JP4428367B2 - ワイヤレス住宅用火災警報器、ワイヤレス住宅用火災警報システム - Google Patents

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Description

本発明は、煙、熱などの火災要因を検出して警報出力を行うワイヤレス住宅用火災警報器、及び、これを用いたワイヤレス住宅用火災警報システムに関するものである。
近時、住宅用火災警報器は広く使用されており、煙、熱などの火災要因を検出したときには、所定の警報出力を行って、家人に火災を知らせるようにしている。
特許文献1には、このような住宅用火災警報器を使用した住宅用火災警報システムが開示されており、この住宅用火災警報システムは、監視エリアに応じて設置された複数の住宅用火災警報器を、2線式信号線を通じて、複数個並列に接続して構成されており、いずれかの住宅用火災警報器を、商用電源を作動電源として、他の住宅用火災警報器に対する電源供給手段を備えた親警報器と、親警報器から2線式信号線を通じて電源供給を受ける複数の子警報器とを組み合わせて構成されている。
親警報器、子警報器のいずれかが火災要因を検出したときには、2線式信号線に生じる電圧レベルを報知レベルにまで低下させるようにしており、2線式信号線の電圧レベルが報知レベルに低下していることを検出したときには、警報出力を行うようにしている。
このような構成により、各々の住宅用火災警報器に商用電源を作動電源とするための手段を設けることなく、しかも、各住宅用火災警報器を接続するための配線を2線式信号線で一本化することで配線を簡略化できるようになっている。
特開2005−339032号公報
しかしながら、このようなシステムでは、各々の住宅用火災警報器同士を信号線で接続しなければならず、その配線作業が困難であり、信号線が天井面などに露見するので見栄えもよくない。
そこで、近時にあっては、ワイヤレス化が図られているが、無線信号の伝播範囲内に近隣住宅の同種のワイヤレス住宅用火災警報器が存在する場合、特に集合住宅などの近接した住戸などでは、近隣住宅のワイヤレス住宅用火災警報器が無線信号を受け付けて警報出力を行ってしまう場合もあり、対応が望まれている。
本発明は、このような事情を考慮して提案されるものであり、火災要因を検出してシステムを構成する他のワイヤレス住宅用火災警報器に火災信号を出力したときに、その伝播範囲内の近隣住戸に、同種のワイヤレス住宅用火災警報器が存在した場合でも、その警報器からは警報出力がされることがないワイヤレス住宅用火災警報器、及びこれを使用したワイヤレス住宅用火災警報システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明のワイヤレス住宅用火災警報器は、煙、熱などの火災要因を検出する検出手段と、この検出手段が火災要因を検出したときには警報出力を行う警報手段と、ワイヤレスシステムのシステム識別コードを記憶する記憶部と、上記検出手段が火災要因を検出したときには、上記記憶部に記憶されたシステム識別コードを、火災信号に含ませて無線信号として送信する無線信号送信部と、上記無線信号を受信する無線信号受信部と、受信した無線信号内に、上記記憶部に記憶されたシステム識別コードと、火災信号とが含まれているときには、上記警報手段を作動して警報を出力させる制御部と、登録スイッチを有したシステム識別コード登録手段と、を備え、上記記憶部には、製品のシリアル番号を、上記システム識別コードとして予め記憶させているとともに、該製品のシリアル番号を書き換え可能に記憶させており、上記システム識別コード登録手段は、上記登録スイッチが操作された後、所定時間内に、システム内の他のワイヤレス住宅火災警報器から無線信号を受付けると、その無線信号に含まれているシステム識別コードを、上記記憶部内に自動的に上書きする
ここに、記憶部に記憶させるシステム識別コードは、製品個々に予め割り付けられるシリアル番号であってもよいし、ワイヤレスシステムを構成するワイヤレス住宅用火災警報器のいずれかに割り付けられるシリアル番号であってもよい。
また、商用交流電源を備えており、無線信号受信部は、商用交流電源によって、火災信号を受信できる構成としてもよい
