JP4420773B2 - ***間パッド - Google Patents

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Description

本発明は、女性の***間にその一部分を挟み込み、***内面に当接させて装着する***間パッドに関し、更に詳しくは、着用状態において、着用者の体勢に依らず経血の流出を防止する***間パッドに関する。
従来より、女性用生理用品として、生理用ナプキン、タンポンが一般的に用いられている。ここで、生理用ナプキンについては、膣口付近への密着性の乏しさゆえに生じる隙間からの経血の漏れを防ぐべく、多大な努力が払われている。また、タンポンについても、その物品の属性に起因して、着用時の異物感や不快感、膣内への装着困難性を生じることから、これらを除去するために種々の工夫が行なわれている。
このような状況下、生理用ナプキンやタンポンの中間に位置する生理用品として、近年、***間パッドと称される生理用品が注目されるようになってきている。この***間パッドは、女性の***間にその一部分を挟み込み、***内面に当接させて装着する。従って、***間パッドは、生理用ナプキンに比して身体との密着性が高いために経血の漏れが防止されるとともに、経血が拡散して身体に広く接することを防ぐために衛生的かつ清潔である。また、生理用ナプキンよりも小型であるために、装着感に優れて快適であり、膣内に挿入するタンポンに比べて着用時の心理抵抗も低いという特徴を有している。
このような特徴を有する***間パッドとして、種々の構造を有するものが開発されており、例えば、下記の特許文献1には、表面側シートと裏面側シートとその間に吸収体が介在する***間パッドであり、表面側シートの短手方向のほぼ中心部分が身体側に向けて頂点となるように長手方向へ向かう長凸状領域と、長凸状領域の裾野の延長として表面側シートの短手方向へ形成されている延長領域からなる***間パッドが開示されている。
国際公開第WO02/094145号パンフレット
上記の従来技術の***間パッドは、着用時に***から延長する延長領域において、延長領域が長凸状領域の裾野から延長して延びるだけなので、***間パッドと同時に着用するショーツの緊迫力や体勢変化による外力によって、延長領域は外陰部を覆うように変形する。つまり、延長領域は外力に依存して変形することになるが、延長領域の更に具体的な好ましい構造については検討されていない。
図12は上記のような従来の***間パッド500を、着用者600の***610に着用した際に、体勢が一定の場合の経血の経路を示した図である。図中700はショーツである。この図のように、体勢が一定の場合には、経血は低速かつ少量に***され、身体を伝い両外方向へ流れる。例えば、長時間立った状態など、体勢が一定である場合には、外圧が延長領域510に加わり、延長領域510は外陰部を覆うようにほぼ水平方向へ変形している。この場合、特に小***先端620が大***630から露出している体型である着用者は、小***先端620から大***630にかけての外陰部と、延長領域510の表面との間にスキマができる。したがって、***された経血は、小***先端620から大***630にかけての外陰部を伝い、図中の矢印方向に沿って、ショーツ700の方に流れて出てしまう。
一方、図13は体勢が変化中の場合の経血の経路を示した図である。このように、体勢変化中の場合は、経血は高速かつ多量に***され、延長領域510の表面を伝い、より鉛直方向へ流れる。例えば椅子から立ち上がった時など体勢変化中の場合、外圧は開放されるため、延長領域510は外陰部から離れるように鉛直方向へ変形する。さらに、体勢変化中は***が開き易いため、経血は高速かつ多量に***される。したがって、***された経血は、延長領域510の表面を伝い、やはり図中の矢印方向に沿って、ショーツ700の方に流出してしまう危険性が高くなる。
本発明は、以上のような課題に鑑みてなされたものであり、その目的は、着用状態において、着用者の体勢に依らず経血のような体液の流出を防止することができる***間パッドを提供することを目的とする。
より具体的には、本発明は、以下の構成からなる***間パッドを提供する。
(1)全体として長手方向と短手方向とを有する実質的に縦長形状をなし、体液の吸収が可能な吸収体を備え、前記長手方向に沿って、一部を***間に挟んで着用する***間パッドであって、当該***間パッドは、着用時に前記***に挟まれる***挟持領域と、当該領域の裾野から前記短手方向に延出され、前記***間から露出する露出領域とからなり、この露出領域の両側縁の少なくとも一部には、着用者の身体方向に突出する起立部が形成されている***間パッド。
