JP4412515B2 - テレビ放送システム - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はテレビ放送システムに関する。さらに詳述すると、本発明は、データ通信を利用したテレビ放送システムに関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、テレビ放送とデータ通信とを融合したテレビ放送システムが確立されつつある。このテレビ放送システムでは、例えばCATV網やインターネット等のデータ通信網を利用して、放送局と通信機能を有する視聴者側のテレビ受像機等との間で双方向のデータ通信を可能とし、放送局が視聴者参加型のテレビ放送を行うことを可能としている。
【0003】
このテレビ放送システムとして、例えば、放送局が番組コンテンツとしてゲームソフトを用意して、視聴者がそのゲームソフトのゲーム内容に参加する形態のものが従来ある。例えば、対戦型ゲームソフトを番組コンテンツとして用意し、視聴者が他の視聴者とゲームを競うことができるようにし、ゲームの過程や結果を視聴者側のテレビ受像機に表示するものがある(特開平10−174085)。また、例えば、放送局が番組コンテンツとして自動車ゲームソフトの背景画面の映像を放送して、個々の視聴者がその背景画面の中でそれぞれ独立して自動車ゲームソフトを楽しめるようにし、ゲーム終了後にゲームの成績等を視聴者側のテレビ受像機に表示するものがある(特開平7−23356)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上記のような従来のテレビ放送システムでは、ゲームソフトが番組の素材即ち番組コンテンツの主となっており、ゲームに参加しない視聴者にとっては放送自体に内容が無く無意味なものとなり、番組そのものとしては成立していない。これらのテレビ放送システムは、ゲーム自体を楽しむには優れたシステムともいえるが、一方、本来のテレビ放送番組が持つ娯楽性や利点が失われている。
【0005】
ここで、テレビ放送番組の持つ娯楽性や利点とは、例えば、多数の視聴者が同時に笑いや感動を共有できることが挙げられる。この結果、優れた番組であれば、番組の内容が視聴者間で共通の話題としてのぼるようになり、さらには流行を生み出して番組への注目度を相乗的に高めていくことは経験の示すところである。一方、視聴者が特段の目的なくテレビのスイッチを入れて、興味をひくものであれば当該番組を見るという事も当然に考えられることである。このようないわば目的なき視聴者の興味を巧みにひきつけるような番組を構成できることもテレビ放送本来の持つ利点といえる。
【0006】
これに対し、従来のデータ通信を利用したテレビ放送システムでは、視聴者はゲームを楽しむという目的のために当該番組を選択するものであり、視聴者参加型のテレビ放送システムとはいうものの、家庭用ゲーム機の一機能を担うに過ぎない、あるいは従来ゲームセンターで楽しんでいた対戦型ゲーム等を家庭内で実現しているに過ぎないものといえる。このため、当該ゲームに興味がない視聴者は当然に当該番組に興味を示すことはない。また、複数人で行うゲームであっても最終的には各個人が各画面の中で個別に楽しむものであるから、多数の視聴者が同時に笑いや感動を共通にすることはない。また、次々に新規なゲームソフトが開発されている状況を見れば、ゲームソフトのライフサイクルは短く陳腐化しやすいものと考えられ、ゲームソフトを主とした番組コンテンツも陳腐化しやすいものとなる。
【0007】
そこで、本発明は、従来のテレビ番組の娯楽性や利点をそのまま活かし、かつデータ通信による双方向性を活かしたテレビ放送システムを提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
かかる目的を達成するため、請求項1記載の発明は、テレビ放送とデータ通信とを融合したテレビ放送システムにおいて独立して成立するストーリー性のある番組コンテンツであって視聴者にゲームソフトへの参加を促すストーリーを含んだドラマ性コンテンツを放送する放送局と、ドラマ性コンテンツのストーリーにリンクしたゲームソフトを配信するゲームソフト配信手段と、ドラマ性コンテンツを受信し表示する一方視聴者が希望する場合はゲームソフト配信手段に対しゲームソフトの配信要求を行って、該ゲームソフト配信手段からゲームソフトを受信し当該視聴者がドラマ性コンテンツを視聴すると同時にゲームソフトを実行することができる視聴者側処理装置と、視聴者側処理装置でのゲームソフトの実行によるゲーム得点を収集し、ゲームソフトの実行者の成績情報を算出し、視聴者側処理装置に成績情報を通知する貢献度評価手段とを備えるようにしている。
【0009】
