JP4425811B2 - Ofdm送信方法、ofdm送信装置及びofdm送信プログラム - Google Patents
Ofdm送信方法、ofdm送信装置及びofdm送信プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4425811B2 JP4425811B2 JP2005039729A JP2005039729A JP4425811B2 JP 4425811 B2 JP4425811 B2 JP 4425811B2 JP 2005039729 A JP2005039729 A JP 2005039729A JP 2005039729 A JP2005039729 A JP 2005039729A JP 4425811 B2 JP4425811 B2 JP 4425811B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- symbol
- symbols
- propagation path
- data
- ofdm
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Description
一方で、10Mbpsから100Mbpsの伝送レートをターゲットにしたブロードバンドワイアレスインターネットアクセスを実現するための標準化も進められており、様々な技術が提案されている。
シングルキャリアを使用して無線通信を行う場合、変調速度を上げていくとマルチパス等の要因で帯域の一部の伝播状態が悪くなったときに特性が大きく劣化してしまうという問題がある。この問題を解決するためにキャリアを複数使用したマルチキャリア方式を用いて、伝送路に冗長性を持たせる方法が知られている。このマルチキャリア方式の中で最も各キャリア間隔の狭い方式がOFDM(Orthogonal Frequency Division Multiplexing)である。
この動作を伝播路が変化する度に行うことで周波数効率良く、また、伝播路の状況が悪くなっても的確に情報を伝送することが可能となる。
一方、通信速度の高速化を図る技術としてMIMO(Multiple Input Multiple Output)の技術が知られている。MIMOは、マルチパス環境下で送信側も受信側も複数のアンテナを用意し、信号処理を行うことでスループットの向上や信頼性の向上を図るものである。MIMOの方式は様々なものが提案されており、一例として非特許文献1に開示されている技術が知られている。
これにより、追加補正シンボルによりOFDM送信装置とOFDM受信装置間の伝播路の特性を推定することが可能となり、OFDM受信装置における受信性能を向上させることができる。
本実施形態では、OFDM送信装置からOFDM受信装置に対して、OFDMを利用することによりデータを送信する場合について説明する。また、OFDM送信装置においては、OFDM受信装置の各サブキャリア毎のSINRの特性が既知であることを前提として説明する。無線通信システムの種類によってはSINRではなく、SNRを用いた方が良い場合もあるが、本実施形態ではSINRを用いる場合について説明する。OFDM送信装置側でOFDM受信装置におけるSINRの特性の情報を知る方法としてはいろいろな方法が考えられるが、例えば、OFDM受信装置がOFDM送信装置にSINRの特性の情報を送信することが考えられる。
本実施形態ではOFDM送信装置からOFDM受信装置に対して送信する送信データは、図1(a)に示すように、一定周期のフレーム構成をとるものとする。一つのフレームd1の先頭に報知スロットd21を配置し、その後ろにデータスロットd3(d31〜d37)を配置する。報知スロットd2(一つのフレームd1の報知スロットd21、次のフレームの報知スロットd22、・・・)は、予め決められた変調方式のみを使用して送信する。報知スロットd2には後続のデータスロットd3の後述の情報が格納される。この報知スロットd2に格納されるデータスロットd3の情報としては、データスロットd3の開始時刻、データスロットd3のプリアンブル情報、データスロットd3の変調方式、データスロットd3を復調するOFDM受信装置の情報などが含まれる。
フレーム内時間基準位置は、報知スロットd21の開始時刻を基準として表されるものとする。OFDM受信装置は、フレームd1の先頭の報知スロットd21を受信、復調し、このフレームd1中のデータスロットd3の開始時刻、データスロットd3のプリアンブル情報、データスロットd3の変調方式、データスロットd3を復調するOFDM受信装置の情報などを利用してデータスロットd3の復調を行い、OFDMによる無線通信を行う。
AGC、AFC用のシンボルd4、伝播路推定用シンボルd5、データ用シンボルd7は、図1(a)の報知スロットd21に相当する。また、データ用シンボルd7は、図1(a)のデータスロットd3に相当する。