本発明の***間パッドによれば、***間から露出する露出領域の両側縁の一部に、上方に突出する起立部が形成されている。このため、外圧変化に伴って、起立部の向きを変化させて経血のような体液の流出を防止できる。具体的には、身体を伝い外方向へ流れる経血に対しては、起立部を***挟持領域側へ向け、かつ起立部の頂部と外陰部とを接触させることによって、経血の流出が防止できる。また、***間パッドの露出領域の身体側面を伝い流れる経血に対しては、起立部を略鉛直方向へ向けることで、経血の流出を防止できる。このように、本発明によれば、着用者の体勢変化に依らず、身体を伝い流れる経血、及び、***間パッドの身体面側を伝い流れる経血の両方を受け止めることができ、経血の流出を効果的に防止することができる。
(2)前記起立部は、前記両側縁を前記身体方向に折り返して形成されたものである(1)記載の***間パッド。
この態様によれば、折り返して形成される起立部付近の露出領域には吸収体が配置される。よって、この吸収体によって体液を受け止めることができるだけでなく、受止めた経血を吸収体に瞬時に吸収できるため、繰り返し経血が排出されても受止めることができる。また、吸収体を含んだ露出領域は、折り返した形状から元の形状に戻ろうとする力が働き易いため、起立部の先端と露出領域の身体側面とを容易に離間させることができる。
(3)前記***間パッドは、前記着用者の身体側面に向く液透過性の表面側シートと、この反対面に設けられた液難透過性の裏面側シートと、両シートの間に介在する吸収体とからなり、前記両シートの周縁部同士が接合された接合部を有し、前記起立部は、前記接合部を前記身体方向に折り返して形成されたものである(1)又は(2)記載の***間パッド。
この態様によれば、接合部が2枚のシートのみで構成されており薄いので、容易に起立部を形成することができる。また、***間から露出する領域の側縁には接合部の端面が直接当たらないので、側縁が身体に接触したとしても着用者へ異物感を与え難にくくなる。
(4)前記起立部は、前記露出領域の両側縁に、更に別の部材として起立部材を設けることによって形成されたものである(1)記載の***間パッド。
この態様によれば、別の起立部材により起立部の形状などを選択することができるため、起立部の形状、高さ、材質などを任意に設定することができる。
(5)前記起立部材には、前記***間パッドの長手方向に沿って伸縮する弾性材が設けられている(4)記載の***間パッド。
この態様によれば、起立部材には、***間パッドの長手方向に沿って伸縮する弾性材が備えられているため、弾性体が縮むことでより一層起立しやすくなる。また、弾性体が縮むことで間口(起立部と、***挟持領域の側面とで形成される凹部空間の開口部)が形成されやすくなり、体液をより受け止め易くなる。
(6)前記起立部は、前記露出領域の両側縁に吸収体を設けることによって形成されたものである(1)記載の***間パッド。
この態様によれば、上記(2)同様、起立部に吸収体が配置されるので、受け止めた経血を瞬時に吸収できる。このため、繰り返し経血が排出されても受止めることができる。また、凸状部の吸収体を別部材として積層した場合には、この凸状部の吸収体の材質を自由に選択することができるため、吸収体の材質の設定、形状加工が容易にできる。
(7)前記起立部は、前記露出領域の両側縁が折り畳まれることによって形成されたものである(1)記載の***間パッド。
この態様によれば、上記(2)及び(6)同様、受け止めた経血を吸収体に瞬時に吸収できるため、繰り返し経血が排出されても受止めることができる。また、折り畳むことによって、折り畳み部の間に空間が形成されるため、この空間が緩衝作用となり、着用者への異物間を与え難くなる。
(8)前記起立部は、前記長手方向における、少なくとも着用時に着用者の膣口と接する部分の近傍に設けられている(1)から(7)いずれか記載の***間パッド。
この態様によれば、例えば、起立部が膣口と接する位置の両側縁に設けられるので、高速で多量に経血が***される膣口付近で、経血を効率よく受け止めることができる。なお、「着用者の膣口と接する部分」とは、***間パッドの長手方向の両端部を除く、略中央部付近を意味する。
