JP4421778B2 - 異種部分を有する使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク - Google Patents

異種部分を有する使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク Download PDF

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Description

【0001】
(技術分野)
本発明は、一般的に風媒エーロゾル粒子の通路を防ぐことのできる顔用マスクに関する。より詳細には、本発明は、2つの異種材料部分からなる使い捨て顔用マスクと、これを製造する方法に関する。
【0002】
(背景技術)
使い捨て顔用マスクは何年もの間製造されてきた。医療分野において、これらのほとんどのマスクが、健康介護人の息によって患者が感染されることを防ぐのに使用されてきた。近年、特にB型肝炎ウイルス、多薬物耐結核のような風媒病原菌を有する介護人の感染に関する関心が高まるにつれ、介護人による呼気のために患者の感染を防ぐだけではなく、風媒感染粒子の吸気のために介護人の感染を防ぐことが必要とされてきた。人間の免疫不全ウイルス(HIV)の出現、および多くのHIV患者に伴う伝染結核菌の近年の増加を鑑みると、これはさらに重要になってきた。
【0003】
これに加え、風媒流体および固体粒子を有するエーロゾルは感染患者の呼気だけではなく、エネルギーを液体すなわち微生物の懸濁液に与える特定の手順を行う処置および過程により発生することがわかった。ドリルおよび針の使用を含む外科処置は、特に、結核菌、HIVまたは別の感染患者からの病原菌を含むエーロゾルを特に多産する。結核菌に関する関心が増大してきた。なぜならば、疾患の新しい体質が複数の種類の薬品処理に対し強い副作用を示すからである。
【0004】
さらに、黄熱症、リフト谷熱および多分ロッキー山脈熱、狂犬病、および天然痘のようなウイルス性出血熱病の多くがエーロゾルにより伝染することがわかった。膨大な時間研究がなされ、偶然ではない状況でこのようなウイルスが伝染することが認識されるに至った。これらの非偶然な状況の多くはエーロゾル汚染によるものであることが現在では確信されている。
【0005】
市場に出回っている現在の医療用マスクのうち、多くのものは、エーロゾルに対し有効でないことがわかる。例えば、現在手に入る成形形外科用マスクは2ミクロン以下のの粒子対しほとんど抵抗力がなく、9ミクロンの大きさの粒子に対し低効率性でブロックする。いくらか品質が向上したマスクも現われているが、いずれのものも、マスクを通し、またはマスクの周囲のエーロゾルの通路を防ぐのに完全に満足がいくものではない。
【0006】
このように着用者煮付け心地の良さを与えながら、マスクを通し、またはマスク周囲双方のエーロゾルの通路を最小にするマスクの存在が必要とされることがわかる。
【0007】
(発明の開示)
本発明は従来の構造と方法の前述の欠点等を認識し、解決するものである。
【0008】
従って、マスクの縁と着用者の顔との間にエーロゾルのバイパスを防ぐ使い捨て顔用マスクの改善された設計を与えることが本発明の目的である。より詳細にには、配置に基き性能を最適にするように選択された異種材料から形成された2つの別箇の部分を有する使い捨てマスクを形成することが本発明の目的である。
【0009】
本発明のさらなる目的と利点が以下の記載に一部記載されており、または記載から明白になり、又は本発明を実施することから理解できるであろう。
【0010】
本発明の目的において、使い捨てマスクが着用者の顔を保護するのに形成される。マスクは着用者の鼻と口とをカバーするような大きさの開口部と、この開口部に対するシールされた端部とを有する。開口部は、着用者の鼻と頬を超えて延びている上部縁と、着用者の口の下側を延びている底部縁と、2つの対向する側部とから形成される。マスクの本体は着用者の顔の周囲の輪郭を形成できる材料から形成されている開口部の縁に隣接した第1部分を備える。マスク本体は、第1部分と結合され、シールされた端部にまで延びる第2部分を備える。この第2部分はマスクの端部または中央に集中するフィルタ材料から形成されている。
【0011】
マスクは多くの通常のマスクのように構成されていればよい。例えば、1つの特定の実施例において、マスクは、各縁がマスクの開口部を形成する状態で、3つの縁に沿ってシールされたほぼ台形の2つのパネルから形成されていればよい。別の実施例において、マスクは、着用者の鼻と口にマスク適合できるように形成された側部方向の複数のプリーツを有するほぼ長方形のマスクとして形成されてもよい。プリーツは、マスクのフィルタ部分を形成する第2材料にわたり延びていてもよいし、フィルタ材料の構造により第2部分からなくてもよい。あるいは、マスクは通常の成形されたカップまたはコーン形状のマスクとして形成されてもよい。マスクの様々な構造と形状が本分野において公知であり、このような全ての従来のマスクは本発明の範囲と精神の範囲内にある。
