JP4417718B2

JP4417718B2 - ふるい装置

Info

Publication number: JP4417718B2
Application number: JP2003547079A
Authority: JP
Inventors: アニバス、フランツ
Original assignee: Binder and Co AG
Current assignee: Binder and Co AG
Priority date: 2001-11-29
Filing date: 2002-10-30
Publication date: 2010-02-17
Anticipated expiration: 2022-10-30
Also published as: CA2468075A1; DE50207040D1; AU2002342378A1; KR100961292B1; EP1480763A1; DK1480763T3; CA2468075C; EP1480763B1; KR20040062656A; CN1256187C; CN1596158A; JP2005509519A; US20050077214A1; WO2003045587A1; ZA200404010B; US7195121B2; AU2002342378B2; ATE327836T1; ES2266589T3

Description

本発明は、請求項１の上位概念に係わるふるい装置に関している。

この種のふるい装置においては、ふるいマットが使用されている。これらマットは、ふるい面全体に渡って場所ごとに、緊張と緩和とが繰り返えされる。これは、例えば、横方向に延びたキャリアを使用して、エキセントリック駆動体により互いに関連して揺動されるように設定された、ふるいボックスのような、２つの移動可能に設置された揺動システムにより、機械的になされる。プラスチックのふるいリニアストリップが、この場合、第１のふるいボックスに一端で接続されており、また、第２のふるいボックスの横方向に延びたキャノアに他端で接続されている。これら２つのふるいボックスの、かくして、特定の横方向に延びたキャリアの互いに異なる方向の揺動、により、プラスチックのふるいリニアストリップは、緊張と緩和を交互に生じる。このようにして、ふるわれる物体は、個々のフラクションに分けられる。このような連続した緊張と緩和とによって、ふるいカバーが自身で繰り返しクリーンになり、ふるい分けが難しい物体でも、良好な分離が可能となる。

しかし、ふるう物体は、揺動によってふるい機の搬送方向の如何なる加速も受けないので、このようなふるい機は、ふるう物体は、重量により搬送されることができるように、比較的大きい傾斜をなして配置されている。

他の既知のふるい機は、横方向に延びたキャリアを備えたふるいボックスを有している。そして、これらキャリアには、横方向に延びたさらなるキャリアを備えた揺動フレームが、弾性的に結合されている。このようなふるい機において、個々のふるいリニアストリップが、ふるいボックスのキャリアに一端で接続され、また、揺動フレームに他端で接続されている。そして、ふるいボックスは、代表的には、不均衡な駆動体の力により駆動されて揺動され、基本揺動システムと称され得る。ふるいボックスの揺動によって、揺動ボックスに弾性的に結合された前記揺動フレームは、揺動システム（マスーばね）の対応したターンで揺動されるようになり、かくして、補助の揺動システムを構成する。ふるいボックスの揺動によって、ふるい分けられる物体は、ふるい機の搬送方向で加速されるようになって、物体は、ふるい機により良好に搬送される。かくして、ふるい機の傾斜された配置が、絶対的に不必要、並びに／もしくは、単に小さい傾斜のみが必要となる。

ふるい長全体にわたってふるい装置に設置されている前記ふるいマットの交互の緊張と緩和とにより、これらマットは、粒子詰まりや、微小の湿ったふるう物体による塊に対して、自身で繰り返しクリーンにする。

バナナふるいが、他の例を示している。これは、ふるい面がふるい長全体に渡って幾つかのセクションに分けられており、これらふるい面のセクションの各々は、ふるい機の中で異なった傾斜をなしている。このような構成は、比較的多い供給量が、粒子サイズに応じて分けられており、カットポイントが供給物の最大の粒子に比較的近いのであれば、好ましく選定される。このようなふるい機の効果は、物体が少なく、また少ない物体が、搬送されて、スクリーン布を通る微小フラクションの通過並びにふるい分けによってふるい分けされるけれども、異なる傾斜、かくしてふるい分けされる物体の異なる搬送速度によって、ふるい機の全長にわたって実質的に同じふるう物体のダンプ高さを維持することができることである。ふるう物体の均一なダンピング高さは、有効なふるい分けに対して非常に効果がある。なぜならば、カットポイント近くの粒子のみが、ふるい機の端部に向かうふるい面上でダンプし、スクリーン布のメッシュを通させる可能性を生じさせないからである。

