JP4412212B2 - 照明システム - Google Patents

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Description

本発明は、半導体発光素子のLED等のばらつきの大きい光源を対象とした照明システムに関する。
一般に、複数の照明器具を同時に点灯して利用する照明システムにおいては、照明される場所の照明環境を一定にする必要があり、そのためには各照明器具の照度をほぼ同程度に保つことが必要とされる。一方、照明システムに用いられる照明器具としては、装置の小型化や省エネ化及びインテリアの面から、光源として半導体発光素子のLEDが多く使用されるようになって来ている。しかしながら、LEDは、光源としての個体差、いわゆる、ばらつきが非常に大きいため、同じ電流量で駆動してもデバイスによって照度が異なる。このため、このようなLEDを使用して照明システムを構成した場合には、隣接する照明器具間の照度のばらつきが目立つことになり、照明システムの問題点となっていた。これに対し、従来より、LED光源の照度ばらつき低減のための種々の方策が提案されている。
従来のLED等を用いた照明装置として、例えば、特許文献1に示されるように、各照明器具にアドレス指定を可能とし、アドレスに応じたデータを受け取る手段を有し、調光信号のデータをPWM信号に変換して伝送して調光するものが知られている。しかしながら、上記公報に示されるような装置では、LEDの照度を制御するフィードバック機能を持たないため、同じ調光レベルを示す信号でも、照明器具によって照度が異なることが多く、照明システムを構成した場合に、隣接する器具の照度ばらつきを十分に吸収できないという問題があった。
また、他の従来例として、特許文献2に示されるように、LEDの個体差や経年変化を修正するために、照明器具単体毎に発光状態を検出する検出ダイオードを設け、これによりLEDの制御を行い調整する方法が知られている。しかし、この場合、検出ダイオードの感度バラツキや温度特性により、発光の検出回路自体のばらつきが加わるため、上記と同様に、複数の照明器具の照明システムでは、やはり隣接する器具間の照度のばらつきが目立つという問題があった。
一方、複数個の照明負荷の照度を一定にするものとして、例えば、特許文献3に示されるように、照明負荷から負荷電流を取り出し、これを負荷電圧に変換して、所定の基準電圧と比較して差分電圧を求め、この差分電圧に基づいて照明負荷に対して給電量を一定にするフィードバック制御を行う照明制御装置が知られている。しかしながら、この照明制御装置では、CPUで発生させた基準電圧を個々の照明負荷までそれぞれ配線して供給する必要があり、特に、照明器具を多数使用する場合は、配線が複雑になるという問題があった。
さらに、特許文献4に示されるように、複数の照明設備において、各照明器具に照明検知装置を設けて、ランプ交換時期等を集中管理する照明設備管理システムが知られている。しかしながら、このような構成においては、個々の照明器具に管理情報信号やON/OFF制御信号とをそれぞれ1対1のラインで結ぶ必要があり配線や信号処理が複雑になると共に、中央監視制御装置で管理するため、装置が極めて複雑で大型化し、高価になるという問題を有していた。
特表2001−514432号公報 特開2003−163090号公報 特開平8−102366号公報 特開平8−69883号公報
本発明は、上記の問題を解決するためになされたものであり、複数の照明器具と、これら照明器具を制御するコントローラとを備えた照明システムにおいて、コントローラと照明器具とを直列的に接続して構成し、各照明器具にコントローラから送信された調光信号を次段の照明器具に順次送信すると共に、自己の消費電流にコントローラ側とは反対側に接続された照明器具の消費電流を一致させることにより、各照明負荷に対する給電量を一定にし、小型で照明器具の照度のばらつきの少ない照明システムを提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1の発明は、複数の照明器具と、これら照明器具を制御するコントローラとを備えた照明システムにおいて、前記コントローラと前記照明器具とは直列的に接続され、前記各照明器具は、前記コントローラから送信された調光信号を次段の照明器具に順次送信すると共に、自己の消費電流とコントローラ側とは反対側に接続された照明器具の消費電流とを比較し、それらが一致するように調光信号レベルを変更するものである。
