JP4412369B2 - 分散型処理システム、分散型処理方法、端末、及び、プログラム - Google Patents

分散型処理システム、分散型処理方法、端末、及び、プログラム Download PDF

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Description

本発明は分散型処理システム、分散型処理方法、端末、及び、プログラムに関し、特にサーバとの通信速度が遅い端末を利用した分散型処理システム、分散型処理方法、端末、及び、プログラムに関する。
コンピュータによる科学技術計算、シミュレーションなどの処理は、膨大な量の計算を必要とする。分散型コンピューティングあるいは分散型システムなどと呼ばれる手法は、これらの処理を、小さな処理ユニットに分割する。そして、この手法は、その分割した処理ユニットを、ネットワークに接続された、空き時間を有するパーソナルコンピュータや、サーバに分散して処理させる。
このような手法の計算処理システムの一例が、特許文献1に記載されている。この計算処理システムは、ネットワークに接続されたサーバと、クライアントである携帯電話(ユーザ携帯電話、携帯端末)とで概略構成されている。そして、サーバは、サーバアプリケーションを有し、ワークステーションなどの情報処理装置を備えている。そして、携帯電話は、通信機能を有するエージェントと、ジョブ実行プログラムを含むクライアントソフトとを有している。
そして、この計算処理システムはつぎのように動作する。サーバは、計算処理を所定規模の処理ユニットに分割し、クライアントからの要求に応じて処理ユニットを配信する。複数のクライアントは、クライアントソフトにより処理ユニットを処理し、処理済み処理ユニットとして、サーバに送信する。サーバは、処理ユニットの送信状況及び処理済み処理ユニットの受信状況を含む進捗状況や、処理目的の管理を行い、受信した処理済み処理ユニットを結合し、処理完成ユニットを作成する。
また、特許文献2には、ネットワーク上で密結合されたCPU群により分散型処理を実現する手法が記載されている。
特開2004−164255号公報 特開2000−242614号公報
しかしながら、衝突シミュレーションなどの計算処理においては、その計算の性質上、数値演算処理を細かく分割することができない。このため、処理ユニットのサイズを小さくすることができない。そして、携帯電話などの無線端末は、有線通信と比べて通信速度が遅い。このため、処理ユニットのサイズが大きいと、無線端末の通信部分の時間ロスが大きく、これがボトルネックとなって効率的な分散型処理が期待できない。すなわち、これら関連する分散型処理を実行する手法では、クライアントとして携帯電話などの無線端末を使用することは困難であるという課題がある。
本発明の目的は、上述した課題を解決する分散型処理システム、分散型処理方法、端末、及び、プログラムを提供することにある。
本発明の第1の分散型処理システムは、第1の情報処理装置と、2以上の第2の情報処理装置とを接続する第1のネットワークと、前記第2の情報処理装置を互いに接続する第2のネットワークとを有し、前記第1の情報処理装置は、あらかじめ親機として定められた前期第2の情報処理装置へ配布すべきであるあらかじめ与えられた入力データを分割して2以上の分割入力データを生成する手段と、前記分割入力データを前記第1のネットワークを介して前記第2の情報処理装置に送信する手段とを有し、前記第2の情報処理装置は、前記分割入力データを前記第1のネットワークを介して受信する手段と、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して、あらかじめ親機として定められた前記第2の情報処理装置へ送信する手段と、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して、あらかじめ子機として定められた前記第2の情報処理装置から受信する手段と、前記分割入力データを結合して前記入力データを復元する手段とを有する。
本発明の第2の分散型処理システムは、第1の情報処理装置と、2以上の第2の情報処理装置とを接続する第1のネットワークと、前記第2の情報処理装置を互いに接続する第2のネットワークとを有し、前記第1の情報処理装置は、2以上の分割出力データを結合して出力データを復元する手段と、前記分割出力データを前記第1のネットワークを介して前記第2の情報処理装置から受信する手段とを有し、前記第2の情報処理装置は、前記分割出力データを前記第1のネットワークを介して送信する手段と、前記分割出力データを前記第2のネットワークを介して、あらかじめ子機として定められた前記第2の情報処理装置へ送信する手段と、前記分割出力データを前記第2のネットワークを介して、あらかじめ親機として定められた前記第2の情報処理装置から受信する手段と、前記出力データを分割して2以上の分割出力データを生成する手段とを有する。
本発明の第1の分散型処理方法は、第1の情報処理装置が、あらかじめ親機として定められた前期第2の情報処理装置へ配布すべきであるあらかじめ与えられた入力データを分割して2以上の分割入力データを生成し、前記分割入力データを第1のネットワークを介して第2の情報処理装置に送信し、前記第2の情報処理装置が、前記分割入力データを前記第1のネットワークを介して受信し、前記分割入力データを第2のネットワークを介して、あらかじめ親機として定められた前記第2の情報処理装置へ送信し、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して、あらかじめ子機として定められた前記第2の情報処理装置から受信し、前記分割入力データを結合して前記入力データを復元する。
本発明の第2の分散型処理方法は、第1の情報処理装置が、2以上の分割出力データを結合して1つの出力データを復元し、前記分割出力データを第1のネットワークを介して第2の情報処理装置から受信し、前記第2の情報処理装置が、前記分割出力データを第1のネットワークを介して送信し、前記分割出力データを第2のネットワークを介して、あらかじめ子機として定められた前記第2の情報処理装置へ送信し、前記分割出力データを前記第2のネットワークを介して、あらかじめ親機として定められた前記第2の情報処理装置から受信し、前記出力データを分割して2以上の分割出力データを生成する。
本発明の第1の端末は、サーバが入力データを分割して第1のネットワークへ送信した分割入力データを受信する手段と、あらかじめ子機として定められている場合は前記分割入力データを第2のネットワークに送信する手段と、あらかじめ親機として定められている場合は前記分割入力データを前記第2のネットワークから受信し、前記分割入力データを結合して前記入力データを復元する手段とを有する。
本発明の第2の端末は、あらかじめ親機として定められている場合は出力データを分割して2以上の分割出力データを生成する手段と、あらかじめ親機として定められている場合は前記分割出力データを第1のネットワークに送信する手段と、あらかじめ親機として定められている場合は前記分割出力データを第2のネットワークに送信する手段と、あらかじめ子機として定められている場合は前記第2のネットワークから前記分割出力データを受信して、前記第1のネットワークに送信する手段とを有する。
本発明の第1のプログラムは、サーバが入力データを分割して第1のネットワークへ送信した分割入力データを受信し、あらかじめ子機として定められている場合は前記分割入力データを第2のネットワークに送信し、あらかじめ親機として定められている場合は前記分割入力データを前記第2のネットワークから受信し、前記分割入力データを結合して前記入力データを復元する処理をコンピュータに行わせる。
本発明の第2のプログラムは、あらかじめ親機として定められている場合は出力データを分割して2以上の分割出力データを生成し、あらかじめ親機として定められている場合は前記分割出力データを第1のネットワークに送信し、あらかじめ親機として定められている場合は前記分割出力データを第2のネットワークに送信し、あらかじめ子機として定められている場合は前記第2のネットワークから前記分割出力データを受信して、前記第1のネットワークに送信する処理をコンピュータに行わせる。
本発明によれば、処理ユニットのサイズを小さくすることが困難な数値演算処理を、通信速度の遅い端末を使用した分散型処理によって、効率よく実行することが可能になる。
次に、本発明について図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書では、以下の表記方法を用いる。
以下の説明において、同一の構成要素であるが、動作時の役割を区別して説明する必要がある場合は、符号にサフィックスを付加して記載する。例えば、無線端末300では、無線端末300A、無線端末300B等と記述する。この場合は、参照している図面に記載した要素についても、名称に続けてサフィックス付き符号を()内に記載する。
なお、以下の実施の形態あるいは実施例で記載する各手段は、ハードウェアで実現されても良いし、ソフトウェアで実現されても良いし、ハードウェアとソフトウェアの混在により実現されても良い。
本発明の第1の実施の形態を説明する。図1を参照すると、本発明の第1の実施の形態は、以下のものから構成されている。それは、第1の情報処理装置である計算処理管理サーバ200と、第2の情報処理装置である無線端末300と、第一のネットワークであるモバイルネットワーク180と、第二のネットワークであるアドホックネットワーク190である。
