JP4419566B2 - 映像信号処理装置、映像信号処理方法および映像信号処理プログラム - Google Patents

映像信号処理装置、映像信号処理方法および映像信号処理プログラム Download PDF

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Description

この発明は、映像信号に対するエッジ強調などの高域強調処理(エンハンス処理)を行なう映像信号処理装置、映像信号処理方法および映像信号処理プログラムに関する。
従来から、例えばテレビジョン受信機で受信され、映像検波されて得られる映像信号に対してエッジ強調などを行なって、表示される映像の輪郭をくっきりとするようにする高域強調処理(エンハンス処理)が行なわれている。
例えば、特許文献1(特開平11−112838号公報)には、映像信号のノイズレベルに応じてエンハンス処理を制御することにより、ノイズの多いところでは、エンハンス処理を行なわないようにすると共に、フィールドあるいはフレームごとのノイズレベルの揺動に伴うフリッカを低減することができるようにすることが記載されている。
上記の特許文献は、次の通りである。
特開平11−112838号公報
ところで、テレビジョン受信機で受信され、映像検波されて得られる、例えばNTSC(National Television System Committee)信号などの映像信号は、例えば音声信号成分を除去するためのフィルタの特性が急峻であるため等の理由により、図15に示すように、映像信号の高域成分であるエッジ部1の前後に、リンギング2が多く発生し、エッジ部1の前後が図15のように平坦である場合に、当該リンギングが画面上で目に付き、画質を劣化させる原因となる。
このようなリンギングが発生している映像信号に対して、エンハンス処理を施すと、エッジ部が強調されるのみではなく、リンギングも強調されてしまうという問題がある。
また、画像を例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)圧縮したときなど、信号成分が消失してしまうことが原因として、大振幅の信号の近傍の平坦部でモスキートノイズと呼ばれるノイズが発生するが、リンギングと同様の理由により、その映像信号をエンハンス処理を施したときには、モスキートノイズも強調されてしまうという問題がある。
この発明は、以上の問題点にかんがみ、映像信号のエッジ部の近傍に例えばリンギングやモスキートノイズなどのノイズがあっても、それらのノイズ等を強調することなく、エンハンス処理を行なって、高域強調することができる映像信号処理装置、映像信号処理方法および映像信号処理プログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために、請求項1の発明においては、
入力映像信号の高域成分を強調する高域強調手段と、
前記入力映像信号から、前記入力映像信号のエッジ部の前後の非強調領域および非強調量に応じた検出出力を得る非強調領域・非強調量検出手段と、
を備え、前記高域強調手段における前記高域成分の強調量を、前記非強調領域・非強調量検出手段の前記検出出力に応じて制御し、
前記非強調領域・非強調量検出手段は、
前記入力映像信号の高域成分を抽出するためのハイパスフィルタと、
前記ハイパスフィルタの出力信号の絶対値を求める絶対値化手段と、
前記絶対値化手段の出力の低域成分を抽出する第1のローパスフィルタと、
前記第1のローパスフィルタの出力を第1の所定量だけ遅延させた位置を注目信号位置として、前記第1のローパスフィルタの出力を前記第1の所定量よりも小さい量だけ遅延させることにより、前記注目信号位置よりも前の時点の第1の出力を得ると共に、前記第1のローパスフィルタの出力を前記第1の所定量よりも大きい量遅延させることにより、前記注目信号位置よりも後の時点の第2の出力を得る出力手段と、
前記第1の出力と前記第2の出力とが入力信号として供給され、前記入力信号の最大値を出力する最大値出力手段と
を備え、前記最大値出力手段の出力に基づいて、前記エッジ部の前後の平坦領域に応じた検出出力を生成する
ことを特徴とする映像信号処理装置を提供する。
