JP4419663B2 - 情報処理システム、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、情報処理システムおよびプログラムに関し、特に、スタンバイやハイバネーション等の休止状態を利用した高速立ち上げを行う情報処理システム等に適用して有効な技術に関する。
たとえば、パーソナルコンピュータ(PC)等の情報処理システムでは、現状では、電源ON時にハードウエアの初期化やOSの初期化等で多大な時間を費やし、数分間の待ち時間が必要である。このため、特許文献1のように、主記憶内容を維持したまま主要デバイスの電源をOFFし、あたかも電源切断したかのように見せかけ、次回立ち上げ時間を短縮する方法(スタンバイ)や、主記憶内容やデバイスの状態を補助記憶装置に退避し、次回立ち上げ時にその内容を再度主記憶やデバイスに戻す方法(ハイバネーション)により次回の立ち上げ時間を短縮することが知られている。
また、パーソナルコンピュータを連続して使用している場合に、メモリリークなどによってシステムが不安定になることを防ぐために、特許文献2のように、メモリリークを検出して自動的にリセットを行う技術が知られている。
しかしながら、スタンバイやハイバネーションは、ノート型PCなどで一時的に利用するのが主な使い方であり、連続稼動が行われる業務用コンピュータにおいてスタンバイやハイバネーションを効率良く安定して利用するようなことは行われていなかった。
すなわち、現在のパーソナルコンピュータ用の商用OSは、未だに不安定であり、スタンバイやハイバネーション状態への移行と復帰を反復しながら長期間使用した場合には、メモリリークや、資源の抱え込み等通常表面化しないソフトウェアのバグ等の要因によって不安定化することが懸念され、単にメモリリークの監視だけでは安定な稼働を実現することは困難である。
特開平10−97353号公報 特開2004−5305号公報
本発明の目的は、システム起動時間の短縮による利便性の向上と、システムの安定性の確保とを両立させることが可能な情報処理技術を提供することにある。
本発明の情報処理システムは、システムの終了要求があった場合にはスタンバイまたはハイバネーンョン状態に移行し、その移行回数を計数する手段と、システムの終了要求があった場合に、前記移行回数が所定数を超えたかを判別する手段と、前記移行回数が所定数を超えたと判別された際に、電源切断もしくは再起動を促すメッセージを表示する手段と、電源切断もしくは再起動が行われた際に、前記移行回数を初期値に設定する手段とを具備したことを特徴とする。
本発明によれば、システム起動時間の短縮による利便性の向上と、システムの安定性の確保とを両立させることが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
図1は、本発明の一実施の形態である情報処理システムの構成の一例を示す概念図であり、図2は、その作用の一例を示すフローチャートである。
本実施の形態の情報処理システム10は、CPU11、主記憶装置12、補助記憶装置13、表示部14、操作部15、スケジューラ16(リセット手段)、バス17、電源装置18、および電源スイッチ19を備えている。
CPU11は主記憶装置12に記憶されたソフトウェアを実行する中央処理装置であり、主記憶装置12、補助記憶装置13、電源装置18とバス17で接続され、これら周辺機器を制御する。
表示部14はディスプレイで構成され、情報処理システム10のユーザに対して各種情報を可視化して提示する。操作部15は、キーボードやマウス等の情報入力装置で構成され、ユーザが情報処理システム10に対して各種のデータや命令の入力に用いられる。
主記憶装置12には、後述のような各種制御に係わるタスクテーブル21、タスク監視制御22、スタンバイ制御23、ハイバネーション制御24、業務メニュー制御25等のソフトウェア群(運用手段)及び当該ソフトウェア群が参照する管理テーブルを記憶する。補助記憶装置13は、ハイバネーション実行時に主記憶装置12の内容を退避する記憶装置であり、電源OFF時も記憶内容を維持する。
また、補助記憶装置13には、基本ソフトウェア20や、タスク監視制御22〜ハイバネーション制御24、業務メニュー制御25等のソフトウェアが格納されており、リセット時には、これらのプログラムが主記憶装置12に転送されて起動される。
さらに補助記憶装置13には基本ソフトウェア20上で稼働する業務ソフトウェア(アプリケーションプログラム)が格納されており、操作部15から起動要求によって主記憶装置12に読み込まれて起動されることにより、任意の業務処理(タスク)が遂行される。
