JP4408302B2 - 異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム - Google Patents

異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム Download PDF

Info

Publication number
JP4408302B2
JP4408302B2 JP2007304243A JP2007304243A JP4408302B2 JP 4408302 B2 JP4408302 B2 JP 4408302B2 JP 2007304243 A JP2007304243 A JP 2007304243A JP 2007304243 A JP2007304243 A JP 2007304243A JP 4408302 B2 JP4408302 B2 JP 4408302B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
information
recipient
business card
name
notification
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2007304243A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2009129239A (ja
Inventor
親弘 寺田
Original Assignee
三三株式会社
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 三三株式会社 filed Critical 三三株式会社
Priority to JP2007304243A priority Critical patent/JP4408302B2/ja
Publication of JP2009129239A publication Critical patent/JP2009129239A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4408302B2 publication Critical patent/JP4408302B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)

Description

本発明は、名刺に記載する情報の変更に関する情報を通知する異動情報通知装置等に関するものである。
従来、複数のユーザが情報を共有できる名刺情報のデータベースを設け、いずれかのユーザから入力された名刺の更新情報は全てのユーザ間で共有される名刺情報検索装置があった。かかる名刺情報検索装置は、誰が誰から名刺をもらったかという情報を併せて登録することにより、人脈情報を得ることができる装置である(特許文献1参照)。
また、名刺情報データベースを備えた情報処理システムであって、交渉先担当者の名刺情報を格納する交渉先情報テーブル、交渉元担当者の名刺情報を格納する交渉元情報テーブル、名刺情報の授受により構築されるヒューマンリレーションを名刺情報間のリンクとして格納するリンクテーブルを記憶する第1記憶手段と、担当者に対応づけて、該担当者の営業力評価値を記憶する第2記憶手段と、交渉元担当者からの入力に基づいて、第1記憶手段の各テーブルに名刺情報を登録・更新・管理する登録手段と、第1記憶手段のリンクテーブルに基づいて、名刺情報により特定される個人又は/及び該個人が属するグループの営業力評価値を算出し、第2記憶手段の記憶内容を更新する評価手段と、を備えることを特徴とする情報処理システムがあった(特許文献2参照)。
特開平11−66082公報(第1頁、第1図等) 特許第3396474号(第1頁、第1図等)
しかしながら、従来の装置においては、過去に名刺交換した方の、部署や役職などの変更についての情報を容易に得ることができなかった。そのため、例えば、昇格されているにも関わらず、以前の役職でレターや電子メールを送信したりする失礼があったり、異動されているにも関わらず、以前の部署に資料を郵送してしまったりする不手際が頻発していた。
本第一の発明の異動情報通知装置は、名刺を受け取った人である受取人を識別する受取人識別子と、受取人に対する情報の通知先を示す通知先情報とを有する受取人情報を1以上格納している受取人情報格納部と、受取人識別子と、当該受取人識別子で識別される受取人が受け取った名刺に記載された情報であり、名刺に記載された人である記載者の氏名と記載者の組織名と記載者の通知先情報とを有する情報である名刺記載情報を1以上有する受取人名刺交換情報を、1以上格納している受取人名刺交換情報格納部と、名刺記載情報の内の1以上の情報が変更になった人である異動者を識別する異動者識別子と、前記変更になった情報を少なくとも有する異動情報を有する異動者情報を受け付ける異動者情報受付部と、前記異動者情報受付部が受け付けた異動者情報が有する異動者識別子で識別される異動者から名刺を受け取った1以上の受取人の1以上の受取人識別子を、前記受取人名刺交換情報格納部から取得する通知受取人識別子取得部と、前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、前記受取人情報格納部から取得する通知先情報取得部と、前記通知先情報取得部が取得した通知先情報を用いて、当該通知先情報が示す通知先に、前記異動者情報受付部が受け付けた異動者情報が有する異動情報を通知する異動情報通知部とを具備する異動情報通知装置である。
かかる構成により、部署や役職などの変更があった方から、以前に名刺を受け取った方を特定し、当該以前に名刺を受け取った方に対してのみ、ある方の部署や役職などの変更についての情報(以下、適宜「異動情報」という。)を通知することができる。そのため、名刺の記載者にとっても、異動の通知が必要な方のみに、異動情報が通知され、プライバシーも担保できる。
また、本第二の発明の異動情報通知装置は、名刺を受け取った人である受取人を識別する受取人識別子と、受取人に対する情報の通知先を示す通知先情報とを有する受取人情報を1以上格納している受取人情報格納部と、受取人識別子と、当該受取人識別子で識別される受取人が受け取った名刺に記載された情報であり、記載者の氏名と記載者の組織名と記載者の通知先情報とを有する情報である名刺記載情報を1以上有する受取人名刺交換情報を、1以上格納している受取人名刺交換情報格納部と、受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付部と、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を前記受取人名刺交換情報格納部に蓄積する名刺記載情報蓄積部と、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記受取人名刺交換情報格納部を検索し、前記1以上の各名刺記載情報が、前記受取人名刺交換情報格納部に格納されている同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断部と、前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する受取人識別子を、前記受取人名刺交換情報格納部から取得する通知受取人識別子取得部と、前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、前記受取人情報格納部から取得する通知先情報取得部と、前記通知先情報取得部が取得した通知先情報が示す通知先に、前記異動判断部が変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知部とを具備する異動情報通知装置である。
かかる構成により、ある者が受け取った名刺に関する情報を登録した場合に、過去に名刺を受け取った他の方のみに、名刺に記載された方の異動情報を容易に通知することができる。そのため、名刺の記載者にとっても、異動の通知が必要な方のみに、異動情報が通知され、プライバシーも担保できる。
また、本第三の発明の異動情報通知装置は、第二の発明に対して、前記受取人情報は、受取人識別子と、通知先情報と、受取人が所属する組織名とを有し、前記通知受取人識別子取得部は、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記受取人情報格納部から取得する組織名取得手段と、前記組織名取得手段が取得した組織名と所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子であり、前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する1以上の受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得手段を具備する異動情報通知装置である。
かかる構成により、ある方が受け取った名刺に関する情報を登録した場合に、過去に名刺を受け取った他の方であり、名刺を受け取ったある方と所定の関係がある組織(例えば、同一の会社)に属する方にのみに、名刺に記載された方の異動情報を容易に通知することができる。このことにより、名刺に記載された方が、異動情報を通知したくない方に、異動情報を通知することを防止できる。そのため、名刺に記載された方のプライバシーを担保できる。
また、本第四の発明の異動情報通知装置は、第二の発明に対して、前記受取人情報は、受取人識別子と、通知先情報と、受取人が所属する組織名とを有し、前記異動判断部は、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記受取人情報格納部から取得する組織名取得手段と、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が、前記受取人名刺交換情報格納部に格納されている同一人物の名刺記載情報であり、前記組織名取得手段が取得した組織名と所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子と対になる前記同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断手段とを具備する異動情報通知装置である。
かかる構成により、名刺を受け取ったある方と所定の関係がある組織に属する方が受け取った名刺の情報のみを検索し、異動があったか否かを判断するので、高速な異動情報の通知処理が可能である。
本発明による異動情報通知装置によれば、名刺交換した方の、部署や役職などの変更についての情報を容易に得ることができる。
以下、異動情報通知システム等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、過去に名刺交換した人の異動に関する情報を通知する異動情報通知システムについて説明する。