前述したように、OFDM送信装置は各サブキャリアの電力をPで送信する場合のOFDM受信装置におけるSINRを何らかの方法により知る方式を採用している。なお、本願明細書では、各サブキャリアのSINRをSINR_cnumと表すことにする。ここで、cnumはサブキャリア番号であり、1≦cnum≦Cの条件を満たす整数値である。また、それぞれの変調方式を使用して通信し、所定の誤り率を満たすために必要となるSINRをTH_(変調方式)と表すことにする。即ち、BPSK、QPSK、16QAM、64QAMの変調方式において、所定の誤り率を満たすために必要となるSINRを、TH_BPSK、TH_QPSK、TH_16QAM、TH_64QAMと表すことにする。
OFDM送信装置100は、制御部1、マッピング部2、IFFT部3、P/S変換部4、GI挿入部5、信号切替部6、D/A変換部7、無線送信部8、アンテナ部9、変調方式決定部10、SINR記憶部11、伝播路推定用シンボル作成部12、AGC/AFC用シンボル作成部13、受信部14、MLI作成部15を有する。
マッピング部2は、後述する変調方式決定部10により決定される各サブキャリアの変調方式に基づいて、送信データを各サブキャリアに割り当てることによりマッピングし、IFFT部3に出力する。
IFFT部3は、マッピング部2から出力されるデータに対して、逆高速フーリエ変換の処理を行い、P/S変換部4にOFDM信号の時間波形のデータを出力する。
P/S変換部4は、IFFT部3から出力されるデータを、パラレルのデータからシリアルのデータに変換し、GI挿入部5に出力する。
信号切替部6は、GI挿入部5から出力されるデータや、後述する伝播路推定用シンボル作成部12やAGC/AFC用シンボル作成部13から出力されるデータを切り替えて、D/A変換部7に出力する。
D/A変換部7は、信号切替部6から出力されるデータをディジタルのデータからアナログのデータに変換し、無線送信部8に出力する。
アンテナ部9は、無線送信部8から出力されるデータを、電波に乗せてOFDM受信装置に送信する。
変調方式決定部10は、制御部1が受信部14から取得するデータを利用して、後述する第1〜第7の実施形態で説明するフローチャートの処理に基づいて、各サブキャリアに適用する変調方式を決定する。この際、SINR記憶部11に記憶されるOFDM受信装置の受信特性であるSINRのデータが使用される。
AGC/AFC用シンボル作成部13は、制御部1の制御に基づいて、AGC/AFC用シンボルを作成し、信号切替部6に出力する。
制御部1は、変調方式決定部10、SINR記憶部11、伝播路推定用シンボル作成部12、AGC/AFC用シンボル作成部13、受信部14、MLI作成部15などの制御を行う。制御部1は、サブキャリアについて適応変調をした場合における一定長のデータに対応するシンボル数と、実送信データに使用するシンボル数から、OFDM送信装置100から送信する送信データである一定長のデータに挿入するシンボル数である追加補正シンボル数を算出する。
MLI作成部15は、制御部1の制御に基づいて、MLIを作成し、マッピング部2に出力する。
図3は、本実施形態のOFDM送信装置100の処理を示すフローチャートである。
ここでは、OFDM送信装置100からOFDM受信装置に一定長のデータS(S>0)ビットのデータを送信する場合について説明する。
始めに、変調方式決定部10は、各サブキャリアのSINRであるSINR_cnumと、TH_(変調方式)とを比較し、SINR_cnumがTH_(変調方式)以上となる変調方式のうち、最も伝送ビット数が大きい変調方式をCB_cnumとして選択する(ステップS101)。SINR_cnumは、予めSINR記憶部11に記憶されるか、受信部14がOFDM受信装置から受信しSINR部11に記憶される。そして、選択したCB_cumを、SINR記憶部11に記憶する。このステップS101の処理は、全てのサブキャリアについて行う。ステップS101で行う処理を実行するためのプログラムを図4(a)に示す。
次に、制御部10は、実際に1スロットで送信するビット数Rr(実送信データ)を決定する(ステップS103)。ここでは、1スロットで送信するビット数Rrが、R1、R2、R3の中から決定される。ステップS102で求めたRmとR1、R2、R3とを比較し、Rmより小さい値の中で、最も大きい値をR1、R2、R3の中から選択する。ただし、送信すべきビット数がRmより小さい場合は、SとR1〜R3を比較し、適切なRrを選択する。ステップS103で行う処理を実行するためのプログラムを図4(c)に示す。
一方、ビット数Rrが0でない場合は、ステップS104で「YES」と判断し、ステップS105へ進む。そして、制御部10は、1シンボルで送信可能なビット数Rs(一定長のデータ)を計算する(ステップS105)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’をL−dとして算出する(ステップS107)。
次に、伝播路推定用シンボル作成部12は、報知スロットに該当スロットの追加プリアンブル数をk’とするように設定する。(ステップS108)。そして、伝播路推定用シンボル作成部12は、OFDM送信装置100から送信される送信データに対応するシンボルに、k’個のプリアンブルを補正シンボルとして挿入する。OFDM受信装置がk’個のプリアンブルを参照することで該当スロットの復調が可能になる。
