JP4422819B2 - 消臭剤、及びそれを含む飲食品、口腔用組成物並びにトイレタリー製品 - Google Patents

消臭剤、及びそれを含む飲食品、口腔用組成物並びにトイレタリー製品 Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、パラチノースを加熱することにより得られるパラチノース加熱分解物である、下記構造式Iで表される6−(α−D−グルコピラノシルオキシ)−1, 3, 4−トリヒドロキシヘキサ−5−エン−2−オン:
【化3】
Figure 0004422819
下記構造式IIで表される5−[(α−D−グルコピラノシルオキシ)メチル]−2−フランカルボックスアルデヒド:
【化4】
Figure 0004422819
およびそれらの混合物から選ばれた一つを有効成分とする消臭剤、及びその消臭剤を含む飲食品、口腔用組成物並びにトイレタリー製品に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、衛生環境の向上に伴って人々の清潔志向が強くなった結果、住環境や身体にまつわる臭いに対しても関心が高まってきている。特に口臭、体臭は、それ自体が対人関係にも影響するものであるため、それらを改善するための消臭関連商品が種々提案され、広く消費者に受け入られるようになってきた。その中で口臭に注目してみると、その原因としては、食カス由来の臭い、口中の微生物の発する臭い、胃からの戻り臭等が挙げられる。また、臭いの成分としては、イオウ化合物、窒素化合物、有機酸類等が検出されている。特にイオウ化合物は、少量であっても口臭に影響を及ぼすといわれており、口臭の重要な成分の一つである。代表的なイオウ化合物としては、硫化水素、メチルメルカプタン、ジメチルスルフィド等である。さらにニンニクやタマネギ等を食べた後では、アリルメルカプタン、ジアリルスルフィド、ジアリルジスルフィド等のイオウ化合物が顕著に増加することが知られている。
【0003】
現在では代表的な消臭剤として、緑茶抽出物であるカテキンが広く使用されている。カテキンは、口臭の主要原因物質であるメチルメルカプタン等のイオウ化合物と反応することが知られている(Biosci. Biotech. Biochem., 59(7) 1232-1236, 1995)が、カテキンは苦渋味が強いため食品に対して多量に使用すると、その食品本来の風味を損ねてしまうので使用量が制限されている。また、その作用機構からカテキンが消臭効果を発揮するのは中性からアルカリ性域であり、酸性領域下ではカテキンの反応性が低下し、消臭効果が低減してしまう。そのため、カテキンを添加して酸味タイプの消臭食品等を設計しても、消臭物質が悪臭物質と反応することはほとんどなく、消臭効果は不充分といわざる得ない。
【0004】
また、これまでにショ糖やブドウ糖を加熱することによって得られるカラメル及びにマルトール類(3−ヒドロキシ−2−低級アルキル−γ−ピロン)が、ニンニク臭やタマネギ臭等に対する消臭効果があるという報告(特開昭62−169720号公報)もなされているが、これらのニンニク臭及びタマネギ臭に対する消臭効果は、ガスクロマトグラフィを用いてその臭いの成分を分析してみても、その臭い成分にはほとんど変化が見られず、消臭効果は認められない。さらにニンニク臭及びタマネギ臭の悪臭成分の一つであるイオウ化合物(メチルメルカプタン、アリルメルカプタン等)に対して同様な試験を行ってみても変化は見られない。これらのことよりニンニク臭、タマネギ臭に対するカラメル及びマルトール類の消臭効果は、その強い匂いによるマスキングの効果であり、臭いの成分に対して直接作用するものではないと考えられる。
【0005】
一方、パラチノースを加熱することにより調製されるパラチノース縮合物については、特許第2639386号「パラチノース縮合物およびその製造方法ならびに利用方法」に記載されているが、ここに記載されているパラチノース縮合物は、グルコースとフラクトースの縮合した多様な組み合わせのオリゴ糖である。これらのオリゴ糖の中で、同特許に記載されている方法で調製されたパラチノース縮合物(シロップ)のイオウ化合物(メチルメルカプタン)に対する消臭活性を調べてみても、顕著な消臭活性は示さない。またNH2シリカゲルカラムを用いて精製したパラチノース縮合物(パラチノースオリゴ糖)では、さらに消臭活性は減少してしまう。したがってパラチノースより同特許に記載された方法で調製されたパラチノース縮合物は、消臭活性をもっていないといえる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