モバイルネットワーク180は、例えば、無線端末300を携帯電話とする公衆電話回線である。アドホックネットワーク190は、例えば、Bluetooth(Bluetooth SIG, Inc. USAの商標)、IrDA(Infrared Data Association)などである。これらのアドホックネットワーク190は、モバイルネットワーク180を介すよりも数倍乃至数十倍の性能で、無線端末300間におけるデータ転送を可能とする。
計算処理管理サーバ200は、制御部201と、記憶部202と、通信部203とを有している。
無線端末300は、制御部302と、記憶部303と、通信部304と、アドホック通信部307とを有している。
制御部201は、計算処理管理サーバ200の動作を制御する。そして、制御部201は、入力分割手段223と、分割入力配付手段224と、分割出力受付手段225と、分割出力結合手段226とを有している。
記憶部202は、制御部201が計算処理管理サーバ200の動作を制御するために必要な制御情報、バッファ等を格納する。
通信部203は、制御部201がモバイルネットワーク180を介して、外部の装置からデータを受信、外部の装置へデータを送信する場合に、通信を実行する。
制御部302は、無線端末300の動作を制御する。そして、制御部302は、分割入力転送手段332と、分割出力転送手段339と、分割入力受付手段344と、分割入力結合手段345と、出力分割手段347と、分割出力返却手段348とを有している。
記憶部303は、制御部302が無線端末300の動作を制御するために必要な制御情報、バッファ等を格納する。
通信部304は、制御部302がモバイルネットワーク180を介して、外部の装置からデータを受信、外部の装置へデータを送信する場合に、通信を実行する。
尚、上述したように、制御部201の後述する各手段と、制御部302の後述する各手段は、通信部203、通信部304およびモバイルネットワーク180を介して、必要なデータの受け渡しを実行する。また、制御部302の後述する各手段は、アドホック通信部307およびアドホックネットワーク190を介して、必要なデータの受け渡しを実行する。このような動作の説明に関し、本明細書では、当業者に取って不明確にならない範囲において冗長な記載を避けた記載をする。
例えば、「分割入力配付手段224は通信部203を用いてモバイルネットワーク180に分割入力データを送信する。335は通信部304を用いてモバイルネットワーク180からこの分割入力データを受信する。」は、次のように記載する。それは、通信部203、通信部304に関する記載を省略し、「分割入力配付手段224は、入力分割データをモバイルネットワーク180に送信する。335は、入力分割データをモバイルネットワーク180から受信する。」等と記載する。
入力分割手段223は、図示しない手段から入力データ810を取得し、分割入力データ識別子812を付加した2以上の分割入力データ811に分割する。分割入力配付手段224は、分割入力データ811をモバイルネットワーク180に送信する。分割入力データ識別子812は、分割入力転送手段332が分割入力データ811をアドホックネットワーク190へ送信する際に、いずれの無線端末300に向けたものであるかを判断するための情報を含む。また、分割入力データ識別子812は、分割入力結合手段345が分割入力データ811を結合する際の、結合順番を判断するための情報を含む。
分割出力受付手段225は、分割出力データ821をモバイルネットワーク180から受信する。分割出力結合手段226は、後述する分割出力データ識別子822を参照して分割出力データ821を結合して、出力データ820を復元する。
分割入力転送手段332は、分割入力データ811をモバイルネットワーク180から受信する。そして、分割入力転送手段332は、分割入力データ識別子812に基づいて、アドホックネットワーク190へ分割入力データ811を送信する。
分割出力転送手段339は、分割出力データ821をアドホックネットワーク190から受信する。そして、分割出力転送手段339は、分割出力データ821をモバイルネットワーク180に送信する。
分割入力受付手段344は、分割入力データ811をアドホックネットワーク190から受信する。分割入力結合手段345は、分割入力データ識別子812に基づいて、分割入力データ811を結合する。
出力分割手段347は、出力データ820を、分割出力データ識別子822を付加した2以上の分割出力データ821に分割する。分割出力データ識別子822は、分割出力結合手段226が分割出力データ821をモバイルネットワーク180から受信した際に、いずれの無線端末300が出力データ820の送信元であるかを判断するための情報を含む。また、分割出力データ識別子822は、分割出力結合手段226が分割出力データ821を結合する際の、結合順番を判断するための情報を含む。分割出力返却手段348は、分割出力データ821をアドホックネットワーク190に送信する。
次に、具体的なデータの例を参照しながら、各手段の動作を、順を追って説明する。第1の動作例は、計算処理管理サーバ200から、3台の無線端末300のうちあらかじめ親機として定められた無線端末300Aに対し、図2(a)に示す12バイトの入力データ810を送信する場合の例である。例とした入力データ810のサイズは、説明の便宜のために定めたものであり、現実の利用の局面においては、メガバイト単位あるいはそれ以上の大きなものであってよい。
入力分割手段223は、図示しない手段から入力データ810を取得する。そして、入力分割手段223は、入力データ810を無線端末300の台数分である3個に分割し、分割した入力データ813に分割入力データ識別子812を付加して分割入力データ811とする(図2(b)、(c)、(d)を参照)。
分割入力データ識別子812は3文字で構成されている。分割入力データ識別子812の最初の2文字の『01』、『02』及び、『03』は、それぞれ、分割入力データ811Aを1番目に、分割入力データ811Bを2番目に、分割入力データ811Cを3番目の順番で結合すべきであることを示している。分割入力データ識別子812の3文字目の『A』は、無線端末300Aに向けて、分割入力データ811をアドホックネットワーク190へ送信するべきであることを示している。
次に、分割入力配付手段224は、無線端末300Aに向けて、分割入力データ811Cをモバイルネットワーク180に送信する。そして、分割入力配付手段224は、あらかじめ子機として定められた無線端末300Bに向けて、分割入力データ811Aをモバイルネットワーク180に送信する。分割入力配付手段224は、あらかじめ子機として定められた無線端末300Cに向けて、分割入力データ811Bをモバイルネットワーク180に送信する。
無線端末300Aの分割入力転送手段332は、分割入力データ811Cをモバイルネットワーク180から受信する。そして、無線端末300Aの分割入力転送手段332は、分割入力データ811Cの分割入力データ識別子812を参照する。分割入力データ識別子812の3文字目は、『A』であり、無線端末300Aに向けて分割入力データ811Cをアドホックネットワーク190へ送信するべきであることを示している。ここで、無線端末300Aの分割入力転送手段332は、無線端末300Aが自分自身の所属する無線端末300であるため、アドホックネットワーク190へは送信せず、図示しない手段に保存する。
無線端末300Bの分割入力転送手段332は、分割入力データ811Aをモバイルネットワーク180から受信する。そして、無線端末300Bの分割入力転送手段332は、分割入力データ811Aの分割入力データ識別子812を参照する。分割入力データ識別子812の3文字目は『A』であり、無線端末300Aに向けて分割入力データ811Cをアドホックネットワーク190へ送信するべきであることを示している。そこで、無線端末300Bの分割入力転送手段332は、無線端末300Aに向けて、分割入力データ811Aをアドホックネットワーク190へ送信する。無線端末300Cの分割入力転送手段332は、分割入力データ811Bに関して、無線端末300Bの分割入力転送手段332と同様の動作をする。
無線端末300Aの分割入力受付手段344は、分割入力データ811A、および、分割入力データ811Bをアドホックネットワーク190から受信する。
無線端末300Aの分割入力結合手段345は、分割入力データ811A、分割入力データ811B、および、分割入力データ811Cの分割入力データ識別子812の1文字目と2文字目をそれぞれ参照する。そして、分割入力結合手段345は、それが『01』である分割入力データ811Aを最初に、『02』である分割入力データ811Bを次に、そして、『03』である分割入力データ811Cを最後として結合することを決定する。そして、分割入力結合手段345は、各分割入力データ811から分割入力データ識別子812を削除して、決定した順番に結合する。こうして、無線端末300Aの分割入力結合手段345は、図2(a)の入力データ810を復元する。
本発明の第1の実施の形態の第1の動作例によれば、計算処理管理サーバ200から特定の無線端末300に大量のデータを配付する場合に、無線端末300のモバイルネットワーク180上の通信性能の影響を、無線端末300の台数分に分散することができる。その理由は、以下のように構成したためである。まず、計算処理管理サーバ200が、入力データ810を分割して複数の分割入力データ811を生成し、これらの分割入力データ811を、モバイルネットワーク180を介して別々の無線端末300に送信するようにした。そして、それぞれの無線端末300がモバイルネットワーク180を介して分割入力データ811を受信し、受信した分割入力データ811を他の無線端末300である特定の無線端末300に、アドホックネットワーク190を介して送信するようにした。そして、特定の無線端末300がそれらの分割入力データ811を結合して、入力データ810を復元できるように構成した。
