JP4411520B2 - 転がり軸受の製造方法 - Google Patents

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本発明は、転がり軸受に係り、より詳細には、本発明は、高温や高振動が作用したり、水が浸入することにより、潤滑油膜形成が困難となりやすい環境下で使用されるエンジン補機(オルタネータ、電磁クラッチ、コンプレッサー、中間プーリ、水ポンプ等)用転がり軸受に関する。また、本発明は、特に、これら用途に使用される転がり軸受の中でも、シールもしくはシールド板を有し、グリース組成物を封入して使用される転がり軸受に関する。
高温や高振動が軸受に作用する典型的な例である、自動車のエンジン類では、近年、自動車の小型・軽量化に伴いエンジン補機類にも小型・軽量化と共に、高性能・高出力が求められている。したがって、エンジンの作動時にあたっては、たとえば、オルタネータ用の軸受には高速回転に伴う高振動、高荷重(重力加速度で4G〜20Gくらい)がベルトを介して同時に作用する。この結果、特に固定輪である外輪軌道輪に早期剥離が生じ、軸受の寿命を短命化する要因になっている。
かかる早期剥離に対して、転がり軸受の内外輪や転動体の材質を改善する方法が提案されている(たとえば、特許文献1参照)。他方で、潤滑剤に不動態化剤を添加したり、特定の基油のグリース組成物の使用が提案されている(たとえば、特許文献2参照)
特開2000−337389号 特開2003− 13973号
しかしながら、現在までの早期剥離に対する改善策は実用的には十分ではなく、さらなる改善が求められている。
本発明者は、上記事情に鑑み、早期剥離の改善を鋭意研究した結果、通常の軸受鋼(JIS記号 SUJ2等)中に含まれる炭化物を、軸受軌道面や転動体表面の最表面に設けることにより、効果的に早期剥離を防止できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、内輪及び外輪から構成される両輪と、前記両輪の間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備える転がり軸受の製造方法であって、前記両輪の軌道表面と前記転動体の表面のうち少なくとも一つの最表面に、炭化物層を形成した転がり軸受の製造方法を提供する。前記最表面に炭化物層を設けることで剥離を防止することができる。
請求項1の発明においては、内輪及び外輪から構成される両輪と、前記両輪との間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備える転がり軸受の製造方法であって、前記両輪の軌道表面と前記転動体の表面のうち少なくともいずれかを、粒径4nm〜1μmのコロイダルシリカを用いて研磨し、鋼の酸化物層又は極表面層を選択的に除去することによって炭化物粒子を残存させ、前記両輪の軌道表面と前記転動体の表面のうち少なくとも一つの最表面に、炭化物粒子により構成されている炭化物層を形成する転がり軸受の製造方法を提供する。
請求項2の発明においては、前記研磨の方法が、液体ホーニングである請求項1に記載の転がり軸受の製造方法を提供する。
請求項3の発明においては、前記研磨の方法が、粒径4nm〜1μmのコロイダルシリカを0.1〜15重量%含有するグリース組成物を転がり軸受に封入し、当該軸受を回転させることにより行うものである請求項1に記載の転がり軸受の製造方法を提供する。
請求項4の発明においては、前記コロイダルシリカの粒径が、6nm〜15nmである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の転がり軸受の製造方法を提供する。
剥離を防止するためには、軸受の共振等による負荷の増加と、転動体と外輪との間の高速滑りとの相乗効果によって、接触表面近傍が局部的に高温となり、剥離の起点になる金属材料の組織変化が生じるのを防ぐことが必要である。接触部が高温になり、かつ、金属接触があると、材料相互の凝着および引き剥がしが生じ、その活性面によって生成した水素が鋼中に侵入するために水素脆化が生じ、剥離に至る。そして、本発明によれば、軌道面あるいは転動体の最表面に、炭化物が浮き出ているため、金属接触が発生せず、もって水素脆化に起因する剥離を効果的に防止できる。
