JP4406523B2

JP4406523B2 - Refill bag

Info

Publication number: JP4406523B2
Application number: JP2002098352A
Authority: JP
Inventors: 良次中村
Original assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Current assignee: Dai Nippon Printing Co Ltd
Priority date: 2002-04-01
Filing date: 2002-04-01
Publication date: 2010-01-27
Anticipated expiration: 2022-04-01
Also published as: JP2003291992A

Description

【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は、使用時に簡単に指で開封できるとともに、内容物を他の容器に移し替える際にスムーズに内容物を注出することができる、液体、粘体などの流動性を有する内容物を包装する詰め替え用袋に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来、液体、粘体などの流動性を有する内容物を収納した詰め替え用袋において、袋を開封する方法としては、注出口部の先端部を鋏で切り取って開封し開口を形成する方法が一般的に行われているが、鋏を必要とするためきわめて不便であるという欠点がある。また、指で切り取り簡単に開封できるようにした袋としては、注出口部の先端部においてフィルムの表面にレーザーの照射等により傷痕を形成して開封用の切目線を形成した構成のものが知られているが、レーザーの照射によりフィルムの表面に傷痕を形成する装置が高価であるとともに製造工程が煩雑でコストアップになるという欠点がある。更に、袋を開封して内容物を他の容器に移し替える際に、開封した注出口が密着して開き難く内容物が出難いため簡単に移し替えが出来ないという欠点がある。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】
本発明の目的は、注出口部の先端部を指で掴んで簡単に切り取って開封することができるとともに、容器に移し替える際に注出口が密着しないので内容物をスムーズに注出でき、且つ製造工程を簡略化してコストダウンを図ることができる詰め替え用袋を提供することである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】
基材層と中間層と熱接着性樹脂層を有する積層体からなり、周縁に熱接着部が形成された袋であって、袋の上部の一方の角部から所定距離隔てた上端部及び側端部を袋内方に切り欠き、その周縁を熱接着した注出口熱接着部により形成された狭幅の注出口部が形成され、前記注出口部及び注出口部の内端より袋の内側に食み出す領域に形成した少なくとも一方の積層体に袋の内面側に突出する複数の円筒状であり先端が丸い点状突起が形成され、前記注出口部に袋の上端縁に平行な開封用の切目線が積層体の中間層を貫通するように形成され、前記切目線の少なくとも一方の端縁にノッチが形成された構成とすることにより、鋏等を使用することなく、注出口部の先端部を指で掴んで開封用の切目線に沿って簡単に切り取って開封することが出来ると共に、注出口部及び注出口部の内端より袋の内側に食み出す領域を形成する表裏２枚の積層体間に点状突起の高さに相当する隙間が形成されるので、注出口部及び注出口部の内端より袋の内側に食み出す領域において表裏２枚の積層体が密着することなく内容物をスムーズに注出させることが可能となり、内容物を他の容器へ詰め替えることが容易となる。
【０００６】
上記の詰め替え用袋において、点状突起が、直径が１．０〜２．０ｍｍ、高さが０．１〜０．８ｍｍである構成とすることにより、注出口部において点状突起により注出口部を形成する積層体間に点状突起の高さに相当する隙間を確実に形成できるので、その隙間を通して内容物を簡単に注出することができる。
【０００７】
上記の詰め替え用袋において、点状突起が円筒状突起からなる雄型と円筒状孔からなる雌型を使用して積層体をエンボスすることにより形成された構成とすることにより、積層体に形状の安定したシャープに突出する高い点状突起を形成することができるので、注出口部を形成する積層体間に安定した隙間を確実に形成することができる。
【０００８】
【発明の実施の形態】
