JP4427601B1 - 懸架式防音壁構築構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】建設現場等に取り付けられる防音壁に関し、特に、簡易構造であって施工性および安全性および経済性の高い分解再利用可能な懸架式の防音具を装着した懸架式防音壁構築構造を提供する。
【解決手段】壁状に形成された複数枚の鉄板と、該鉄板を連結するパイプと、内部に吸音材が収納され前記パイプに係止部を介して懸架される複数の懸架式防音具と、前記鉄板と前記懸架式防音具とを離隔して空気層を形成するスペーサーと、からなる懸架式防音壁構築構造である。
【選択図】 図1

Description

本発明は建設現場等に取り付けられる防音壁に関し、特に、構造が簡易であって、容易に設置可能で再利用可能な懸架式防音具を装着した懸架式防音壁構築構造に関する。
建物の改装,外壁工事等の建設現場では、作業に伴う騒音の発生や落下物の飛散の防止等ため、工事用の防音壁を設置し現場周辺への騒音防止を図っている。特に、住宅地や学校近隣のように静粛が必要な地域において工事を行う際には、騒音の発生を極力抑制する必要がある。更に、工期短縮やコスト削減の観点から、遮音効果とともに防音壁の現場における設置に関する施工性や安全性を高めたいという要望があった。
従来、工事現場等における防音装置としては、騒音の発生源を囲って発生源からの騒音の伝播を防止するための構造として、例えば、床面上に敷設した基礎H型鋼材と、基礎H型鋼材の上に立てた支柱と、支柱間を結合した梁材と、ボックスの周囲および天井面を覆う分割構造の防音パネルとの組立体からなり、前記の基礎H型鋼材、支柱、梁材で構築した骨組みに対し、防音パネルを一枚ずつ差し込み式に組み込んで構成した組立式防音ボックスが知られている。
また、支持杭を地面に打ち込んだ後、鉛直方向に支柱を立設してパネル敷材を装着して防音壁構造を構築する構造が使用されている。しかし、地面に支持杭を打ち込む作業に多くの時間が掛かるとともに、杭の打ち込みにも騒音が伴い、壁にパネル敷材を垂直に形成するために支柱を組立てる必要もあり、時間と費用が掛かるという問題があった。
また、防音壁はある程度重量がある方が効果的である為、鉄板、空気層、グラスウールおよびパンチングメタルからなる1枚の重厚な合板を繋ぎ合わせて防音壁を構成し、確かな遮音効果のある工事壁が用いられていた。しかし、構造的には重量が嵩み、施工が困難であり、費用が掛かるという問題があった。更に、重量があるため施工時および維持についての安全性にも注意が必要であった。
また、防音壁は使用時に建設現場に運搬され、足場に装着された取付金具等を用いて足場の外側に係止されて防音壁に構築され、また、建物の改装や外壁工事等が終了した後は、足場から取り外され、積み重ね状態で、次の使用まで保管される、というような態様で、設置、撤去を繰返して行う仮設用の壁として使用される。その為、組立作業が容易であることや、繰返しの使用が容易な構造である防音壁構造が望まれていた。
特開平4−125595号公報 特開2007−46378号公報
本発明は上記問題を解決するために、建設現場等に取り付けられる防音壁構造に関し、特に、簡易構造であって施工性および安全性および経済性の高い分解再利用可能で軽量な懸架式の防音具を装着した懸架式防音壁構築構造を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係る懸架式防音壁構築構造は、壁状に形成された複数枚の鉄板と該鉄板を連結するパイプとからなる安全鋼板と、内部に吸音材が収納され前記安全鋼板のパイプに係止部を介して懸架される複数の略箱型の懸架式防音具と、前記鉄板と前記懸架式防音具とを離隔して空気層を形成するスペーサーと、からなる構造である。
