAN24を介して前記カラオケ装置16に有線接続されるようになっている。また、上記クレイドル68から取り外された状態においては、上記アクセスポイント26及びLAN24を介して前記カラオケ装置16に無線接続されるようになっている。また、上記アクセスポイント26及びLAN24を介して他の電子早見本装置22と相互に情報の送受信ができるように構成されている。
図4は、前記電子早見本装置22の構成を説明するブロック線図である。この図4に示すように、前記電子早見本装置22は、上記タッチパネルディスプレイ70に所定の映像を表示させる表示装置72と、その表示装置72による表示を制御する表示制御部74と、利用者の指や図示しない備え付けのペン等によるタッチパネルディスプレイ70への接触により入力を行うタッチパネル76と、そのタッチパネル76による入力を制御する入力制御部78と、中央演算処理装置であるCPU80と、ROM82と、RAM84と、フラッシュROM等の記憶部86と、インターフェイス88と、リモコン送信部90と、無線LAN通信部92と、前記電子早見本装置22の周囲の照度を検出する照度検出装置である照度計94と、コネクタ96とを、備えて構成されている。上記クレイドル68には、前記電子早見本装置22と電気的な接続を可能とするためのコネクタ98が設けられており、前記電子早見本装置22は、前記クレイドル68に載置されて上記コネクタ96及び98が接触させられることで、上記インターフェイス88を介して前記クレイドル68乃至はLAN24に接続されるようになっている。また、上記記憶部86には、前記カラオケ装置16のカラオケデータベースに記憶された多数のカラオケ情報それぞれに対応して曲名、アーティスト名、歌詞の歌い出し部分等の選曲案内情報を選曲番号毎に記憶する演奏曲データベース100、後述する機能設定情報を記憶する機能設定データベース102等の各種データベースが設けられている。
上記CPU80は、上記RAM84の一時記憶機能を利用しつつ上記ROM82に予め記憶された所定のプログラムに基づいて電子情報を処理・制御する所謂コンピュータであり、上記記憶部86から選曲案内情報を読み出し、上記表示装置72を介してその選曲案内情報に基づく所定の案内映像を上記タッチパネルディスプレイ70に表示させたり、そのタッチパネルディスプレイ70に表示された案内映像に従って上記タッチパネル76による入力が行われた場合、カラオケ演奏曲を予約するための選曲信号(選曲予約信号)を上記無線LAN通信部92等を介して前記カラオケ装置16に送信する等の基本的な制御に加えて、後述する機能設定変更制御を実行する。また、上記照度計94は、例えば、シリコン等から成るフォトダイオードを備え、そのフォトダイオードに流れる光電流を計ることにより周囲の照度を検出する照度検出装置であり、斯かるフォトダイオードが前記電子早見本装置22の外部に露出して、或いは透光性のカバーを介して外部の光を感知できるように設けられている。この照度計94により検出された周囲の照度は前記CPU80に供給され、後述する機能変更制御の要素として用いられる。
図5は、前記電子早見本装置22のCPU80に備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。この図5に示す照度判定手段104は、所定の閾値を基準として前記照度計94により検出される照度のランクを段階的に判定する。具体的には、前記照度計94により検出される照度が所定時間継続して所定の数値範囲内であった場合、周囲の照度がその数値範囲に対応して予め定められたランクであると判定する。このランクは、最も簡単には、比較的高い数値範囲に対応する第1のランクである「明るい」と、それよりも低い数値範囲に対応する第2のランクである「暗い」との2段階であり、それらの数値範囲には若干重なり合う部分があっても構わない。また、以下に詳述する機能変更制御手段106において3種類以上の機能設定が求められる場合には、「明るい」、「普通」、及び「暗い」というように3段階以上のランク付けを行う態様も考えられる。
機能変更設定手段106は、前記照度計94により検出される照度に応じて前記電子早見本装置22の機能を変更する。好適には、上記照度判定手段104により判定される照度のランクに応じて前記電子早見本装置22の機能を変更する。例えば、前記照度判定手段104により照度が予め定められた第1のランクである「明るい」と判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を店舗側設定とし、その照度が予め定められた第2のランクである「暗い」と判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を利用者側設定とする。ここで、店舗側設定とは、例えば、前記カラオケ装置16への選曲入力機能をはじめとするカラオケ演奏に関する機能に加えて、利用者は用いず店員のみが用いる環境設定機能及びメンテナンス機能等の管理用諸機能を実行可能とする設定であり、利用者側設定とは、前記カラオケ装置16への選曲入力機能をはじめとするカラオケ演奏に関する機能は実行可能として、上記管理用諸機能は実行不能とする設定である。一般にカウンタ等の店員側の使用環境は照度が高く、前記個室14等の利用者側の使用環境は照度が低いため、斯かる照度の開きを利用して使用状況に合った機能を適宜設定できる。
