JP4408918B2 - ヒューズプラー - Google Patents

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Description

本発明は、ヒューズプラーに関するものである。
従来、車両の製造現場においては、車両内に搭載されている各車載機器の通電診断等の検査を行った後に、ディーラーへの引き渡しを行っている。一般に、車両は、車載機器として、時計やルームランプ等といったイグニッションスイッチの操作位置に関わらず常時電源からの電気の供給を受けるもの(以下、常時作動車載機器という。)を備えている。このため、車両製造後の検査以降、車両が長期間保管状態にあると、上述した常時作動車載機器に暗電流が流れ続けることにより、ディーラーに引き渡されたときには電源であるバッテリの電力が消費されてしまい、いわゆるバッテリ上がりが生じてしまう。
この対策として、常時作動車載機器と電源とを接続する電線にヒューズ(暗電流用ヒューズ)を介装しておき、検査員が検査終了後に暗電流用ヒューズを取り外し、ディーラーにて車両販売時の引き渡しのための整備を行う際に再度ヒューズを装着させる技術が知られている。
なお、暗電流用ヒューズが装着されたヒューズボックスは、車室内のインスツルメントパネルの下方に配置されている。そのため、検査ラインにおいて検査員がヒューズボックスから暗電流用ヒューズを抜き取るのは困難である。そこで、検査終了後に暗電流用ヒューズを溶断する技術が開発されている(例えば、特許文献1参照)。暗電流用ヒューズの溶断は、ヒューズボックスから伸びるコネクタに溶断用のカプラを装着することによって簡単に行うことができる。
特開2006−304434号公報
しかしながら、上述した技術では、ディーラーにおいて、溶断された旧ヒューズの抜き取り作業と、交換用の新ヒューズの差込み作業とを行う必要がある。具体的には、ヒューズボックスの第1収容部に装着された旧ヒューズを、ヒューズボックスに標準装備されたヒューズプラーで挟持して抜き取り、廃棄する。次に、第2収容部に装着された新ヒューズをヒューズプラーで挟持して抜き取り、第1収容部に差し込む。このようにヒューズの交換作業は煩雑であり、第1収容部および第2収容部の位置を間違えるおそれがある。
なお特許文献1に記載された技術のように、第1収容部と電気的に並列接続された並列収容部を設ければ、新ヒューズを並列収容部に装着するだけでよく、第1収容部から旧ヒューズを抜き取る必要はない。しかしながら、溶断された旧ヒューズがヒューズボックスに残っていると、車両のユーザーに不安感を与えるおそれがあるため、旧ヒューズはヒューズボックスから抜き取ることが望ましい。
そこで本発明は、簡単かつ確実にヒューズの交換作業を行うことが可能なヒューズプラーの提供を課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に係る発明は、ベース部材(例えば、実施形態におけるベース部材31)の一方側に形成され、第1ヒューズ(例えば、実施形態における第1ヒューズ5)を保持する第1保持部(例えば、実施形態における第1保持部35)と、第2ヒューズ(例えば、実施形態における第2ヒューズ6)を保持する第2保持部(例えば、実施形態における第2保持部36)と、ベース部材の他方側に立設された把持部(例えば、実施形態における把持部32)と、を備え、前記把持部を把持することにより、ヒューズボックス(例えば、実施形態におけるヒューズボックス2)の第1収容部(例えば、実施形態における第1収容部15)に装着された前記第1ヒューズを引き抜くことが可能なヒューズプラー(例えば、実施形態におけるヒューズプラー30)であって、前記第2保持部は、前記第2ヒューズを前記ヒューズボックスの前記第1収容部に差し込むことができるように形成され、前記第1保持部には、前記第1ヒューズの係合部(例えば、実施形態における係合部24)と係合する第1係合部(例えば、実施形態における第1係合部35c)が突出形成され、前記第2保持部には、前記第2ヒューズの係合部(例えば、実施形態における係合部24)と係合する第2係合部(例えば、実施形態における第2係合部36c)が突出形成され、前記第2係合部の幅および高さのうち少なくとも一方が、前記第1係合部の幅および高さのうち少なくとも一方より小さくなっており、前記第2保持部による前記第2ヒューズの保持力は、前記第1収容部による前記第2ヒューズの保持力より小さくなっていることを特徴とする
請求項2に係る発明は、前記第2保持部は、前記把持部に形成されていることを特徴とする。