以下、図面を引用して本発明の実施の形態を説明する。
図１は本発明の詰め替え用袋の実施形態を示す平面図、図２は図１におけるＩ−Ｉ拡大断面図、図３は図１におけるII−II拡大断面図、図４は積層体に点状突起を形成する装置の概略を示す断面図であって、１は底熱接着部、２，2'は側端熱接着部、３，3'は上端熱接着部、４は注出口熱接着部、５，６は切欠部、７は点状突起、８は切目線、９はノッチ、ａは注出口部、10は積層体、11は基材層、12は中間層、13は熱接着性樹脂層、14は雄型、15は円筒状突起、16は雌型、17は円筒状孔をそれぞれ表す。
【０００９】
本発明の詰め替え用袋の実施形態は図１〜図３に示すとおりである。平面形状は、図１に示すように、基材層11と中間層12と熱接着性樹脂層13を有する積層体10からなりＶ字状に折り込まれた底部を有する長方形状の自立性袋であり、袋の上部の一方の角部から所定距離だけ離れた上端部及び側端部に切欠部５及び切欠部６を設けることにより、袋の上部の角部に狭幅の注出口部ａが形成され、周縁部が底熱接着部１と両側の側端熱接着部２と上端熱接着部３と切欠部５により形成された上端熱接着部3'と切欠部６に形成された側端熱接着部2'と注出口熱接着部４により周縁部が熱接着された形状であり、注出口部ａには袋の上端縁に平行方向の開封用の切目線８が形成されるとともに切目線８の両端にノッチ９が形成され、注出口部ａを構成する表裏いずれかの積層体10に複数の内面側に突出する点状突起７が形成された構成である。実施形態の上記の構成において、切欠部６及び側端熱接着部2'を形成せずに直線状の側端熱接着部２とした構成としてもよい。また、実施形態では袋の形状を自立性袋としているが、３方シール袋、４方シール袋としてもよく形状は任意である。
【００１０】
実施形態の注出口部ａにおける開封用の切目線８が形成された箇所の断面形状は、図２に示すとおりであって、開封用の切目線８は基材層11と中間層12と熱接着性樹脂層13からなる積層体10の中間層12に形成された貫通する切目からなる構成である。袋の表裏両面を形成する積層体10には中間層12を貫通する切目線８が形成され、切目線８の両端にはノッチ９が形成されているので、ノッチ９の箇所から切目線８に沿って注出口熱接着部４を切り取って簡単に開封することができる。切目線８は積層体10の中間層12のみに形成された構成であるので、積層体10の基材層11にガスバリヤー性フィルムを使用することにより、中間層12に貫通する切目８を成形しても、積層体10のガスバリヤー性が低下することがなくガスバリヤー性の優れた袋とすることができる。
【００１１】
実施形態の注出口部ａにおける点状突起６が形成された箇所の断面形状は、図３に示すとおりであり、注出口部ａを構成する一方の積層体10に袋の内面側に突出する複数の点状突起７が形成され、他方の積層体10は点状突起７が形成されない平坦な状態で重なり合い、表裏２枚の積層体10間に内面側に突出する点状突起７の高さに相当する隙間が形成された状態となっている。したがって、開封用の切目線８に沿って注出口熱接着部４を切り取って開封し、内容物を他の容器に移し替える際に、注出口部ａにおいて表裏２枚の積層体10間に形成された隙間からスムーズに内容物を注出させることがでる。また、点状突起７が注出口部ａの内端より包装袋の内側にはみ出るように形成されており、内容物を注出させる際に注出口部ａの内端近傍にて表裏２枚の積層体10が密着することがないので、スムーズに内容物が注出口部ａの方に流れるようになる。
【００１２】
実施形態においては、上端熱接着部３と注出口熱接着部４が袋の上端縁に沿った形状であり且つ上端熱接着部３の左右方向の長さが袋の幅の半分以上ある比較的広い幅を有しており、上端熱接着部３が形成されている箇所から内容物を充填することができるので、底にＶ字状の折込部を有する自立性袋であっても優れた充填適性が得られる。また、使用時には、鋏等を必要とせずに、袋の注出口部ａの端縁の注出口熱接着部４を指で掴んでノッチ９の箇所から切目線８に沿って簡単に切り取り簡単に開封することができる。実施形態の袋の平面形状が長方形状の自立性袋であり上部の角部に注出口部ａが形成されているので、内容物を充填した状態での取り扱いが容易であり、段ボール箱等への収納性に優れ、店頭にて展示した際の袋の意匠性も優れたものとなる。
【００１３】