本発明によれば、着用時に***から露出する位置に配される露出領域が、起立部を有しており、外圧変化に伴って起立部による間口の向きを変化させることができるため、着用者の体勢変化に依らず、身体を伝い流れる経血や、***間パッドの表面を伝い鉛直方向へ流れる経血を受け止めることができ、経血の流出を防止することができる。
以下、本発明の各実施形態を図面に基づいて説明する。なお、以下の実施形態の説明においては、同一の構成要件については同一符号を付し、その説明は省略もしくは簡略化する。
[第1実施形態]
<***間パッドの全体構成>
図1、2は、本発明の第1実施形態に係る***間パッド100を示す。図1は***間パッド100を身体側面12から見た斜視図、図2は図1におけるX−X線に沿った断面図である。
図1、2に示すように、この***間パッド100は、全体として縦長の形状をなし、長手方向中心軸で、反身体面側13のシート同士が向かい合うように折り畳まれ、着用時には、***間に挟まれる***挟持領域101と***間から露出する露出領域102を備えた***間パッドである。なお、吸収体20の身体面側12は液透過性シート10a(以下、表面側シートともいう)で、反身体面側13は液難透過性シート10b(以下、裏面側シートともいう)で被覆されている。そして、図2に示すように、両シートの周縁部11同士は接合されて***挟持領域101側へ折り返され、起立部103を形成している。
<***挟持領域と露出領域>
***間パッドにおける***間に挟まれる***挟持領域と***間から露出する露出領域について具体的に示す。***の深さは個人差はあるが、平均値としては14mm程度であるので、***間に挟まれる***挟持領域とは、***間に装着された鉛直方向において、前庭床から14mm内の領域である。また***間に装着される前と後で形態が変化するような***間パッド、例として着用中では裏面シート同士が向かい合うように長手方向中心線を折り軸に2つ折りされる***間パッドにおいては、長手方向中心線から両外方向へそれぞれ14mm内の領域である。また、長手方向において***間に収まる領域としては、一般的に***の長さの平均値としては55mmであり、膣口から前方へ50mm、後方へ5mmである。したがって、長手方向での***間に収まる領域とは、膣口と接する位置から、前方では50mm内、後方では5mm内の領域である。
***間パッドの全体形状は楕円型、瓢箪型、雫型等女性の***に適合する形状であれば特に限定されない。外形の述べ寸法は、長手方向40〜180mmが好ましく、80〜120mmがより好ましい。また、幅方向は20〜100mmが好ましく、50〜80mmであることが好ましい。ここに示す幅方向への延べ寸法とは、着用状態における鉛直方向の延べ寸法である。
<起立部の構成>
図2に示すように、両シートの周縁部11同士は接合されて***挟持領域101側へ折り返され、図1に示す長手方向の前後端部17のみで接合されることによって、起立部103を形成し、これによって、起立部103と、***挟持領域101の側面とで凹部空間を形成している。なお、両側縁の起立部は、図1のように表面側シート及び裏面側シートからなってもよく、表面側シートのみ、もしくは裏面側シートのみからなっても構わないが、少なくとも液難透過性である裏面側シートを有している方が、受け止めた経血をにじませ難くなるので好ましい。
図2における起立部の離間幅Wについて説明する。折り返して形成された起立部は、長手方向の先後端部17のみで接合されており、起立部103と、***挟持領域101の側面とが、お互いに離間可能であることによって起立部による間口が形成されている。なお、離間可能であるとは、接合はされていないが予め離間もしていない場合も含む意味である。具体的な離間幅Wとしては、0〜30mmの範囲が好ましく、より好ましくは2〜10mmの範囲である。ここで、離間幅Wの測定方法は、無加圧な状態での***間パッド形態において、***挟持領域側から垂直方向における起立部の先端までの距離である。
なお、離間幅Wが0mmとは、起立部103と***挟持領域101の側面とが接している状態である。離間幅Wが30mmより大きいと間口も大きく形成されるため受け止めた経血が再度溢れ出してしまう危険性がある。予め離間はしておらず0mmである場合であっても、体勢変化などにより***間から露出する領域が変形すると、表面側シートと起立部の先端とは離間可能となる。すなわち、起立部の先端がたわみ、間口が形成される。つまり、***間から露出する領域の変形によって、間口の向きを変化させるだけでなく、間口の深さも変化させることが可能である。また、起立部103は吸収体の両側縁から延在する周縁部同士が***挟持領域側へ折り返して形成されているので元の形態に戻ろうとするため、起立部の先端は露出領域の身体側面から離間した状態となる。