したがって、従来のテレビ放送番組の娯楽性や利点をそのまま活かしたドラマ性コンテンツを視聴者に提供するのと同時に、データ通信による双方向性を活かすことで、視聴者はドラマ性コンテンツのストーリーにリンクしたゲームをドラマ性コンテンツを視聴するのと同時に楽しむことができるという従来にない視聴者参加型番組を構成できる。また、成績情報が通知されることで、視聴者は、ゲームソフトの実行により自分がどれだけドラマ性コンテンツに対して貢献できたのかを知ることができ、さらに、ドラマ性コンテンツへの参加意識や一体感が高められる。また、得られた成績情報は、所定の視聴者に対してドラマ性コンテンツの貢献に対する賞品等を付与するための資料とすることができる。
【0010】
また、請求項2記載の発明は、請求項1記載のテレビ放送システムにおいて、成績情報を放送中に放送するようにしている。したがって、視聴者のドラマ性コンテンツに対する参加の成果が、広く公に放送されることで、視聴者のドラマ性コンテンツへの参加意識、及びゲームソフトの実行意欲を高めさせることができる。
【0011】
また、請求項3記載の発明は、請求項1または2のいずれかに記載のテレビ放送システムにおいて、視聴者側処理装置からのゲームソフトの配信要求に伴いゲームソフトの配信を要求した視聴者に課金を行う課金システムを備えるようにしている。したがって、視聴者から課金システムを介してゲーム参加費用を徴収することができる。
【0012】
また、請求項4記載の発明は、請求項1から3のいずれかに記載のテレビ放送システムにおいて、ドラマ性コンテンツはアニメーションであって該アニメーションのストーリー、キャラクタ、背景、音声を用いて構成されたゲームソフトとリンクするようにしている。
【0013】
したがって、ドラマ性コンテンツを特に子供をターゲットとした勧善懲悪のストーリで設定することができ、主人公と共に正義の味方として戦うことができる、夢のあるアニメーション番組を子供達に提供することができる。また、アニメーションのキャラクタや背景はコンピュータゲームと馴染みやすく、ドラマ性コンテンツによりリンクした臨場感あふれるゲームソフトを設計することができる。
【0016】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の構成を図面に示す実施の形態の一例に基づいて詳細に説明する。
【0017】
図1から図4に、本発明のテレビ放送システムの一実施形態を示す。このテレビ放送システム1は、テレビ放送とデータ通信とを融合したものであり、ドラマ性コンテンツ2を放送する放送局3と、ドラマ性コンテンツ2のストーリーにリンクしたゲームソフト4を配信するゲームソフト配信手段5と、ドラマ性コンテンツ2を受信し表示する一方視聴者が希望する場合はゲームソフト4を受信し当該視聴者がドラマ性コンテンツ2を視聴すると同時にゲームソフト4を実行することができる視聴者側処理装置6と、視聴者側処理装置6でのゲームソフト4の実行によるドラマ性コンテンツ2への貢献度データを収集し、貢献度データを評価してゲームソフト4の実行者の成績情報を算出し、視聴者側処理装置6に成績情報を通知する貢献度評価手段16とを備えるようにしている。
【0018】
放送局3は、テレビ番組を放送するための既知の放送装置を備え、不特定多数あるいは契約視聴者の視聴者側処理装置6に向けてテレビ番組を放送する。放送のための情報インフラストラクチャは、放送局3から視聴者側処理装置6へテレビ番組の情報が伝達可能であれば特に限定されるものではない。例えば、本実施形態では、放送局3をテレビ局7とCATV局8として、それぞれ従来の地上波による放送インフラストラクチャ9とCATV網10を利用している。
【0019】
ドラマ性コンテンツ2とは、独立して成立するストーリ性のある番組コンテンツである。例えば、ゲームソフト4の内容(以下、単にゲームという。)と切り離しても独立して成立するストーリ性のある番組コンテンツである。すなわち、本来のテレビ放送番組が持つ娯楽性や利点をそのまま活かしたテレビ番組を構成することができる。本実施形態のドラマ性コンテンツ2では、例えば、テレビ局7が制作するセルアニメーションやコンピュータグラフィックスアニメーション等のアニメーション番組に適用するのが望ましい。これにより、視聴者が自然にゲームに参加できるようなドラマ性コンテンツ2のストーリを容易に設定することができる。さらに、テレビ局7では、従来の地上波放送で養われてきたアニメーション技術等を用いて、視聴者が興味を持つストーリ性のある優れたアニメ番組を作成することができる。本実施形態では、テレビ局7は、ドラマ性コンテンツ2(以下、本実施形態ではアニメ番組2と呼ぶ。)を放送し、また、CATV局8に同一のアニメ番組2を配信して、CATV局8からもCATV網10を通じてアニメ番組2の放送を行うようにする。また、放送されるアニメ番組2には、例えば、視聴者にゲームへの参加を促すストーリーも含まれている。