電源装置18は、CPU11、主記憶装置12、補助記憶装置13等に主電源18aを供給し、CPU11からの指示で主電源18aの供給を停止し、電源制御線19aを介した、電源スイッチ19またはスケジューラ16からの指示で主電源18aの供給を開始する。また、電源装置18は、電源0FF時もスタンバイ電源18bをスケジューラ16、主記憶装置12に供給し続ける。
スケジューラ16はリアルタイムクロック16a(RTC)を具備し、CPU11からの設定時間に電源装置18に主電源18aの供給再開によるリセットを指示する機能がプログラムされた制御論理を備えている。
基本ソフトウェア20はタスクテーブル21に業務ソフトウェア等の稼動タスクを登録し、タスクのスケジューリング等の処理を行う機能を備えている。タスク監視制御22はタスクテーブル21上にタスクが無くなるまで一定間隔で監視を続けてタスクの有無を基本ソフトウェア20に報告する機能を備えている。
スタンバイ制御23は、CPU11の現状の情報を主記憶装置12に記憶し、電源装置18に対して主電源18aの停止を指示するとともに、スタンバイ電源18bを供給させることで、情報処理システム10を「スタンバイ」状態へ移行させる機能を備えている。
ハイバネーション制御24は、主記憶装置12およびCPU11の現状の情報を補助記憶装置13に記憶し電源装置18に対して主電源18aの停止を指示することで、「ハイバネーション」状態への移行を実現する機能を備えている。
業務メニュー制御25は、任意の業務ソフトウェアの起動や電源OFF等の操作メニューをユーザに提示して選択させる機能、業務ソフトウェアが実行されていない状態に限り電源OFFを可能にする機能、任意の業務ソフトウェアの使用継続時間を測定する機能、電源OFFにて休止状態に移行した回数、電源ONからの使用継続時間を測定する機能、所定の時間内にユーザの選択入力がない場合には、電源OFFに自動的に移行する機能、等が備えられている。
すなわち、本実施の形態の情報処理システム10は、電源OFFに際して、スタンバイまたはハイバネーションを利用した高速立ち上げモードを利用するか、利用せずに、通常の全電源OFFを行うかを選択することが可能になっている。なお、以下の説明では、スタンバイまたはハイバネーションへの移行状態を必要に応じて休止状態と総称する。
以下、本実施の形態の動作の一例について、図2のフローチャート等を参照して説明する。
情報処理システム10に対して、電源スイッチ19を操作することで主電源18aが投入されると(ステップ101)、CPU11および主記憶装置12等のバス17に接続された各種デバイスの初期化が行われた後、補助記憶装置13から基本ソフトウェア20や、タスク監視制御22〜ハイバネーション制御24等の制御ソフトウェアが読み込まれて起動され、業務プログラムを実行するための基本的な環境が構築される(ステップ102)。
その後、自動実行機能等により、業務メニュー制御25が起動され(ステップ103)、表示部14に業務選択メニユーが表示される。
そして、操作部15等の操作により、業務処理が選択された場合には(ステップ104)、選択された業務ソフトウェアを起動して所定の業務処理を実行し(ステップ110)、当該業務処理が終了したら(ステップ111)、ステップ104のメニユー選択に戻る。
そして、このメニユー選択にて、電源OFF(このメニューの電源OFFは、システムリセットを伴う全電源OFFまたはシステムリセットを伴う再起動を意味する)が選択された場合、スタンバイやハイバネーションを利用した高速立ち上げモードか否かを判別し(ステップ105)、高速立ち上げモードでない場合には、全電源OFFを実行して(ステップ113)終了する。
一方、高速立ち上げモードの場合には、スケジューラ16におけるタイマを初期化し(ステップ106)、スタンバイ制御23またはハイバネーション制御24の動作により、ハイバネーションまたはスタンバイ状態(休止状態)へ移行する(ステップ107)。この休止状態への移行では、タスク監視制御22によるタスクテーブル21の監視により、すべての業務ソフトウェア等のタスクが終了した後に休止状態に移行するように制御が行われる。
その後、スケジューラ16は、電源制御線19aにて、ユーザからの電源スイッチ19の押下による電源ON指示の有無を監視しつつ(ステップ108)、前記ステップ106での休止状態へ移行開始時刻からの経過時間をリアルタイムクロック16aにて監視する(ステップ109)。