この請求項1の発明においては、非強調領域・非強調量検出手段は、入力映像信号の高域成分であるエッジ部の前後の領域を、非強調領域として検出する。そして、非強調領域・非強調量検出手段の検出出力により、検出された非強調領域では、高域強調手段での高域強調量が制御されて、あまり高域強調されないようにされる。なお、非強調領域・非強調量検出手段は、入力映像信号の高域成分を抽出するためのハイパスフィルタと、ハイパスフィルタの出力信号の絶対値を求める絶対値化手段と、絶対値化手段の出力の低域成分を抽出する第1のローパスフィルタと、第1のローパスフィルタの出力を第1の所定量だけ遅延させた位置を注目信号位置として、第1のローパスフィルタの出力を第1の所定量よりも小さい量だけ遅延させることにより、注目信号位置よりも前の時点の第1の出力を得ると共に、第1のローパスフィルタの出力を第1の所定量よりも大きい量遅延させることにより、注目信号位置よりも後の時点の第2の出力を得る出力手段と、第1の出力と第2の出力とが入力信号として供給され、入力信号の最大値を出力する最大値出力手段とを備え、最大値出力手段の出力に基づいて、エッジ部の前後の平坦領域に応じた検出出力を生成する。
したがって、請求項1の発明によれば、検出された非強調領域には、前述したようにリンギングやモスキートノイズが乗っていても、これらリンギングやモスキートノイズは、強調されること無く、エッジ部分のみが強調される。
この発明によれば、入力映像信号のエッジ部などにリンギングやモスキートノイズが乗っていても、これらリンギングやモスキートノイズは、強調されること無く、エッジ部分などの高域成分のみを強調することができる。
以下、この発明による映像信号処理装置および方法の実施形態を、図を参照しながら説明する。
図1は、実施形態の映像信号処理装置の全体の構成を示すブロックであり、この例は、入力映像信号のエッジ部の前後に存在するリンギングを強調することなく、エッジ部のみを強調することができるようにした場合の例である。
入力映像信号Viは、入力端11を通じて高域強調回路(エンハンサ)20に供給されると共に、非強調領域・非強調量検出回路30に供給される。
非強調領域・非強調量検出回路30は、後で詳述するように、入力映像信号Viのエッジ部分を検出し、その検出したエッジ部分の前後の所定の平坦領域を、高域強調したくない非強調領域とすると共に、検出したエッジ部分に基づいて検出される非強調量に応じた検出出力αを出力する。すなわち、非強調領域・非強調量検出回路30は、前述の図15に示したように、エッジ部分の前後のリンギングが存在する可能性のある区間を非強調領域とするようにすると共に、エッジ部分の大きさに応じたリンギングが生じるであろうと推定し、当該エッジ部分の大きさに対応した非強調量となるように検出出力α(α≦1)を生成して出力する。
高域強調回路20は、ハイパスフィルタ21と、非線形変換回路22と、出力制御回路23と、加算回路24とからなる。ハイパスフィルタ21は、入力映像信号Viから、その高域成分VHiを抽出する。
非線形変換回路22は、高域成分を、より強調するようにするためのもので、その入出力特性は、図2に示すような非線形特性を有するものとされている。すなわち、非線形変換回路22の非線形特性は、入力映像信号の高域成分VHiの入力レベル(絶対値)が微小であるときには、出力レベルはゼロであり、第1の所定レベルL1以上になると、入力レベルよりも大きい出力レベルとし、第2の所定レベルL2以上になると、出力レベルが一定となるように設定されている。
非線形変換回路22から得られた入力映像信号の高域成分CVHiは、この例では、出力制御回路23を通じて加算回路24に供給されて、入力端子11を通じて入力された入力映像信号Viに加算される。
出力制御回路23は、非強調領域・非強調量検出回路30の検出出力αに応じて、非線形変換回路22からの入力映像信号の高域成分CVHiを、加算回路24で入力映像信号Viに加算する信号量を制御するようにする。出力制御回路23からは、
EVHi=CVHi×(1−α)
なる出力信号EVHiが得られる。
この場合、検出出力αが大きいほど、非線形変換回路22からの信号の加算回路24での加算量は小さくなり、検出出力αが小さいほど、非線形変換回路22からの信号の加算回路24での加算量は大きくなるものである。
すなわち、加算回路24では、
Vi+CVHi×(1−α)
