JP4422397B2 - アンプル収納容器 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数本のアンプルを収納し、必要に応じて所望数量を自動的に払い出すことができるアンプル収納容器に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
従来、所定数量のアンプルを自動供給するために使用されるアンプル収納容器として、アンプルを互いに重なり合った状態で多数収容し、可動底板を摺動させることにより、アンプルを1本ずつ払い出すようにしたものがある(例えば、特許文献1参照)。
【0003】
【特許文献1】
特開平10−192369号公報
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、前記アンプル収納容器では、アンプルの向きを変更する機能は備えておらず、又、アンプルの詰まり等に対する対策は不十分である。万一、アンプルが損傷すると、薬液の飛散等、その後の清掃等が困難となるため、特にアンプルの詰まり等が原因で起こる、アンプルへの無理な負荷の増大を適切に防止する必要がある。
【0005】
そこで、本発明は、簡単な構成であるにも拘わらず、アンプルの向きを変更しつつ、所望数量のアンプルを1本ずつ確実に払い出すことができるアンプル収納容器を提供することを課題とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
本発明は、前記課題を解決するための手段として、
複数本のアンプルを積み重なった状態で払出方向に対して横向きに収容し、該アンプルを1本ずつ払出可能としたアンプル収納容器において、
前記アンプルを横向きで搬送するベルトコンベアと、
該ベルトコンベアのベルトの上方に、1本のアンプルのみを通過可能な隙間を形成するように配置されたアンプル規制部材と、
前記隙間を通過するアンプルの一端側に当接し、該アンプルの搬送方向を縦方向に変換するストッパとを備えたものである。
【0007】
この構成により、ベルトコンベアが駆動すると、ベルト上に載置されたアンプルは、順次、アンプル規制部材側へと搬送される。アンプルはアンプル規制部材により、ベルトとの隙間への侵入が規制されるので、確実に1本ずつストッパ側へと移動する。アンプルが払い出される際、その一端部にストッパが当接し、移動方向がスムーズに縦方向に変更される。
【0008】
さらに、前記隙間を通過して払い出されるアンプルの上方側に圧接する圧接部材を備えると、ベルトコンベアの駆動を停止した際、圧接部材によって必要本数以上のアンプルが払い出されることを適切に阻止可能となる点で好ましい。
【0009】
前記ベルトコンベアのベルトに、各アンプルに係合して該アンプルを払出方向に向かって搬送可能とする複数の突条部を所定間隔で形成し、前記アンプルが搬送不能になったときに前記突状部が前記アンプルの下をくぐり抜けるようにすると、アンプルの詰まり等があっても、前記突条部がアンプルをくぐり抜けるので、アンプルが損傷することがなくなる点で好ましい。あるいは、前記ベルトコンベアのベルトに、各アンプルに係合して該アンプルを払出方向に向かって搬送可能とする複数の凹部を所定間隔で形成し、前記アンプルが搬送不能になったときに隣接する前記凹部の間のベルト部分が前記アンプルの下をくぐり抜けるようにしてもよい。
【0010】
また、前記圧接部材に、アンプルに所定の摩擦力を形成しつつ接触する摩擦形成部材を設けると、ベルトコンベアに突条部を形成することなく、アンプルの払出を可能としつつ、ベルトコンベアの停止時に、隙間からアンプルが不用意に払い出されることを防止することが可能となる点で好ましい。
【0011】
前記圧接部材は弾性部材としてもよいし、あるいは、弾性部材によってアンプルに圧接する方向に付勢してもよい。
【0012】
前記アンプル収納容器に、該アンプル収納容器に積載された2段目のアンプル払出方向先頭のアンプルに当接する突片を設けることが好ましい。この突片により、2段目の先頭アンプルは1段目に押し込まれるので、アンプルは詰まることなく、確実に払い出される。前記突片の下縁は、前記2段目のアンプルの中心を結ぶ中心線と該アンプルの外周上面の接線との間に位置することが好ましい。前記突片は、前記2段目のアンプルの中心を結ぶ中心線の僅か上方に位置することがさらに好ましい。