請求項2の発明は、複数の照明器具と、これら照明器具を制御するコントローラとを備えた照明システムにおいて、前記コントローラと前記照明器具とは直列的に接続され、前記各照明器具は、前記コントローラから送信された調光信号を次段の照明器具に順次送信すると共に、自己の照度とコントローラ側とは反対側に接続された照明器具の照度とを比較し、それらが一致するように調光信号レベルを変更するものである。
請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の発明において、前記各照明器具は、コントローラ側とは反対側に接続された照明器具の消費電流又は照度のいずれかの値が基準値以下であれば、コントロール側に接続された照明器具に寿命信号を順次送信するものである。
請求項4の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記照明器具の光源は、半導体発光素子のLEDであるものである。。
請求項5の発明は、請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の発明において、前記照明器具の光源は、発光色の異なる半導体発光素子のLEDを混色するものである。
請求項1の発明によれば、複数の隣り合う照明器具において、コントローラ側と反対側の照明器具の消費電流が、コントローラ側の照明器具の消費電流に等しくなるように調整される。従って、コントローラに直列接続される全ての照明器具の消費電力が等しくなるように制御することが可能となるため、各照明器具間の照度の個体差が低減される。また、隣接する照明器具間でフィードバックするので配線が短く、接続が簡単に行え、小型で簡潔な照明システムを構築することができる。また、照明器具の増設も簡単に行うことができる。
請求項2の発明によれば、複数の隣り合うコントローラ側と反対側の照明器具の照度は、コントローラ側の照明器具の照度と等しくなるように調整される。従って、発光効率の異なる(同じ消費電力でも、照度が異なる)ような個体差がある光源を持つ照明システムにおいても、光源の照度の固体ばらつきを減少することができる。また、隣接する照明器具同士でフィードバックするので配線が短く、接続が簡単に行え、小型で簡潔な照明システムを構築することができる。
請求項3の発明によれば、隣接する照明器具の連動動作により、各照明器具の状態をコントローラに順次伝達できるため、不点灯になる照明器具が発生した場合に、調光信号のラインを用いて各照明器具が連動して寿命の照明器具の存在をコントローラに知らせることができる。
請求項4の発明によれば、照明器具の光源にLEDを用いることにより、半導体素子として半永久的な寿命の照明ができると共に、消費電力が少なく、コンパクトで安定な光源を得ることができ、照度制御も電子的に容易に行うことができて照明システムの小型化、省エネ化が図れる。
請求項5の発明によれば、照明器具の光源は、発光色の異なるLEDを混色とすることにより、RGBの3色を用いて照明効果を多彩に演出することができ、精度の高い色演出や白色演出が可能となる。
以下、本発明の一実施形態に係る照明システムについて図1、図2を参照して説明する。図1は、本照明システム1の構成を示し、図2は、図1の照明器具A1の具体構成を示している。各図において、対応する部分には同一符号を付している。
照明システム1は、本照明システム1を制御するコントローラ2と、コントローラ2に順次直列に連続して接続される照明器具A1、A2、A3、・・、Am−1、Am・・Anにより構成される。コントローラ2は、DC電源を有しており、各照明器具に対し、定電圧を電源電圧ラインVccと接地ラインGND間に供給している。また、照明器具の電流量を決める調光信号SIG1をパルス幅変調(PWM)方式で送信し、一定期間中のHIGH出力の割合で決まる調光比率を持ったPWM信号が照明器具A1に供給される。照明器具A1は、調光信号SIG1を受信すると自己の判断に応じて調光信号SIG1を修正し、照明器具A2に調光信号SIG2を送信する。また、照明器具A1は、自己の光源の消費電流を示すアナログ信号である電流フィードバック信号IFB1をコントローラ2に帰還している。同様に、照明器具A2は、その光源の消費電流に基く電流フィードバック信号IFB2を照明器具A1に帰還している。このように、任意の照明器具Amは、前段の照明器具Am−1に対して電流フィードバック信号IFBAmを帰還するフィードバックラインと、電源電圧ライン、接地ライン及び調光信号ラインの4本の配線で隣接の照明器具と接続され、この4本の配線は通常、一束にまとめて配線されている。