また、前記懸架式防音具は、周囲の4側辺を断面コの字型に屈曲して箱型に形成するとともに、箱型の矩形表面に複数の穴を穿設した外枠体と、前記箱型の中に収納されるグラスウールまたはロックウールからなる吸音材と、前記外枠体の内部に吸音材を挟んで箱型の表面と並行に立設される、前記吸音材を保護するための穴の穿設された金属製の薄板からなる網状板材と、前記外枠板材の周縁に装備される懸架用の係止部と、からなる構造である。
また、前記懸架式防音具は、穴の穿設された薄板と該薄板の周囲を囲繞する外枠縁部とからなる略四角形状の外枠体と、穴の穿設された薄板と該薄板を囲繞する中枠縁部とからなる略四角形状の中枠体と、外枠体と中枠体の間に挿入されるグラスウールまたはロックウールからなる吸音材と、外枠体の周縁に装備される懸架用の係止部と、からなる構造でもある。
また、前記スペーサーは懸架式防音具と一体的に形成されている構造である。
また、前記懸架式防音具は、外枠体の周縁に磁石が装着されている構造、外枠体の周縁に止め具が装備されている構造でもある。
更に、前記係止部は、金属製の棒の上部先端をL字に屈曲した棒状係止金具である。また、前記係止部は、片サドルからなり、外枠体の上縁部および下縁部に複数個設けられている構造でもある。
更に、前記吸音材は、撥水性および断熱性を備える構造である。
本発明に係る懸架式防音壁構築構造は、上記詳述した通りの構成であるので、以下のような効果がある。
1.鉄板に懸架式の防音具を係止する構造であるため、運搬および設置が容易な防音壁であり、更に、撤去後の保管がし易い構造である。また、防音壁の構成部品の軽量化を図ることができ繰返し使用し易い防音壁構造である。鉄板による遮音と、懸架式吸音具による吸音効果により遮音および防音性の高い防音壁である。
2.懸架式防音具の外枠体が一枚の鉄板の側辺を屈曲して形成する箱型であるため成形が簡易で、網状板材とともに簡易に防音具を形成できる。また、外枠体の箱型の内部に吸音材が挿入されており、外れ難い構造である。
3.内部の吸音材を外枠体と中枠体とで挟持することで吸音材の厚さに的確に対応でき、防音効果の高い防音壁を構築できる。外枠体の上部および下部に係止部を設けることで防音具をパイプに確実に装着することができる。
4.懸架式防音具であるため組立及び解体が容易であり、一体的に形成されたスペーサーにより懸架しながら同時に空気層を形成することができるため、防音性能をより増加させ施工性に優れた構造である。部材が少なく、組立および解体が容易である。
5.磁石により並列する懸架式防音具が堅固に密着され、防音効果の高い壁構造とすることができる。
6.係止部に加えて止め具により防音具が固定されているため、懸架式防音具が外れるおそれがなく、より安全性の高い防音壁を提供できる。また、磁石により三重の安全性が確保された構造でもある。
7.棒状係止金具によってパイプに容易に装着および脱着することが可能であり、解体後にも余分なスペースを取ることなく保管し易い。
8.片サドルを使用してパイプに容易に設置することが可能である。防音具の上部および下部が足場に堅固に固定され、安全性の高い防音壁を構成することができる。
9.耐水性および耐熱性があり、長期間の工事や対外環境に強い防音構造である。経済的で施工性と耐久性に優れた防音壁を得ることができる。
以下、本発明に係る懸架式防音具および防音壁構造を図面に示す実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は本発明に係る懸架式防音壁構築構造の外側斜視図であり、図2は本発明に係る懸架式防音壁構築構造の内側斜視図である。図3aおよび図3bは本発明に係る懸架式防音具の内側斜視図および外側斜視図であり、図4は本発明に係る懸架式防音具の分解斜視図である。図5aおよび図5bは本発明に係る懸架式防音具の別の実施例を示す内側斜視図および外側斜視図であり、図6は本発明に係る懸架式防音具の別の実施例を示す断面図である。また、図7は本発明に係る懸架式防音具の更に別の実施例を示す断面図である。
図1および図2に示すように、本発明の懸架式防音壁構築構造10は、鉄板20と、パイプ30と、スペーサー40と、懸架式防音具100と、からなる構成である。