上述した第1の実施形態によれば、OFDM送信装置100においてプリアンブルを伝播路を推定するための補正シンボルをとして使用することにより、伝播路の推定精度を高めることができるため、OFDM受信装置における受信性能を向上させることができる。
本実施形態では、余剰シンボルが発生したときに一連のデータシンボルの途中に伝播路を推定するための補正シンボル(ミッドアンブル)を挿入する場合について説明する。
通常、OFDMを復調する場合は、フレームの先頭に付加されている伝播路推定用シンボル(プリアンブル)により各サブキャリア毎の減衰を調べ、この結果に従って受信信号を補正し復調する。しかし、データシンボルがある程度の長さ続く場合で、フェージング等の理由で時間的に伝播路が変動すると、データシンボルの終わりの方では伝播路の状況が始めの方とは異なってしまい、復調精度が悪くなる場合がある。
ここでは、OFDM送信装置100において、OFDM受信装置に一定長のデータS(S>0)ビットのデータを送信する場合について説明する。
始めに、変調方式決定部10は、各サブキャリアのSINRであるSINR_cnumと、TH_(変調方式)とを比較し、SINR_cnumがTH_(変調方式)以上となる変調方式のうち、最も伝送ビット数が大きい変調方式をCB_cnumとして選択する(ステップS201)。SINR_cnumは、予めSINR記憶部11に記憶されるか、受信部14がOFDM受信装置から受信しSINR部11に記憶される。そして、選択したCB_cnumを、SINR記憶部11に記憶する。このステップS201の処理は、全てのサブキャリアについて行う。ステップS201で行う処理を実行するためのプログラムを図7(a)に示す。
次に、制御部10は、実際に1スロットで送信するビット数Rr(実送信データ)を決定する(ステップS203)。ここでは、1スロットで送信するビット数Rrが、R1、R2、R3の中から決定される。ステップS202で求めたRmとR1、R2、R3とを比較し、Rmより小さい値の中で、最も大きい値をR1、R2、R3の中から選択する。ただし、送信すべきビット数がRmより小さい場合は、SとR1〜R3を比較し、適切なRrを選択する。ステップS203で行う処理を実行するためのプログラムを図7(c)に示す。
Rrが0でない場合は、ステップS204で「YES」と判断し、ステップS205へ進む。そして、制御部10は、1シンボルで送信可能なビット数Rs(一定長のデータ)を計算する(ステップS205)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’をL−dとして算出する(ステップS207)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’が0より大きいか否かを判断する(ステップS208)。追加補正シンボル数k’が0より大きい場合は「YES」と判断されステップS209へ進み、k’が0以下の場合は「NO」と判断されステップS210へ進む。
一方、ステップS210では、伝播路推定用シンボル作成部12が、ミッドアンブルを使用しないように報知スロット中に設定する。これにより、OFDM受信装置側ではそのスロットにミッドアンブルを使用していないことを知り、正常に復調できる。
上述した第2の実施形態によれば、OFDM送信装置100においてミッドアンブルを伝播路を推定するための補正シンボルとして使用することにより、伝播路の推定精度を高めることができるため、OFDM受信装置における受信性能を向上させることができる。
本実施形態では、余剰シンボルが発生したときに一連のデータシンボルの最後に伝播路を推定するための補正シンボル(ポストアンブル)を付加する場合について説明する。
通常、OFDMを復調する場合はフレームの先頭に付加されている伝播路推定用シンボル(プリアンブル)により各サブキャリア毎の減衰を調べ、この結果に従って受信信号を補正し復調する。しかし、データシンボルがある程度の長さ続く場合で、フェージング等の理由で時間的に伝播路が変動する場合、データシンボルの終わりの方では伝播路の状況が始めの方とは異なってしまい、復調精度が悪くなる場合がある。
なお、ミッドアンブルを使用する場合は逐次処理で良いが、ポストアンブルを使用して伝播路の補正を行う場合は、一旦、プリアンブルからポストアンブルまでの間のデータシンボルを蓄積し、プリアンブルを使用して得られた伝播路情報とポストアンブルを使用して得られた伝播路情報を利用して各シンボルの位置での伝播路情報を外挿する形で作成し、このシンボル位置での伝播路情報を利用して補正することで復調精度を向上することが可能になる。
ここでは、OFDM送信装置100において、OFDM受信装置に一定長のデータS(S>0)ビットのデータを送信する場合について説明する。
始めに、変調方式決定部10は、各サブキャリアのSINRであるSINR_cnumと、TH_(変調方式)を比較し、SINR_cnumがTH_(変調方式)以上となる変調方式のうち、最も伝送ビット数が大きい変調方式をCB_cnumとして選択する(ステップS301)。SINR_cnumは、予めSINR記憶部11に記憶されるか、受信部14がOFDM受信装置から受信しSINR部11に記憶される。そして、選択したCB_cnumを、SINR記憶部11に記憶する。このステップS301の処理は、全てのサブキャリアについて行う。ステップS301で行う処理を実行するためのプログラムを図10(a)に示す。