図1は、本実施の形態における異動情報通知システムの概念図である。異動情報通知システム1は、異動者情報入力装置11、異動情報通知装置12を具備する。異動者情報入力装置11は、例えば、パーソナルコンピュータである。また、異動者情報入力装置11は、例えば、スキャナとパーソナルコンピュータを具備する。異動情報通知装置12は、例えば、サーバ装置と言われる装置である。異動者情報入力装置11、異動情報通知装置12は、例えば、インターネット等のネットワークにより接続されており、通信可能である。
図2は、本実施の形態における異動情報通知システムのブロック図である。異動者情報入力装置11は、入力受付部111、異動者情報送信部112を具備する。
異動情報通知装置12は、受取人情報格納部121、受取人名刺交換情報格納部122、異動者情報受付部123、通知受取人識別子取得部124、通知先情報取得部125、異動情報通知部126を具備する。
入力受付部111は、異動者情報を受け付ける。異動者情報の詳細については、後述する。ここで、「受け付け」とは、手入力された情報の受け付け、記憶媒体からの読み出し、情報の受信などの概念を含む。入力受付部111は、スキャナによる名刺の読み込みにより、異動者情報を受け付けても良い。異動者情報の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部111は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
異動者情報送信部112は、入力受付部111が受け付けた異動者情報を異動情報通知装置12に送信する。異動者情報送信部112は、通常、異動情報通知装置12に情報を送信するための情報である異動情報通知装置識別子を保持している。異動情報通知装置識別子は、例えば、異動情報通知装置12のIPアドレスやMACアドレス、異動情報通知装置12に情報を送信するためのメールアドレスや電話番号などである。異動者情報送信部112は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
受取人情報格納部121は、受取人情報を1以上格納している。受取人情報は、受取人識別子と、通知先情報とを有する。受取人識別子とは、名刺を受け取った人である受取人を識別する情報である。受取人識別子とは、受取人のIDでも良いし、受取人の氏名と組織名の組の情報でも良いし、受取人の氏名と組織名と部署名の組の情報等でも良い。組織名とは、会社名、財団名などである。通知先情報とは、受取人に対する情報の通知先を示す情報である。通知先情報は、例えば、受取人のメールアドレス、IPアドレス、FAX番号、電話番号などである。受取人情報格納部121は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。受取人情報格納部121に受取人情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して受取人情報が受取人情報格納部121で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された受取人情報が受取人情報格納部121で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された受取人情報が受取人情報格納部121で記憶されるようになってもよい。
受取人名刺交換情報格納部122は、1以上の受取人名刺交換情報を格納している。受取人名刺交換情報は、受取人識別子と1以上の名刺記載情報を有する情報である。名刺記載情報とは、名刺に記載されている情報である。また、以下、名刺に記載された氏名の人を記載者という、とする。そして、名刺記載情報は、通常、記載者の氏名と記載者の組織名と記載者の通知先情報とを有する情報である。また、受取人名刺交換情報は、受取人が受け取った名刺の名刺記載情報を、1以上有する。受取人名刺交換情報格納部122は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。受取人名刺交換情報格納部122に受取人名刺交換情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して受取人名刺交換情報が受取人名刺交換情報格納部122で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された受取人名刺交換情報が受取人名刺交換情報格納部122で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された受取人名刺交換情報が受取人名刺交換情報格納部122で記憶されるようになってもよい。
異動者情報受付部123は、異動者情報を受け付ける。異動者情報とは、異動者識別子と異動情報を有する。異動者識別子とは、名刺記載情報の内の1以上の情報が変更になった人である異動者を識別する情報である。異動者識別子とは、例えば、異動者のID、氏名と会社名と変更になった役職名(地位)、氏名と会社名と変更になった情報(電話番号など)などである。「名刺記載情報の内の1以上の情報」とは、例えば、部署、役職、電話番号、FAX番号、メールアドレス、会社名、URLなどである。異動者情報は、名刺をスキャナで読み込んだ画像情報などでも良い。また、異動者情報は、名刺をスキャナで読み込んだ画像情報を文字認識処理した結果(文字列)でも良い。また、異動者情報は、前記画像情報と前記文字列の両方の情報でも良い。異動情報とは、異動者が変更になった情報を少なくとも有する情報である。異動情報は、通知すべき情報に含まれる。「異動者情報の受け付け」とは、異動者情報の受信や、手入力された異動者情報の受け付けや、記憶媒体からの異動者情報の読み込みなどである。異動者情報の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。異動者情報受付部123は、キーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
通知受取人識別子取得部124は、異動者情報受付部123が受け付けた異動者情報が有する異動者識別子で識別される異動者から、過去に名刺を受け取った1以上の受取人の1以上の受取人識別子を、受取人名刺交換情報格納部122から取得する。通知受取人識別子取得部124は、異動者情報受付部123が受け付けた異動者情報が有する異動者識別子(例えば、氏名と会社名)を用いて、受取人名刺交換情報格納部122を検索し、当該異動者識別子を有する名刺記載情報を取得し、当該名刺記載情報と対になる受取人識別子を読み出し、メモリ上に配置する。なお、この取得された受取人識別子により識別される受取人が、異動者識別子識別される異動者から、過去に名刺を受け取った者である。なお、名刺の受け取りを、適宜、名刺交換とも言う。名刺交換は、一方から他方への名刺の受け渡しのみの場合も含む、とする。さらに、ある人から名刺を受け取る、というのは、ある人の名刺を、別の人を介して受け取る場合も含む。通知受取人識別子取得部124は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。通知受取人識別子取得部124の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
通知先情報取得部125は、通知受取人識別子取得部124が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、受取人情報格納部121から取得する。通知先情報取得部125は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。通知先情報取得部125の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
異動情報通知部126は、通知先情報取得部125が取得した通知先情報を用いて、当該通知先情報が示す通知先に、異動者情報受付部123が受け付けた異動者情報が有する異動情報を通知する。異動情報とは、異動者情報すべてでも良いし、氏名と会社名と変更になった役職名、氏名と会社名と変更になった情報(電話番号など)などでも良い。異動情報は、通常、異動者を特定する情報と、変更になった情報を含む。ここで、通知とは、電子メール、FAX、電話などによる通知、通知用の書類等を印刷する等である。異動情報通知部126は、例えば、無線または有線の通信手段により実現され得る。
次に、異動情報通知システムの動作について説明する。まず、異動者情報入力装置11の動作について説明する。異動者情報入力装置11の入力受付部111が異動者情報を受け付ける。そして、異動者情報送信部112は、入力受付部111が受け付けた異動者情報を異動情報通知装置12に送信する。
次に、異動情報通知装置12の動作について、図3のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS301)異動者情報受付部123は、異動者情報を受け付けたか否かを判断する。異動者情報を受け付ければステップS302に行き、異動者情報を受け付けなければステップS301に戻る。
(ステップS302)通知受取人識別子取得部124は、ステップS301で受け付けた異動者情報が有する異動者識別子を取得し、メモリ上に配置する。
(ステップS303)通知受取人識別子取得部124は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS304)通知受取人識別子取得部124は、受取人名刺交換情報格納部122に、i番目の受取人識別子(i番目の受取人名刺交換情報でも良い)が存在するか否かを判断する。i番目の受取人識別子が存在すればステップS305に行き、存在しなければステップS314に行く。
(ステップS305)通知受取人識別子取得部124は、カウンタjに1を代入する。
(ステップS306)通知受取人識別子取得部124は、i番目の受取人識別子に対応するj番目の名刺記載情報が存在するか否かを判断する。j番目の名刺記載情報が存在すればステップS307に行き、j番目の名刺記載情報が存在しなければステップS312に行く。
(ステップS307)通知受取人識別子取得部124は、ステップS301で受け付けた異動者情報が有する異動者識別子に対応する情報(例えば、氏名と会社名など)を、j番目の名刺記載情報から取得し、メモリ上に配置する。
(ステップS308)通知受取人識別子取得部124は、ステップS302で取得した異動者識別子と、ステップS307で取得した情報が一致するか否かを判断する。一致すればステップS309に行き、一致しなければステップS313に行く。なお、両者が一致する場合とは、ステップS301で受け付けた異動者情報で特定される異動者と、j番目の名刺記載情報によち特定される記載者が、同一人物である、ということである。
(ステップS309)通知受取人識別子取得部124は、ステップS301で受け付けた異動者情報が有する異動情報に対応する情報(例えば、役職、部署など)を、j番目の名刺記載情報から取得し、メモリ上に配置する。
(ステップS310)通知受取人識別子取得部124は、ステップS301で受け付けた異動者情報が有する異動情報と、ステップS309で取得した情報が一致するか否かを判断する。一致すればステップS312に行き、一致しなければステップS311に行く。なお、両者が一致する場合とは、受取人が、既に、異動に関する情報を得ている、ということである。
