JP4423728B2 - データ伝送装置及び方法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、所定のソフトウェア処理を行うソフトウェア処理装置と所定のハードウェア処理を行うハードウェア処理装置との間でパケットデータを伝送するデータ伝送装置及び方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
企業等においては、複数のパーソナルコンピュータ等の端末をイーサネット等のLAN(Local Area Netwaork )で接続し、端末間で相互に情報のやり取りが行われている。LANにおいては、一般にパケットと呼ばれる単位で情報がやり取りされる。このパケットには、IP(Internet Protocol )パケット、ARP(Address Resolution Protocol )パケット、NHRP(Next Hop Resolution Protocol)パケット等の種別がある。また、パケットは、そのパケット種別毎にフォーマット(パケットフォーマット)が定められている。このパケットフォーマットに基づいて、パケットの属性を認識することができる。
【0003】
ところで、上述したパケットを処理する各種のデータ処理装置は、一般に、高速な処理を行う機能をハードウェア処理装置(H/W)で実現し、複雑な処理を行う機能をソフトウェア処理装置(S/W)で実現するように構成されている。このため、H/WとS/Wの間でパケットをやり取りする必要がある。データ伝送装置は、このようなデータ処理装置内部においてH/WとS/Wの間のパケットのやり取りを行うものである。
【0004】
図4は、従来のデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。同図に示すデータ伝送装置400は、データバス401、CPU410、アドレスバス411、入出力信号バス412、集積回路(LSI)420、アドレスデコーダ430、チップセレクト信号バス431、FIFO(First In First Out)メモリ440を含んで構成されている。このデータ伝送装置400は、CPU410をS/W、LSI420をH/Wとしており、データバス401を介してLSI420からCPU410にパケットデータを伝送するものである。なお、データバス401は、16ビットのデータを並列に伝送可能な16ビット幅の伝送路である。
【0005】
以下、図5に示すパケットデータ伝送時のタイムチャートに従って、LSI420からCPU410にパケットデータを伝送する際の動作を説明する。CPU410は、読み出し信号を入出力信号バス412へ伝送する。LSI420は、読み出し信号が伝送される毎に、パケットデータを8ビット(1ワード)単位で並列にデータバス401へ伝送すると共に、この8ビット単位のパケットデータの伝送に同期して、パケットデータの先頭を識別するための2ビットのデータ(パケット状態信号)をデータバス401へ伝送する。図4に示すようにパケット状態信号は、パケットデータの先頭ワード(D1)が伝送される時に「1」、2ワード目以降が伝送される時に「0」を示すようになっている。従って、データバス401には、1ワード分のパケットデータと1ビットのパケット状態信号が並列に伝送されることになる。データバス401に伝送されたパケットデータ及びパケット状態信号は、FIFOメモリ440に格納される。
【0006】
一方、CPU410は、所定の割り込み信号等を受信することにより、FIFOメモリ440にパケットデータ及びパケット状態信号が格納されたことを認識し、FIFOメモリ430から1ワードずつパケットデータを読み出すと共に、この1ワード分のパケットデータに対応するパケット状態信号を読み出す。このように、CPU410は、パケットデータと共にパケット状態信号を読み出すことにより、パケットデータの先頭を認識することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、一般にパケットデータは、8ビット(1ワード)単位にその内容が区切られている。このため、パケットデータを処理する際は、任意のビット単位で処理するよりも8の整数倍のビット単位で処理する方が回路やプログラムが複雑にならずに済む。上述したデータ伝送装置400において、パケットデータを8ビット単位で伝送するのは、このような理由による。
【0008】
一方、データバスは、一般に8の整数倍の本数の信号線を有している。このため、データバスをパケットデータの伝送のみに用いることができれば、全ての信号線が使用されることになる。しかし、上述したように、データバスにはパケットデータと共にパケット状態信号が伝送されるため、一部の信号線が使用されず、パケットデータの伝送効率が低下していた。
【0009】
