JP4424943B2 - ブライトニング化粧料 - Google Patents

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Description

本発明は、皮膚外用剤に関し、更に詳細には、美白化粧料、取り分け、ブライトニング化粧料に好適な皮膚外用剤に関する。
肌の色が白いことは、日本においては古くから大きなメリットであり、「肌の白いは、百難隠す」ということわざが存するほど、この観念は一般化されている。この目的から種々の美白素材が開発され、商品に応用されている。この様な美白素材としては、例えば、アスコルビン酸誘導体、アルブチン、エラグ酸、4−メトキシサリチル酸、トラネキサム酸等が存する(例えば、非特許文献1を参照)。この様な美白素材に於いて課題となることは、過剰なメラニン産生抑制であり、メラニン産生を抑制しすぎて、肌の色が、不自然な白さになってしまうことを如何に制御するかと言うことである。前記美白成分の主たる副作用の一つに「白斑」が存することからも、このことは裏付けられる。一方、毛髪化粧料の分野においては、「ブリーチング」と「ブライトニング」の両立という概念が入されようになってきている(例えば、特許文献1を参照)。しかしながら、これまで皮膚化粧料の分野においてはブライトニング効果を有する化粧料素材は見つかっていないのが現状である。言い換えれば、これまでブリーチング化粧料素材或いはブリーチング化粧料は開発されてきたが、ブライトニング化粧料素材或いはブライトニング化粧料は開発されておらず、その開発が望まれていた。
一方、後記合物の一つである、センタウレイジンはセイヨウノコギリソウなどの、キク科ノコギリソウ属の植物に極少量含有されることが知られている(例えば、非特許文献2を参照)。又、セイヨウノコギリソウなどの、キク科ノコギリソウ属の植物が美白作用を有することは既に知られている(例えば、特許文献2、特許文献3、特許文献4を参照)。又、メラノサイトのデンドライトの伸長を抑制することにより、美白が達成されることも既に知られている(例えば、特許文献5、特許文献6を参照)。しかしながら、従来の美白剤とセンタウレイジン等の合物を組み合わせることは知られていないし、この様な組合せにより、過剰なメラニン産生を抑制し、自然な感じを維持しながら、美白作用を発揮する「ブライトニング」が具現化出来ることも全く知られていない。
特開平07−324021号公報 特開平08−104646号公報 特開平11−349435号公報 特開2001−316241号公報 特開2003−113027号公報 特開2003−81807号公報 武田ら監修「化粧品の有用性 評価技術の進歩と将来展望」、株式会社薬事日報社、2001年3月31日 Glasl S. et. al. , "Z. Naturforsch.", 2002, 57(11-12), 976-82
本発明は、この様な状況下為されたものであり、ブライトニング化粧料素材或いはブライトニング化粧料を提供することを課題とする。
この様な状況に鑑みて、本発明者らはブライトニング化粧料素材或いはブライトニング化粧料を求めて、鋭意研究努力を重ねた結果、従来の美白剤とセンタウレイジン等の合物を組み合わせることにより、この様な技術が具現化できることを見出し、発明を完成させるに至った。即ち、本発明は以下に示す技術に関するものである。
(1)1)センタウレイジン(Centaureidin)[5,7−ジヒドロキシ−3,6−ジメトキシ−2−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン又は3’,5,7−トリヒドロキシ−3,4’,6−トリメトキシフラボン]、5,7−ジヒドロキシ−3,6,8−トリメトキシ−2−(3,4,5−トリヒドロキシフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン、3,3’,5−トリエトキシ−4’,6,7−トリメトキシフラボン、並びに5,6−ジヒドロキシ−2−(5−ヒドロキシ−2,4−ジメトキシフェニル)−3,7−ジメトキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オンから選択される1種乃至は2種以上の化合物及び/又はその塩と、2)アスコルビン酸の配糖体及びその塩、ハイドロキノンの配糖体及びその塩、4−メチルサリチル酸及びその塩、並びにトラネキサム酸及びその塩から選択される1種乃至は2種以上とを含有し、前記合物及び/又はその塩の含有量が0.1mM以上であることを特徴とする、皮膚外用剤(但し、センタウレイジンとアスコルビン酸の配糖体及びその塩との併用の場合を除く)