次に、図2における起立部の起立幅Wについて説明する。起立幅Wは、両側縁から1〜30mmの範囲が好ましく、より好ましくは5〜15mmの範囲である。なお、起立幅Wの測定方法は、無加圧な状態での***間パッド形態において、***間パッドの両側縁から起立部の先端までの距離である。起立幅Wが1mmより小さいと***間パッドの表面を伝い鉛直方向へ流れる多量の経血を十分に受け止めることができず、30mmより大きいと起立部の先端が***間内に収まってしまう危険性があるので好ましくない。
また、図1における起立部の先端には端面が露出しているが、この先端を両側縁側方向の内側に折り返すことで先端に端面が露出しないようにしてあってもよい。これによって、起立部の先端が肌に触れても着用者へ異物感を与え難くなる。
この実施形態においては、起立部103は長手方向の先後端部17のみで表面側シートと接合されているため、起立部103によって形成される間口は長手方向の全体に備えられている。間口は、図1のように長手方向の全体に設けてもよく、部分的に設けても構わないが、少なくとも膣口と接する位置の両側縁に設けられていることが好ましい。
<起立部の形成方法>
起立部の形成方法、特に先後端部17の接合方法としては、凹凸を有するエンボスパターンにより噛み込ませたり、エンボス加工時に熱を加えて資材同士を熱融着させたり、接着剤を介して接合するなどの方法が挙げられる。これらの方法は単独で行なっても組み合わせて行なってもよい。以下具体的に示す。
エンボス加工する際のエンボスパターンとしては、ドット状、格子状、波状など特に限定されることなく採用できる。凸状の具体的な例としては、高さは0.1〜2mmの範囲、間隔は0.2〜10mmの範囲であり、凹状はこれと噛み込むような形状である。より具体的には、各列のエンボス部が、一画あたりの面積0.7mmで隣接し、隣接するエンボス部間隔が1mmであり、各列のエンボス部が交互になるように2列配列させたエンボスパターンであり、このエンボスパターンを、吸収体の両側縁から1〜10mm離れた箇所に加工したものが挙げられる。なお、熱融着させる場合は、構成素材の軟化点以上の温度で熱を加えれば良く、その具体的手段は熱エンボス加工であってもよく、超音波加工などであってもよい。
接着剤は、SEBS、SBS、SIS等のゴム系や直鎖状低密度ポリエチレン等のオレフィン系を主体とした感圧型接着剤や感熱型接着剤、水溶性高分子からなるポリビニルアルコール、カルボキシルメチルセルロース、ゼラチン等、又は、水膨潤性高分子からなるポリビニルアセテートやポリアクリル酸ナトリウム等の感水性接着剤が例として挙げられる。中でも、体圧が***間パッドに加わり、万が一***間パッドの外面に接着剤が滲み出してしまったとしてもその時点ではタック性を有さない感熱型接着剤を用いることが好ましい。具体的な例としては、SEBSを5〜25重量%、脂環族飽和炭化水素を40〜60重量%、芳香族変性テルペンを1〜10重量%、添加剤を15〜35重量%で溶融混合したものが挙げられる。
接着剤の塗工パターンは、スパイラル塗工、コントロールシーム塗工、コーター塗工、カーテンコーター塗工、サミットガン塗工など挙げられるが、その中でも接合部と非接合部のピッチを細かくできるサミットガン塗工が好ましい。接着剤の目付量は、1〜30g/mの範囲、好ましくは3〜10g/mの範囲である。また、接着剤が線状に塗工されているパターンであれば、その線径は30〜300μmの範囲が好ましい。目付量が繊維間に接着剤が埋もれてしまい十分な接合力を得られない、一方で、目付量が30g/mより大きい、もしくは線径が300μmより大きければ、周縁部が剛くなってしまう。
<構成材料:表面側シートの例>
***間パッドの表面側シート10aはポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート等の熱可塑性樹脂で構成し、各樹脂は単独、もしくは芯鞘タイプ、芯鞘の偏芯タイプ、サイドバイサイドタイプの複合した合成繊維を使用することができる。これらのシート化の例として、ポイントボンド、スルーエア等により、単独繊維又は2種以上の繊維で構成される不織布が挙げられる。このような材料のうち、体液との親水性も考慮すると、パルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテート、天然コットンなどのセルロース系の液親水性繊維が含まれていてもよい。具体的には、レーヨン又はアセテートを5〜30重量%、ポリエチレンテレフタレートを70〜95重量%の比率で混合した繊維を、20〜60g/mの範囲で調整した後、水流交絡により繊維同士を絡合させて乾燥させ、厚みを0.3〜1.0mmの範囲で調整したスパンレース不織布が好ましい。また、熱可塑性樹脂からなる透過孔を有するフィルムや、繊維層にフィルムがラミネート加工され、透過孔を有するものであってもよい。
<構成材料:裏面側シートの例>