図2に示すように、照明器具A1は、光源であるLED11と、LED11の消費電流を測定する電流検出部12と、電流検出部12からの検出電流信号とコントローラ2からの調光信号SIG1によりLED11を点灯制御するLED点灯制御部13と、電流検出部12から検出される照明器具A1のLED11の消費電流と照明器具A2の電流検出部から検出される照明器具A2のLEDの消費電流の電流フィードバック信号IFB2を比較する比較器14と、比較器14の比較結果により調光信号SIG1を変更して次段の照明器具A2の調光信号SIG2を送出する信号加工部15とから構成される。同様に、その他の照明器具Amにおいても、同図の照明器具A1と同じ構成を備えている。
次に、上記照明システムの動作について説明する。コントローラ2は、LED11のスペックに基き、必要な照度を発生するための所定のレベルを持つPWM信号の調光信号SIG1を照明器具A1に送信する。調光信号SIG1を受信した照明器具A1は、LED点灯制御部13においてLED11の点灯時間比率を割り出し、所定の時間の間、LED11に電源を供給し、コントローラ2が指示した照度をLED11で実現する。また、電流検出部12では、LED点灯制御部13でLED11の点灯に消費した電流を測定する。その測定された電流値は、電流フィードバック信号IFB1のアナログ信号としてコントローラ2に送信され、帰還されている。コントローラ2では、帰還されたIFB1を検出し、コントローラ2より送信した調光信号SIG1に対応する消費電流値かどうかを判断し、もし異なる場合には調光信号SIG1を最適値に修正する。
次に、照明器具A1では、電流フィードバック信号IFB1をコントローラ2に返信する一方、光源LED11の消費電流を、照明器具A2から返信された電流フィードバック信号IFB2と比較器14で比較する。そして、これらの差に基いて、照明器具A2のLED光源が消費電流が照明器具A1のLED11の消費電流に一致するように、信号加工部15において、照明器具A2へ送信する調光信号SIG2を変更する。但し、照明器具A2から返信のない初期の場合には、調光信号SIG1をそのまま、照明器具A2に送信する。
上述のような動作により、コントローラ2は、照明器具A1のLED11の消費電流を最適値に修正し、照明器具A1は、照明器具A2のLED(光源)の消費電流を照明器具A1のLED11の消費電流に合うように修正する。同様に、照明器具A2は、照明器具A3のLED(光源)の消費電流を照明器具A2のLEDの消費電流に合うように修正し、以降、照明器具Amは、照明器具Am+1のLED(光源)の消費電流を照明器具AmのLED(光源)の消費電流に合うように修正する。この一連の連続動作により、直列接続された照明器具が隣接する各照明器具のLEDの消費電流のばらつきを順次修正するために、照明システム全体として各LEDの消費電流を同じに調整することができる。また、コントローラ2からは一定の電圧VccでLED11に電源を供給しているので、各照明器具のLEDの消費電流を一致させることにより、各LEDの消費電力も等しくなり、温度上昇も同等にできる。従って、隣接する照明器具のLEDは、電流量のばらつきが少なくなり、照度の個体差を低減することができる。
次に、本発明の第2の実施形態に係る照明システムについて図3、図4を参照して説明する。図3は、本照明システム10の構成を示し、図4は、照度検出部16を備えた照明器具B1を示す。本実施形態は、各段の照明器具Bmが前段の照明器具Bm−1にフィードバックする制御値が、電流値ではなくて照度値である点で前記実施形態と異なる。