なる演算が行なわれるものである。この場合、加算回路24で、非線形変換回路22からの信号の加算量が多くなればなるほど、高域強調量が多くなるので、検出出力αの大きさは、高域強調しない量、つまり非強調量に応じたものとなる。
そして、この実施形態では、加算回路24の出力として、出力映像信号Voが得られ、出力端12を通じて次段に出力される。
この実施形態の映像信号処理装置は、以上のような構成を備え、入力映像信号Viの高域成分が、入力映像信号Viに加算されることにより高域強調されるが、非強調領域・非強調量検出回路30からの検出出力αにより、入力映像信号Viのエッジ部の前後のリンギングが乗り易い区間では、高域強調量が少なくあるいは高域強調を行なわないようにされるので、例えばエッジ部の前後の区間にリンギングが生じていても、そのリンギングが強調されることが防止され、画像の劣化を抑えることができる。
図1の構成は、アナログ回路としても構成することもできるが、この実施形態では、デジタル回路として構成されている。したがって、入力映像信号Viは、標本化周波数が、例えば13.5MHzのデジタル映像信号とされており、ハイパスフィルタ21には、デジタルフィルタが用いられたハイパスフィルタが用いられる。この場合、デジタルフィルタとしては、FIR(Finite Impulse Response)型のもの、あるいは、IIR(Infinite Impulse Response)型のものの、いずれでも使用可能である。
図3は、FIR型のデジタルフィルタの構成例を示すもので、入力信号に対して直列に接続される複数個の1サンプル遅延回路41と、入力信号および各遅延回路41の出力信号に係数を乗算する複数個の係数乗算回路42と、複数個の係数乗算回路42の出力の総和を算出する総和算出回路43とで構成され、総和算出回路43から出力信号が出力される。
そして、このデジタルフィルタは、タップ数(遅延回路41の数+1)および複数個の係数乗算回路42で乗算するフィルタ係数W0、W1、W2・・・W(n−2)、W(n−1)(nは、タップ数)を設定することにより、所望の特性のフィルタを構成することができる。この例の場合、ハイパスフィルタ21は、例えば3タップのデジタルフィルタが用いられ、そのフィルタ係数W1〜W3としては、図4に示すようなものとされて構成されている。
<非強調領域・非強調量検出回路30の詳細な構成例>
次に、この実施形態における非強調領域・非強調量検出回路30の詳細な構成例について説明する。この実施形態の非強調領域・非強調量検出回路30は、対象となる入力映像信号Viに発生するリンギングの発生状況に応じて、エッジ部分からどれくらい離れた領域までを非強調領域とするかを、容易に設定することができるような構成を備えている。そのため、この実施の形態では、例えば、対象となる入力映像信号Viに発生するリンギングの発生状況を予め調べて、その発生状況に応じて、エッジ部分からどれくらい離れた領域までを非強調領域とするかを決定するようにしている。
図5は、この実施形態における非強調領域・非強調量検出回路30の構成例を示すブロック図である。また、図6〜図8は、この実施形態における非強調領域・非強調量検出回路30の構成例の説明のための図である。以下、図5〜図8を参照して、この実施形態における非強調領域・非強調量検出回路30の構成について説明する。
図5に示すように、この実施形態における非強調領域・非強調量検出回路30においては、入力映像信号(デジタル映像信号)Viは、デジタルフィルタで構成されるハイパスフィルタ301に供給される。この例では、このハイパスフィルタ301は、5タップのデジタルフィルタとされ、そのフィルタ係数は、例えば図6に示すようなものとされて構成されている。
このハイパスフィルタ301の出力S1は、絶対値化回路302に供給されて絶対値化され、その絶対値化出力S2は、非線形変換回路303および304に供給される。これらの非線形変換回路303および304は、後で詳述するように、リンギングは大振幅のエッジ部分で目立ち、中振幅や小振幅のエッジ部分では目立たないので、大振幅のエッジ部分と、中振幅や小振幅のエッジ部分とで、リンギングかどうかの検出判断を変えるようにするために設けられている。