本発明のワイヤレス住宅用火災警報システムは、ワイヤレス住宅用火災警報システムであって、上述のいずれかのワイヤレス住宅用火災警報器を、複数個組み合わせて構成されている。
本発明によれば、すべてのワイヤレス火災警報器には、重複のない製品のシリアル番号をシステム識別コードとして予め製品製造段階で記憶部に記憶しているので、ユーザ側で改めてシステム識別コードを登録、設定する必要がなくなる。
また、無線信号の伝播範囲内の近隣住宅に同種のワイヤレス住宅用火災警報器が存在する場合でも、そのワイヤレス住宅用火災警報器では、システム識別コードが一致せず、警報出力をしないので、近隣住宅のワイヤレス住宅用火災警報器が無線信号を受け付けて警報出力を行ってしまうことを防止できる。
また、記憶部には、製品のシリアル番号を書き換え可能に記憶させているので、他のワイヤレス住宅用火災警報器のシリアル番号をシステム識別コードとして書き換えることができる。
このような構成では、1台のワイヤレス火災警報器の記憶部に記憶させた製品のシリアル番号を、他のワイヤレス火災警報器の記憶部に書き換えて、同じ製品のシリアル番号として記憶させておけば、全体で1つのシステム識別コードを有したワイヤレスシステムが出来るので、ワイヤレス火災警報器の制御プログラムを簡易に構成でき、近隣住宅に同種のワイヤレス住宅用火災警報器が存在する場合でも、近隣住宅のワイヤレス住宅用火災警報器が無線信号を受け付けて警報出力を行ってしまうことが防止できる。
更に、無線信号受信部は、商用交流電源によって火災信号を受信できる構成にしたとき、電池切れの心配がなく、他のワイヤレス住宅用火災警報器からの無線信号に待機でき、システムの信頼性が向上する。
また、システム識別コード登録手段は、登録スイッチが操作された後、所定時間内に、システム内の他のワイヤレス住宅用火災警報器から無線信号を受け付け、その無線信号に含まれているシステム識別コードを記憶部内に上書きするので、ユーザ側でも、簡易な操作で、近隣住戸のシステムと電波干渉しない、ワイヤレスシステムを構築することができ、利便である。
以下に、本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本発明のワイヤレス住宅用火災警報システムの構成の一例を示すシステム構成図である。
本発明のワイヤレス住宅用火災警報システムは、監視エリア毎に設置した住宅用火災警報器1を複数個組み合わせて構成されている。それぞれの住宅用火災警報器1は、煙、熱などの火災要因を検出すると、自身から警報出力を行うとともに、他の住宅用火災警報器1に対して、システム識別コードと火災信号とを含む無線信号を送信する。
また、他の住宅用火災警報器1から、システム識別コードと火災信号を含む無線信号を受信したときには、システム識別コードの照合をした後、自身から警報出力を行うとともに、システム識別コードと火災連動信号とを含んだ無線信号を他の住宅用火災警報器1に送信する。
更に、他の住宅用火災警報器1から、システム識別コードと火災連動信号とを含んだ無線信号を受信したときには警報出力を行う。
これにより、住宅内の一定の監視エリアで火災が発生すると、住宅内全てにおいて警報出力が伝播され、家人に注意を喚起することができるようにしている。
図2は、本発明の住宅用火災警報器の要部構成の一例を示すブロック図である。
この住宅用火災警報器1は、制御部10、無線送受信部11、検出手段を構成する火災検出部12、操作部13、表示部14、記憶部15、電源部16、アンテナ部17、警報手段を構成し、スピーカで構成され、音声合成部19で生成された音声信号により警報出力を行う警報出力部18を備える。
ここに、システム識別コード登録手段は、システム識別コード登録部10Gと登録スイッチ13Eとで構成されている。
制御部10は、CPUなどで構成され、この住宅用火災警報器1を制御するために設けられており、他のワイヤレス住宅用火災警報器1から無線信号を受信したときには、後述するID照合手段10Eにより、受信した無線信号に含まれるシステム識別コードの照合を行い、ID記憶手段15Aに記憶されているシステム識別コードと一致した場合には、その無線信号の受信を有効とする一方、一致しない場合には、その無線信号の受信を無効とする。
無線部制御手段10Aは、予め同一の電波チャンネルに設定された無線送受信部11の送信、受信処理を制御する。