***間パッドの裏面側シート10bは、吸収体に保持された経血が***間パッドの外へ漏れ出すことを防止できるものを使用することができる。また、透湿性素材とすることにより、装着時のムレを低減させることができ、装着時における不快感を低減させることが可能となる。このような液難透過性のシートの材料としては、厚さ15〜60μmのポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレンテレフタレート、ポリビニルアルコール、ポリ乳酸、ポリブチルサクシネート、又は不織布、紙及びこれらのラミネート材料が挙げられる。また、無機フィラーを充填させて延伸処理を施すことで得られる通気性フィルムであってもよい。具体的には、低密度ポリエチレン樹脂を主体として目付15〜30g/mの範囲で調整したフィルム、さらには10〜30%の開孔面積率で孔径0.1〜0.6mmの範囲で調整した通気性フィルムが挙げられる。不織布の例としては、スパンボンド不織布や、ポイントボンド不織布、スルーエア不織布などが挙げられ、これらに撥水処理が施されてあってもよい。なかでも極細繊維で構成され、繊維間距離が非常に小さいメルトブローンを含むSMS(スパンボンド/メルトブローン/スパンボンド)不織布であることが好ましい。この場合、目付はスパンボンド層5〜15g/m、メルトブローン層1〜l0g/m、スパンボンド層5〜15g/mの範囲で構成されることが好ましい。
さらには、折り返す表面側シート及び/又は裏面側シート自身が弾性を有していてもよく、もしくは両側縁に別の弾性シートを配していてもよい。これにより、折り返した形状から元の形状に戻ろうとする力が働くので、起立部の先端と露出領域の身体側面とを予め離間させることができる。弾性を有するシートとしては、先に示した液難透過性のフィルム、弾性力のある繊維の積層体、空気のセルをもった発泡化した材料が挙げられる。
弾性繊維の具体例としては、PE、PP、PETなどの熱可塑性材料で構成し、各樹脂が単独もしくは芯鞘タイプ、芯鞘の偏芯タイプ、サイドバイサイドタイプの繊維である。かつ、この繊維に機械捲縮もしくは熱などにより2次捲縮を掛けた繊維が弾性力を持つため好ましい。さらには弾性力と剛性による着用感を考慮すると、繊度0.5〜8.8dtexで繊維長3〜64mmに調整した物を用いるのが好ましい。また、フィルムの具体例としては、弾性力をもつPE、PP、PET、さらには高弾性をもつウレタン、ゴムなどの樹脂をTダイやインフレで単一、複合、多層で押し出した材料が挙げられる。また、発泡化材料の具体例としては、弾性力をもつPE、PP、さらには高弾性をもつウレタン、ゴムなどの樹脂を発泡化した材料、さらには吸収性を有するセルローススポンジが例示できる。なお、発泡体は連続型でも独立型でも構わない。更にまた、また、これらの材料を単一で利用することもでき、多層化しての接着剤やエンボスで別のシートに固定しても利用することができる。
<構成材料:吸収体の例>
吸収体に用いる繊維としては、パルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテート、天然コットン、高分子吸収体、繊維状高分子吸収体、合成繊維等を、単独で又はこれらを混合したものを用いることができる。これらの繊維を、エアレイド法、スパンレース法、抄紙法、メルトブローン法等によりシート化したものを、ニードリングやドット状、格子状、波状などのロール間を通過させエンボス加工を施してもよい。なお、エンボス面積率は、0.1〜60%の範囲、好ましくは1〜30%の範囲である。
具体的に示すと、繊維長51mm、繊維の捲縮率60%、親水油剤が0.2重量%付着している繊度4.4dtexのPEとPPとの芯鞘偏芯タイプの合成繊維を5〜100重量%と、繊維長51mm、繊維の捲縮率50%、親水油剤が0.2重量%付着している繊度3.3dtexのレーヨンを95〜0重量%の混合比で開繊し、50〜1000g/mの範囲、好ましくは100〜800g/mの範囲で捕集した後、ドット状のエンボスパターンでエンボス加工をしたものが例として挙げられる。また、これらの吸収体の形状は楕円型、瓢箪型、雫型等女性の***に適合する形状であれば特に限定されず、さらに、柔軟性を得るためにスリット加工が施されていてもよい。