本発明は、上記従来技術の欠点を解決すべき、飲食品及び口腔用組成物に多量に使用しても本来の飲食品等の味に対する影響がほとんどなく、呈味の良好な消臭剤であって、広範囲なpH領域でも種々の臭いの成分に対して強い消臭効果を有する消臭剤を提供するものである。
【0007】
さらに、本発明は、従来の消臭剤が持つ苦渋味等に由来する呈味性の低下をまねかずに、広範囲なpH領域でも強い消臭効果を有する飲食品及び口腔用組成物、並びに種々の臭いに対して強い消臭効果を有するトイレタリー製品を提供するものである。
【0008】
【課題を解決する為の手段】
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、パラチノースを加熱することにより得られるパラチノース加熱分解物である、下記構造式Iで表される6−(α−D−グルコピラノシルオキシ)−1,3,4−トリヒドロキシヘキサ−5−エン−2−オン:
【化5】
Figure 0004422819
下記構造式IIで表される5−[(α−D−グルコピラノシルオキシ)メチル]−2−フランカルボックスアルデヒド:
【化6】
Figure 0004422819
およびそれらの混合物から選ばれた一つを有効成分とすることを特徴とする消臭剤である。パラチノース加熱分解物は、パラチノースを120−240℃、特に140−200℃、に加熱して得られたものであるのが好ましい。
【0014】
さらにまた、本発明は、それらの消臭剤を含むことを特徴とする飲食品及び口腔用組成物並びにトイレタリー製品である。
【0015】
【発明の実施の形態】
本発明者等は、ガスクロマトグラフィを用いたヘッドスペース法により効果のある消臭物質を見出すために種々の素材について研究を行った結果、パラチノースを加熱して得られる加熱分解物に悪臭の代表的成分であるメチルメルカプタンに対して強い消臭効果があることを見出した。この効果は未加熱のパラチノースには無く、加熱して初めて現れるものである。また、種々の糖で同様の加熱物を調製して検討を行ったが、本発明のパラチノース加熱分解物は他の糖を同じ条件で加熱したものよりも高い消臭効果を示した。さらに本発明のパラチノース加熱分解物は、悪臭中の窒素化合物の一つであるアンモニアに対しても消臭活性を有することが認められた。
【0016】
すなわち、本発明のパラチノースを加熱して得られる加熱分解物は、様々の悪臭成分(硫黄系臭、窒素系臭、脂肪酸臭等)に対し消臭効果の発現が期待できる消臭剤である。
【0017】
本発明のパラチノース加熱分解物を得るには、パラチノースを加熱すればよく、例えばステンレスのカップに粉末のパラチノースと水を加え水溶液となし、これをコンロで良く攪拌しながら糖液の仕上げ温度(到達温度)が120℃から240℃の範囲になるように加熱し、調製することが可能である。好ましくは140℃から200℃の範囲に仕上げ温度を設定することが望ましい。あまり高温で加熱を行うとカラメル臭が強くなり風味の点で劣ってしまうが、より消臭活性を重要視するのであれば、パラチノース水溶液の仕上げ温度をより高温に設定し、例えば200℃前後になるまで加熱することにより消臭活性の強いパラチノース加熱分解物を調製することが可能である。
【0018】
加熱の条件としては、常圧・加圧・減圧でもパラチノース加熱分解物を調製することが可能である。加熱方法は、釜を用いて加熱する方法、連続熱交換加熱方法、エクストルーダーを用いた方法等適宜使用することができる。
【0019】
また、一般的に糖類のカラメル化には、酸・アルカリ等が触媒として働くことが知られている。本発明のパラチノース加熱分解物を調製する際にも、同様に触媒として酸・アルカリを使用することが可能であるが、アルカリを使用した場合には消臭活性物質の生成は少なく、逆に酸を用いると消臭活性物質の生成が効率よく進行する。この場合の酸としては、塩酸、硫酸、酢酸、クエン酸、乳酸、アスコルビン酸、グルコン酸、リンゴ酸、酒石酸、フマル酸等の中から1つ以上を適宜選択して使用することができる。