(ステップS311)通知先情報取得部125は、i番目の受取人識別子と対になる通知先情報を、受取人情報格納部121から取得し、当該取得した通知先情報をバッファに追記する。
(ステップS312)通知受取人識別子取得部124は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS304に戻る。
(ステップS313)通知受取人識別子取得部124は、カウンタjを1、インクリメントする。ステップS306に戻る。
(ステップS314)異動情報通知部126は、ステップS311でバッファ内に追記した1以上の各通知先情報を用いて、当該通知先情報が示す1以上の通知先に、異動者情報受付部123が受け付けた異動者情報が有する異動情報を通知する。処理を終了する。
なお、図3のフローチャートにおいて、ステップS314で通知する情報は、異動者情報であることが望ましい。
以下、本実施の形態における異動情報通知システムの具体的な動作について説明する。異動情報通知システムの概念図は図1である。
今、受取人情報格納部121は、図4に示す受取人情報管理表を保持している。受取人情報管理表は、「受取人識別子」「受取人情報」を有するレコードを1以上、格納している。「受取人識別子」は、ここでは、ユニークな数値(ID)であるが、受取人の「氏名」と「会社名」の組の情報等でも良い。「受取人情報」は、「氏名」「会社名」「所属部署」「TEL」「FAX」「メールアドレス」「役職」などの属性値を有する。「受取人情報」は、その他、会社のURL、郵便番号、住所などを有することは好適である。
また、受取人名刺交換情報格納部122は、図5に示す受取人名刺交換情報管理表を保持している。受取人名刺交換情報管理表は、「受取人識別子」「名刺記載情報」の属性値を有するレコードを1以上、格納している。「名刺記載情報」は、ここでは、「ID」「氏名」「会社名」「所属部署」「TEL」「FAX」「メールアドレス」「役職」などの属性値を有する。「名刺記載情報」は、その他、会社のURL、部署名などを有することは好適である。「名刺記載情報」と「受取人情報」は同じ構造の情報でも良い。また、「ID」は、少なくとも、同一の受取人に対応する名刺記載情報を識別する情報である。「ID」は、全名刺記載情報を識別する情報であることは好適である。「ID」は、名刺記載情報が蓄積される際に、図示しない蓄積手段が自動的に付与することが好適である。
かかる状況において、ユーザは、異動者情報入力装置11に、会社「PQZ」、氏名「山本和男」さんで特定される人の異動者情報を入力した、とする。この異動者情報を、図6に示す。図6の異動者情報は、「異動者識別子」「異動情報」を有する。「異動者識別子」は、ここでは、「氏名」と「会社名」の情報の組である。つまり、ここでは、人事関連の情報に何らかの変化があった人を、氏名と会社名で特定する、こととする。そして、図6の異動者情報において、役職が上がり(昇進し)、それに伴い、メールアドレスが変更になった、とする。また、図6の異動者情報について、例えば、入力受付部111が、Web上の新聞記事情報から、自動的に取得しても良い。
次に、異動者情報入力装置11の入力受付部111は、図6の異動者情報を受け付ける。そして、異動者情報送信部112は、入力受付部111が受け付けた図6の異動者情報を異動情報通知装置12に送信する。
次に、異動者情報受付部123は、図6の異動者情報を受信する。そして、通知受取人識別子取得部124は、受信された異動者情報が有する異動者識別子「山本和男、PQZ」を取得し、メモリ上に配置する。
次に、通知受取人識別子取得部124は、異動者識別子「山本和男、PQZ」を用いて、図5の受取人名刺交換情報管理表を検索に行く。
つまり、まず、通知受取人識別子取得部124は、図5の受取人名刺交換情報管理表を検索し、受取人名刺交換情報管理表中の受取人識別子「1234」、ID「521」のレコードが、受信された異動者識別子「山本和男、PQZ」を含む、と判断する。
次に、通知受取人識別子取得部124は、受取人識別子「1234」、ID「521」のレコードの中の、受信された異動者情報が有する異動情報に対応する情報である役職とメールアドレスの情報「部長、yamamoto@pqz.com」を取得する。
次に、通知受取人識別子取得部124は、受信された異動者情報が有する異動情報「取締役、kazu@pqz.com」と、取得した情報「部長、yamamoto@pqz.com」が一致しない、と判断する。そして、通知受取人識別子取得部124は、受取人識別子「1234」を取得する。
次に、通知先情報取得部125は、受取人識別子「1234」と対になる通知先情報(ここでは、メールアドレス「taro@xyz.com」)を、図4の受取人情報管理表から取得し、当該取得した通知先情報「taro@xyz.com」をバッファに追記する。
以上のように、通知受取人識別子取得部124は、異動者識別子「山本和男、PQZ」を用いて、図5の受取人名刺交換情報管理表の以降のレコードのチェックを繰り返す。
そして、通知受取人識別子取得部124は、次に、図5の受取人名刺交換情報管理表の中のレコードであり、受取人識別子「1122」、ID「3891」のレコードが、異動者識別子「山本和男、PQZ」を含むレコードであると判断する。
次に、通知受取人識別子取得部124は、受取人識別子「1122」、ID「3891」のレコードの中の役職とメールアドレスの情報「取締役、kazu@pqz.com」を取得する。そして、通知受取人識別子取得部124は、受信された異動者情報が有する異動情報「取締役、kazu@pqz.com」と、取得した情報が一致する、と判断する。したがって、受取人識別子「1122」で識別される井上花子さんは、既に、山本和男さんの昇進後に、名刺を受け取っており、山本和男さんの昇進について、通知する必要がない。
次に、通知受取人識別子取得部124は、図5の受取人名刺交換情報管理表の中のレコードであり、受取人識別子「5677」、ID「5671」のレコードが、異動者識別子「山本和男、PQZ」を含むレコードであると判断する。
次に、通知受取人識別子取得部124は、受取人識別子「5677」、ID「5671」のレコードの中の役職とメールアドレスの情報「部長、yamamoto@pqz.com」を取得する。そして、通知受取人識別子取得部124は、受信された異動者情報が有する異動情報「取締役、kazu@pqz.com」と、取得した情報「部長、yamamoto@pqz.com」が一致しない、と判断する。そして、通知受取人識別子取得部124は、受取人識別子「5677」を取得する。
次に、通知先情報取得部125は、受取人識別子「5677」と対になる通知先情報(ここでは、メールアドレス「tagawa@xyz.com」)を、図4の受取人情報管理表から取得し、当該取得した通知先情報「tagawa@xyz.com」をバッファに追記する。
以上の処理、図5のすべての名刺記載情報をチェックするまで繰り返し、通知先情報取得部125は、図7に示す通知先情報の集合を得る。
次に、異動情報通知部126は、バッファ内に追記した図7の各通知先情報を用いて、当該通知先情報が示す1以上の通知先に、異動者情報受付部123が受け付けた異動者情報を電子メールで通知する。なお、通知される電子メールの例を、図8に示す。なお、異動情報通知部126は、例えば、予め決められた雛形の文章に、異動者情報を流し込み、図8に示す文章を得る。かかる処理は、公知技術である。
なお、本具体例において、図示しない異動情報更新部が、図5の氏名「山本和男」、会社名「PQZ」を有するレコード(ID=「521」「5677」のレコード)の役職を「取締役」、メールアドレスを「kazu@pqz.com」に変更することは好適である。なお、異動情報更新部は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。異動情報更新部の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
以上、本実施の形態によれば、部署や役職などの変更があった方から名刺を受け取った方を特定し、当該名刺を受け取った方に対してのみ、ある方の部署や役職などの変更についての情報(以下、適宜「異動情報」という。)を通知することができる。また、本実施の形態によれば、名刺の記載者にとっても、異動の通知が必要な方のみに、異動情報が通知され、プライバシーも担保できる。これは、新しい異動情報の通信制御技術である、と言える。
また、本実施の形態によれば、異動後の名刺を受け取った方へは、異動情報は通知されない。したがって、不要な通知を防止し、通知者にとって、有効な通知のみ届き、異動情報を見落とすことがない。また、通信コストの削減にも寄与する。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、名刺記載情報の内の1以上の情報が変更になった人である異動者を識別する異動者識別子と、前記変更になった情報を少なくとも有する異動情報を有する異動者情報を受け付ける異動者情報受付部と、前記異動者情報受付部が受け付けた異動者情報が有する異動者識別子で識別される異動者から名刺を受け取った1以上の受取人の1以上の受取人識別子を、1以上の受取人名刺交換情報を格納している記憶媒体から取得する通知受取人識別子取得部と、前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、1以上の受取人情報を格納している記憶媒体から取得する通知先情報取得部と、前記通知先情報取得部が取得した通知先情報を用いて、当該通知先情報が示す通知先に、前記異動者情報受付部が受け付けた異動者情報が有する異動情報を通知する異動情報通知部として機能させるためのプログラム、である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、ある人が受け取った名刺の情報を受け付け、名刺に記載されている情報の変更を認識し、当該名刺で特定される個人と名刺交換した人(ある人とは別の人)に、名刺情報の変更を通知する異動情報通知システムについて説明する。また、異動があった人の名刺を受け取った人と同じ会社等の人であり、異動があった人から過去に名刺を受け取った人のみに、異動後の名刺情報の変更を通知する異動情報通知システムについて説明する。さらに、異動判断部の判断対象が、名刺をもらったある人と同じ会社の人に対応する名刺情報のみについて行う、高速な処理が可能な異動情報通知システムについて説明する。
本実施の形態における異動情報通知システム2の概念図は、図1である。異動情報通知システム2は、受取人名刺交換情報入力装置21、異動情報通知装置22を具備する。図1において、異動者情報入力装置11は、受取人名刺交換情報入力装置21に置き換えて考える。
図9は、本実施の形態における異動情報通知システム2のブロック図である。受取人名刺交換情報入力装置21は、入力受付部211、受取人名刺交換情報送信部212を具備する。
異動情報通知装置22は、受取人情報格納部121、受取人名刺交換情報格納部122、受取人名刺交換情報受付部223、名刺記載情報蓄積部224、異動判断部225、通知受取人識別子取得部226、通知先情報取得部227、異動情報通知部228を具備する。