実施形態の詰め替え用袋を形成する方法は、基材層と中間層と熱接着性樹脂層からなる積層体を作製する工程において、基材層の内面に印刷により絵柄層を形成した後に、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーション又はポリエチレンの溶融押出ラミネーションにて、基材層の絵柄層面に中間層を積層する際に、中間層の幅方向に所定間隔をおいて２本の連続した切目を形成しながら積層し、次いで、切目が形成された中間層面に熱接着性樹脂層を積層することにより積層体を作製する。得られた積層体を切目線を重ね合わせるように流れ方向に平行に２つ折りして表裏２枚の積層体の切目線を重ね合わせた状態で通常の自立性袋の製袋と同じ工程にて製袋する。自立性袋の製袋時に、袋の上部の一方の角部の近傍に切欠を形成して狭幅の注出口部を形成する。
【００１４】
実施形態において、積層体に形成する点状突起６の形状は、直径が１．０〜２．０ｍｍ、高さが０．１〜０．８ｍｍである。点状突起６は１．０〜３．０ｍｍの間隔で形成される。点状突起６の直径が大きすぎると、形成された点状突起６が潰れやすくなって２枚の積層体間に確実に隙間を形成するのが困難となり、点状突起６の直径が小さすぎるとシヤープな形状を有する高い突起の形成が困難となる。点状突起６の高さを０．１〜０．８ｍｍとすることにより、表裏２枚の積層体間に内容物を注出しやすくするための隙間を確実に形成することができるものである。
【００１５】
積層体10に点状突起７を形成するには、図４に示すように、先端が丸い円筒状突起15を有する雄型14と円筒状孔17を有する雌型16を使用して、雄型14と雌型16間に積層体10を載置して加圧しエンボスを行うことにより、積層体10に円筒状であり先端が丸い点状突起を形成することができる。型14と雌型16を使用したエンボスは常温で行うのが好ましく、そうすることによりエンボスの作業性をよくすることができる。先端が丸い円筒状突起15を有する雄型14と円筒状孔17を有する雌型16を使用してエンボスを行うことにより形成された点状突起はシャープな円筒形状を有し且つ保形性が優れるので、点状突起が形成された注出口部において表裏２枚の積層体10間に点状突起７の高さに相当する隙間を確実に形成することができる。
【００１６】
積層体10を構成する基材層11としては、２軸延伸ポリエチレンテレフタレート（ＰＥＴ）、２軸延伸ナイロン（ＯＮ）、金属酸化物蒸着２軸延伸ポリエチレンテレフタレート（ＶＭＰＥＴ）、金属酸化物蒸着２軸延伸ナイロン（ＶＭＯＮ）等の強度的に優れた２軸延伸フィルムが使用される。中間層12としては、ＰＥＴ、ＯＮ、２軸延伸ポリプロピレン（ＯＰＰ）等が使用できる。熱接着性樹脂層13としては、低密度ポリエチレン（ＬＤＰＥ）、線状低密度ポリエチレン（ＬＬＤＰＥ）、メタロセン触媒を使用して重合したエチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体（ＥＶＡ）、ポリプロピレン（ＣＰＰ）、エチレン−アクリル酸共重合体（ＥＡＡ）、エチレン−アクリル酸エステル共重合体（ＥＥＡ）等が使用できる。基材層と熱接着性樹脂層は、ウレタン系接着剤を使用したドライラミネーション（ＤＬ）、ポリエチレン等による押出しラミネーション（ＥＣ）により積層される。
【００１７】
積層体の構成としては、例えば、ＰＥＴ１２μｍ／ＤＬ／ＯＮ１５μｍ／ＤＬ／ＬＬＤＰＥ１００〜１５０μｍ、ＶＭＰＥＴ１２μｍ／ＤＬ／ＯＮ１５μｍ／ＤＬ／ＬＬＤＰＥ１００〜１５０μｍ、ＶＭＰＥＴ１２μｍ／ＤＬ／ＰＥＴ１２ μｍ／ＤＬ／ＬＬＤＰＥ１００〜１５０μｍ等である。開封用の切目線は、下線を付した中間層を貫通するように形成される。したがって、ガスバリヤー性を必要とする袋の場合は、基材層として金属酸化物蒸着２軸延伸ポリエチレンテレフタレート（ＶＭＰＥＴ）、金属酸化物蒸着２軸延伸ナイロン（ＶＭＯＮ）等のガスバリヤー性フィルムが使用される。
【００１８】
【発明の効果】
本発明の構成の詰め替え用袋とすることにより、開封用の切目線が基材層と中間層と熱接着性樹脂層からなる積層体の中間層を貫通するように形成されているので、ノッチの箇所から切目線に沿って注出口部を簡単に引き裂いて開封することができる。また、注出口部及び注出口部の内端より袋の内側に食み出す領域において一方の積層体に内面側に突出する複数の円筒状であり先端が丸い点状突起が形成されているので、注出口部を形成する表裏２枚の積層体間に点状突起の高さに相当する隙間が形成された状態となり、内容物をスムーズに注出させることができ、内容物を他の容器へ移し替えることが容易となる。積層体の基材層をガスバリヤー性のフィルムとし、中間層のみを貫通する切目を形成することにより詰め替え用袋のガスバリヤー性の低下を防止できる。
【００１９】