【0020】
パラチノースと水の混合割合については、どのような範囲でも構わないが、パラチノースの濃度が低いと仕上げ温度に到達するまでの時間が長くなってしまい熱効率の点からみると好ましくない。また、パラチノース粉末のみでも、その融点(mp. 122−124℃)を超える温度、例えば125℃から240℃の範囲で加熱処理を行うことが可能であり、好ましくは140℃から200℃の範囲で加熱処理を行うと良い。
【0021】
パラチノース水溶液及びパラチノース粉末の加熱時間については、目的とするパラチノース加熱分解物が得られれば適宜選択することができるが、比較的低温では長時間の加熱が必要となり、高温では短時間でパラチノース加熱分解物を調製することができる。好ましくは5分から4時間の範囲でパラチノース加熱分解物が得られるように設定すると良い。また、仕込み量により加熱時間は変化する。例えば仕込み量が多ければ長時間の加熱処理が必要であり、少量であれば短時間の加熱処理でパラチノース加熱分解物を得ることができる。一例を示せばパラチノース粉末5gを160℃で2時間程度加熱することにより、消臭活性を持ったパラチノース加熱分解物を効率よく調製することができる。しかしながら、高温、長時間の加熱では、熱による消臭活性物質の分解・重合がおこり、消臭活性の低下をまねいてしまう。さらにパラチノース加熱分解物中の活性物質を、各種精製手段、例えばカラムクロマトグラフィ、溶媒抽出等により、消臭活性成分を精製・濃縮して利用することも可能である。
【0022】
本発明者等は、さらにパラチノース加熱分解物に含まれている消臭活性を有する成分について研究を進めたところ、化合物として6-(α-D-グルコピラノシルオキシ)-1, 3, 4-トリヒドロキシヘキサ-5-エン-2-オン(以下GDHと略す)、また、GDHと比較すると消臭活性は弱いものの5-[(α-D-グルコピラノシルオキシ)メチル]-2-フランカルボックスアルデヒド(以下GMFと略す)が、強い消臭効果を有することを見出した。
【0023】
GDH及びGMFは、高速液体クロマトグラフィにおいて以下の条件でパラチノース加熱分解物を分析すると、それぞれ3.41、20.63分に溶出される化合物である。
【0024】
高速液体クロマトグラフィ条件
カラム:Senshu Pak. PEGASIL ODS (4.6φ×250mm)
カラム温度:40℃
溶出液:水
溶出速度:0.5ml/min.
検出器:UV検出器(280nm)
【0025】
化合物GDHの構造式、化学式および特徴的スペクトルデータを以下に示す。
【0026】
【化7】
Figure 0004422819
化学式: C1218
H−NMRスペクトル(δ): 7.11(1H, dd, J=3.5, 16.0Hz), 6.60(1H, d, J=16.0), 5.48(2H, s), 5.28(1H, d, J=3.5)
13C−NMRスペクトル(δ): 200.1, 152.1, 133.9
MSスペクトル(CI−MS): 324m/z(M+1)
【0027】
また、化合物GMFの構造式、化学式および特徴的スペクトルデータを以下に示す。
【0028】
【化8】
Figure 0004422819
化学式: C1216
H−NMRスペクトル(δ): 9.49(1H, s), 7.32(1H, d, J=3.6Hz), 6.65(1H, d, J=3.6Hz)
13C−NMRスペクトル(δ): 179.6, 159.5, 154.2, 124.4, 113.0
MSスペクトル(CI−MS): 289m/z(M+1)
【0029】
本発明のGDH及びGMFは、上記したようにパラチノースを加熱し、液体クロマトグラフィにより調製することができるが、この方法にこだわることなくパラチノースを加熱する以外の他の方法によって調製されたGDH及びGMFであっても何ら差し障りはない。また、両化合物を消臭剤としてそれぞれ単独あるいは組み合わせて使用することも可能である。
【0030】