【0012】
形状適応可能な材料から形成されたマスクの第1部分は、単一の材料層、複数の材料層および異なる材料の様々な組み合わせから構成されていればよい。1実施例において、複数材料層が共に結合されて第1部分の材料を形成し、1つの材料層が第2部分と結合されるように延びている。同様に、第2部分は、第1部分に取付けるために延びている層と共に結合される複数の材料層から形成されていてもよい。結合は、ソーイング、熱結合、超音波結合等のような従来の方法により達成されればよい。マスクの第2部分は単一材料層、複数の材料層および異なる材料の複数の組み合わせから構成されていればよい。
【0013】
マスクは着用者の顔に取付けるための装置も含む。従来の取付け手段のいずれもが本発明の範囲と精神の範囲内にある。例えば、マスクは着用者の頭周囲に固定するためのストラップを含んでいればよい。あるいは、マスクは、着用者の頭周りに締めるための、上部と底部縁から延びるストラップを含んでいればよい。別の実施例において、マスクは、着用者の耳の上にフィットさせるためのループを含んでいてもよい。膨大な数の取付け装置が本分野において公知であり、このような装置のいかなる手段をも本発明に組み入れてもよい。複数の構造と別の実施例が本分野において採用され、本発明は特定の種類のマスク、材料、結合方法または着用者の顔への取付け方法に限定されるものではない。
【0014】
本発明は、異種材料から形成されたマスクを製造する方法も含む。この方法は形状適応可能材料の1つのストリップをフィルタ材料の中間ストリップの各側部に結合し、複合ストリップを形成することからなる。マスクを形成する台形パネルが別の手段で複合ストリップから切断されるので、スクラップ材料の量を減少させることになる。上側および下側パネルが並置して配置され、3つの縁に沿って結合される。この方法は、特に台形パネルマスクに関連し、異種材料を整列させ、これらを結合し、続いて適切なマスク形状に切断する同様な方法が、長方形プリーツタイプ及びコーン形状マスクを含む別のマスクの種類に適用されてもよい。
【0015】
【本発明の詳細な説明】
本出願に組込まれ、これの一部を構成する添付図面が、本発明の2つの実施例を詳細な記載と共に表しており、本発明の原理を説明する。例が本発明の説明によってなされるが、本発明を限定するものではない。本発明において、修正と変更が本発明の範囲または精神から逸脱することなくなされることが本分野の当業者であればわかるであろう。例えば、1実施例の1部として図示され記載されている特徴は、さらに別の実施例を考え出すのに別の実施例に使用される。このように本発明は、請求の範囲およびこれらの均等例になるものとして修正及び変更をカバーするものである。
【0016】
本発明は、材料の異種部分を有する使い捨てマスクに関する。以下により詳細に記載するように、使用者の顔の周りに密接してフィットすることを確実にする助けとなる形状適応可能な質に関する1つの材料を選択できる。エーロゾル粒子を濾過する質の別の材料を選択できる。このように、エーロゾル粒子を濾過し、着用者か呼吸しやすい状態でありながら、着用者の顔と密接にフィットすることを確実にするマスクを形成できる。
【0017】
図1、4、8および9の各々は、着用者12(仮線で図示する)の頭に配置され、本発明の1実施例に関し構成されたマスク11を図示している。本発明に関し構成されるのが好ましい使い捨てマスクの例示的実施例の概略的な説明は以下の通りである。
【0018】
図1、4、8および9に図示するように、マスク11は、着用するとほぼ着用者に対向する開口部66と、シールされた端部21を形成するカップまたはコーンの一般的形状を有していることが好ましい。マスクのフィルタ部分はシール端部21の領域にほぼ配置されており、着用者12の顔にかぶさらないようになっている。顔にかぶさらないスタイルのマスクは、涼しく着用でき、呼吸を簡単にできる呼吸室を形成する。本体14内に含まれた空気容積は、通常の呼吸率で本体14内に吐出される過度の空気量を保持しないように最適にしなければならない。本体14の多きを適切に選択することによって、本体14内で空気が過度に加熱されることが少なくなり、吐出された空気を呼吸する時間が長くなることによるめまいが最小になる。
【0019】