これら非線形回路303および304は、それぞれデジタルフィルタからなるローパスフィルタ305および306に供給される。このローパスフィルタ305および306は、この例では、共に、例えば3タップのデジタルフィルタであって、図7に示すようなフィルタ係数とされたものが用いられている。
そして、ローパスフィルタ305の出力S3は、非強調領域設定回路307に供給される。この非強調領域設定回路307は、非強調領域を設定するための複数個の遅延回路308〜312と、アンプ313〜316と、最大値検出回路317とからなる。
非強調領域設定回路307では、ローパスフィルタ305の出力S3は、遅延回路310により所定遅延量DLcだけ遅延される。この例では、この遅延回路310の出力S4が注目サンプル位置の信号となる。そして、遅延回路308および309は、それぞれ遅延量DLcよりも小さい、異なる遅延量だけローパスフィルタ305の出力S3を遅延させて、注目サンプル位置の出力S4よりも前の時点の信号S5およびS6を得る。
さらに、遅延回路311および312は、遅延回路310の出力S4をさらに遅延することにより、それぞれ遅延量DLcよりも大きい、異なる遅延量だけローパスフィルタ305の出力S3を遅延させた、注目サンプル位置よりも後の時点の信号S7およびS8を得る。
この実施形態では、各遅延回路308〜312の遅延量は、例えば次のようにされている。すなわち、遅延回路310の遅延量DLcは17サンプル分とされ、遅延回路308の遅延量は0サンプル分(遅延なし)とされ、遅延回路309の遅延量は8サンプル分とされる。また、遅延回路311の遅延量は9サンプル分とされ、遅延回路312の遅延量は17サンプル分とされる。
したがって、この例においては、遅延回路310の出力S4と遅延回路308の出力S5とは17サンプル分、遅延回路310の出力S4と遅延回路309の出力S6とは9サンプル分、それぞれ離れており、遅延回路311の遅延量は9サンプル分とされ、遅延回路312の遅延量は17サンプル分とされていることから、遅延回路310の出力S4を中心にすると、信号S5,S6,S7,S8は、前後に同一の時間だけ異なる位置の信号となっている。
そして、遅延回路308,309および遅延回路311,312の出力S5,S6およびS7,S8が、それぞれアンプ313,314,315,316を通じて最大値検出回路317に供給される。最大値検出回路317は、各時点において、その入力信号S5,S6およびS7,S8の最大値を出力する。この最大値検出回路317の出力S9は、割り算回路318に供給される。
また、ローパスフィルタ306の出力が、注目サンプル位置の出力S4を得る遅延回路310と等しい遅延量の遅延回路319を通じて割り算回路318に供給される。遅延回路319は、ローパスフィルタ306の出力を注目サンプル位置に同期させるためのものである。
割り算回路318では、最大値検出回路317の出力S9を、遅延回路319を通じたローパスフィルタ306の出力で割り算するようにする。なお、割り算回路318では、遅延回路319を通じたローパスフィルタ306の出力の値がゼロであるときには、当該ローパスフィルタ306の出力の値を表現し得る最小値に置き換えて、割り算を行なうようにする。
前述した非線形変換回路303および304と、この割り算回路318での処理により、リンギングが目立つ大振幅のエッジ部分では、リンギングが検出されやすくされ、また、リンギングがあまり目立たない中振幅や小振幅のエッジ部分では、リンギングの検出感度を低くするようにしている。
すなわち、この実施形態においては、非線形変換回路303は、その入出力特性が、入力信号の小振幅および中振幅の領域において、図8(A)に示すように、破線のような線形の場合よりも、実線のように持ち下がった非線形特性を備えるものとされる。つまり、非線形変換回路303は、入力信号が所定のレベルθ2以下であるときには、線形の場合よりも小さい出力レベルで出力信号を出力し、入力信号が所定のレベルθ2以上であるときには、線形の場合よりも大きい出力レベルで出力信号を出力する。
一方、非線形変換回路304は、その入出力特性が、入力信号の小振幅および中振幅の領域において、図8(B)に示すように、破線のような線形の場合よりも、実線のように持ち上がった非線形特性を備えるものである。つまり、非線形変換回路304は、入力信号が所定のレベルθ2以下であるときには、線形の場合よりも大きい出力レベルで出力信号を出力し、入力信号が所定のレベルθ2以上であるときには、線形の場合よりも小さい出力レベルで出力信号を出力する。