本発明の消臭剤、すなわちパラチノース加熱分解物、パラチノース加熱分解物より消臭成分を精製・濃縮したもの、さらに化合物GDH、GMFは、そのまま直接使用してもよいが、一般には適当な液体担体に溶解するか若しくは分散させ、または適当な粉末或いは固体担体と混合するか若しくはこれに吸着、含浸させ、所要の場合にはさらにこれらに乳化剤、分散剤、懸濁剤、展着剤、浸透剤、湿潤剤、安定剤等を添加し、乳剤、油剤、水和剤、粉剤、錠剤、スプレー剤、固形剤等の製剤として使用される。
【0031】
本発明の上記消臭剤を含む飲食品としては、チューインガム、キャンディ、錠菓、グミゼリー、飲料等の広範囲な飲食品が、口腔用組成物としては、洗口剤、歯磨き剤、トローチ剤等が、トイレタリー製品としては、トイレ用、室内用、自動車用、ゴミ用等の消臭スプレー、消臭剤及び消臭ウエットティッシュ等があげられる。
【0032】
また、本発明の消臭剤は、酸性においても効果を有するので、酸味タイプの飲食品及び口腔用組成物に使用しても優れた消臭効果を有する。
【0033】
以下に実施例を示すが、本発明の範囲はこれに限定されるものではない。
【0034】
【実施例】
〔実施例1〕
50%パラチノース水溶液100gをステンレスのビーカーにとり、ガスコンロを用いて200℃になるまで煮詰めパラチノース加熱分解物45gを得た。
【0035】
〔比較例1〕
実施例1と同様の手法によりショ糖水溶液100gを加熱し、ショ糖加熱物47gを得た。
【0036】
〔実施例2〕
粉末状のパラチノース5gをオーブン中で160℃で2時間加熱し、パラチノース加熱分解物4.6gを得た。
【0037】
〔比較例2〕
実施例2と同様の手法によりショ糖5gを加熱し、ショ糖加熱物4.8gを得た。
【0038】
〔実施例3〕
50%パラチノース水溶液100gにクエン酸を0.01%添加し、実施例1と同様の手法により処理を行い、酸添加パラチノース加熱分解物46gを得た。
【0039】
〔実施例4〕
粉末状のパラチノース5gを真空オーブン中で減圧条件下160℃で2時間加熱し、減圧処理パラチノース加熱分解物4.4gを得た。
【0040】
〔実施例5〕
実施例1のパラチノース加熱分解物50gをシリカゲルカラムを使用してクロロホルム:メタノール=4:1の溶媒3000mlで溶出させ、さらに1:1の溶媒5000mlで溶出させ、後者の溶出液を濃縮してパラチノース加熱分解物粗精製物17gを得た。
【0041】
〔実施例6〕
実施例5のパラチノース加熱分解物粗精製物を水溶液とし、以下のHPLC分取条件で6.6分に溶出される化合物を分取し乾燥させて化合物GDHを得た。
【0042】
高速液体クロマトグラフィ条件
カラム:Senshu Pak. ODS 5251-SH (20φ×250mm)
カラム温度:室温
溶出液:水
溶出速度:10.0ml/min.
検出器:UV検出器(210nm)
【0043】
〔実施例7〕
実施例5のパラチノース加熱分解物粗精製物を水溶液とし、以下のHPLC分取条件で9.2分に溶出される化合物を分取し乾燥させて化合物GMFを得た。
【0044】
高速液体クロマトグラフィ条件
カラム:Senshu Pak. ODS 5251-SH (20φ×250mm)
カラム温度:室温
溶出液:20% メタノール水溶液
溶出速度:10.0ml/min.
検出器:UV検出器(280nm)
【0045】
〔実施例8〕ハードキャンディ
以下の配合で常法に従いスタンピング成型により1個3gのハードキャンディを試作した。パラチノース加熱物は実施例1で調製したものを用いた。この対照としてパラチノース加熱分解物を用いないハードキャンディを比較例3とした。
【0046】
【表1】
Figure 0004422819
【0047】
〔実施例9〕酸味タイプのハードキャンディ
以下の配合で常法に従いスタンピング成型により1個3gの酸味タイプのハードキャンディを試作した。パラチノース加熱分解物は実施例1で調製したものを用いた。この対照としてパラチノース加熱分解物を用いないハードキャンディを比較例4とした。
【0048】
【表2】
Figure 0004422819
【0049】
〔実施例10〕錠菓
以下の配合で常法に従い1個1.5gの錠菓を作成した。パラチノース加熱分解物は実施例2で調製したものを用いた。この対照としてパラチノース加熱分解物を用いない錠菓を比較例5とした。
【0050】
【表3】
Figure 0004422819
【0051】
〔実施例11、12〕チューインガム
