JP4416782B2 - 画像処理装置、決定装置、変更装置、および画像処理方法 - Google Patents

画像処理装置、決定装置、変更装置、および画像処理方法 Download PDF

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Description

本発明は、画像処理装置、決定装置、変更装置、および画像処理方法に関し、より詳細には、誤り訂正符号により情報源を誤り符号化する画像処理装置、決定装置、変更装置、および画像処理方法に関する。
ユーザのセキュリティ意識の高まりあるいは利便性の向上を目的として、MFP(マルチファンクションプリンタ)を用いて符号画像(電子透かし画像や二次元バーコード画像等)を原稿画像に合成して印刷する機会が増えつつある。なお、二次元バーコード画像には、例えば、QRコードがよく知られている。
これらの符号画像から後に確実に元情報が抽出されるように、実際には、元情報に誤り訂正符号を付加して付加後情報を得て、その付加後情報を画像化することで符号画像を作成している。なお、本明細書では、誤り訂正符号を付加することを誤り訂正符号化と称する。また、「誤り訂正符号を付加して付加後情報を得て、その付加後情報を画像化する」ことを符号画像化と称することにする。
このように、元情報に誤り訂正符号が付加されていることにより、印刷物内の符号画像が破損し(例えば、汚れ)たりしても、印刷物内の破損した符号画像から元情報を抽出することが可能になっている。
ここで、符号画像の一例である二次元バーコードの規格の1つであるQRコードを例にとりあげ、誤り訂正符号を説明する。
QRコード内に含まれている誤り訂正符号は、リード・ソロモン符号である。リード・ソロモン符号では、誤り訂正率は、(1/2)×(元情報の情報量)÷(元情報の情報量+誤り訂正符号量)で求まる。そのため、例えば、リード・ソロモン符号では、元情報の情報量と誤り訂正符号の量(誤り訂正符号量)とが同量の時、誤り訂正率は25%とされている。
ところで、誤り訂正率が25%であることは、QRコードの25%が破損しても正確に元情報を抽出することが可能であることを意味する。ただし、このように誤り訂正率が25%のQRコードは、誤り訂正率が0%のQRコード(元情報に誤り訂正符号量を付加せずに符号化されてできた画像)と比較すると、サイズが2倍になる。
つまり、誤り訂正率が上がるほどQRコードが破損しても、正確に元情報が得られるという良い側面がある。その一方で、誤り訂正率が上がるほどQRコードのサイズは大きくなるという悪い側面があることになる。そこで、通常は両者のバランスを考慮して、誤り訂正符合量の割合は決められている。
QRコードでは表1に示すような4段階の誤り訂正レベルが定められている。
Figure 0004416782
表1を参照すると、上記に述べた例では誤り訂正レベルはQとなる。
また、特許文献1では、電子透かしの埋め込み時に情報量が不足した場合に強制的に電子透かしの埋め込みを可能にするために、画像の耐性に関する第1のパラメータと画質に関する第2のパラメータに基づき、電子透かしを埋め込むことが開示されている。
特許文献1では、強制的に電子透かしを埋め込む場合、入力された電子透かし情報の全てが埋め込まれたか否かを判断する。全てが埋め込まれていない場合は、第1のパラメータおよび/または第2のパラメータを変更して、画像の耐性および/または画質を劣化させる。これにより、ユーザの埋め込みたい情報量が多い場合、画質と耐性との少なくともいずれか一方を劣化させて埋め込むことが可能となる。例えば、第2のパラメータを誤り訂正符号量に関するものだとすると、この符号量を減らすことで埋め込める情報を増やすことが可能となる。
特開2004−104494号公報
さて、従来でも、誤り訂正率の高い符号画像をプリンタが印刷すると、そのプリンタにより印刷された印刷物上の符号画像のサイズが大きくなってしまうという問題が捉えられている。このような問題を解決するために、プリンタは、比較的、誤り訂正率の低い符号画像を印刷している。
しかしながら、このような誤り訂正率の低い符号画像をプリンタが印刷すると、そのプリンタにより印刷された印刷物上の符号画像から元情報を抽出できなくなってしまうという問題がある。例えば、プリンタの印字精度が下がっている時などに、よくこの問題は起きることになる。
なお、このように、符号画像から元情報を抽出できなくなってしまうことを、本明細書では、抽出エラーが起こると称する。
本発明は、このような問題を鑑みてなされたものである。本発明の目的は、符号画像を印刷する画像形成装置の印字精度が低下した場合であっても、ユーザの利便性を低下させない画像処理装置、決定装置、変更装置、および画像処理方法を提供することにある。
このような目的を達成するために、本発明は、元情報を所定の誤り訂正率で誤り訂正符号化し、当該誤り訂正符号化された元情報を画像化して符号画像を作成し、当該作成された符号画像をシート上に形成する画像形成装置と、前記符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた、前記シート上の符号画像から元情報を抽出する抽出手段、および前記抽出手段で前記元情報を抽出した際の誤り検出率を前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備えた画像処理装置と、を含む画像処理システムであって、前記画像形成装置は、前記画像処理装置から前記誤り検出率を受信する受信手段と、前記符号画像から前記元情報を抽出できているかどうかを判断するために、前記受信した誤り検出率が、所定の閾値より低いかどうかを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段において前記誤り検出率が前記所定の閾値よりも低くないと判定された回数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段におけるカウント回数が、所定の回数より低いかどうかを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げ、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低いと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げない、誤り訂正率変更手段と、前記誤り訂正率変更手段において前記所定の誤り訂正率が引き上げられた場合に、前記カウント手段のカウント回数をリセットするリセット手段と、を備え、前記所定の閾値は、変更前の誤り訂正率に所定の割合を乗じた値であることを特徴とする。