本発明の実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。以下の実施形態は、本発明を説明するための例示であり、本発明をこの実施形態にのみ限定する趣旨ではない。本発明は、その要旨を逸脱しない限り、さまざまな形態で実施することができる。
図1は、本発明による炭化物層を最表面に設ける例である、シール付単列深溝玉軸受の概略断面図である。図1に示す玉軸受10は、内輪12および外輪14から構成される両輪12,14と、前記両輪の間に転動自在に配設された転動体16である玉と、前記両輪の間に転動体を保持する保持器18と、シール装置であるゴムシール装置20を備える。図2は、深溝玉軸受の部分拡大断面図を示す。図2に示すように、前記ゴムシール装置20は、補強環21とゴム部22とから構成される。具体的には、前記ゴムシール装置20は、環状の板状部20aと、板状部20aの外周縁部に連続して形成された係止部20bと、板状部20aの内周縁部に連続して形成されたリップ部20cと、をさらに備える。ゴムシール装置20は、外輪14に固定されていて、リップ部20cが内輪の軌道表面12aに滑り接触するように構成されている。内輪軌道面12aおよび外輪軌道面14aは、転動体16と転がり接触する。
本発明によれば、内輪と外輪の軌道表面と転動体の表面のうちの少なくとも一つの最表面を、炭化物層を形成することにより、早期剥離の問題を解消し、転がり軸受の寿命を長期化させることができる。
以下の説明では、本発明に係る炭化物層の形成方法について詳述する。
本発明において、内輪および外輪の軌道表面または転動体表面の最表面に炭化物層を形成する方法としては、選択研磨剤による選択研磨法により、内外輪または転動体を加工する方法、もしくはグリース組成物中に選択研磨剤を添加しておき、通常、最表面層である鋼の酸化層を除去する方法が有効である。
鋼の酸化物層または極表面層を除去し、最表面層に炭化物(粒子)を残存させるための、選択研磨剤としては、球状の無機粒子が好適である。球状の無機粒子の中でも、コロイダルシリカが特に好適である。コロイダルシリカの製造法の一例は、特開2003−197573号に開示されているが、これに限定されるものではない。
具体的には、コロイダルシリカを用いた選択研磨法として、コロイダルシリカを含有するスラリーや分散液を使用したホーニングやバレル法が適用可能である。ホーニングやバレル法を適用する場合におけるコロイダルシリカの粒径は、4nm〜2μmであることが好ましくは、より好ましくは6nm〜1μm、さらに好ましくは6nm〜15nmである。粒径が4nm未満では研磨効果が得られず、2μmを超えると、研磨力が強すぎ、炭化物(粒子)まで除去してしまうおそれがある。さらに、2μm以下の粒径であれば、軸受内部に残存したり、グリース組成物中に残存しても異物としての作用は少ない。
グリース組成物中にコロイダルシリカを添加する場合でも、コロイダルシリカの粒径は、4nm〜2μmであることが好ましくは、より好ましくは6nm〜1μm、さらに好ましくは6nm〜15nmである。くわえて、グリース組成物中へのコロイダルシリカの添加率としては、グリース組成物100重量に対して、0.1重量%〜15重量%であることが好ましく、より好ましくは0.2重量%〜10重量%であり、さらに好ましくは0.2重量%〜5重量%である。コロイダルシリカの添加率が0.1重量%未満では、選択研磨効果が発揮されず、一方、コロイダルシリカの添加率が15重量%を超えると、グリース組成物の流動性等に悪影響を及ぼすおそれがあるので好ましくない。
本発明に用いる軸受内外輪または転動体の材質としては、通常、軸受に使用され、かつ、炭素を含有しているものならば特に制約はない。具体的な材質としては、JIS規格のSUJ2等を挙げることができ、普通に使用される鋼種でも効果がある。また、浸炭鋼やステンレス鋼等に適用しても効果が期待できる。
本発明に用いるグリース組成物について、選択研磨剤を添加し、軸受に封入する通常の転がり軸受に使用されるグリース組成物であれば、特に制約はない。ただし、エンジン補機等の高温高速での使用または軸受からのグリース組成物の漏洩の防止等を考慮すると、増ちょう剤としては、ウレア化合物であり、基油としては合成油であることが好ましい。具体的には、増ちょう剤としてはジウレア化合物が好ましく、基油としてはエーテル油を主成分とするものがより好ましい。くわえて、通常のグリース組成物に添加される酸化防止剤や防錆剤等の添加剤を、適宜添加することができる。