第2の動作例は、3台の無線端末300のうちあらかじめ親機として定められた無線端末300Aから、計算処理管理サーバ200に対し、図3(a)に示す12バイトの出力データ820を送信する場合の例である。例とした出力データ820のサイズは、説明の便宜のために定めたものであり、現実の利用の局面においては、メガバイト単位あるいはそれ以上の大きなものであってよい。
出力分割手段347は、図示しない手段から出力データ820を取得する。そして、出力分割手段347は、出力データ820を無線端末300の台数分である3個に分割し、分割した出力データ823に分割出力データ識別子822を付加して分割出力データ821とする(図3(b)、(c)、(d)を参照)。
分割出力データ識別子822は3文字で構成されている。分割出力データ識別子822の最初の2文字の『01』、『02』及び、『03』は、それぞれ、分割出力データ821Aを1番目に、分割出力データ821Bを2番目に、分割出力データ821Cを3番目の順番で結合すべきであることを示している。分割出力データ識別子822の3文字目の『A』は、無線端末300Aから、分割出力データ821がアドホックネットワーク190へ送信されたことを示している。
次に、無線端末300Aの分割出力返却手段348は、あらかじめ子機として定められた無線端末300Bに向けて、分割出力データ821Aをアドホックネットワーク190に送信する。また、無線端末300Aの分割出力返却手段348は、あらかじめ子機として定められた無線端末300Cに向けて、分割出力データ821Bをアドホックネットワーク190に送信する。そして、無線端末300Aの分割出力転送手段339は、計算処理管理サーバ200に向けて、分割出力データ821Cをモバイルネットワーク180に送信する。
無線端末300Bの分割出力転送手段339は、分割出力データ821Aをアドホックネットワーク190から受信する。そして、無線端末300Bの分割出力転送手段339は、計算処理管理サーバ200に向けて、分割出力データ821Aをモバイルネットワーク180へ送信する。無線端末300Cの分割出力転送手段339は、分割出力データ821Bに関して、無線端末300Bの分割出力転送手段339と同様の動作をする。
計算処理管理サーバ200の分割出力受付手段225は、分割出力データ821A、分割出力データ821B、および、分割出力データ821Cをモバイルネットワーク180から受信する。
計算処理管理サーバ200の分割出力結合手段226は、分割出力データ821A、分割出力データ821B、または、分割出力データ821Cの分割出力データ識別子822の3文字目を参照する。分割出力データ識別子822の3文字目は『A』であり、出力データ820の送信元が無線端末300Aであることを示している。そこで、計算処理管理サーバ200の分割出力結合手段226は、無線端末300Aからの分割出力データ821である分割出力データ821Cが最後尾に結合すべき分割出力データ821であることを識別する。
そして、計算処理管理サーバ200の分割出力結合手段226は、分割出力データ821Cの1文字目と2文字目を参照する。それが『03』であることを認識する。そして、計算処理管理サーバ200の分割出力結合手段226は、分割出力データ821A、および、分割出力データ821Bの分割出力データ識別子822の1文字目と2文字目をそれぞれ参照する。そして、分割出力結合手段226は、それが『01』である分割出力データ821Aを最初に、『02』である分割出力データ821Bを次に、そして、『03』である分割出力データ821Cを最後として結合することを決定する。
そして、計算処理管理サーバ200の分割出力結合手段226は、各分割出力データ821から分割出力データ識別子822を削除して、決定した順番に結合する。こうして、計算処理管理サーバ200の分割出力結合手段226は、図3(a)の出力データ820を復元する。
本発明の第1の実施の形態の第2の動作例によれば、モバイルネットワーク180の性能の影響を無線端末300の台数分に分散して、ある無線端末300から計算処理管理サーバ200へ、大きなサイズのデータを配付することが可能となる。その理由は、以下のように構成したためである。まず、ある無線端末300が、出力データ820を分割して複数の分割出力データ821を生成し、これらの分割出力データ821を、アドホックネットワーク190を介して他の無線端末300に送信するようにした。そして、その他の無線端末300がモバイルネットワーク180を介してそれぞれ分割出力データ821を受信し、それらの分割出力データ821を計算処理管理サーバ200に、モバイルネットワーク180を介して送信するようにした。そして、計算処理管理サーバ200がそれらの分割出力データ821を受信し、結合して、出力データ820を復元できるように構成した。
次に第1実施の形態による、第1の実施例について説明する。第1の実施例の動作は、第1の実施の形態で説明した動作と同じである。第1の実施例では、本発明の効果を具体的な数値で示して説明する。
図4(a)は、例として、入力データ814の構造を示したものである。例えば、無線端末300A、無線端末300B、無線端末300Cは、それぞれ、図6(b)の無線端末識別番号621が『00001』、『00002』、『00003』の無線端末300に対応するものとする。
入力分割手段223は、入力データ814を分割し、分割入力データ識別子816を付加して、分割入力データ815A、分割入力データ815B、分割入力データ815Cを生成する(図4(b)、(c)、(d)参照)。
分割入力配付手段224は、無線端末300Aに向けて分割入力データ815Cを、無線端末300Bに向けて分割入力データ815Aを、無線端末300Cに向けて分割入力データ815Bをモバイルネットワーク180に送信する。以下は、この送信の転送にかかる時間概算値を算出する説明である。
計算処理管理サーバ200からモバイルネットワーク180間の通信速度は、例えば、『1Gbps』であるとする。そこで、計算処理管理サーバ200からモバイルネットワーク180へのデータの転送性能は、例えば10bit/1byteとして、『100MByte/秒』となる。一方、転送すべき分割入力データ815A、分割入力データ815B、分割入力データ815Cを合計したデータサイズは、約『20MByte』である。従って、計算処理管理サーバ200からモバイルネットワーク180への分割入力データ815A、分割入力データ815B、分割入力データ815Cの転送時間は、以下の式(1)より、0.2秒となる。計算処理管理サーバ200からモバイルネットワーク180へ転送された分割入力データ815A、分割入力データ815B、分割入力データ815Cは、無線端末300A、無線端末300B、無線端末300Cそれぞれの通信速度637で、平行して転送される。尚、計算処理管理サーバ200からモバイルネットワーク180への転送時間の0.2秒は、以下の転送時間に比べて一桁以上小さいため、以後は無視する。
式(1): 20MByte ÷ 100MByte/秒 = 0.2秒。
無線端末300Aとモバイルネットワーク180間の通信速度637は、図6の例を参照して『1Mbps』であるとする。そこで、モバイルネットワーク180から無線端末300Aへのデータの転送性能は、例えば10bit/1byteとして、『100KByte/秒』となる。一方、転送すべき分割入力データ815Cのデータサイズは、約『4MByte』である。従って、モバイルネットワーク180から無線端末300Aへの分割入力データ815Cの転送時間は、以下の式(2)より40秒となる。
式(2): 4MByte ÷ 100KByte/秒 = 40秒。
同様に、モバイルネットワーク180から無線端末300Bへの分割入力データ815Aの転送時間は、無線端末300Bの通信速度637は、図6の例を参照して『2Mbps』であるとして、以下の式(3)より40秒となる。
式(3): 8MByte ÷ 200KByte/秒 = 40秒。
同様に、モバイルネットワーク180から無線端末300Cへの分割入力データ815Bの転送時間は、無線端末300Cの通信速度637は、図6の例を参照して『2Mbps』であるとして、以下の式(4)より40秒となる。
式(4): 8MByte ÷ 200KByte/秒 = 40秒。
次に、無線端末300Bと無線端末300Cの分割入力転送手段332が、それぞれ、分割入力データ815Aと分割入力データ815Bを無線端末300Aに転送する。アドホックネットワーク190は、例えば、BLUETOOTHであり、その通信速度が[10Mbps』であるとする。このときの転送時間は、それぞれ以下の式(5)、式(6)となる。
式(5): 8MByte ÷ 1MByte/秒 = 8秒
式(6): 8MByte ÷ 1MByte/秒 = 8秒。
また、本実施例では、本発明の効果を判断する概算値を算出することが目的であるため、次の時間は無視する。計算処理管理サーバ200の通信部203が分割入力データ815A、分割入力データ815B、分割入力データ815Cをモバイルネットワーク180へ出力する時間は、無視する。その理由は、本発明の構成を取っても取らなくても、ほぼ同様にかかる時間であるためである。また、無線端末300の分割入力転送手段332、分割入力受付手段344、分割入力結合手段345の処理時間は、一般的に数10マイクロ秒から数100ミリ秒と考えられるため、無視できるものとする。また、セッションの確立等のプロトコル処理により消費される時間は、無視する。その理由は、本発明の構成を取っても取らなくても、ほぼ同様にかかる時間であるためである。