例えば、データ伝送装置400においては、データバス401は、16本の信号線を有しているため、このデータバス401をパケットデータの伝送のみに用いることができれば、2ワード単位でパケットデータを伝送することができる。しかし、データバス401にはパケットデータと共に2ビットのパケット状態信号が伝送されるため、一部の信号線が使用されず、1ワード単位でしかパケットデータを伝送することができなかった。このため、パケットデータの伝送効率を向上させることが要求されていた。
【0010】
本発明の目的は、上記従来の問題点を解決し、パケットデータの伝送効率を向上させたデータ伝送装置を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため、本発明のデータ伝送装置は、パケットデータを処理する第1の処理装置と、パケットデータを処理する第2の処理装置との間で、前記パケットデータを伝送するものであり、前記第1の処理装置から前記第2の処理装置へ伝送されるnビットのパケットデータのビット列を一時的に格納するn+mビット幅の格納手段と、前記第1の処理装置と前記格納手段との間で前記nビットのパケットデータのビット列を伝送可能にするnビット幅の第1のバスと、前記格納手段と前記第2の処理装置との間で前記nビットのパケットデータのビット列を伝送可能にするnビット幅のnビット幅の第2のバスと、前記第1の処理装置に設けられ、前記nビットのパケットデータのビット列が前記パケットデータの先頭であるか否かを識別するために用いるmビットの情報ビットを生成する情報ビット生成手段と、前記情報ビット生成手段から前記格納手段に、nビットのパケットデータのビット列毎に、前記情報ビットを対応させて入力する情報ビット入力手段と、前記格納手段から前記第2のバスへ伝送される先頭の前記nビットのパケットデータのビット列に含まれる所定ビットを、先頭を示す前記情報ビットに置き換える一方、それ以外のビット列についてはビットの置き換えをしないビット置き換え手段と、前記第2のバスを介して前記第2の処理装置に伝送された前記nビットのパケットデータのビット列から前記情報ビットを抽出して、該情報ビットから前記nビットのパケットデータのビット列の先頭位置を検出するパケット位置検出手段とを備えて構成される。
【0012】
特に、前記パケットデータの先頭に対応する前記nビットのパケットデータのビット列は、前記パケットデータのパケット長を含むことが好ましい。
【0013】
また、本発明のデータ伝送方法は、前記第1の処理装置から前記第2の処理装置へ伝送される前記nビットのパケットデータのビット列を一時的に前記格納手段に格納する第1の手順と、前記第1の処理装置に設けられ、前記nビットのパケットデータのビット列が前記パケットデータの先頭であるか否かを識別するために用いるmビットの情報ビットを生成する第2の手順と、前記情報ビット生成手段から前記格納手段に、nビットのパケットデータのビット列毎に、前記情報ビットを対応させて入力する第3の手順と、前記格納手段から前記第2のバスへ伝送される先頭の前記nビットのパケットデータのビット列に含まれる所定ビットを、先頭を示す前記情報ビットに置き換える一方、それ以外のビット列についてはビットの置き換えをしない第4の手順と、前記第2のバスを介して前記第2の処理装置に伝送された前記nビットのパケットデータのビット列から前記情報ビットを抽出して、該情報ビットから前記nビットのパケットデータのビット列の先頭位置を検出する第5の手順とを備えて構成される。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、図示した一実施形態に基いて本発明を詳細に説明する。図1は、本発明に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。同図に示すデータ伝送装置100は、データバス101a、101b、101c、101d、CPU110、アドレスバス111、入出力信号バス112、アドレスデコーダ120、チップセレクト信号バス121、LSI130、制御情報生成回路131、パケット状態信号バス132、セレクタ133、セレクタ制御信号バス134を含んで構成されている。このデータ伝送装置100は、CPU110をS/W、LSI1130をH/Wとしており、データバス101a、101b、101cを介してLSI130からCPU110へパケットデータを伝送するものである。なお、以下においては、パケットデータの最上位ビットは無内容であり、2ビット目〜8ビット目はパケットデータの長さ(パケット長)を示しているものとする。
【0015】
データバス101aは、LSI130からFIFOメモリ140へのパケットデータの伝送を可能にするものであり、16ビットのデータを並列に伝送可能な16ビット幅の伝送路である。一方、データバス101b及びデータバス101cは、FIFOメモリ140からCPU110へのパケットデータの伝送を可能にするものである。データバス101bは、15ビットのデータを並列に伝送可能な15ビット幅の伝送路である。また、データバス101cは、1ビット幅の伝送路である。また、データバス101dは、CPU110からLSI130へのデータの伝送を可能にするものである。