次に、制御部10は、実際に1スロットで送信するビット数Rr(実送信データ)を決定する(ステップS303)。ここでは、1スロットで送信するビット数RrをR1、R2、R3の中から決定する。ステップS302で求めたRmとR1、R2、R3とを比較し、Rmより小さい値の中で、最も大きい値をR1、R2、R3の中から選択する。ただし、送信すべきビット数がRmより小さい場合は、SとR1〜R3を比較し、適切なRrを選択する。ステップS303で行う処理を実行するためのプログラムを図10(c)に示す。
Rrが0でない場合は、ステップS304で「YES」と判断し、ステップS205へ進む。そして、制御部10は、1シンボルで送信可能なビット数Rs(一定長のデータ)を計算する(ステップS305)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’をL−d−2として算出する(ステップS307)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’が0より大きいか否かを判断する(ステップS308)。追加補正シンボル数k’が0より大きい場合は「YES」と判断されステップS309へ進み、k’が0以下の場合は「NO」と判断されステップS310へ進む。
一方、ステップS310では、伝播路推定用シンボル作成部12が、ポストアンブルを使用しないように報知スロット中に設定する。これにより、OFDM受信装置側ではそのスロットにポストアンブルを使用していないことを知り、正常に復調できる。
上述した第3の実施形態によれば、OFDM送信装置100においてポストアンブルを伝播路を推定するための補正シンボルとして使用することにより、伝播路推定性能を高めることができるため、OFDM受信装置における受信性能を向上させることができる。
第1〜第3の実施形態では、余剰シンボルが発生した時にはプリアンブル、ミッドアンブル、ポストアンブルのいずれか1つのみについて伝播路を推定するための補正シンボルとして追加していた。本実施形態では、複数の位置に伝播路推定用シンボルを補正シンボルとして追加する場合について説明する。プリアンブル、ミッドアンブル、ポストアンブルのいずれを、また、いくつ使用してもよいが、本実施形態ではプリアンブルとミッドアンブルを1つずつ追加する場合について説明する。
図11に示すように、本実施形態によるOFDM送信装置100で伝送されるデータは、AGC、AFC用のシンボルd4、プリアンブルである伝播路推定用シンボルd54、MLIシンボルd6、データ用シンボルd74、ミッドアンブルである伝播路推定用シンボルd55、データ用シンボルd75から構成されている。
ここでは、OFDM送信装置100において、OFDM受信装置に一定長のデータS(S>0)ビットのデータ伝送が起こる場合について説明する。
始めに、変調方式決定部10は、各サブキャリアのSINRであるSINR_cnumと、TH_(変調方式)を比較し、SINR_cnumがTH_(変調方式)以上となる変調方式のうち、最も伝送ビット数が大きい変調方式をCB_cnumとして選択する(ステップS401)。SINR_cnumは、予めSINR記憶部11に記憶されるか、受信部14がOFDM受信装置から受信しSINR部11に記憶される。そして、選択したCB_cnumを、SINR記憶部11に記憶する。このステップS401の処理は、全てのサブキャリアについて行う。ステップS401で行う処理を実行するためのプログラムを図13(a)に示す。
次に、制御部10は、実際に1スロットで送信するビット数Rr(実送信データ)を決定する(ステップS403)。ここでは、1スロットで送信するビット数RrをR1、R2、R3の中から決定する。ステップS402で求めたRmとR1、R2、R3とを比較し、Rmより小さい値の中で、最も大きい値をR1、R2、R3の中から選択する。ただし、送信すべきビット数がRmより小さい場合は、SとR1〜R3を比較し、適切なRrを選択する。ステップS403で行う処理を実行するためのプログラムを図13(c)に示す。
Rrが0でない場合は、ステップS404で「YES」と判断し、ステップS405へ進む。そして、制御部10は、1シンボルで送信可能なビット数Rs(一定長のデータ)を計算する(ステップS405)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’をL−d−2として算出する(ステップS407)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’が0より大きいか否かを判断する(ステップS408)。追加補正シンボル数k’が0より大きい場合は「YES」と判断されステップS409へ進み、k’が0以下の場合は「NO」と判断されステップS414へ進む。
一方、ステップS409では、伝播路推定用シンボル作成部12が、追加プリアンブルのシンボル数kpと追加ミットアンブルのシンボル数kmを設定する。ここでは、それぞれに追加補正シンボル数の半分づつの値を設定し、追加補正シンボル数が2で割り切れない場合はプリアンブルよりもミッドアンブルの方を1つ多く設定するようにしている。