或いは、上記機能変更設定手段106は、上記照度判定手段104により照度が予め定められた第1のランクである「明るい」と判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を昼間用設定とし、その照度が予め定められた第2のランクである「暗い」と判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を夜間用設定とする。ここで、夜間用設定とは、例えば、前記カラオケ装置16への選曲入力機能をはじめとするカラオケ演奏に関する機能に加えて、成人向けコンテンツを含むナイト機能を実行可能とする設定であり、昼間用設定とは、前記カラオケ装置16への選曲入力機能をはじめとするカラオケ演奏に関する機能は実行可能として、上記ナイト機能は実行不能とする設定である。ファミリー向け等の一般的な設定とすべき昼間は窓からの入射光等もあり照度が高く、成人向けコンテンツを含むナイト設定とすべき夜間では照度が低いため、斯かる照度の開きを利用して使用状況に適合する機能を適宜設定できる。なお、前記機能設定データベース102は、上述のような上記照度判定手段104により判定される照度のランクと前記電子早見本装置22の機能設定とを関連付けて記憶するものであり、上記機能変更制御手段106は、好適には、上記照度判定手段104により判定される照度のランクに応じ、前記機能設定データベース102に記憶された機能設定を読み出して前記電子早見本装置22の機能を変更する。
機能設定送信手段108は、前記機能設定データベース102に記憶された機能設定情報すなわち前記照度判定手段104により判定される照度のランクと前記電子早見本装置22の機能設定との関係に相当する情報を、前記LAN24等を介して他の電子早見本装置22に送信する。これにより、各電子早見本装置22の機能設定データベース102に記憶される情報が共有され、その内容が等価なものとされる。前記照度判定手段104により判定される照度のランクと前記電子早見本装置22の機能設定とを関連付けて前記機能設定データベース102に記憶するためには、予め前記電子早見本装置22を各使用環境に配設してそれぞれの照度を前記照度計94により検出して記憶させる作業を行う必要があるが、上記等価処理を実行する態様であれば所定の電子早見本装置22において斯かる作業を行えば足り、各電子早見本装置22において逐一作業を行う煩雑さを解消できる。
図6は、前記電子早見本装置22のCPU80による機能設定変更制御について説明するフローチャートであり、所定の周期で繰り返し実行されるものである。
先ず、ステップ(以下、ステップを省略する)S1において、前記照度計94により周囲の照度が検出される。次に、S2において、S1にて検出される照度が所定時間継続して所定の数値範囲内であったか否かが判断される。このS2の判断が否定される場合には、S2の判断が繰り返されることにより待機させられるが、S2の判断が肯定される場合には、S3において、S2にて判定された数値範囲に対応する照度のレベルに対応する機能設定が前記機能設定データベース102において照会される。次に、S4において、S3にて照会された機能設定がその時点における機能設定と同一であるか否かが判断される。このS4の判断が肯定される場合には、S6以下の処理が実行されるが、S4の判断が否定される場合には、前記機能変更制御手段106の動作に対応するS5において、S3にて照会された機能設定が前記機能設定データベース102から読み出され、前記前記電子早見本装置22の機能設定がその読み出された機能設定に変更された後、S6において、他の電子早見本装置22から機能設定情報の送信指令が受信されたか否かが判断される。このS6の判断が否定される場合には、それをもって本ルーチンが終了させられるが、S6の判断が肯定される場合には、前記機能設定送信手段108の動作に対応するS7において、前記機能設定データベース102に記憶された機能設定情報が読み出され、前記LAN24等を介して対象となる電子早見本装置22すなわち指令の送信主体である電子早見本装置22に送信された後、本ルーチンが終了させられる。以上の制御において、S2及びS3が前記照度判定手段104の動作に対応する。
このように、本実施例によれば、周囲の照度を検出する照度計94と、その照度計94により検出される照度に応じて前記電子早見本装置22の機能を変更する機能変更制御手段106(S5)とを、有することから、カウンタ等の店員側の使用環境とボックス(個室)等の利用者側の使用環境との間に照度の開きがあること等の環境的差異を利用して、前記電子早見本装置22の機能変更制御を好適に実行することができる。すなわち、使用状況に応じて好適に機能変更制御を実行する電子早見本装置22を提供することができる。
また、所定の閾値を基準として前記照度計94により検出される照度のランクを段階的に判定する照度判定手段104(S2及びS3)を有し、前記機能変更制御手段106は、その照度判定手段104により判定される照度のランクに応じて前記電子早見本装置22の機能を変更するものであるため、実用的な態様で前記電子早見本装置22の機能変更制御を実行することができるという利点がある。