割り算回路318では、上述のように、非線形変換回路303の出力をローパスフィルタ305に通したものを、非線形回路304の出力をローパスフィルタ306に通したもので割り算しているので、割り算結果は、大振幅部分は強調されてリンギングとして検出されやすくなり、小振幅部分は、リンギングとして検出されにくくされる。
このことを、図9および図10を参照してさらに説明する。
すなわち、図9(A)に示すように、信号が大振幅の場合には、リンギングも大きいものとなり、一方、図9(B)に示すように、信号が中振幅および小振幅の場合には、エッジ部分にリンギングあるいはリンギングに似た信号が生じても、それは小さいものとなり、表示画像上では目立たない。
非線形変換回路303および304の代わりに入出力特性が線形の回路を設けた場合には、割り算回路318では、信号が大振幅の場合でも、また、中振幅および小振幅の場合でも、検出出力の値は、同様となる。
これに対して、入出力特性が非線形の非線形変換回路303および304を設けた場合には、信号が大振幅の場合には、非線形変換回路303では、より大振幅で出力するようにされると共に、非線形変換回路304では、振幅が低減されたものとして出力される。割り算回路318では、非線形変換回路303側の信号が分子になり、非線形変換回路304側の信号が分母になるので、割り算結果は、図10(A)に示すように、より強調されるように検出される。
また、入出力特性が非線形の非線形変換回路303および304を設けた場合において、信号が中振幅および小振幅の場合には、非線形変換回路303では、より小振幅で出力するようにされると共に、非線形変換回路304では、振幅がより大振幅で出力される。したがって、割り算回路318での割り算結果は、図10(B)に示すように、より小さいものとして検出される。
したがって、大振幅部分でのリンギングは、より検出されやすくなり、また、中振幅および小振幅部分ではリンギングの検出感度は低くなる。
この割り算回路318の出力は、リンギングを低減する期間および低減量に応じた検出出力値αを生成するための非線形変換回路320に供給される。この非線形変換回路320は、図11に示すような入出力非線形特性を備える。すなわち、非線形変換回路320からの検出出力値αは、割り算回路318の出力が第1の所定値θ1よりも小さいときには、α=0となり、第1の所定値θ1よりも大きくなると入力値に応じたものとなり、第2の所定値θ2よりも大きくなると、一定とされる。
この非線形変換回路320の出力は、広げ回路321に供給され、非強調領域を前後に広げる処理がなされた後、非強調領域・非強調量検出回路30の検出出力値αとして出力される。この例では、広げ回路321では、1サンプル分を非強調領域として前後に広げるようにする。なお、この広げ回路321は、適用される入力映像信号Viによっては設けなくてもよい。
次に、この非強調領域・非強調量検出回路30の動作を、各部の出力波形を示す図12および図13を参照しながら説明する。ここでは、非強調領域・非強調量検出回路30に図12(A)に示すようなリンギングが乗ったエッジ部分を備える入力映像信号Viが供給された場合について説明する。
ハイパスフィルタ301では、図12(A)に示すようなエッジ部分が供給されると、その出力S1として、図12(B)に示すように、当該エッジ部分を微分したような信号を出力する。この出力信号S1は、絶対値化回路302を通されて、その出力信号S2として、図12(C)に示すような信号が得られる。なお、図12(B)以下では、図12(K)の波形図を除き、説明の簡単のため、リンギングは省略してある。
そして、非線形変換回路303および304をそれぞれ通された後、ローパスフィルタ305および306に供給され、これらローパスフィルタ305および306からは、図12(D)に示すように絶対値化回路302の出力S2が平滑化された出力信号S3が得られる。
この図12(D)に示す信号S3を遅延回路310により遅延した信号が注目サンプル位置となる出力信号S4であるので、この図12(D)の信号を、出力S4として考えると、遅延回路308、309および311、312の出力S5,S6およびS7,S8は、図12(E)、(F)および(G)、(H)に示すようなものとなる。