そして、ステップ108にて電源投入指示が検出されると、現在の休止状態から復帰し(ステップ112)、ステップ104のメニユー提示/選択処理に復帰する。この休止状態からの復帰は、スタンバイまたはハイバネーションを用いることで高速に短時間に行われ、ユーザは電源スイッチ19を押下してから直ちに業務を選択して開始することが可能であるため、起動待ち時間の短い軽快な操作環境を実現できる。
一方、ステップ109において、現在の休止状態のままの経過時間が所定の閾値を超過すると、すなわち、ユーザが情報処理システム10を使用する可能性が低い状態であると判定される場合、上述のステップ102に戻って、CPU11、主記憶装置12および補助記憶装置13に主電源18aを供給して、当該CPU11および主記憶装置12等のデバイスの初期化を行うリセット処理が実行される。なお、このリセット処理後、業務メニュー制御25が起動されるが、この業務メニュー制御25には上述のように所定の時間内のユーザの入力がない場合に自動的にステップ106以降の電源OFF(休止処理)に移行する機能があるため、ユーザの介入がない限り再度、ステップ106〜ステップ109の休止状態に移行する。
これにより、休止状態と、当該休止状態からの復帰とを長期間に渡って反復することに起因する主記憶装置12のメモリリークや業務ソフトウェアのバグ等による資源の抱え込み等に起因するシステムの不安定化を、ユーザによる情報処理システム10の利用の可能性の低い時を見計らった、休止状態中のリセットの自動実行にて確実に解消することが可能になる。
上述の図2のフローチャートの例では、休止状態の継続時間の長短にて当該休止状態中におけるリセットの実行タイミングを判定する場合を例示したが、図3のフローチャートのように、休止状態中におけるリセットの実行タイミングを、たとえば一日の特定の時間帯、あるいは特定の時刻を指定して行わせるようにしてもよい。
すなわち、図3のフローチャートでは、図2におけるステップ106のタイマの初期化を省略するとともに、当該タイマによる時間の経過を測定するステップ109の代わりに、スケジューラ16に備えられたリアルタイムクロック16aのカレンダ機能等を利用して、休止状態中において所定の時刻になった否かを判定するステップ109aを実行し、所定の時刻になった場合には、ステップ102のリセットを行わせるように動作するものである。
これにより、あらかじめ、情報処理システム10が使用される確率の低い、深夜、早朝、休憩時間等の時間帯にリセットの実行時刻を指定することで、情報処理システム10を使用するユーザの業務を妨げることなく、休止状態中のリセットの実行による情報処理システム10の動作の安定化を実現することが可能になる。
以上説明したように、本実施の形態によれば、一定時間のスタンバイ或いはハイバネーション等の休止状態の維持を検知するようにしたことにより、休止状態と復帰を反復することによる情報処理システム10の24時間連続稼動からくるシステムの不安定要因を排除した高速立ち上げを実現できる利点がある。
本実施の形態により、タスクが動作していない状態でのスタンバイ、ハイバネーション状態への移行を保証し、また、ある一定時間以上にわたって休止状態が継続したときに電源0FF状態が発生した場合にシステムを再起動し、再度スタンバイ、ハイバネーション状態に移行することで、24時間稼動の不安定要因を取り除くことが出来る。
電源OFF処理時にタスクが動作していないことを保証しスタンバイを実行することで、ユーザおよびアプリケーションがスタンバイを意識しないで次回立ち上げを高速化できる利点がある。また、ハイバネーションと組み合わせることにより、スタンバイ電源18bの供給無しであっても次回立ち上げを高速化できる利点がある。
また、別の変形例を図4のフローチャートに示す。基本ソフトウェア20には、業務メニュー制御25における動作を制御して、起動中のタスクがある場合には、電源OFFを選択できないようにする機能、および電源OFFが選択された時に起動中のタスクが存在する場合には、電源OFFできない旨のメッセージをユーザに表示する機能を備えることもできる。
すなわち、図4のフローチャートに示されるように、基本ソフトウェア20は、電源OFFの割り込みがあった場合には、タスク監視制御22にて実行中の業務処理(タスク)の有無を判別し(ステップ201)、無しの場合には、図1または図2に例示されたフローチャートの分岐点A2に分岐し、有りの場合には、実行中のタスクがあるために電源OFFが実行できない旨のメッセージを表示して(ステップ202)、終了する。