請求項に係る発明は、前記第2保持部は、前記ベース部材の前記一方側に、前記第1保持部と並んで形成され、前記ヒューズボックスの前記第1収容部と並んで形成された第2収容部(例えば、実施形態における第2収容部16)に収容された第2ヒューズを保持するように形成されており、前記第1保持部による前記第1ヒューズの保持力は、前記第1収容部による前記第1ヒューズの保持力より大きく、前記第2保持部による前記第2ヒューズの保持力は、前記第2収容部による前記第2ヒューズの保持力より大きく、なおかつ前記第1収容部による前記第2ヒューズの保持力より小さくなっていることを特徴とする。
請求項1に係る発明によれば、把持部を備えているので、工具等を使わなくてもヒューズの交換作業を行うことができる。また、予め第1ヒューズにヒューズプラーを装着しておくことにより、ヒューズボックスに装着された複数のヒューズの中から第1ヒューズを正確に引き抜くことができる。さらに、第2ヒューズを第2保持部に保持しておくことができるので、第2ヒューズを正確に選択して第1ヒューズと交換することができる。
また、第2保持部は第2ヒューズをヒューズボックスの第1収容部に差し込むことができるように形成されているので、ヒューズボックスからヒューズプラーとともに第1ヒューズを引き抜き、ヒューズプラーにより第2ヒューズを第1収容部に差込み、第2ヒューズからヒューズプラーを離脱させることで、第1収容部に収容された第1ヒューズを第2ヒューズに交換することが可能になる。このように、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
また、第2保持部による第2ヒューズの保持力が第1収容部による第2ヒューズの保持力より小さくなっているので、ヒューズプラーにより第2ヒューズを第1収容部に差込んだ後に、ヒューズプラーを引き抜くだけで、第2ヒューズからヒューズプラーを離脱させることが可能になる。したがって、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
請求項2に係る発明によれば、把持部とは別に第2保持部を設ける必要がないので、省スペース化を実現することができる。
請求項に係る発明によれば、ベース部材の他方側(ヒューズボックス側)に第2ヒューズが保持されるので、第2ヒューズの脱落を防止することができる。
また、第2保持部はヒューズボックスの第2収容部に収容された第2ヒューズを保持するように形成されているので、ヒューズボックスからヒューズプラーとともに第1ヒューズおよび第2ヒューズを引き抜き、ヒューズプラーを水平面内で半回転させ、ヒューズプラーにより第2ヒューズを第1収容部に差込み、第2ヒューズからヒューズプラーを離脱させることで、第1収容部に収容された第1ヒューズを第2ヒューズに交換することが可能になる。このように、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
また、第1保持部による第1ヒューズの保持力が第1収容部による第1ヒューズの保持力より大きく、第2保持部による第2ヒューズの保持力が第2収容部による第2ヒューズの保持力より大きくなっているので、ヒューズボックスからヒューズプラーとともに第1ヒューズおよび第2ヒューズを引き抜くことができる。
また、第2保持部による第2ヒューズの保持力が第1収容部による第2ヒューズの保持力より小さくなっているので、ヒューズプラーにより第2ヒューズを第1収容部に差込んだ後に、ヒューズプラーを引き抜くだけで、第2ヒューズからヒューズプラーを離脱させることが可能になる。したがって、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
なお上記構成を採用すれば、ヒューズプラーの第1保持部による第1ヒューズの保持力が、ヒューズボックスの第2収容部による第2ヒューズの保持力より大きくなっている。そのため、第2ヒューズからヒューズプラーを離脱させるのと同時に、ヒューズプラーとともに第1ヒューズを引き抜くことができる。これにより、不要となった第1ヒューズをヒューズプラーとともに簡単に廃棄することができる。
以下、本発明の実施形態につき図面を参照して説明する。
図1は、ヒューズボックスの回路構成図である。車両用の電源であるバッテリ4から延設された配線11は、複数の配線11aに分岐されて各種の車載機器9に接続されている。分岐後の各配線11aには、各車載機器9に過電流が流れるのを防止するため、それぞれヒューズ10が設けられている。分岐前の配線11には、常時作動車載機器に暗電流が流れるのを防止するため、第1ヒューズ5が設けられている。