この種ふるい機は、例えば、ＥＰ０１９７１９１，ＥＰ１１４２６５１並びにＷＯ９２／００１４８により知られている。

本発明の目的は、上記２種のふるい機の効果を組み合わせることである。

これは、不均衡な駆動体により揺動されるようにするふるい機では既に既知の方法で、例えば、ふるい機の揺動により駆動される補助の揺動システムが、設置され、また、このようにして、ふるい機に一端が接続され、揺動システムに他端が接続されたふるいマットが、交互に緊張並びに緩和されることで、果たされる。バナナふるいの効果を付加的に果たすために、ふるい機の揺動により駆動される第２の揺動システムが、請求項１の特徴部分に従って設けられている。全て既知のテンションシャフトふるいにおける平面を常に表すふるい面が、新規なふるい機の湾曲平面として、特に、円筒面のセグメントとして設けられている。かくして、このふるい面は、排出側よりも供給側で傾斜が大きい。これは、既知の好ましいテンションシャフトのふるい動に加えて、バナナふるいの効果も与える。さらに、ふるい面のこのような形状によって、ばね部材を設けることによって、補助の揺動システムを与えることが可能である。このことは、テンションシャフトのふるい効果を非常に簡単に果すふるい機の揺動による振り子のような揺動の形態にもたらされ得る。請求項３ないし１１の特徴部分は、この種形態の揺動システムの有効な実施の形態に関している。

請求項１２は、本発明の目的において効果がある揺動エキサイターの実施の形態に関している。

本発明は、添付の図面に基づいて詳細に以下に説明されるであろう。

図１は、ふるい機の構成を概略的に示している。この場合、ふるい面１．１，１．２と、これらの間に設けられ、ふるい面を互いに接続する横方向に延びたキャリア１．３とを有するふるいボックスが、ばね部材６によって、ブラケットに支持されている。これら部品は、不均衡な駆動体４により揺動されるようになっている。支持装置１．４が、前記ふるいボックス上に設けられ、上端部に振り子状の構造体のための揺動軸２．２（例えば、シャフト）を有している。この振り子状の構造体は、振り子アーム２．３と、横方向に第２の延びたキャリア２．３のための受入部２．４とを有している。この第２の搬送キャリアは、前記ふるいボックス１に対して移動可能であり、窓状の開口１．６を介してふるいボックスを通る。これら横方向に延びたキャリア１．３，２．３は、これらが、軸が前記揺動軸２．２と対応した円筒面の表面ラインとして理解できるように、位置され得る。ストリップ状のふるいマット３が、横方向に延びたキャリア１．３，２．３間でテンションがかけられている。さらに、ばね部材５ａが、ふるいボックス１の基本揺動に対する振り子のような揺動の振幅に影響を与えることができるように、前記ふるいボックス１と、振り子状の構造体２との間に設けられ得る。ふるいボックス１の揺動によって、振り子状の構造体２も、また揺動するように駆動される。デイメンションの適切な選定並びに／もしくはバネ部材の更なる設置によって、振り子状の構造体２の振幅は、影響され得る。このふるい装置は、供給側Ａからふるう物体が充填され、ふるわれなかった物体は、装置を排出側Ｂから排出される。

他の実施の形態が図２に示されている。この場合、受け部分２．４は、スペーサ部材７ａを介してガイド部材８により案内される。この場合の揺動システムを得るために、複数のばね部材５ｃを複数のガイド部材に設けるか、図４に示されているように、複数の受け部２．４上に、又はこの近くに位置させる必要がある。複数のばね部材５ｃが複数のスペーサ部材７ａ、７ｂのガイドを支持するために複数のガイド部材８に沿って配置されている。