さらには、安定的に指に***間パッドを保持し、***間へ***間パッドを誘導するための例として、反身体面側13には、長手方向中心軸の両側の側部における一方側部から他方側部にまたがるようにしてミニシート片が設けられているもの挙げられる。これより、ミニシート片と裏面側シートとの間に、指挿入用口が形成される。
<構成材料:ミニシート片の例>
表面側シートや裏面側シートで挙げた例を用いることができ、弾性を有するシートによってミニシート片が備えられていることが好ましい。弾性を有するミニシート片が***間から露出する領域の反身体面側に備えられていることにより、外圧が開放され***間から露出する領域がほぼ鉛直方向へ向こうとしても、弾性を有するミニシート片の弾性反発力により***間から露出する領域はほぼ水平方向へ戻ろうとする。このため、起立部の先端と外陰部との接触を維持し、***間パッドの表面を伝う経血だけでなく身体を伝う経血をも遮断することができる。
なお、上記の***間パッドを構成する材料は、水洗可能なように水崩壊性素材や生分解性素材からなるものであってもよい。
<作用>
次に、この***間パッド100の作用について説明する。***間から露出する露出領域は、外圧変化に伴ってその形状が変化するので、***間から露出する露出領域の起立部によって形成される間口の向きもそれに追従して変化する。
図3は、体勢が一定の場合の着用状態での***間パッド100の起立部103の変形状態及び経血の経路を示した図である。図中300はショーツを示す。この状態では、体勢が一定であり、***間から露出する露出領域102には外圧が加わっているので、露出領域102は外陰部210を覆うようにほぼ水平形状である。このとき、起立部103による間口は***挟持領域側へ向き、かつ起立部103と外陰部210は、接点150で接触する。これにより、身体を伝い、図中の矢印方向に沿って流れる低速・小量な経血を遮断することができる。
図4は、体勢が変化中の場合の着用状態での***間パッド100の起立部103の変形状態及び経血の経路を示した図である。体勢変化中の場合、***間から露出する露出領域は、外圧が開放されるのでほぼ鉛直方向へ向き、起立部103による間口は上方へ向く。これにより、露出領域の表面を伝い、図中の矢印方向に沿って鉛直方向へ流れる経血を受け止めることができる。
<変形例>
図5は、本実施形態における***間パッドの他の例を示したものである。この***間パッド110は、吸収体20の表面側を液透過性シート10aで、裏面側を液難透過性シート10bで被覆した露出領域112を、吸収体20の端部ごと身体方向に折り返して起立部113を形成している点が上記***間パッド100と異なっている。このように、吸収体ごと折り返すと、折り返した形状から元の形状に戻ろうとする力が働き易いので、起立部113の先端と露出領域の身体側面とを予め離間させ易くすることができる。
[第2実施形態]
<構成>
図6、7は、本発明の第2実施形態に係る***間パッド120を示す。図6は***間パッド120を身体側面12から見た斜視図、図7は図6におけるX−X線に沿った断面図である。この***間パッド120は、露出領域122の両側縁に別の部材として起立部材14を設けることによって起立部123を形成している点が、上記の第1実施形態に係る***間パッド100と主に異なっている。
起立部材14は、露出領域122の両側縁から***挟持領域側へ向くように立ち上がり、その後、両側縁側に向かってL字に折り返されている。更に、起立部材の先端部は下側に折り込まれている。そして、L字に折り返した起点、及び起立部材の先端部には線状の弾性材15が長手方向に沿って内包されている。
この弾性材15の長手方向に沿った伸縮力(伸ばされた状態から元の状態に戻ろうとする力)によって、起立部123の先端は露出領域の身体側面からより一層離間させることができ、間口を形成しやすくなる。また、長手方向の先後端部17で起立部123と表面側シートが接合されているため、弾性材の伸縮力によって長手方向の先後端部17は図6に示すように身体方向に折り返される。これにより、露出領域122は、図4のように下方に下がることなく、ほぼ水平方向に維持されている。起立部123の形状は、図7に示すようなL字状に限るものではなく、T字状、Σ状など特に限定されない。なお、図7には弾性材15を片側2本づつ備えた例が示されているが、特に限定するものではない。弾性材15の材質としては、天然ゴム、ポリウレタン弾性糸などが一般的に用いられる。なお、弾性材15を配置する以外に、起立部材14自身が弾性を有するものであっても良く、具体的には先に示したような弾性シートが例として挙げられる。