したがって、最大値検出回路317の出力S9は、図12(I)に示すように、エッジ部分の前部で、出力S7,S8を合成したような信号となり、また、エッジ部分の後部で、出力S5,S6を合成したような信号となる。そして、これを広げ回路321で広げると、図12(J)に示すような信号となる。
したがって、この図12(J)に示した信号を検出出力値αとして、出力制御回路23に供給することにより、出力端12からは、図12(K)に示すように、エッジ部の前後のリンギングを強調しない出力信号Voが得られる。
以上の説明から判るように、遅延回路308、309、311、312は、非強調領域を生成するための回路である。そして、これら遅延回路308、309、311、312の遅延量を変更することにより、エッジ部の前後の非強調領域をどの程度の幅にするかを容易に変更設定することができる。また、この例では、エッジ部の前後の非強調領域をそれぞれ2個ずつの遅延回路で生成するようにしたが、その個数も、非強調領域をどの程度の幅にするかに応じて変更して、それぞれ希望する幅の非強調領域を生成することができる。
したがって、対象となる入力映像信号Viに発生するリンギングの発生状況を予め調べて、その発生状況に応じて、非強調領域設定回路307を構成する遅延回路の数や遅延量を設定することにより、所期の非強調領域を得ることができる。なお、非強調領域は、リンギング等の発生状況に合わせて設定すればよく、エッジ部を中心として前後対象の区間でなくともよい。
なお、エッジ部分の前後に平坦部がないときには、リンギングがあっても目立たないので、それらの部分は、非強調領域とする必要はなく、前記検出出力値αは、ゼロあるいは微小な値でよい。この実施形態の非強調領域・非強調量検出回路30では、前述の構成により、この点も考慮されている。
すなわち、例えば入力映像信号Viが図13(A)に示すように、エッジのみからなるような信号であった場合、ハイパスフィルタ301の出力S1は、図13(B)に示すように、ほぼ入力信号がそのまま表れるような信号となる。そして、絶対値化回路302からは、図13(C)に示すように、信号S1が正極性に全て折り返されたような信号S2が得られる。
そして、ローパスフィルタ305および306からは、図13(D)に示すように、この高周波信号S2が平滑化されたほぼ直流の信号S3が得られる。このため、図13(E)に示すように、最大値検出回路317の出力信号S9も同様にほぼ直流の信号となる。したがって、割り算回路318の出力は、図13(F)に示すような微小な一定値が得られ、検出出力値αは、ほぼゼロあるいは微小値となるので、出力映像信号Voは、図13(G)に示すように、入力映像信号Viが高域強調されたような信号となる。
なお、リンギングは、エッジ部から離れるにしたがって、そのレベルが小さくなるようになることを考慮して、遅延回路308〜312で生成する非強調領域の信号は、エッジから離れるに従ってレベルが小さくなるような信号とするようにしても良い。
例えば、上述の非強調領域・非強調量検出回路30において、注目サンプル位置から遠い遅延回路の出力ほど、そのレベルを低くするような重み付けをするようにする。例えば、前述の図5の場合の例で言えば、図14(A),(D)に示すように、遅延回路308および312の出力S5,S8に対しては、そのレベルを低くするような重み付けをすると共に、遅延回路309および311の出力に対しては、図14(B),(C)に示すように、レベルを低くしないようにする。
このようにすれば、最大値検出回路317の出力S9は、図14(E)に示すように、エッジ部の前部および後部において、エッジ部から離れるとレベルが低くなる信号となる。なお、理想的には、図14(F)に示すように、この出力S9を平滑化したような信号が好ましい。
[その他の実施形態および変形例]
なお、以上の説明は、リンギングを強調することなく、エッジ部などを強調する場合について説明したが、画像を例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)圧縮したときなど、信号成分が消失してしまうことが原因として、大振幅の信号の近傍の平坦部でモスキートノイズが発生する場合において、当該モスキートノイズを強調することなく、大振幅のエッジ部などを強調する場合にも、上述と同様にして、この発明による映像信号処理装置が適用可能である。