第1ヒューズ5は、各種ヒューズ10とともにヒューズボックス2に装着されている。第1ヒューズ5は、ヒューズボックス2の第1収容部15に着脱可能に収容されている。第1収容部15には、第1ヒューズ5を配線11に接続するための接続端子15a,15aが設けられている。また、第1収容部15に隣接する第2収容部16には、第2ヒューズ6が着脱可能に収容されている。この第2ヒューズ6は配線11に接続されていない。
一方、第1収容部15の下流側において配線11が分岐され、ヒューズボックス2の外部に引き出されて、コネクタ12に接続されている。このコネクタ12にカプラ13を装着すると、第1収容部15の下流側の配線11が接地されるようになっている。これにより、配線11に過電流が流れて第1ヒューズ5が溶断されるようになっている。
図2は、ヒューズの斜視図である。ヒューズ10(第1ヒューズ5および第2ヒューズ6も同じ。)は、略T字型のカバー部材20と、カバー部材20の両脇から下方に突出する一対の板状端子28,28を備えている。一対の板状端子28,28の間は、溶断用の配線29で接続されている。この配線29を覆うように、中空のカバー部材20が設けられている。カバー部材20は、有色透明な樹脂材料等で構成されている。透明材料で構成されているので、内部の配線29の溶断有無を目視で確認することができる。また有色材料で構成されているので、ヒューズ10の属性(定格電流や接続されている車載機器等)を識別することができる。なお、カバー部材の頂面21に識別記号等を記入してもよい。
ヒューズ10のカバー部材20は、略T字型の幅広部22と、幅広部22の両脇に形成された幅狭部23とを備えている。この幅広部22と幅狭部23との段差により、幅広部22の両脇に係合部24が形成されている。
図3は、ヒューズボックスの正面図である。ヒューズボックス2には、複数のヒューズ10が、それぞれ個別の収容部14に着脱自在に収容されている。またヒューズボックス2には、汎用ヒューズプラー8が装着されている。汎用ヒューズプラー8は、ヒューズボックス2に対する各ヒューズ10の着脱を行うものであり、ヒューズ10を個別に挟持するため洗濯バサミ状に形成されている。
図4は、図3のP部における拡大斜視図である。図4に示すように、収容部14には、上述したヒューズ10の板状端子を挟持するため、溝状の接続端子(以下、溝状端子という。)14aが形成されている。ヒューズ10の板状端子が収容部14の溝状端子14aに挟持されて、ヒューズ10が収容部14に着脱可能に保持されるようになっている。
(第1実施形態)
図4に示すように、ヒューズボックス2には、第1実施形態に係るヒューズプラー30が装着されている。ヒューズプラー30は、第1収容部に収容された第1ヒューズおよび第2収容部に収容された第2ヒューズに装着されている。
図5は、第1実施形態に係るヒューズプラーの斜視図である。ヒューズプラー30は全体が樹脂材料で形成され、その中央に矩形板状のベース部材31が設けられている。ベース部材31の上側中央部には、板状の把持部32が立設されている。またベース部材31の縁辺から把持部32の縁辺にかけてリブ33が立設され、把持部32の強度が確保されている。
ベース部材31の下側には、第1ヒューズを保持する第1保持部35および第2ヒューズを保持する第2保持部36が並んで形成されている。
第1保持部35は、ベース部材31の下面から立設された一対の側壁35a,35bを備えている。その側壁35a,35bの内面には、直方体状の第1係合部35cが突出形成されている。この第1係合部35cの上側に第1ヒューズの係合部が係合されて、第1保持部35により第1ヒューズが保持されるようになっている。なお第1係合部35cの下面はテーパ面とされ、第1ヒューズの係合部を第1係合部35cの上側に案内しうるようになっている。
第2保持部36は、ベース部材31の下面から立設された一対の側壁36a,36bを備えている。その側壁36a,36bの内面には、半球状の第2係合部36cが突出形成されている。この第2係合部36cの上側に第2ヒューズの係合部が係合されて、第2保持部36により第2ヒューズが保持されるようになっている。
半球状の第2係合部36cの幅および/または高さは、直方体状の第1係合部35cより小さくなっている。これにより、第2保持部36によるヒューズの保持力は、第1保持部35より小さくなっている。
(ヒューズの交換方法)
次に、車載機器の検査、車両の輸送およびヒューズの交換方法について説明する。