【0013】
なお、ベルトコンベアをアンプルの払出方向に向かって下方に傾斜させると、アンプルの払出をより一層確実に行うことが可能となる点で好ましい。
【0014】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る実施形態を添付図面に従って説明する。
【0015】
図1及び図2は、本実施形態に係るアンプル収納容器1を示す。アンプル収納容器1は、上面が開口する略箱状で、払出方向に対してアンプル2が横向きで収容される。アンプル収納容器1は、図3に示すように、薬剤供給装置3にマトリックス状に固定された薬剤供給部4にそれぞれ着脱自在に取り付けて使用する。
【0016】
アンプル収納容器1は、底面中央部にベルトコンベア5を備え、底部両側及びび底部前側に傾斜面1a及び1bをそれぞれ形成されている。傾斜面1aの一方下縁に沿ってアンプル2の頭部2aを支持するガイド壁8が形成されている。ベルトコンベア5は、両端部に配設した回転軸5a,5bにベルト6を掛け渡した構成である。ベルト6の外面には搬送方向に沿って複数の横方向に延びる突条部7が並設されている。突条部7は、隣接するものがアンプル2の直径とほぼ同一又はそれ以上の間隔を有すると共に、アンプル2を横方向に移動させ、かつ、その移動時に移動を妨げるような外力によってアンプル2が損傷に至る前に、このアンプル2が乗り越え可能な、換言すればアンプル2の下をくぐり抜けることが可能な高さを有する。
【0017】
アンプル収納容器1の後端面にはアンプル規制部材10が配設されている。アンプル規制部材10は、ベルトコンベア5のベルト6との間にアンプル2を1本だけ通過可能な隙間を有するアンプル通路11を形成する。アンプル規制部材10には、図2(b)に示すように、圧接部材12とストッパ13とが設けられている。圧接部材12は、アンプル2の払出方向に向かって斜め下方に突出する合成樹脂材料やゴム等からなる板状(フィルム状や突起形状等でもよい。)で、アンプル2の外周面に圧接することにより、ベルトコンベア5の停止時にアンプル通路11からの不用意なアンプル2の払出を防止する。ストッパ13は、アンプル通路11の片側に設けられる板状体で、アンプル2の頭部2aに当接することによりベルトコンベア5で搬送されるアンプル2を縦方向に回転させる。前記アンプル規制部材10の近傍には、アンプル収納容器1の後端面のほぼ下半分を覆うドア14が支軸14aを中心として回動可能に設けられ、図示しないスプリングによって閉鎖方向に付勢されている。
【0018】
薬剤供給部4は、図4に示すように、薬剤供給容器16と、その内部に配設されるロータ17とを備える。
【0019】
薬剤供給容器16は、上面が開口する略箱状で、前記アンプル収納容器1の払出方向に向かって斜め下方に傾斜している。薬剤供給容器16に払い出されたアンプル2は、側壁に設けたアンプル検出センサ18によって検出される。ロータ17は、略円筒状で、外周面には所定ピッチで複数の保持凹部(図示せず)が形成されている。
【0020】
次に、前記薬剤供給装置3の動作について説明する。
【0021】
アンプル2の供給動作では、まず、図示しないセンサにより定位置に停止したロータ17の保持凹部にアンプル2があるか否かを検出する。保持凹部のアンプル2が検出されれば、ロータ17を回転させ、このアンプル2を供給し、検出されなければ、アンプル検出センサ18での検出信号に基づいて薬剤供給容器16にアンプル2があるか否かを検出する。
【0022】
薬剤供給容器16にアンプル2が検出されれば、ロータ17を回転させることにより、その保持凹部にアンプル2を保持して供給する。
【0023】
一方、アンプル2が検出されなければ、ベルトコンベア5を駆動する。ベルトコンベア5は5秒間正転、1秒間逆転させ、これを繰り返す。ベルトコンベアの駆動により、アンプル収納容器1内のアンプル2は薬剤供給容器16へと搬送される。ベルト6に形成した突条部7によってアンプル2は横向きに搬送され、アンプル規制部材10によりベルト6に直接載置されたアンプル2のみがアンプル通路11を通過する。アンプル通路11の出口では、アンプル2の頭部2aにストッパ13が当接し、アンプル2は回動しながら移動を続け、約90度回転して縦向きとなって、薬剤供給容器16へと払い出される。
【0024】