以下に示した配合で常法に従いニーダーミキサーで混合し、シート状にし一片が3.0gのチューインガムを試作した。パラチノース加熱分解物は実施例3で調製したものを用いた。この対照としてパラチノース加熱分解物の代わりにパラチノースを加えたチューインガムを比較例6、7とした。
【0052】
【表4】
Figure 0004422819
【0053】
〔実施例13〕飲料
以下の配合で常法に従い飲料を試作した。パラチノース加熱分解物は実施例1で調製したものを用いた。この対照としてパラチノース加熱分解物を用いない飲料を比較例8とした。
【0054】
【表5】
Figure 0004422819
【0055】
〔実施例14〕洗口液
以下の配合で常法に従い洗口液を試作した。パラチノース加熱分解物は実施例3で調製したものを用いた。この対照としてパラチノース加熱物を用いない洗口液を比較例9とした。
【0056】
【表6】
Figure 0004422819
【0057】
〔実施例15〕ハードキャンディ
以下の配合で常法に従いスタンピング成型により1個3gのハードキャンディを試作した。GDHは高速液体クロマトグラフィで分離精製したものを用いた。
【0058】
【表7】
Figure 0004422819
【0059】
〔試験例1〕消臭効果試験
実施例1、2、3、4、5、比較例1、2のパラチノースおよびショ糖の各加熱分解物をそれぞれ濃度が7.5mg/mlになるようにpH7.5の0.2Mリン酸バッファーに溶かし、バイアル瓶に試料溶液1.0ml、25ppmメチルメルカプタンナトリウム溶液0.5mlを加え37℃で30分間振トウした後、バイアル瓶中の気相200μlを採取し、ガスクロマトグラフィ装置でメチルメルカプタンの発生量を測定し試料を加えていない系と比較しメチルメルカプタンの減少率を求め消臭率とした。また、比較として未加熱のパラチノース、ショ糖さらにパラチノースオリゴ糖シロップについても同様に消臭試験を行った。
【0060】
なお、ガスクロマトグラフィー本体は島津製作所の「GC−9A」を使用し、測定条件は以下の通りであった。
【0061】
カラム:20%DOP(ジオクチルフタレート)、Chromosorb W (AWDMCS) 5.0m×3.0mm I.D
カラム温度:90℃
射出温度:150℃
検出器:FPD
検出温度:200℃
流速:60ml/minキャリヤーガス(N2ガス)
【0062】
結果を表8に示す。
【0063】
【表8】
Figure 0004422819
【0064】
この結果より、本発明のパラチノースを加熱することに得られるパラチノース加熱分解物は特異的に消臭活性を有することがわかる。
【0065】
〔試験例2〕pH4.0における消臭効果試験
実施例1のパラチノース加熱分解物、緑茶粗カテキン(カテキン含有量80%)をそれぞれ濃度が5mg/mlになるようにpH4.0の0.2Mリン酸バッファーに溶かし、バイアル瓶に試料溶液1.0ml、12.5ppmメチルメルカプタンナトリウム溶液0.5mlを加え37℃で3時間振トウした後、バイアル瓶中の気相200μlを採取しガスクロマトグラフィ装置でメチルメルカプタンの発生量を測定し、試料を加えていない系と比較しメチルメルカプタンの減少率を求め消臭率とした。その結果を表9に示す。
【0066】
【表9】
Figure 0004422819
【0067】
50%パラチノース水溶液を煮詰めた実施例1の本発明のパラチノース加熱分解物は、pH4.0の酸性下で緑茶粗カテキンと比較すると、消臭効果が有意に高いことがわかる。
【0068】
〔試験例3〕アンモニアに対する消臭効果試験
実施例1のパラチノース加熱分解物と銅クロロフィリンナトリウム各50mgをそれぞれ100mlのバイアル瓶に入れ、水1.96mlを加えて試料を溶解させた後、0.28%アンモニア水溶液を40μl加えて37℃で5分間振トウし、バイアル瓶中の気相100mlを北川式検知管(アンモニアNo.3)で引き測定した。試料を加えていない場合のアンモニア濃度から各試料の消臭率を算出した。その結果を表10に示す。
【0069】
【表10】
Figure 0004422819
【0070】
実施例1のパラチノース加熱物は対照の銅クロロフィリンナトリウムと比較すると窒素化合物であるアンモニアに対して消臭効果が有意に高いことがわかる。
【0071】
〔試験例4〕GDHの消臭効果試験