また、本発明は、元情報を所定の誤り訂正率で誤り訂正符号化し、当該誤り訂正符号化された元情報を画像化して符号画像を作成し、当該作成された符号画像をシート上に形成する画像形成装置と、前記符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた、前記シート上の符号画像から元情報および印刷日時情報を抽出する抽出手段、および前記抽出手段で前記元情報を抽出した際の誤り検出率および前記印刷日時情報を前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備えた画像処理装置と、を含む画像処理システムであって、前記画像形成装置は、前記画像処理装置から前記誤り検出率および印刷日時情報を受信する受信手段と、前記所定の誤り訂正率を変更した前回の日時情報を保存する保存手段と、前記受信した印刷日時情報と前記保存された前回の日時情報とを比較し、前記印刷日時の方が後の場合に、前記符号画像から前記元画像を抽出できているかどうかを判断するために、前記受信した誤り検出率が所定の閾値より低いかどうかを判定する第1の判定手段と、前記第1の判定手段において前記誤り検出率が前記所定の閾値よりも低くないと判定された回数をカウントするカウント手段と、前記カウント手段におけるカウント回数が、所定の回数より低いかどうかを判定する第2の判定手段と、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げ、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低いと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げない、誤り訂正率変更手段と、前記誤り訂正率変更手段において前記所定の誤り訂正率が引き上げられた場合に、前記カウント手段のカウント回数をリセットするリセット手段と、を備え、前記所定の閾値は、変更前の誤り訂正率に所定の割合を乗じた値であることを特徴とする。
また、本発明は、前記誤り訂正率変更手段は、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合に前記所定の誤り訂正率が上限値を超えているかどうかを判定し、上限値を越えていると判定した場合には、管理者に通知することを特徴とする。
本発明によれば、符号画像を印刷する画像形成装置の印字精度が低下した場合であっても、ユーザの利便性を低下させないですむことになる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を詳細に説明する。
各実施例の説明にあたって本実施例で使用する用語の説明を行う。
元情報に誤り訂正符号を付加することを、元情報を誤り訂正符号化すると称する。
また、元情報に誤り訂正符号が付加されると、付加後情報が得られることになる。
そして、この付加後情報を画像化することで、バーコード(二次元バーコードを含む)や電子透かしやステガノグラフィーといった符号画像が得られるものとする。
この誤り訂正符号化と画像化とを合わせて、符号画像化と称する。即ち、元情報が符号画像化されると、誤り訂正符号を含む符号画像が得られることになる。
また、符号画像を0、1の情報に変換することを情報化と称する。通常は(符号画像が破損していない場合には)、符号画像の情報化により得られる情報は、上記付加後情報と一致することになる。
さらに、上記情報化により得られた情報から元情報を得ることを、上記情報化により得られた情報から元情報を取出すと表現することにする。
即ち、符号画像から元情報を得るには、情報化と取出しとが行なわれることになるが、これらを合わせて抽出と表現することにする。
(第1の実施例)
本実施例に係るネットワークシステム全体の構成図を図1に示す。1001は本実施例に係るMFPであり、スキャナとプリンタとを備えている。MFP1001は、スキャナを用いて読み取った画像をLAN1010に流したり、LAN1010から受信した画像をプリンタを用いてプリントアウト(シート上への画像形成)することができる。すなわち、MFP1001は、画像読み取り手段として機能することができ、かつ画像形成装置として機能することができる。
また、MFP1001は、スキャナを用いて読み取った画像をFAX送信手段により、PSTNまたはISDN1030に送信したり、PSTNまたはISDN1030から受信した画像をプリンタによりプリントアウトすることもできる。
1002は、データベースサーバであり、MFP1001により読み込んだ2値画像及び多値画像をデータベースとして管理する。1003は、データベースサーバ1002のデータベースクライアントであり、データベース1002に保存されている画像を閲覧/検索等できる。1004は、電子メールサーバであり、MFP1001により読み取った画像を電子メールの添付として受け取ることができる。1005は、電子メールサーバ1004のクライアントであり、電子メールサーバ1004で受け取ったメールを受信し閲覧したり、電子メールを送信することが可能である。