以下に示す本発明の実施例および比較例を挙げて本発明をさらに詳細に説明するが、これらは例示的なものであり、本発明は以下の具体例に制限されるものではない。当業者は、以下に示す実施例に様々な変更を加えて本発明を実施することができ、かかる変更は本願特許請求の範囲に包含される。なお、特に断りがない限り、以下の説明で用いる用語「%」は、重量%を意味するものとする。
日産科学製スノーテックスS(コロイダルシリカ:SiO2 30%:粒径8〜11nm)を用い、内輪軌道表面と外輪軌道表面に,液体ホーニング加工を施した。液体ホーニングは、噴射圧0.2MPa、5秒/一周を2周行った。軸受は、日本精工製6203VV(内径17mm、外径40mm、幅12mm)を用いた。グリース組成物は、市販のウレア−合成油グリース(協同油脂製ET−100)を1g封入した。この軸受について、ラジアル荷重3000N、室温での雰囲気下内輪回転0〜18000rpmの繰り返し急加速減速試験を150時間行い、その後、外輪負荷圏の軌道表面の電子顕微鏡(以下「SEM」という。)による観察を行った。なお、初期表面の違いを、図3および図4に、SEM写真として示す。かかる図面から、ホーニングを施したものは、最表面に炭化物層があるのが確認された。
なお、比較には、内外輪ともホーニングを実施しなかった軸受を同様に試験した。SEM観察では、剥離の前段階である組織変化の有無を観察した。試験軸受は各5個である。
図5は、前記組織変化の結果を示す図である。図5に示す結果から、コロイダルシリカで選択研磨を施した軸受は組織変化が発生せず、良好な結果を示した。
次に、グリース組成物に選択研磨剤であるコロイダルシリカを添加した場合の効果を確認した。コロイダルシリカは前記実施例1と同様なものを用い、これを、上記グリース組成物に、グリース全量の0.3〜4重量%添加した。添加方法は、所定量のコロイダルシリカとグリース組成物を3本ロールミルにて数十回通して均一にした。軸受は、ホーニング加工が未処理も軸受を使用した。コロイダルシリカを添加すると、ちょう度が低下(グリースが硬くなる)ので、松村石油研究所製LB−100(エーテル油:100mm2/s(40℃))を加えながら、3本ロールミル処理を行い、混和ちょう度をNGLI No.2に調整した。試験軸受と試験条件は、実施例1と同様とした。
図6は、コロイダルシリカの添加量に対する組織変化の結果を示す図である。図6に示す結果から、コロイダルシリカをグリース組成物に添加することにより、軸受は組織変化が発生せず、良好な結果を示した。
図1は、本発明による炭化物層を最表面に設けた例である、シール付単列深溝玉軸受の概略断面図である。 図2は、深溝玉軸受の部分拡大断面図を示す。 図3は、ホーニングを施していない軌道表面のSEM写真を示す。 図4は、ホーニングを施した軌道表面のSEM写真を示す。 図5は、本発明における実施例1での組織変化の結果を示す図である。 図6は、コロイダルシリカの添加量に対する組織変化の結果を示す図である。
符号の説明
10…玉軸受、12…内輪、12a…内輪軌道面、14…外輪、14a…外輪軌道面、16…転動体、18…保持器、20…ゴムシール装置、21…補強環、22…ゴム部、


Claims (4)

  1. 内輪及び外輪から構成される両輪と、前記両輪との間に転動自在に配設された複数の転動体と、を備える転がり軸受の製造方法であって、
    前記両輪の軌道表面と前記転動体の表面のうち少なくともいずれかを、粒径4nm〜1μmのコロイダルシリカを用いて研磨し、鋼の酸化物層又は極表面層を選択的に除去することによって炭化物粒子を残存させ、前記両輪の軌道表面と前記転動体の表面のうち少なくとも一つの最表面に、炭化物粒子により構成されている炭化物層を形成する転がり軸受の製造方法
  2. 前記研磨の方法が、液体ホーニングである請求項1に記載の転がり軸受の製造方法
  3. 前記研磨の方法が、
    粒径4nm〜1μmのコロイダルシリカを0.1〜15重量%含有するグリース組成物を転がり軸受に封入して当該軸受を回転させることにより行うものである請求項1に記載の転がり軸受の製造方法
  4. 前記コロイダルシリカの粒径が、6nm〜15nmである請求項1乃至3のいずれか一項に記載の転がり軸受の製造方法
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