また、前記照度判定手段104により判定される照度のランクと前記電子早見本装置22の機能設定とを関連付けて記憶する記憶部86を有し、前記機能変更制御手段106は、前記照度判定手段104により判定される照度のランクに応じ、その記憶部86に記憶された機能設定を読み出して前記電子早見本装置22の機能を変更するものであるため、更に実用的な態様で前記電子早見本装置22の機能変更制御を実行することができるという利点がある。
また、前記機能変更制御手段106は、前記照度判定手段104により照度が予め定められた第1のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を店舗側設定とし、その照度が予め定められた第2のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を利用者側設定とするものであるため、カウンタ等の店員側の使用環境とボックス等の利用者側の使用環境との間に照度の開きがあることを利用して、使用状況に合った機能を適宜設定できるという利点がある。
また、前記機能変更制御手段106は、前記照度判定手段104により照度が予め定められた第1のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を昼間用設定とし、その照度が予め定められた第2のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置22の機能を夜間用設定とするものであるため、ファミリー向け等の一般的な設定とすべき昼間と成人向けコンテンツを含むナイト設定とすべき夜間とで周囲の照度が異なることを利用して、使用状況に適合する機能を適宜設定できるという利点がある。
以上、本発明の好適な実施例を図面に基づいて詳細に説明したが、本発明はこれに限定されるものではなく、更に別の態様においても実施される。
例えば、前述の実施例において、前記照度判定手段104は、前記電子早見本装置22のCPU80に機能的に備えられたものであったが、本発明はこれに限定されるものではなく、例えば、前記照度判定手段104の機能が前記照度計94に設けられ、その照度計94から前述した照度のランクを示す信号が前記電子早見本装置22のCPU80に直接供給されるものであっても構わない。
また、前述の実施例において、前記照度計94は、フォトダイオードを用いてそのフォトダイオードに流れる光電流を検出するものであったが、周囲の照度を検出できるものであればよく、例えば、太陽電池パネル等を照度検出装置として用いても構わない。
また、前述の実施例において、前記機能設定データベース102は、前記電子早見本装置22の記憶部86に設けられたものであったが、例えば、前記カラオケ装置16のハードディスク50に設けられたものであってもよい。この態様において、前記機能変更制御手段106は、前記照度判定手段104により判定される照度のランクに応じ、前記カラオケ装置16のハードディスク50に記憶された機能設定を前記LAN24等を介して読み出して前記電子早見本装置22の機能を変更する。
その他、一々例示はしないが、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲内において種々の変更が加えられて実施されるものである。
本発明が好適に適用されるカラオケシステムを説明する概略図である。 図1のカラオケシステムに備えられたカラオケ装置の構成を例示するブロック線図である。 本発明の一実施例である電子早見本装置の外観を大まかに示す斜視図である。 図3の電子早見本装置の構成を説明するブロック線図である。 図4の電子早見本装置のCPUに備えられた制御機能の要部を説明する機能ブロック線図である。 図4の電子早見本装置のCPUによる機能設定変更制御について説明するフローチャートである。
符号の説明
16:カラオケ装置
22:電子早見本装置
70:タッチパネルディスプレイ
86:記憶部(記憶装置)
94:照度計(照度検出装置)
104:照度判定手段
106:機能変更制御手段

Claims (1)

  1. 多数の演奏曲のうちから選択される所定の演奏曲を出力させるカラオケ装置を遠隔操作するために、所定の画像を表示させると共に利用者の接触に応じて前記カラオケ装置への入力を行うタッチパネルディスプレイを備えた電子早見本装置であって、
    周囲の照度を検出する照度検出装置と、
    所定の閾値を基準として該照度検出装置により検出される照度のランクを段階的に判定する照度判定手段と、
    該照度判定手段により判定される照度のランクと前記電子早見本装置の機能に係る店舗側設定及び利用者側設定とを関連付けて記憶する記憶装置と、
    前記照度判定手段により照度が予め定められた第1のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置の機能を前記記憶装置に記憶された店舗側設定とし、該照度が予め定められた第2のランクと判定される場合には、前記電子早見本装置の機能を前記記憶装置に記憶された利用者側設定とする機能変更制御手段と
    を、有することを特徴とする電子早見本装置。
JP2005071607A 2005-03-14 2005-03-14 電子早見本装置 Active JP4429194B2 (ja)

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