このように、アンプル規制部材10、圧接部材12、及びストッパ13からなる単純な構造であるにも拘わらず、アンプル2の向きを簡単に横向きから縦向きに変更することができる。そして、アンプル規制部材10により、直接ベルト6に載置されたアンプル2のみを払出方向に移動させると共に、圧接部材12により、アンプル2が不用意に払い出されることを防止できるので、確実に所望数量のアンプル2を払い出すことが可能である。しかも、圧接部材12によってアンプル2を押えながら、ストッパ13により、アンプル2を回転させることができるので、アンプル2の向きを横向きから縦向きに的確に変更することが可能である。
【0025】
なお、アンプル2がアンプル通路11を介して払い出される際、上方に積層したアンプル2が傾く等により払出中のアンプル2に無理な負荷が作用しても、このアンプル2の下を突条部7がくぐり抜ける、換言すればアンプル2が突条部7を乗り越える(突条部7自身も圧縮される)ため、アンプル2が損傷に至ることはない。
【0026】
薬剤供給容器16に払い出されたアンプル2は、前記アンプル検出センサ18に検出される。センサ18がアンプル2を検出するとベルトコンベア5を停止する。ロータ17内のアンプル2が払い出されると、再び同様の周期でベルトコンベア5を駆動する。
【0027】
以下同様にして、所定数量のアンプル2を供給するまで、前述の動作を繰り返す。所定数量のアンプル2が供給されれば、ベルトコンベア5を停止する。アンプル通路11のアンプル2は、圧接部材12によって不用意な払出を阻止されているため、前記ベルトコンベア5の停止によって必要以上のアンプル2が払い出されることはない。
【0028】
薬剤供給容器16のロータ17から供給されるアンプル2は、図3に示すように、薬剤供給装置3内で薬剤供給部4の背後に設けた図示しないリフターにより、薬剤供給装置3の底部に設けたベルトコンベヤ23上のトレイ22に降下される。トレイ22は、各薬剤供給部4から他の薬剤を同様に受け取りながらベルトコンベヤ23上を搬送される。トレイ22内の薬剤はバケットストッカ25から供給されるバケット24に収容される。バケット24には、薬袋ロール26から供給されプリンタ27によって患者名等が印刷された薬袋と、用紙ロール28から供給されプリンタ27によって処方情報が印刷された用紙とが収容される。薬剤、薬袋および用紙が収容されたバケット24は、薬剤供給装置3の外部に払い出される。
【0029】
なお、前記動作を行っても、30秒間センサ18でアンプル2を検出できない場合、欠品であると判断し、その旨を報知する。作業者は、その報知命令に従って、薬剤供給装置3の薬剤供給部4からアンプル収納容器1を取り外す。アンプル収納容器1のドア14の近傍に位置するアンプル2は、圧接部材12が圧接しているため、飛び出すことがない。このため、アンプル収納容器1を取り外した際、ドア14の回動が妨げられず、スムーズに閉鎖される。
【0030】
また、アンプル2の供給動作中に、ロータ17がアンプル2の詰まり等により回転不良を起こした場合には、一旦ロータ17を所定時間だけ逆回転させた後、正回転させる。これにより、アンプル2の詰まり等を迅速に解消して良好な供給状態に回復させることができる。なお、ロータ17の逆回転処理によっても、回転不良が解消しなければ、エラー報知すると共に、装置を停止させるようにすればよい。
【0031】
なお、前記実施形態では、ストッパ13をアンプル規制部材10に固定し、アンプル通路11の通過直後にアンプル2の向きを変更するようにしたが、ドア14にピン等の突起を設けることにより、アンプル2がロータ17に至る直前に向きを変更可能な構成としてもよい。
【0032】
また、前記実施形態では、アンプル規制部材10に圧接部材12を設けたが、図5に示す構成としても構わない。
【0033】
すなわち、圧接部材12の先端下面に摩擦形成部材20を設ける。摩擦形成部材20には、例えば、ウレタンゴム(ポリウレタン)、ニトリルゴム(ブタジエンアクリロニトリル共重合体)、シリコーンゴム(有機ポリシロキサン)、コルク、フエルト等を使用できる。また、前記圧接部材12に代えて摩擦形成部材を設けるようにしてもよい。さらに、ベルトコンベア5をアンプル2の払出方向に向かって下方に傾斜させるのが好ましい。
【0034】