【0016】
CPU110は、LSI130から伝送されるパケットデータに対して、所定のソフトウェア処理を行う。また、CPU110は、パケットデータの伝送において、データ伝送装置100全体の制御を行う。具体的には、CPU110は、LSI130からCPU110へのパケットデータの伝送を開始する際には、その伝送に先立って、書き込み信号を入出力信号バス112に伝送し、制御情報生成回路131に割り当てられたアドレス「B」をアドレスバス111へ伝送すると共に、パケットデータの伝送を開始する旨のデータ「X」をデータバス101dへ伝送する。そして、LSI130からCPU110へのパケットデータの伝送時においては、CPU110は、読み出し信号を入出力信号バス112に伝送すると共に、FIFOメモリ140に割り当てられたアドレス「A」をアドレスバス111へ伝送する。アドレス「A」やアドレス「B」は、アドレスデコーダ120に取り込まれる。また、パケットデータの伝送を開始する旨のデータ「X」は、制御情報生成回路131に取り込まれる。
【0017】
アドレスデコーダ120は、CPU110から伝送されるアドレスに基づいて、制御情報生成回路131及びFIFOメモリ140によるデータの入出力を制御するためのチップセレクト信号を生成する。ここで、制御情報生成回路131はチップセレクト信号がローレベルのときにデータを取り込むことが可能になっており、FIFOメモリ140はチップセレクト信号がローレベルのときにデータを入出力することが可能になっている。アドレスデコーダ120は、FIFOメモリ140に割り当てられたアドレス「A」が伝送された場合には、FIFOメモリ140によるデータの入出力を可能にすべく、ローレベルのチップセレクト信号をチップセレクト信号バス121を介してFIFOメモリ140へ伝送する。また、アドレスデコーダ120は、制御情報生成回路131に割り当てられたアドレス「B」が伝送された場合には、制御情報生成回路131によるデータの取り込みを可能にすべく、ローレベルのチップセレクト信号をチップセレクト信号バス121を介して制御情報生成回路131へ伝送する。
【0018】
LSI130は、パケットデータに対して、所定のハードウェア処理を行うものである。このLSI130には、制御情報生成回路131が備えられている。制御情報生成回路131は、データバス101cを介してCPU110から伝送されるパケットデータの伝送を開始する旨のデータ「X」を取り込むことにより、CPU110によってパケットデータの伝送が指示されたことを認識し、それ以降、CPU110から読み出し信号が伝送される毎に、処理したパケットデータを16ビット(2ワード)単位で並列にデータバス101aへ伝送する。以下においては、この伝送の単位である2ワード分のパケットデータのビット列を「パケットブロック」と称することとする。伝送されたパケットブロックはFIFOメモリ140に格納される。
【0019】
また、制御情報生成回路131は、パケットブロックを伝送する毎に、そのパケットブロックに対応する1ビットのパケット状態信号を生成する。パケット状態信号は、パケットブロックがパケットデータのどの位置に対応するのかを示すものであり、パケットブロックがパケットデータの先頭に対応している場合には「1」、先頭以外の場合には「0」をそれぞれ示す。制御情報生成回路131は、このようにして生成したパケット情報信号を、このパケット情報信号に対応するパケットブロックと同時にFIFOメモリ140に格納されるように、1ビット幅のパケット状態信号バス132へ伝送する。
【0020】
FIFOメモリ140は、17ビット単位でデータを格納及び出力するものであり、パケットブロック及び該パケットブロックに対応するパケット状態信号を同時に格納すると共に、この格納順で出力する。出力されたパケットブロックの内、最上位ビットはデータバス101cを介してセレクタ133に伝送され、2ビット目以降はデータバス101bを介してCPU110へ伝送される。また、出力されたパケット状態信号は、パケット状態信号バス132を介してセレクタ133へ伝送される。
【0021】
また、制御情報生成回路131は、セレクタ制御信号を送出してセレクタ133を制御する。具体的には、制御情報生成回路131は、セレクタ133にパケットデータの先頭に対応するパケットブロックの最上位ビットと該パケットブロックに対応するパケット状態信号「1」とが入力される場合には、パケット状態信号を出力し、その他の場合には、パケットブロックの最上位ビットを出力するようにセレクタ133を制御する。セレクタ133は、この制御情報生成回路131の制御に応じて切替動作を行い、パケットデータの先頭に対応するパケットブロックの最上位ビットを該パケットブロックに対応するパケット状態信号「1」に置き換える。セレクタ133から出力される1ビットのデータは、データバス101cを介してCPU110に伝送される。