1006はHTML文書をLAN1010に提供するWWWサーバであり、MFP1001によりWWWサーバで提供されるHTML文書をプリントアウトできる。1007は、DNSサーバ1007である。1011は、ルータであり、LAN1010をインターネット/イントラネット1012と連結する。インターネット/イントラネット1012に、前述したデータベースサーバ1002、WWWサーバ1006、電子メールサーバ1004、MFP1001と同様の装置が、それぞれ1021、1022、1023、1020として連結している。一方、MFP1001は、PSTNまたはISDN1030を介して、FAX装置1031と送受信可能になっている。また、LAN1010上にプリンタ1040も連結されており、MFP1001により読み取った画像をプリントアウト可能なように構成されている。
図2は、本実施例に係るマルチファンクションシステム(MFP1001や1020)の構成を説明するブロック図である。
本実施例に係るマルチファンクションシステムは、Controller unit2000、操作部2006、スキャナ2015、プリンタ2017を備えている。なお、操作部2006は、所定の指令あるいはデータなどを入力するキーボードあるいは各種スイッチなどを含む入力操作部と、MFPの入力・設定状態などをはじめとする種々の表示を行う表示部とを有している。
Controller unit2000は、画像入力デバイスであるカラースキャナー2015や画像出力デバイスであるカラープリンタ2017と接続している。一方では、Controller unit2000は、LAN2050や公衆回線(WAN)2051と接続することで、画像情報やデバイス情報の入出力を行うためのコントローラである。スキャナ2015は、2種類の光源を用いて原稿を読み取ることが可能な構成になっており、それぞれの光源は、波長、あるいは照度が異なっている。ここでは、それぞれの光源を第1の光源、第2の光源と称する。
CPU2001はシステム全体を制御するコントローラであり、種々の演算、制御、判別などの処理動作を実行する。RAM2002はCPU2001が動作するためのシステムワークメモリであり、画像データを一時記憶するための画像メモリでもある。ROM2003はブートROMであり、システムのブートプログラムが格納されている。HDD2004はハードディスクドライブで、システムソフトウェア、画像データを格納する。
操作部I/F2005は操作部(UI)2006とのインタフェース部であり、操作部2006に表示する画像データを操作部2006に対して出力する。また、操作部2006から本システム使用者が入力した情報を、CPU2001に伝える役割をする。Network2007はLAN2050に接続し、情報の入出力を行う。Modem2050は公衆回線2051に接続し、画像情報の入出力を行う。
2値画像回転2052、および2値画像圧縮・伸張2053はModem2053で2値画像を送信する前に画像の方向を変換したり、所定の解像度、あるいは通信の相手能力に合わせた解像度に変換したりするためのものである。圧縮、伸張は、JBIG、MMR、MR、MHをサポートしている。DMAC2009はDMAコントローラであり、RAM2002に格納されている画像を、CPU2001を介することなく読み取りImageBusI/F2011に対して画像転送する。また、DMCA2009は、画像バス2010からの画像を、CPU2001を介することなくRAM2002に書き込むこともできる。
以上のデバイスがシステムバス2008に接続される。ImageBusI/F2011は画像バス2010を介して高速な画像の入出力を制御するためのインタフェースである。
圧縮器2012は画像バス2010に画像を送出する前に32画素×32画素の単位でJPEG圧縮するための圧縮器である。伸張器2013は画像バス2010を介して送られた画像を伸張するための伸張器である。
ラスターイメージプロセッサ(RIP)2018はホストコンピュータからのPDLコードを、Network2007を介して受け取り、システムバス2008を通して、CPU2001がRAM2002に格納する。CPU2001はPDLを中間コードに変換して再度システムバス2008を介してRIP2018に入力し、ビットマップイメージ(多値)に展開する。スキャナ画像処理2014はスキャナ2015からのカラー画像、白黒画像に対して、適切な各種画像処理(例えば補正、加工、編集)を行い出力する(多値)。同様にプリンタ画像処理2016はプリンタ2017に対して適切な各種画像処理(例えば補正、加工、編集)を行うプリント時は伸張2013で2値多値変換を行うので、2値、および多値出力が可能である。
画像変換部2030はRAM2002上にある画像を画像変換し、再度、RAM2002に描き戻すときに使われる各種画像変換機能を有する。回転器2019は32画素×32画素単位の画像を指定された角度で回転でき、2値、および多値の入出力に対応している。変倍器2020は画像の解像度を変換(例えば600dpiから200dpi)したり、変倍したりする機能(例えば25%から400%まで)を有する。変倍する前には32画素×32画素の画像を32ライン単位の画像に並び替える。
色空間変換2021は多値入力された画像をマトリクス演算、およびLUTにより、例えばメモリ上にあるYUV画像をLab画像に変換し、メモリ上に格納する。また、この色空間変換は3×8のマトリクス演算および、1次元LUTを持ち、公知の下地とばしや裏写り防止を行うことができる。変換された画像は多値で出力される。2値多値変換2022は1bit、2値画像を多値8bit、256階調にする。逆に多値2値変換2026は例えばメモリ上にある8bit、256階調の画像を誤差拡散処理などの手法により1bit、2階調に変換し、メモリ上に格納する。
