JP4408774B2 - 色処理装置および色処理方法 - Google Patents
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Description
(第1実施形態)
図1は、本発明の一実施形態にかかる画像処理装置の構成を示すブロック図である。本実施形態の画像処理装置は、図2にて後述されるように、プリンタにおけるソフトウエアまたはハードウエアの処理として構成されるものである。なお、本発明の適用はこのような形態に限られないことはもちろんであり、例えば、パーソナルコンピュータにおいて動作するプリンタドライバなどのソフトウエアによる処理であってもよい。
W=(255,255,255)であり、ホワイト、即ちプリントペーパーの色を示す、
C=(0,255,255)であり、シアン原色を示す、
M=(255,0,255)であり、マゼンタ原色を示す、
Y=(255,255,0)であり、イエロー原色を示す、
R=(255,0,0)であり、レッド原色を示す、
G=(0,255,0)であり、グリーン原色を示す、
B=(0,0,255)であり、ブルー原色を示す、
K=(0,0,0)であり、ブラック、すなわちプリンタによる最暗点を示す。
補色成分Aの修正量=主要色の打込量前後差×(補色成分Aの補正後の打込量/(補色成分Aの補正後の打込量+補色成分Bの補正後の打込量))
補色成分Bの修正量=主要色の打込量前後差×(補色成分Bの補正後の打込量/(補色成分Aの補正後の打込量+補色成分Bの打補正後の打込量))
このように、特色の修正量に相当する特色の打ち込み量前後差を補色成分に振り分ける処理を行い、その際に、補色成分が複数あるときはそれぞれの補色成分の打ち込み量に応じた割合で振り分けを行う。
補色成分Aの最終打込量修正量=補色成分Aの打込量前後差+補色成分Aの修正量
補色成分Bの最終打込量修正量=補色成分Bの打込量前後差+補色成分Bの修正量
以上詳細を説明したステップS85の処理によって補色成分の最終修正量を計算した後、次のステップS86では、特色の打込量を打込量補正前に戻す。すなわち、本実施形態では、主要色である特色については、その打ち込み量を補正前の打ち込み量とすることにより、特色インクの打ち込み量が打ち込み量補正によって減少しないようにする。なお、本発明の適用はこのような形態に限られるものではないことはもちろんである。例えば、補色成分に振り分けた分(上記の例では、補色成分A、Bの修正量の和)を特色の補正後の打ち込み量に加えることにより、特色の打ち込み量が減少することを抑制するようにしてもよい。
格子点データ値 打込補正量
C: 100 10
M: 10 1
Y: 100 10
K: 0 0
G: 240 24
とする。これからわかるように、本実施形態では、打込量補正は、格子点データ値に対して、一律10%の打込量補正を行う。このため、打込量補正の補正量を抑制したい主要色である特色Gは、補正量24と比較的大きく補正される。
格子点データ値 打込補正量
C: 100 22
M: 10 1
Y: 100 22
K: 0 0
G: 240 0
となる。すなわち、主要色である特色グリーンについては補正量を0として特色使用量の減少を防ぐとともに、グリーンの補色成分であるシアン、イエローの補正量を増すようにする。
本発明の第2の実施形態は、インクとして、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラック、染料などの濃度が薄い淡シアンおよび同様の淡マゼンタの6色材を用いる印刷システムに関するものである。本実施形態も、図1〜図10にて説明したものと同様の構成を用いる。
格子点データ値 打込補正量
C: 230 23
M: 10 1
Y: 30 3
K: 0 0
Lc: 100 10
Lm: 20 2
とする。これからわかるように、本実施形態では、打込量補正は、格子点データ値に対して、一律10%の打込量補正を行う。このため、打込量補正の補正量を抑制したい主要色シアンは、補正量23と比較的大きく補正される。
格子点データ値 打込補正量
C: 230 0
M: 10 1
Y: 30 3
K: 0 0
Lc: 100 33
Lm: 20 2
となる。すなわち、主要色シアンについては補正量を0として主要色使用量の減少を防ぐとともに、シアンの補色成分の代わりとなる淡シアンの補正量を増すようにする。