【0022】
CPU110は、セレクタ133から出力される1ビットのデータとFIFOメモリ140から出力されるパケットブロックの2ビット目以降の15ビットのデータを受信し、これらのデータからパケットブロックを復元する。上述したように、セレクタ133によって、パケットデータの先頭に対応するパケットブロックの最上位ビットは、該パケットブロックに対応するパケット状態信号「1」に置き換えられている。このため、CPU110は、復元したデータブロックの最上位ビットを解析してパケット状態信号を検出することにより、パケットデータの先頭を認識することができる。また、パケットデータの先頭に対応するパケットブロックの2ビット目〜8ビット目はパケット長を示しているため、CPU110は、パケットデータの長さを認識することもできる。
【0023】
本発明に係るデータ伝送装置100は上述した構成を示しており、次にその動作を説明する。図2は、データ伝送装置100のパケットデータ伝送時のタイムチャートである。以下においては、パケットデータが80個のパケットブロック「D1」〜「D80]に分割されて伝送される場合について説明する。
【0024】
最初のCPUサイクル(CPUサイクル1)では、CPU110は、パケットデータの伝送に先立って、書き込み信号を入出力信号バス112に伝送し、制御情報生成回路131に割り当てられたアドレス「B」をアドレスバス111へ伝送すると共に、パケットデータの伝送を開始する旨のデータ「X」をデータバス101dへ伝送する。アドレスデコーダ120は、アドレス「B」が伝送されると、制御情報生成回路131によるデータの取り込みを可能にすると共にFIFOメモリ140によるデータの入出力を不可とすべく、ローレベルのチップセレクト信号を制御情報生成回路131へ伝送し、ハイレベルのチップセレクト信号をFIFOメモリ140へ伝送する。制御情報生成回路131は、データ取り込みが可能となって、パケットデータの伝送を開始する旨のデータ「X」を取り込み、パケットデータの伝送が指示されたことを認識する。
【0025】
次のCPUサイクル(CPUサイクル2)では、CPU110は、読み出し信号を入出力信号バス112に伝送すると共に、FIFOメモリ140に割り当てられたアドレス「A」をアドレスバス111へ伝送する。アドレスデコーダ120は、アドレス「A」が伝送されると、FIFOメモリ140によるデータの入出力を可能にすると共に制御情報生成回路131によるデータの取り込みを不可とすべく、ローレベルのチップセレクト信号をFIFOメモリ140へ伝送し、ハイレベルのチップセレクト信号を制御情報生成回路131へ伝送する。LSI130は、読み出し信号が伝送されると、パケットブロック「D1」をFIFOメモリ140に伝送する。また、制御情報生成回路131は、データブロック「D1」に対応するパケット状態信号「1」を生成し、FIFOメモリ140へ伝送する。従って、FIFOメモリ140には、パケットブロック「D1」とこのパケットブロック「D1」に対応するパケット状態信号「1」が同時に格納され、出力されることになる。また、制御情報生成回路131は、CPUサイクル1でパケットデータの伝送の開始が指示されたことに基づいて、セレクタ133がパケット状態信号を出力するように制御すべく、セレクタ制御信号を送出する。従って、CPU110によって受信されるパケットブロックは、最上位ビットがパケット状態信号に置き換えられたものになる。
【0026】
CPUサイクル3では、CPU110は、読み出し信号を伝送すると共に、アドレス「A」の伝送を継続する。アドレスデコーダ120は、アドレス「A」の伝送が継続されているため、FIFOメモリ140へ伝送するチップセレクト信号をローレベルに維持して、FIFOメモリ140によるデータの入出力を可能にする。LSI130は、読み出し信号が伝送されると、パケットブロック「D2」をFIFOメモリ140に伝送する。また、制御情報生成回路131は、データブロック「D2」に対応するパケット状態信号「0」を生成し、FIFOメモリ140へ伝送する。従って、FIFOメモリ140には、パケットブロック「D2」とこのパケットブロック「D2」に対応するパケット状態信号「0」が同時に格納され、出力されることになる。また、制御情報生成回路131は、CPUサイクル2でパケット制御信号「1」を生成したことに基づいて、セレクタ133がパケットブロックの最上位ビットを出力するように制御すべく、セレクタ制御信号を送出する。従って、CPU110によって受信されるパケットブロックは、最上位ビットがパケット状態信号に置き換えらていないものになる。以降、CPUサイクル81においてパケットブロック「D80」が伝送されるまで、同様の動作が繰り返される。
【0027】