好ましい実施例において、図1、2、4、5および7に図示するように、本体14は、ほぼ台形構造の上側パネル20と下側パネル22とから構成されていればよい。上側パネル20と下側パネル22とは同一構造を有しており、3つの側部に沿って共に結合されていればよい。1実施例において、側部は熱または超音波シールによって結合されていればよい。このように結合することは重要な一体性をマスク11に与えることになる。
【0020】
上側パネル20の第4の非結合側部が開いており、上部縁24を含む。上部縁24は図2及び3に図示するように細長い可鍛性部材26を受取るように構成されている。マスク11の上側パネル20の上部縁24に沿って配置された可鍛性部材26を有することを除いて、上側及び下側パネルは同一であればよい。可鍛性部材26は、マスク11の上部縁24が着用者12の鼻及び頬の輪郭に密接にフィットするように構成できる。このようなマスクについて、1994年6月21日に付与された米国特許第5,332,061号に記載されている。本発明は、これらの記載を引例として本発明に組み入れる。
【0021】
着用者12の通常の呼吸に伴う空気漏れを防ぐために、可鍛性ストリップ26が上部縁24の中央に配置されていることが好ましく、図2に図示するように上部縁24の全長(A)の50から70パーセントの範囲内の長さを有することが好ましい。可鍛性部材26は長方形の断面を有するアルミニウムストリップから形成されていることが好ましいが、成形可能または、可鍛性スチールまたはプラスチック部材でもよい。本発明の1実施例において、マスク11の性能は1/4に焼き戻されたアルミニウムから製造された可鍛性ストリップ26を用いることによって高められた。
【0022】
下側パネル22の第4の非結合側は底部縁38を含んでいればよい。上側パネル20の上部縁24と下側パネルの底部縁38とは相互に協働して、着用者12の顔に接触する本体14の周縁または開口部66を形成し、本体14の周縁と着用者の顔との間に形成されたバリヤを最適化する助けとなる。
【0023】
マスク11に関する最適な相対寸法が図2に図示されている。精密な寸法は特に小さい顔または大きな顔の特徴を有する着用者の顔を収納するように修正されればよい。しかし、マスク11の台形部分の小さい方の長さ(D)と幅(C)との間の割合は約1対1のままでなければならない。本実施例において、本体14の大きい方の長さ(A)と小さいの方の長さ(D)との好ましい割合は約3対1である。
【0024】
図2に図示した本発明の好ましい実施例において、半径R1とR2は、本体14の非平行すなわち角度がついた側部に形成される。各寸法の1例として、R1は1 1/8インチで、R2は3インチである。半径R1とR2は、相互に協働して着用者12が通常の呼吸をしている間、本体14の破壊を防ぎ、マスク11が好ましい顔から離れた形状を保持するようにしている。半径R1とR2は幅が1/4インチ以上のシールされた広さを有するように組合わされていることが好ましく、着用者12の鼻と口とをカバーする所望の形状を形成し、通常の呼吸中に破損することなく、着用者の顔12に密接にフィットさせるようにする。
【0025】
より詳細には、半径R2は、マスク11の対向側部から外方に曲がっており、部材16と18とを固定するために取付け点の方向に向って内方に曲がっている半径R1に接する。半径R1とR2は相互に協働してマスク11の外周と着用者の顔12との間の顔シール性能を向上させるようになっている。図7に図示するように、半径R1とR2によって、部材16と18とを固定するための取付け点に隣接する上部縁24と底部縁38の各端部において比較的平坦な面24aと38aでマスク11を開くことができる。部材16と18とを固定するための取付け点に隣接するこれらの平坦面は本体14の開口部から離れて徐々にテーパ形状になっている。
【0026】
半径R1とR2は上部縁部分24と底部縁部分38と協働してマスク11を固定してフィットさせることができ、膨大な数の異なる顔の大きさであっても密接な顔とのシールを形成できる。マスク11は、図7に図示するように、マスク11は、特にマスク11の内側上に部材16と18とを固定するための取付け点に隣接してテーパ形状の面と接触する小さな顔にも有効である。部材16及び18を固定するための取付け点に隣接する平坦面24aと38aによりマスク11が着用者12の顔に対するシール領域を増大させることできた。
【0027】
好ましい実施例において、マスク11は、結合システム15によって着用者12に固定される本体14を備えている。結合システム15は弾性及びエラストマーストラップまたは固定部材16、18から構成されていればよい。マスク11は着用者12の鼻の上および頬の下側に配置されればよい。
【0028】