【0020】
ゲームソフト配信手段5は、例えば、中央処理装置30、主記憶装置31、補助記憶装置32、通信インターフェース33、モニタやキーボード等の入出力装置34等のハードウェア資源とこれらハードウェア資源を制御するオペレーティングシステムを備えるコンピュータ24を用いて、ゲームソフト4を所定のプログラムファイルとして補助記憶装置32に格納しておき、視聴者側処理装置6からの要求を受け付けてゲームソフト4を配信するゲーム配信処理を中央処理装置30が実行することにより実現する。ゲームソフト配信手段5(以下、ゲームサーバ5と呼ぶ)は、視聴者側処理装置6と双方向のデータ通信を可能とするべく、データ通信網に接続される。データ通信網は、例えば、インターネット11やCATV網10を利用する。本実施形態のゲームサーバ5は、例えばルータ等のゲートウェイ35を介してインターネット11に接続される。一方、CATV局8は、ゲームサーバ5と例えば専用線で接続するようにして、ゲームサーバ5からゲームソフト4を受信してCATV網10に接続している視聴者側処理装置6にゲームソフト4の配信を行うことができるようにしている。なお、本実施形態のゲームサーバ5として、例えば、複数の要求に対しゲーム配信処理を並列かつ高速に行い得る性能を有するコンピュータ24を使用することが望ましい。また、コンピュータ24を複数台備えてゲーム配信処理の負荷を分散させ、また耐障害性を高めるようにするようにしても良い。また、ゲームソフト4をデータ圧縮してゲームサーバ5に格納しておき、圧縮したゲームソフト4を視聴者側処理装置6に配信して、視聴者側処理装置6側でデータ伸張してゲームソフト4を実行するようにしても良い。これにより、ゲームソフト4の高速な配信が可能になる。
【0021】
ゲームソフト4はアニメ番組2にリンクした内容で構成されている。例えば、放送局3より放送されるアニメ番組2のストーリー、キャラクタ、背景、音声等の要素を用いてゲームソフト4が構成されている。また、アニメ番組2にリンクして用意されるゲームソフト4は1つに限られるものではない。例えば、アニメ番組2の内容に合わせて複数設定することも勿論可能である。なお、ゲームソフト4の内容は、アクション性のあるもの、あるいはパズル形式、クイズ形式、ロールプレイングゲーム形式等、その内容が制限されるものではなく、あくまでもアニメ番組2にリンクした内容であれば良い。
【0022】
視聴者側処理装置6は、例えば、視聴者がゲームソフト4を受信し実行することができるゲーム機12と、放送局3からの放送を受像する一方、同時に同一画面上にてゲーム機12の出力を表示可能なテレビ受像機13とからなる。ゲーム機12は、視聴者がゲームソフト4を実行するための入力装置であるコントローラ14を備え、その他、例えば、ゲーム機12とテレビ受像機13やコントローラ14とを接続する入出力インターフェース41、インターネット11やCATV網10等のデータ通信網に接続するための通信インターフェース37、受信したゲームソフト4を格納する記憶装置38、ゲームソフト4を実行する中央処理装置39、主記憶装置40等を備えるものである。また、視聴者側処理装置6では、例えば、既知の画像処理技術を用いてテレビ放送を受像する画面とゲームソフト4の実行画面が分割されて表示されるようにする。また、視聴者側処理装置6では、例えば、その分割画面を拡大及び縮小ができるように制御可能であることが好ましい。例えば、スーパーインポーズ機能等を備えるテレビ受像機13に、ゲーム機12で処理されるゲームソフト4の実行結果を外部入力として送信し、放送内容即ちアニメ番組2とアニメ番組2にリンクしたゲームソフト4の内容を同時に映し出させるようにしても良い。また、例えば、ゲーム機12にテレビチューナを内蔵するようにして、入出力インターフェース部41に、スーパーインポーズ制御36等を備えるようにし、テレビ画面にゲーム画面を貼り付けて(割り込ませて)テレビ受像機13に送信し、アニメ番組2とアニメ番組2にリンクしたゲームソフト4の内容を同時に映し出させるようにしても良い。なお、図に示す視聴者側処理装置6は一例であり、テレビ受像機13とゲーム機12とを別構成としたものに限られるものではない。視聴者側処理装置6は、アニメ番組2を受信し表示する一方、視聴者が希望する場合にはゲームソフト4を受信して、当該視聴者がアニメ番組2を視聴すると同時にゲームソフト4を実行する機能を有する装置であれば良い。例えば、上述したテレビ受像機13とゲーム機12とを一体化させて視聴者側処理装置6として構成しても良い。または、テレビ受像機13側に、例えば中央処理装置等を備えるようにして、ゲーム機14とデータ通信が可能であるように構成しても良い。
【0023】