このように、データ伝送装置100では、パケットデータの先頭に対応するパケットブロックの最上位ビットが該パケットブロックに対応するパケット状態信号「1」に置き換えられている。このため、従来のように別にパケット状態信号を伝送する必要がない。従って、データバス101a、101bにパケットデータのみを伝送させることができ、パケットデータの伝送効率を向上させることができる。
【0028】
以上、本発明の一実施形態を図面に沿って説明した。しかしながら本発明は前記実施形態に示した事項に限定されず、特許請求の範囲の記載に基いてその変更、改良等が可能であることは明らかである。例えば、上述した実施形態では、データバス101aを16ビット幅としたが、ビット幅は8の倍数であればよい。また、データバス101bのビット幅については、データバス101aのビット幅からパケット状態信号のビット数を減じた結果を設定すればよい。
【0029】
【発明の効果】
以上の如く本発明によれば、パケットデータの一部をパケット位置の識別に用いる情報ビットに置き換えて伝送するため、パケットデータの伝送効率を向上させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図2】図1に示すデータ伝送装置データのパケットデータ伝送時のタイムチャートである。
【図3】従来のデータ伝送装置の構成を示すブロック図である。
【図4】図3に示すデータ伝送装置データのパケットデータ伝送時のタイムチャートである。
【符号の説明】
100 データ伝送装置
101a、101b、101c、101d データバス
110 CPU
111 アドレスバス
112 入出力信号バス
120 アドレスデコーダ
121 チップセレクト信号バス
130 LSI
131 制御情報生成回路
132 パケット状態信号バス
133 セレクタ
134 セレクタ制御信号バス
140 FIFOメモリ

Claims (3)

  1. パケットデータを処理する第1の処理装置と、パケットデータを処理する第2の処理装置との間で、前記パケットデータを伝送するデータ伝送装置において、
    前記第1の処理装置から前記第2の処理装置へ伝送されるnビットのパケットデータのビット列を一時的に格納するn+mビット幅の格納手段と、
    前記第1の処理装置と前記格納手段との間で前記nビットのパケットデータのビット列を伝送可能にするnビット幅の第1のバスと、
    前記格納手段と前記第2の処理装置との間で前記nビットのパケットデータのビット列を伝送可能にするnビット幅のnビット幅の第2のバスと、
    前記第1の処理装置に設けられ、前記nビットのパケットデータのビット列が前記パケットデータの先頭であるか否かを識別するために用いるmビットの情報ビットを生成する情報ビット生成手段と、
    前記情報ビット生成手段から前記格納手段に、nビットのパケットデータのビット列毎に、前記情報ビットを対応させて入力する情報ビット入力手段と、
    前記格納手段から前記第2のバスへ伝送される先頭の前記nビットのパケットデータのビット列に含まれる所定ビットを、先頭を示す前記情報ビットに置き換える一方、それ以外のビット列についてはビットの置き換えをしないビット置き換え手段と、
    前記第2のバスを介して前記第2の処理装置に伝送された前記nビットのパケットデータのビット列から前記情報ビットを抽出して、該情報ビットから前記nビットのパケットデータのビット列の先頭位置を検出するパケット位置検出手段と、を備えることを特徴とするデータ伝送装置。
  2. 前記パケットデータの先頭に対応する前記nビットのパケットデータのビット列は、前記パケットデータのパケット長を含むことを特徴とする請求項1に記載のデータ伝送装置。
  3. 請求項1又は2に記載のデータ伝送装置におけるデータ伝送方法において、
    前記第1の処理装置から前記第2の処理装置へ伝送される前記nビットのパケットデータのビット列を一時的に前記格納手段に格納する第1の手順と、
    前記第1の処理装置に設けられ、前記nビットのパケットデータのビット列が前記パケットデータの先頭であるか否かを識別するために用いるmビットの情報ビットを生成する第2の手順と、
    前記情報ビット生成手段から前記格納手段に、nビットのパケットデータのビット列毎に、前記情報ビットを対応させて入力する第3の手順と、
    前記格納手段から前記第2のバスへ伝送される先頭の前記nビットのパケットデータのビット列に含まれる所定ビットを、先頭を示す前記情報ビットに置き換える一方、それ以外のビット列についてはビットの置き換えをしない第4の手順と、
    前記第2のバスを介して前記第2の処理装置に伝送された前記nビットのパケットデータのビット列から前記情報ビットを抽出して、該情報ビットから前記nビットのパケットデータのビット列の先頭位置を検出する第5の手順と、を備えることを特徴とするデータ伝送方法。
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