(2)化合物及び/又はその塩の基源が、アゲラタム(Achillea. ageratum)、カーティラギネア(Achillea cartilaginea)、クラヴェナエ(Achillea clavenae)、キバナノコゴリソウ(Achillea. filipendula)、ミレフォリウム(Achillea millefolium)、ナナ(Achillea nana)、プターミカ(Achillea ptarmica)又はヒメノコギリソウ(Achillea
tomentosa)から選択されるキク科ノコギリソウ属(Achillea sp.)の植物のエキスであることを特徴とする、(1)に記載の皮膚外用剤。
(3)エキスが、植物体の地上部及び/又はその加工物を含水エタノールで抽出し、イオン交換樹脂に吸着させた後、非吸着部分を洗浄、除去し、しかる後エタノール溶出分を集め、溶剤除去して得たものであることを特徴とする、(2)に記載の皮膚外用剤。
(4)ブライトニング化粧料であることを特徴とする、(1)〜(3)何れか一に記載の皮膚外用剤
本発明によれば、過剰なメラニン産生を抑制し、自然な感じを維持しながら、美白作用を発揮する「ブライトニング」が具現化出来る。
(1)本発明の皮膚外用剤の必須成分である合物及び/又はその塩
本発明の皮膚外用剤は、センタウレイジン(化合物1)、5,7−ジヒドロキシ−3,6,8−トリメトキシ−2−(3,4,5−トリヒドロキシフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン(化合物2)、3,3’,5−トリエトキシ−4’,6,7−トリメトキシフラボン(化合物3)、並びに5,6−ジヒドロキシ−2−(5−ヒドロキシ−2,4−ジメトキシフェニル)−3,7−ジメトキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン(化合物4)から選択される1種乃至は2種以上の化合物及び/又はその塩を含有することを特徴とする。の様な化合物で特に好ましいものは、センタウレイジンである。また塩としては、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、トリエチルアミン塩等の有機アミン塩類、リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。かかる成分は、メラノサイトのデンドライトの伸長を抑制する作用を有し、かかる作用と通常のメラニン産生抑制作用の組合せにより、過剰にメラニンの産生を抑制することなく、美白効果を発揮するので自然な感じを喪失せずに、美白を具現化できる。この様な前記化合物及び/又はその塩を皮膚外用剤に含有させるには、植物体を処理して、溶媒抽出し、それを精製することにより、好適な濃度の前記化合物及び/又はその塩を含有するエキスを得ることが出来、かかるエキスを皮膚外用剤に含有させればよい。センタウレイジンであれば、キク科ノコギリソウ属の植物の地上部の抽出物を精製分画することにより得ることが出来る。セイヨウノコギリソウの抽出物としては、極性の高い溶剤によって抽出された抽出物が特に好ましく例示できる。極性の高い溶剤としては、ジエチルエーテル、イソプロピルエーテル、テトラヒドロフランなどのエーテル類、塩化メチレン、クロロホルムなどのハロゲン化炭化水素類、酢酸エチル、蟻酸メチルなどのエステル類、アセトンやメチルエチルケトン等のケトン類、アセトニトリルなどのニトリル類、1,3−ブタンジオール、エタノール、イソプロピルアルコールなどのアルコール類、水などが好ましく例示できる。これらの内では、アルコールが特に好ましい。抽出は、植物体に対して1〜10質量倍の溶剤を加え、室温であれば数日間、沸点付近の温度であれば数時間浸漬すればよい。抽出後は、必要に応じて、減圧濃縮などして溶剤を除去することが好ましい。溶剤除去した抽出物は、酢酸エチルと水で液液抽出したり、クロロホルムーメタノールを溶出溶媒とするシリカゲルカラムクロマトグラフィー等で精製したり、アルコール抽出物より溶媒を溜去した後、残査を水に分散させ、HP−20(三菱化成株式会社製)等のイオン交換樹脂を充填したカラムにチャージし、水洗した後、アルコールなどで溶出させ、溶剤溜去することにより、前記センタウレイジンを1〜20質量%含有するエキスを製造することが出来る。前記キク科ノコギリソウ属の植物としては、アゲラタム(Achillea. ageratum)、カーティラギネア(Achillea cartilaginea)、クラヴェナエ(Achillea clavenae)、キバナノコゴリソウ(Achillea. filipendula)、ミレフォリウム(Achil