本実施形態では、視聴者側処理装置6が接続するデータ通信網としては、例えば、インターネット11及びCATV網10を利用することが容易であり、好ましい。視聴者側処理装置6は、通信インターフェース37を介して、例えばインターネット11またはCATV網10等のデータ通信網の少なくとも一つに接続可能であるように構成される。なお、視聴者側処理装置6からインターネット11等のデータ通信網への接続手段は特に限定されるものではない。例えば、ゲーム機12の通信インターフェース37を所定のインターフェースに合わせることで、公衆電話回線、OCN(Open Computer Network)等の通信専用回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、携帯電話25の基地局15を経由したデータ通信等を利用することができる。
【0024】
例えば、図1に示す視聴者側処理装置6aはCATV網10に接続するものである。この場合、視聴者側処理装置6aでは、CATV局8からCATV網10を介してアニメ番組2を受像して、希望する場合はCATV網10を介してCATV局8からゲームソフト4を受信することができる。また、視聴者側処理装置6bはインターネット11に接続するものである。視聴者側処理装置6bでは、テレビ局7から従来の地上波による放送インフラストラクチャ9を経由してアニメ番組2を受像して、希望する場合はインターネット11を介してゲームサーバ5からゲームソフト4を受信することができる。また、視聴者側処理装置6cは、携帯電話25の基地局15を経由してインターネット11に接続するものである。なお、図1中の白抜きの矢印は、テレビ放送システム1におけるアニメ番組2のテレビ放送の流れを示し、実線の矢印はゲームソフト4のデータの流れを示す。
【0025】
なお、視聴者がゲームソフト4へ参加するためには上述のような視聴者側処理装置6が必要であるが、本実施形態ではテレビ局7が地上波による従来の放送インフラストラクチャ9を使ってアニメ番組2を放送しているので、テレビ局7からの放送が受像可能なテレビ受像機であれば、視聴者はアニメ番組2だけを楽しむこともできる。本実施形態でのアニメ番組2は、その構成によっては、番組進行中に視聴者にゲームへの参加を促す内容が含まれているが、ゲームに参加しなくても即ちゲームソフト4を実行しなくても、アニメ番組2のストーリは進行して、ゲームに参加しない視聴者でも楽しめるように構成されている。
【0026】
また、視聴者側処理装置6では、視聴者のゲームソフト4の実行によるアニメ番組2への貢献度データ、例えばゲームソフト4終了時の視聴者のゲーム得点を貢献度評価手段16に送信して、貢献度評価手段16が各視聴者側処理装置6の貢献度データを収集できるようにする。貢献度評価手段16は、例えば、ゲームサーバ5と同様に構成されるコンピュータ24であり、視聴者側処理装置6から送信されるゲーム得点等の貢献度データを受信して、ゲームに参加した即ちゲームソフト4を実行した視聴者の人数、各視聴者のゲーム得点の順位、ゲーム得点の上位者等の成績情報を算出する評価処理を行う。なお、貢献度評価手段16(以下、評価サーバ16とよぶ)は、ゲームサーバ5と同一コンピュータ24上で実現するものとしても良い。また、本実施形態では、放送局3即ちテレビ局7及びCATV局8が、成績情報のうち例えばゲーム得点の上位者等をテレビ放送するようにする。そして、テレビ放送の対象となったの視聴者には、例えば、アニメ番組2のスポンサーから賞品が与えられるようにする。
【0027】
また、本実施形態のテレビ放送システム1では、ゲームソフト4の配信に伴い、ゲームソフト4の配信を要求した視聴者に課金を行う課金システム26を備えている。課金システム26としては、例えば、CATVサービスで従来利用されているPPV(Pay Per View)方式の課金システムを利用することができる。また、例えば、ゲームサーバ5において、ゲームソフト4の配信に伴いクレジットカードの番号を視聴者に入力させる方式、あるいは視聴者が指定金融機関に振り込んだプリペイド分から減額する方式等の課金システムを利用することができる。なお、視聴者による課金手続きは、ゲームソフト4の配信要求の初回のみとして、以後はアクセスIDとパスワードを入力することによりゲームソフト4の配信を可能とするようにしても良い。また、テレビ放送システム1に関連するホームページを運営管理するWWWサーバ17をコンピュータ24を用いて設置して、随時アニメ番組2をはじめとするテレビ放送システム1の関連情報を掲載すると共に、同ホームページ上で予め課金手続きができるようにしても良い。本実施形態の課金システム26では、CATV局8及びゲームサーバ5において、ゲームソフト4の配信の際に接続した視聴者の課金情報を取得するようにし、その課金情報より放送局3が金融機関18を介して視聴者からゲーム参加費用を徴収できるようにしている。図1中の2点鎖線の矢印は、課金システム26における課金情報の流れを示す。なお、課金システム26は、例えば、既存の通信事業設備を利用して通信事業者が代行するようにしても良い。この場合、データ通信網への接続時間や通信データ量、または月額固定料金等の所定の料金設定に応じてゲームソフト4の配信を要求した視聴者に課金を行うことができる。