次に、制御部10は、kpが0より大きいか否かを判断する(ステップS411)。kpが0より大きければ「YES」と判断されステップS412へ進み、kpが0以下であれば「NO」と判断されステップS413へ進む。
一方、ステップS413では、伝播路推定用シンボル作成部12が、追加プリアンブルを使用しないように報知スロット中に設定する。そして、伝播路推定用シンボル作成部12は、OFDM送信装置100から送信される送信データに対応するシンボルに、k’個のプリアンブル、ポストアンブルを補正シンボルとして挿入する。OFDM受信装置がk’個のミッドアンブルを参照することで該当スロットの復調が可能になる。OFDM受信装置がのk’個のプリアンブル、ポストアンブルを参照することで該当スロットの復調が可能となる。
ミッドアンブルを挿入する位置としては様々な位置が考えられるが、例えば、データシンボル数を2で割った値(小数点以下切捨て)の位置に挿入することが考えられる。
上述した第4の実施形態によれば、プリアンブル、ミッドアンブルを伝播路を推定するための補正シンボルとして使用することにより、伝播路推定性能を高めることができるため、OFDM受信装置における受信性能を向上させることができる。
本実施形態では、MIMOを使用してOFDM送信装置100からOFDM受信装置にデータを伝送する場合について説明する。また、本実施形態では3アウトプットのMIMOについて説明するが、アウトプットの数はいくつでもよい。ここでは、OFDM受信装置側のアンテナの本数が、3本以上の場合を想定している。
本実施形態では3本のアンテナの伝播路を推定するために3本のアンテナ(アンテナa1、アンテナa2、アンテナa3)に対応した伝播路推定用シンボルd55、d56、d57をそれぞれ用意し、伝播路推定用シンボルd55を送信するときはアンテナa1からのみ、伝播路推定用シンボルd56を送信するときはアンテナa2からのみ、伝播路推定用シンボルd57を送信するときはアンテナa3からのみ送信するようにする。
これにより、OFDM受信装置側でそれぞれのアンテナa1〜a3からの伝播路が推定できるため、受信波の分離が可能となる。このため、本実施形態では最低でも伝播路推定用シンボル数は3となる。
ここでは、OFDM送信装置100において、OFDM受信装置に一定長のデータS(S>0)ビットのデータ伝送が起こる場合について説明する。
始めに、変調方式決定部10は、各サブキャリアのSINRであるSINR_cnumと、TH_(変調方式)を比較し、SINR_cnumがTH_(変調方式)以上となる変調方式のうち、最も伝送ビット数が大きい変調方式をCB_cnumとして選択する(ステップS501)。SINR_cnumは、予めSINR記憶部11に記憶されるか、受信部14がOFDM受信装置から受信しSINR部11に記憶される。そして、選択したCB_cnumを、SINR記憶部11に記憶する。ステップS501で行う処理を実行するためのプログラムを図16(a)に示す。このステップS501の処理は、全てのサブキャリアについて行う。ここで、全てのサブキャリアには3多重した分も含まれる。
Rrが0でない場合、ステップS504で「YES」と判断し、ステップS505へ進む。そして、制御部10は、1シンボルで送信可能なビット数Rs(一定長のデータ)を計算する(ステップS505)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’をL−d−3として算出する(ステップS507)。
次に、制御部10は、追加補正シンボル数k’が0より大きいか否かを判断する(ステップS508)。追加補正シンボル数k’が0を超える場合は「YES」と判断されステップS509へ進み、k’が0以下の場合は「NO」と判断されステップS513へ進む。
通常、MIMOでは伝播路推定用シンボルはアウトプットの本数だけシンボルを用意して伝播路推定を行うが、本実施形態では適応変調の結果発生する余剰シンボルがアウトプットの分確保できない場合にも対応するため、OFDMで使用するサブキャリアをアウトプット数で分割して、それぞれの帯域に別々のアンテナ用の伝播路推定用シンボルd55、d56、d57(図14(a)参照)を送信する。この時、各アンテナからは対応した帯域のみ追加補正シンボルが送信される。
初回の送信時には前回の情報が無いため追加伝播路推定用シンボル82にアンテナa1の伝播路推定用シンボルを、追加伝播路路推定用シンボル83にアンテナa2の伝播路推定用シンボルを、追加伝播路推定用シンボル84にアンテナa3の伝播路推定用シンボルをセットした状態を用いる。
パターン変更のアルゴリズムは色々な方法が考えられるが、本実施形態では3つの帯域の伝播路推定用シンボルd55、d56、d57に割り当てるアンテナa1、a2、a3を、(アンテナa1、アンテナa2、アンテナa3)→(アンテナa2、アンテナa3、アンテナa1)→(アンテナa3、アンテナa1、アンテナa2)→・・・とローテーションさせて使用する。
次に、伝播路推定用シンボル作成部12は、ミッドアンブルを使用しないように報知スロット中に設定する(ステップS513)。これにより、OFDM受信装置はそのスロットにミッドアンブルを使用していないことを知り、正常に復調できる。