本発明の第3の実施形態は、インクとして、シアン、マゼンタ、イエロー、ブラックの4色材を用いる印刷システムに関するものである。本実施形態も、図1〜図10にて説明したものと同様の構成を用いる。
格子点データ値 打込補正量
C: 230 23
M: 10 1
Y: 30 3
K: 10 1
とする。これからわかるように、本実施形態では、打込量補正は、格子点データ値に対して、一律10%の打込量補正を行う。このため、打込量補正の補正量を抑制したい主要色シアンは、補正量23と比較的大きく補正される。
格子点データ値 打込補正量
C: 230 0
M: 10 9
Y: 30 11
K: 0 9
となる。すなわち、主要色シアンについては補正量を0として主要色使用量の減少を防ぐとともに、シアンの補色成分の代わりとなる他の色マゼンタ、イエロー、ブラックの補正量を増すようにする。
以上の説明、特に、図8に示したステップS604、S606の処理から明らかなように、例えば、色分解に係わる色成分として、ある色の補色や淡色を有しているシステムの色分解では、選択するラインに応じて、(1)主要色成分の補色成分が存在する場合、補色成分のままで扱い、(2)主要色成分の補色成分が存在しない場合で、主要色成分の淡色成分が存在する場合は、その淡色成分を補色成分の代わりとして扱い、(3)主要色成分の補色成分が存在せず、さらに淡色成分も存在しない場合は、主要色成分のほかにある総ての色を補色成分として扱う、順次の処理も可能となる。
本発明は上述のように、複数の機器(たとえばホストコンピュータ、インタフェース機器、リーダ、プリンタ等)から構成されるシステムに適用しても一つの機器(たとえば複写機、ファクシミリ装置)からなる装置に適用してもよい。
102 色分解処理部
103 ハーフトーン処理部
104 色分解テーブル作成部
105 色分解テーブル部
201 コンピュータ
202 モニタ
203 プリンタ
Claims (12)
- 濃色材および前記濃色材より濃度の薄い淡色材を含む色材を用いて印刷媒体に画像を印刷する印刷装置のための色分解テーブルであり、入力色信号を前記濃色材および前記淡色材を含む色材に対応した複数の色材データを有する色分解データに変換する処理に用いられる色分解テーブルを作成する色処理装置において、
前記色分解テーブルを構成する格子点に対応する色分解データを算出する色分解データ算出手段と、
前記色分解データを平滑化する平滑化手段と、
前記平滑化された色分解データが前記印刷装置により前記印刷媒体に付与される色材量に応じた制限値を越えないように、前記平滑化された色分解データに対する補正量を算出する補正量算出手段と、
前記算出された補正量に基づき、前記平滑化された色分解データの値を小さくする補正を行う補正手段と、を具え、
前記補正量算出手段は、前記濃色材に対応する色材データに対する補正量を、前記濃色材の色に対応した淡色材に対応する色材データに振り分けることにより、前記淡色材に対応する色材データの補正量に比べて、前記濃色材に対応する色材データの補正量が小さくなるようにすることを特徴とする色処理装置。 - 前記制限値は、印刷装置により前記色材信号に応じて印刷媒体に付与される色材量が当該印刷媒体に対して過剰であると判断される所定値であることを特徴とする請求項1に記載の色処理装置。
- 前記濃色材の色は、シアンであり、前記対応した淡色材の色は、淡シアンであることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の色処理装置。
- 前記補正手段による補正量は、前記色成分およびそれ以外の色について同じ補正率であることを特徴とする請求項1乃至請求項3のいずれか1項に記載の色処理装置。
- 前記補正手段は、前記濃色材の色の格子点データの前記補正手段による補正前と補正後との差を計算し、該濃色材の色の格子点データの補正前と補正後との差を、前記淡色材の色の格子点データに応じた割合で、それぞれの前記淡色材の色へ振り分けるよう計算することを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれか1項に記載の色処理装置。
- 濃色材および前記濃色材より濃度の薄い淡色材を含む色材を用いて印刷媒体に画像を印刷する印刷装置のための色分解テーブルであり、入力色信号を前記濃色材および前記淡色材を含む色材に対応した複数の色材データを有する色分解データに変換する処理に用いられる色分解テーブルを作成するための色処理方法において、