異動判断部225は、名刺受取人識別子取得手段2251、組織名取得手段2252、異動判断手段2253を具備する。
通知受取人識別子取得部226は、通知受取人識別子取得手段2261を具備する。
入力受付部211は、受取人名刺交換情報を受け付ける。受取人名刺交換情報は、受取人識別子と1以上の名刺記載情報を有する情報である。ここで、「受け付け」とは、手入力された情報の受け付け、記憶媒体からの読み出し、情報の受信、名刺のスキャナによる読み込みなどの概念を含む。入力受付部211は、ユーザがキーボード等の入力手段により入力した受取人識別子を受け付け、かつ、スキャナを保持しており、名刺を当該スキャナにより読み込むことにより、名刺の画像である名刺画像を取得し、当該名刺画像を文字認識処理することにより、名刺記載情報を取得しても良い。また、入力受付部211は、ユーザがキーボード等の入力手段により入力した名刺記載情報を受け付けても良い。さらに、入力受付部211は、スキャナを保持しており、名刺を当該スキャナにより読み込むことにより、名刺の画像である名刺画像を取得し、当該名刺画像を文字認識処理することにより取得した名刺記載情報と、当該名刺記載情報をキーボード等の入力手段により修正した名刺記載情報を受け付けても良い。受取人名刺交換情報の入力手段は、キーボードやマウスやメニュー画面によるもの等、何でも良い。入力受付部211は、テンキーやキーボード等の入力手段のデバイスドライバーや、メニュー画面の制御ソフトウェア等で実現され得る。
受取人名刺交換情報送信部212は、入力受付部211が受け付けた受取人名刺交換情報を異動情報通知装置22に送信する。受取人名刺交換情報送信部212は、通常、異動情報通知装置22に情報を送信するための情報である異動情報通知装置識別子を保持している。異動情報通知装置識別子は、例えば、異動情報通知装置22のIPアドレスやMACアドレス、異動情報通知装置22に情報を送信するためのメールアドレスなどである。受取人名刺交換情報送信部212は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送手段で実現されても良い。
受取人名刺交換情報受付部223は、受取人名刺交換情報を受け付ける。「受取人名刺交換情報の受け付け」とは、受取人名刺交換情報の受信や、手入力された受取人名刺交換情報の受け付けや、記憶媒体からの受取人名刺交換情報の読み込みなどである。受取人名刺交換情報受付部223は、通常、無線または有線の通信手段で実現されるが、放送受信手段で実現されても良い。
名刺記載情報蓄積部224は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を受取人名刺交換情報格納部122に蓄積する。名刺記載情報蓄積部224は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子が既に受取人名刺交換情報格納部122に存在する場合には、受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を、既に格納されている受取人識別子に対応付けて蓄積する。また、名刺記載情報蓄積部224は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子が受取人名刺交換情報格納部122に存在しない場合は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報を、受取人名刺交換情報格納部122に蓄積する。名刺記載情報蓄積部224は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。名刺記載情報蓄積部224の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
異動判断部225は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、受取人名刺交換情報格納部122を検索し、1以上の各名刺記載情報が、受取人名刺交換情報格納部122に格納されている同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する。異動判断部225は、同一人物か否かについて、氏名が同じ、または、氏名と組織名が同じ、等の、予め決められた判断基準により判断する。異動判断部225は、例えば、予め決められた判断基準「氏名と会社名が同一の場合は、同一人物」を保持している。また、判断基準は、「氏名が同じ、会社がグループ会社のうちのいずれか」などでも良い。かかる場合、グループ会社に含まれる複数の会社名について、異動判断部225または図示しない格納手段が保持している、とする。そして、異動判断部225は、例えば、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する名刺記載情報に含まれる氏名と会社名の情報を取得する。そして、異動判断部225は、「氏名」「会社名」をキーとして、受取人名刺交換情報格納部122を検索し、取得した「氏名」「会社名」と一致する「氏名」「会社名」を有する名刺記載情報を取得し、メモリ上に配置する。次に、異動判断部225は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する名刺記載情報の「氏名」「会社名」以外の情報(または、予め決められた情報「役職」など)を取得し、当該取得した情報と、メモリ上に配置した名刺記載情報が有する「氏名」「会社名」以外の情報(または、予め決められた情報「役職」など)がすべて一致するか否かを判断する。異動判断部225は、一致すれば変更なしと判断し、一致しなければ変更あり、と判断する。なお、通常、異動判断部225は、どの情報(役職、所属部署など)を比較するか否かを、予め保持している。また、異動判断部225は、異動判断の際に、すべての情報(項目)をチェックしても良いし、一部の情報をチェックしても良い。
異動判断部225は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。異動判断部225の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
名刺受取人識別子取得手段2251は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する。名刺受取人識別子取得手段2251は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。名刺受取人識別子取得手段2251の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
組織名取得手段2252は、名刺受取人識別子取得手段2251が取得した受取人識別子と対になる組織名を、受取人情報格納部121から取得する。組織名取得手段2252は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。組織名取得手段2252の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
異動判断手段2253は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、1以上の各名刺記載情報が、受取人名刺交換情報格納部122に格納されている同一人物の名刺記載情報であり、組織名取得手段2252が取得した組織名と所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子と対になる同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する。異動判断手段2253は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。異動判断手段2253の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
通知受取人識別子取得部226は、異動判断部225が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する受取人識別子を、受取人名刺交換情報格納部122から取得する。この受取人識別子は、異動者から、過去に名刺を受け取った受取人の識別子である。通知受取人識別子取得部226は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。通知受取人識別子取得部226の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
通知受取人識別子取得手段2261は、組織名取得手段2252が取得した組織名と所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子であり、異動判断部225が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する1以上の受取人識別子を取得する。ここで、所定の関係とは、同一、グループ会社(別途、管理されている)である。通知受取人識別子取得手段2261は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。通知受取人識別子取得手段2261の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
通知先情報取得部227は、通知受取人識別子取得部226が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、受取人情報格納部121から取得する。通知先情報取得部227は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。通知先情報取得部227の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
異動情報通知部228は、通知先情報取得部227が取得した通知先情報が示す通知先に、異動情報を通知する。異動情報とは、異動判断部225が変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む情報である。通知される異動情報は、名刺記載情報すべてでも良いし、名刺記載情報のうち、氏名と会社名と変更になった情報(役職、電話番号など)だけでも良い。通知される異動情報は、異動者を特定する情報と、変更のあった情報を含むことが好適である。異動情報通知部228は、通常、無線または有線の通信手段等から実現され得る。
次に、異動情報通知システムの動作について説明する。まず、異動者情報入力装置11の動作について説明する。受取人名刺交換情報入力装置21の入力受付部211が受取人名刺交換情報を受け付ける。そして、受取人名刺交換情報送信部212は、入力受付部211が受け付けた受取人名刺交換情報を異動情報通知装置22に送信する。