上述した第5の実施形態によれば、OFDM送信装置100において余剰シンボルを伝播路推定用シンボルを伝播路を推定するための補正シンボルとして使用することができるようになり、伝播路推定性能が向上するためOFDM受信装置における受信性能を向上させることができる。
第5の実施形態では、追加伝播路推定用シンボルが複数個あっても同一の内容の伝播路推定用シンボルを挿入していた。そのため、あるアンテナが使用する追加伝播路推定用シンボルは特定の帯域のみにしか作用せず、全帯域に渡って補正効果をもたらさない。第6の実施形態では、シンボル毎に送信パターンを変化させることで複数の帯域、又は、全帯域に渡って補正効果を得る場合について説明する。
次に、伝播路推定用シンボル作成部12は、新しく作成した追加伝播路推定用シンボルのパターンに基づいて、追加伝播路推定用シンボルを1つ生成する(ステップS604)。そして、伝播路推定用シンボル作成部12は、新しく使用した追加伝播路推定用シンボルのパターンを記録する(ステップS604)。
ステップS608では、伝播路推定用シンボル作成部12が、生成したk’個の追加伝播路推定用シンボルをミッドアンブルとして使用するように設定する。そして、伝播路推定用シンボル作成部12は、OFDM送信装置100から送信される送信データに対応するシンボルに、k’個の追加伝播路推定用シンボルをミッドアンブルとして挿入する。
これにより複数の追加補正シンボルが使用できる場合は、あるアンテナからの信号に対して使用する補正シンボルが複数の帯域で送信されるようになり、より正確な補正が可能となる。k’=2とした場合を図18(a)に示す。この図において、追加伝播路推定用シンボルは、アンテナ1からの信号に対して使用する追加伝播路推定用シンボル85、アンテナ2からの信号に対して使用する追加伝播路推定用シンボル86、アンテナ3からの信号に対して使用する追加伝播路推定用シンボル87をそれぞれ2つずつ含んでいる。
上述した第6の実施形態によれば、OFDM送信装置100から送信されるデータに対する伝播路推定性能を高めることができるようになり、OFDM受信装置における受信性能を向上させることができる。
第5の実施形態や第6の実施形態では、追加伝播路推定用シンボルに各アンテナ用の補正シンボルを割り当てる際に帯域をアウトプットの本数で分割して使用していた。これに対して、本実施形態では、更に使用する帯域を細かく分割し、各アンテナが使用する追加伝播路推定用シンボルをインターリーブして割り当てることにより、各アンテナが使用する帯域をローテーションさせずに全帯域に渡って補正情報を得ることが可能となる。追加伝播路推定用シンボル82、83、84を使用することにより、12分割した場合の一例を図18(b)に示す。この図において、追加伝播路推定用シンボルは、アンテナ1からの信号に対して使用する追加伝播路推定用シンボル85、アンテナ2からの信号に対して使用する追加伝播路推定用シンボル86、アンテナ3からの信号に対して使用する追加伝播路推定用シンボル87をそれぞれ4つずつ含んでいる。
上述した第7の実施形態によれば、OFDM受信装置側ではインターリーブしてある補正情報を使用して補正情報を外挿することでデータシンボルが使用する帯域に渡って補正情報を得ることが可能となるため、より正確な補正をすることができる。
Claims (10)
- 複数のシンボルを利用して一定長のデータを送信するOFDM送信方法であって、
制御手段により、サブキャリアについて適応変調をした場合における前記一定長のデータに対応するシンボル数と、実送信データに使用するシンボル数から、前記一定長のデータに挿入するシンボル数である追加補正シンボル数を算出する第1のステップと、
伝播路推定シンボル作成手段により、前記制御手段が算出した追加補正シンボル数に基づいて、前記一定長のデータに対応するシンボルに対して伝播路の特性を推定するための補正シンボルを挿入する第2のステップと、
を有することを特徴とするOFDM送信方法。 - 複数のシンボルを利用して一定長のデータを送信するOFDM送信装置であって、
サブキャリアについて適応変調をした場合における前記一定長のデータに対応するシンボル数と、実送信データに使用するシンボル数から、挿入するシンボル数である追加補正シンボル数を算出する制御手段と、
前記制御手段が算出した追加補正シンボル数に基づいて、前記一定長のデータに対応するシンボルに対して伝播路の特性を推定するための補正シンボルを挿入する伝播路推定シンボル作成手段と、
を有することを特徴とするOFDM送信装置。 - 前記伝播路推定シンボル作成手段は、前記一定長のデータに対応するシンボルに対してプリアンブルによる補正シンボルを挿入することを特徴とする請求項2に記載のOFDM送信装置。
- 前記伝播路推定シンボル作成手段は、前記一定長のデータに対応するシンボルに対してミッドアンブルによる補正シンボルを挿入することを特徴とする請求項2に記載のOFDM送信装置。
- 前記伝播路推定シンボル作成手段は、前記一定長のデータに対応するシンボルに対してポストアンブルによる補正シンボルを挿入することを特徴とする請求項2に記載のOFDM送信装置。