合成2023はメモリ上の2枚の多値画像画像(もしくは二値画像)を合成し、1枚の多値画像(もしくは二値画像)にする機能を有する。例えば、メモリ上にある会社ロゴの画像と原稿画像を合成することで、原稿画像に簡単に会社ロゴをつけることができる。合成の手法は、画素毎に平均する、輝度レベルで明るい方の画素の値を合成後の画素の値とする、暗い方を合成後の画素とする等の公知の手法を用いることができる。また、上記合成の手法は、ビット毎に論理和演算、論理積演算、排他的論理和演算を施すなどの公知の手法も用いることができる。間引き2024は多値画像の画素を間引くことで、解像度変換を行うユニットであり1/2・1/4・1/8の多値画像を出力可能である。変倍2020と合わせて使うことで、より広範囲な拡大、縮小を行うことができる。
符号付加・判別部2025は、受取った画像に対して、所望の符号画像を合成する。この2025は、受取った画像内の符号画像から元情報を抽出することができる。具体的には、受取った画像内の符号画像を0、1の情報になるように情報化して、その0,1の情報から元情報を回復することになる。
次に、本実施例を図3に示すフローチャートを用いて説明する。
ここでは、MFP1001が、元情報に誤り訂正符号情報を付加して付加後情報を得て、当該得られた付加後情報を符号化することで符号画像を作成している。即ち、元情報を符号画像化して符号画像を作成している。さらに、このMFP1001は、作成した符号画像を原稿画像に合成して合成画像を生成し、当該生成された合成画像をシート上に形成する。
なお、本実施例では、元情報には、符号画像を印刷する画像形成装置(MFPやプリンタ)のID、ユーザID、出力日時、セキュリティレベル、改ざん防止用情報等が含まれている場合があるものとする。このような情報を含む場合、本実施例では、元情報を特殊元情報と称することにする。
図8を用いて、MFP1001が符号画像を原稿画像と合成した上で印刷する際の処理の流れを説明する。
ステップS801では、MFP1001は、特殊元情報と原稿画像とをMFP1001に接続されたホストコンピュータから受取る。
ステップS802では、MFP1001は、MFP1001内のHDD内に保存されている誤り訂正率を読み出す。なお、本実施例では、デフォルトの誤り訂正率としてHDD内に7%(誤り訂正レベル:L)が保存されているものとする。なお、このHDD内に保存されている誤り訂正率は適宜、変更されることになる。この変更については、図9を用いて口授する。
ステップS803では、MFP1001は、ステップS802で読み出した誤り訂正率に基づいて、特殊元情報に誤り訂正符号を付加して付加後情報を得る。
ステップS804では、MFP1001は、ステップS803で得た付加後情報を画像化して符号画像を生成する。
ステップS805では、MFP1001は、上記ホストコンピュータから受取った原稿画像と、上記生成された符号画像とを合成して合成画像を得る。
ステップS806では、MFP1001は、上記合成画像をシート上に印刷出力する。
続いて、図3を用いて、MFP1100が、印刷物をスキャンした際の処理を説明する。
なお、印刷物をスキャンするに先立って、MFP1100が有する操作部2006により、ユーザが符号画像読み込みモードを選択しているものとする。上記符号画像読み込みモードは、符号画像の印刷された印刷物をMFP等の画像読み取り手段にユーザが読み込ませたいと考える場合に用いられることになる。
ステップS301では、MFP1100は、スキャナの原稿台に読み込むべき印刷物があるか否かを判断する。この判断は、スキャナの原稿台に設けられたセンサによって検知された検知信号に基づいて行えば良い。印刷物があると判断する場合は、MFP1100は、ステップS302に進む。一方、印刷物がないと判断する場合は、MFP1100は、ステップS303に進み、エラーメッセージを表示画面に表示する。
ステップS302では、MFP1100は、印刷物上に符号画像が存在するか否かを判断する。符号画像があると判断する場合には、ステップS304に進む。一方、符号画像があると判断する場合は、MFP1100は、ステップS303に進み、やはりエラーメッセージを表示画面に表示する。
ステップS304では、MFP1100は、符号画像を情報化することによって、情報を得る。
ステップS305では、MFP1100は、ステップS304で得られた情報に含まれている誤り訂正符号を用いて、ステップS304で得られた情報から元情報を取出せるかどうか判断する。また、この際に、元情報の誤り検出率を計算しておく。
なお、本実施例において、「誤り検出率」とは、符号画像が破損していた面積の割合を示す。そして、この面積の割合は、元情報の情報量のうち、誤り訂正符号による誤り訂正を必要とした情報量の割合を意味する。
そのため、例えば、誤り検出率が4%の場合には、符号画像が破損していた面積の割合は4%である。
なお、誤り訂正率7%の符号画像から元情報を抽出する際に、もし、誤り検出率が4%であれば、何とか、符号画像から元情報を抽出できることになる。ただし、誤り訂正率7%の符号画像から元情報を抽出する際に、もし、誤り検出率が7%を超えてしまうと、正確な元情報が符号画像から抽出できず、読み取りエラーが発生することになる。
ステップS305で、元情報を取り出せると判断した場合には、MFP1100は、ステップS306に進み、ステップS304で得られた情報から元情報を取出した上でステップS308に進む。一方、ステップS305で、元情報を取り出せないと判断した場合には、ステップS307に進み、読み取りエラーを表示画面に表示するとともに、管理者通知を行う。
ステップS308では、MFP1100は、S306で得られた元情報が特殊元情報であるか否かを判定する。即ち、抽出された元情報に、符号画像を印刷する画像形成装置(MFPやプリンタ)のID、ユーザID、出力日時(印刷日時)、セキュリティレベル、改ざん防止用情報等が含まれているか否かを判定する。判定の結果、含まれていない場合には、ステップS309に進み、その元情報に基づいた制御を行う。一方、含まれている場合には、ステップS310に進む。