次に、異動情報通知装置22の動作について、図10のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1001)受取人名刺交換情報受付部223は、受取人名刺交換情報を受け付けたか否かを判断する。受取人名刺交換情報を受け付ければステップS1002に行き、受取人名刺交換情報を受け付けなければステップS1001に戻る。
(ステップS1002)名刺記載情報蓄積部224は、ステップS1001で受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を受取人名刺交換情報格納部122に蓄積する。
(ステップS1003)異動判断部225は、カウンタiに1を代入する。
(ステップS1004)異動判断部225は、ステップS1001で受け付けた受取人名刺交換情報の中に、i番目の名刺記載情報が存在するか否かを判断する。i番目の名刺記載情報が存在すればステップS1005に行き、i番目の名刺記載情報が存在しなければ処理を終了する。
(ステップS1005)異動判断部225、通知受取人識別子取得部226、通知先情報取得部227、および異動情報通知部228は、i番目の名刺記載情報を用いて、異動情報通知処理を行う。異動情報通知処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS1006)異動判断部225は、カウンタiを1、インクリメントする。ステップS1004に戻る。
次に、ステップS1005の異動情報通知処理について、図11のフローチャートを用いて説明する。図11のフローチャートにおいて、図3のフローチャートと同様の処理については、説明を省略する。なお、図3のフローチャートと同様の図11のフローチャートの処理は、図3のフローチャートの処理と、その主体が異なる場合はある。
(ステップS1101)異動判断部225の名刺受取人識別子取得手段2251は、受取人名刺交換情報受付部223が受信した受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する。
(ステップS1102)異動判断部225の組織名取得手段2252は、ステップS1101で取得した受取人識別子と対になる組織名を受取人情報格納部121から取得する。
(ステップS1103)異動判断部225の異動判断手段2253は、受取人名刺交換情報格納部122の中のi番目の受取人識別子(i番目の受取人名刺交換情報でも良い)と対になる(有する)組織名を取得する。
(ステップS1104)異動判断手段2253は、ステップS1102で取得された組織名と、ステップS1103で取得された組織名とが、一定の関係にあるか否か(一致する。グループ会社など)を判断する。両組織名が一定の関係にある場合はステップS305に行き、一定の関係にない場合はステップS312に行く。
なお、図11のフローチャートにおいて、受取人名刺交換情報が有する受取人識別子で識別される受取人と所定の関係にある組織に属する人が得た名刺の名刺記載情報のみをチェックし、異動情報を通知する範囲を絞り込んだ。しかし、通知受取人識別子取得部226が、異動情報を通知する範囲を絞り込んでも良い。かかる場合、通知受取人識別子取得部226は、名刺受取人識別子取得手段2251、組織名取得手段2252、および通知受取人識別子取得手段2261を具備することとなる。つまり、通知受取人識別子取得部226は、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段2251と、名刺受取人識別子取得手段2251が取得した受取人識別子と対になる組織名を、受取人情報格納部121から取得する組織名取得手段2252と、組織名取得手段2252が取得した組織名と所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子であり、異動判断部225が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する1以上の受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得手段2261を具備する。
また、図11のフローチャートにおいて、異動情報通知部228は、異動判断部225が変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する受取人識別子により識別される受取人に、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知しても良い。
また、図11のフローチャートにおいて、図3の異動者情報は、受け付けた受取人名刺交換情報が有する名刺記載情報に対応する。
以下、本実施の形態における異動情報通知システムの具体的な動作について説明する。異動情報通知システムの概念図は図1である。
今、受取人情報格納部121は、図4に示す受取人情報管理表を保持している。また、受取人名刺交換情報格納部122は、図5に示す受取人名刺交換情報管理表を保持している。
かかる状況において、ユーザ「平野次郎」は、受取人識別子「5678」を、キーボードを用いて、受取人名刺交換情報入力装置21に入力する。また、ユーザ「平野次郎」は、図12に示す2枚の名刺(ユーザ「平野次郎」が、本日、名刺交換した相手の方々の名刺)を、受取人名刺交換情報入力装置21が有するスキャナに読み込ませた、とする。そして、入力受付部211は、受取人識別子「5678」と、2枚の名刺の画像情報である名刺記載情報を有する受取人名刺交換情報を受け付ける。そして、受取人名刺交換情報送信部212は、当該受取人名刺交換情報を、異動情報通知装置22に送信する。
次に、異動情報通知装置22の受取人名刺交換情報受付部223は、受取人識別子「5678」と2枚の名刺の画像情報である名刺記載情報を有する受取人名刺交換情報を受信する。
そして、図示しない文字認識手段は、2枚の名刺をそれぞれ文字認識処理し、氏名や組織名など、取得できる情報を取得し、画面に表示する。そして、異動情報通知装置22は、名刺の画像情報も表示する、とする。
そして、異動情報通知装置22のユーザは、名刺の画像情報を見て、文字認識結果を修正し、正しい名刺記載情報(この段階では文字コード列)を入力する。そして、受取人名刺交換情報受付部223は、図13に示す受取人名刺交換情報を得る。
次に、名刺記載情報蓄積部224は、図13に示す受取人名刺交換情報が有する受取人識別子「5678」を取得し、当該受取人識別子「5678」に対応付けて、受取人名刺交換情報が有する2つの名刺記載情報(図13参照)を、図5に示す受取人名刺交換情報管理表に追記する。
次に、図13における1番目の名刺記載情報を用いて、以下に説明する異動情報通知処理を行う。
つまり、まず、異動判断部225の名刺受取人識別子取得手段2251は、受取人名刺交換情報受付部223が受信した受取人名刺交換情報が有する受取人識別子「5678」を取得する。
次に、異動判断部225の組織名取得手段2252は、取得した受取人識別子「5678」と対になる組織名「XYZ」を、図4の受取人情報管理表から取得する。なお、ここでの組織名は、会社名である。
次に、異動判断部225の異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」を除く受取人識別子であり、1番目の受取人識別子「1234」を、図5に示す受取人名刺交換情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、1番目の受取人識別子「1234」と対になる組織名「XYZ」を、図4の受取人情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」に対応する組織名「XYZ」と、受取人識別子「1234」に対応する組織名「XYZ」とが、一定の関係にあるか否か(ここでは、「一致」)を判断する。そして、両者は一致するので、通知受取人識別子取得部124は、1番目の受取人識別子「1234」に対応する名刺記載情報の中で、名刺記載情報の中の「山本和男」「PQZ」に合致する名刺記載情報を検索する。そして、通知受取人識別子取得部124は、「ID=521」のレコードが合致することを検知する。そして、通知受取人識別子取得部124は、「ID=521」のレコードが有する役職等の名刺記載情報と、図13の「ID=9571」の名刺記載情報とを比較し、対応する情報間で、異なる情報が存在するか否かを判断する。ここでは、通知受取人識別子取得部124は、「所属部署」「メールアドレス」「役職」が異なることを検知する。
次に、通知受取人識別子取得部124は、1番目の受取人識別子「1234」に対応する通知先情報「taro@xyz.com」を取得し、メモリ上に追記する。
次に、異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」を除く受取人識別子であり、2番目の受取人識別子「2234」を、図5に示す受取人名刺交換情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、2番目の受取人識別子「2234」と対になる組織名「YYZ」を、図4の受取人情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」に対応する組織名「XYZ」と、受取人識別子「2234」に対応する組織名「YYZ」とが、一定の関係にない、と判断する。
そして、異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」を除く受取人識別子であり、3番目の受取人識別子「1122」を、図5に示す受取人名刺交換情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、3番目の受取人識別子「1122」と対になる組織名「AAB」を、図4の受取人情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」に対応する組織名「XYZ」と、受取人識別子「1122」に対応する組織名「AAB」とが、一定の関係にない、と判断する。
そして、異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」を除く受取人識別子であり、4番目の受取人識別子「5677」を、図5に示す受取人名刺交換情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、4番目の受取人識別子「5677」と対になる組織名「XYZ」を、図4の受取人情報管理表から取得する。
次に、異動判断手段2253は、受取人識別子「5678」に対応する組織名「XYZ」と、受取人識別子「5677」に対応する組織名「XYZ」とが、一定の関係にあるか否か(ここでは、「一致」)を判断する。そして、両者は一致するので、通知受取人識別子取得部124は、4番目の受取人識別子「5677」に対応する名刺記載情報の中で、名刺記載情報の中の「山本和男」「PQZ」に合致する名刺記載情報を検索する。そして、通知受取人識別子取得部124は、「ID=5671」のレコードが合致することを検知する。そして、通知受取人識別子取得部124は、「ID=5671」のレコードが有する役職等の名刺記載情報と、図13の「ID=9571」の名刺記載情報とを比較し、対応する情報間で、異なる情報が存在するか否かを判断する。ここでは、通知受取人識別子取得部124は、「所属部署」「メールアドレス」「役職」が異なることを検知する。