鉄板20は一般的に防音壁構造の外壁側に設置される既存のスチール製の平板である。鉄板20はパイプ30によって複数枚の鉄板20が夫々連結されて堅固に固定される。
パイプ30は鉄板20に沿って水平方向に装着される連結部材である。必要に応じて水平方向に加え、鉛直方向にパイプ30を装着する構造であってもよい。パイプ30はフック等により固定され、複数枚の鉄板20を連結固定している。
本実施例では円筒状のパイプを使用しているがパイプの形状は円形・角型に限定されない。また断面が四角形状の棒材を使用することも可能である。パイプ30は工事現場において足場として使用される足場用パイプと兼用できる。
スペーサー40は鉄板20と懸架式防音具100との間に装着されて空間を形成する部材である。本実施例ではスペーサー40は断面が略コの字型に形成されて空間層42を形成しているが、形状は限定されるものではなく、防音具の鉄板との間に装着され、空間層を形成可能な部材であればよい。
スペーサー40はパイプ30または懸架式防音具100に空間を形成するように装着されるが、懸架式防音具100と一体的に形成することも可能である。一体形成とすることで組立や解体がより容易な防音壁構造とすることが出来る。
図3a,bおよび図4に示す実施例では、スペーサー40を懸架式防音具100と一体的に形成している。スペーサー40は断面コ字型に形成され、懸架式防音具100の外枠体110上部に接合している。また、図5および図6に示す実施例では、外枠体120の外枠縁部124における一辺に装着される。
空間は防音壁10における空気層42を形成して壁全体の防音効果を高めている。また、図7に示すように、懸架式防音具100に対するスペーサー40の位置は適宜変更することが可能である。
スペーサー40のみで空気層を簡単に形成することができる為、コストを削減することができるとともに、防音壁10の構成部品の軽量化を図りながら壁全体の重量と層の厚みを確保することができる。
懸架式防音具100は、図3a,bから図6に示すように、吸音材130を囲繞する箱型の枠体と係止部140とからなる構成であり、この実施例では係止部140をパイプ30に懸架して鉄板からなる壁に固定する構成である。
図3a,bおよび図4に示す実施例では、懸架式防音具100の枠体が箱型の矩形の外枠体110と、金属製の薄板からなる網状板材112と、からなる。
外枠体110は、周囲の4側辺を断面コの字型に屈曲して矩形の箱型に形成され、矩形表面に複数の穴114が穿設されている。コの字型の側辺に包囲されるように吸音材130が箱体の中に収納され、外枠体110の開口面を矩形表面と並行に立設された網状板材112で吸音材130を挟んで閉塞する。本実施例では網状板材112としてメタルラスを使用しているが、これに限定されず穴の穿設された薄板材であればよい。また、網状板材112の中央部には防音具100の強度を確保するためにプレート119を設けている。また、吸音材130の効果を妨げない程度に補強材となるプレート119を設けた構造とすることもできる。
また、図5a,bおよび図6に示す別の実施例では、懸架式防音具100の枠体が箱型ではなく、枠を形成する外枠体120と、中枠体125と、からなる。
外枠体120は、穴の穿設された薄板122と、薄板を囲繞する外枠縁部124とから構成される。中枠体125は薄板126と、薄板を囲繞する中枠縁部128とから構成される。外枠体120と中枠体125はそれぞれ略四角形状に形成される。
薄板122、126は表面に穴が穿設された金属製の板材である。本実施例では網目状に穴が形成された網状薄板としてステンレス・アルミニウム・チタン等で形成されたエキスパンドメタルを使用している。図5a,bに示すように、網状板の中央部には外枠体120の強度を確保するためにプレート129を設けている。防音材130の効果を妨げない程度にプレート129等の補強材を加えた構造とすることができる。