ステップS310では、MFP1100は、ステップS305で計算された誤り検出率が最低閾値(本実施例では、この最低閾値を5%とする)未満か、最低閾値以上であるかを判断し、最低閾値未満の場合には処理を終了する。
一方、誤り検出率が最低閾値以上である場合には、ステップS311に進む。
このように、ステップS310で最低閾値未満である場合に処理を終了するのは、符号画像の破損度合いが非常に軽微であり、何ら行なう必要がないからである。
また、ステップS310で最低閾値以上である場合にステップS311に進むのは、符号画像の破損度合いが高く、従って、符号画像を含む印刷物を作成したプリンタの印字精度に不安があるためである。
図4は、符号画像を含む印刷物を作成するプリンタの印字精度と、その印刷物をスキャンしたMFPが計算した誤り検出率との関係を示す図である。図4において、横軸は、符号画像を含む印刷物を作成するプリンタ(MFP1001)の印字精度を示している。縦軸は、その印刷物をスキャンしたMFPが計算した誤り検出率を示している。
なお、誤り検出率は、印字精度といつも同じ関係を持つわけではなく、印刷物上における符号画像の汚れ等の他の要因にも依存するものである。しかしながら、この図4は、印字精度以外の要因が全くないものとして、印刷物を作成したプリンタの印字精度と、その印刷物をスキャンしたMFPが計算した誤り検出率との関係を示している。
ステップS311では、MFP1100は、ステップS305で得られた元情報に含まれる画像形成装置IDから、上記符号画像を印刷した画像形成装置(例えば、プリンタ)を特定する。本実施例では、上記画像形成装置IDは、MFP1001のIDであるので、MFP1100は、上記符号画像を印刷した画像形成装置がMFP1001であると特定する。
ステップS312では、MFP1100は、ステップS309にて符号画像を印刷した画像形成装置であると特定した画像形成装置(MFP1001)に対して、誤り検出率と印刷日時(符号画像内から抽出された情報である印刷日時)とを送信する。
なお、本実施例では、このような誤り検出率を受取った画像形成装置は、図9に示す処理(誤り訂正率を変更したり、管理者通知を行なったり、待機したり)を行なうことになる。
なお、管理者通知を行なうとは、本実施例では、上記誤り検出率を受取った画像形成装置を管理する管理者の使用アドレスとして登録されているメールアドレスに、危険状態を示すメールを送信することを意味するものとする。
続いて、図9を用いて、MFP1001が、MFP1100から誤り検出率と印刷日時とを受取った場合に行なう処理を説明する。
ステップS901では、MFP1001は、MFP1100から誤り検出率と印刷日時とを受取る。
ステップS902では、MFP1001は、現在、HDD内に保存されている誤り訂正率を読み出す。
ステップS903では、MFP1001は、ステップ901にて受取った誤り検出率から、MFP1001内のHDD内に保存されている誤り訂正率を変更するか、管理者通知を行なうか、そのまま待機するかどうかを判定する。そして、その判定結果に合った処理を行なう。このステップS903での処理については、図10を用いて説明する。
続いて、図10を用いて、ステップS903における処理を説明する。
ステップS10001では、MFP1001は、誤り訂正率を変更した前回の日時をHDDから読み出す。なお、誤り訂正率を変更した前回の日時は、予め、HDD内に保存されているものとする。
ステップS10002では、MFP10002は、この前回の日時と、ステップS901にて受け取った印刷日時とを比較し、印刷日時の方が後の場合には、ステップS10003に進む。また、印刷日時の方が先の場合には、処理を終了する。
本実施例のステップS10002では、以上の処理を行なうことで、誤り訂正率を変更した前回の日時よりも後に印刷された印刷物から得られた誤り検出率のみをステップS10003での処理の対象とすることにする。
ステップS10003では、MFP1001は、誤り検出率は、現在の誤り訂正率により決まる閾値よりも高いかどうかを判定し、高い場合にはステップS10004に進み、低い場合には処理を終了する。なお、本実施例では、現在の誤り訂正率×80%を、その閾値としている。
このように、誤り検出率が、現在の誤り訂正率×80%以上の場合にのみ、ステップS10004に進むことにしている。
なお、現在の誤り訂正率の80%よりも低い場合には、十分に誤り訂正符号画像から元情報を抽出できているので、誤り訂正率を変更する処理を行なわずに処理を終了するのである。
なお、図6は、誤り訂正率が7%の際に、5.6%(誤り訂正率の80%)以上の場合に、ステップS10004に進むことを示している。
ステップS10004では、MFP1001は、HDD内に保存されている危険水域誤り検出回数に1を加算する。なお、HDD内に保存されている危険水域誤り検出回数は、誤り訂正率を変更した前回の日時よりも後に印刷された印刷物から符号画像を抽出する際に計算した誤り検出率が、上記閾値以上になっていると判定した回数と一致する。
ステップS10005では、危険水域誤り検出回数がN以上であるか判定する。N未満である場合には、ステップS10006に進み、ステップS10004で1加算された後の危険水域誤り検出回数をHDD内に保存する。
ステップS10007では、MFP1001は、現在の誤り訂正レベルがHであるか判定する。Hである場合には、これ以上、誤り訂正レベルを引き上げることはできないので、ステップS10010に進み、管理者通知を行い処理を終了する。
ステップS10008では、MFP1001は、現在の誤り訂正レベルを1上げることで、誤り訂正率を引き上げる(誤り訂正率を高くなるように変更する)。さらに、後に、誤り訂正率を変更した前回の日時として用いることができるように、現在の日時をHDD内に保存する。例えば、図5のように誤り訂正率を引き上げる。
ステップS10009では、MFP1001は、危険水域誤り検出回数を0にし、処理を終了する。