図1及び4を参照すると、マスク11が着用者12の顔に位置するように図示されている。図1に見られるように、上部縁24に配置された可鍛性部材26を有する上半分は、着用者12の鼻と頬の構造に究めて密接に一致する。図4において、底部縁38が着用者12の頬の下側にフィットしていることがわかる。前述したように、第1部分40が着用者12の顔の周りに形状適応可能となっており、底部縁38と着用者の頬、上部縁24と着用者の鼻及び頬とが密接に一致するようになっている。これにより、マスクが着用者12に使用されると、マスク11に入ってくる、またはマスク11から排出される空気のバイパスまたは漏れとなるような漏れがなくなる。マスクの上部及び底部の縁8周りのこのような漏れは、マスクの効率性を減少させる。
【0029】
1実施例において、ストラップ16および18は弾性ポリウレタンから構成されていればよい。ストラップ16及び18は、弾性ゴム、またはカバー付き伸縮性ヤーン等から構成されてもよい。カバーされた伸縮性ヤーンは、ナイロンまたはポリエステルでラップされた弾性材料から構成されてもよい。
【0030】
図7に図示するように、好ましい実施例において、固定部材即ちストラップ16および18はマスク11の上部縁24と底部縁38との間の結合部で取付けられ、ストラップ16及び18の両端部の間にはギャップがない。半径R1とR2と協働して、本体14にストラップ16および18を取付ける位置のために、最適な引張り角度となり、マスク11の内側と着用者の顔12上の面24aと38aの間に液密なバリヤーを形成する。ストラップ16は、図4にもっとも明白に現われているように、マスク20の底部縁38と整列して着用者12の頭の上部の上に配置でき、直接的な力がストラップのラインに沿ってかかり、底部縁38を着用者12の頬とシール係合するようになる。同様に、ストラップ18は頭の下側部分のまわりに配置され、マスク11の上部縁24と整列し、上部縁24を動かす力がかかり、着用者の鼻と頬とがより密接に係合するようになる。
【0031】
図8は、本発明の別の実施例を表す。マスク11は通常のコーン形状マスクである。このようなマスクが、1983年5月24日にヒューバに付与された米国特許第4,384,577号、1984年6月19日にヒューバ他に付与された同第4,454,881号、および1986年7月15日にマリネック他に発行された同第4,600,002号に記載されており、これらの全開示を引例として本明細書に組み入れる。
【0032】
本実施例において、コーン形状マスク11は、マスクの開口部66を形成する境界部46により形成されており、着用者12の鼻、頬およびおでこの周りに密接にフィットするように成形されている。境界46の上部縁は上述したのと類似した可鍛性ストリップから形成されていればよく、着用者12の鼻のまわりに独立して形成されていればよい。取付けストラップ17は境界46とともに作用し、密接にフィットして、縁マスク11周りのエーロゾルの通路を最小にする。
【0033】
図9に図示する別の実施例において、マスク11は横方向のプリーツ55と、プリーツ55に平行で、隣接した可鍛性ストリップ26とで形成されている。上部縁56、底部縁57、及び側部縁58は相互に協働して着用者12の顔に接触するマスク11の周囲を形成するようになっている。
【0034】
横方向のプリーツ55によってマスク11が広がり、着用者の口と鼻をカバーする。マスク11に形成されたプリーツ55の数、大きさ及び方向は着用者12の顔と望ましい程度のフィット性を与え、マスクが使用される特定の環境に適応するように変えることができる。プリーツ55の作用によって可鍛性ストリップ26が外方向に開き、マスク11を着用者の鼻と口から離すように支持し、より大きな濾過効率を与え、着用者に心地良さを与えることになる。このようなマスクがハバード他に1987年1月13日に付与された米国特許第4,635,628号に記載されており、引例として本明細書に組み入れる。
【0035】
好ましい実施例において、マスク11の本体14は、異種材料からなる第1の内側部分40と第2の部分42とを含む。第1の内側部分40は着用者12の顔まわりで形状適応可能な材料からなる。内側部分40の目的は、マスクの周囲と着用者の顔との間の空気通路を最小にするために着用者の顔と密接にフィットさせることを確実にすることである。外側部分42は双方向にガスを流すことができる通気性フィルタ媒体からなる。外側部分42の目的は、着用者12が吸い込んでいる空気からエーロゾルを濾過することである。図1乃至9のそれぞれにおいて、マスク11の内側部分40および外側部分42のシール70が陰つきの輪郭線で図示されている。
【0036】
図3Aは、台形パネルマスクを用いて、本発明の1実施例において組込まれた異種材料の層を説明する。マスク11は上部内側部分30と下部内側部分32とを含む顔にもっとも隣接して着用される内側部分40を含む。本実施例において、外側部分42、すなわちマスク11の残りの部分は、上部外側部分34と下部外側部分36とを含む。1実施例において、上側部分30と34は相互に1つの縁で取付けられて、ほぼ台形形状を有するマスク11の上側パネル20を形成する。そうでなければ、上側部分30,34は本発明の範囲内において相互に結合されていてもよい。特定の実施例において、上側部分と外側部分30,34は熱または超音波結合によってともに結合されていてもよい。