また、映像信号についての水平方向の処理に関する場合だけではなく、垂直方向の処理についても、この発明による映像信号処理装置が適用可能である。つまり、画面の水平方向において発生するリンギングやモスキートノイズについてのみではなく、画面の垂直方向において発生するモスキートノイズについても強調することなく、高域強調する場合についてもこの発明は適用できるものである。
また、上述の構成は、入力映像信号をデジタル映像信号としたデジタル回路の構成としたが、アナログ入力映像信号を対象としたアナログ回路の構成とすることも勿論できる。
また、デジタル入力映像信号を対象とする場合においては、ハードウエアのデジタル回路で上述した映像信号処理装置を構成するのではなく、全ての処理をプログラム化し、そのプログラムを用いて、コンピュータでソフトウエア処理により、処理を実行するようにすることもできる。
この発明による映像信号処理装置の実施形態の全体の構成例を示すブロック図である。 図1の構成の一部の回路の入出力特性を説明するための図である。 デジタルフィルタを説明するための図である。 デジタルフィルタのフィルタ係数の例を示す図である。 図1の一部の非強調領域・非強調量検出回路の、より詳細な構成例を示すブロック図である。 デジタルフィルタのフィルタ係数の例を示す図である。 デジタルフィルタのフィルタ係数の例を示す図である。 図5の回路の説明に用いる図である。 図5の回路の説明に用いる図である。 図5の回路の説明に用いる図である。 図5の回路の一部の回路の入出力特性を説明するための図である。 図5の回路の動作説明に用いる波形図である。 図5の回路の動作説明に用いる波形図である。 図5の回路の他の例の説明に用いる図である。 エッジ部近傍のリンギングを説明するための図である。
符号の説明
20…高域強調回路、21…ハイパスフィルタ、22…非線形変換回路、23…出力制御回路、24…加算回路、30…非強調領域・非強調量検出回路、301…ハイパスフィルタ、302…絶対値化回路、303,304…非線形変換回路、305,306…ローパスフィルタ、308〜312および319…遅延回路、317…最大値検出回路、318…割り算回路

Claims (6)

  1. 入力映像信号の高域成分を強調する高域強調手段と、
    前記入力映像信号から、前記入力映像信号のエッジ部の前後の非強調領域および非強調量に応じた検出出力を得る非強調領域・非強調量検出手段と、
    を備え、前記高域強調手段における前記高域成分の強調量を、前記非強調領域・非強調量検出手段の前記検出出力に応じて制御し、
    前記非強調領域・非強調量検出手段は、
    前記入力映像信号の高域成分を抽出するためのハイパスフィルタと、
    前記ハイパスフィルタの出力信号の絶対値を求める絶対値化手段と、
    前記絶対値化手段の出力の低域成分を抽出する第1のローパスフィルタと、
    前記第1のローパスフィルタの出力を第1の所定量だけ遅延させた位置を注目信号位置として、前記第1のローパスフィルタの出力を前記第1の所定量よりも小さい量だけ遅延させることにより、前記注目信号位置よりも前の時点の第1の出力を得ると共に、前記第1のローパスフィルタの出力を前記第1の所定量よりも大きい量遅延させることにより、前記注目信号位置よりも後の時点の第2の出力を得る出力手段と、
    前記第1の出力と前記第2の出力とが入力信号として供給され、前記入力信号の最大値を出力する最大値出力手段と
    を備え、前記最大値出力手段の出力に基づいて、前記エッジ部の前後の平坦領域に応じた検出出力を生成する
    ことを特徴とする映像信号処理装置。
  2. 前記最大値出力手段の出力を、前記絶対値化手段の出力の低域成分を前記第1の所定量だけ遅延させたもので割り算する割り算手段をさらに備え、
    前記非強調領域・非強調量検出手段は、前記割り算手段の出力に基づいて、前記非強調領域および非強調量に応じた検出出力を生成する
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  3. 前記絶対値化手段の出力の低域成分を抽出する第2のローパスフィルタと、