さらに、受け部２．４のふるい面１．１並びに／もしくは１．２の外側（図４に概略的に示されている）、もしくは内側（図５に示されている）への位置付けは、異なる機能に応じてなされる。図９は、図５に対応したふるい機を示しているが、これは、不均衡エキサイター４の変わりに、対向したアンバランスウエイトを備えた二重不均衡駆動体を有する既知の構成のリニアーオシレータ４．１が、揺動エキサイターのように、ふるいボックス１に装着されている。かくして、本発明に係わるふるい装置は、テンションシャフトふるいの効果とバナナふるいの効果とを組合せ、ふるうのに困難であった物体のふるい分けに特に適している。

基本揺動システムのふるいボックスへの補助の揺動システムの結合の一実施の形態を概略的に示している。基本揺動システムのふるいボックスへの補助の揺動システムの結合の異なる実施の形態を概略的に示している。基本揺動システムのふるいボックスへの補助の揺動システムの結合の異なる実施の形態を概略的に示している。両揺動システムの主要部品の構成を示している。両揺動システムの主要部品の異なる構成を示している。

Claims

伸縮可能な直線状の細長い帯状体であるふるいマット（３）を変動させるためのふるい装置であって、
前記ふるい装置は、ふるいボックス（１）を備え、前記ふるいボックス（１）は、前記ふるいボックス（１）の左右のふるい面（１．１，１．２）を繋いでいる水平に横方向に延びた複数の第１のキャリア（１．３）を備えた基本揺動システムとして、駆動体（４）を使用して揺動され、
及び、前記ふるい装置は、補助の揺動システム（２）を備え、前記補助の揺動システム（２）は、前記ふるいボックス（１）に取着され、各々が２つの第１のキャリア（１．３）間に位置され、前記第１のキャリアに対してほぼ平行に位置される水平に横方向に延びた複数の第２のキャリア（２．３）を有し、前記複数の第２のキャリア（２．３）は前記ふるいボックス（１）に関して移動可能であり、それによって前記伸縮可能なふるいマット（３）は前記複数の第１のキャリア（１．３）と前記複数の第２のキャリア（２．３）との間で張力をかけられ、
２つの連続したキャリアにおいては、供給側（Ａ）に近いほうのキャリアは、排出側（Ｂ）に近いほうのキャリアよりも高くなっており、２つの連続したキャリア（１．３，２．３）の重心間の高さの相違が、排出側のセクションよりも特定の供給側（Ｂ）のセクションで高くなっているような少なくとも２つのセクションを有しているふるい装置において、
前記複数の第２のキャリア（２．３）は、前記ふるいボックス（１）の前記ふるい表面（１．１，１．２）上に設けられた複数の受け部（２．４）によって、これらの端部領域で互いに接続されており、このようにして形成された前記補助の揺動システムは、揺動軸（２．２）に揺動可能に枢支されており、
前記受け部（２．４）は、弾性部材によって前記ふるいボックス（１）に装着されていること、
を特徴とするふるい装置。
前記弾性部材は、ばね部材（５ｅ）であることを特徴とする請求項１のふるい装置。
前記弾性部材は、リーフばね（５ｅ）であることを特徴とする請求項１のふるい装置。
前記受け部（２．４）は、前記ふるいボックス（１）に複数のスペーサ部材（７ａ、７ｂ）によって装着され、これらスペーサ部材は、前記ふるいボックス（１）に固定接続されている複数の湾曲ガイド部材（８）上で移動可能に設けられていることを特徴とする請求項１のふるい装置。
複数のスペーサ部材（７ａ，７ｂ）とふるいボックス（１）との間に作用する複数のばね部材（５ｃ）が取り付けられていることを特徴とする請求項４のふるい装置。
前記受け部（２．４）は、振り子アーム（２．１）によって揺動軸（２．２）に装着されており、この揺動軸は、ふるいボックスに固定接続された支持装置（１．４）に装着されていることを特徴とする請求項１のふるい装置。
前記振り子アーム（２．１）は、ばね部材（５ａ）によってふるいボックス（１）に接続されていることを特徴とする請求項６のふるい装置。
前記駆動体（４）として、単一のアンバランスウエイトを有する不均衡駆動体か、互いに対向したアンバランスウエイト（不均衡エキサイター）並びに／もしくは２つの互いに対向したアンバランスモータを有する二重不均衡駆動体が、前記ふるいボックス（１）に設けられていることを特徴とする請求項１ないし５のいずれか１のふるい装置。