上記の詰め替え用袋において、円筒状突起からなる雄型と円筒状孔からなる雌型を使用してエンボスすることにより、積層体に直径が１．０〜２．０ｍｍ、高さが０．１〜０．８ｍｍの点状突起を形成できるので、注出口部において表裏２枚の積層体間に点状突起の高さに相当する隙間を安定して確実に形成でき、その隙間を通して内容物をスムーズに注出させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の詰め替え用袋の実施形態を示す平面図。
【図２】図１におけるＩ−Ｉ拡大断面図。
【図３】図１におけるII−II拡大断面図。
【図４】積層体に点状突起を形成する装置の概略を示す断面図。
【符号の説明】
１底熱接着部
２，2' 側端熱接着部
３，3' 上端熱接着部
４注出口熱接着部
５，６切欠部
７点状突起
８切目線
９ノッチ
ａ注出口部
10 積層体
11 基材層
12 中間層
13 熱接着性樹脂層
14 雄型
15 円筒状突起
16 雌型
17 円筒状孔[0001]
BACKGROUND OF THE INVENTION
The present invention can be easily opened with a finger at the time of use, and can be smoothly poured out when the contents are transferred to another container. It relates to a refill bag.
[0002]
[Prior art]
Conventionally, in a refill bag containing fluid contents such as liquid and viscous material, as a method of opening the bag, a method of cutting and opening the tip of the spout part with a scissors is generally used. However, there is a drawback that it is very inconvenient because it requires sputum. In addition, as a bag that can be easily opened by cutting with a finger, a bag having a cut line for opening by forming a scar on the surface of the film by laser irradiation at the tip of the spout is known. However, there are disadvantages that an apparatus for forming a scar on the film surface by laser irradiation is expensive and the manufacturing process is complicated and the cost is increased. Furthermore, when the bag is opened and the contents are transferred to another container, there is a drawback in that the opened spout is in close contact and difficult to open, and the contents cannot be easily removed, so that the transfer cannot be easily performed.
[0003]
[Problems to be solved by the invention]
The purpose of the present invention is to grasp the tip of the spout part with a finger and easily cut and open it, and since the spout does not adhere when transferred to the container, the contents can be poured out smoothly, and An object of the present invention is to provide a refill bag that can simplify the manufacturing process and reduce costs.