【0028】
上述のように構成されたテレビ放送システム1では、例えば、次のようにしてデータ通信による双方向性を活かしたテレビ放送を行うことができる。
【0029】
テレビ局7では、制作したアニメ番組2を地上波による放送インフラストラクチャ9を用いてアニメ番組2の放送を行う。また、CATV局8にはテレビ局7から同一のアニメ番組2が配信されており、CATV局8からもCATV網10を通じてアニメ番組2の放送を行う(図2中ステップ1)。
【0030】
視聴者側はテレビ受像機や視聴者側処理装置6によって、地上波による放送インフラストラクチャ9あるいはCATV網10を通じて放送を受信して楽しむことができる(ステップ2)。このアニメ番組2は、ゲームソフト4の内容に従属しているものではなく、独立して番組として成立しているものであり、従来のテレビ放送番組の持つ娯楽性や利点を活かして、例えば、同一番組に対して多数の視聴者が同時に笑いや感動を共通にすることが可能である。
【0031】
一方、アニメ番組2には、視聴者にゲームソフト4への参加を促すストーリーが設定されている(ステップ3)。アニメ番組2に設定されるストーリ及びそのストーリにリンクしたゲームソフト4とは、例えば、次のようなものである。
【0032】
アニメ番組2の主人公が何らかの困難に直面している場面、例えば、主人公が多数の敵に囲まれてその場を突破しなければならない場面が登場する。主人公は、アニメ番組2の放送を通じ視聴者に協力を申し出る(ステップ3)。この場合、アニメ番組2にリンクしたゲームソフト4の内容として、例えば、主人公が戦っている画面の横のゲーム用分割画面の中で、視聴者がゲームソフト4のキャラクタを操作してアニメ番組2の主人公と共に戦うものが考えられる。
【0033】
また、例えばアニメ番組2のストーリ後半にて、主人公が属するいわゆる正義の味方であるキャラクタ群と、対する悪役側のキャラクタ群との、多数対多数の決戦の場面を用意しておき、ストーリをその決戦に向けて盛り上げるようにする。そして、決戦の前に、例えばその戦いを指揮するキャラクタが、アニメ番組2の放送を通じ視聴者に協力を申し出る(ステップ3)。この場合、ゲームソフト4の内容は、例えば、視聴者が正義の味方側に参加もできるし悪役側にも参加できるようにしても良い。
【0034】
また、例えばアニメ番組2の中で、主人公と悪役のキャラクタとの一対一の戦いにおいて主人公が悪役に押され気味で負けてしまいそうな場面を用意する。そこで、例えば、ナレーションを入れて、アニメ番組2の放送を通じ視聴者に協力を申し出る(ステップ3)。この場合、ゲームソフト4の内容は、例えば、視聴者がコントローラ14のボタンを連打することで主人公のエネルギーを回復させるような内容としても良い。
【0035】
なお、上述のようなアクション形式のアニメ番組2及びゲームソフト4の内容を設定するものに限らず、例えば、アニメ番組2を主人公が事件の謎を解いていく推理形式のストーリに設定して、パズル形式のゲーム4、クイズ形式のゲーム4等をアニメ番組2のストーリにリンクさせて用意するものとしても良い。また、例えば、視聴者のキャラクタが主人公とともに成長していくロールプレイングゲームを用意するものとしても良い。
【0036】
そして、視聴者がゲームソフト4への参加を希望する場合は(ステップ4;Yes)、例えばコントローラ14による所定の入力によって視聴者側処理装置6がゲームサーバ5またはCATV局8に接続する(ステップ5)。ゲームサーバ5またはCATV局8では、視聴者側処理装置6によるゲームソフト4の配信要求に応じて、課金情報を取得すると共に、視聴者側処理装置6に対してゲーム配信処理を行う(ステップ6)。
【0037】
この際、例えば、ゲームソフト4の配信は、アニメ番組2の進行(ステップ7)に合わせて配信するようにする。また、視聴者側処理装置6によるゲームサーバ5への接続処理等はバックグラウンド処理で行い、課金手続きに必要な場合や、アクセスIDやパスワードの入力等の必要が生じた場合にテレビ受像機の一部を分割させて、視聴者がアニメ番組2を視聴しながら手続きを行なえるようにすることが望ましい。
【0038】