図6に示すように、外枠体120の外枠縁部124に中枠体の中枠縁部128が嵌入する構造であり、外枠体120と中枠体125の間に吸音材130が挿入される。本実施例では、外枠縁部124は図5a,bおよび図6に示すように、上下の折れ面が反対側に折り曲げられた断面Z形状であり、中枠縁部128は断面L字型に形成され、外枠縁部124と嵌合している。外枠縁部124の外周面側の折れ面124aに係止部140が装備される。また、外周面側の折れ面124bにはスペーサー40が装着される。
吸音材130は吸音効果を有する繊維状の素材で形成され、枠体の内部に挿入される。吸音材130としては吸音効果に加えて断熱効果の高いグラスウールまたはロックウールが挿入されることが望ましい。特にグラスウールは断熱材として耐久性が高く、日射の影響のある野外の使用に適している。更に、撥水加工を施すことで吸水率が低く、吸水した水を排出しやすいという効果を得ることも可能であり、工事中の雨風や漏水に対して高い撥水性を有し、断熱性能・吸音性能を低下させることがないため防音壁の吸音材として好ましい。本実施例では撥水加工を施した高性能グラスウールを使用している。
係止部140は懸架式防音具100の周縁部に装備された防音具100をパイプ30に懸架する部材である。また、係止部140は図7に示すように、係止部140は懸架式防音具100の外枠体110に代えて、スペーサー40に装備する構造とすることも可能である。
図3a,bおよび図4に示す実施例では、スペーサー40を貫通する金属製の棒の上部をL字状に屈曲してパイプ30に係止する棒状係止金具としている。棒状の係止金具であるため簡易に成形することができ、防音具をパイプに容易に懸架し、取り外すことが可能な構造となっている。
また、図5a,bおよび図6に示す別の実施例では外枠体120の外枠縁部124の上部および下部に夫々2つの係止部140が装備されている。係止部140の個数は制限されないが、外枠縁部124の上縁部と下縁部に夫々2箇所以上設けることで、確実にパイプに装着され安全性の高い防音壁を構成することが可能である。更に、本実施例では図4に示すように、上縁部に設けられた2つの係止部140の幅を広くし、下縁部に設けられた係止部140の幅を狭く設けることで組立て易い構造となっている。また、本実施例では係止部140として片サドルを使用している。片サドルにより設置が容易であり、上枠部および下枠部が確実に固定されるため外れる恐れがなく安全性も高い構造となる。
係止部140の形状は上記形状に限定されるものではなく、防音具100をパイプに係止できる構造であればよい。
また、図3a,bから図4に示すように、懸架式防音具100は磁石150を装着した構造とすることが可能である。磁石150は、懸架式防音具100の外枠体110、120の周縁に装着され、並設される防音具100の端面を密着させて防音効果を確実にする。また、スペーサー40の鉄板側の側面に磁石150を装着し、鉄板20と固定させて防音具100の外れを防止する構造とすることもできる。
更に、懸架式防音具100に止め具160を装備した構造とすることが可能である。止め具160は、防音具の外枠体110、120の周縁に装備され、別に用意する紐状の吊材(図示せず)を使用してパイプ30に懸架式防音具100を吊設する事により更に安全性を高めることも可能である。本実施例では環状のボルトを使用しているが形状は限定されるものではない。
本発明の防音壁10は、壁上に形成された複数枚の鉄板20をパイプ30で連結して建築物等を囲む鉄板壁を構築した後、鉄板20と防音材130との間に空気層42を形成するようにスペーサー40を装備した懸架式防音具100を、パイプ30に順に懸架することで構築される。
防音具100は係止部140によりパイプ30に堅固に固着されるとともに、夫々の懸架式防音具100に装着された磁石150により並列する防音具100間が密着される。更に、懸架式防音具100に装備された止め具160によりパイプ30に防音具100が堅固に吊設されることにより、防音具の外れを防止することが可能となり、係止部140、磁石150、止め具160による三重の安全性を確保した懸架構造となっている。