【0037】
下部内側部分32と下部外側部分36は相互に結合されていてもよい。1実施例において、下側部分32と36は相互に取付けられて、ほぼ台形形状を有するマスク11の下側パネル22を形成するようになっていてもよい。下側部分32と36は、本発明の範囲内において、相互に結合されていてもよい。特定の実施例において、下部内側および外側部分32、36は熱または超音波結合によりともに結合されていてもよい。
【0038】
図3Aおよび3Bに図示するように、1実施例において、内側および外側部分40、42はそれぞれ3つの材料層から構成されていることが好ましい。本発明に関し、部分40、42は異種材料から構成されていればよく、1部分の少なくとも1層は別の部分とは異なる材料から構成されている。1実施例において、外側部分42は外部通気性層50、中間通気性層54及び内側通気性層52を含む。
【0039】
外部通気性層50はスパンボンドポリプロピレンから構成されていればよい。外部通気性層50は複合または;ポリエチレンまたはポリプロピレンのような粒子結合された材料、セルロースティッシュ、またはスパンボンドポリエステルから構成されている。外部通気性層50は一般的にヤードあたり0.5オンスから1.0オンスの坪量を有する。特定の実施例において、ヤードあたり0.9オンスが好ましい外部通気性層50の坪量である。
【0040】
内側通気性層52は複合ポリエチレン及びポリプロピレンから構成されて意馬よい。内側通気性層52はポリエステルまたはポリエチレン材料またはセルロースティッシュから構成されていてもよい。内側通気性層52はヤードあたり0.4から0・75オンスの坪量を有する。特定の実施例において、ヤードあたり0.413オンスが層52に関し好ましい坪量の一つである。
【0041】
外部通気性層50と通気性層52との間に配置されているのは、中間通気性層54である。中間通気性層54はマスク11のフィルタ媒体を形成する。1実施例において、中間通気性層54はメルトブローポリプロピレン、押し出されたポリカーボネート、メルトブローポリエステル、メルトブローウレタン等から構成されていればよい。フィルタ媒体に関するさらなる情報が米国特許第5,322,061号に記載されており、本発明はこれを引例として組み入れる。各層50、52、及び54の材料を本発明の範囲内で変えることができることがわかる。
【0042】
1実施例において、内側部分40は外部形状適応可能層60、内側形状適応可能層62、および中間形状適応可能層64とから構成されていればよい。
【0043】
1実施例において、外部形状適応可能層60はプラスチックフィルムまたは不織材料から構成されていればよい。外部形状適応可能層60は発泡体から構成されてもよい。外部形状適応可能層60はヤードあたり0.5から3.0オンスの坪量を有していればよい。特定の実施例において、ヤードあたり1.0オンスが外側形状適応可能層60の好ましい坪量の一つである。
【0044】
内側形状可能適応層62は不織材料から構成されていることが好ましい。内側形状適応可能層62は発泡体から構成されてもよい。内側形状適応可能層62は、一般的にヤードあたり0.4から1.5オンスの坪量を有している。特定の実施例において、ヤードあたり0.5オンスが層62の好ましい坪量の一つである。
【0045】
外部形状適応可能層60と内側形状適応可能層との間には、中間形状適応可能層64が配置されている。中間形状適応可能層64は不織布、フィルム、発泡体等から構成されていればよい。中関係上適応可能層64は、一般的にヤードあたり0.5から3オンスの坪量を有している。各層60,62,64は、本発明の範囲内において、別の材料から形成されてもよい。
【0046】
図3Bは、本発明の1実施例に関し本体14の内側部分40と外側部分42との間の接続の拡大図である。外側、内側及び中間通気性層50,52、及び54は熱及び圧力を用いて結合部72において取付けられることが好ましい。内側通気性層52は結合部72を超えて延びており、取付けフランジ52aを形成する。同様に、外側、内側及び中間通気性層60,62、及び64は熱及び圧力を用いて結合部74において取付けられることが好ましい。内側通気性層60は結合部74を超えて延びており、取付けフランジ60aを形成する。特定の実施例において、取付けフランジは非多孔性フィルムであればよい。取付けフランジ52aと60aは熱または圧力を用いて結合部70に隣接して配置され、取付けられていればよい。通気性及び形状適応可能性層は本発明の範囲内で相互に共に取付けられていればよいことがわかる。