また、アニメ番組2の進行とゲームソフト4の進行との同期をとるために、例えば、アニメ番組2の放送の中でゲームソフト4への参加を促す場面を登場させてから(ステップ3)、しばらくはゲームソフト4とリンクした場面を登場させず、当該場面にむけてストーリを盛り上げて進行させていくようにする(ステップ7)。また、例えば、ゲームソフト4の実行が開始されるべき場面の直前にテレビコマーシャル等を入れるようにする。この間に、視聴者側処理装置6側ではゲームソフト4の実行開始準備を完了するようにする。なお、ゲームソフト4の配信は、アニメ番組2の進行に合わせるものに限らず、例えば、希望の視聴者は予めインターネット11上に開設されているWWWサーバ17のホームページにて課金のための手続きを済ませておくようにして、必要なゲームソフト4を前もって視聴者側処理装置6にダウンロードしておくものとしても良い。
【0039】
ゲームソフト4を受信した視聴者側処理装置6では(ステップ8)、アニメ番組2の進行に合わせ(ステップ9)、ゲームソフト4の実行を開始する(ステップ10)。この際、例えば、視聴者側処理装置6がゲームサーバ5からの同期信号を受信することによりゲームソフト4を実行開始するようにしても良い。または、視聴者側処理装置6の図示しない内部タイマにより所定時刻にてゲームソフト4を実行開始するようにしても良い。また、例えば、多重化放送等の放送技術を用いて、放送局3からの放送の中に、ゲームソフト4を同期実行させるためのトリガ信号を含ませておくようにしても良い。この場合、例えば中央処理装置を備えるテレビ受像機13では、当該放送を受信するとともに、ゲーム機12にゲームソフト4の実行開始の信号を通知することができる。
【0040】
ゲームソフト4の実行が開始されると、視聴者側処理装置6では、例えば、アニメ番組2のテレビ放送を受像する画面19(以下、放送画面19という)と共にゲームソフト4用の画面20(以下、ゲーム画面20という)が分割されて表示される。なお、アニメ番組2の進行により、放送画面19が拡大されたり、またはゲーム画面20が拡大されたりするように視聴者側処理装置6により制御するものとしても良い。例えば、図3に示すように、アニメ番組2の主人公のキャラクタ21が戦っている放送画面19が、視聴者のキャラクタ22が表示されているゲーム画面20と共に表示される。また、ゲーム画面20では、放送画面19と同じ背景が表示され、例えば、放送画面19に表示されている複数の敵キャラクタ23が表示される。すなわち、視聴者は、ゲーム画面20の中のキャラクタ22を操作することで、あたかも放送画面19の主人公のキャラクタ21と共に戦っているようにゲームソフト4を楽しむことができる。さらに、ゲームソフト4をアニメ番組2のストーリによりリンクした内容とするために、例えば、放送画面19に合わせて、ゲーム画面20内で主人公のキャラクタ21が戦いながら通り過ぎる場面を用意しておき、タイミングよく表示するようにする。また、例えば、放送画面19に大きな敵の軍艦が登場したら、ゲーム画面20にも表示するようにする。また、例えば、放送画面19で敵の軍艦が大爆発したら、ゲーム画面20でも敵の軍艦が大爆発している様子を表示するようにする。このようにして、視聴者はアニメ番組2の中にいるかのような臨場感を得られ、ゲームソフト4を楽しむことができる。そして、例えば、放送画面19にて主人公のキャラクタ21が戦いに勝利することによって(ステップ11)、ゲームソフト4の実行が終了する(ステップ12)。
【0041】
ここで、視聴者側処理装置6では、視聴者のアニメ番組2への貢献度データ、例えば視聴者がキャラクタ22を操作して倒した敵キャラクタ23の数や、キャラクタ22が敵キャラクタ23から受けた攻撃の回数などをゲーム得点として算出しており、ゲームソフト4の終了後、算出したゲーム得点を貢献度データとして評価サーバ16に送信する(ステップ13)。評価サーバ16では、ゲームソフト4に参加した視聴者の合計人数、各視聴者のゲーム得点の順位、ゲーム得点の上位者等の成績情報を算出する評価処理を行う(ステップ14)。そして、評価処理の終了後、評価サーバ16は成績情報のうち、例えば、各視聴者のゲーム得点や得点順位を各視聴者側処理装置6に返す。視聴者側処理装置6は得点や順位を表示して視聴者に知らせる(ステップ15)。
【0042】
なお、アニメ番組2のストーリーにリンクしたゲームソフト4を複数用意してある場合は、アニメ番組2の進行中に、再びゲームソフト4への参加を促す場面が登場して、希望の視聴者はゲームに参加することができる。
【0043】
一方、テレビ局7及びCATV局8は評価サーバ16から貢献度情報を得て、例えばアニメ番組2の終了時に、アニメ番組2に貢献してくれた視聴者として、例えば、ゲーム配信処理に伴い入力された視聴者の氏名やアクセスID等を放送する(ステップ16)。そして、例えば、上位者にはアニメ番組2のスポンサーから玩具等の賞品が送られる旨を放送する。これにより、視聴者のゲームへの参加意識を高めさせることができ、また、アニメ番組2を提供するスポンサーの商品情報のコマーシャルを同時に行うことができる。