lea millefolium)、ナナ(Achillea nana)、プターミカ(Achillea ptarmica)、ヒメノコギリソウ(Achillea tomentosa)等が存するが、これらの何れもがセンタウレイジンを極少量含有しているので、前記の如くの処理を行えば、同様にセンタウレイジンを1〜20質量%含有するエキスを製造することが出来る。5,7−ジヒドロキシ−3,6,8−トリメトキシ−2−(3,4,5−トリヒドロキシフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン(化合物2)、3,3’,5−トリエトキシ−4’,6,7−トリメトキシフラボン(化合物3)、或いは、5,6−ジヒドロキシ−2−(5−ヒドロキシ−2,4−ジメトキシフェニル)−3,7−ジメトキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オン(化合物4)については、基源植物を、キク科ノコギリソウ属の植物をキク科ヤグルマギク属の植物に代えることにより、同様に1〜10質量%含有するエキスを得ることが出来る。かかるエキスは、前記化合物及び/又はその塩の含有量が、製剤において、0.1mM以上になるような形態で含有することが好ましく、更に好ましくは0.5mM以上である。加えて、上限値としては、エキスとして10質量%以下、より好ましくは5質量%以下である。これは前記化合物及びその塩の含有量が少なすぎると効果を奏さない場合が存し、エキスが多すぎると、の安定性を損なう場合が存するからである。
(製造例1〜5)
表1に記す、キク科ノコギリソウ属の植物の地上部の乾燥物10Kgを細切し、エタノール50lを加えて、3時間加熱還流した。室温まで冷却した後、減圧濃縮し、これに1lの酢酸エチルと水を加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮した。残査を水に分散させた後、HP−20を充填したカラムにチャージし、水3lを流して洗浄した後、エタノール1lを流し、吸着成分を溶出させた。溶出液を減圧濃縮し、エキスを作成した。エキス中のセンタウレイジンの量はHPLCにより、標準物質を用いた絶対検量線により、定量した。
Figure 0004424943
(製造例6)
製造例3で得られたエキス1gを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒クロロホルム:メタノール=100:0→90:10)で更に精製して、センタウレイジン43mgを得た。
(製造例7)
製造例1と同様に、キク科ヤグルマギク属のヤグルマギクの地上部の乾燥物10Kgを細切し、エタノール50lを加えて、3時間加熱還流した。室温まで冷却した後、減圧濃縮し、これに1lの酢酸エチルと水を加え、液液抽出を行い、酢酸エチル相をとり、減圧濃縮した。残査を水に分散させた後、HP−20を充填したカラムにチャージし、水3lを流して洗浄した後、エタノール1lを流し、吸着成分を溶出させた。溶出液を減圧濃縮し、エキスを得た。このエキス1gを、シリカゲルカラムクロマトグラフィー(溶出溶媒クロロホルム:メタノール=100:0→90:10)で更に精製して、化合物2を71mg、化合物3を10.6mg及び化合物4を59.1mg得た。
(2)本発明の皮膚外用剤の必須成分であるアスコルビン酸の配糖体及びその塩、ハイドロキノンの配糖体及びその塩、4−メチルサリチル酸及びその塩、並びにトラネキサム酸及びその
本発明の皮膚外用剤は、アスコルビン酸の配糖体及びその塩、ハイドロキノンの配糖体及びその塩、4−メチルサリチル酸及びその塩、並びにトラネキサム酸及びそのから選択される1種乃至は2種以上を含有することを特徴とする。これらの成分は何れもメラニン産生抑制作用を有する物質である。アスコルビン酸の配糖体としては、例えば、グルコシドなどが例示できる。アスコルビン酸の配糖体の中で、特に好ましいものは、アスコルビン酸−2−グルコシドである。
ハイドロキノンの配糖体としては、ハイドロキノングルコシド、ハイドロキノンアラビノシド、ハイドロキノンガラクトシド、ハイドロキノンラムノシド、ハイドロキノンマルトシドなどが好適に例示でき、中でも、ハイドロキノン−β−D−グルコシド(アルブチン)が特に好適に例示できる。