なお、ステップ201で業務ソフトウェアが、スタンバイやハイバネーションに対応しているか否かを判別し、対応した業務ソフトウェアのみが稼働中の場合には電源OFFによる休止状態への移行を可能にする機能を備えることもできる。
図5は、本発明の他の実施の形態である情報処理システム10の動作の一例を示すフローチャートである。この場合、休止状態への移行契機として休止状態への移行回数を用いる例を示す。
すなわち、情報処理システム10の使用を開始する為に、電源をONする(ステップ301)。電源ONとともに、基本ソフトウェア20(OS)や業務メニュー制御25を始めとするシステムが起動される(ステップ302)。システムが立ち上がった時点で、スタンバイ回数のカウンタをリセットする(ステップ303)。
その後、ユーザからの各種要求を待ち受けすると共に、それぞれの要求に応じて各種処理を行う(ステップ304)。当然、システムの終了要求も待ち受けている状態である。
システムの終了要求があった時、まず電源を入れてから実行したスタンバイの回数が、電源OFFする必要があるスタンバイ実行上限数(電源OFFスタンバイ回数)を超えたかどうか比較する(ステップ305)。
スタンバイ回数が電源OFFスタンバイ回数を超えた場合、「電源OFFが必要です。電源をOFFするか再起動してください」というようなメッセージを表示部14に表示する(ステップ306)。
ユーザの終了要求の内容がスタンバイかどうか確認する(ステップ307)。スタンバイが指定されたら、スタンバイ回数のカウンタを1つプラスする(ステップ308)。その後、スタンバイ状態に入る(ステップ309)。この状態でユーザがスタンバイからの復帰操作を行うと、ステップ304の状態に戻る。
ステップ307で、スタンバイでない場合には、ユーザの終了要求の内容が電源OFFかどうか確認する(ステップ310)。そして、電源OFFが指定されたら、電源OFFの処理を行う(ステップ311)。
この実施の形態では、スタンバイ回数が一定回数超えた場合にその旨をメッセージ表示することでユーザに電源OFFまたは再起動を促し、情報処理システム10の初期化を適切なタイミングで実行することが出来るという効果がある。
上述の説明では、スタンバイ回数のリセットをシステム起動後に行ったが、図5のステップ301〜ステップ305の間であれば任意のタイミングで実行することが出来る。メッセージ内容も、電源OFFまたは再起動を促す内容であれば、任意の文字列とすることが出来る。更には、ユーザの終了要求の判定の順序が、スタンバイ、電源OFFの順になっているが、逆にすることも出来る。
さらに、ユーザがスタンバイを選択した時に、必要に応じて自動的に電源OFFを実行するようにしてもよい。このように、スタンバイ選択時に必要に応じて自動的に電源OFFを行うようにしたことで、ユーザがスタンバイと電源OFFとの使い分けを意識せずに操作することが出来るという効果がある。
なお、変形例として、スタンバイ状態への移行回数の代わりに、一定の期間、継続的に電源OFFされていない場合に、電源OFFまたは再起動を促すメッセージを表示するようにしてもよい。この場合、一定の期間とは、任意に設定可能で週間単位とか日単位などで指定することができる。
これにより、一定期間、継続して電源OFFされていない場合にメッセージを表示するようにしたことにより、スタンバイもあまり行わずに運用しているようなユーザに対しても、ユーザに電源OFFまたは再起動を促し、情報処理システム10の初期化を適切なタイミングで実行することが出来るという効果がある。
さらに、変形例として、情報処理システム10に搭載されているアプリケーションの使用時間が一定時間を超えた場合に電源OFFまたは再起動を促すメッセージを表示するようにしてもよい。この場合、一定の期間とは、任意に設定可能であり時間単位とか日単位などで指定する。
このように、情報処理システム10に搭載されているアプリケーションを使用した時間が一定時間を超えた場合にその旨を表示部14にメッセージ表示することで、ユーザに電源OFFまたは再起動を促し、情報処理システム10の初期化を適切なタイミングで実行することが出来るという効果がある。特にスタンバイも電源OFFも実施せずに使い続けるようなユーザに効果的である。
さらに、変形例として、電源OFFとスタンバイを一体化したユーザインタフェースを用意し、情報処理システム10の使用終了時の操作を簡素化するようにしてもよい。すなわち、図6に示されるように、使用終了画面40において、「電源OFF」ボタンと「スタンバイ」ボタンを、一つの「使用終了」ボタン41にまとめて実装し、「再起動」ボタン42、「キヤンセル」ボタン43とともに表示部14に表示する。
これにより、ユーザは情報処理システム10の使用を終了する時には、この「使用終了」ボタン41を選択するだけで自動的にスタンバイもしくは電源をOFFすることが出来る。すなわち、電源OFFとスタンバイを一体化したユーザインタフェースを用意したことでユーザがスタンバイと電源OFFとの使い分けを意識せずに操作することが出来るという効果がある。
さらに、図7に例示されるように、「使用終了」ボタン41の下に「使用終了時に電源OFF」のチェックボックス44を用意してもよい。ユーザは情報処理システム10の使用を終了する時に、このチェックボックス44の状態を切替えることで、任意にスタンバイもしくは電源をOFFすることが出来る。これにより、電源OFFとスタンバイを一体化したユーザインタフェースを用意すると共に情報処理システム10の使用終了時に電源OFFを行うことを可能としたことで、マシンの移動などを行う際に意図的に電源をOFFすることが出来るという効果がある。
本発明は上述の実施の形態に限定されることなく、種々変更可能である。たとえば、スタンバイ或いはハイバネーション技術を使用する場合、タスクが存在しないことを保証しているので、スタンバイ或いはハイバネーション復帰時の主記憶装置12のメモリ状態は一定であり、このメモリ状態をROM等に固定化し、そのROMの内容にて主記憶装置12を復元すれば電源OFF時の退避時間が短縮され、かつシステムの安定性は向上する。
本発明の一実施の形態である情報処理システムの構成の一例を示す概念図である。 その作用の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である情報処理システムの動作の変形例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である情報処理システムの動作の変形例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である情報処理システムの動作の変形例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である情報処理システムにおけるユーザインタフェースの一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である情報処理システムにおけるユーザインタフェースの変形例を示す概念図である。
符号の説明
10 情報処理システム
11 CPU
12 主記憶装置
13 補助記憶装置
14 表示部
15 操作部
16 スケジューラ
16a リアルタイムクロック
17 バス
18 電源装置
18a 主電源
18b スタンバイ電源
19 電源スイッチ
19a 電源制御線
20 基本ソフトウェア
21 タスクテーブル
22 タスク監視制御
23 スタンバイ制御
24 ハイバネーション制御
25 業務メニュー制御
40 使用終了画面
41 「使用終了」ボタン
42 「再起動」ボタン
43 「キヤンセル」ボタン
44 チェックボックス

Claims (3)

  1. システムの終了要求があった場合にはスタンバイまたはハイバネーンョン状態に移行し、その移行回数を計数する手段と、
    システムの終了要求があった場合に、前記移行回数が所定数を超えたかを判別する手段と、
    前記移行回数が所定数を超えたと判別された際に、電源切断もしくは再起動を促すメッセージを表示する手段と、
    電源切断もしくは再起動が行われた際に、前記移行回数を初期値に設定する手段と
    を具備したことを特徴とする情報処理システム。
  2. 電源投入状態が一定期間継続した際に、電源切断もしくは再起動を促す前記メッセージを表示することを特徴とする請求項1記載の情報処理システム。
  3. システムの終了要求があった場合にはスタンバイまたはハイバネーンョン状態に移行し、電源投入要求があった場合には前記スタンバイまたはハイバネーション状態から復帰するコンピュータを、
    システムの終了要求があった場合にはスタンバイまたはハイバネーンョン状態に移行し、その移行回数を計数する手段、
    システムの終了要求があった場合に、前記移行回数が所定数を超えたかを判別する手段、
    前記移行回数が所定数を超えたと判別された際に、電源切断もしくは再起動を促すメッセージを表示する手段、
    電源切断もしくは再起動が行われた際に、前記移行回数を初期値に設定する手段
    として機能させるためのプログラム。
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