JP4421288B2 - レーザ治療装置 - Google Patents

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Description

本発明は、治療部位に治療レーザ光を照射して治療を行うレーザ治療装置に関する。
皮膚上のあざ、しみ、刺青を取り去ったり、皮膚の毛を脱毛するレーザ治療装置には、広い領域のレーザ照射を可能とするために、ガルバノメータ等によって駆動される走査ミラーにより、スポット状に形成されたレーザ光を照射部位上で順次移動と停止を繰り返して走査するものが知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2001−112773号公報
ところで、走査ミラーを駆動するガルバノメータ等の駆動手段は、経年変化等で徐々に応答速度が遅くなり動作が安定しなくなってしまう。また、埃などの進入や、湿度、温度の変化により、応答速度が変化してしまうこともある。ガルバノメータ等の駆動手段の応答速度が遅くなると、走査ミラーにより走査されるレーザ照射位置も時間的にずれるようになる。
レーザ照射位置が時間的にずれてしまうと、所望する走査位置にレーザ照射が行われなくなり、所望するレーザ照射の効果が得られない。
また、、レーザ照射時に、走査ミラーの角度等が許容レベルを超えてずれた場合にレーザ照射を停止する機構が設けられているものもあるが、手術等の使用中にレーザ照射が停止してしまうと、途中で手術を中断しければならず、治療に支障をきたすおそれがある。
本発明は、上記従来技術に鑑み、走査ミラーの動作状態を把握し、レーザ照射停止に至る前に適切な処置を取ることができるレーザ治療装置を提供することを技術課題とする。
上記課題を解決するために、本発明は以下のような構成を備えることを特徴とする。
(1) レーザ光源からのレーザ光のスポット位置を治療部位上で走査する走査ミラーと、該走査ミラーを駆動するミラー駆動手段と、前記走査ミラーの移動と移動停止を順次繰り返すように前記駆動手段に走査ミラーの移動位置の指令信号を発するミラー駆動制御手段と、各スポット位置でのレーザ光の照射時間を含むレーザ照射条件を設定する設定手段と、を備え、予め設定された照射時間だけレーザ光を治療部位に照射して治療を行うレーザ治療装置において、レーザ光のスポット位置を移動させる時の予め設定された第1期間はレーザ光の照射を停止させ、前記第1期間が経過した後に前記設定手段により設定された照射時間の第2期間でレーザ光を治療部位に照射させるレーザ光照射制御手段と、前記駆動手段により駆動される前記走査ミラーの移動位置を検出する検出手段と、前記第1期間を除いたレーザ照射の前記第2期間における前記ミラー駆動制御手段からの指令信号と前記検出手段により検出された検出信号との時系列的な差に基づいて装置を停止するレベルか、装置を停止する前の注意を要するレベルか、を含む走査ミラーの動作状態を多段階で判定する判定手段と、該判定手段により装置を停止するレベルと判定されたときにはレーザ照射がされないように装置を停止すると共にその判定結果を報知し、注意を要するレベルと判定されたときには装置を停止せずにその判定結果を報知する装置停止・報知手段と、を備えることを特徴とする。
本発明によれば、走査ミラーの動作状態を把握し、レーザ照射停止に至る前に適切な処置を取ることができる。
以下、本発明について一実施形態を挙げ、図面に基づいて説明する。図1は脱毛治療等に使用されるレーザ治療装置の外観略図であり、図2は光学系及び制御系の概略構成を示す図である。
レーザ装置本体1の正面には大型のLCD(液晶)パネル2が設けられている。LCDパネル2はタッチパネルとなっており、図3に示す様に、各種設定条件が表示されるとともに、画面上に表示される操作キーを触れることで設定条件を変更することが可能である。レーザ装置本体1の上部からは、レーザ光を照射するハンドピース20まで信号電気ケーブル3とファイバケーブル4が伸延している。
5はハンドピース20側に供給する冷却水を冷却して循環させるためのチラーである。チラー5から伸びている2本の冷却チューブ7は、前述のケーブル3とファイバケーブル4と束ねられ、集中ケーブル8に一本にまとめられている。9はレーザ照射のトリガとなるフットスイッチである。
図2において、10は治療用レーザ光を出射する治療用レーザ光源であり、治療用レーザ光源10は多数の半導体レーザ(ダイオードレーザ)を有する。各半導体レーザを出射したレーザ光はそれぞれに対応して配置されたレンズ12aにより各ファイバ13aの端面にそれぞれ集光されて入射する。各ファイバ13aは出射端面側で束ねられており、各半導体レーザから出射されたレーザ光はファイバ出射側でまとめられ、高出力のレーザ光として治療に利用される。本実施形態では治療用レーザ光に800〜820nmの波長の近赤外光を利用している。
