JP4425402B2 - 加熱調理容器の蓋 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、熱湯に所定時間浸した後に湯切りすることにより調理される調理物(例えば、インスタント焼きそば)を収容しかつ調理するための加熱調理容器の蓋に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
この種の蓋の代表的な先行技術例としては、例えば、図8に示すものを挙げることができる。同図に示すように、この蓋101は、接着剤を介して貼り合わされた上下一対のシート102、103から成り、下面の周縁部が、調理物を収容したカップ状の容器本体(不図示)のフランジ状の口縁部に剥離可能にシールされ、一方の端部には、容器本体の口縁部から外方に向けて突出した突出部104が形成されている。
【0003】
上側のシート102には、突出部104と背反する側の端部を横断するように刻設された直線状の不連続な切込線105により剥離片106が区画形成されており、下側のシート103には、突出部104と背反する側の端部の周縁部に沿って、複数個の円形状の不連続な切込線107、107、・・・が間隔をおいて刻設されている。
【0004】
上側のシート102と下側のシート103は、切込線107、107、・・・の内側の部分が剥離しないように強接着され、それ以外の部分は剥離可能に弱接着されている。
【0005】
このような構成の蓋101は次のようにして使用される。まず、突出部104をつまんで蓋101を容器本体の口縁部から少し剥がし、容器本体内部に所定量の熱湯を注いだ後、突出部104を容器本体の口縁部の下側に折り曲げて容器本体の開口部を封閉する。そして、所定時間経過後、上側のシート102の剥離片106の一方の側端部を指でつまんで下側のシート103から少し剥がし、他方の側端部に向けて引っ張ると、剥離片106が切込線105に沿って切断されて下側のシート103から分離し、図9に示すように、下側のシート103の一部が露出する。
【0006】
このとき、下側のシート103における切込線107、107、・・・の内側の部分は剥離片106に強接着されているため、切込線107、107、・・・の内側の部分が剥離片106に引っ張られ、切込線107、107、・・・の不連続な部分が破断して切込線107、107、・・・の内側の部分が剥離片106とともに下側のシート103から分離する。
【0007】
これによって、切込線107、107の内側の部分が開口して湯切り口108、108、・・・が形成されるので、容器本体を傾けてその内部の湯を湯切り口108、108、・・・を介して外部に流出させ、調理物を湯切りする。そして、突出部104をつまんで蓋101を容器本体から剥離し、容器本体内の調理物に調味料をふりかけて調理物を食する。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
上述した従来の蓋101の場合、二枚のシートを貼り合わせた構造となっているため、コスト高であるという問題点が有った。また、切込線107の内側の部分と外側の部分とで異なる接着剤が塗布され、接着剤の塗布位置を精密に合わせないと湯切り口108が確実に形成されないため、信頼性に問題点が有った。
【0009】
本発明は、上述した問題点に鑑みてなされたものであって、その目的は、容易かつ安価に製造することができ、信頼性が高い加熱調理容器の蓋を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上述した目的を達成するために、本発明は、熱湯に所定時間浸した後に湯切りすることにより調理される調理物を収容しかつ調理するための加熱調理容器の蓋であって、
容器本体の口縁部に剥離可能にシールされ、湯切り口が形成されるシート状の蓋本体と、この蓋本体の湯切り口形成予定領域を覆うように前記蓋本体の表面に剥離可能に貼着されたタックラベルとから成り、
前記蓋本体は、前記湯切り口形成予定領域の周縁の一部に沿うように刻設された略U字形の第1の切込線と、この第1の切込線の両側辺の先端部と間隔をおいて対向するとともに前記湯切り切り口形成予定領域の周縁の一部に沿うように刻設された第2の切込線とを有し、
前記タックラベルは、前記第1の切込線の内側に形成された舌状片の先端部に対向する端部に形成されたツマミ部と、前記第1の切込線を覆うように形成された粘着剤層とを有し、
前記ツマミ部を指でつまんで前記タックラベルを前記蓋本体から剥離する際、前記湯切り口形成予定領域が前記タックラベルとともに前記蓋本体から分離して湯切り口が形成されるように成したことを特徴とするものである。
【0011】
なお、前記ツマミ部の裏面に剥離シートが貼り合わされていると、前記ツマミ部が前記蓋本体から持ち上がってつまみ易くなるので好ましい。