照明システム10は、前記と同様に、照明システム10を制御するコントローラ2と、コントローラ2に順次直列に連続して接続される照明器具B1、B2、・・・Bnにより構成される。コントローラ2は、DC電源を有しており、各照明器具に対し、定電圧を電源電圧ラインVccと接地ラインGND間に供給している。また、照明器具の電流量を決める調光信号SIGB1をパルス幅変調(PWM)方式で送信し、一定期間中のHIGH出力の割合で決まる調光比率を持ったPWM信号が照明器具B1に供給される。照明器具B1は、調光信号SIGB1を受信すると自己の判断に応じて調光信号SIGB1を変更し、照明器具B2に調光信号SIGB2を送信している。また、照明器具B1は、自己の照度レベルを示すアナログ信号である照度フィードバック信号ΦFB1をコントローラ2に帰還している。同様に、照明器具B2は、照明器具B1に対し照度フィードバック信号ΦFB2を帰還している。このように、照明器具Bmは、電源電圧ラインと接地ライン、調光信号ライン、前段の照明器具Bm−1に対して照度フィードバック信号ΦFBmを帰還するフィードバックラインの4本の配線で隣接の照明器具と接続され、この4本の配線は通常、一束にまとめて配線されている。
図4に示すように、照明器具B1は、光源であるLED11と、LED11の照度を測定する照度検出部16と、照度検出部16からの検出照度信号とコントローラ2からの調光信号SIG1によりLED11を点灯制御するLED点灯制御部13と、照明器具B1と照明器具B2の各LEDの検出照度信号の照度ィードバック信号ΦFB1及びΦFB2を比較する比較器14と、この比較器14の比較結果に基いて調光信号SIG1を加工して次段の照明器具B2の調光信号SIG2を送出する信号加工部15とから構成される。次段以降の照明器具Bmにおいても、同図の照明器具B1と同様の構成を有する。
上記照明器具B1の光源のLED11の光出力は、フォトダイオードのような光検出ダイオードを有する照度検出部16により直接測定され、その測定された照度値の大きさは、アナログ値に変換されコントローラに帰還される。本構成の制御動作は、前記実施形態において、電流値が照度値になった点以外は、基本的に同じなのでその説明は省略する。
本構成により、LEDの光出力の照度自体が、直接監視されて検出され、フィードバックされているので、発光効率がばらつくような素子においても、照度が一定になるように制御され、精度の高い調光を得ることができる。また、本照明システムにおいて、LEDに赤(R)、緑(G)、青(B)の3色を用いて照明を演出することにより、精度の高い色演出や白色演出が可能となる。
次に、本発明の第3の実施形態に係る照明システムについて図5及び図6を参照して説明する。図5は、本照明システムの構成を示し、図6は、図5における照明器具の具体構成を示す。本照明システム20の構成は、コントローラ2aに、マンマシンインターフェイスとして各照明器具の調光レベルを設定する調光操作部21と、各照明器具の寿命状態を知らせる寿命お知らせランプ22を備えた点で前記実施形態と異なる。
本照明システム20は、前記第1の実施形態と同様に、照明システム20を制御するコントローラ2aと、コントローラ2aに順次直列に連続して接続される照明器具C1、C2、C3、・・・Cnにより構成される。コントローラ2aは、DC電源を有しており、各照明器具に対し、定電圧を電源電圧ラインVccと接地ラインGND間に供給している。また、照明器具の電流量を決める調光信号SIG1をパルス幅変調(PWM)方式で送信し、一定期間中のHIGH出力の割合で決まる調光比率を持ったPWM信号が照明器具C1に供給される。照明器具C1は、調光信号SIG1を受信すると自己の判断で調光信号SIG1を修正し、照明器具C2に調光信号SIG2送信している。また、照明器具C1は、自己の消費電流を示すアナログ信号である電流フィードバック信号IFB1をコントローラ2aに帰還し、同様に、照明器具C2は、照明器具C1に対し電流フィードバック信号IFB2を帰還している。このように、照明器具Cmは、電源電圧ラインと接地ライン、調光信号ライン、前段の照明器具Cm−1に対してフィードバック信号IFBCmを帰還するフィードバックラインの4本の配線で隣接の照明器具と接続され、この4本の配線は通常、一束にまとめて配線されている。
本実施形態の照明器具C1の構成は、前記第1の実施形態の照明器具A1と基本的には同じであるが、光源11の消費電流の大きさを基準値部17の基準電流値と比較して判定する判定器18が備えられている点において異なる。