また、エイミング(照準)光源11から出射するエイミング光は、集光レンズ12bにより集光され、ファイバ13bに入射する。ファイバ13bの出射側端面はファイバ13aの出射側端面と共に束ねられており、エイミング光はファイバ13bを出射後、治療用レーザ光と同様の光路を進行する。本実施形態ではエイミング光束には620〜650nmの波長の赤色可視光を利用している。
束ねられた各ファイバ13a,13bの出射端面(ファイババンドル部)から出射するレーザ光(治療用レーザ光及びエイミング光)は集光レンズ群14により集光され、ファイバケーブル4に入射する。ファイバケーブル4はハンドピース20に接続されており、レーザ光はハンドピース20に導光される。
ハンドピース20のスキャナヘッド20aには第一ミラー23,第二ミラー24が設けられており、第一ミラー23,第二ミラー24をそれぞれ第一ガルバノメータ23a,第二ガルバノメータ24aを駆動して回転させることで、XY方向の各々にレーザ光の照射位置を移動(揺動)させ、広範囲に渡ってレーザ光を走査することができる。ファイバケーブル4からスキャナヘッド20a内に入射したレーザ光は、ミラー21により光軸を曲げられ、コリメータレンズ22により平行光束にされた後、第一ミラー23,第二ミラー24でXY方向に振られ、集光レンズ25により直径5mm程の円形スポット光として治療部位に照射される。
スキャナヘッド20aの下部には、治療レーザ光及び可視光を透過するガラス板を持つウィンドウ28が取付けられている。ウィンドウ28は、治療皮膚面を平らにする役目と皮膚面を冷却する役目をする。冷却板29の内部には冷却水が循環する流路が形成されており、チラー5で冷却された冷却水は冷却チューブ7を通って冷却板29内を循環し、ウィンドウ28を冷却するために、冷却板29とウィンドウ28の間に設けらた図示なきペルチェ素子の放熱側の熱を吸熱する。これら一連の熱移動により、ウィンドウ28は皮膚を冷却する。
レーザ装置本体1側の制御部15には、LCDパネル2、チラー5からの冷却水が正常に循環しているかどうかを確認するフロースイッチ6、メモリ16、フットスイッチ9が接続されている。また、第一ガルバノメータ23a、第二ガルバノメータ24aはケーブル3を介して制御部15に接続されている。
図4に示す様に、第一ガルバノメータ23a、第二ガルバノメータ24aには、それぞれの軸の回転角度を検出する角度センサ23b、24bが設けられている。角度センサ23b、24bにより第一ガルバノメータ23a、第二ガルバノメータ24aの軸の回転角度を検出することによって、第一ミラー23,第二ミラー24の移動いちが検出される。また、制御部15には、第一ガルバノメータ23a、第二ガルバノメータ24aを制御するCPU31、CPU31からのデジタル信号をアナログ信号に変換するD/Aコンバータ32、第一ガルバノメータ23a、第二ガルバノメータ24aを駆動するためのドライバ33、角度センサ23b、24bからのアナログ信号(フィードバック信号)をドライバ33を通した後にデジタル信号に変換するA/Dコンバータ34が備えられている。CPU31とドライバ33の間の信号は電圧信号であり、ドライバ33と第一ガルバノメータ23a、第二ガルバノメータ24aの間の信号は電流信号である。フィードバック信号をドライバ33に通すのは電流信号を電圧信号に変換するためである。
以上のような構成を有するレーザ治療装置において、その動作について以下に説明する。
術者は、予めLCDパネル2上の操作スイッチで適切な治療レーザ照射条件を設定しておく(図3参照)。LCDパネル2上には治療レーザエネルギ密度の表示部40a、レーザパワーの表示部40b、パルス照射時間の表示部40c、スポットサイズの表示部40dが設けられており、各表示部を押した後に+−ボタン41を押すことで設定値を変えることができる。レーザスポット径を変えるときは、集光レンズ25をサイズ径に合ったものに変更する。
また、レーザ照射時には液晶パネル2の図示なきキー操作によって冷却機構を作動させる。チラー5を駆動させることにより図示なきペルチェ素子を介してウィンドウ28が冷却され、ウィンドウ28に接触している患部が冷やされる。
術者は設定を完了した後、ハンドピース20を手で保持してウィンドウ28を患部上に当接させる。スキャンヘッド20aからは光源11によるエイミング光が照射される。術者はウィンドウ28を通して観察される患部とエイミング光の照射位置を確認しながら、目的とする患部に合うようにウィンドウ28の当接位置を調整すると共に、照射パターンの形状や大きさをスイッチ43により設定する。