この構成により、ベルトコンベア5を駆動すると、アンプル2は、ベルトコンベア5との間の摩擦に従って払出方向へと搬送され、圧接部材12を弾性変形させつつ払い出される。このとき、アンプル2は、摩擦形成部材20とベルトコンベア5の間に挟持されるので、アンプル収納容器1内のアンプル2が少なくなっても、アンプル2が滑って払出不能となることはない。具体的に説明すると、図5で摩擦形成部材20がなければ、圧接部材12とアンプル2の間の滑りによりアンプル2が図において時計回り方向に回転して払出不能になるが、摩擦形成部材20によりこれが防止され、アンプル2は確実に払い出される。
【0035】
このように、摩擦形成部材20を設けることにより、ベルトコンベア5の停止時に、アンプル通路11からアンプル2が不用意に払い出されることを防止しつつ、アンプル2を確実に払い出すことが可能となる。また、摩擦形成部材20の存在により、ベルトコンベア5の表面に突条部7を設けなくても、確実にアンプル2を払い出すことが可能となるので、突条部7の剥がれ等によるベルトコンベア5の短寿命化を防止することができる。また、突条部7が不要となるので、ベルト6を架け渡す回転軸5a,5bの直径を小さく抑えることができ、アンプル収納容器1の(上下方向の)小型化が可能となる。
【0036】
さらに、前記実施形態では、ベルトコンベア5のベルト6に突状部7を設けたが、図6に示すように、ベルト6の表面に複数の凹部21を長手方向に一定間隔で複数設けてもよい。各凹部21はベルト6の横方向に延設され、これによりアンプル2は凹部21に係合して横向きで搬送される。また、アンプル2の詰まり等が生じると、隣接する凹部21間のベルト部分がアンプル2の下をくぐり抜けるので、アンプル2が損傷することはない。
【0037】
また、前記実施形態では、圧接部材12として弾性部材自体を用いたが、図7,図8に示すように、弾性部材30によりアンプル2に圧接する方向に付勢された圧接部材31を用いてもよい。同図に示す実施形態では、アンプル収納容器1の後端面に内方に突出する棚状のアンプル規制部材32が設けられ、該アンプル規制部材32の下面に板状の圧接部材31がアンプル2の払出方向上流側の端部においてピン33により回動可能に取り付けられている。圧接部材31は、ばねからなる弾性部材30によってアンプル2に圧接する方向に付勢されている。圧接部材31の下面には図5で説明したような摩擦形成部材20が取り付けられている。アンプル2の払出中の圧接部材31および摩擦形成部材20の作用は、前記実施形態と同様であるので説明を省略する。
【0038】
アンプル規制部材32の下面とベルトコンベア5の間には、1本のアンプル2が通過する隙間を有するアンプル通路11が形成されている。アンプル規制部材32の上面は、アンプル2の払出方向と逆方向に下向きに傾斜する傾斜面34が形成されている。傾斜面34の下端にアンプル払出方向と逆方向に突出する突片35が延設され、該突片35の下縁は、2段目に積載された複数のアンプル2の中心を結ぶ中心線Cと該アンプル2の外周上面の接線Tとの間、好ましくは前記中心線Cの僅か上方に位置している。突片35の上縁が高い位置にあると、傾斜面34から降りてくるアンプル2がベルトコンベア5上に落下する時に破損する虞れがあるので、突片35の上縁はできるだけ低い位置にあることが好ましい。なお、前記アンプル規制部材32の傾斜面34は、図9に示すように、湾曲させてもよい。
【0039】
この構成によれば、図10(a)に示すように、1段目のアンプル2がベルトコンベア5によりアンプル払出方向(同図において左側方向)に搬送されると、2段目のアンプル2も同方向に移動する。そして、図10(b)に示すように、2段目の先頭に位置する5番のアンプル2が傾斜面34の下端の突片35に当接すると、当該5番のアンプル2は下向き押圧されて1段目の3番と4番のアンプル2の間に押し込まれる。このとき、図10(c)に示すように、5番のアンプル2が、突片35と1段面のアンプル2の間に挟まったとしても、前述のように、ベルトベア5は5秒正転と1秒逆転を繰り返しているので、ベルトコンベア5の逆転時に5番のアンプル2は図10(d)に示すように、ベルトコンベア5上に落下する。そして、この2段目の空いたところには、傾斜面34から転動してきたアンプル2や3段目のアンプル2が入り込む。このようにして、アンプル2は詰まることなく確実に払い出される。