以上のように、本実施例では、画像読み取り手段としてのスキャナ215にて読み取られた印刷画像内の符号画像から元情報を抽出する際に得られる誤り検出率に応じて、誤り訂正率が変更されることになる。
なお、本実施例では、ユーザにより操作部2006を介して、QRコードを読み込む指令を入力され、QRコード読み込みモードにてMFP1100が動作することになるが、これに限定されない。例えば、QRコード読み込みモードを設けなくても良い。即ち、通常のスキャンモードやコピーモードの際に、図3、図8、図9、図10を用いて説明した処理を行なっても良い。
また、本実施例では、画像形成装置として機能するMFP1001とは別個の装置であるMFP1100のスキャナにて読み込まれた印刷物内の符号画像に基づいて誤り検出率を算出し、該誤り検出率をMFP1100に送信することになる。そして、MFP1100では、送信されてきた誤り検出率に基づいて誤り訂正率を変更することになる。
すなわち、本発明で重要なことは、画像処理装置にて、誤り検出率が閾値よりも大きいか否かを判断し、大きい場合は、画像形成装置に、その誤り検出率を通知することである。そして、誤り検出率が読み取り限界に達する(誤り検出率が読取り限界に達すると、符号画像から元情報が抽出できなくなる)前に、その符号画像を印刷した画像形成装置に誤り検出率を送信することで、危険な状況であることを通知することである。よって、上記画像形成を行う装置は、画像処理装置と電気的に接続されていても良いし、画像処理装置と一体化、すなわち画像処理装置と同一装置としても良い。つまり、MFP1001とMFP1100が異なる装置であるものとして本実施例を説明したが、たまたま符号画像を含む印刷物を作成した装置と、その印刷物をスキャンした装置とが一致することもありうる。即ち、MFP1001とMFP1100とが同じ装置であることもありうる。画像形成を行う装置が画像処理装置と一体化されている場合においても、上記画像形成を行う装置と画像処理装置とが電気的に接続されていることは言うまでも無い。
また、本実施例では、符号画像を印刷した画像形成装置に対して、誤り検出率を送信するものとして説明したが、符号画像を印刷した画像形成装置でなくて他の装置に誤り検出率を送信してもよい。
例えば、符号画像を印刷した画像形成装置を管理するサーバであって、かつ、そのサーバが画像形成装置の誤り訂正率を決定する権限がある場合には、そのサーバに誤り検出率を送信してもよい。なお、本明細書では、画像形成装置が誤り訂正符号化する際の誤り訂正率を決定する装置のことを決定装置と称することになる。なお、本実施例では、そのような決定装置が、画像形成装置自体であるものとして説明を行なったが、画像形成装置自体でなくてもよいことは上述した通りである。
(第2の実施例)
第1の実施例では、MFP1100が、符号画像を読み取る読み取りと、その後の情報処理とを行っている。本実施例では、上記情報処理をPC(パーソナルコンピュータ)等の、CPUと記憶手段とを備える外部装置にて行う。
図7は、本実施例に係る、情報源を誤り訂正符号化して得られた情報に関する処理を示すフローチャートである。
本実施例では、MFP1001から出力された符号画像を含むシートを、MFP1001とは別個のスキャナ(不図示)により読み取り、符号画像を取得する。該符号画像を、上記スキャナとネットワークを介して接続されたPCに送信する。このようにして、PCは、符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた符号画像を取得する。
ステップS701では、PCは、上記スキャナから送信された符号画像を受信する。
ステップS702では、PCは、ステップS304と同様にして、符号画像を情報化することによって、情報を得る。
ステップS703では、PCは、ステップS305と同様にして、ステップS702で得られた情報に含まれている誤り訂正符号を用いて、ステップS701で得られた情報から元情報を取出せるかどうか判断する。また、この際に、元情報の誤り検出率を計算しておく。
ステップS703で、元情報を取り出せると判断した場合には、PCは、ステップS704に進み、ステップS702で得られた情報から元情報を取出した上でステップS706に進む。一方、ステップS703で、元情報を取り出せないと判断した場合には、ステップS705に進み、読み取りエラーを表示画面に表示するとともに、管理者通知を行う。
ステップS706では、PCは、ステップS704で得られた元情報が特殊元情報であるか否かを判定する。即ち、抽出された元情報に、符号画像を印刷する画像形成装置(MFPやプリンタ)のID、ユーザID、出力日時(印刷日時)、セキュリティレベル、改ざん防止用情報等が含まれているか否かを判定する。判定の結果、含まれていない場合には、ステップS707に進み、その元情報に基づいた制御を行う。一方、含まれている場合には、ステップS708に進む。 ステップS708では、PCは、ステップS703で計算された誤り検出率が最低閾値(本実施例では、この最低閾値を5%とする)未満か、最低閾値以上であるかを判断し、最低閾値未満の場合には処理を終了する。
一方、誤り検出率が最低閾値以上である場合には、ステップS709に進む。
ステップS709では、PCは、ステップS703で得られた元情報に含まれる画像形成装置IDから、上記符号画像を印刷した画像形成装置(例えば、プリンタ)を特定する。本実施例では、上記画像形成装置IDは、MFP1001のIDであるので、PCは、上記符号画像を印刷した画像形成装置がMFP1001であると特定する。
ステップS710では、PCは、ステップS707にて符号画像を印刷した画像形成装置であると特定した画像形成装置(MFP1001)に対して、誤り検出率と印刷日時(符号画像内から抽出された情報である印刷日時)とを送信する。なお、本実施例に係るPCは、MFP1001とネットワークを介して接続されている。
(その他の実施例)