かかる化合物の塩としては、生理的に許容できるものであれば特段の限定はなく、例えば、ナトリウム塩、カリウム塩等のアルカリ金属塩、カルシウム、マグネシウム等のアルカリ土類金属塩、アンモニウム塩、トリエタノールアミン塩、トリエチルアミン塩等の有機アミン塩類、リジン塩、アルギニン塩等の塩基性アミノ酸塩等が好ましく例示できる。特に好ましいものは、カリウム塩、ナトリウム塩乃至はマグネシウム塩である。
本発明の皮膚外用剤においては、かかるアスコルビン酸の配糖体及びその塩、ハイドロキノンの配糖体及びその塩、4−メチルサリチル酸及びその塩、並びにトラネキサム酸及びその塩は、唯一種を含有することも出来るし、二種以上を組み合わせて含有することも出来る。本発明の皮膚外用剤に於ける、かかる成分の好ましい含有量は、総量で、皮膚外用剤全量に対して0.05〜10質量%であり、更に好ましくは、0.1〜5質量%である。
(3)本発明の皮膚外用剤
本発明の皮膚外用剤は、前記化合物及び/又はその塩と、2)アスコルビン酸の配糖体及びその塩、ハイドロキノンの配糖体及びその塩、4−メチルサリチル酸及びその塩、並びにトラネキサム酸及びその塩から選択される1種乃至は2種以上とを含有することを特徴とする(但し、センタウレイジンとアスコルビン酸の配糖体及びその塩との併用の場合を除く)。本発明の皮膚外用剤においては、かかる成分以外に、通常皮膚外用剤で使用される任意成分を含有することが出来る。この様な任意成分としては、例えば、マカデミアナッツ油、アボガド油、トウモロコシ油、オリーブ油、ナタネ油、ゴマ油、ヒマシ油、サフラワー油、綿実油、ホホバ油、ヤシ油、パーム油、液状ラノリン、硬化ヤシ油、硬化油、モクロウ、硬化ヒマシ油、ミツロウ、キャンデリラロウ、カルナウバロウ、イボタロウ、ラノリン、還元ラノリン、硬質ラノリン、ホホバロウ等のオイル、ワックス類、流動パラフィン、スクワラン、プリスタン、オゾケライト、パラフィン、セレシン、ワセリン、マイクロクリスタリンワックス等の炭化水素類、オレイン酸、イソステアリン酸、ラウリン酸、ミリスチン酸、パルミチン酸、ステアリン酸、ベヘン酸、ウンデシレン酸等の高級脂肪酸類、セチルアルコール、ステアリルアルコール、イソステアリルアルコール、ベヘニルアルコール、オクチルドデカノール、ミリスチルアルコール、セトステアリルアルコール等の高級アルコール等、イソオクタン酸セチル、ミリスチン酸イソプロピル、イソステアリン酸ヘキシルデシル、アジピン酸ジイソプロピル、セバチン酸ジ−2−エチルヘキシル、乳酸セチル、リンゴ酸ジイソステアリル、ジ−2−エチルヘキサン酸エチレングリコール、ジカプリン酸ネオペンチルグリコール、ジ−2−ヘプチルウンデカン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸グリセリン、トリ−2−エチルヘキサン酸トリメチロールプロパン、トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン、テトラ−2−エチルヘキサン酸ペンタンエリトリット等の合成エステル油類、ジメチルポリシロキサン、メチルフェニルポリシロキサン、ジフェニルポリシロキサン等の鎖状ポリシロキサン、オクタメチルシクロテトラシロキサン、デカメチルシクロペンタシロキサン、ドデカメチルシクロヘキサンシロキサン等の環状ポリシロキサン、アミノ変性ポリシロキサン、ポリエーテル変性ポリシロキサン、アルキル変性ポリシロキサン、フッ素変性ポリシロキサン等の変性ポリシロキサン等のシリコーン油等の油剤類、脂肪酸セッケン(ラウリン酸ナトリウム、パル
ミチン酸ナトリウム等)、ラウリル硫酸カリウム、アルキル硫酸トリエタノールアミンエーテル等のアニオン界面活性剤類、塩化ステアリルトリメチルアンモニウム、塩化ベンザルコニウム、ラウリルアミンオキサイド等のカチオン界面活性剤類、イミダゾリン系両性界面活性剤(2−ココイル−2−イミダゾリニウムヒドロキサイド−1−カルボキシエチロキシ2ナトリウム塩等)、ベタイン系界面活性剤(アルキルベタイン、アミドベタイン、スルホベタイン等)、アシルメチルタウリン等の両性界面活性剤類、ソルビタン脂肪酸エステル類(ソルビタンモノステアレート、セスキオレイン酸ソルビタン等)、グリセリン脂肪酸類(モノステアリン酸グリセリン等)、プロピレングリコール脂肪酸エステル類(モノステアリン酸プロピレングリコール等)、硬化ヒマシ油誘導体、グリセリンアルキルエーテル、POEソルビタン脂肪酸エステル類(POEソルビタンモノオレエート、モノステアリン酸ポリオキエチレンソルビタン等)、POEソルビット脂肪酸エステル類(POE−ソルビットモノラウレート等)、POEグリセリン脂肪酸エステル類(POE−グリセリンモノイソステアレート等)、POE脂肪酸エステル類(ポリエチレングリコールモノオレート、POEジステアレート等)、POEアルキルエーテル類(POE2−オクチルドデシルエーテル等)、POEアルキルフェニルエーテル類(POEノニルフェニルエーテル等)、プルロニック型類、POE・POPアルキルエーテル類(POE・POP2−デシルテトラデシルエーテル等)、テトロニック類、POEヒマシ油・硬化ヒマシ油誘導体(POEヒマシ油、POE硬化ヒマシ油等)、ショ糖脂肪酸エステル、アルキルグルコシド等の非イオン界面活性剤類、ポリエチレングリコール、グリセリン、1,3−ブチレングリコール、エリスリトール、ソルビトール、キシリトール、マルチトール、プロピレングリコール、ジプロピレングリコール、ジグリセリン、イソプレングリコール、1,2−ペンタンジオール、1,2−ヘキシレングリコール、1,2−オクタンジオール等の多価アルコール類、ピロリドンカルボン酸ナトリウム、乳酸、乳酸ナトリウム等の保湿成分類、グアガム、クインスシード、カラギーナン、ガラクタン、アラビアガム、ペクチン、マンナン、デンプン、キサンタンガム、カードラン、メチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、メチルヒドロキシプロピルセルロース、コンドロイチン硫酸、デルマタン硫酸、グリコーゲン、ヘパラン硫酸、ヒアルロン酸、ヒアルロン酸ナトリウム、トラガントガム、ケラタン硫酸、コンドロイチン、ムコイチン硫酸、ヒドロキシエチルグアガム、カルボキシメチルグアガム、デキストラン、ケラト硫酸,ローカストビーンガム,サクシノグルカン,カロニン酸,キチン,キトサン、カルボキシメチルキチン、寒天、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、カルボキシビニルポリマー、ポリアクリル酸ナトリウム、ポリエチレングリコール、ベントナイト等の増粘剤、表面を処理されていても良い、マイカ、タルク、カオリン、合成雲母、炭酸カルシウム、炭酸マグネシウム、無水ケイ酸(シリカ)、酸化アルミニウム、硫酸バリウム等の粉体類、表面を処理されていても良い、ベンガラ、黄酸化鉄、黒酸化鉄、酸化コバルト、群青、紺青、酸化チタン、酸化亜鉛の無機顔料類、表面を処理されていても良い、雲母チタン、魚燐箔、オキシ塩化ビスマス等のパール剤類、レーキ化されていても良い赤色202号、赤色228号、赤色226号、黄色4号、青色404号、黄色5号、赤色505号、赤色230号、赤色223号、橙色201号、赤色213号、黄色204号、黄色203号、青色1号、緑色201号、紫色201号、赤色204号等の有機色素類、ポリエチレン末、ポリメタクリル酸メチル、ナイロン粉末、オルガノポリシロキサンエラストマー等の有機粉体類、パラアミノ安息香酸系紫外線吸収剤、アントラニル酸系紫外線吸収剤、サリチル酸系紫外線吸収剤(但し、4−メトキシサリチル酸は含まない)、桂皮酸系紫外線吸収剤、ベンゾフェノン系紫外線吸収剤、2−(2’−ヒドロキシ−5’−t−オクチルフェニル)ベンゾトリアゾール、4−メトキシ−4’−t−ブチルジベンゾイルメタン等の紫外線吸収剤類、エタノール、イソプロパノール等の低級アルコール類、ビタミンA又はその誘導体、ビタミンB6塩酸塩,ビタミンB6トリパルミテート,ビタミンB6ジオクタノエート,ビタミンB2又はその誘導体,ビタミンB12,ビタミンB15又はその誘導体等のビタミンB類、α−トコフェロール,β−トコフェロール,γ−トコフェロール,ビタミンEアセテート等のビタミンE類、ビタミンD類、ビタミンH、パントテン酸
、パンテチン、ピロロキノリンキノン等のビタミンC以外のビタミン類などが好ましく例示できる。本発明の皮膚外用剤は、かかる必須成分と任意成分とを常法に従って処理することにより製造することが出来る。
本発明の皮膚外用剤としては、皮膚に外用で投与する形態の種類の組成物であれば特段の限定無く適用することが出来、例えば、皮膚外用医薬、化粧料、雑貨などが好適に例示でき、化粧料に適用することが特に好ましい。化粧料としては、美白化粧料が好ましく、美白化粧料では所謂ブライトニング化粧料が特に好ましい。これは、本発明の皮膚外用剤の持っている、自然に見える美白作用(ブライトニング作用)という特徴のためである。