【0012】
また、前記蓋本体が前記湯切り口形成予定領域を複数個有し、各湯切り口形成予定領域に対してそれぞれ前記第1及び第2の切込線が刻設されていると、湯切り口が複数個形成され、湯切りに要する時間が短くなるので好ましい。
【0013】
なお、この場合、前記第2の切込線を、前記蓋本体の裏面側に設けられた熱接着性樹脂層を貫通するように前記蓋本体の裏面側から刻設されたハーフカット線とすると、複数個の湯切り口形成予定領域を近接して配置することができるので好ましい。
【0014】
また、この場合、前記蓋本体が表面側に紙から成る基材層を有するとともに前記ハーフカット線が前記基材層に達するように刻設され、前記蓋本体の表面側に、前記第2の切込線よりも前記タックラベルの剥離方向側に位置するとともに前記第2の切込線と略平行に延び、前記基材層を貫通するハーフカット線を刻設すると、前記タックラベルを剥離する際に前記基材層に層間剥離が生じても、このハーフカット線の位置で止めることができるので好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の具体的な実施形態を図面を参照しながら説明する。
図1は本発明の一実施形態である蓋1を備えた加熱調理容器の平面図、図2は図1の加熱調理容器の前面図、図3は図1のA−A’線断面図、図4は蓋本体2の平面図、図5は図4の要部拡大図、図6は湯切り口16が形成された蓋本体2の平面図、図7は本実施形態の加熱調理容器の使用方法の説明図である。
【0016】
本実施形態の加熱調理容器は、インスタント焼きそばを収容しかつ調理するためのものであり、図2に示すように、上面が開口したカップ状の容器本体301と、この容器本体301の開口部を封閉するように容器本体301の口縁部302に剥離可能にシールされた蓋体1とから成っている。容器本体301は合成樹脂射出成形品で、開口部の周囲に、全周にわたって外方に張り出したフランジ状の口縁部302を有している。
【0017】
図2に示すように、蓋1は、略円形のシート状の蓋本体2と、この蓋本体2の上面(表面)に剥離可能に貼着された略三角形状のタックラベル3とから成っている。なお、図2中のSは蓋1と容器本体301の口縁部302とのシール部であり、図面では一部を省いているが、全周にわたって形成されている。タックラベル3は、蓋1を容器本体301の口縁部302にシールする際に邪魔にならないよう、シール部Sの内側に設けられている。
【0018】
蓋本体2は、図3に示すように、例えば、79.1g/m2の片アート紙から成る基材層4の片面に、厚さ15μmのポリエチレンから成る第1の接着層5、厚さ6μmのアルミニウム箔から成る遮蔽層6、厚さ15μmのポリエチレンから成る第2の接着層7、厚さ30μmの熱接着性樹脂層8を順次積層したシートにより構成されている。
【0019】
図1に示すように、蓋本体2は、後端部側に、容器本体301の口縁部302から外方に向けて突出した突出部9を有しており、前端部側の周縁部に沿って、容器本体301の口縁部302よりも内側に位置するように、複数個の第1の切込線10と、複数個の第2の切込線11とが間隔をおいて刻設されている。
【0020】
図5に示すように、第1の切込線10は、蓋本体2の前端部側の周縁部に沿って所定間隔をおいて設定された複数個の略矩形状の湯切り口形成予定領域R(ハッチングで示す部分)の周縁の一部に沿うように刻設されており、蓋本体2の径方向外側に向けて開口した略U字形となっている。なお、第1の切込線10は、蓋本体2をその厚さ方向に貫通している。
【0021】
湯切り口形成予定領域Rの大きさは、湯切りの際に麺や具材が飛び出さず、かつ湯切り時間が長くならないよう、5mm×5mm程度に形成するのが好ましく、その個数は2〜5個程度が好ましい。
【0022】
一方、第2の切込線11は、第1の切込線10の両側辺の先端部と間隔をおいて対向するとともに、湯切り口形成予定領域Rの周縁の一部に沿うように刻設され、両端部は湯切り口形成予定領域Rの側方に延び、蓋本体2の内側に向けて略直角に屈曲している。なお、第2の切込線11は、蓋本体2の裏面側に設けられているため、破線で示されているが、不連続なものではなく、全長にわたって一定した深さの連続した切込線である。
【0023】
なお、本実施形態では、第2の切込線11は、図3に示すように、蓋本体2の下面(裏面)側から、熱接着性樹脂層8、第2の接着層7、遮蔽層6、第1の接着層5を貫通し、基材層4に達するように刻設されたハーフカット線となっているが、これに限られるものではない。即ち、第2の切込線11は、少なくとも、破断しにくい熱接着性樹脂層8(例えば、大日本樹脂T−EP7)を貫通するように刻設すればよい。
【0024】