以上より、計算処理管理サーバ200が送信した分割入力データ815A、分割入力データ815B、分割入力データ815Cが、無線端末300Aに届くまでの時間は、40秒+8秒+8秒=56秒と考えることができる。
本発明の構成を取らなかった場合は、以下のとおりとなる。
計算処理管理サーバ200から無線端末300Aへの分割入力データ815の転送時間は、以下の式(7)より200秒となる。
式(7): 20MByte ÷ 100KByte/秒 = 200秒。
こうして、本発明の第1の実施例によれば、本発明の第1の実施の形態の第1の動作例において記載した効果を得ることができる。本発明の第1の実施の形態の第2の動作例についても、データの転送方向が逆になるだけで、まったく同様に考えることができる。
次に、本発明の第2の実施の形態を説明する。第2の実施の形態の説明においては、第1の実施の形態において説明した内容と同等の部分に関しては、説明の流れが不明確にならない範囲で省略する。第2の実施の形態は、計算処理管理サーバ200が、無線端末300に対して、計算データと計算処理のプログラムを配付して計算処理を依頼し、無線端末300が計算した結果を計算処理管理サーバ200に返す形態である。
図5を参照すると、本発明の第2の実施の形態の制御部201は、第1の実施の形態の制御部201に対して、アプリ配布手段221と、無線端末管理手段222とが追加されている。また、本発明の第2の実施の形態の無線端末300は、第1の実施の形態の無線端末300に対して、電波状態監視部305と、位置情報生成部306と、電話通信部308とが追加されている。さらに、本発明の第2の実施の形態の制御部302は、第1の実施の形態の制御部302に対して、インストール手段321と、仕様情報通知手段331と、計算手段346とが追加されている。さらに、本発明の第2の実施の形態の制御部302は、第1の実施の形態の制御部302に対して、分割入力転送手段332が分割入力転送手段352に替わっている。
アプリ配布手段221は、無線端末300を識別するための図6(a)に示す無線端末識別番号621を子機プログラム330に添付する。そして、アプリ配布手段221は、無線端末識別番号621を添付した子機プログラム330を各無線端末300に配付する。なお、子機プログラム330は、無線端末300にインストールされ、無線端末300において必要な本発明の各手段を実現するものである。
無線端末管理手段222は、無線端末300から受け取った無線端末仕様情報630、及び、無線端末300の状態に関する情報の管理を行う。無線端末仕様情報630は、無線端末識別番号621、デバイスタイプデバイスタイプ632、製品型番633、CPU性能634、メモリ容量635、ストレージ(空き領域/合計)サイズ636、通信速度637を含む。無線端末300の状態の情報は、以下のものを含む。それは、無線端末識別番号621、電話オフ可/不可622、端末位置623、電波状態624、親機/子機625、分割ブロック626、計算処理完成率627、計算処理残り時間628である(図6参照)。尚、分割ブロック626は、1つの入力データ830を処理する無線端末300の組を管理する情報である。
無線端末管理手段222は、無線端末300から受け取った無線端末仕様情報630、及び、電話オフ可/不可622、端末位置623、電波状態624を基に、各無線端末300の使用方法を決定する。
例えば、無線端末管理手段222は、以下に基づいて、親機として定める無線端末300を選定する。それは、登録されている無線端末300について、電話オフ可/不可622、電波状態624、CPU性能634の高低、メモリ容量635の大小、ストレージ(空き領域/合計)サイズ636の多少である。そして、例えば、無線端末管理手段222は、以下に基づいて、各親機である無線端末300に対する子機として定める無線端末300を選定し、各無線端末300に送信する分割入力データ831の大きさを決定する。それは、登録されている無線端末300について、親機である無線端末300と同じ『エリア内』であること、メモリ容量635の大小、ストレージ(空き領域/合計)サイズ636の多少、通信速度637の大小、電波状態624である。
無線端末管理手段222による分割ブロック626の決定、親機/子機625の割り当て、あるいは、ある分割ブロック626に配付する入力データ830の容量は、上述した情報だけに基づいてなされるものとは限らない。しかし、例えば、計算処理の優先順位、計算処理の特徴などに基づいた各無線端末300の使用方法の決定のアルゴリズムは、本発明の本質的な部分ではないため、説明を割愛する。また、あるいは、計算処理完成率627、計算処理残り時間628に基づいた計算処理のスケジューリング等のアルゴリズムは、本発明の本質的な部分ではないため、説明を割愛する。
電波状態監視部305は、無線端末300の電波状態を監視する。
位置情報生成部306は、例えばGPS(Global Positioning System)端末機能を有して無線端末300の位置情報を生成し、保持する。
電話通信部308は、無線端末300の電話機能を制御する。
インストール手段321は、モバイルネットワーク180から計算処理管理サーバ200を介して受信した子機プログラム330をインストールする。子機プログラム330の実体であるプログラムコードは、記憶部303に格納されるが、図5では、制御部302上に記載した。
すなわち、記憶部303に格納された子機プログラム330は、制御部302によって順次読み出され、図5に子機プログラム330として記載した各手段を実現することを表している。
分割入力受付手段344、分割入力結合手段345、出力分割手段347、分割出力返却手段348、および、分割出力転送手段339は、子機プログラム330の一部として実施されている。しかし、これらの実現する機能動作は、第1の実施の形態で示したものと同じであるため、説明を省略する。
仕様情報通知手段331は、計算処理管理サーバ200に、モバイルネットワーク180を介して無線端末仕様情報630と、端末位置623と、電波状態624とを送信する。
分割入力転送手段352は、分割入力データ識別子832に基づいて、他の無線端末300に分割入力データ831の転送を要求し、または、この要求に基づいて、他の無線端末300に分割入力データ831を転送する。
計算手段346は、入力データ830を入力して、数値計算処理を行い、出力データ840を生成する。
次に、図9、図10のフローチャートを参照して本発明の第2の実施の形態の動作について詳細に説明する。第2の実施の形態の動作は、計算処理管理サーバ200が、計算すべきデータである入力データ830と、子機プログラム330を、図示しない手段から取得した時点から説明する。
計算処理管理サーバ200において、アプリ配布手段221が、子機プログラム330に無線端末識別番号621(図6(a)参照)を添付し、これを無線端末300へ配付する(ステップS401)。無線端末300A向けには無線端末識別番号621『00001』が添付されたとする。無線端末300B向けには無線端末識別番号621『00002』が添付されたとする。無線端末300C向けには無線端末識別番号621『00003』が添付されたとする。無線端末300D向けには無線端末識別番号621『00004』が添付されたとする。他の無線端末300も同様に無線端末識別番号621が添付されたとする。
本実施の形態では、無線端末300の電話番号は通信部203が管理しており、アプリ配布手段221、および、制御部201内の他の各手段は関知しない。従って、通信部203と制御部201の各手段との間では、各無線端末300は無線端末識別番号621によって識別される。なお、通信部203と制御部201の各手段とのインタフェースについては、本発明の本質的な部分ではないため、以後の説明では省略する。
無線端末300において、インストール手段321が、子機プログラム330を受信し、インストールして、起動する。同時にインストール手段321が、無線端末識別番号621を記憶部303に格納する(ステップS402)。
そして、仕様情報通知手段331が、無線端末識別番号621、無線端末仕様情報630、無線端末識別番号621、電話オフ可/不可622、端末位置623、電波状態624を合わせて計算処理管理サーバ200へ送信する(ステップS403)。
計算処理管理サーバ200において、無線端末管理手段222が、無線端末仕様情報630、無線端末識別番号621、電話オフ可/不可622、端末位置623、電波状態624を受信する。そして、無線端末管理手段222が、無線端末仕様情報630、無線端末識別番号621、電話オフ可/不可622、端末位置623、電波状態624を無線端末仕様管理テーブル620に格納する(ステップS404)。そして、無線端末管理手段222が、無線端末300の端末位置623を参照して、アドホック通信可能なエリアに属する無線端末300を選択する(ステップS405)。
本動作の例では、無線端末識別番号621が『00001』の無線端末300Aと、無線端末識別番号621が『00002』の無線端末300Bと、無線端末識別番号621が『00003』の無線端末300Cが選択されたとする。そして、無線端末管理手段222が、無線端末仕様管理テーブル620の無線端末仕様情報630に基づいて、親機として定める無線端末300と子機として定める無線端末300を選定する(ステップS406)。本動作の例では、もっともCPU性能634が高い無線端末識別番号621が『00001』の無線端末300Aが親機と選定された。そして、無線端末識別番号621が『00002』の無線端末300Bと、無線端末識別番号621が『00003』の無線端末300Cが、子機として選定された。