前述した実施例の機能を実現するように前述した実施例の構成を動作させるプログラムを記憶媒体に記憶させ、該記憶媒体に記憶されたプログラムをコードとして読み出し、コンピュータにおいて実行する処理方法も上述の実施例の範疇に含まれる。また、前述のプログラムが記憶された記憶媒体はもちろんそのプログラム自体も上述の実施例に含まれる。
かかる記憶媒体としてはたとえばフロッピー(登録商標)ディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD―ROM、磁気テープ、不揮発性メモリカード、ROMを用いることができる。
また前述の記憶媒体に記憶されたプログラム単体で処理を実行しているものに限らず、他のソフトウエア、拡張ボードの機能と共同して、OS上で動作し前述の実施例の動作を実行するものも前述した実施例の範疇に含まれる。
本発明の一実施形態に係る、ネットワークシステム全体の構成図である。 本発明の一実施形態に係る、マルチファンクションシステムの構成を説明するブロック図である。 本発明の一実施形態に係る、マルチファンクションシステムにおける、情報源を誤り訂正符号化して得られた情報に関する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、プリント品質とエラー率との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、プリント品質とエラー率との関係を示す図である。 本発明の一実施形態に係る、誤り訂正符号量の調整範囲を説明するための図である。 本発明の一実施形態に係る、情報源を誤り訂正符号化して得られた情報に関する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、画像形成装置が符号画像を原稿画像と合成して印刷する処理を示すフローチャートである。 本発明の一実施形態に係る、誤り検出率と印刷日時とを受け取った際の画像形成装置の処理を示すフローチャートである。 図9のステップS903の処理を示すフローチャートである。
符号の説明
1001、1100、1020 MFP
1002、1021 データベースサーバ
1003 データベースクライアント
1004、1023 電子メールサーバ
1005 電子メールクライアント
1006、1022 WWWサーバ
1007 DNSサーバ
1010 ローカル・エリア・ネットワーク
1011 ルータ
1012 インターネット/イントラネット
1030 PSTNまたはISDN
1031 FAX
1040 プリンタ

Claims (8)

  1. 元情報を所定の誤り訂正率で誤り訂正符号化し、当該誤り訂正符号化された元情報を画像化して符号画像を作成し、当該作成された符号画像をシート上に形成する画像形成装置と、
    前記符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた、前記シート上の符号画像から元情報を抽出する抽出手段、および前記抽出手段で前記元情報を抽出した際の誤り検出率を前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備えた画像処理装置と、
    を含む画像処理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像処理装置から前記誤り検出率を受信する受信手段と、
    前記符号画像から前記元情報を抽出できているかどうかを判断するために、前記受信した誤り検出率が、所定の閾値より低いかどうかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段において前記誤り検出率が前記所定の閾値よりも低くないと判定された回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段におけるカウント回数が、所定の回数より低いかどうかを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げ、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低いと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げない、誤り訂正率変更手段と、
    前記誤り訂正率変更手段において前記所定の誤り訂正率が引き上げられた場合に、前記カウント手段のカウント回数をリセットするリセット手段と、
    を備え
    前記所定の閾値は、変更前の誤り訂正率に所定の割合を乗じた値である
    ことを特徴とする画像処理システム。
  2. 元情報を所定の誤り訂正率で誤り訂正符号化し、当該誤り訂正符号化された元情報を画像化して符号画像を作成し、当該作成された符号画像をシート上に形成する画像形成装置と、
    前記符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた、前記シート上の符号画像から元情報および印刷日時情報を抽出する抽出手段、および前記抽出手段で前記元情報を抽出した際の誤り検出率および前記印刷日時情報を前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備えた画像処理装置と、
    を含む画像処理システムであって、
    前記画像形成装置は、
    前記画像処理装置から前記誤り検出率および印刷日時情報を受信する受信手段と、
    前記所定の誤り訂正率を変更した前回の日時情報を保存する保存手段と、
    前記受信した印刷日時情報と前記保存された前回の日時情報とを比較し、前記印刷日時の方が後の場合に、前記符号画像から前記元画像を抽出できているかどうかを判断するために、前記受信した誤り検出率が所定の閾値より低いかどうかを判定する第1の判定手段と、
    前記第1の判定手段において前記誤り検出率が前記所定の閾値よりも低くないと判定された回数をカウントするカウント手段と、