次に、通知受取人識別子取得部124は、4番目の受取人識別子「5677」に対応する通知先情報「tagawa@xyz.com」を取得し、メモリ上に追記する。
以上の処理を、図5のすべての名刺記載情報をチェックするまで繰り返し、通知先情報取得部125は、図7に示す通知先情報の集合を得る。
次に、異動情報通知部126は、バッファ内に追記した図7の各通知先情報を用いて、当該通知先情報が示す1以上の通知先に、受取人名刺交換情報受付部223が受け付けた名刺記載情報を電子メールで通知する。なお、通知される電子メールの例を、図14に示す。なお、図14において、山本和男さんの名刺の画像情報をそのまま、電子メールで送信しているが、図8に示すような態様で、文字列により、異動の情報を通知しても良い。また、異動情報通知部126は、「山本和男」さんを特定する情報(例えば、氏名「山本和男」)と、変更のあった「所属部署」「メールアドレス」「役職」のみからなる異動情報を通知してもよい。
次に、同様に、「太田勉」さんの名刺記載情報について、異動情報の通知処理がなされる。
以上、本実施の形態によれば、ある者が受け取った名刺に関する情報を登録した場合に、過去に名刺を受け取った他の者に、名刺に記載された方の異動情報を通知することができる。
また、本実施の形態によれば、ある者が受け取った名刺に関する情報を登録した場合に、過去に名刺を受け取った他の者であり、名刺を受け取ったある者と所定の関係がある組織に属する者にのみ、名刺に記載された方の異動情報を通知することができる。このことにより、名刺に記載された方が、異動情報を通知したくない方に、異動情報を通知することを防止できる。そのため、名刺に記載された方のプライバシーを担保できる。以上の異動情報の通知方法は、新しい異動情報の通信制御技術である、と言える。また、以上の異動情報の通知方法は、名刺管理システムにおける、新しい異動情報の通信制御技術である、と言える。
また、本実施の形態によれば、名刺を受け取ったある者と所定の関係がある組織に属する者が受け取った名刺の情報のみを検索し、異動があったか否かを判断するので、高速な異動情報の通知処理が可能である。
なお、本実施の形態によれば、受取人名刺交換情報の入力方法は種々あり得る。
また、本実施の形態における情報処理装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付部と、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を記憶媒体に蓄積する名刺記載情報蓄積部と、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、受取人名刺交換情報が格納されている記憶媒体を検索し、前記1以上の各名刺記載情報が、前記記憶媒体に格納されている同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断部と、前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する受取人識別子を、前記受取人名刺交換情報格納部から取得する通知受取人識別子取得部と、前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、受取人情報が格納されている記憶媒体から取得する通知先情報取得部と、前記通知先情報取得部が取得した通知先情報が示す通知先に、前記異動判断部が変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記受取人情報は、受取人識別子と、通知先情報と、受取人が所属する組織名とを有し、前記通知受取人識別子取得部を、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記記憶媒体から取得する組織名取得手段と、前記組織名取得手段が取得した組織名と所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子であり、前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する1以上の受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得手段を具備するものとして機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記受取人情報は、受取人識別子と、通知先情報と、受取人が所属する組織名とを有し、前記異動判断部を、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記記憶媒体から取得する組織名取得手段と、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が、前記記憶媒体に格納されている同一人物の名刺記載情報であり、前記組織名取得手段が取得した組織名と所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子と対になる前記同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断手段を具備するものとして機能させるためのプログラム、である。
また、上記の実施の形態において、受取人情報格納部121、受取人名刺交換情報格納部122は、他の構造でも良い、ことは言うまでもない。例えば、受取人情報格納部121の受取人情報は、名刺記載情報と同一であっても良い。そして、例えば、図4、図5の2つの表の代わりに、名刺管理表と、名刺交換管理表を、受取人情報格納部121、受取人名刺交換情報格納部122が保持していても良い。名刺管理表は、「受取人識別子」「名刺記載情報」を有するレコードを1以上保持している表である。名刺管理表は、図5の表と同様の構造であり、受取人も記載者もすべて管理されている。名刺交換管理表は、名刺を受け取った人を識別する「受取人識別子」と名刺を渡した人である記載者を識別する記載者識別子(受取人識別子と同じ)の対からなるレコードを1以上保持している。つまり、名刺交換管理表は、2つの識別子の組のレコードからなる。その他、受取人情報格納部121、受取人名刺交換情報格納部122内のデータの構造は問わない。
また、図15は、本明細書で述べたプログラムを実行して、上述した実施の形態の異動情報通知装置等を実現するコンピュータの外観を示す。上述の実施の形態は、コンピュータハードウェア及びその上で実行されるコンピュータプログラムで実現され得る。図15は、このコンピュータシステム340の概観図であり、図16は、コンピュータシステム340のブロック図である。
図15において、コンピュータシステム340は、FD(Flexible Disk)ドライブ、CD−ROM(Compact Disk Read Only Memory)ドライブを含むコンピュータ341と、キーボード342と、マウス343と、モニタ344とを含む。
図16において、コンピュータ341は、FDドライブ3411、CD−ROMドライブ3412に加えて、CPU(Central Processing Unit)3413と、CPU3413、CD−ROMドライブ3412及びFDドライブ3411に接続されたバス3414と、ブートアッププログラム等のプログラムを記憶するためのROM(Read−Only Memory)3415と、CPU3413に接続され、アプリケーションプログラムの命令を一時的に記憶するとともに一時記憶空間を提供するためのRAM(Random Access Memory)3416と、アプリケーションプログラム、システムプログラム、及びデータを記憶するためのハードディスク3417とを含む。ここでは、図示しないが、コンピュータ341は、さらに、LANへの接続を提供するネットワークカードを含んでも良い。
コンピュータシステム340に、上述した実施の形態の異動情報通知装置等の機能を実行させるプログラムは、CD−ROM3501、またはFD3502に記憶されて、CD−ROMドライブ3412またはFDドライブ3411に挿入され、さらにハードディスク3417に転送されても良い。これに代えて、プログラムは、図示しないネットワークを介してコンピュータ341に送信され、ハードディスク3417に記憶されても良い。プログラムは実行の際にRAM3416にロードされる。プログラムは、CD−ROM3501、FD3502またはネットワークから直接、ロードされても良い。
プログラムは、コンピュータ341に、上述した実施の形態の異動情報通知装置等の機能を実行させるオペレーティングシステム(OS)、またはサードパーティープログラム等は、必ずしも含まなくても良い。プログラムは、制御された態様で適切な機能(モジュール)を呼び出し、所望の結果が得られるようにする命令の部分のみを含んでいれば良い。コンピュータシステム340がどのように動作するかは周知であり、詳細な説明は省略する。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信する送信ステップや、情報を受信する受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信ステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、一の装置に存在する2以上の通信手段(端末情報送信部、端末情報受信部など)は、物理的に一の媒体で実現されても良いことは言うまでもない。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる異動情報通知システムは、自動的に異動情報が通知されという効果を有し、名刺管理システム等として有用である。
実施の形態1における異動情報通知システムの概念図 同異動情報通知システムのブロック図 同異動情報通知装置の動作について説明するフローチャート 同受取人情報管理表を示す図 同受取人名刺交換情報管理表を示す図 同異動者情報の例を示す図 同通知先情報の集合例を示す図 同通知される電子メールの例を示す図 実施の形態2における異動情報通知システムのブロック図 同異動情報通知装置の動作について説明するフローチャート 同異動情報通知処理の動作について説明するフローチャート 同入力される名刺の例を示す図 同受取人名刺交換情報の例を示す図 同通知される電子メールの例を示す図 同コンピュータシステムの概観図 同コンピュータシステムのブロック図
符号の説明
1、2 異動情報通知システム
11 異動者情報入力装置
12、22 異動情報通知装置
21 受取人名刺交換情報入力装置
111、211 入力受付部
112 異動者情報送信部
121 受取人情報格納部
122 受取人名刺交換情報格納部
123 異動者情報受付部
124、226 通知受取人識別子取得部
125、227 通知先情報取得部
126、228 異動情報通知部
212 受取人名刺交換情報送信部
223 受取人名刺交換情報受付部
224 名刺記載情報蓄積部
225 異動判断部
2251 名刺受取人識別子取得手段
2252 組織名取得手段
2253 異動判断手段
2261 通知受取人識別子取得手段