以下に、実施例を挙げて本発明について更に詳細に説明を加えるが、本発明が、かかる実施例にのみ限定されないことは言うまでもない。
<試験例1>デンドライトの伸長抑制作用
以下に示す方法に従って、ヒトメラノサイトを用いて、伸長抑制作用を調べた。
(試薬類)
細胞・培地・増殖添加剤はクラボウより購入した
(細胞)正常ヒトメラノサイト
(培地)基礎培地:Medium 154S
(試薬)増殖添加剤:ウシ脳下垂体抽出液(BPE)(培地中の最終濃度 0.4% v/v)、ウシ胎児血清(FBS)(培地中の最終濃度 0.5% v/v)、ヒト組換え型塩基性繊維芽細胞増殖因子(rFGF-B)(培地中の最終濃度 3 ng/ml)、ハイドロコーチゾン(培地中の最終濃度 0.18 mg/ml)、インスリン(培地中の最終濃度 5 mg/ml)、トランスフェリン(培地中の最終濃度 5 mg/ml)、PMA(培地中の最終濃度 10 ng/ml)、ヘパリン(培地中の最終濃度
3 mg/ml)、PSA溶液(ペニシリン濃度50,000 Unit/ml、ストレプトマイシン濃度50 mg/ml、アンフォテリシンB濃度12.5 mg/mlの混合溶液。培地500 mlに対して1 ml添加。)
培地は、試薬を基礎培地に添加した増殖用培地を使用した。
(方法)
・正常ヒトメラノサイトを48穴マイクロプレートに播種した。(3000cells/well,198μl)
・24時間後に0mM、0.1mM、0.5mM、1mMとなるように製造例6で製造したセンタウレイジンをジメチルスルホキシド(DMSO)に溶解させ、サンプル溶液とし、これを1μlに培地9μlを添加し、この2μlをマイクロプレートに添加した。
・サンプル添加24時間後にデンドライト伸長抑制を観察した。
(結果)
結果を、デンドライトの長さとして、表2に示す。コントロールでは増殖因子の添加効果によってデンドライト伸長しているが、センタウレイジン添加群では伸長が抑制されていることがわかる。この傾向は0.5mMを境に特に顕著であり、至適センタウレイジン濃度は、0.5mM以上であることが判る。
Figure 0004424943
<試験例2>
試験例1と同様に、製造例1〜5で作成したエキスを用いて、センタウレイジンの濃度が0.5mMになるように調整して、デンドライトの伸長抑制作用を調べた。結果を表3に示す。これより、エキスの形であっても、センタウレイジンの所定量が確保できれば、デンドライトの伸長抑制作用を得られることが判る。
Figure 0004424943
<試験例3>
試験例1と同様に化合物2〜4についても終濃度0.5mMの条件でデンドライトの伸長抑制作用を調べた。結果を表4に示す。これより化合物2〜4は、ンドライトの伸長抑制作用を有することが判る。
Figure 0004424943
<試験例4>
本願発明に係る化合物と、メラニン産生抑制剤の併用の効果を、メラノーマB−16細胞を用いて検討した。即ち、B−16細胞は15%FBS加MEMで5%炭酸ガス条件で48時間前培養し用いた。ウェルに5×105個/mlのドーズで細胞を播き、センタウレイジンと各種濃度のアルブチンを加え、48時間培養し、遠心分離で細胞を集め、培地で2回洗浄した後、細胞の色と数をスコアを用いて判定した。判定の対象としては、センタウレイジンもアルブチンも加えずに培養したものを対照に用い、色は、スコア0:対照と同じ、スコア1:対照よりやや薄い、スコア2:対照より明らかに薄い、スコア3:細胞が殆ど白い、スコア4:細胞が白い、の基準で、細胞数は、スコア0:細胞が殆ど死滅、スコア1:細胞が9割方死滅、スコア2:細胞が半分程度死滅、スコア3:細胞が少し死滅、スコア4:細胞数が対照と変わらない、の基準で判定を行った。結果を表5に示す。これより、センタウレイジンが存在することにより、細胞死が抑制され、この細胞死の原因である、過度のメラニン産生抑制も抑えられることがわかる。この様な作用はセンタウレイジンのメラノサイトのデンドライト抑制作用と良く一致している。
Figure 0004424943
参考例1>
以下に示す処方に従って、膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水1を得た。同様にして、化粧水1のセンタウレイジンを水に置換した比較例1の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料1で、左半顔を比較例1で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5 質量部