【0047】
最終マスク11が使用される環境によって、外側部分42の中間通気性層54は必要とされない。外部層50と内部層52とは、1か、2以上の中間層なしに所望量の濾過を行う。同様に、内側部分40は1か、2以上の材料層を必要とするのみである。
【0048】
図3Aに図示するように、マスク11の上部縁24はマスク11の開いた端部にわたり延びる縁バインダー25に面しており、可鍛性ストリップ26をカバーする。同様に、マスク11の下側半分22は縁バインダー39に取り囲まれている底部縁38を形成する。1実施例において、縁バインダー25と39はスパンレースポリエステル材料から構成されていればよい。バインダーは、複数の熱結合された複合材料、ポリプロピレンポリエチレンの非有孔性プラスチックフィルム等から形成されていればよい。
【0049】
図4は、ギャップガード44が付加された状態で、マスク11の別の実施例を図示している。前述するように、マスク11は、上部内側部分30、下部内側部分32、上部外側部分34、及び下部外側部分36を含む。マスク11は、マスク11の周囲周りのガスと液体の通路を防ぐように着用者の顔の輪郭に密接に一致する第1材料の第1部分と、着用者により吸い込まれる空気のほとんどのエーロゾル粒子を濾過する第2の異種材料からなる第2部分を含む。上部内側部分30は前述したように境界が形成されている上部縁で終了する。しかし、底部縁38は、わずかに異なって構成されている。
【0050】
底部縁38において下部内側部分32の内側形状適応可能層62で終了する代りに、材料形成層62が底部縁38を超えて延びて、マスク11から下方に延びるベールすなわちギャップガード44を形成し、着用者の首の一部をカバーするようになっている。製造工程において、下側縁38は内側通気性層52を付与する前に縁結合によって境界が定められ、内側通気層52は結合部においつかないが、超音波溶接等によって底部縁38に接合される。
【0051】
ベール即ちギャップガード44の目的は、着用者12のあごを超えて下側に延びていることと、着用者12の頭の適用範囲を完全にするようにフードを着用者12がかぶったときに首を超えて延びるていることである。ベールすなわちガード44は、顎ひげからの髪の汚れと、フードにより拭われる皮膚粒子が作業環境に入ってくることを防ぐ。また、ガード44は着用者の首を、好ましくないエーロゾルと人体流体との接触から保護する。
【0052】
図6Aおよび6Bは本発明の別の態様、すなわち本発明の1実施例に関しマスク11を製造する材料ストリップの製造を図示している。図6Aは、人体14の内側部分40を作るのに使用される第1部分のストリップ80の製造を表している。1実施例において、第1部分ストリップ80は、外側形状適応可能層60を構成する材料シートを、中間形状適応可能層64を構成する材料シートと内側形状適応可能層62を構成する材料シートを並置することにより製造されればよい。前述したように、外側形状適応可能層60を構成する材料シートが、取付けフランジ60aを形成するために別の2つの層62、64よりもわずかに広ければよい。シートはスタックされ、共通の縁66を共有するようになっていることが好ましい。層60,62.64が並置し配置された後に、フランジ60aに隣接した縁に沿って熱または圧力により結合され、結合部74を形成するようになっている。
【0053】
図6Bは、本発明の1実施例に従って、第1部分と第2部分の双方を含む複合ストリップ84と同様に第2部分ストリップ82の製造を表す。第2部分ストリップ82は、外側通気性層50を構成する材料シートを、中間通気可能層54を構成する材料シートと、内側通気可能層52を構成する材料シートとを並置して配置することによって製造されていればよい。前述したように、内側通気性層50を構成する材料シートは、取付けフランジ52aと52bを形成するために別の2つの層52,54よりもわずかに広い。シートは、外側通気性層50と中間層54の2つの縁が整列するように、そしてこれらの2つの層50,54が内側通気可能層52を構成する材料シートの中央になるようにスタックされていることが好ましい。層50、52、及び54が並置された後に、フランジ52aと52bに隣接した縁に沿って熱または圧力によって結合されて、結合部72を形成すればよい。
【0054】
複合ストリップ84は、第2部分ストリップ82の各側部上に第1部分ストリップ80を配置することによって製造されることが好ましい。第2部分ストリップ82のフランジ52aと52bが、隣接する第1部分ストリップ80のフランジ60aとそれぞれ重なり合うことが好ましい。次いで、取付けフランジ52aと52bが各取付けフランジ60aとともに結合され、結合部70を形成するようになっている。