本発明の化合物GDHの濃度が0.5mg/mlになるようにpH7.5の0.2Mリン酸バッファーに溶かし、バイアル瓶に試料溶液1.0ml、25ppmメチルメルカプタンナトリウム溶液0.5mlを加え37℃で30分間振トウした後、バイアル瓶中の気相200μlを採取しガスクロマトグラフィ装置でメチルメルカプタンの発生量を測定し、試料を加えていない系と比較しメチルメルカプタンの減少率を求め消臭率とした。消臭活性は36.3%であった。
【0072】
〔試験例5〕GMFの消臭効果試験
本発明の化合物GMFの濃度が5.0mg/mlになるようにpH7.5の0.2Mリン酸バッファーに溶かし、バイアル瓶に試料溶液1.0ml、25ppmメチルメルカプタンナトリウム溶液0.5mlを加え37℃で30分間振トウした後、バイアル瓶中の気相200μlを採取しガスクロマトグラフィ装置でメチルメルカプタンの発生量を測定し試料を加えていない系と比較しメチルメルカプタンの減少率を求め消臭率とした。消臭活性は23.1%であった。
【0073】
〔試験例6〕キャンディの消臭効果試験
実施例8、9、比較例3、4のキャンディを250mg/mlになるように0.2 Mリン酸バッファー(pH7.5)に溶かし、バイアル瓶にサンプル溶液1.0 ml、25ppmメチルメルカプタンナトリウム溶液0.5mlを加え、37℃で30分間振トウした後、バイアル瓶中の気相200μlを採取しガスクロマトグラフィ装置でメチルメルカプタンの発生量を測定し、試料を加えていない系と比較しメチルメルカプタンの減少率を求め消臭率とした。その結果を表11に示す。
【0074】
【表11】
Figure 0004422819
【0075】
パラチノース加熱分解物を添加したキャンディはメチルメルカプタンに対して高い消臭効果を持つことがわかる。また実施例9のパラチノースキャンディは酸味タイプでも消臭効果を持つことがわかる。
【0076】
〔試験例7〕キャンディのニンニク臭に対する官能検査による消臭効果試験
実施例8のキャンディについて消臭効果を調べた。市販のニンニク入りギョウザ5個を食した直後に実施例8のキャンディ3gを5分間食し、呼気3000mlを無臭袋に採取した。同様にギョウザを食した後パラチノース加熱分解物を添加していない比較例3のキャンディ3gを5分間食し、同じく呼気を無臭袋に採取し対照として用い、ニンニク臭に対する消臭効果を下記の評価基準で官能評価した。
【0077】
評価基準 5:強烈な臭い 4:強い臭い 3:容易に感知できる臭い 2:何の臭いか判る臭い 1:殆ど感知できない程の臭い
0:無臭。
【0078】
その結果を表12に示す。
【0079】
【表12】
Figure 0004422819
【0080】
表のとおりパラチノース加熱分解物入りのキャンディはニンニクを食した直後の口臭に対して高い消臭効果を示した。
【0081】
〔試験例8〕錠菓のニンニク臭に対する官能検査による消臭効果試験
実施例10の錠菓について消臭効果を調べた。市販のニンニク入りギョウザ5個を食した直後に実施例10の錠菓3g(1.5gのものを2個分)を食し、呼気3000mlを無臭袋に採取した。同様にギョウザを食した後パラチノース加熱物を添加していない比較例5の錠菓3gを食し、同じく呼気を無臭袋に採取し対照として用い、試験例5の評価基準に基づき官能評価した。その結果を表13に示す。
【0082】
【表13】
Figure 0004422819
【0083】
表のとおりパラチノース加熱物入りの錠菓はニンニクを食した直後の口臭に対して高い消臭効果を示した。
【0084】
〔試験例9〕チューインガムのニンニク臭に対する官能検査による消臭効果試験
実施例11、12のチューインガムについて消臭効果を調べた。市販のニンニク入りギョウザ5個を食した直後に実施例11、12のチューインガム1シートを5分間噛み、呼気3000mlを無臭袋に採取した。同様にギョウザを食した後パラチノース加熱物を添加していない比較例6、7のチューインガムを5分間噛み、同じく呼気を無臭袋に採取し対照として用い、ニンニク臭に対する消臭効果を試験例5の評価基準に基づき官能評価した。その結果を表14に示す。
【0085】
【表14】
Figure 0004422819
【0086】