    前記カウント手段におけるカウント回数が、所定の回数より低いかどうかを判定する第2の判定手段と、
    前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げ、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低いと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げない、誤り訂正率変更手段と、
    前記誤り訂正率変更手段において前記所定の誤り訂正率が引き上げられた場合に、前記カウント手段のカウント回数をリセットするリセット手段と、
    を備え
    前記所定の閾値は、変更前の誤り訂正率に所定の割合を乗じた値である
    ことを特徴とする画像処理システム。
  3. 前記誤り訂正率変更手段は、前記第2の判定手段で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合に前記所定の誤り訂正率が上限値を超えているかどうかを判定し、上限値を越えていると判定した場合には、管理者に通知することを特徴とする請求項1又は2に記載の画像処理システム。
  4. 元情報を所定の誤り訂正率で誤り訂正符号化し、当該誤り訂正符号化された元情報を画像化して符号画像を作成し、当該作成された符号画像をシート上に形成する画像形成装置と、
    前記符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた、前記シート上の符号画像から元情報を抽出する抽出手段、および前記抽出手段で前記元情報を抽出した際の誤り検出率を前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備えた画像処理装置と、
    を含む画像処理システムの制御方法であって、
    前記画像形成装置において、
    前記画像処理装置から前記誤り検出率を受信する受信工程と、
    前記符号画像から前記元画像を抽出できているかどうかを判断するために、前記受信した誤り検出率が、所定の閾値より低いかどうかを判定する第1の判定工程と、
    前記第1の判定工程において前記誤り検出率が前記所定の閾値よりも低くないと判定された回数をカウントするカウント工程と、
    前記カウント工程におけるカウント回数が、所定の回数より低いかどうかを判定する第2の判定工程と、
    前記第2の判定工程で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げ、前記第2の判定工程で前記カウント回数が前記所定の回数より低いと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げない、誤り訂正率変更工程と
    前記誤り訂正率変更工程において前記所定の誤り訂正率が引き上げられた場合に、前記カウント工程におけるカウント回数をリセットするリセット工程と、
    を含み、
    前記所定の閾値は、変更前の誤り訂正率に所定の割合を乗じた値である
    ことを特徴とする画像処理システムの制御方法。
  5. 元情報を所定の誤り訂正率で誤り訂正符号化し、当該誤り訂正符号化された元情報を画像化して符号画像を作成し、当該作成された符号画像をシート上に形成する画像形成装置と、
    前記符号画像が形成されたシートを読み取ることで得られた、前記シート上の符号画像から元情報および印刷日時情報を抽出する抽出手段、および前記抽出手段で前記元情報を抽出した際の誤り検出率および前記印刷日時情報を前記画像形成装置に対して送信する送信手段とを備えた画像処理装置と、
    を含む画像処理システムの制御方法であって、
    前記画像形成装置において、
    前記画像処理装置から前記誤り検出率および印刷日時情報を受信する受信工程と、
    前記所定の誤り訂正率を変更した前回の日時情報を保存する保存工程と、
    前記受信した印刷日時情報と前記保存された前回の日時情報とを比較し、前記印刷日時の方が後の場合に、前記符号画像から前記元画像を抽出できているかどうかを判断するために、前記受信した誤り検出率が所定の閾値より低いかどうかを判定する第1の判定工程と、
    前記第1の判定工程において前記誤り検出率が前記所定の閾値よりも低くないと判定された回数をカウントするカウント工程と、
    前記カウント工程におけるカウント回数が、所定の回数より低いかどうかを判定する第2の判定工程と、
    前記第2の判定工程で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げ、前記第2の判定工程で前記カウント回数が前記所定の回数より低いと判定された場合には前記所定の誤り訂正率を引き上げない、誤り訂正率変更工程と、
    前記誤り訂正率変更工程において前記所定の誤り訂正率が引き上げられた場合に、前記カウント工程におけるカウント回数をリセットするリセット工程と、
    を含み、
    前記所定の閾値は、変更前の誤り訂正率に所定の割合を乗じた値である
    ことを特徴とする画像処理システムの制御方法。
  6. 前記誤り訂正率変更工程は、前記第2の判定工程で前記カウント回数が前記所定の回数より低くないと判定された場合に前記所定の誤り訂正率が上限値を超えているかどうかを判定し、上限値を越えていると判定した場合には、管理者に通知することを特徴とする請求項4又は5に記載の画像処理システムの制御方法。
  7. コンピュータに請求項乃至のいずれか1項に記載の画像処理システムの制御方法を実行させるためのプログラム。
  8. コンピュータにより読み出し可能なプログラムを格納した記録媒体であって、請求項記載のプログラムを格納したことを特徴とする記録媒体。
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