センタウレイジン 0.05質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1 質量部
エタノール 5 質量部
アスコルビン酸−2−グルコシド 1.95質量部
<実施例2>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水2を得た。同様にして、化粧水1のセンタウレイジンを水に置換した比較例2の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料2で、左半顔を比較例2で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、本発明の皮膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5質量部
センタウレイジン 0.05質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量部
エタノール 5 質量部
ハイドロキノン−β−グルコシド 1.95質量部
<実施例3>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水3を得た。同様にして、化粧水3のセンタウレイジンを水に置換した比較例3の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料3で、左半顔を比較例3で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、本発明の皮膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5質量部
センタウレイジン 0.05質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量部
エタノール 5 質量部
4−メトキシサリチル酸ナトリウム 1.95質量部
<実施例4>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水4を得た。同様にして、化粧水4のセンタウレイジンを水に置換した比較例4の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料4で、左半顔を比較例4で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、本発明の皮膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5質量部
センタウレイジン 0.05質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量部
エタノール 5 質量部
トラネキサム酸ナトリウム 1.95質量部
参考例5>
以下に示す処方に従って、膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水5を得た。同様にして、化粧水5の製造例3のエキスを水に置換した比較例5の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料5で、左半顔を比較例5で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5 質量部
製造例3のエキス 0.15質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1 質量部
エタノール 5 質量部
アスコルビン酸−2−グルコシド 1.85質量部
<実施例6>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水6を得た。同様にして、化粧水6の化合物2を水に置換した比較例6の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料6で、左半顔を比較例1で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、本発明の皮膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5質量部
化合物2 0.05質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量部