Claims (6)

  1. 名刺を受け取った人である受取人を識別する受取人識別子と、受取人に対する情報の通知先を示す通知先情報と、受取人が所属する組織名とを有する受取人情報を1以上格納している受取人情報格納部と、
    受取人識別子と、当該受取人識別子で識別される受取人が受け取った名刺に記載された情報であり、記載者の氏名と記載者の組織名と記載者の通知先情報とを有する情報である名刺記載情報を1以上有する受取人名刺交換情報を、1以上格納している受取人名刺交換情報格納部と、
    受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を前記受取人名刺交換情報格納部に蓄積する名刺記載情報蓄積部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記受取人名刺交換情報格納部を検索し、前記1以上の各名刺記載情報が、前記受取人名刺交換情報格納部に格納されている同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断部と、
    異動情報を通知する先を示す受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得部と、
    前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、前記受取人情報格納部から取得する通知先情報取得部と、
    前記通知先情報取得部が取得した通知先情報が示す通知先に、前記異動判断部が変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知部とを具備し、
    前記通知受取人識別子取得部は、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、
    前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記受取人情報格納部から取得する組織名取得手段と、
    前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名、または前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名および当該同一の組織名と対応付けて記憶媒体に管理されているグループ会社の組織名を所定の関係がある組織名として取得し、当該取得した所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子であり、前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する1以上の受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得手段を具備する異動情報通知装置。
  2. 名刺を受け取った人である受取人を識別する受取人識別子と、受取人に対する情報の通知先を示す通知先情報と、受取人が所属する組織名とを有する受取人情報を1以上格納している受取人情報格納部と、
    受取人識別子と、当該受取人識別子で識別される受取人が受け取った名刺に記載された情報であり、記載者の氏名と記載者の組織名と記載者の通知先情報とを有する情報である名刺記載情報を1以上有する受取人名刺交換情報を、1以上格納している受取人名刺交換情報格納部と、
    受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を前記受取人名刺交換情報格納部に蓄積する名刺記載情報蓄積部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が変更になっているか否かを判断する異動判断部と、
    前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する受取人識別子を、前記受取人名刺交換情報格納部から取得する通知受取人識別子取得部と、
    前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、前記受取人情報格納部から取得する通知先情報取得部と、
    前記通知先情報取得部が取得した通知先情報が示す通知先に、前記異動判断部が変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知部とを具備し、
    前記異動判断部は、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、
    前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記受取人情報格納部から取得する組織名取得手段と、
    前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名、または前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名および当該同一の組織名と対応付けて記憶媒体に管理されているグループ会社の組織名を所定の関係がある組織名として取得し、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が、前記受取人名刺交換情報格納部に格納されている同一人物の名刺記載情報であり、前記所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子と対になる前記同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断手段とを具備する異動情報通知装置。
  3. 異動情報通知装置が具備する受取人名刺交換情報受付部、名刺記載情報蓄積部、通知受取人識別子取得部、通知先情報取得部、および異動情報通知部により実現される異動情報通知方法であって、
    前記受取人名刺交換情報受付部により、受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付ステップと、
    前記名刺記載情報蓄積部により、前記受取人名刺交換情報受付ステップで受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を記憶媒体に蓄積する名刺記載情報蓄積ステップと、
    前記異動判断部により、前記受取人名刺交換情報受付ステップで受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、受取人名刺交換情報が格納されている記憶媒体を検索し、前記1以上の各名刺記載情報が、前記記憶媒体に格納されている同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断ステップと、
    前記通知受取人識別子取得部により、異動情報を通知する先を示す受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得ステップと、
    前記通知先情報取得部により、前記通知受取人識別子取得ステップで取得された1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、受取人情報が格納されている記憶媒体から取得する通知先情報取得ステップと、
    前記異動情報通知部により、前記通知先情報取得ステップで取得された通知先情報が示す通知先に、前記異動判断ステップで変更になっていると判断された名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知ステップとを具備し、
    前記通知受取人識別子取得ステップは、
    前記受取人名刺交換情報受付ステップで受け付けられた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得ステップと、
    前記名刺受取人識別子取得ステップで取得された受取人識別子と対になる組織名を、前記記憶媒体から取得する組織名取得ステップと、
    前記組織名取得ステップで取得された組織名と同一の組織名、または前記組織名取得ステップで取得された組織名と同一の組織名および当該同一の組織名と対応付けて記憶媒体に管理されているグループ会社の組織名を所定の関係がある組織名として取得し、当該所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子であり、前記異動判断ステップで、変更になっていると判断された名刺記載情報に対応する1以上の受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得ステップを具備する異動情報通知方法。
  4. 異動情報通知装置が具備する受取人名刺交換情報受付部、名刺記載情報蓄積部、通知受取人識別子取得部、通知先情報取得部、および異動情報通知部により実現される異動情報通知方法であって、
    前記受取人名刺交換情報受付部により、受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付ステップと、
    前記名刺記載情報蓄積部により、前記受取人名刺交換情報受付ステップで受け付けられた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を記憶媒体に蓄積する名刺記載情報蓄積ステップと、
    前記異動判断部により、前記受取人名刺交換情報受付ステップで受け付けられた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が変更になっているか否かを判断する異動判断ステップと、
    前記通知受取人識別子取得部により、前記異動判断ステップで、変更になっていると判断された名刺記載情報に対応する受取人識別子を、前記記憶媒体から取得する通知受取人識別子取得ステップと、
    前記通知先情報取得部により、前記通知受取人識別子取得ステップで取得された1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、受取人情報が格納されている記憶媒体から取得する通知先情報取得ステップと、
    前記異動情報通知部により、前記通知先情報取得ステップで取得された通知先情報が示す通知先に、前記異動判断ステップで変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知ステップとを具備し、
    前記異動判断ステップは、
    前記受取人名刺交換情報受付ステップで受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得ステップと、
    前記名刺受取人識別子取得ステップで取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記記憶媒体から取得する組織名取得ステップと、
    前記組織名取得ステップで取得された組織名と同一の組織名、または前記組織名取得ステップで取得された組織名と同一の組織名および当該同一の組織名と対応付けて記憶媒体に管理されているグループ会社の組織名を所定の関係がある組織名として取得し、前記受取人名刺交換情報受付ステップで受け付けられた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が、前記記憶媒体に格納されている同一人物の名刺記載情報であり、前記所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子と対になる前記同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断ステップとを具備する異動情報通知方法。
  5. コンピュータを、
    受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を記憶媒体に蓄積する名刺記載情報蓄積部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、受取人名刺交換情報が格納されている記憶媒体を検索し、前記1以上の各名刺記載情報が、前記記憶媒体に格納されている同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断部と、
    異動情報を通知する先を示す受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得部と、
    前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、受取人情報が格納されている記憶媒体から取得する通知先情報取得部と、
    前記通知先情報取得部が取得した通知先情報が示す通知先に、前記異動判断部が変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知部として機能させるためのプログラムであり、
    前記通知受取人識別子取得部は、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、
    前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記受取人情報格納部から取得する組織名取得手段と、
    前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名、または前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名および当該同一の組織名と対応付けて記憶媒体に管理されているグループ会社の組織名を所定の関係がある組織名として取得し、当該取得した所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子であり、前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する1以上の受取人識別子を取得する通知受取人識別子取得手段を具備するものとしてコンピュータを機能させるためのプログラム。
  6. コンピュータを、
    受取人名刺交換情報を受け付ける受取人名刺交換情報受付部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子に対応付けて、前記受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報を記憶媒体に蓄積する名刺記載情報蓄積部と、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が変更になっているか否かを判断する異動判断部と、
    前記異動判断部が、変更になっていると判断した名刺記載情報に対応する受取人識別子を、前記受取人名刺交換情報格納部から取得する通知受取人識別子取得部と、
    前記通知受取人識別子取得部が取得した1以上の受取人識別子と対になる1以上の通知先情報を、受取人情報が格納されている記憶媒体から取得する通知先情報取得部と、
    前記通知先情報取得部が取得した通知先情報が示す通知先に、前記異動判断部が変更になっていると判断した名刺記載情報が有する情報であり、少なくとも変更になった情報を含む異動情報を通知する異動情報通知部として機能させるためのプログラムであり、
    前記異動判断部を、
    前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する受取人識別子を取得する名刺受取人識別子取得手段と、
    前記名刺受取人識別子取得手段が取得した受取人識別子と対になる組織名を、前記記憶媒体から取得する組織名取得手段と、
    前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名、または前記組織名取得手段が取得した組織名と同一の組織名および当該同一の組織名と対応付けて記憶媒体に管理されているグループ会社の組織名を所定の関係がある組織名として取得し、前記受取人名刺交換情報受付部が受け付けた受取人名刺交換情報が有する1以上の名刺記載情報の各々を用いて、前記1以上の各名刺記載情報が、前記記憶媒体に格納されている同一人物の名刺記載情報であり、前記所定の関係がある組織名と対になる1以上の受取人識別子と対になる前記同一人物の名刺記載情報に対して変更になっているか否かを判断する異動判断手段を具備するものとして機能させるためのプログラム。
JP2007304243A 2007-11-26 2007-11-26 異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム Active JP4408302B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007304243A JP4408302B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007304243A JP4408302B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2009129239A JP2009129239A (ja) 2009-06-11
JP4408302B2 true JP4408302B2 (ja) 2010-02-03