[0004]
[Means for Solving the Problems]
A bag comprising a laminate having a base material layer, an intermediate layer, and a heat-adhesive resin layer, and having a heat-bonding portion formed on the periphery thereof, and having an upper end and a side separated by a predetermined distance from one corner of the upper portion of the bag A narrow spout portion is formed by a spout heat bonding portion in which an end portion is cut out inwardly and the peripheral edge thereof is thermally bonded, and the inner side of the spout portion and the inner end of the spout portion is formed inside the bag. At least one laminated body formed in the region that protrudes into the area is formed with a plurality of cylindrical projections that protrude toward the inner surface side of the bag and have a rounded tip, and the spout portion is opened parallel to the upper edge of the bag. The cut line is formed so as to penetrate the intermediate layer of the laminated body, and a notch is formed at least one edge of the cut line, so that the spout part is not used You can grasp the tip of the finger with your finger and easily cut and open it along the opening cut line. Since a gap corresponding to the height of the dot-like projections is formed between the front and back laminates forming the spout portion and the inner end of the spout portion to the inside of the bag. It is possible to smoothly pour the contents into the other container without the two front and back laminates sticking to each other in the area that protrudes from the inner end of the outlet and spout to the inside of the bag. It becomes easy to refill.
[0006]
In the bag for refilling described above, the point-like protrusions have a diameter of 1.0 to 2.0 mm and a height of 0.1 to 0.8 mm. Since a gap corresponding to the height of the dot-like projections can be reliably formed between the laminated bodies forming the portions, the contents can be easily poured out through the gap.
[0007]
In the above-mentioned refill bag, the shape of the laminated body is obtained by embossing the laminated body using a male mold composed of cylindrical projections and a female mold composed of cylindrical holes. Therefore, it is possible to form a high point-like protrusion that protrudes stably and sharply, so that a stable gap can be surely formed between the stacked bodies forming the spout portion.
[0008]
DETAILED DESCRIPTION OF THE INVENTION
Hereinafter, embodiments of the present invention will be described with reference to the drawings.
1 is a plan view showing an embodiment of a refill bag according to the present invention, FIG. 2 is an enlarged sectional view taken along line II in FIG. 1, FIG. 3 is an enlarged sectional view taken along line II-II in FIG. FIG. 2 is a cross-sectional view schematically showing an apparatus for forming a protrusion, wherein 1 is a bottom heat bonding portion, 2 and 2 ′ are side edge heat bonding portions, 3 and 3 ′ are top edge heat bonding portions, and 4 is a spout heat bonding portion. , 5 and 6 are notches, 7 is a dot-like projection, 8 is a score line, 9 is a notch, a is a spout, 10 is a laminate, 11 is a base material layer, 12 is an intermediate layer, and 13 is heat bonded 14 represents a male mold, 15 represents a cylindrical protrusion, 16 represents a female mold, and 17 represents a cylindrical hole.
[0009]
Embodiments of the refill bag of the present invention are as shown in FIGS. As shown in FIG. 1, the planar shape is a rectangular self-supporting bag having a base body layer 11, an intermediate layer 12, and a laminated body 10 having a thermoadhesive resin layer 13 and having a bottom portion folded into a V shape. Yes, by providing the notch portion 5 and the notch portion 6 at the upper end portion and the side end portion separated from the one corner portion of the upper portion of the bag by a predetermined distance, a narrow spout portion a is formed at the upper corner portion of the bag. Side edges formed at the upper end thermal bonding portion 3 ′ and the notch portion 6, which are formed by the bottom thermal bonding portion 1, the side edge thermal bonding portions 2, the upper end thermal bonding portion 3, and the cutout portion 5. The peripheral edge portion is thermally bonded by the heat bonding part 2 'and the spout heat bonding part 4, and the cut line 8 for opening in the direction parallel to the upper edge of the bag is formed at the spout part a. Notches 9 are formed at both ends of the line of sight 8, and a plurality of dot-like projections 7 projecting toward the inner surface side are formed on either the front or back laminate 10 constituting the spout portion a. A configuration. In the above-described configuration of the embodiment, the linear side end thermal bonding portion 2 may be formed without forming the notch 6 and the side end thermal bonding portion 2 ′. Moreover, although the shape of the bag is a self-supporting bag in the embodiment, it may be a three-side seal bag or a four-side seal bag, and the shape is arbitrary.