次に入力分割手段223が、計算処理する入力データ830を、各無線端末300向けに分割する。例えば100MBの入力データを5台の無線端末300に送信する場合、入力分割手段223は、5つの20MBのデータに分割する。そして、入力分割手段223が、分割したデータに分割入力データ識別子832を付加して分割入力データ831とする(図7(b)、(c)、(d)を参照)(ステップS407)。
分割入力データ識別子832は3文字で構成されている。分割入力データ識別子832の最初の2文字の『01』、『02』及び、『03』は、それぞれ、分割入力データ831Aを1番目に、分割入力データ831Bを2番目に、分割入力データ831Cを3番目の順番で結合すべきであることを示している。分割入力データ識別子832の3文字目は、親機である無線端末300に送信する分割入力データ831の場合であって、計算処理は電話機能をオフすることを指示する場合は『P』が付与される。
また、分割入力データ識別子832の3文字目は、親機である無線端末300に送信する分割入力データ831の場合であって、計算処理は電話機能をオフしないことを指示する場合は『Q』が付与される。また、分割入力データ識別子832の3文字目は、子機である無線端末300に送信する分割入力データ831の場合は『C』が付与される。
次に、分割入力配付手段224は、無線端末300Aに向けて、分割入力データ831Aをモバイルネットワーク180に送信する。そして、分割入力配付手段224は、無線端末300Bに向けて、分割入力データ831Bをモバイルネットワーク180に送信する。分割入力配付手段224は、無線端末300Cに向けて、分割入力データ831Cをモバイルネットワーク180に送信する(ステップS408)。
そして、無線端末300において、分割入力転送手段352が、分割入力データ831を受信する(ステップS409)。
次に親機である無線端末300Aの分割入力転送手段352は、子機である無線端末300B、無線端末300Cに対して、アドホックネットワーク190を介して、分割入力データ831を転送することを要求する(ステップS410)。
子機である無線端末300Bおよび無線端末300Cの分割入力転送手段352は、この要求を受け、無線端末300Aに向けて、アドホックネットワーク190を介して、それぞれ分割入力データ831B、分割入力データ831Cを送信する(ステップS411)。
無線端末300Aの分割入力受付手段344は、アドホックネットワーク190を介して、分割入力データ831B、分割入力データ831Cを受信する(ステップS412)。そして、無線端末300Aの分割入力結合手段345は、分割入力データ831A、分割入力データ831B、分割入力データ831Cを結合して、入力データ830を復元する(ステップS413)。
次に無線端末300Aの計算手段346は、電話通信部308に対して電話機能のオフを指示する。そして、計算手段346は、入力データ830について計算処理を行い、出力データ840を生成する。そして、計算手段346は、電話通信部308に対して電話機能のオフを解除することを指示する(ステップS414)。
無線端末300Aの出力分割手段347は出力データ840を分割し、分割出力データ識別子842を付加して分割出力データ841とする(図8(b)、(c)、(d)を参照)(ステップS415)。
無線端末300Aの分割出力返却手段348は、無線端末300Bに向けて、分割出力データ841Bをアドホックネットワーク190に送信する。また、分割出力返却手段348は、無線端末300Cに向けて、分割出力データ841Cをアドホックネットワーク190に送信する(ステップS416)。
子機である無線端末300B、無線端末300Cは、アドホックネットワーク190を介して、それぞれ分割出力データ841B、分割出力データ841Cを受信する(ステップS417)。
各無線端末300の分割出力転送手段339は、モバイルネットワーク180を介して、分割出力データ841を計算処理管理サーバ200へ送信する(ステップS418)。
計算処理管理サーバ200において、分割出力受付手段225が、モバイルネットワーク180を介して、分割出力データ841を受信する(ステップS419)。
そして、分割出力結合手段226が、分割出力データ841A、分割出力データ841B、分割出力データ841Cを結合して、出力データ840を復元する(ステップS420)。
図11は、以上の動作におけるデータの流れを概念的に示す参考図である。
本発明の第2の実施の形態によれば、以下のことが可能になるという効果を有している。それは、モバイルネットワーク180で接続された低帯域な無線端末300(携帯電話やスマートフォンなど)を利用して、大量のデータを入力あるいは出力とするシミュレーションなどの大規模な高速計算処理を、分散型処理により行うことである。その理由は、以下のように構成したためである。まず、計算処理管理サーバ200が、入力データ830を分割入力データ831に分割し、モバイルネットワーク180を介して低帯域な各無線端末300へ送信するようにした。そして、子機である無線端末300がアドホックネットワーク190を介して親機である無線端末300へ分割入力データ831を送信するようにした。そして、親機である無線端末300が分割入力データ831を結合して入力データ830を復元し、計算処理を行うことができるようにしたためである。また、親機である無線端末300が、出力データ840を分割出力データ841に分割し、アドホックネットワーク190を介して子機である無線端末300へ分割出力データ841を送信するようにした。そして、低帯域な各無線端末300がモバイルネットワーク180を介して分割出力データ841を計算処理管理サーバ200へ送信するようにした。そして、計算処理管理サーバ200が分割出力データ841を結合して出力データ840を復元することができるようにしたためである。
また、本発明の第2の実施の形態によれば、無線端末300の有する計算手段346以外の機能の動作によって、計算処理が中断されないようにする事が可能となる。その理由は、無線端末300が計算処理管理サーバ200に対して、電話のオフ可/不可を通知し、計算処理管理サーバ200が無線端末300に対して電話機能のオフを指示することができるようにした為である。
次に、本発明の第3の実施の形態を説明する。第3の実施の形態の説明においては、第1、第2の実施の形態において説明した内容と同等の部分に関しては、説明の流れが不明確にならない範囲で省略する。第3の実施の形態は、以下の機能を有する。計算処理管理サーバ200が分割入力データ831を無線端末300に送信後、無線端末300から分割出力データ841を受信前に、無線端末300の電波状態が悪化し、モバイルネットワーク180での通信ができなくなる恐れが発生した場合の対応機能である。
図12を参照すると、本発明の第3の実施の形態の制御部201は、第2の実施の形態の制御部201に対して、分割入力受付手段267と、分割入力結合手段268とが追加されている。また、本発明の第3の実施の形態の制御部201は、第2の実施の形態の制御部201に対して、無線端末管理手段222が無線端末管理手段262に替わっている。
また、本発明の第3の実施の形態の無線端末300の制御部302は、第1の実施の形態の制御部302に対して、分割入力転送手段352が分割入力転送手段362に替わっている。
無線端末管理手段262は、モバイルネットワーク180を介して、無線端末300から電波状態の悪化の通知を受信すると、入力データ830、または、すべての分割入力データ831が記憶部202に格納されているか否かを確認する。
分割入力受付手段267は、分割入力データ831をモバイルネットワーク180から受信する。分割入力結合手段268は、分割入力データ831を結合して、入力データ830を復元する。
電波状態監視部305は、電波状態の悪化を検出した場合は、モバイルネットワーク180を介して、計算処理管理サーバ200に対して、電波状態の悪化を通知する。
次に、図13のフローチャートを参照して本発明の第3の実施の形態の動作について詳細に説明する。第3の実施の形態の動作は、第2の実施の形態の動作の説明における図9のステップS404から、ステップS419までの間に、電波状態の悪化が発生した場合の動作を説明する。
無線端末300の電波状態監視部305は、電波状態を監視する(ステップ431)。
そして、電波状態監視部305は、電波状態が悪化したことを検出すると、ステップS432へ分岐する(ステップ431のYesの場合)。また、電波状態監視部305は、電波状態が悪化したことを検出しなければ、ステップS431へ分岐する(ステップ431のNoの場合)。そして、電波状態監視部305は、電波状態が悪化したことを示す情報に無線端末識別番号621を付加する。そして、電波状態監視部305は、電波状態が悪化したことを示す情報を、モバイルネットワーク180を介して、計算処理管理サーバ200に対して、送信する(ステップS432)。
計算処理管理サーバ200の制御部201の無線端末管理手段262は、電波状態が悪化したことを受信する(ステップS433)。そして、無線端末管理手段262は、例えば入力データの名称と保管状態を格納する入力データステータス(図示しない)を参照して、入力データ830が記憶部202に保管されているか否かをチェックする(ステップS434)。制御部201は、入力データ830が記憶部202に保管されている場合は、第2の実施例の動作の図9のS401から処理をやり直す(ステップS434でYesの場合)。制御部201は、入力データ830が記憶部202に保管されていない場合は、ステップS435へ分岐する(ステップS434でNoの場合)。