【0040】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明によれば、アンプル規制部材により直接ベルトに載置されたアンプルのみを搬送可能としつつ、ストッパで方向を変更することができるようにしたので、簡単な構成であるにも拘わらず、確実にアンプルの向きを変更することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)は本実施形態に係るアンプル収納容器の平面図、(b)はその正面図である。
【図2】 (a)は図1(b)の部分拡大図、(b)は側面図である。
【図3】 図1に示すアンプル収納容器が着脱される薬剤供給装置の全体概略図である。
【図4】 図1に示すアンプル収納容器を薬剤供給装置の薬剤供給部に装着した状態を示す正面図である。
【図5】 他の実施形態に係るアンプル収納容器の部分拡大図である。
【図6】 さらに他の実施形態に係るアンプル収納容器の部分拡大図である。
【図7】 さらに他の実施形態に係るアンプル収納容器の斜視図。
【図8】 図7のアンプル収納容器の断面図。
【図9】 図8のアンプル収納容器の変形例を示す一部断面図。
【図10】 図7のアンプル収納容器のアンプル払出状況を順次に示す断面図。
【符号の説明】
1…アンプル収納容器
2…アンプル
3…薬剤供給装置
4…薬剤供給部
5…ベルトコンベア
6…ベルト
7…突条部
10…アンプル規制部材
11…アンプル通路(隙間)
12…圧接部材
16…薬剤供給容器
17…ロータ
18…アンプル検出センサ
21…凹部
30…弾性部材
31…圧接部材
32…アンプル規制部材
35…突片

Claims (11)

  1. 複数本のアンプルを積み重なった状態で払出方向に対して横向きに収容し、該アンプルを1本ずつ払出可能としたアンプル収納容器において、
    前記アンプルを横向きで搬送するベルトコンベアと、
    該ベルトコンベアのベルトの上方に、1本のアンプルのみを通過可能な隙間を形成するように配置されたアンプル規制部材と、
    前記隙間を通過するアンプルの一端側に当接し、該アンプルの搬送方向を縦方向に変換するストッパとを備えたことを特徴とするアンプル収納容器。
  2. 前記隙間を通過して払い出されるアンプルの上方側に圧接する圧接部材を備えたことを特徴とする請求項1に記載のアンプル収納容器。
  3. 前記ベルトコンベアのベルトに、各アンプルに係合して該アンプルを払出方向に向かって搬送可能とする複数の突条部を所定間隔で形成し、前記アンプルが搬送不能になったときに前記突状部が前記アンプルの下をくぐり抜けるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンプル収納容器。
  4. 前記ベルトコンベアのベルトに、各アンプルに係合して該アンプルを払出方向に向かって搬送可能とする複数の凹部を所定間隔で形成し、前記アンプルが搬送不能になったときに隣接する前記凹部の間のベルト部分が前記アンプルの下をくぐり抜けるようにしたことを特徴とする請求項1又は2に記載のアンプル収納容器。
  5. 前記圧接部材に、前記アンプルに接触して所定の摩擦力を形成する摩擦形成部材を設けたことを特徴とする請求項2に記載のアンプル収納容器。
  6. 前記圧接部材は弾性部材からなることを特徴とする請求項2に記載のアンプル収納容器。
  7. 前記圧接部材は弾性部材によってアンプルに圧接する方向に付勢したことを特徴とする請求項2に記載のアンプル収納容器。
  8. 前記アンプル収納容器に、該アンプル収納容器に積載された2段目のアンプル払出方向先頭のアンプルに当接する突片を設けたことを特徴とする請求項1に記載のアンプル収納容器。
  9. 前記突片の下縁は、前記2段目のアンプルの中心を結ぶ中心線と、該アンプルの外周上面の接線との間に位置することを特徴とする請求項8に記載のアンプル収納容器。
  10. 前記突片は、前記2段目のアンプルの中心を結ぶ中心線の僅か上方に位置することを特徴とする請求項9に記載のアンプル収納容器。
  11. 前記ベルトコンベアを前記アンプルの払出方向に向かって下方に傾斜させたことを特徴とする請求項1に記載のアンプル収納容器。
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