[0010]
The cross-sectional shape of the portion where the opening cut line 8 is formed in the spout part a of the embodiment is as shown in FIG. 2, and the opening cut line 8 includes the base material layer 11, the intermediate layer 12, and the heat. In this configuration, the cuts are formed in the intermediate layer 12 of the laminate 10 made of the adhesive resin layer 13. The laminated body 10 forming both the front and back surfaces of the bag is formed with cut lines 8 penetrating the intermediate layer 12, and notches 9 are formed at both ends of the cut lines 8. The spout heat bonding part 4 can be cut out along and can be easily opened. Since the cut line 8 is formed only in the intermediate layer 12 of the laminate 10, the cut 8 that penetrates the intermediate layer 12 is formed by using a gas barrier film for the base material layer 11 of the laminate 10. Even in this case, the gas barrier property of the laminate 10 is not lowered, and a bag having excellent gas barrier property can be obtained.
[0011]
The cross-sectional shape of the spot where the point-like protrusions 6 are formed in the spout port a of the embodiment is as shown in FIG. 3, and protrudes toward the inner surface side of the bag in one laminate 10 constituting the spout port a. A plurality of point-like protrusions 7 are formed, and the other laminated body 10 is overlapped in a flat state where the point-like protrusions 7 are not formed, and the height of the point-like protrusions 7 protruding to the inner surface side between the two laminated bodies 10 on the front and back sides. A gap corresponding to is formed. Therefore, when the spout thermal bonding portion 4 is cut and opened along the opening cut line 8 and the contents are transferred to another container, the spout portion a is formed between the two front and back laminates 10. The contents can be smoothly poured out from the gap. Further, the dot-like projection 7 is formed so as to protrude from the inner end of the spout portion a to the inside of the packaging bag, and when the contents are poured out, the front and back two pieces are formed in the vicinity of the inner end of the spout portion a. Since the laminated body 10 does not adhere, the contents smoothly flow toward the spout portion a.
[0012]
In the embodiment, the upper end thermal bonding portion 3 and the spout thermal bonding portion 4 have a shape along the upper edge of the bag, and the length of the upper end thermal bonding portion 3 in the left-right direction is more than half of the width of the bag. Since it has a wide width and can be filled with the contents from the place where the upper end thermal bonding part 3 is formed, it is excellent filling even for a self-supporting bag having a V-shaped folding part at the bottom Aptitude is obtained. In use, it is possible to easily cut out the notch 9 from the location of the notch 9 along the cut line 8 by grasping the spout thermal bonding portion 4 at the edge of the spout portion a of the bag with a finger without using a rivet or the like. Can be opened. Since the bag of the embodiment is a rectangular self-supporting bag and the spout portion a is formed at the upper corner, it is easy to handle in a state filled with the contents, and to a cardboard box, etc. The bag has excellent storage properties, and the bag has excellent design when displayed at the store.
[0013]
The method for forming the refill bag according to the embodiment includes the step of producing a laminate comprising a base material layer, an intermediate layer, and a heat-adhesive resin layer. When laminating an intermediate layer on the pattern layer surface of a base material layer by dry lamination using polyethylene adhesive or polyethylene melt extrusion lamination, two continuous cuts at predetermined intervals in the width direction of the intermediate layer It laminates | stacks, forming, then, a laminated body is produced by laminating | stacking a thermoadhesive resin layer on the intermediate | middle layer surface in which the cut was formed. The obtained laminate is folded in two parallel to the flow direction so that the cut lines are overlapped, and the cut lines of the two front and back laminates are overlapped in the same process as that for making a normal self-supporting bag. Make a bag. When making a self-supporting bag, a notch is formed in the vicinity of one corner at the top of the bag to form a narrow outlet.