次に、無線端末管理手段262は、例えば分割入力データの名称と保管状態を格納する分割入力データ格納ステータス(図示しない)を参照する。そして、無線端末管理手段262は、入力データ830を復元するための分割入力データ831が記憶部202に保管されているか否かをチェックする(ステップS435)。制御部201は、分割入力データ831が記憶部202に保管されている場合は、ステップ439へ分岐する(ステップS435でYesの場合)。制御部201は、分割入力データ831が記憶部202に保管されていない場合は、ステップS436へ分岐する(ステップS435でNoの場合)。
そして、無線端末管理手段262は、無線端末300に対して、モバイルネットワーク180を介して、分割入力データ831の送信を要求する(ステップS436)。
無線端末300の制御部302の分割入力転送手段362は、モバイルネットワーク180を介して、分割入力データ831の送信の要求を受信する。そして、分割入力転送手段362は、モバイルネットワーク180を介して分割入力データ831を送信する(ステップS473)。
計算処理管理サーバ200の分割入力受付手段267は、モバイルネットワーク180から分割入力データ831を受信する(ステップS438)。
そして、分割入力結合手段268は、分割入力データ831を結合して入力データ830を復元する(ステップS439)。
そして、制御部201は、復元した入力データ830を用いて、第2の実施例の動作の図9のS401から処理をやり直す。
本発明の第3の実施の形態によれば、無線端末300の電波状況が悪くなり、切断される場合でも、計算処理作業をスムーズに他の無線端末300に移行することが可能になるという効果を有している。その理由は、無線端末300が、電波状況の悪化を検出し、計算処理管理サーバ200へ通知するように構成したためである。
本発明は、シミュレーションや解析など、非常に計算量が多く大規模な高速計算処理が必要とされる用途に適用できる。具体的には以下の領域がある。
本発明は、製造業・建築においては、飛行機、船舶、自動車など大きなものから携帯電話など小型の機器まで広範囲にわたる、衝突や落下などの解析シミュレーションなどに適用できる。また、本発明は、飛行機、自動車などの空力解析、プリンタのインクジェットや、エアコンの空気の流れなどの流体解析に適用できる。また、本発明は、構造物の変形・応力計算、自動車フレームの構造解析、ビルの構造、耐震解析、部品の弾性解析等に適用できる。また、本発明は、半導体分野においては、回路設計やシミュレーション、あるいは、製造工程のシミュレーションなどに適用できる。
さらに、本発明は、磁場解析や音響解析、コマーシャルフィルムの作成のために、高精細なコンピュータグラフィックス映像の作成などに適用できる。また、本発明は、気象予報にも適用できる。
さらに、本発明は、バイオ・化学の分野においては、たんぱく質などの相同性検索、創薬における候補検索やドッキングシミュレーションに適用できる。
さらに、本発明は、金融の分野においては、リスクマネージメント、金融工学、デリバティブ解析(時価算出)などに適用できる。
さらに、本発明は、エンターテイメントの分野においては、映画やゲーム、DCC(Digital Contents Creation)など、高精細な映像の作成などに適用できる。
本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第1の実施の形態における、入力データ、分割入力データの構造を示す図である。 本発明の第1の実施の形態における、出力データ、分割出力データの構造を示す図である。 本発明の第1の実施例における、入力データ、分割入力データの構造を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第2の実施の形態における、無線端末使用管理テーブルの構造を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における、入力データ、分割入力データの構造を示す図である。 本発明の第2の実施の形態における、出力データ、分割出力データの構造を示す図である。 本発明の第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施の形態のデータの流れを示す概念図である 本発明の第3の実施の形態の構成を示すブロック図である。 本発明の第3の実施の形態の動作を示すフローチャートである。
符号の説明
180 モバイルネットワーク
190 アドホックネットワーク
200 計算処理管理サーバ
201 制御部
202 記憶部
203 通信部
221 アプリ配布手段
222 無線端末管理手段
223 入力分割手段
224 分割入力配付手段
225 分割出力受付手段
226 分割出力結合手段
262 無線端末管理手段
267 分割入力受付手段
268 分割入力結合手段
300 無線端末
300A 無線端末
300B 無線端末
300C 無線端末
300D 無線端末
302 制御部
303 記憶部
304 通信部
305 電波状態監視部
306 位置情報生成部
307 アドホック通信部
308 電話通信部
332 分割入力転送手段
339 分割出力転送手段
344 分割入力受付手段
345 分割入力結合手段
347 出力分割手段
348 分割出力返却手段
321 インストール手段
331 仕様情報通知手段
346 計算手段
352 分割入力転送手段
362 分割入力転送手段
620 無線端末仕様管理テーブル
621 無線端末識別番号
622 電話オフ可/不可
623 端末位置
624 電波状態
625 親機/子機
626 分割ブロック
627 計算処理完成率
628 時間
630 無線端末仕様情報
632 デバイスタイプデバイスタイプ
633 製品型番
634 CPU性能
635 メモリ容量
636 サイズ
637 通信速度
810 入力データ
811 分割入力データ
812 分割入力データ識別子
814 入力データ
815 分割入力データ
816 分割入力データ識別子
820 出力データ
821 分割出力データ
822 分割出力データ識別子
830 入力データ
831 分割入力データ
832 分割入力データ識別子
840 出力データ
841 分割出力データ
842 分割出力データ識別子
811A 分割入力データ
811B 分割入力データ
811C 分割入力データ
815A 分割入力データ
815B 分割入力データ
815C 分割入力データ
821A 分割出力データ
821B 分割出力データ
821C 分割出力データ
831A 分割入力データ
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841A 分割出力データ
841B 分割出力データ
841C 分割出力データ

Claims (29)

  1. 第1の情報処理装置と、2以上の第2の情報処理装置とを接続する第1のネットワークと、前記2以上の第2の情報処理装置を互いに接続する第2のネットワークとを有し、前記第1の情報処理装置は、あらかじめ与えられた入力データを分割して2以上の分割入力データを生成する手段と、前記2以上の分割入力データの各々を前記第1のネットワークを介して前記2以上の第2の情報処理装置の別々の1台に送信する手段とを有し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記2以上の分割入力データを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信する手段を有し、前記2以上の第2の情報処理装置のうちあらかじめ定められた1台の装置である親機以外の装置である子機は、受信した分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記親機へ送信する手段を有し、前記親機は、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して前記子機から受信する手段と、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元する手段とを有する分散型処理システム。
  2. 第1の情報処理装置と、2以上の第2の情報処理装置とを接続する第1のネットワークと、前記2以上の第2の情報処理装置を互いに接続する第2のネットワークとを有し、前記第1の情報処理装置は、2以上の分割出力データを結合して出力データを復元する手段と、前記2以上の分割出力データの各々を前記第1のネットワークを介して前記2以上の第2の情報処理装置の別々の1台から受信する手段とを有し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記2以上の分割出力データの1つを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置へ送信する手段を有し前記2以上の第2の情報処理装置のうちあらかじめ定められた1台の装置である親機は、前記2以上の分割出力データのうち1つを除いた各々を前記第2のネットワークを介して、前記2以上の第2の情報処理装置のうち前記親機以外の装置である子機の別々の1台へ送信する手段を有し前記子機は、前記2以上の分割出力データの1つを前記第2のネットワークを介して、前記親機から受信する手段を有し前記親機は、前記出力データを分割して2以上の分割出力データを生成する手段を有する分散型処理システム。