火災判断手段10Bは、検出手段を構成しており、火災検出部12によって検出された火災要因に基づいて火災が発生しているか否かの判断を行う。火災検出部12から、煙、熱などの火災要因のレベルを示すアナログデータが入力される場合には、一定のしきい値を超えているか否かを判断し、超えていれば火災が発生していると判断する。
また、火災検出部12で、煙、熱などの火災要因のレベルが一定のしきい値を超えたときに出力されるデジタルデータが入力された場合には、その入力されたことをもって、火災が発生していると判断する。
モード切換手段10Cは、動作モード設定スイッチ13Bの操作により、火災監視を行う通常モード、内部試験を行う試験モード、システム識別コードの登録を行うためのシステム識別コード登録モードの切換を行う。
鳴動制御手段10Dは、火災判断手段10Bが火災が発生していると判断したとき、あるいは、他のワイヤレス住宅用火災警報器1から火災信号あるいは火災連動信号を受信し、ID照合手段10Eにより、システム識別コードの照合ができたときには、音声合成部19を作動させて、所定の音声メッセージを生成して、警報出力部18より出力させる。
ID照合手段10Eは、他の住宅用火災警報器1から受信した無線信号に含まれるシステム識別コードを照合し、照合結果を制御部10に知らせる。これを受けた制御部10は、鳴動制御手段10Dによる警報、後述する連動警報処理を行う。
遅延タイマー10Fは、ワイヤレス住宅用火災警報器1毎に固有の遅延時間を計測するために設けられ、他のワイヤレス住宅用火災警報器1から火災信号を含む無線信号を受信してから、遅延時間の計測を開始し、遅延時間の計測ができればその旨を制御部10に通知する。制御部10は、その通知を受けたときには、後述する連動警報処理を行い、他のワイヤレス住宅用火災警報器1に火災連動信号を含んだ無線信号を送信する。
システム識別コード登録部10Gは、システム識別コード登録モードの実行中において、登録スイッチ13Eが操作され、所定時間の間に、他のワイヤレス住宅用火災警報器1から、システム識別コードと火災信号とを含んだ無線信号を受信したときには、そこに含まれるシステム識別コードをID記憶手段15Aに上書き登録させる。
無線送受信部11は、アンテナ17を通じて、他のワイヤレス住宅用火災警報器1との間で無線信号の送受をするために設けられており、チャンネル設定スイッチ13Aの操作によって設定される周波数帯域の無線信号を送受するようにして、同一システム内で使用されるワイヤレス住宅用火災警報器1との間での無線信号の送受のみ行えるようになっている。
受信部11Aは、無線信号受信部を構成しており、常時、他の住宅用火災警報器1からの無線信号を受け付けるようにしている。火災信号を含んだ無線信号、火災連動信号を含んだ無線信号を受信する。
送信部11Bは、無線信号送信部を構成しており、火災判断手段10Bが、火災が発生していると判断したときには、システム識別コードと火災信号とを含んだ無線信号を送信する。また、後述する連動警報処理において、システム識別コードと火災連動信号とを含んだ無線信号を送信する。
火災検出部12は、煙、熱などの火災要因を検出するセンサー部12Aを備える。センサー部12Aによって、煙、熱などの火災要因を監視しており、これらのレベルを示すアナログデータを制御部10に出力する。また、煙、熱などの火災要因のレベルが一定のしきい値を超える場合に、その旨を表すデジタルデータを制御部10に出力する。
操作部13は、各種操作スイッチを備えており、ワイヤレス住宅用火災警報器1が取り扱う無線信号の周波数帯域を設定するチャンネル設定スイッチ13A、通常モード、試験モード、システム識別コード登録モードのいずれかに動作モードを切り換えるために操作する動作モード設定スイッチ13B、警報出力を停止させるために操作する警報停止釦13C、他のワイヤレス住宅用火災警報器1に対して、ID記憶手段15Aに記憶されているシステム識別コードを送信するための試験送信スイッチ13D、他のワイヤレス住宅用火災警報器1から無線信号を受信したときに、無線信号に含まれるシステム識別コードを書き換え登録させるために操作する登録スイッチ13Eを備える。
表示部14は、電源部16による電源供給がされているときに点灯する通電表示灯14A、火災判断手段10bが火災が発生していると判断したときに点灯する作動灯14Bを備える。