【0044】
以上のように、テレビ放送システム1によれば、従来のテレビ放送番組の娯楽性や利点をそのまま活かし、かつデータ通信による双方向性を活かしたテレビ放送システムを提供することができる。
【0045】
すなわち、多数の視聴者が同時に笑いや感動を共有することができるドラマ性コンテンツ2を視聴者に提供することが可能であり、かつ、ゲームに参加した視聴者においては、ドラマ性コンテンツ2の主人公と共に戦い共に目的を達成した達成感を得ることができる。また、ゲーム得点や順位等が視聴者に示されることで、自分がどれだけドラマ性コンテンツ2に対して、即ち主人公に対して貢献できたのかを知ることができ、従来にない新しい視聴者参加型番組を構成することができる。
【0046】
また、ドラマ性コンテンツ2にアニメ番組を適用することで、特に子供をターゲットとした完全懲悪のストーリを設定することができ、主人公と共に正義の味方として戦うことができる、夢のあるアニメ番組2を子供達に提供することができる。一方、コンピュータグラフィックスを用いたアニメーションであれば、キャラクタや背景がコンピュータゲームと馴染みやすく、アニメ番組2にリンクした臨場感あふれるゲームソフト4を設計することができるという、技術的な利点もある。
【0047】
また、ドラマ性コンテンツ2は、テレビ局7が地上波による従来の放送インフラストラクチャ9も使って放送しており、ゲームに参加しない視聴者でも広く楽しめるように構成することができる。一方、上述のようにゲームに参加することで、さらにドラマ性コンテンツ2を楽しむことができるのはもちろんであり、視聴者にゲームへの参加を促す内容が含まれていて、さらに、ゲームソフト4を実行することによりゲーム得点等が上位であれば賞品を得ることができることから、視聴者はドラマ性コンテンツ2に興味を持てばゲームへの参加にも興味を持つものと思われる。したがって、視聴者側処理装置6を有していない視聴者に対して視聴者側処理装置6の購買意欲を高めることができ、テレビ放送システム1の2次的な効果として視聴者側処理装置6の需要が増大することが期待される。
【0048】
また、視聴者に与えられる賞品を放送することで、番組スポンサーの商品情報のコマーシャルを同時に行うことができ、これによる広告収入をも得ることができる。
【0049】
なお、上述の実施形態は本発明の好適な実施の一例ではあるがこれに限定されるものではなく本発明の要旨を逸脱しない範囲において種々変形実施可能である。
【0050】
例えば、放送のための情報インフラスストラクチャは、放送局3から視聴者側処理装置6へテレビ番組の情報が伝達可能であれば特に限定されるものではない。例えば、衛星放送、デジタル地上波放送、CSディジタル放送等を用いるものとしても良い。
【0051】
また例えば、放送局3の放送インフラストラクチャとしてインターネット11を利用してドラマ性コンテンツ2の放送を行い、インターネット11に接続可能なパーソナルコンピュータに所定のソフトウェアをインストールして視聴者側処理装置6を構成するものとしても良い。
【0052】
また、CATV網10に接続可能な通信機能を有するテレビ受像機13であれば、ゲーム機12に通信装置を備える必要は必ずしもなく、ゲーム機12をテレビ受像機13が有する通信機能を介してCATV網10に接続できるように構成するものとしても良い。
【0053】
また、視聴者側処理装置6からインターネット11等のデータ通信網への接続手段は特に限定されるものではない。例えば、ゲーム機12の通信装置を所定のインターフェースに合わせることで、公衆電話回線、OCN(Open Computer Network)等の通信専用回線、ISDN(Integrated Services Digital Network)、ADSL(Asymmetric Digital Subscriber Line)、携帯電話25の基地局15を経由したデータ通信等を利用することができる。
【0054】
また、視聴者側処理装置6は、テレビ受像機13とゲーム機12とを別構成とせずに一体化した視聴者側処理装置6としても良い。
【0055】
【発明の効果】