表のとおりパラチノース加熱物入りのチューインガムはニンニクを食した直後の口臭に対して高い消臭効果を示した。
【0087】
〔試験例10〕飲料のニンニク臭に対する官能検査による消臭効果試験
実施例13の飲料について消臭効果を調べた。市販のニンニク入りギョウザ5個を食しながら実施例13の飲料300mlを飲み、食後の呼気3000mlを無臭袋に採取した。同様にパラチノース加熱物を添加していない比較例8の飲料を飲みながらギョウザを食した後の呼気を無臭袋に採取し対照として用い、ニンニク臭に対する消臭効果を試験例5の評価基準に基づき官能評価した。その結果を表15に示す。
【0088】
【表15】
Figure 0004422819
【0089】
表のとおりパラチノース加熱物入りの飲料はニンニクを食した直後の口臭に対して高い消臭効果を示した。
【0090】
〔試験例11〕洗口剤のニンニク臭に対する官能検査による消臭効果試験
実施例14の洗口剤について消臭効果を調べた。市販のニンニク入りギョウザ5個を食した後に実施例14の洗口剤50mlで3度うがいを行った後に呼気3000mlを無臭袋に採取した。同様にギョウザを食した後にパラチノース加熱物を添加していない比較例9の洗口剤でうがいを行った後の呼気を無臭袋に採取し対照として用い、ニンニク臭に対する消臭効果を試験例5の評価基準に基づき官能評価した。その結果を表16に示す。
【0091】
【表16】
Figure 0004422819
【0092】
表のとおりパラチノース加熱物入りの洗口剤はニンニクを食した直後の口臭に対し、高い消臭効果を示した。
【0093】
〔試験例12〕GDHを含んだキャンディの消臭効果試験
実施例15のキャンディを250mg/mlになるように0.2Mリン酸バッファー(pH7.5)に溶かし、バイアル瓶にサンプル溶液1.0ml、25ppmメチルメルカプタンナトリウム溶液0.5mlを加え37℃で30分間振トウした後、バイアル瓶中の気相200μlを採取しガスクロマトグラフィ装置でメチルメルカプタンの発生量を測定し試料を加えていない系と比較しメチルメルカプタンの減少率を求め消臭率とした。その結果を表17に示す。
【0094】
【表17】
Figure 0004422819
【0095】
【発明の効果】
本発明のパラチノースを加熱して得られるパラチノース加熱分解物、6-(α-D-グルコピラノシルオキシ)-1, 3, 4-トリヒドロキシヘキサ-5-エン-2-オン及び5-[(α-D-グルコピラノシルオキシ)メチル]-2-フランカルボックスアルデヒドは、優れた消臭効果を有し呈味性に優れているので、飲食品及び口腔用組成物に多量に使用しても本来の飲食品等の味に対する影響がほとんどなく、呈味の良好な消臭剤であって、広範囲なpH領域でも強い消臭効果を有する。
【0096】
また、本発明の飲食品及び口腔用組成物は、従来の消臭剤が持つ苦渋味等に由来する呈味性の低下をまねかずに、広範囲なpH領域でも強い消臭効果を有する飲食品及び口腔用組成物であり、特に酸味タイプの飲食品として有効である。
【0097】
さらに、本発明のトイレタリー製品は、イオウ化合物、窒素化合物の双方の悪臭に対して強い消臭効果を有するので、種々のタイプの広範囲に利用可能な製品である。

Claims (5)

  1. パラチノースを加熱することにより得られるパラチノース加熱分解物である、
    下記構造式Iで表される6−(α−D−グルコピラノシルオキシ)−1,3,4−トリヒドロキシヘキサ−5−エン−2−オン:
    Figure 0004422819
    下記構造式IIで表される5−[(α−D−グルコピラノシルオキシ)メチル]−2−フランカルボックスアルデヒド:
    Figure 0004422819
    およびそれらの混合物から選ばれた一つを有効成分とすることを特徴とする消臭剤。
  2. 上記の有効成分が、パラチノースを120−240℃に加熱することにより得られる、請求項1に記載の消臭剤。
  3. 請求項1または2に記載の消臭剤を含むことを特徴とする飲食品。
  4. 請求項1または2に記載の消臭剤を含むことを特徴とする口腔用組成物。
  5. 請求項1または2に記載の消臭剤を含むことを特徴とするトイレタリー製品。
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