なお、このように、第2の切込線11をハーフカット線とすることにより、隣接する第2の切込線11との間の距離を小さくすることができ、湯切り口形成予定領域R、R、・・・を近接して配置することができるため、効率の良い湯切りが可能となる。なお、湯切り口形成予定領域R、R、・・・間の距離が大きい場合や蓋本体2の剛性が高い場合等においては、第2の切込線11は、蓋本体2を貫通するように刻設することもできる。
【0025】
本実施形態における第1及び第2の切込線10、11の各部寸法は、図5に示すように、第1の切込線10の側辺の先端部と第2の切込線11の底辺との距離Aが1mm、第1の切込線10の両側辺の直線部分の長さBが1mm、第1の切込線10の半円状の部分の半径Cが2mm、第1の切込線10の側辺とこれに近接する第2の切込線11の端部との距離Dが1mm、第2の切込線11の両端の屈曲部の長さEが1mmとなっている。なお、第1及び第2の切込線10、11は、湯切り口形成予定領域Rの中心線CLの両側に左右対称となるように形成されている。
【0026】
なお、距離Aが長くなるほど熱接着性樹脂層8を引き裂く距離が長くなり、タックラベル3の剥離に要する力が大きくなるため、距離Aは1〜3mmであることが好ましい。また、距離Dは、第1の切込線10と第2の切込線11の位置ずれを吸収するため、1〜2mmに設定される。
【0027】
また、蓋本体2の上面には、タックラベル3と蓋本体2の周縁部との間に位置するとともに第2の切込線11、11、・・・と略平行に延び、基材層4を貫通する円弧状のハーフカット線12が刻設されている。
【0028】
タックラベル3は、図3に示すように、例えば、合成紙から成る基材層13の片面に、アクリルエマルジョン系の粘着剤やアクリル系の粘着剤から成る粘着剤層14、グラシン紙から成る剥離シート15を順次積層して成るシートにより構成されている。粘着剤層14は、蓋本体2の基材層4の層間剥離が生じにくく、かつ第1の切込線10の内側の舌片状の部分2aが確実に接着するよう、T字形剥離強度が100〜400g/15mm幅(引っ張り速度:300mm/min)程度のものを用いることが好ましい。
【0029】
図1に示すように、タックラベル3における蓋本体2の中心部側の端部には、ツマミ部3a(ハッチングで示す部分)が設けられており、剥離シート15は、ツマミ部3aの部分を除いて切除されている。この剥離シート15により、図3に示すように、ツマミ部3aが蓋本体2から浮き上がった状態となっており、つまみ易くなっている。
【0030】
なお、ツマミ部3aの裏面に剥離シート15を設ける代わりにツマミ部3aの裏面の粘着剤層14上に離型剤や剥離剤を塗工するようにしても良い。粘着剤層14は、ツマミ部3aを除く部分により、各湯切り口形成予定領域R、各第1の切込線10、及び各第2の切込線11を完全に覆うように形成されている。なお、タックラベル3を蓋本体2に貼着する際の位置ずれを吸収するため、タックラベル3は、その周縁が第1及び第2の切込線10、11から少なくとも2〜3mm程度離れて位置するように形成される。
【0031】
なお、タックラベル3が大きく位置ずれしても、少なくとも第1の切込線10がタックラベル3で覆われていれば容器本体301内に湿気が侵入しないとともに湯切り口形成予定領域Rがタックラベル3に引っ張られて湯切り口が形成される。したがって、本発明では、タックラベル3の蓋本体2に対する位置合わせがそれほど困難でなく、湯切り口を確実に形成することができる。
【0032】
次に、上述した構成の蓋1の作用を説明する。
まず、突出部9を指でつまんで蓋1を容器本体301の口縁部302から少し剥がし、容器本体301内部に所定量の熱湯を注いだ後、突出部9を容器本体301の口縁部302の下側に折り曲げて容器本体301の開口部を封閉する。
【0033】
そして、所定時間経過後、タックラベル3のツマミ部3aを指でつまんで蓋1の径方向外側に向けて引っ張ると、タックラベル3の粘着剤層14が蓋1の径方向内側から徐々に剥離してゆく。このとき、第1の切込線10の内側に形成された舌片状の部分2a(図5参照)が先端部側から捲り上げられ、蓋1の径方向外側に向けて引っ張られる。
【0034】
舌片状の部分2aがその基端部まで捲り上げられ、さらに、蓋1の径方向外側に引っ張られると、湯切り口形成予定領域Rの周縁における第1の切込線10と第2の切込線11の間の部分が破断し始め、破断が第2の切込線11に達すると、湯切り口形成予定領域Rが基材層4を介して蓋本体2につながった状態となり、さらに湯切り口形成予定領域Rが蓋1の径方向外側に引っ張られると、基材層4が第2の切込線11に沿って破断して湯切り口形成予定領域Rがタックラベル3とともに蓋本体2から分離する。
【0035】