以上の説明より明らかなように、請求項1記載のテレビ放送システムでは、ドラマ性コンテンツを放送する放送局と、ドラマ性コンテンツのストーリーにリンクしたゲームソフトを配信するゲームソフト配信手段と、ドラマ性コンテンツを受信し表示する一方視聴者が希望する場合はゲームソフトを受信し当該視聴者がドラマ性コンテンツを視聴すると同時にゲームソフトを実行することができる視聴者側処理装置と、視聴者側処理装置でのゲームソフトの実行によるドラマ性コンテンツへの貢献度データを収集し、貢献度データを評価してゲームソフトの実行者の成績情報を算出し、視聴者側処理装置に成績情報を通知する貢献度評価手段とを備えるようにしているので、従来のテレビ放送番組の娯楽性や利点をそのまま活かして、多数の視聴者が同時に笑いや感動を共有できるドラマ性コンテンツを広く視聴者に提供することができると共に、かつデータ通信による双方向性を活かして、視聴者がドラマ性コンテンツの中にいるかのような臨場感を得られ、登場人物と共に目的を達成する達成感を得ることができる新しい視聴者参加型番組を構成することができる。また、成績情報が通知されることで、視聴者は、ゲームソフトの実行により自分がどれだけドラマ性コンテンツに対して貢献できたのかを知ることができ、さらに、ドラマ性コンテンツへの参加意識や一体感が高められる。また、得られた成績情報は、所定の視聴者に対してドラマ性コンテンツの貢献に対する賞品等を付与するための資料とすることができる。
【0056】
また、請求項2記載のテレビ放送システムでは、成績情報を放送中に放送するようにしているので、視聴者のドラマ性コンテンツに対する参加の成果が、広く公に放送されることで、視聴者のドラマ性コンテンツへの参加意識、及びゲームソフトの実行意欲を高めさせることができる。
【0057】
また、請求項3記載のテレビ放送システムでは、ゲームの配信に伴いゲームの配信を要求した視聴者に課金を行う課金システムを備えるようにしているので、視聴者から課金システムを介してゲーム参加費用を徴収することができる。
【0058】
また、請求項4記載のテレビ放送システムでは、ドラマ性コンテンツをアニメーションとしているので、特に子供をターゲットとした勧善懲悪のストーリを設定することができ、主人公と共に正義の味方として戦うことができる、夢のあるアニメーション番組を子供達に提供することができる。また、コンピュータグラフィックスを用いたアニメーションであれば、アニメーションのキャラクタや背景をコンピュータゲームに容易に取り入れることができ、ドラマ性コンテンツによりリンクした臨場感あふれるゲームを設定することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用したテレビ放送システムの実施形態の一例を示す概略構成図である。
【図2】同テレビ放送システムの処理の流れを示すフローチャートである。
【図3】視聴者側処理装置の表示画面の一例を示す概略図である。
【図4】ゲームソフト配信手段と視聴者側処理装置の構成の一例を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 テレビ放送システム
2 アニメ番組(ドラマ性コンテンツ)
3 放送局
4 ゲームソフト
5 ゲームサーバ(ゲームソフト配信手段)
6 視聴者側処理装置
16 評価サーバ(貢献度評価手段)
26 課金システム

Claims (4)

  1. テレビ放送とデータ通信とを融合したテレビ放送システムにおいて独立して成立するストーリー性のある番組コンテンツであって視聴者にゲームソフトへの参加を促すストーリーを含んだドラマ性コンテンツを放送する放送局と、前記ドラマ性コンテンツのストーリーにリンクした前記ゲームソフトを配信するゲームソフト配信手段と、前記ドラマ性コンテンツを受信し表示する一方視聴者が希望する場合は前記ゲームソフト配信手段に対し前記ゲームソフトの配信要求を行って、該ゲームソフト配信手段から前記ゲームソフトを受信し当該視聴者が前記ドラマ性コンテンツを視聴すると同時に前記ゲームソフトを実行することができる視聴者側処理装置と、前記視聴者側処理装置での前記ゲームソフトの実行によるゲーム得点を収集し、前記ゲームソフトの実行者の成績情報を算出し、前記視聴者側処理装置に前記成績情報を通知する貢献度評価手段とを備えることを特徴とするテレビ放送システム。
  2. 前記放送局は前記成績情報を前記放送中に放送するようにしたことを特徴とする請求項1記載のテレビ放送システム。
  3. 前記視聴者側処理装置からの前記ゲームソフトの配信要求に伴い前記ゲームソフトの配信を要求した視聴者に課金を行う課金システムを備えることを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のテレビ放送システム。
  4. 前記ドラマ性コンテンツはアニメーションであって該アニメーションのストーリー、キャラクタ、背景、音声を用いて構成された前記ゲームソフトとリンクしていることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載のテレビ放送システム。
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