- 前記伝播路推定シンボル作成手段は、前記一定長のデータに対応するシンボルに対してプリアンブル、ミッドアンブル、ポストアンブルのいずれかにより構成される少なくとも2つ以上の補正シンボルを挿入することを特徴とする請求項2に記載のOFDM送信装置。
- 前記伝播路推定シンボル作成手段は、前記一定長のデータの送信に使用するアンテナの本数に基づいて、前記追加補正シンボルを分割し、その分割した追加補正シンボルに基づいて、補正シンボルを前記一定長のデータに対応するシンボルに対して挿入することを特徴とする請求項2〜6のいずれかの項に記載のOFDM送信装置。
- 前記伝播路推定シンボル作成手段は、前記分割した追加補正シンボルに基づいて挿入する補正シンボルの挿入パターンを、前記分割した追加補正シンボルごとに変更することを特徴とする請求項7に記載のOFDM送信装置。
- 前記伝播路推定シンボル作成手段は、前記一定長のデータに対応するシンボルに対して補正シンボルを挿入する際に、前記アンテナの本数よりも多く前記追加補正シンボルを分割し、その分割した追加補正シンボルに基づいて、補正シンボルを前記一定長のデータに対応するシンボルに対してインターリーブして挿入することを特徴とする請求項7に記載のOFDM送信装置。
- 複数のシンボルを利用して一定長のデータを送信するOFDM送信プログラムであって、
サブキャリアについて適応変調をした場合における前記一定長のデータに対応するシンボル数と、実送信データに使用するシンボル数から、前記一定長のデータに挿入するシンボル数である追加補正シンボル数を算出する第1のステップと、
前記第1のステップで算出した追加補正シンボル数に基づいて、前記一定長のデータに対応するシンボルに対して伝播路の特性を推定するための補正シンボルを挿入する第2のステップと、
を有することを特徴とするOFDM送信プログラム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005039729A JP4425811B2 (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | Ofdm送信方法、ofdm送信装置及びofdm送信プログラム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2005039729A JP4425811B2 (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | Ofdm送信方法、ofdm送信装置及びofdm送信プログラム |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009253299A Division JP2010035212A (ja) | 2009-11-04 | 2009-11-04 | Ofdm送信方法 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2006229496A JP2006229496A (ja) | 2006-08-31 |
JP4425811B2 true JP4425811B2 (ja) | 2010-03-03 |
Family
ID=36990467
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005039729A Expired - Fee Related JP4425811B2 (ja) | 2005-02-16 | 2005-02-16 | Ofdm送信方法、ofdm送信装置及びofdm送信プログラム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4425811B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5062030B2 (ja) * | 2008-05-16 | 2012-10-31 | 株式会社デンソー | 無線通信システム、受信装置及び送信装置 |
JP6365353B2 (ja) * | 2015-03-05 | 2018-08-01 | 株式会社デンソー | Ofdm受信装置 |
-
2005
- 2005-02-16 JP JP2005039729A patent/JP4425811B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2006229496A (ja) | 2006-08-31 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US8571132B2 (en) | Constrained hopping in wireless communication systems | |
KR101239752B1 (ko) | 송신장치, 송신방법, 수신장치, 및 수신방법 | |
KR100996080B1 (ko) | 직교 주파수 분할 다중 방식을 사용하는 통신 시스템에서적응적 변조 및 코딩 제어 장치 및 방법 | |
JP4864008B2 (ja) | マルチセル直交周波数分割多元接続システムにおけるキャリア割り当て方法 | |