【0055】
複合ストリップに図示されたマスク輪郭88は、本体14の上側および下側パネル20、22を複合ストリップ84から最終的に切断するカッターのアウトラインを表す。1実施例において、レイアウトの別の構成では、本体14を製造するのに利用されるカッター(図示せず)を介し材料が給送されるときに、連続したスクラップ片86を形成する。人体14のほぼ台形形状により形成される可能性のある別のレイアウトでは極めて小さなスクラップを作り、マスク11の製造中に作られる廃棄材料が究めて小さい。
【0056】
上述の製造の別の実施例において、第1部分ストリップ80の1つのみが複合ストリップ84を組立てるのに使用されてもよい。本実施例において、第2部分ストリップ80は1つの取り付けフランジ52aを必要とするだけである。本実施例において、マスクの形状は複合ストリップ84に沿って同一に配向していることが好ましい。
【0057】
上述した切断工程後に、マスク11は、図3Aと3Bを参照すると、以下の工程を用いて組立てられる。2つの複合ストリップ84が使用され、一方は、上側パネル20を作り出すものであり、他方は下側パネル22を作り出すものである。バインダー25と39は図3Aに図示するように上側及び下側パネル20,22の上部縁24と底部縁38に固定される。上側および下側パネル20,22は並置して配置され、同一の側部で整列していることが好ましい。上側パネル20と下側パネル22の3つの短い方の側部89が熱シール又は超音波結合により相互に接続されており、開いた側部が上部縁24と底部縁38とによって形成された状態のほぼ台形形状を有する本体14を形成するようになっている。ストラップ16、18は、上側パネル20と下側パネル22との間の結合部において上部縁24と底部縁38の隅に取付けられる。
【0058】
図9に図示したプリーツ形状のマスクに異種材料のシーリングを組み入れるのに類似した製造方法を使用できる。複合ストリップを使用しないで、マスクは、通気性材料層から形成された内側フィルタ部分を取り囲みこれに隣接した形状適応可能材料層のほぼ長方形のフレームを配置することによって形成されてもよい。次いで、マスクは上述したように、フレームと内側フィルタ部分との間に、長方形フレームの外周に沿って結合される。
【0059】
図8に図示したコーン形状のマスクに関連する製造方法は本分野において公知であり、別の成形段階が異種材料を組み入れるように記載された状態で使用されている。
【0060】
本発明の好ましい実施例が上述に記載した通りであるが、本発明の全均等な認識が本発明の範囲と精神に含まれることがわかるであろう。このように図示した実施例は例示にすぎず、本発明を限定するものではない。本発明の特定の実施例を図示し、記載してきたが、本分野の当業者であれば、多くの修正がなされることが可能であるために、制限されるものではないことが理解できるであろう。このような実施例の全ては請求の範囲の均等な範囲内にあることが分かるであろう。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の1実施例に関し、着用者の頭部に配置されたマスクを表す斜視図である。
【図2】 図1のマスクを表す上部平面図である。
【図3A】 図2の線3-3に沿って切断された断面図であり、本発明の1実施例に関し図1のマスクの第1及び第2部分を表す。
【図3B】 本発明の1実施例にしたがって図3Aの第1及び第2部分の間の接続の拡大図を表す拡大断面図である。
【図4】 本発明の1実施例に関し首のガードを有する図1のマスクを表す側面図である。
【図5】 本発明の1実施例に関しマスクの本体に結合システムを取付けることを表す図1のマスクの内側の図である。
【図6A】 本発明の1実施例に関し図1のマスクの第1部分のストリップの製造を表す斜視図的な線図である。
【図6B】 本発明の1実施例に関し図1のマスクの上側及び下側半分を形成するための複合ストリップの製造と切断を表す斜視図的な線図である。
【図7】 本発明の1実施例に関し図1のマスクの内側部分と縁を表す等尺の線図である。
【図8】 本発明の1実施例に従って着用者の頭に配置されたマスクを表す斜視図である。
【図9】 本発明の1実施例に従って着用者の頭に配置されたマスクを表す斜視図である。

Claims (16)

  1. 着用者の顔を保護するための使い捨てエーロゾル粒子濾過マスクであって、
    上部縁と、底部縁とにより形成される、着用者の鼻と口をカバーする大きさの開口部、及びシールされた端部とを有する本体であって、前記上部縁は、着用者の鼻と頬とにわたり延びるように配置され、前記底部縁は着用者の口の下側に延びるように配置されるようになっている本体と、