起立部材14の具体例としては液難透過性の裏面側シートが例として挙げられる。また、起立部の製法としては、例えば、起立部材14に接着剤を塗工し、伸長した状態の弾性材15を接合した後起立部材により巻き込み、***間パッドの両側縁に接合すればよい。
更に、少なくとも吸収体、特に***間に挟まれる***挟持領域と***間から露出する露出領域の境界における吸収体には、長手方向に間欠又は連続して延びるスリット加工及び/又はエンボス加工が施されてあってもよい。これにより、スリット加工及び/又はエンボス加工を起点にして両側縁の弾性材の張力によって吸収体は折り曲げられるので、起立部の内方先端は露出領域の身体側面からより一層離間させることが可能となる。
<作用>
図8は、体勢が一定の場合の着用状態での***間パッド120の起立部123の変形状態及び経血の経路を示した図である。体勢が一定であり、***間から露出する露出領域122には外圧が加わっているので、露出領域122は外陰部210を覆うようにほぼ水平形状である。さらに、起立部123には伸縮可能な上述した弾性材15が備えられているため、起立部はより一層起立しやすくなる。また、両側縁側に折り返すことにより、起立部123の先端は外陰部との接触を維持し易くなるので、矢印方向に沿って身体を伝い流れる経血を完全に遮断することができる。
図9は、体勢が変化中の場合の着用状態での***間パッド120の起立部123の変形状態及び経血の経路を示した図である。体勢変化中の場合、***間から露出する露出領域は、外圧が開放されるのでほぼ鉛直方向へ向こうとする。しかし、上述した弾性材15の伸縮力により、上記のように、***間から露出する露出領域122はほぼ水平方向を保とうとするため、起立部の先端と外陰部との接触を維持し、***間パッドの表面を伝う経血だけでなく矢印方向に沿って身体を伝う経血をも遮断することができる。
[第3実施形態]
図10は、本発明の第3実施形態に係る***間パッド130の断面図を示す。この***間パッド130は、露出領域132の両側縁に吸収体23を積層して設けるけることによって起立部133を形成している点が、上記第2実施形態に係る***間パッド120と主に異なっている。
***間パッド130は、液難透過性の裏面側シート10bの上方に、ほぼ平坦状の吸収体21が設けられている。さらに、その上面に、長手方向中心軸に沿って、嵩高となる吸収体22、及び両側縁に吸収体23をそれぞれ設けており、これら吸収体21、22、23の上面に沿って、液透過性の表面側シート10aで覆っている。そして、長手方向中心軸に沿った最も嵩高な領域が着用時に***間に挟まれる***挟持領域131を、平坦状の領域が露出領域132を、両側縁の吸収体23が起立部133を形成する。
起立部133は、長手方向中心軸から両側縁側へ5〜30mmの位置に設けられ、***間から露出する露出領域の表面側シートより1〜30mm高いことが好ましく、幅はそれぞれ1〜30mmの範囲が好ましい。
起立部に用いる吸収体23は、一層からなっても二層以上からなるものであっても構わないが、用いる繊維は圧縮されやすく回復しやすい繊維であることが好ましい。圧縮性と嵩回復性を判断するための数値として繊維剛性が用いられる。繊維剛性は一般的にヤング率(=荷重/歪み量)で表すことができる。具体的には100〜1500kg/mmの範囲、さらには300〜1000kg/mmの範囲が好ましい。繊維剛性は繊度を変更することでも調整でき、具体的には1.1〜8.8dtexの範囲から選ばれる。
吸収体23を別部材とする場合には、吸収体の材質を選択することができる。吸収体の具体例としては、パルプ、化学パルプ、レーヨン、アセテート、天然コットン、高分子吸収体、繊維状高分子吸収体、合成繊維等を単独又はこれらを混合したものが挙げられ、嵩高であり、型崩れし難く、化学的刺激が少ないものであることが好ましい。