ここで、作動灯14Bは、システム識別コード登録モードにおいてシステム識別コードの登録が完了したことを点灯あるいは点滅により通知するようにしてもよい。
記憶部15は、ID記憶手段15Aを備えており、システム識別コードが格納されるようになっている。工場出荷時においては、個々の製品を識別するための重複しない固有のシリアルナンバーがシステム識別コードとして記憶されており、後述するシステム識別コード登録モードにおいて、他のワイヤレス住宅用火災警報器1からシステム識別コードを含んだ無線信号を受信したときには、受信したシステム識別コードが書き換え登録される。
なお、受信したシステム識別コードを書き換え登録するのではなく、工場出荷時にシステム識別コードとして記憶されているシリアル番号を記憶したまま、受信したシステム識別コードを追加登録するようにしてもよい。この場合、所定のキャンセル操作をすることによって、追加登録されたシステム識別コードを削除し、元のシリアル番号をシステム識別コードとして復帰させるようにすれば、製品管理上有益にできる。
電源部16は、商用交流電源で構成されており、各部に対する電源を供給する。
音声合成部19は、予め複数の音声データが格納されており、制御部10の制御に基づいて、音声データを合成し、音声信号として警報出力部18に出力する。なお、システム識別コード登録モードにおいてシステム識別コードの登録が完了したことを音声により通知するようにしてもよい。
図3は、ワイヤレス住宅用火災警報器1のシステム識別コード登録モードを説明するためのフローチャートである(100〜104)。
ワイヤレス住宅用火災警報器1は、工場出荷時には、自身のシリアルナンバーをシステム識別コードとして予め記憶している。そして、システム識別コード登録モードの実行中において、登録スイッチ13Eが操作され、所定時間の間に、他のワイヤレス住宅用火災警報器1から、その火災警報器1に記憶されているシステム識別コードと火災信号とを含んだ無線信号を受信したときには、受信したシステム識別コードとして、ID記憶手段15Aにおいて書き換え登録する。
なお、このようなシステム識別コード登録モードは、開始から所定時間の間、他のワイヤレス住宅用火災警報器1からの無線信号を受信しなかったときには、自動的に通常モードに復帰する。
なお、他のワイヤレス住宅用火災警報器1の試験送信スイッチ13Dが操作され、その火災警報器1に記憶されているシステム識別コードを受信したときにも、受信したシステム識別コードを書き換え登録するようにしてもよい。
図4は、ワイヤレス住宅用火災警報器1のシステム識別コード登録モードを概略的に説明するための図である。
ワイヤレス住宅用火災警報器1では、工場出荷時には、予め、固有のシリアルナンバーが記憶されている。そして、ワイヤレス住宅用火災警報器1(図1に示すN0)において、火災要因を検出したときには、システム識別コードとして記憶されている、固有のシリアルナンバー「1234567890」が他のワイヤレス住宅用火災警報器1に送信され、これを受信した他のワイヤレス住宅用火災警報器1(図1に示すN1)では、受信したシステム識別コードを書き換え登録する。
なお、それぞれのワイヤレス住宅用火災警報器1では、予め記憶されているシリアルナンバーは書き換えされないようになっている。
図5は、ワイヤレス住宅用火災警報器の通常モードの動作を説明するフローチャートである(200〜227)。
本システムでは、火災発生元のワイヤレス住宅用火災警報器1が警報出力を行う際、近隣のワイヤレス住宅用火災警報器1に火災信号を含む無線信号を送信し、ついで、それを中継点として、その他のワイヤレス住宅用火災警報器1に、連動信号を含む無線信号を送出する処理を行い、システム全体より警報出力を行わせる。
すなわち、いずれかのワイヤレス住宅用火災警報器1が、火災要因を検出したときには、その警報器1は火災検出フラグをセットし、警報出力を行うとともに火災信号を含む無線信号を送信する。これを受けた近隣のワイヤレス住宅用火災警報器1は、後述する警報停止タイマがセットされていない場合には警報を出力するとともに、火災連動信号を含む無線信号を送信する。このような火災連動信号を含む無線信号を受信したその他のワイヤレス住宅用火災警報器1は、後述する警報停止タイマがセットされていない場合には連動警報が出力される。