    前記着用者の顔に前記本体を固定するための結合システムと、を備えており、
    前記本体は、
    前記開口部と前記シールされた端部との間に位置し、前記本体の外周周囲に延びる結合部と、
    顔の周りに形状適応可能である第1材料から形成されるようになっている、所定の幅を有し、前記開口部から前記シールされた端部方向に前記結合部まで延びる第1部分と、
    前記第1の材料とは異なり、エーロゾル粒子を濾過し、双方向にガスを透過できる第2材料から形成された、前記結合部分における前記第1の部分から前記本体の前記シール端部にまで延びる第2部分と、
    から構成され、
    前記第1の部分が前記第2の部分をほぼ形作るように、前記第1部分が前記外周に延びる結合部に沿って前記第2部分にシールされることを特徴とする使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  2. 3つの側部に沿ってほぼ台形形状の下側パネルに結合されたほぼ台形構造の上側パネルからなり、
    前記上側パネルの第4の最も長い側部が前記本体の前記開口部の前記上部縁を形成し、
    前記下側パネルの第4の最も長い側部が前記本体において前記開口部の前記底部縁を形成するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  3. 前記上側パネルと前記下側パネルの結合された側部に形成された半径部分を備えることを特徴とする請求項2に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  4. 前記結合システムは、前記本体に接続された少なくとも1つの対になった細長い可撓性部材から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  5. 各細長い可撓性部材は、前記本体の前記対向側部の一方に接続されていることを特徴とする請求項4に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  6. 前記本体の前記上部縁と前記底部縁に平行な少なくとも一つの横方向のプリーツを備えていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  7. 前記第1材料は、ガスと液体双方に対し不透過性であることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  8. 前記第1部分は、単一の材料層から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  9. 前記第1部分は、前記第1材料の中間層を包む外側層からなることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  10. 前記第2部分は、単一の材料層から構成されることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  11. 前記第2部分は、前記第2材料の中間層を包む外側層からなることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  12. 前記第1の材料の少なくとも1つの層が前記本体の前記底部縁を超えて延びて、着用者の首の一部をカバーするように機能するガードを形成するようになっていることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  13. 前記上部縁と、着用者の鼻及び頬の輪郭に一致するように前記上部縁に配置された細長い可鍛性部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  14. 前記可鍛性部材が前記上部縁の中心に配置されており、前記上部縁の50パーセント以上で70パーセント以下に相当する長さを有することを特徴とする請求項13に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  15. 前記上部縁は相互に対向する両端部を有し、前記底部縁は相互に対応する両端部を有し、前記上部縁の前記両端部は前記底部縁の前記両端部に結合され、前記本体において前記開口部を一部形成することを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
  16. 前記上部縁と前記底部縁を接続する側部縁を備え、前記本体において前記開口部を一部形成するものであることを特徴とする請求項1に記載の使い捨てエーロゾル粒子濾過マスク。
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