術者はエイミング光の観察による照射部位の位置合わせが完了したら、図3に示すREADYスイッチ42aを押して装置をREADY状態にする。制御部15はフットスイッチ9からのトリガ信号が入力されると、予め設定された治療レーザ光の照射時間等に基づいて、治療用レーザ光源10を駆動制御する。また、制御部15は第一ミラー23、第二ミラー24の移動と移動停止を順次繰り返すように第一ガルバノメータ23a,第二ガルバノメータ24aを駆動制御し、治療レーザ光を図5に示す様に、治療用レーザ光のスポットを例えば順に1つとばしで走査する。
第一ガルバノメータ23a,第二ガルバノメータ24による走査中に第一ミラー23、第二ミラー24の振れ角が行き過ぎたり遅れたりして、異常が生じた場合、制御部15は、LCDパネル2のディスプレイ44に振れ角の異常の度合に応じてメッセージを表示する。
第一ガルバノメータ23aを駆動するために、CPU31がデジタル入力信号を例えば図6(a)に示す様に、時間t1、t2、t3、t4において信号を変化させて出力したとする。CPU31からのデジタル入力信号はD/Aコンバータ32によりアナログ入力信号に変換され、ドライバ33によって第一ガルバノメータ23aを駆動する。第一ガルバノメータ23aの軸の回転角度を検出する角度センサ23bからのアナログ出力信号(フィードバック信号)は、ドライバ33を通り、A/Dコンバータ34によりデジタル出力信号に変換される。この出力信号の変化を図6(b)に示す。時間t1からt2においては、少々の遅れはあるが、正常な例を示している。時間t2からt3においては、第一ミラー23が回転しすぎて行き過ぎが少しあり異常な例を示している。時間t3からt4においては、さらに第一ミラー23の回転の行き過ぎがあり異常な例を示している。時間t4からt5においては、第一ミラー23の回転の遅れがあり異常な例を示している。
CPU31は、図6(c)に示す様に、図6(a)に示す入力信号と図6(b)に示す出力信号の差の絶対値を求める。出力信号の差は第一ミラー23の位置ずれを示している。
この装置では、入力信号の変化の開始から10msのレーザ照射停止期間Taはレーザ照射は停止し、入力信号の変化の開始から10ms経過した後に予め設定されたレーザ照射期間Tbでレーザ照射が行われる。このため、CPU31はレーザ照射停止期間Taの入出力信号の差の絶対値は実際にレーザ照射が行われないので無視し、レーザ照射期間Tbの入出力信号の差の絶対値の大きさを監視する。
メモリ16には予め、入出力信号の差の絶対値に対して、装置を停止させる装置停止レベルVc、調整を要求する警告レベルVb、ユーザに確認を要求する注意レベルVaが記憶されている。制御部15は、求められた入出力の差の絶対値を多段階に設定された動作レベルである装置停止レベルVc、警告レベルVb、注意レベルVaと比較する。
例えば、時間t2からt3における入出力信号の差の絶対値がピーク点P1のように注意レベルVaを超えていたら、制御部15は、LCDパネル2のディスプレイ44に注意レベルVaであるメッセージを表示する。そして、注意レベルVaのメッセージを見たら、術者はレーザ光を照射しても良い場所でテスト照射をし、スキャニング状態の確認をする。
また、時間t3からt4における入出力信号の差の絶対値がピーク点P2のように警告レベルVbを超えていたら、制御部15は、LCDパネル2のディスプレイ44に警告レベルVbであるメッセージを表示する。そして、警告レベルVbのメッセージを見たら、術者は装置の製造業者やサービスマンに再調整等を依頼する。
また、時間t4からt5における入出力信号の差の絶対値がピーク点P3のように装置停止レベルVcを超えていたら、制御部15は、ディスプレイ44に装置停止レベルVcであるメッセージを表示すると共に、装置を停止させる。上記は、第一ガルバノメータ23aについて説明したが、第二ガルバノメータ24aについても同様である。
また、上記実施の形態では、入出力信号の差の絶対値のピーク点P1、P2、P3を比較の対象としたが、これに限らず例えば、レーザ照射期間Tbの単位時間あたりの入出力信号の差の絶対値(1スポットにレーザを照射している間の入出力信号の差の絶対値の積分値を1スポットのレーザ照射時間で除した値)を求めて、装置停止レベルVc、警告レベルVb、注意レベルVaと比較しても良い。勿論、この場合、メモリ16には、単位時間あたりの入出力信号の差の絶対値に対する装置停止レベルVc、警告レベルVb、注意レベルVaが記憶されている。