[0014]
In the embodiment, the shape of the dot-like protrusion 6 formed on the laminate is 1.0 to 2.0 mm in diameter and 0.1 to 0.8 mm in height. The dot-like projections 6 are formed at intervals of 1.0 to 3.0 mm. If the diameter of the point-like protrusion 6 is too large, the formed point-like protrusion 6 tends to be crushed, making it difficult to reliably form a gap between the two laminates, and the diameter of the point-like protrusion 6 is too small. It is difficult to form a high protrusion having a sharp shape. By setting the height of the dot-like projections 6 to 0.1 to 0.8 mm, a gap for facilitating pouring the contents between the two front and back laminates can be surely formed.
[0015]
In order to form the dot-like projections 7 on the laminate 10, as shown in FIG. 4, a male die 14 having a cylindrical projection 15 having a round tip and a female die 16 having a cylindrical hole 17 are used. By placing the laminated body 10 between 14 and the female die 16 and applying pressure to emboss, the laminated body 10 can be formed with a dot-like projection having a cylindrical shape and a rounded tip. The embossing using the mold 14 and the female mold 16 is preferably performed at room temperature, so that the workability of the embossing can be improved. The dot-shaped protrusions formed by embossing using the male mold 14 having a cylindrical protrusion 15 with a rounded tip and the female mold 16 having a cylindrical hole 17 have a sharp cylindrical shape and have shape retention. Since it is excellent, a gap corresponding to the height of the dotted projection 7 can be reliably formed between the two laminated bodies 10 on the front and back sides in the spout portion where the dotted projection is formed.
[0016]
As the base material layer 11 constituting the laminate 10, biaxially stretched polyethylene terephthalate (PET), biaxially stretched nylon (ON), metal oxide deposited biaxially stretched polyethylene terephthalate (VMPET), metal oxide deposited biaxially stretched A biaxially stretched film excellent in strength such as nylon (VMON) is used. As the intermediate layer 12, PET, ON, biaxially stretched polypropylene (OPP), or the like can be used. Examples of the heat-adhesive resin layer 13 include low-density polyethylene (LDPE), linear low-density polyethylene (LLDPE), an ethylene-α olefin copolymer polymerized using a metallocene catalyst, and an ethylene-vinyl acetate copolymer (EVA). ), Polypropylene (CPP), ethylene-acrylic acid copolymer (EAA), ethylene-acrylic acid ester copolymer (EEA), and the like. The base material layer and the heat-adhesive resin layer are laminated by dry lamination (DL) using a urethane-based adhesive or extrusion lamination (EC) using polyethylene or the like.
[0017]
The structure of the laminate, for example, a PET12μm / DL / ON15μm / DL / LLDPE100~150μm, VMPET12μm / DL / ON15μm / DL / LLDPE100~150μm, VMPET12μm / DL / PET12 μm / DL / LLDPE100~150μm like. The opening score line is formed so as to penetrate the underlined intermediate layer. Therefore, for bags that require gas barrier properties, a gas barrier film such as metal oxide vapor-deposited biaxially stretched polyethylene terephthalate (VMPET) or metal oxide vapor-deposited biaxially stretched nylon (VMON) is used as the base layer. Is done.