なお、このとき、基材層4が第2の切込線11に沿って破断せず、基材層4に層間剥離が生じてタックラベル3の剥離方向に進行し、湯切り口形成予定領域Rが蓋本体2につながった状態が続くことが有るが、層間剥離がハーフカット線12の位置に達すると湯切り口形成予定領域Rが蓋本体2から分離する。したがって、外観が著しく損なわれることがない。
【0036】
湯切り口形成予定領域Rが切除されることにより、図6に示すように、蓋本体2に湯切り口16、16、・・・が形成される。そして、加熱調理容器を両手で持ち、図7に示すように、湯切り口16、16、・・・が下になるように加熱調理容器を傾けて容器本体301内の湯を湯切り口16、16、・・・を介して外部に流出させ、調理物を湯切りする。
【0037】
そして、湯切りが終了すると、蓋1の突出部9を指でつまんで蓋1を容器本体301から剥離し、容器本体301内の調理物に調味料をふりかけて食する。
【0038】
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
【0039】
【発明の効果】
本発明の蓋は、蓋本体が一枚のシートで構成されるため、安価に製造することができる。また、第1の切込線と第2の切込線をシビアに位置合わせする必要がなく、製造が容易である。さらに、タックラベルを蓋本体に対してシビアに位置合わせする必要が無く、湯切り口が確実に形成されるため、信頼性が高い。
【0040】
また、本発明の蓋は、ツマミ部の裏面に剥離シートが貼り合わされたことにより、ツマミ部が蓋本体から持ち上がってつまみ易いため、使い勝手が良い。
【0041】
また、本発明の蓋は、湯切り口が複数個形成されるため、湯切りに要する時間が短く、調理を短時間で行うことができる。
【0042】
また、本発明の蓋は、複数個の湯切り口形成予定領域を近接して配置することができるため、湯切りの確実性が向上する。
【0043】
また、本発明の蓋は、タックラベルを剥離する際に基材層に層間剥離が生じても、ハーフカット線の位置で止まるため、外観が著しく損なわれることがない。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態である蓋1を備えた加熱調理容器の平面図。
【図2】 図1の加熱調理容器の前面図。
【図3】 図1のA−A’線断面図。
【図4】 蓋本体2の平面図。
【図5】 図4の要部拡大図。
【図6】 湯切り口16が形成された蓋本体2の平面図。
【図7】 実施形態の加熱調理容器の使用方法の説明図。
【図8】 第1の先行技術例の蓋101の平面図。
【図9】 湯切り口108が形成された蓋101の平面図。
【符号の説明】
1 蓋
2 蓋本体
3 タックラベル
3a ツマミ部
4 基材層
8 熱接着性樹脂層
10 第1の切込線
11 第2の切込線
12 ハーフカット線
15 粘着剤層
16 湯切り口
R 湯切り口形成予定領域

Claims (3)

  1. 熱湯に所定時間浸した後に湯切りすることにより調理される調理物を収容しかつ調理するための加熱調理容器の蓋であって、
    容器本体の口縁部に剥離可能にシールされ、湯切り口が形成されるシート状の蓋本体と、この蓋本体の複数個の湯切り口形成予定領域を覆うように前記蓋本体の表面に剥離可能に貼着されたタックラベルとから成り、
    前記蓋本体は、湯切り口形成予定領域の周縁の一部に沿うようにそれぞれ刻設された略U字形の第1の切込線と、それぞれの第1の切込線の両側辺の先端部と間隔をおいて対向するとともに前記湯切り口形成予定領域の周縁の一部に沿うようにそれぞれ刻設された第2の切込線とを有し、
    前記第2の切込線が、前記蓋本体の裏面側に設けられた熱接着性樹脂層を貫通するように前記蓋本体の裏面側から刻設されたハーフカット線であり、
    前記タックラベルは、前記第1の切込線の内側に形成された舌状片の先端部に対向する端部に形成されたツマミ部と、前記第1の切込線を覆うように形成された粘着剤層とを有し、
    前記ツマミ部を指でつまんで前記タックラベルを前記蓋本体から剥離する際、前記湯切り口形成予定領域が前記タックラベルとともに前記蓋本体から分離して湯切り口が形成されるように成したことを特徴とする加熱調理容器の蓋。
  2. 前記蓋本体が表面側に紙から成る基材層を有するとともに前記ハーフカット線が前記基材層に達するように刻設され、前記蓋本体の表面側に、前記第2の切込線よりも前記タックラベルの剥離方向側に位置するとともに前記第2の切込線と略平行に延び、前記基材層を貫通するハーフカット線が刻設されたことを特徴とする請求項1に記載の加熱調理容器の蓋。
  3. 前記ツマミ部の裏面に剥離シートが貼り合わされたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の加熱調理容器の蓋。
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