まず図1に示すように、車両メーカーの検査ラインにおいて、第1ヒューズ5を介して車載機器9に通電し、車載機器9の検査を行う。検査が終了したら、コネクタ12にカプラ13を接続して第1ヒューズ5を溶断する。この状態で、メーカーからディーラーまで車両を輸送する。これにより、車載機器9に暗電流が流れるのを防止することができる。
次にディーラーにおいて、ヒューズボックス2の第1収容部15に収容されている溶断された第1ヒューズ5を、溶断されていない第2ヒューズ6に交換する。
図6ないし図10は第1実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図であり、図4のA−A線に相当する部分における断面図である。
図6に示すように、ヒューズボックス2の第1収容部15に第1ヒューズ5が収容され、第2収容部16に第2ヒューズ6が収容されている。具体的には、第1ヒューズ5の板状端子28が第1収容部15の溝状端子15aに挟持されて、第1ヒューズ5が第1収容部15に保持されている。これに対して、第2ヒューズ6の板状端子28は第2収容部16の溝部16aに挟持されておらず、第2ヒューズ6は第2収容部16に保持されていない。この場合でも、ヒューズプラー30の下側に第2ヒューズが保持されているので、第2ヒューズの脱落が防止されている。
その第1ヒューズ5および第2ヒューズ6に、ヒューズプラー30が装着されている。具体的には、ヒューズプラー30の第1保持部35の第1係合部35cが第1ヒューズ5の係合部24と係合して、第1保持部35が第1ヒューズ5を保持している。また第2保持部36の第2係合部36cが第2ヒューズ6の係合部24と係合して、第2保持部36が第2ヒューズ6を保持している。
まず図7に示すように、ヒューズプラー30の把持部32を把持し、ヒューズプラー30とともにヒューズボックス2から第1ヒューズ5および第2ヒューズ6を引き抜く。ヒューズプラー30の第1保持部35による第1ヒューズ5の保持力は、ヒューズボックス2の第1収容部15による第1ヒューズ5の保持力より大きく設定されている。そのため、ヒューズプラー30とともに第1ヒューズ5を引き抜くことができる。またヒューズプラー30の第2保持部36は第2ヒューズ6を保持しているが、ヒューズボックス2の第2収容部16は第2ヒューズ6を保持していない。そのため、ヒューズプラー30とともに第2ヒューズ6を引き抜くことができる。
次に図8に示すように、ヒューズボックス2と平行な水平面内で、ヒューズプラー30を半回転させる。これにより、ヒューズボックス2の第1収容部15の上空に第2ヒューズ6を配置し、第2収容部16の上空に第1ヒューズ5を配置する。
次に図9に示すように、ヒューズプラー30を下降させ、ヒューズボックス2の第1収容部15に第2ヒューズ6を差込み、第2収容部16に第1ヒューズ5を差し込む。
次に図10に示すように、ヒューズプラー30を再び引き抜く。ヒューズプラー30の第2保持部36による第2ヒューズ6の保持力は、ヒューズボックス2の第1収容部15による第2ヒューズ6の保持力より小さく設定されている。そのため、第1収容部15に第2ヒューズ6が保持されたまま、第2ヒューズ6の係合部24から第2保持部36の第2係合部36cの係合がはずれ、第2ヒューズ6からヒューズプラー30が離脱する。これにより、第2ヒューズ6を第1収容部15に残留させることができる。一方、ヒューズプラー30の第1保持部35は第1ヒューズ5を保持しているが、ヒューズボックス2の第2収容部16は第1ヒューズ5を保持していない。そのため、ヒューズプラー30とともに第1ヒューズ5を引き抜くことができる。引き抜かれた第1ヒューズ5は、ヒューズプラー30とともに廃棄する。
以上により、図1に示すように、ヒューズボックス2の第1収容部15に装着されていた第1ヒューズ5を、第2ヒューズ6に交換することができる。これにより、電源4から第2ヒューズ6を介して車載機器9に通電しうるようになる。
以上に詳述したように、図6に示す第1実施形態に係るヒューズプラー30は、ベース部材31の上側に立設された把持部32、およびベース部材31の下側に形成された第1ヒューズ5を保持する第1保持部35に加えて、第2ヒューズ6を保持する第2保持部36を備えている構成とした。
この構成によれば、把持部32を備えているので、工具等を使わなくてもヒューズの交換作業を行うことができる。また、予め第1ヒューズ5にヒューズプラー30を装着しておくことにより、ヒューズボックス2に装着された複数のヒューズの中から第1ヒューズ5を正確に引き抜くことができる。さらに、第2ヒューズ6を第2保持部36に保持しておくことができるので、第2ヒューズ6を正確に選択して第1ヒューズ5と交換することができる。