上記のように第一ガルバノメータ23a、第一ガルバノメータ23aの多段階に設定された動作レベルをディスプレイ44に表示することにより、ガルバノメータの経年変化、埃などの進入、湿度、温度変化による性能悪化、駆動回路の湿度、温度変化による性能悪化等による走査の動作状態を知ることができる。また、走査の動作状態を知ることにより、故障を事前に予期することができ、突然に装置が停止してしまうことを未然に防ぎ、適切にレーザ光を走査することができる。
また、LCDパネル2のスイッチ45を押すことによって、入力信号の変化の開始から10ms経過後の入出力信号の差の絶対値の大きさを基に、第一ミラー23、第二ミラー24の動作の遅れ時間を検出し、レーザ照射停止期間Taの延長を自動的に行う停止自動延長モードにすることができる。この停止自動延長モードの一例を、図7を用いて説明する。図7では、図6と同様に、図7(a)に入力信号、図7(b)に出力信号を示し、図7(c)に入出力信号の差の絶対値を示す。時間t6からt7は、入力信号の変化の開始から10ms以降は入出力信号の差の絶対値は無くなるが、時間t7からt8や、時間t8からt9では入力信号の変化の開始から10ms以降もガルバノメータの動きの遅れにより、入出力信号の差の絶対値が残り0にはならない。このような場合、スイッチ45を押して停止自動延長モードに切り替えてあると、制御部15はガルバノメータの動きが遅れていると判断し、レーザ照射停止期間Taの長さを入出力信号の差の絶対値が注意レベルVa以下になるまで延長する。例えば、図7(c)に示す様に、時間t7からt8では、入力信号の変化の開始から10ms経過しても、入出力信号の差の絶対値が注意レベルVaを超えているので、レーザ照射停止期間Taの長さを入出力信号の差の絶対値が注意レベルVa以下になるまで延長する。時間t7からt8では、注意レベルVa以下になるまでレーザの照射を停止させているので、レーザ照射停止期間Taを20msに延長している。また、時間t8からt9では、同様にレーザ照射停止期間Taを30msに延長している。
従来ではミラーの動きが遅れてしまうと装置を停止していたが、このようにレーザ照射停止期間Taの延長を自動的に行うことによって、装置を治療可能な状態に維持することができる。また、装置を治療可能な状態に維持することにより、その時点での治療を完了させることができ、治療後の一段落した時点で、注意レベルVa、装置停止レベルVc、警告レベルVbに応じて、装置を調整することができる。
以上は走査ミラーの駆動にガルバノメータを使用して回転する例で説明したが、走査ミラーはリニア走査とする構成であっても良い。
装置の外観を示す図である。 光学系と制御系を示すブロック図である。 LCDパネルのスイッチの配置を示す図である。 ガルバノメータの制御系を示すブロック図である。 スポットの走査形状を示す図である。 ガルバノメータの入出力信号を示す図である。 ガルバノメータの入出力信号を示す図である。
符号の説明
1 レーザ装置本体
2 LCDパネル
10 治療用レーザ光源
15 制御部
16 メモリ
23 第一ミラー
23a 第一ガルバノメータ
23b 角度センサ
24 第二ミラー
24a 第二ガルバノメータ
24b 角度センサ
31 CPU
32 D/Aコンバータ
33 ドライバ
34 A/Dコンバータ
44 ディスプレイ


Claims (1)

  1. レーザ光源からのレーザ光のスポット位置を治療部位上で走査する走査ミラーと、該走査ミラーを駆動するミラー駆動手段と、前記走査ミラーの移動と移動停止を順次繰り返すように前記駆動手段に走査ミラーの移動位置の指令信号を発するミラー駆動制御手段と、各スポット位置でのレーザ光の照射時間を含むレーザ照射条件を設定する設定手段と、を備え、予め設定された照射時間だけレーザ光を治療部位に照射して治療を行うレーザ治療装置において、レーザ光のスポット位置を移動させる時の予め設定された第1期間はレーザ光の照射を停止させ、前記第1期間が経過した後に前記設定手段により設定された照射時間の第2期間でレーザ光を治療部位に照射させるレーザ光照射制御手段と、前記駆動手段により駆動される前記走査ミラーの移動位置を検出する検出手段と、前記第1期間を除いたレーザ照射の前記第2期間における前記ミラー駆動制御手段からの指令信号と前記検出手段により検出された検出信号との時系列的な差に基づいて装置を停止するレベルか、装置を停止する前の注意を要するレベルか、を含む走査ミラーの動作状態を多段階で判定する判定手段と、該判定手段により装置を停止するレベルと判定されたときにはレーザ照射がされないように装置を停止すると共にその判定結果を報知し、注意を要するレベルと判定されたときには装置を停止せずにその判定結果を報知する装置停止・報知手段と、を備えることを特徴とするレーザ治療装置。
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