  3. 前記第1の情報処理装置は、あらかじめ与えられた入力データを分割して2以上の分割入力データを生成する手段と、前記2以上の分割入力データの各々を前記第1のネットワークを介して前記2以上の第2の情報処理装置の別々の1台に送信する手段とを有し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記2以上の分割入力データを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信する手段を有し、前記子機は、受信した分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記親機へ送信する手段を有し、前記親機は、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して前記子機から受信する手段と、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元する手段とを有する請求項2記載の分散型処理システム。
  4. 前記親機が、前記子機に対して、前記第2のネットワークを介して、前記分割入力データを送信することを指示する手段を有する請求項1または3記載の分散型処理システム。
  5. 前記親機は、前記復元した前記入力データを、あらかじめ定められた計算処理により計算して前記出力データを生成する手段を有する請求項に記載の分散型処理システム。
  6. 前記親機は、前記計算処理を実行中において、前記親機が有する機能のうち、あらかじめ定められた機能を停止する手段を有する請求項5記載の分散型処理システム。
  7. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信した前記分割入力データを、前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信する手段を有し、前記第1の情報処理装置は、前記第1のネットワークを介して前記分割入力データを前記2以上の第2の情報処理装置の各々から受信する手段と、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元する手段と、前記2以上の第2の情報処理装置に対して分割入力データを、前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信することを要求する手段を有する請求項1、3乃至6のいずれかに記載の分散型処理システム。
  8. 前記第1の情報処理装置が、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の仕様情報に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々を親機、または、子機として定める手段を有する請求項1乃至7のいずれかに記載の分散型処理システム。
  9. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記仕様情報を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する手段を有する請求項8記載の分散型処理システム。
  10. 前記第1の情報処理装置が、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の位置情報に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々を親機、または、子機として定める手段を有する請求項1乃至9のいずれかに記載の分散型処理システム。
  11. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記位置情報を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する手段を有する請求項10記載の分散型処理システム。
  12. 前記第1の情報処理装置が、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の電波状態に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々を親機、または、子機として定める手段を有する請求項1乃至11のいずれかに記載の分散型処理システム。
  13. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記電波状態を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する手段を有する請求項12記載の分散型処理システム。
  14. 第1の情報処理装置と、2以上の第2の情報処理装置とを接続する第1のネットワークと、前記2以上の第2の情報処理装置を互いに接続する第2のネットワークとを有し、前記第1の情報処理装置は、あらかじめ与えられた入力データを分割して2以上の分割入力データを生成する手段と、前記2以上の分割入力データの各々を前記第1のネットワークを介して前記2以上の第2の情報処理装置の別々の1台に送信する手段と、2以上の分割出力データを結合して出力データを復元する手段と、前記2以上の分割出力データの各々を前記第1のネットワークを介して前記2以上の第2の情報処理装置の別々の1台から受信する手段と、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の仕様情報に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々前記2以上の第2の情報処理装置のうちあらかじめ定められた1台の装置である親機、または、前記2以上の第2の情報処理装置のうち前記親機以外の装置である子機として定める手段と、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の位置情報に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々前記親機、または、前記子機として定める手段とを有する第1の制御部と、前記第1の制御部が情報を書き込みあるいは読み出すための第1の記憶部と、前記第1の制御部が前記第1のネットワークをアクセスするための第1の通信部とを有し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記2以上の分割入力データを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信する手段を有し、前記子機は、受信した分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記親機へ送信する手段を有し、前記親機は、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して前記子機から受信する手段と、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元する手段と、前記出力データを分割して2以上の分割出力データを生成する手段を有し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記2以上の分割出力データの1つを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置へ送信する手段を有し、前記親機は、前記2以上の分割出力データのうち1つを除いた各々を前記第2のネットワークを介して、前記子機の別々の1台へ送信する手段を有し、前記子機は、前記2以上の分割出力データの1つを前記第2のネットワークを介して、前記親機から受信する手段を有し、前記親機は、前記子機対して、前記第2のネットワークを介して、前記分割入力データを送信することを指示する手段と、前記復元した前記入力データを、あらかじめ定められた計算処理により計算して前記出力データを生成する手段と、前記計算処理を実行中において、前記親機が有する機能のうち、あらかじめ定められた機能を停止する手段を有し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の前記仕様情報を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する手段と、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の前記位置情報を第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する手段とを有する第2の制御部と、前記第2の制御部が情報を書き込みあるいは読み出すための第2の記憶部と、前記第2の制御部が前記第1のネットワークをアクセスするための第2の通信部と、前記第1のネットワークにおける電波状態を監視する手段と、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の位置情報を生成する手段と、前記第2の制御部が前記第2のネットワークをアクセスするためのアドホック通信部と、電話による通信を制御する手段とを有し、前記第1の制御部は、前記第2の制御部に前記2以上の分割入力データを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信するステップと、受信した分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記親機へ送信するステップと、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して前記子機から受信するステップと、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元するステップと、前記出力データを分割して2以上の分割出力データを生成するステップと、前記2以上の分割出力データの1つを