エタノール 5 質量部
アスコルビン酸−2−グルコシド 1.95質量部
<実施例7>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水7を得た。同様にして、化粧水7の化合物3を水に置換した比較例7の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料7で、左半顔を比較例7で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、本発明の皮膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5質量部
化合物3 0.05質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量部
エタノール 5 質量部
アスコルビン酸−2−グルコシド 1.95質量部
<実施例8>
以下に示す処方に従って、本発明の皮膚外用剤である化粧料を作成した。即ち、処方成分を80℃に加熱し、攪拌、可溶化し、攪拌冷却して化粧水8を得た。同様にして、化粧水8の化合物4を水に置換した比較例8の化粧水を作成し、ボランティアのパネラー5名に渡し、右半顔を化粧料8で、左半顔を比較例8で、1日2回、80日間連日使用してもらい、左右のどちら側の方が好ましいかを、使用テスト終了後に問うた。結果は5名とも右側と答えた。理由は自然な美しさと言うことであった。これより、本発明の皮膚外用剤が自然な感じを与える美白作用を有し、ブライトニング化粧料として好適であることが判る。
1,2−ヘキサンジオール 3 質量部
1,3−ブタンジオール 5 質量部
グリセリン 2 質量部
フェノキシエタノール 0.5質量部
化合物4 0.05質量部
ポリオキシエチレン硬化ヒマシ油 0.1質量部
エタノール 5 質量部
アスコルビン酸−2−グルコシド 1.95質量部
本発明は、自然な美しさを具現化する美白化粧料に応用できる。

Claims (4)

  1. 1)センタウレイジン(Centaureidin)[5,7−ジヒドロキシ−3,6−ジメトキシ−2−(3−ヒドロキシ−4−メトキシフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン又は3’,5,7−トリヒドロキシ−3,4’,6−トリメトキシフラボン]、5,7−ジヒドロキシ−3,6,8−トリメトキシ−2−(3,4,5−トリヒドロキシフェニル)−4H−1−ベンゾピラン−4−オン、3,3’,5−トリエトキシ−4’,6,7−トリメトキシフラボン、並びに5,6−ジヒドロキシ−2−(5−ヒドロキシ−2,4−ジメトキシフェニル)−3,7−ジメトキシ−4H−1−ベンゾピラン−4−オンから選択される1種乃至は2種以上の化合物及び/又はその塩と、2)アスコルビン酸の配糖体及びその塩、ハイドロキノンの配糖体及びその塩、4−メチルサリチル酸及びその塩、並びにトラネキサム酸及びその塩から選択される1種乃至は2種以上とを含有し、前記合物及び/又はその塩の含有量が0.1mM以上であることを特徴とする、皮膚外用剤(但し、センタウレイジンとアスコルビン酸の配糖体及びその塩との併用の場合を除く)
  2. 前記化合物及び/又はその塩の基源が、アゲラタム(Achillea. ageratum)、カーティラギネア(Achillea cartilaginea)、クラヴェナエ(Achillea clavenae)、キバナノコゴリソウ(Achillea. filipendula)、ミレフォリウム(Achillea millefolium)、ナナ(Achillea nana)、プターミカ(Achillea ptarmica)又はヒメノコギリソウ(Achillea
    tomentosa)から選択されるキク科ノコギリソウ属(Achillea sp.)の植物のエキスであることを特徴とする、請求項1に記載の皮膚外用剤。
  3. エキスが、植物体の地上部及び/又はその加工物を含水エタノールで抽出し、イオン交換樹脂に吸着させた後、非吸着部分を洗浄、除去し、しかる後エタノール溶出分を集め、溶剤除去して得たものであることを特徴とする、請求項に記載の皮膚外用剤。
  4. ブライトニング化粧料であることを特徴とする、請求項1〜何れか1項に記載の皮膚外用剤。
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