図6に示すように、照明器具C1は、光源であるLED11と、LED11の光出力の照度を直接測定する電流検出部12と、電流検出部12からの検出照度信号とコントローラ2aからの調光信号によりLED11を点灯制御するLED点灯制御部13と、電流検出部12から検出される照明器具C1のLED11の消費電流と照明器具C2のLEDの消費電流の電流フィードバック信号IFB2とを比較する比較器14と、比較器14の比較結果により調光信号SIG1を加工して次段の照明器具C2の調光信号SIG2を送出する信号加工部15と、定電源電圧からの抵抗分割で基準電圧を構成する基準値部17と、LED11の消費電流の大きさを基準値部17の基準値と比較して判定する判定器18とから構成される。判定器18は、電流検出部12で測定されたLED11の消費電流値を電圧値に変換した測定電圧値(消費電流値に基づく電圧降下値)と、基準値部17における定電源電圧Vccと接地(GND)間で抵抗分割して決定される基準電圧(基準電流に相当する)とを電圧比較して、LEDの消費電流が基準値以上であるかどうかを判定している。
上記コントローラ2aは、前記と同様に、DC電源を所有し各照明器具に対して定電圧(Vcc)を供給する電源電圧ラインと接地サイン、照明器具C1で検知された電流が帰還されるフィードバックライン、各照明器具へ調光信号を送信する調光信号ラインの4本の配線を有し、さらに、これら4つの配線で各器具間が順次接続されている。また、コントローラ2aには、マンマシンインターフェイスとして各照明器具の調光レベルを設定する調光操作部21と各器具の寿命状態をお知らせする表示部として寿命お知らせランプ22を備えている。
図7のフローチャートを用いて本照明システム20の動作ステップを説明する。先ず、自己の照明器具CmのLEDの消費する電流値と次段のコントローラ側と反対側の照明器具Cm+1のLEDの消費する電流値とを比較器14で比較し(S1)、照明器具CmのLEDの電流値に照明器具Cm+1のLEDの電流値が等しくなるように信号加工部15で調光信号を補正する(S2)。次に、判定器18において、自己のLEDの電流値(電圧値に変換)を基準値部17の電圧の基準値(消費電流の基準である基準電流に相当する電圧値)とを判定器18に加えて判定し、消費電流値が基準値以上であれば(S3でNO)、S1に戻って同じステップを繰り返す。次に、S3において、自己の照明器具の光源の消費電流値が基準値以下であれば(S3でYES)、信号加工部15において、コントローラ2側の調光信号を短絡し(S4)、自己の照明器具が寿命であることをコントローラ側に接続されている照明器具に知らせる。同時に、コントローラ側と反対側に接続された照明器具へは調光レベルを50%点灯に下げる調光信号を送信する(S4)。コントローラ2は、調光信号の短絡を検出して、寿命お知らせランプ22を点灯させる(S5)。
上記ステップにより、各照明器具は、コントローラ側と反対側の調光信号が短絡されたことを検出すれば、自己の光源をフル点灯させ、コントローラ側の調光信号を短絡させる。この作業は、各照明器具が連動してコントローラ側に向けて順次行われることにより、コントローラが送出している調光信号が短絡されることになる。コントローラは、この調光信号の短絡を検出して、寿命お知らせランプを点灯させる。操作者は、寿命お知らせランプ22が点灯すると、コントローラ2に接続されている照明器具を点検し、フル点灯されている照明器具と50%点灯されている照明器具の境界に寿命末期の照明器具があるので容易に寿命のLED光源を見つけ出すことができる。
以上述べたように、本実施形態に係る照明システム1によれば、複数の隣接する各照明器具が、コントローラ2側とは反対側に接続された照明器具のLEDの消費電流を、自己のLEDの消費電流に一致させるように調光信号レベルを変更するので、各光源のLEDの消費電流を一定にすることができ、照度のばらつきの少ない照明システム1を得ることができる。また、各照明器具が、その次段の照明器具をフィードバック制御するので、初段の照明器具以外はコントローラ2にフィードバックする必要がなく、フィードバックループが隣接する照明器具間のみで行われるので、多数の照明器具での配線が短くて済み、接続が簡単に行え、小型で簡潔な照明システムを構築することができる。さらに、照明器具を増設する場合でも隣接間のみの配線で行えるので電気配線工事が極めて簡単にできる。