また、薄厚の鉄板20とパイプを組立て、内部に防音材130を挿入した軽量な懸架式防音具100を懸架する構造であるため、運搬や施工が容易であり、解体後も再利用し易い防音壁構造である。
本発明に係る懸架式防音壁構築構造の外側斜視図。 本発明に係る懸架式防音壁構築構造の内側斜視図。 本発明に係る懸架式防音具の内側斜視図。 本発明に係る懸架式防音具の外側斜視図。 本発明に係る懸架式防音具の分解斜視図。 本発明に係る懸架式防音具の別の実施例を示す内側斜視図。 本発明に係る懸架式防音具の別の実施例を示す外側斜視図。 本発明に係る懸架式防音具の別の実施例を示す断面図。 本発明に係る懸架式防音具の更に別の実施例を示す断面図。 本発明に係る懸架式防音具の更に別の実施例を示す断面図。 本発明に係る懸架式防音具の更に別の実施例を示す断面図。 本発明に係る懸架式防音具の更に別の実施例を示す断面図。
10 防音壁構造
20 鉄板
30 パイプ
40 スペーサー
42 空気層
100 懸架式防音具
110、120 外枠体
112 網状板材
114 穴
119、129 プレート
122、126 薄板
124 外枠縁部
125 中枠体
128 中枠縁部
130 防音材
140 係止部
150 磁石
160 止め具

Claims (9)

  1. 壁状に形成された複数枚の鉄板と該鉄板を連結するパイプとからなる安全鋼板と、内部に吸音材が収納され前記安全鋼板のパイプに係止部を介して懸架される複数の略箱型の懸架式防音具と、前記鉄板と前記懸架式防音具とを離隔して空気層を形成するスペーサーと、からなることを特徴とする懸架式防音壁構築構造。
  2. 前記懸架式防音具は、
    周囲の4側辺を断面コの字型に屈曲して箱型に形成するとともに、箱型の矩形表面に複数の穴を穿設した外枠体と、
    前記箱型の中に収納されるグラスウールまたはロックウールからなる吸音材と、
    前記外枠体の内部に吸音材を挟んで箱型の表面と並行に立設される、前記吸音材を保護するための穴の穿設された金属製の薄板からなる網状板材と、
    前記外枠板材の周縁に装備される懸架用の係止部と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の懸架式防音壁構築構造。
  3. 前記懸架式防音具は、
    穴の穿設された薄板と該薄板の周囲を囲繞する外枠縁部とからなる略四角形状の外枠体と、
    穴の穿設された薄板と該薄板を囲繞する中枠縁部とからなる略四角形状の中枠体と、
    外枠体と中枠体の間に挿入されるグラスウールまたはロックウールからなる吸音材と、
    外枠体の周縁に装備される懸架用の係止部と、
    からなることを特徴とする請求項1記載の懸架式防音壁構築構造。
  4. 前記スペーサーは懸架式防音具と一体的に形成されていることを特徴とする請求項1乃至3記載の懸架式防音壁構築構造。
  5. 前記懸架式防音具は、外枠体の周縁に磁石が装着されていることを特徴とする請求項1乃至4いずれか1項に記載の懸架式防音壁構築構造。
  6. 前記懸架式防音具は、外枠体の周縁に止め具が装備されていることを特徴とする請求項1乃至5いずれか1項に記載の懸架式防音壁構築構造。
  7. 前記係止部は、金属製の棒の上部先端をL字に屈曲した棒状係止金具であることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の懸架式防音壁構築構造。
  8. 前記係止部は、片サドルからなり、外枠体の上縁部および下縁部に複数個設けられていることを特徴とする請求項1乃至6いずれか1項に記載の懸架式防音壁構築構造。
  9. 前記吸音材は、撥水性および断熱性を備えることを特徴とする請求項1乃至8いずれか1項に記載の懸架式防音具。
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