その中でも、着用者へ異物感を与えない圧縮性を有するためには、嵩高の素材であることが好ましい。例えば、物理的にエンボス加工されたレーヨンやアセテート、架橋剤により架橋させ捲縮された化学パルプ、又はPE、PP、PET等の樹脂の熱収縮率を利用した芯鞘タイプ、芯鞘の偏芯タイプ、サイドバイサイドタイプなどの複合の合成繊維などを主体的に用いると好ましい。これらは、紡糸の時点で延伸させることで分子配向を高めたもの、断面形状がY型やC型などの異型のものが混合されていてもよい。
さらには、上記ヤング率の範囲であり、かつ捲縮繊維であると、縮まるように圧縮され易く、かつ元の形状に戻ろうとし易いのでより好ましい。更には繊維間のすべり性を高めるために油剤が繊維に塗布されている、もしくは含有されていてもよい。また、これらの吸収体には、柔軟性を得るためにスリット加工が施されていてもよい。
[第4実施形態]
図11は本発明の第4実施形態に係る***間パッド140の断面図を示す。この***間パッド140は、露出領域142の両側縁の裏面側シート同士が向かい合うように折り畳まれている。折り畳まれた裏面シート同士を接合部16において接着剤により接合し凸部を形成することによって起立部143を形成している点が、上記第3実施形態に係る***間パッド130と異なっている。このように、折り畳むことによって両側縁の凸部は空間を有するように設けられるため、着用者へ異物感を与えないような圧縮性を得ることができ、容易に嵩高部を形成できる。
起立部143は、少なくとも両側縁に設けられていればよいが、***間に収まる領域の前方及び/又は後方に起立部が配してあるほうが、***間パッドの表面側シートを前後方向へ流れる経血を受け止めることができるので好ましい。
本発明は、女性の***間にその一部分を挟み込み、***内面に当接させて装着する***間パッドとして使用することができる。
本発明の第1実施形態に係る***間パッドの斜視図である。 図1におけるX−X線に沿った断面図である。 第1実施形態に係る***間パッドの着用状態での断面図及び経血の経路を示す図である。 第1実施形態に係る***間パッドの着用状態での断面図及び経血の経路を示す図である。 本発明の第1実施形態に係る***間パッドの他の例を示す断面図である。 本発明の第2実施形態に係る***間パッドの斜視図である。 図6におけるX−X線に沿った断面図である。 第2実施形態に係る***間パッドの着用状態での断面図及び経血の経路を示す図である。 第2実施形態に係る***間パッドの着用状態での断面図及び経血の経路を示す図である。 本発明の第3実施形態に係る***間パッドの断面図である。 本発明の第4実施形態に係る***間パッドの断面図である。 従来の***間パッドの着用状態での断面図及び経血の経路を示す図である。 従来の***間パッドの着用状態での断面図及び経血の経路を示す図である。
符号の説明
10 シート
10a 液透過性シート(表面側シート)
10b 液難透過性シート(裏面側シート)
11 周縁部
12 身体面側
13 反身体面側
14 起立部材
15 弾性材
16 接合部
17 先後端部
20、21、22、23 吸収体
100、110、120、130、140 ***間パッド
101、131 ***挟持領域
102、112、122、132、142 露出領域
103、113、123、133、143 起立部
150 接点
210 外陰部
300 ショーツ
離間幅
起立幅

Claims (2)

  1. 全体として長手方向と短手方向とを有する実質的に縦長形状をなし、
    着用者の身体側面に向く液透過性の表面側シートと、
    この反対面に設けられた液難透過性の裏面側シートと、
    前記表面側シート及び前記裏面側シートの間に介在し体液の吸収が可能な吸収体と、を備え、前記長手方向に沿って、一部を***間に挟んで着用する***間パッドであって、
    当該***間パッドは、着用時に前記***に挟まれる***挟持領域と、当該領域の裾野から前記短手方向に延出され、前記***間から露出する露出領域とからなり、
    この露出領域の両側縁の少なくとも一部には、前記着用者の身体方向に突出する起立部が形成され、
    前記起立部は、前記表面側シート及び/又は前記裏面側シートが前記身体方向に折り返され、該表面側シート及び/又は該裏面側シートの長手方向における両端部のみにおいて接合されて形成されている***間パッド。
  2. 前記起立部は、前記長手方向における、少なくとも着用時に着用者の膣口と接する部分の近傍に設けられている請求項記載の***間パッド。
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