なお、本発明は、上記実施形態に限られるものではなく、様々な変形が可能である。照度を一定化するために、光源の消費電流でなく、実際の照度を直接検出して比較することにより、より照明状態に近い条件で比較できるので、発光効率の異なる(同じ消費電流でも、照度が異なる)ような個体差がある光源を持つ照明器具においても、光源の照度の固体ばらつきを減少することができる。また、隣接する照明器具間でフィードバックするので配線が短く、簡単に接続が行え、小型で簡素な照明システムを構築することができる。
また、各照明器具は、隣接する次段の照明器具をフィードバック制御する連動動作により、各照明器具の寿命状態を各照明器具を介してコントローラに送信することができるので、不点灯になった照明器具の発生を自動的に感知することができ、照明器具の故障修理に迅速に対応することができる。また、各照明器具の制御する調光信号のラインを共通に用いて故障の情報を各照明器具よりコントローラに伝達できるので、寿命のお知らせランプ等を設けることにより、迅速に寿命照明器具の存在をユーザに知らせることができる。さらに、寿命照明器具の前後に接続される照明器具の照度に大きく差をつけることにより、寿命照明器具がどこで発生しているかを簡単に見分けることができる。
また、コントローラ2は、調光信号をPWM信号で形成しているが、デジタル信号を用いても同様の効果を得ることができる。即ち、デジタル信号を用いることによって、接続された照明器具の調光レベルを個別に指定して個別調光することもことも可能である。この場合に、照明器具はアドレス設定器を個々に設けることも可能であり、アドレス情報付きの調光信号により、ネットワークによる集中照明制御と、きめ細かい照度調整を行うことができる。
本発明の第1の実施形態に係る照明システムの構成図。 上記照明システムの照明器具の構成図。 本発明の第2の実施形態に係る照明システムの構成図。 上記照明システムの照明器具の構成図。 本発明の第3の実施形態に係る照明システムの構成図。 上記照明システムの照明器具の構成図。 上記照明システムの動作を示すフローチャート。
符号の説明
A1〜An、B1〜Bn、C1〜Cn 照明器具
1、10、20 照明システム
2、2a コントローラ
11 LED(光源)

Claims (5)

  1. 複数の照明器具と、これら照明器具を制御するコントローラとを備えた照明システムにおいて、
    前記コントローラと前記照明器具とは直列的に接続され、
    前記各照明器具は、前記コントローラから送信された調光信号を次段の照明器具に順次送信すると共に、自己の消費電流とコントローラ側とは反対側に接続された照明器具の消費電流とを比較し、それらが一致するように調光信号レベルを変更することを特徴とする照明システム。
  2. 複数の照明器具と、これら照明器具を制御するコントローラとを備えた照明システムにおいて、
    前記コントローラと前記照明器具とは直列的に接続され、、
    前記各照明器具は、前記コントローラから送信された調光信号を次段の照明器具に順次送信すると共に、自己の照度とコントローラ側とは反対側に接続された照明器具の照度とを比較し、それらが一致するように調光信号レベルを変更することを特徴とする照明システム。
  3. 前記各照明器具は、コントローラ側とは反対側に接続された照明器具の消費電流又は照度のいずれかの値が基準値以下であれば、コントロール側に接続された照明器具に寿命信号を順次送信することを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の照明システム。
  4. 前記照明器具の光源は、半導体発光素子のLEDであることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明システム。
  5. 前記照明器具の光源は、発光色の異なる半導体発光素子のLEDを混色することを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれかに記載の照明システム。
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