    前記最大値算出手段の出力を、前記第2のローパスフィルタの出力を前記第1の所定量だけ遅延させたもので割り算する割り算手段と、
    前記第1のローパスフィルタの前段に設けられ、入出力特性が、入力信号の小振幅および中振幅の領域において、線形の場合よりも持ち下がった非線形特性の第1の非線形処理手段と、
    前記第2のローパスフィルタの前段に設けられ、入出力特性が、入力信号の小振幅および中振幅の領域において、線形の場合よりも持ち上がった非線形特性の第2の非線形処理手段とをさらに備える
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  4. 前記第1の出力および前記第2の出力のそれぞれは、前記第1のローパスフィルタの出力を、異なる遅延量ずつ遅延させた複数の遅延出力からなると共に、
    前記複数の遅延出力のうちの、前記注目信号位置から遠い方の出力ほど、その出力レベルを下げるようにする
    ことを特徴とする請求項1に記載の映像信号処理装置。
  5. 入力映像信号の高域成分を強調する高域強調ステップと、
    前記入力映像信号から、前記入力映像信号のエッジ部の前後の非高域強調領域および高域強調量に応じた検出出力を得る非高域強調領域・高域強調量検出ステップと、
    を備え、前記高域強調ステップにおける前記高域成分の強調量を、前記非高域強調領域・高域強調量検出ステップで得られた前記検出出力に応じて制御し、
    前記非高域強調領域・高域強調量検出ステップは、
    前記入力映像信号の高域成分を抽出する高域成分抽出ステップと、
    前記高域成分抽出ステップで得られた高域成分出力の絶対値を求める絶対値化ステップと、
    前記絶対値化ステップの出力の低域成分を抽出する第1の低域成分抽出ステップと、
    前記第1の低域成分抽出ステップで得られた前記低域成分出力を第1の所定量だけ遅延させた位置を注目信号位置として、前記第1の低域成分抽出ステップで得られた低域成分出力を前記第1の所定量よりも小さい量だけ遅延させることにより、前記注目信号位置よりも前の時点の第1の出力を得ると共に、前記第1の低域成分抽出ステップで得られた低域成分出力を前記第1の所定量よりも大きい量遅延させることにより、前記注目信号位置よりも後の時点の第2の出力を得る出力ステップと、
    前記第1の出力と前記第2の出力とを入力信号として、その最大値を出力する最大値出力ステップと
    を備え、前記最大値出力ステップの出力に基づいて、前記非強調領域および非強調量に応じた検出出力を生成する
    ことを特徴とする映像信号処理方法。
  6. 入力映像信号の高域を強調処理するために、コンピュータを、
    入力映像信号の高域成分を強調する高域強調手段、
    前記入力映像信号から、前記入力映像信号のエッジ部の前後の非強調領域および非強調量に応じた検出出力を得、前記検出出力に応じて前記高域強調手段における前記高域成分の強調量を制御する非強調領域・非強調量検出手段、
    として機能させるための映像信号処理プログラムにおいて、
    前記非強調領域・非強調量検出手段は、
    前記入力映像信号の高域成分を抽出するためのハイパスフィルタ、
    前記ハイパスフィルタの出力信号の絶対値を求める絶対値化手段、
    前記絶対値化手段の出力の低域成分を抽出する第1のローパスフィルタ、
    前記第1のローパスフィルタの出力を第1の所定量だけ遅延させた位置を注目信号位置として、前記第1のローパスフィルタの出力を前記第1の所定量よりも小さい量だけ遅延させることにより、前記注目信号位置よりも前の時点の第1の出力を得ると共に、前記第1のローパスフィルタの出力を前記第1の所定量よりも大きい量遅延させることにより、前記注目信号位置よりも後の時点の第2の出力を得る出力手段、
    前記第1の出力と前記第2の出力とが入力信号として供給され、前記入力信号の最大値を出力する最大値出力手段
    として機能する処理プログラムを含み、前記最大値出力手段の出力に基づいて、前記エッジ部の前後の平坦領域に応じた検出出力を生成する
    ことを特徴とする映像信号処理プログラム。
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