また、システム全体が警報出力している際に、火災発生元のワイヤレス住宅用火災警報器1で警報停止釦13Cが操作されると、その警報器1の警報が停止するほか、その他の警報器1にリセット信号が送信されてシステム全ての警報が所定時間の間停止する。一方、火災発生元以外のワイヤレス住宅用火災警報器1で警報停止釦13Cが操作されると、その警報器1の警報が停止する他、その他の警報器1にリセット信号を送信するが、火災発生元の警報器1はリセット信号を無視して警報出力を継続させ、火災発生元以外の警報器1はリセット信号を受けて警報出力を所定時間の間停止させる。
すなわち、各々のワイヤレス住宅用火災警報器1は、いずれかのワイヤレス住宅用火災警報器1からのリセット信号を受信したときには、火災検出フラグがセットされている場合には、そのまま警報出力を継続させる一方、火災検出フラグがセットされていない場合には、警報出力を所定時間の間停止させる。これにより、火災発生元だけ警報出力は停止せず、火災発生元以外の警報出力は停止されるので、火元の特定が容易にできる。
また、警報停止釦13Cが操作されたときには、火災検出フラグがセットされている場合にはこれをリセットして警報停止をさせ、リセット信号を含む無線信号を送信する。
一方、火災検出フラグがセットされていない場合には、所定時間の間警報停止をし、リセット信号を送信する。
ここに、警報停止タイマは、リセット信号を受けてから、あるいは、警報停止釦13Cが操作されてからの所定時間の間は、火災信号、火災連動信号を受信しても警報を出力させないようにするために設けられており、タイマがリセットされるまでは、火元のワイヤレス住宅用火災警報器1が再度警報を出力しても、連動して警報を行わない。
本発明のワイヤレス住宅用火災警報システムの構成の一例を示すシステム構成図 ワイヤレス住宅用火災警報器の要部構成の一例を示すブロック図 ワイヤレス住宅用火災警報器のシステム識別コード登録モードを説明するためのフローチャート ワイヤレス住宅用火災警報器1のシステム識別コード登録モードを概略的に説明するための図 ワイヤレス住宅用火災警報器の通常モードの動作を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1 ワイヤレス住宅用火災警報器
10 制御部
10G システム識別コード登録部
11 無線送受信部
11A 受信部
11B 送信部
12 火災検出部
13B 動作モード設定スイッチ
13E 登録スイッチ
15 記憶部
18 警報出力部

Claims (3)

  1. 煙、熱などの火災要因を検出する検出手段と、
    この検出手段が火災要因を検出したときには警報出力を行う警報手段と、
    ワイヤレスシステムのシステム識別コードを記憶する記憶部と、
    上記検出手段が火災要因を検出したときには、上記記憶部に記憶されたシステム識別コードを、火災信号に含ませて無線信号として送信する無線信号送信部と、
    上記無線信号を受信する無線信号受信部と、
    受信した無線信号内に、上記記憶部に記憶されたシステム識別コードと、火災信号とが含まれているときには、上記警報手段を作動して警報を出力させる制御部と
    登録スイッチを有したシステム識別コード登録手段と、
    を備え、
    上記記憶部には、製品のシリアル番号を、上記システム識別コードとして予め記憶させているとともに、該製品のシリアル番号を書き換え可能に記憶させており、
    上記システム識別コード登録手段は、上記登録スイッチが操作された後、所定時間内に、システム内の他のワイヤレス住宅火災警報器から無線信号を受付けると、その無線信号に含まれているシステム識別コードを、上記記憶部内に自動的に上書きするワイヤレス住宅用火災警報器。
  2. 請求項1において、
    商用交流電源を備えており、
    上記無線信号受信部は、上記商用交流電源によって、上記火災信号を受信できる構成にしている、ワイヤレス住宅用火災警報器。
  3. 請求項1または2に記載のワイヤレス住宅用火災警報器を、複数個組み合わせて構成されたワイヤレス住宅用火災警報システム。
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