Family

ID=40820079

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007304243A Active JP4408302B2 (ja) 2007-11-26 2007-11-26 異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4408302B2 (ja)

Families Citing this family (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5410350B2 (ja) * 2010-03-31 2014-02-05 株式会社ゼンリンデータコム 代行装置、代行方法及び代行システム
JP2015069260A (ja) * 2013-09-27 2015-04-13 株式会社筆まめ 宛先管理システム、宛先管理方法、及びプログラム
JP6299166B2 (ja) * 2013-11-12 2018-03-28 富士通株式会社 通知方法、装置及びプログラム
JP6763253B2 (ja) 2016-09-20 2020-09-30 コニカミノルタ株式会社 顧客情報管理装置及びプログラム
JP6882793B2 (ja) * 2018-08-22 2021-06-02 株式会社ビジネスインテリジェンス 名刺関連情報提供方法、企業価値判定方法、評価指標算出方法、名刺価値判定方法、名刺関連情報提供装置、企業価値判定装置、名刺価値判定装置及びコンピュータプログラム
JP2021018690A (ja) * 2019-07-23 2021-02-15 株式会社サテライトオフィス 名刺管理システム、名刺管理システムのプログラム
WO2022186085A1 (ja) * 2021-03-05 2022-09-09 Sansan株式会社 交流管理装置、交流管理方法、およびプログラム
CN113505362B (zh) * 2021-07-16 2023-09-22 长鑫存储技术有限公司 ***权限管控方法、数据中心、管控装置和存储介质
JP2023121547A (ja) 2022-02-21 2023-08-31 富士フイルムビジネスイノベーション株式会社 情報処理装置及び情報処理プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2009129239A (ja) 2009-06-11

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4408302B2 (ja) 異動情報通知装置、異動情報通知方法、およびプログラム
JP5062564B2 (ja) 有無線通信端末機を利用して電話番号所有者情報を提供する方法およびそのシステム
CN101622837A (zh) 使用联系人数据进行媒体共享
JP4604928B2 (ja) 送信機能付き共有情報処理装置、画像形成装置
KR100314175B1 (ko) 에스엠에스 전화번호부를 구비한 이동 통신 단말기 및운용 방법
KR100683618B1 (ko) 정보 등록 방법, 정보 관리 장치 및 광고 표시 시스템
JP2009043075A (ja) 名刺登録管理システム
US20090248639A1 (en) Content management system and content management method
JP2003051850A (ja) Faxメールシステム、faxサーバ装置、fax送信用紙、faxメール処理方法、faxメール処理プログラムおよび該プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記憶媒体
WO2018147405A1 (ja) 対話装置、制御装置、対話システム、対話方法、および制御方法
JP2021179771A (ja) 名刺情報処理装置、名刺情報処理方法、およびプログラム
JP2005107877A (ja) 名刺、名刺情報管理システム、名刺情報管理方法、および、プログラム
KR20110118085A (ko) 객체지향적 접근 형식의 정보제공서비스 시스템 및 그 방법
JP4417288B2 (ja) メールアドレス生成システム、メールアドレス生成方法、およびメールアドレス生成プログラム
JP2001306766A (ja) 名刺管理・名刺交換システム
JP7440259B2 (ja) 情報処理装置、情報処理方法、プログラム
JP2003296353A (ja) ネットワークを介した名刺ocr処理システム
JP2014048837A (ja) 会議情報管理システム及び画像形成装置
JP2003203145A (ja) 人事管理支援システムおよび方法
CN101277352B (zh) 传真***、传真方法和数据传递设备
EP1179931A2 (en) Method and device for electronic mail
JP5109184B2 (ja) 名刺情報管理装置、名刺情報管理方法、及びプログラム
JP2004240676A (ja) 名刺管理システムと名刺管理プログラム
JP2022128661A (ja) 名刺処理装置、名刺処理方法、プログラム、および名刺ファイルのデータ構造
JP4728651B2 (ja) データ処理システム

Legal Events

Date Code Title Description
A871 Explanation of circumstances concerning accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A871

Effective date: 20090630

A975 Report on accelerated examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971005

Effective date: 20090806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090818

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20091002

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20091029

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20091106

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4408302

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121120

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20171120

Year of fee payment: 8

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R360 Written notification for declining of transfer of rights

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R360

R370 Written measure of declining of transfer procedure

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R370

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S531 Written request for registration of change of domicile

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313531

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250