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置へ送信するステップと、前記2以上の分割出力データのうち1つを除いた各々を前記第2のネットワークを介して、前記子機の別々の1台へ送信するステップと、前記2以上の分割出力データの1つを前記第2のネットワークを介して、前記親機から受信するステップと、前記子機に対して、前記第2のネットワークを介して、前記分割入力データを送信することを指示するステップと、前記復元した前記入力データを、あらかじめ定められた計算処理により計算して前記出力データを生成するステップと、前記計算処理を実行中において、前記親機が有する機能のうち、あらかじめ定められた機能を停止するステップと、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の前記仕様情報を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信するステップと、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の前記位置情報を第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信するステップのいずれか乃至全部を実行させるアプリケーションソフトを送信する手段を有し、前記第2の制御部は、前記アプリケーションプログラムを受信し、インストールする手段を有する分散型処理システム。
  15. 第1の情報処理装置が、あらかじめ与えられた入力データを分割して2以上の分割入力データを生成し、前記2以上の分割入力データの各々を第1のネットワークを介して2以上の第2の情報処理装置の別々の1台に送信し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記2以上の分割入力データを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信し、前記2以上の第2の情報処理装置のうちあらかじめ定められた1台の装置である親機以外の装置である子機が、受信した分割入力データを第2のネットワークを介して、前記親機へ送信し、前記親機が、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記子機から受信し、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元する分散型処理方法。
  16. 第1の情報処理装置が、2以上の分割出力データを結合して出力データを復元し、前記2以上の分割出力データの各々を第1のネットワークを介して2以上の第2の情報処理装置の別々の1台から受信し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記2以上の分割出力データの1つ前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置へ送信し、前記2以上の第2の情報処理装置のうちあらかじめ定められた1台の装置である親機が、前記2以上の分割出力データのうち1つを除いた各々を第2のネットワークを介して、前記2以上の第2の情報処理装置のうち前記親機以外の装置である子機の別々の1台へ送信し、前記子機が、前記2以上の分割出力データの1つを前記第2のネットワークを介して、前記親機から受信し、前記親機が、前記出力データを分割して2以上の分割出力データを生成する分散型処理方法。
  17. 前記第1の情報処理装置が、あらかじめ与えられた入力データを分割して2以上の分割入力データを生成し、前記2以上の分割入力データの各々を前記第1のネットワークを介して前記2以上の第2の情報処理装置の別々の1台に送信し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記2以上の分割入力データを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信し、前記子機が、受信した分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記親機へ送信し、前記親機が、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記子機から受信し、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元する請求項16記載の分散型処理方法。
  18. 前記親機が、前記子機に対して、前記第2のネットワークを介して、前記分割入力データを送信することを指示する請求項15または17記載の分散型処理方法。
  19. 前記親機が、前記復元した前記入力データを、あらかじめ定められた計算処理により計算して前記出力データを生成する請求項17に記載の分散型処理方法。
  20. 前記親機が、前記計算処理を実行中において、前記親機が有する機能のうち、あらかじめ定められた機能を停止する請求項19記載の分散型処理方法。
  21. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置から受信した前記分割入力データを、前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信し、前記第1の情報処理装置は、前記第1のネットワークを介して前記分割入力データを前記2以上の第2の情報処理装置の各々から受信し、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元し、前記2以上の第2の情報処理装置に対して分割入力データを、前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置に送信することを要求する請求項15、17乃至20のいずれかに記載の分散型処理方法。
  22. 前記第1の情報処理装置が、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の仕様情報に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々を親機、または、子機として定める請求項15乃至21のいずれかに記載の分散型処理方法。
  23. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記仕様情報を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する請求項22記載の分散型処理方法。
  24. 前記第1の情報処理装置が、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の位置情報に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々を親機、または、子機として定める請求項15乃至23のいずれかに記載の分散型処理方法。
  25. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記位置情報を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する請求項24記載の分散型処理方法。
  26. 前記第1の情報処理装置が、前記2以上の第2の情報処理装置の各々の電波状態に基づき、前記2以上の第2の情報処理装置の各々を親機、または、子機として定める請求項15乃至25のいずれかに記載の分散型処理方法。
  27. 前記2以上の第2の情報処理装置の各々が、前記電波状態を前記第1のネットワークを介して、前記第1の情報処理装置へ送信する請求項26記載の分散型処理方法。
  28. 第1の情報処理装置と第1のネットワークを介してそれぞれ接続される2以上の第2の情報処理装置を有し、前記2以上の第2の情報処理装置は互いに第2のネットワークを介して接続され、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記第1の情報処理装置があらかじめ与えられた入力データを分割して生成し、前記第1のネットワークを介して前記2以上の第2の情報処理装置の別々の1台に各々を送信してくる2以上の分割入力データの1つを受信する手段を有し、前記2以上の第2の情報処理装置のうちあらかじめ定められた1台の装置である親機以外の装置である子機は、受信した分割入力データを前記第2のネットワークを介して、前記親機へ送信する手段を有し、前記親機は、前記分割入力データを前記第2のネットワークを介して前記子機から受信する手段と、受信した分割入力データを結合して前記入力データを復元する手段とを有する分散型処理システム
  29. 第1の情報処理装置と第1のネットワークを介してそれぞれ接続される2以上の第2の情報処理装置を有し、前記2以上の第2の情報処理装置は互いに第2のネットワークを介して接続され、前記2以上の第2の情報処理装置のうちあらかじめ定められた1台の装置である親機は、出力データを分割して2以上の分割出力データを生成する手段と前記2以上の分割出力データのうち1つを除いた各々を前記第2のネットワークを介して、前記2以上の第2の情報処理装置のうち前記親機以外の装置である子機の別々の1台へ送信する手段を有し、前記子機は、前記2以上の分割出力データの1つを前記第2のネットワークを介して、前記親機から受信する手段を有し、前記2以上の第2の情報処理装置の各々は、前記2以上の分割出力データの1つを前記第1のネットワークを介して前記第1の情報処理装置へ送信する手段を有する分散型処理システム。
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