[0018]
【The invention's effect】
By forming the refill bag of the present invention, the opening score line is formed so as to penetrate the intermediate layer of the laminate composed of the base material layer, the intermediate layer, and the heat-adhesive resin layer. The spout part can be easily torn and opened along the score line from the point. In addition, in the spout portion and the region that protrudes from the inner end of the spout portion to the inside of the bag, one laminated body is formed with a plurality of cylindrical protrusions projecting toward the inner surface side , and dot-shaped projections with rounded tips are formed. , A gap corresponding to the height of the dot-like projections is formed between the two front and back laminates forming the spout, and the contents can be smoothly poured out, and the contents can be poured into other containers. It becomes easy to transfer to. By making the base material layer of the laminate a gas barrier film and forming a cut through only the intermediate layer, it is possible to prevent the gas barrier property of the refill bag from being lowered.
[0019]
In the above-described refill bag, embossing is performed using a male mold made of a cylindrical protrusion and a female mold made of a cylindrical hole, whereby the laminate has a diameter of 1.0 to 2.0 mm and a height of 0.1. Since a dot-like projection of ~ 0.8 mm can be formed, a gap corresponding to the height of the dot-like projection can be stably and reliably formed between the front and back laminates at the spout portion, and the contents can be passed through the gap. It can be poured smoothly.
[Brief description of the drawings]
FIG. 1 is a plan view showing an embodiment of a refill bag according to the present invention.
FIG. 2 is an enlarged cross-sectional view taken along the line II in FIG.
3 is an enlarged sectional view taken along line II-II in FIG.
FIG. 4 is a cross-sectional view schematically showing an apparatus for forming point-like protrusions on a laminate.
[Explanation of symbols]
1 bottom heat bonding part 2, 2 'side edge heat bonding part 3, 3' top end heat bonding part 4 spout heat bonding part 5, 6 notch part 7 dotted projection 8 cut line 9 notch a spout part
10 Laminate
11 Base material layer
12 Middle layer
13 Thermal adhesive resin layer
14 Male
15 Cylindrical protrusion
16 female
17 Cylindrical hole

Claims

基材層と中間層と熱接着性樹脂層を有する積層体からなり、周縁に熱接着部が形成された袋であって、袋の上部の一方の角部から所定距離隔てた上端部及び側端部を袋内方に切り欠き、その周縁を熱接着した注出口熱接着部により形成された狭幅の注出口部が形成され、前記注出口部及び注出口部の内端より袋の内側に食み出す領域に形成した少なくとも一方の積層体に袋の内面側に突出する複数の円筒状であり先端が丸い点状突起が形成され、前記注出口部に袋の上端縁に平行な開封用の切目線が積層体の中間層を貫通するように形成され、前記切目線の少なくとも一方の端縁にノッチが形成された構成からなることを特徴とする詰め替え用袋。A bag comprising a laminate having a base material layer, an intermediate layer, and a heat-adhesive resin layer, and having a heat-bonding portion formed on the periphery thereof, and having an upper end and a side separated by a predetermined distance from one corner of the upper portion of the bag A narrow spout portion is formed by a spout heat bonding portion in which an end portion is cut out inwardly and the peripheral edge thereof is thermally bonded, and the inner side of the spout portion and the inner end of the spout portion is formed inside the bag. At least one laminated body formed in the region that protrudes into the area is formed with a plurality of cylindrical projections that protrude toward the inner surface side of the bag and have a rounded tip, and the spout portion is opened parallel to the upper edge of the bag. A refill bag comprising a structure in which a score line is formed so as to penetrate through an intermediate layer of the laminate, and a notch is formed in at least one edge of the score line.

前記点状突起が、直径１．０〜２．０ｍｍ、高さが０．１〜０．８ｍｍであることを特徴とする請求項１記載の詰め替え用袋。 The refill bag according to claim 1, wherein the dot-like projections have a diameter of 1.0 to 2.0 mm and a height of 0.1 to 0.8 mm.

前記点状突起が、円筒状突起を有する雄型と円筒状孔を有する雌型を使用して積層体をエンボスすることにより形成されたものであることを特徴とする請求項１または２記載の詰め替え用袋。 3. The point-like protrusion is formed by embossing a laminate using a male mold having a cylindrical protrusion and a female mold having a cylindrical hole. Refill bag.