前記色分解テーブルを構成する格子点に対応する色分解データを算出する色分解データ算出工程と、
前記色分解データを平滑化する平滑化工程と、
前記平滑化された色分解データが前記印刷装置により前記印刷媒体に付与される色材量に応じた制限値を越えないように、前記平滑化された色分解データに対する補正量を算出する補正量算出工程と、
前記算出された補正量に基づき、前記平滑化された色分解データの値を小さくする補正を行う補正工程と、を有し、
前記補正量算出工程は、前記濃色材に対応する色材データに対する補正量を、前記濃色材の色に対応した淡色材に対応する色材データに振り分けることにより、前記淡色材に対応する色材データの補正量に比べて、前記濃色材に対応する色材データの補正量が小さくなるようにすることを特徴とする色処理方法。 - 前記制限値は、印刷装置により前記色材信号に応じて印刷媒体に付与される色材量が当該印刷媒体に対して過剰であると判断される所定値であることを特徴とする請求項6に記載の色処理方法。
- 前記濃色材の色は、シアンであり、前記対応した淡色材の色は、淡シアンであることを特徴とする請求項6または請求項7に記載の色処理方法。
- 前記補正工程による補正量は、前記色成分およびそれ以外の色について同じ補正率であることを特徴とする請求項6乃至請求項8のいずれか1項に記載の色処理方法。
- 前記補正工程は、前記濃色材の色の格子点データの前記補正工程による補正前と補正後との差を計算し、該濃色材の色の格子点データの補正前と補正後との差を、前記淡色材の色の格子点データに応じた割合で、それぞれの前記淡色材の色へ振り分けるよう計算することを特徴とする請求項6乃至請求項9のいずれか1項に記載の色処理方法。
- 濃色材および前記濃色材より濃度の薄い淡色材を含む色材を用いて印刷媒体に画像を印刷する印刷装置のための色分解テーブルであり、入力色信号を前記濃色材および前記淡色材を含む色材に対応した複数の色材データを有する色分解データに変換する処理に用いられる色分解テーブルを作成するための色処理をコンピュータに実行させるためのプログラムであって、前記色処理は、
前記色分解テーブルを構成する格子点に対応する色分解データを算出する色分解データ算出工程と、
前記色分解データを平滑化する平滑化工程と、
前記平滑化された色分解データが前記印刷装置により前記印刷媒体に付与される色材量に応じた制限値を越えないように、前記平滑化された色分解データに対する補正量を算出する補正量算出工程と、
前記算出された補正量に基づき、前記平滑化された色分解データの値を小さくする補正を行う補正工程と、を有し、
前記補正量算出工程は、前記濃色材に対応する色材データに対する補正量を、前記濃色材の色に対応した淡色材に対応する色材データに振り分けることにより、前記淡色材に対応する色材データの補正量に比べて、前記濃色材に対応する色材データの補正量が小さくなるようにすることを特徴とするプログラム。 - 濃色材および前記濃色材より濃度の薄い淡色材を含む色材を用いて印刷媒体に画像を印刷する印刷装置のための色分解テーブルであり、入力色信号を前記濃色材および前記淡色材を含む色材に対応した複数の色材データを有する色分解データに変換する処理に用いられる色分解テーブルを作成するための色処理をコンピュータに実行させるためのプログラムを格納した記憶媒体であって、前記色処理は、
前記色分解テーブルを構成する格子点に対応する色分解データを算出する色分解データ算出工程と、
前記色分解データを平滑化する平滑化工程と、
前記平滑化された色分解データが前記印刷装置により前記印刷媒体に付与される色材量に応じた制限値を越えないように、前記平滑化された色分解データに対する補正量を算出する補正量算出工程と、
前記算出された補正量に基づき、前記平滑化された色分解データの値を小さくする補正を行う補正工程と、を有し、
前記補正量算出工程は、前記濃色材に対応する色材データに対する補正量を、前記濃色材の色に対応した淡色材に対応する色材データに振り分けることにより、前記淡色材に対応する色材データの補正量に比べて、前記濃色材に対応する色材データの補正量が小さくなるようにすることを特徴とする記憶媒体。
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