また第2保持部36は、ベース部材31の下側に、第1保持部35と並んで形成されている構成とした。
この構成によれば、ベース部材31の下側に第2ヒューズ6が保持されるので、第2ヒューズ6の脱落を防止することができる。
また第2保持部36は、ヒューズボックス2の第2収容部16に収容された第2ヒューズ6を保持する構成とした。
この構成によれば、ヒューズボックス2からヒューズプラー30とともに第1ヒューズ5および第2ヒューズ6を引き抜き、ヒューズプラー30を水平面内で半回転させ、ヒューズプラー30により第2ヒューズ6を第1収容部15に差込み、第2ヒューズ6からヒューズプラー30を離脱させることで、第1収容部15に収容された第1ヒューズ5を第2ヒューズ6に交換することが可能になる。このように、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
また、ヒューズプラー30の第1保持部35による第1ヒューズ5の保持力F35が、ヒューズボックス2の第1収容部15による第1ヒューズ5の保持力F15より大きく、ヒューズプラー30の第2保持部36による第2ヒューズ6の保持力F36が、ヒューズボックス2の第2収容部16による第2ヒューズ6の保持力F16より大きくなっている構成とした。すなわち、次式が成立する。
F35 > F15 ・・・ (1)
F36 > F16 ・・・ (2)
この構成によれば、図7に示すように、ヒューズボックス2からヒューズプラー30とともに第1ヒューズ5および第2ヒューズ6を引き抜くことができる。
また、ヒューズプラー30の第2保持部36による第2ヒューズ6の保持力F36が、ヒューズボックス2の第1収容部15による第2ヒューズ6の保持力F15より小さくなっている構成とした。すなわち、次式が成立する。
F15 > F36 ・・・ (3)
この構成によれば、図10に示すように、ヒューズプラー30により第2ヒューズ6を第1収容部15に差込んだ後に、ヒューズプラー30を引き抜くだけで、第2ヒューズ6からヒューズプラー30を離脱させることが可能になる。したがって、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
なお、式(1)ないし(3)によれば、次式が成立する。
F35 > F15 > F36 > F16 ・・・ (4)
すなわち、上記構成を採用すれば、ヒューズプラー30の第1保持部35による第1ヒューズ5の保持力F35が、ヒューズボックス2の第2収容部16による第2ヒューズ6の保持力F16より大きくなっている。そのため、第2ヒューズ6からヒューズプラー30を離脱させるのと同時に、ヒューズプラー30とともに第1ヒューズ5を引き抜くことができる。これにより、不要となった第1ヒューズ5をヒューズプラー30とともに簡単に廃棄することができる。
また第1実施形態では、第2ヒューズ6がヒューズボックス2の第2収容部16に収容されているので、第2ヒューズ6を第1ヒューズ5と同時にヒューズボックス2に自動装着することが可能である。すなわち、第1実施形態におけるヒューズボックス2の組み立て装置(工程)としては、第1ヒューズ5および第2ヒューズ6をヒューズボックスに自動装着する装置(工程)と、第1ヒューズ5および第2ヒューズ6にヒューズプラー30を自動装着する装置(工程)とがあれば足りる。したがって、第1実施形態によれば、ヒューズボックス2の組み立て装置(工程)を簡略化することができる。
(第2実施形態)
図11は、第2実施形態に係るヒューズプラーの斜視図である。第1実施形態に係るヒューズプラーは、ベース部材の下側に第1保持部および第2保持部が並んで形成されていたが、第2実施形態に係るヒューズプラー40は、ベース部材41の下側に第1保持部45が形成され、ベース部材41の上側に第2保持部46が形成されている点で異なっている。なお第1実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
図11に示すように、ヒューズプラー40の中央にはベース部材41が設けられている。ベース部材41の下側には、第1実施形態と同様の第1保持部45が設けられている。
一方、第2保持部46は、ベース部材41の上側に設けられている。第2保持部46は、ベース部材41の上面から立設された一対の側壁46a,46bを備えている。その側壁46a,46bの内面には、半球状の第2係合部46cが突出形成されている。この第2係合部46cの下側に第2ヒューズの係合部が係合されて、第2保持部46により第2ヒューズが保持されるようになっている。
図12は、ヒューズを保持した状態のヒューズプラーの斜視図である。第1保持部45には、第1ヒューズ5のカバー部材20の頂面をベース部材41の下面と対向させ、第1ヒューズ5の板状端子28を下側に向けて、第1ヒューズ5が保持されている。一方の第2保持部46には、第2ヒューズ6のカバー部材20の頂面をベース部材41の上面と対向させ、第2ヒューズ6の板状端子28を上側に向けて、第2ヒューズ6が保持されている。すなわち、第1ヒューズ5および第2ヒューズ6は、ベース部材41を挟んで背中合わせの状態で、ヒューズプラー40に保持されている。
なおベース部材41の上側に形成された第2保持部46は、ヒューズプラー40の把持部42として機能する。またベース部材41の側面に形成された突起43も、ヒューズプラー40の把持部として機能する。
(ヒューズの交換方法)
次に、溶断されている第1ヒューズ5を溶断されていない第2ヒューズ6に交換する方法について説明する。
図13ないし図17は、第2実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図であり、図12のB−B線に相当する部分における断面図である。図13に示すように、第1ヒューズ5はヒューズボックス2の第1収容部15に保持され、第2ヒューズ6はヒューズプラー40の第2保持部46に保持されている。具体的には、第1ヒューズ5の板状端子28が第1収容部15の溝状端子15aに挟持されて、第1ヒューズ5が第1収容部15に保持されている。
その第1ヒューズ5に、ヒューズプラー40が装着されている。具体的には、ヒューズプラー40の第1保持部45の第1係合部45cが第1ヒューズ5の係合部24と係合して、第1保持部45が第1ヒューズ5を保持している。そのヒューズプラー40の第2保持部46に、第2ヒューズ6が保持されている。具体的には、第2保持部46の第2係合部46cが第2ヒューズ6の係合部24と係合して、第2保持部46が第2ヒューズ6を保持している。
次に図14に示すように、ヒューズプラー40を把持し、ヒューズプラー40とともにヒューズボックス2から第1ヒューズ5を引き抜く。ヒューズプラー40の第1保持部45による第1ヒューズ5の保持力は、ヒューズボックス2の第1収容部15による第1ヒューズ5の保持力より大きく設定されている。そのため、ヒューズプラー40とともに第1ヒューズ5を引き抜くことができる。
次に図15に示すように、ヒューズボックス2と垂直な面内で、ヒューズプラー40を半回転させる。これにより、ヒューズボックス2の第1収容部15の上空に、ヒューズプラー40に保持された第2ヒューズ6を配置する。
次に図16に示すように、ヒューズプラー40を下降させ、ヒューズボックス2の第1収容部15に第2ヒューズ6を差し込む。
次に図17に示すように、ヒューズプラー40を再び引き抜く。ヒューズプラー40の第2保持部46による第2ヒューズ6の保持力は、ヒューズボックス2の第1収容部15による第2ヒューズ6の保持力より小さく設定されている。そのため、第1収容部15に第2ヒューズ6が保持されたまま、第2ヒューズ6の係合部24から第2保持部46の第2係合部46cの係合がはずれ、第2ヒューズ6からヒューズプラー40が離脱する。これにより、第2ヒューズ6を第1収容部15に残留させることができる。なお、ヒューズプラー40に保持された第1ヒューズ5は、ヒューズプラー40とともに廃棄する。
以上により、ヒューズボックス2の第1収容部15に装着されていた第1ヒューズ5を、第2ヒューズ6に交換することができる。
以上に詳述したように、図13に示す第2実施形態に係るヒューズプラー40は、ベース部材41の上側に形成された把持部42、およびベース部材41の下側に形成された第1ヒューズ5を保持する第1保持部45に加えて、第2ヒューズ6を保持する第2保持部46を備えている構成とした。
この構成によれば、把持部42を備えているので、工具等を使わなくてもヒューズの交換作業を行うことができる。また、予め第1ヒューズ5にヒューズプラー40を装着しておくことにより、ヒューズボックス2に装着された複数のヒューズの中から第1ヒューズ5を正確に引き抜くことができる。さらに、第2ヒューズ6を第2保持部46に保持しておくことができるので、第2ヒューズ6を正確に選択して第1ヒューズ5と交換することができる。
また、第2ヒューズ6を保持する第2保持部46が把持部42に形成されている構成とした。
この構成によれば、把持部42とは別に第2保持部46を設ける必要がないので、省スペース化を実現することができる。また、ヒューズボックス2に第2ヒューズ6の収容スペースを設ける必要がないので、ヒューズボックス2を小型化することができる。
また、ヒューズプラー40の第2保持部46は、第2ヒューズ6をヒューズボックス2の第1収容部15に差し込むことができるように形成されている構成とした。
この構成によれば、ヒューズボックス2からヒューズプラー40とともに第1ヒューズ5を引き抜き、ヒューズプラー40を垂直面内で半回転させ、ヒューズプラー40により第2ヒューズ6を第1収容部15に差込み、ヒューズプラー40から第2ヒューズ6を離脱させることで、第1収容部15に収容された第1ヒューズ5を第2ヒューズ6に交換することが可能になる。このように、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
また、ヒューズプラー40の第2保持部46による第2ヒューズ6の保持力は、第1収容部15による第2ヒューズ6の保持力より小さくなっている構成とした。
この構成によれば、図17に示すように、ヒューズプラー40により第2ヒューズ6を第1収容部15に差込んだ後に、ヒューズプラー40を引き抜くだけで、第2ヒューズ6からヒューズプラー40を離脱させることが可能になる。したがって、ヒューズの交換作業を簡単かつ確実に行うことができる。
(第3実施形態)
図18は、第3実施形態に係るヒューズプラーの側面断面図である。第2実施形態では、第1ヒューズとは逆向きに第2ヒューズが保持されていたが、第3実施形態では、第1ヒューズと同じ向きに第2ヒューズが保持されている点で相違している。なお第1および第2実施形態と同様の構成となる部分については、その詳細な説明を省略する。
図18に示すように、ヒューズプラー50のベース部材51の下側には、第1実施形態と同様の第1保持部55が設けられている。
またベース部材51の上側には第2保持部56が設けられている。第2保持部56は、ベース部材51の上面から立設された一対の側壁56a,56bを備えている。なお、側壁56a,56bの内面には第2係合部が形成されていない。その代わり、一対の側壁56a,56bの間におけるベース部材51の上面には、第2ヒューズ6の板状端子28を挟持する溝部58が設けられている。
第2保持部56には、第2ヒューズ6の板状端子28がベース部材51の上面の溝部58に挟持され、第2ヒューズ6のカバー部材の頂面21を上側に向けて、第2ヒューズ6が保持されている。すなわち、第1ヒューズ5および第2ヒューズ6は同じ姿勢でヒューズプラー50に保持されている。なお、ベース部材51の上側に形成された第2保持部56は、ヒューズプラー50の把持部52として機能する。
(ヒューズの交換方法)
次に、溶断されている第1ヒューズ5を溶断されていない第2ヒューズ6に交換する方法について説明する。
まずヒューズプラー50を把持し、ヒューズプラー50とともにヒューズボックス2から第1ヒューズ5を引き抜く。ヒューズプラー50の第1保持部55による第1ヒューズ5の保持力は、ヒューズボックス2の第1収容部15による第1ヒューズ5の保持力より大きく設定されている。そのため、ヒューズプラー50とともに第1ヒューズ5を引き抜くことができる。
次に、ヒューズプラー50の第2保持部56から第2ヒューズ6を取り外し、第1収容部15に差し込む。第2ヒューズ6の取り外しおよび収容は、作業者が手作業で行ってもよいし、上述した汎用ヒューズプラーを使用して行ってもよい。なお、ヒューズプラー50に保持された第1ヒューズ5は、ヒューズプラー50とともに廃棄する。
以上により、ヒューズボックス2の第1収容部15に装着されていた第1ヒューズ5を、第2ヒューズ6に交換することができる。
以上に詳述したように、第3実施形態に係るヒューズプラー50は、ベース部材51の上側に形成された把持部52、およびベース部材51の下側に形成された第1ヒューズ5を保持する第1保持部55に加えて、第2ヒューズ6を保持する第2保持部56を備えている構成とした。
この構成によれば、把持部52を備えているので、工具等を使わなくてもヒューズの交換作業を行うことができる。また、予め第1ヒューズ5にヒューズプラー50を装着しておくことにより、ヒューズボックス2に装着された複数のヒューズの中から第1ヒューズ5を正確に引き抜くことができる。さらに、第2ヒューズ6を第2保持部56に保持しておくことができるので、第2ヒューズ6を正確に選択して第1ヒューズ5と交換することができる。
また、第2ヒューズ6を保持する第2保持部56が把持部52に形成されている構成とした。
この構成によれば、この構成によれば、把持部52とは別に第2保持部56を設ける必要がないので、省スペース化を実現することができる。
なお、この発明は上述した実施形態に限られるものではない。
例えば、上記実施形態で述べたヒューズの形状は一例であり、他のヒューズを使用する場合にも本発明を適用することが可能である。また、上記実施形態で述べたヒューズボックスにおけるヒューズ収容部の形状は一例であり、他の形状の場合でも本発明を適用することが可能である。また、本発明のヒューズプラーの形状は、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、上記実施形態とは異なる形状とすることが可能である。
ヒューズボックスの回路構成図である。 ヒューズの斜視図である。 ヒューズボックスの正面図である。 図3のP部における拡大斜視図である。 第1実施形態に係るヒューズプラーの斜視図である。 第1実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第1実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第1実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第1実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第1実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第2実施形態に係るヒューズプラーの斜視図である。 ヒューズを保持した状態のヒューズプラーの斜視図である。 第2実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第2実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第2実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第2実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第2実施形態に係るヒューズ交換方法の工程図である。 第3実施形態に係るヒューズプラーの側面断面図である。
符号の説明
2…ヒューズボックス 5…第1ヒューズ 6…第2ヒューズ 15…第1収容部 16…第2収容部 30,40,50…ヒューズプラー 31,41,51…ベース部材 32,42,52…把持部 35,45,55…第1保持部 36,46,56…第2保持部

Claims (3)

  1. ベース部材の一方側に形成され、第1ヒューズを保持する第1保持部と、
    第2ヒューズを保持する第2保持部と、
    ベース部材の他方側に立設された把持部と、を備え、
    前記把持部を把持することにより、ヒューズボックスの第1収容部に装着された前記第1ヒューズを引き抜くことが可能なヒューズプラーであって、
    前記第2保持部は、前記第2ヒューズを前記ヒューズボックスの前記第1収容部に差し込むことができるように形成され、
    前記第1保持部には、前記第1ヒューズの係合部と係合する第1係合部が突出形成され、
    前記第2保持部には、前記第2ヒューズの係合部と係合する第2係合部が突出形成され、
    前記第2係合部の幅および高さのうち少なくとも一方が、前記第1係合部の幅および高さのうち少なくとも一方より小さくなっており、前記第2保持部による前記第2ヒューズの保持力は、前記第1収容部による前記第2ヒューズの保持力より小さくなっていることを特徴とするヒューズプラー。
  2. 前記第2保持部は、前記把持部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のヒューズプラー。
  3. 前記第2保持部は、前記ベース部材の前記一方側に、前記第1保持部と並んで形成され、前記ヒューズボックスの前記第1収容部と並んで形成された第2収容部に収容された第2ヒューズを保持するように形成されており、
    前記第1保持部による前記第1ヒューズの保持力は、前記第1収容部による前記第1ヒューズの保持力より大きく、
    前記第2保持部による前記第2ヒューズの保持力は、前記第2収容部による前記第2ヒューズの保持力より大きく、なおかつ前記第1収容部による前記第2ヒューズの保持力より小さくなっていることを特徴とする請求項に記載のヒューズプラー。
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