JP4907721B2 (ja) | トレーニング信号および情報ビットを割り当てるための無線通信方法および装置 | |
US8942079B2 (en) | Method and apparatus for mapping/demapping modulation symbols in a mobile communication system | |
US20050281226A1 (en) | Apparatus and method for feedback of channel quality information in communication systems using an OFDM scheme | |
US20070076587A1 (en) | Apparatus and method for transmitting/receiving packet data control channel in an OFDMA wireless communication system | |
JP2011015424A (ja) | Ofdmトランシーバのチャネル推定 | |
JP2008228279A (ja) | マルチキャリアベース伝送システムにおけるデータ伝送方法及びデータ伝送デバイス | |
JP4708899B2 (ja) | 制御情報グループ化制御装置、制御情報通知制御装置、無線機、およびマルチキャリア無線通信システムおよび制御情報グループ化制御方法 | |
US8064327B2 (en) | Adaptive data multiplexing method in OFDMA system and transmission/reception apparatus thereof | |
JP4405518B2 (ja) | Ofdm送信装置、ofdm通信システム及びofdm通信方法 | |
EP1742400A1 (en) | Multicarrier transmitter apparatus, multicarrier receiver apparatus, multicarrier transmitting method, and multicarrier receiving method | |
JP4425811B2 (ja) | Ofdm送信方法、ofdm送信装置及びofdm送信プログラム | |
JP2011229090A (ja) | プリアンブル信号生成装置、プリアンブル信号生成方法、プリアンブル信号生成プログラムおよびプリアンブル信号を記録した記録媒体 | |
JP2010035212A (ja) | Ofdm送信方法 | |
JP4964266B2 (ja) | 通信システム、移動局、基地局、送信制御方法および信号処理方法 | |
JP4964265B2 (ja) | 通信システム、移動局、基地局、送信制御方法および信号処理方法 | |
JP5779268B2 (ja) | 通信システム、移動局および信号処理方法 | |
JP2011182438A (ja) | 通信システム、移動局および信号処理方法 | |
JP2011160493A (ja) | 通信システム、移動局および信号処理方法 | |
KR20090046322A (ko) | 직교 주파수 분할 다중 통신 시스템에서의 제어 채널 신호송수신 방법 및 장치 | |
KR20090056102A (ko) | 직교 주파수 분할 다중 접속 시스템에서 인터리버를 위한자원 배치 방법 및 장치 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20070302 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20090528 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090609 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090714 |
|
A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20090804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20091104 |
|
A911 | Transfer of reconsideration by examiner before appeal (zenchi) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911 Effective date: 20091113 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091201 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091209 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121218 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |