JP4406438B2 - 情報処理装置 - Google Patents

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Description

本発明は情報処理装置に係り、特に、PPPを用いて接続を行うことができるようにした情報処理装置に関する。
近年、情報処理装置としての携帯電話機には、単なる音声通話による通信機能だけでなく、アドレス帳機能、基地局やインターネットなどのネットワークを介したメール機能や、Webページなどを閲覧することが可能なブラウザ機能などの種々の機能が搭載されるようになってきている。
特に、メール機能やブラウザ機能を用いて基地局を介してデータ通信を行う場合、まず、PPP(Point to Point Protocol)を用いて接続を行い、PPPを用いた接続によりPPPセッションが確立された後、所望の2地点間でのデータ通信が行われる。
このようなPPPを用いた接続に関する技術として、例えばCDMAネットワークシステムにおけるPPPセッションについて、簡易なシーケンスで再確立する技術が提案されている(例えば特許文献1参照)。
特開2006−50123号公報
しかしながら、従来においては、メール機能やブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムごとにPPPを用いた接続が個別に管理されている。そのため、ユーザによりメール機能やブラウザ機能の起動が指示されると、アプリケーションプログラムごとにPPPを用いた接続が行われ、PPPを用いた接続によりPPPセッションが確立されていた。
これにより、PPPを用いた接続や切断が頻繁に行われてしまい、同一のPPPセッションを使用しているにもかかわらず、PPPセッション確立までに多くの時間がかかってしまうという課題があった。このような課題は、特許文献1に提案されている技術によっては解決することはできない。
本発明は、このような状況に鑑みてなされたものであり、所定のプロトコルを用いたセッションの確立を好適に行うことができる情報処理装置を提供することを目的とする。
本発明の情報処理装置は、上述した課題を解決するために、所定のプロトコルを用いて接続を行う接続手段と、個々のアプリケーションプログラムからの接続要求または切断要求を取得する取得手段と、取得手段により取得された接続要求または切断要求に基づいて、接続手段による所定のプロトコルを用いた接続を管理し、所定のプロトコルを用いた接続によって、異なる複数のアプリケーションプログラムがいずれも利用可能なセッションを確立する接続管理手段と、接続要求に基づいて所定のプロトコルを用いた接続を開始するとともに、接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを保持するように接続管理手段を制御する制御手段と、接続要求に基づく接続後に取得された切断要求に含まれる保持属性の有無を判定する判定手段とを備え、判定手段により切断要求に保持属性が有ると判定された場合、制御手段は、接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを保持するように接続管理手段を制御することを特徴とする。
本発明の情報処理装置においては、所定のプロトコルを用いて接続が行われ、個々のアプリケーションプログラムからの接続要求または切断要求が取得され、取得された接続要求または切断要求に基づいて、所定のプロトコルを用いた接続が管理され、所定のプロトコルを用いた接続によって、異なる複数のアプリケーションプログラムがいずれも利用可能なセッションが確立され、接続要求に基づいて所定のプロトコルを用いた接続が開始されるとともに、所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションが保持されるように制御され、接続要求に基づく接続後に取得された切断要求に含まれる保持属性の有無が判定され、切断要求に保持属性が有ると判定された場合、所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションが保持されるように制御される
本発明によれば、所定のプロトコルを用いたセッションの確立を好適に行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の外観の構成を表している。なお、図1(A)は、携帯電話機1を約180度に見開いたときの正面から見た外観の構成を表しており、図1(B)は、携帯電話機1を見開いたときの側面から見た外観の構成を表している。
図1(A)および(B)に示されるように、携帯電話機1は、中央のヒンジ部11を境に第1の筐体12と第2の筐体13とがヒンジ結合されており、ヒンジ部11を介して矢印X方向に折り畳み可能に形成される。携帯電話機1の内部の所定の位置には、送受信用のアンテナ(後述する図3のアンテナ44)が設けられており、内蔵されたアンテナを介して基地局(図示せず)との間で電波を送受信する。
第1の筐体12には、その表面に「0」乃至「9」の数字キー、発呼キー、リダイヤルキー、終話・電源キー、クリアキー、およびメールキーなどの操作キー14が設けられており、操作キー14を用いて各種指示を入力することができる。
第1の筐体12には、操作キー14として上部に十字キーと確定キーが設けられており、ユーザが十字キーを上下左右方向に操作することにより当てられたカーソルを上下左右方向に移動させることができる。具体的には、第2の筐体13に設けられた液晶ディスプレイ17に表示されている電話帳リストやメールのスクロール動作、簡易ホームページのページ捲り動作および画像の送り動作などの種々の動作を実行する。
また、確定キーを押下することにより、種々の機能を確定することができる。例えば第1の筐体12は、ユーザによる十字キーの操作に応じて液晶ディスプレイ17に表示された電話帳リストの複数の電話番号の中から所望の電話番号が選択され、確定キーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、選択された電話番号を確定して電話番号に対して発呼処理を行う。
さらに、第1の筐体12には、十字キーと確定キーの左隣にメールキーが設けられており、メールキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、メールの送受信機能を呼び出すことができる。十字キーと確定キーの右隣には、ブラウザキーが設けられており、ブラウザキーが第1の筐体12の内部方向に押圧されると、Webページのデータを閲覧することが可能となる。なお、十字キーと確定キーの左右隣に設けられたメールキーおよびブラウザキーは、液晶ディスプレイ17に表示される画面により例えば「Yes」や「No」などの種々の機能をもつことが可能であるため、それぞれ、soft1キーおよびsoft2キーと呼ばれる。
また、第1の筐体12には、操作キー14の下部にマイクロフォン15が設けられており、マイクロフォン15によって通話時のユーザの音声を集音する。また、第1の筐体12には、携帯電話機1の操作を行うサイドキー16が設けられている。
なお、第1の筐体12は、背面側に図示しないバッテリパックが挿着されており、終話・電源キーがオン状態になると、バッテリパックから各回路部に対して電力が供給されて動作可能な状態に起動する。
一方、第2の筐体13には、その正面に液晶ディスプレイ17(メインディスプレイ)が設けられており、電波の受信状態、電池残量、電話帳として登録されている相手先名や電話番号及び送信履歴等の他、メールの内容、簡易ホームページ、CCD(Charge Coupled Device)カメラ(後述する図2のCCDカメラ20)で撮像した画像、外部のコンテンツサーバ(図示せず)より受信したコンテンツ、メモリカード(後述する図3のメモリカード46)に記憶されているコンテンツを表示することができる。
また、液晶ディスプレイ17の上部の所定の位置にはスピーカ18が設けられており、これにより、ユーザは音声通話することが可能である。
図2は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の他の外観の構成を表している。図2の携帯電話機1の状態は、図1の携帯電話機1の状態から矢印X方向に回動させた状態である。なお、図2(A)は、携帯電話機1を閉じたときの正面から見た外観の構成を表しており、図2(B)は、携帯電話機1を閉じたときの側面から見た外観の構成を表している。
第2の筐体13の上部には、CCDカメラ20が設けられており、これにより、所望の撮影対象を撮像することができる。CCDカメラ20の下部には、サブディスプレイ21が設けられており、現在のアンテナの感度のレベルを示すアンテナピクト、携帯電話機1の現在の電池残量を示す電池ピクト、現在の時刻などが表示される。
図3は、本発明に係る情報処理装置として適用可能な携帯電話機1の内部の構成を表している。図3に示されるように、携帯電話機1は、第1の筐体12及び第2の筐体13の各部を統括的に制御する主制御部31に対して、電源回路部32、操作入力制御部33、画像エンコーダ34、カメラインタフェース部35、LCD(Liquid Crystal Display)制御部36、多重分離部38、変復調回路部39、音声コーデック40、および記憶部47がメインバス41を介して互いに接続されるとともに、画像エンコーダ34、画像デコーダ37、多重分離部38、変復調回路部39、音声コーデック40、および記録再生部45が同期バス42を介して互いに接続されて構成される。
主制御部31は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、およびRAM(Random Access Memory)などからなり、CPUは、ROMに記憶されているプログラムまたは記憶部47からRAMにロードされた各種のアプリケーションプログラムに従って各種の処理を実行するとともに、種々の制御信号を生成し、各部に供給することにより携帯電話機1を統括的に制御する。RAMは、CPUが各種の処理を実行する上において必要なデータなどを適宜記憶する。なお、主制御部31には、現在の日付と時刻を正確に計測するタイマが内蔵されている。
携帯電話機1は、主制御部31の制御に基づいて、例えば音声通話時にマイクロフォン15で集音した音声信号を音声コーデック40によってディジタル音声信号に変換、圧縮し、これを変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して送信する。
また、携帯電話機1は、音声通話時にアンテナ44で受信した受信信号を増幅して周波数変換処理及びアナログディジタル変換処理を施し、変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理し、音声コーデック40によって伸張し、アナログ音声信号に変換した後、変換されたアナログ音声信号をスピーカ18を介して出力する。
さらに、携帯電話機1は、データ通信時(例えばメールの送受信、ブラウザ機能動作時のブラウジング、ゲームアプリのダウンロード時など)において、例えばメールを送信する場合、操作キー14の操作によって入力されたメールのテキストデータを操作入力制御部33を介して主制御部31に送出する。主制御部31は、テキストデータを変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して基地局(図示せず)へ送信する。
これに対して携帯電話機1は、データ通信時にメールを受信する場合、アンテナ44を介して基地局(図示せず)から受信した受信信号を変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理して元のテキストデータを復元した後、LCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17にメールとして表示する。
携帯電話機1は、データ通信時に例えば画像信号をテレビ電話機能使用時において送信する場合、CCDカメラ20で撮像された画像信号をカメラインタフェース部35を介して画像エンコーダ34に供給する。
画像エンコーダ34は、CCDカメラ20から供給された画像信号を、例えばMPEG(Moving Picture Experts Group)4などの所定の符号化方式によって圧縮符号化することにより符号化画像信号に変換し、変換された符号化画像信号を多重分離部38に送出する。このとき同時に携帯電話機1は、CCDカメラ20で撮像中にマイクロフォン15で集音した音声を音声コーデック40を介してディジタルの音声信号として多重分離部38に送出する。
多重分離部38は、画像エンコーダ34から供給された符号化画像信号と音声コーデック40から供給された音声信号とを所定の方式で多重化し、その結果得られる多重化信号を変復調回路部39でスペクトラム拡散処理し、送受信回路部43でディジタルアナログ変換処理及び周波数変換処理を施した後にアンテナ44を介して送信する。
また、携帯電話機1では、例えば、ブラウザ機能におけるデータ通信時に、Webページのデータを受信することができる。また携帯電話機1は、ブラウザ機能におけるデータ通信時に例えばWebページなどにリンクされた動画像ファイルのデータを受信する場合、アンテナ44を介して基地局(図示せず)から受信した受信信号を変復調回路部39でスペクトラム逆拡散処理し、その結果得られる多重化信号を多重分離部38に送出する。
多重分離部38は、多重化信号を分離することにより符号化画像信号と音声信号とに分け、同期バス42を介して符号化画像信号を画像デコーダ37に供給すると共に音声信号を音声コーデック40に供給する。画像デコーダ37は、符号化画像信号をMPEG4などの所定の符号化方式に対応した復号化方式でデコードすることにより再生動画像信号を生成し、生成された再生動画像信号をLCD制御部36を介して液晶ディスプレイ17に供給する。これにより、例えば、Webページなどにリンクされた動画像ファイルに含まれる動画像データが表示される。
このとき同時に音声コーデック40は、音声信号をアナログ音声信号に変換した後、これをスピーカ18に供給し、これにより、例えば、Webページなどにリンクされた動画像ファイルに含まる音声信号が再生される。
記憶部47は、例えば、電気的に書換えや消去が可能な不揮発性メモリであるフラッシュメモリ素子やHDD(Hard Disc Drive)などからなり、主制御部31のCPUにより実行される種々のアプリケーションプログラムや種々のデータ群を格納している。
ところで、パケット通信ネットワークを用いてパケット通信を行う場合、例えば、図4(A)に示す形で通信を行うことができる。図4(A)において、携帯電話機1がパケット通信を行う際(例えばメール機能、ブラウザ機能、ゲーム機能におけるパケット通信において)には、無線アクセスノードRAN(Radio Access Network)51、パケット制御ノードPCF(Packet Control Function)52、パケットゲートウェイPDSN53や54、及びゲートウェイルータ55や56などを通じてパケット通信を行う。PCF52は、一方をPDSN53または54に、かつ、他方をRAN51に接続され、RAN51は、無線を介して携帯電話機1と通信することができる。
パケットゲートウェイPDSN(Packet Data Serving Node)53及び54においては、例えば、メール機能・ブラウザ機能におけるパケット通信のパケットゲートウェイPDSNは同一のパケットゲートウェイPDSN53を用い、ゲーム機能におけるパケット通信のパケットゲートウェイPDSNはメール機能・ブラウザ機能とは異なるパケットゲートウェイPDSN54を用いるなどのように、機能ごとにパケットゲートウェイを異ならせておくことも可能である。さらに、パケットゲートウェイPDSN53及び54は、それぞれゲートウェイルータ55及び56を介してIPバックボーンに接続されている。例えば、メール機能におけるパケット通信においてPPPセッションが確立されるとは、例えば携帯電話機1とパケットゲートウェイPDSN53とでセッションが確立されることを意味する。
そして、図4(A)のようなパケット通信ネットワークにおいてパケット通信を行う場合、従来においては、例えばメール機能、ブラウザ機能、ゲーム機能、ナビ機能などのアプリケーションプログラムごとにPPPを用いた接続が個別に管理されている。そのため、例えば図4(B)に示されるように、ユーザにより操作キー14が操作されることによりメール機能、ブラウザ機能、ゲーム機能におけるパケット通信を行う操作の指示が受け付けられると、携帯電話機1においてはそのアプリケーションプログラムごとにPPPを用いた接続が行われ、PPPを用いた接続によりPPPセッションが確立されていた。これにより、PPPを用いた接続や切断が頻繁に行われてしまい、同一のPPPセッションを使用しているにもかかわらず、PPPセッション確立までに多くの時間がかかってしまっていた。
そこで、個々のアプリケーションプログラムごとにPPPを用いた接続を管理してPPPセッションを確立するのではなく、通常においてはアプリケーションレイヤ、ソケットレイヤ、およびPPPレイヤとなっている階層構造をネットワークアクセスのためのミドルウェア(以後NAIと記す)とアプリケーションプログラムの2つで受け持ち、アプリケーションプログラムごとのセッション確立をNAIにより張られているベースPPP接続に乗り入れさせるとともに、ベースPPP接続にて各アプリケーションプログラムからのPPPの利用を一元化し、ベースPPP接続をアプリケーションプログラムとは別に制御するようにする。これにより、所定のプロトコルを用いたセッションの確立を好適に行うことができ、セッションを再確立する際の時間を短縮することができる。
図5は、ネットワークアクセスのためのミドルウェア(NAI)48を用いて、ベースPPP接続にて各アプリケーションプログラム(ソフトウェアモジュール)からのPPPの利用を一元化する際の概念的な構成を表している。
例えば図5に示されるように、NAI48は、上位モジュールA乃至Cなどからの接続要求や切断要求に応じて、上位モジュールA乃至Cなどのネットワーク接続状態(すなわち、PPPセッションの状態)を変更する機能を有する。ここでは、例えば、上位モジュールAがメール機能、上位モジュールBがブラウザ機能、上位モジュールCがゲーム機能であるとして説明する。
NAI48は、上位モジュールA乃至Cなどの各モジュールから、PPPを用いた接続を要求するための接続要求またはその接続の切断要求を取得する(受け付ける)と、取得された各モジュールからの接続要求または切断要求に基づいて、PPPを用いた接続をシステム層49(例えば図3の変復調回路部39および送受信回路部43やネットワーク(図示せず)など)を介して制御する。以下、この方法を用いた接続制御処理について説明する。
図6のフローチャートを参照して、図3の携帯電話機1における接続制御処理について説明する。なお、この接続制御処理においては、例えば図7に示されるように、ユーザにより操作キー14が操作されることにより、まず、例えばブラウザ機能を有するアプリケーションプログラム(上位モジュールA)が起動されてPPPセッションが確立された後に指示された情報の受信・表示を行い、その表示データ内にメール機能を起動するためのいわゆる“mail to機能”の「[email protected]」という情報が表示されており、ユーザにより「[email protected]」が選択されることでmail to機能が動作し(メール機能起動)、例えばその[email protected]宛の空メールの送信の指示(送信操作)を受け付けたとき、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムが一時停止(又は終了)されるとともに、メール機能を有するアプリケーションプログラムが起動される場合について説明する。
ステップS1において、主制御部31のCPUは、ユーザにより操作キー14が操作されることによりブラウザ機能を起動するとの指示が受け付けられると、主制御部31のROMに記憶されているブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムをRAM上に読み出し、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムを起動する。
ステップS2において、主制御部31のCPUは、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムを実行し、PPPを用いた接続を要求するための接続要求を生成し、生成された接続要求をNAI48に供給する。
なお、接続要求にはPPPセッション確立に必要なベアラ情報が含まれており、このベアラ情報は予め所定のソフトウェア上に管理されている。例えば、パケットゲートウェイPDSN53に接続するのか、パケットゲートウェイPDSN54に接続するのかに関する情報(ここでは使用される機能はブラウザ機能であるために、接続されるパケットゲートウェイPDSNはパケットゲートウェイPDSN53となる)に接続するための情報もベアラ情報に含まれている。
ステップS3において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムからの接続要求を取得する。ステップS4において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、取得された接続要求に基づいて、PPPを用いた接続をシステム層としての変復調回路部39および送受信回路部43を介して行う。そして、パケットゲートウェイPDSN53とのPPPセッションが確立される。
ステップS5において、主制御部31のCPUは、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムが起動されてPPPセッションが確立された後に指示された情報の受信が終了すると、PPPを用いた接続の切断を要求するための切断要求を生成し、生成された切断要求をNAI48に供給する。
この切断要求が生成される際には、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムにおいて、すでに確立されているPPPセッションを保持するか否かが判断され、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持することを示す保持属性を付加するか否かが判断される。そして、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持すると判断された場合、切断要求には、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持することを示す保持属性が付加される。一方、すでに確立されているPPPセッションを保持せずに切断すると判断された場合、切断要求には、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持することを示す保持属性が付加されない。
ステップS6において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、例えばブラウザ機能を有するアプリケーションプログラム(例えば上位モジュールA)からの切断要求を取得する。ステップS7において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、取得された切断要求に基づいて、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持するか否かを判定する。
なお、ステップS5乃至S7においては、各上位モジュールが保持すべきか否かの判定を行って、保持属性を切断要求に付加してステップS7においてNAI48がその保持属性に基づいて判断することに限定されず、保持する/しないの情報を切断要求に付加してステップS7でNAI48が保持する/しないの判断をするようにしてもよいし、各上位モジュールが保持する/保持しないか否かの判断をするのではなく、NAI48が現在どの上位モジュールのパケット通信を行っているかを判断し、その上位モジュール毎に応じて保持する/しないか否かの判断をしてもよい。
また、例えば、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムが起動されてPPPセッションを用いたパケット通信が行われた後には、一律保持するようにし、ゲーム機能のアプリケーションプログラムが起動されてPPPセッションを用いたパケット通信が行われた後には、一律保持しないようにするように判断(この判断は上位モジュールでもNAI48でもよい)してもよい。その際、機能(メール機能、ブラウザ機能)ごとに保持する/しないという形の判断を行ってもよいし、更に細かい機能単位(ブラウザ機能において予め決められた範囲内(携帯電話用のサイト)のアクセス先からデータ受信するための機能と、ブラウザ機能において予め決められた範囲内に限られず(携帯電話用のサイトだけでなくパソコン用サイトも含む)インターネットの世界全般からデータ受信するための機能)で保持する/しないを判断するようにしてもよい。また、同じ機能であっても状況によって保持する/しないを変更するようにしてもよい。
ステップS7において、PPPセッションを保持すると判定された場合、主制御部31のCPUはステップS8で、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムを実行し、すでに確立されているセッションのうち、ソケットセッションを切断する。このとき、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、ブラウザ機能を有するアプリケーションプログラムの起動時にすでに確立されているPPPセッションを保持する。
ステップS9において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、保持タイマをセットし、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに所定の時間(例えば3分間や5分間など)保持するための保持タイマを開始する。
次に、ステップS10において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、保持タイマがタイムアップしたかを判断し、タイムアップした場合は処理はステップS18に進む。タイムアップしていない場合は、ステップS11に進む。
また、ステップS11において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、他のアプリ(上位モジュール/機能)からの接続要求があるか否かを判断する。また、ステップS11において他のアプリ(上位モジュール/機能)からの接続要求がない場合は、処理はステップS10に戻り、再度ステップS10以降の処理が実行される。
なお、主制御部31のCPUは、NAI48を実行してステップS10乃至S11処理における判断をしている時に、他のアプリ(上位モジュール/機能)が起動された場合はそのモジュール/機能を起動させるものとし(フローチャートには図示しない)、パケット通信のための操作がなされた場合は接続要求を生成するものとする。例えば、ブラウジング中に「[email protected]」がユーザによって選択された場合、メール機能を起動し、空メールを送信する操作がなされた場合接続要求を生成するものとする。
ステップS12において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、現在カウントされている保持タイマを停止する。
ステップS13において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、取得された新たな接続要求が、すでに確立されていて、保持中のPPPセッションのパケットゲートウェイPDSN(例えばPDSN53)とは異なるパケットゲートウェイPDSN(例えばPDSN54)に対するPPPセッション接続要求であるか否かを判定する。
例えばブラウザ機能とメール機能は同一のPPPセッション(パケットゲートウェイPDSN53)を用いるため、保持中のPPPセッションのパケットゲートウェイPDSNとは異なるパケットゲートウェイPDSN54に対するPPPセッション接続要求ではないと判定される。一方、例えばユーザがブラウザ機能を用いてブラウジングした後にゲーム機能やナビ機能におけるパケット通信を使用したい場合、異なるゲートウェイに接続する必要が生じることから、保持中のPPPセッションのパケットゲートウェイPDSN(例えばパケットゲートウェイPDSN53)とは異なるパケットゲートウェイPDSN(例えばパケットゲートウェイPDSN54)に対するPPPセッション接続要求であると判定される。
ステップS13において新たな接続要求が、すでに確立されている保持中のPPPセッションに用いられたパケットゲートウェイPDSNと異なるパケットゲートウェイPDSNに対するPPPセッション接続要求ではないと判定された場合(例えば上記の例のようにブラウザ機能による接続後にメール機能におけるパケット通信のための接続(空メール送信)を行う場合)、主制御部31のCPUはステップS14で、(メール機能を有する)アプリケーションプログラムを実行し、ソケットセッションを確立する。
ステップS15において、NAI48を実行し、PPPを用いた接続によりすでに確立されているPPPセッションを保持したまま、そのPPPセッションを利用し、PPPを用いた接続を行う。
一方、ステップS13において新たな接続要求が、すでに確立されている保持中のPPPセッションのパケットゲートウェイPDSNとは異なるパケットゲートウェイPDSNに対するPPPセッション接続要求であると判定された場合(例えば、ブラウザ機能による接続後にゲーム機能におけるパケット通信のための接続(ゲームダウンロード)を行う場合)、主制御部31のCPUはステップS16で、接続先からのPPPセッションの切断要求を受け付けたときと同様に、NAI48を実行し、前のアプリケーションプログラムの起動時にすでに確立されているPPPセッションを保持せず、そのPPPを用いた接続の切断をシステム層としての変復調回路部39および送受信回路部43を介して行う。
ステップS17において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、新たに取得された接続要求に基づいて、異なるPPPを用いた接続を、システム層としての変復調回路部39および送受信回路部43を介して行う。
これにより、PPPセッション保持中に、すでに確立されているPPPセッションと異なるPPPセッションの確立が要求された場合に、すでに確立されているPPPセッションを一時的に切断し破棄するとともに、新たなPPPセッションを前のPPPセッションから切り替えて確立することができる。これにより、NAI48に代用させることで、アプリケーションプログラム自体が現在の接続状態を認識する必要が無くなる。
一方、ステップS7において切断要求に、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持することを示す保持属性が無いと判定された場合、主制御部31のCPUはステップS18で、NAI48を実行し、すでに確立されているPPPセッションを保持せず、PPPを用いた接続の切断を行う。
本発明の実施形態においては、個々のアプリケーションプログラムからの接続要求(PPPを用いた接続を要求するための接続要求)を取得すると、取得された接続要求に基づいて、PPPを用いた接続を行うことができる。
そして、PPPを用いた接続の切断を要求するための切断要求を個々のアプリケーションプログラムから取得すると、取得された切断要求に、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持することを示す保持属性が有るか否かを判定し、切断要求に、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持することを示す保持属性が有ると判定された場合、ソケットセッションを切断しつつ、すでに確立されているPPPセッションを切断せずに保持することができる。
そして、保持タイマをセットするとともに、保持タイマがカウントされている間に他のアプリケーションプログラムからの接続要求が取得されると、新たな接続要求が、すでに確立されている保持中のPPPセッションのパケットゲートウェイPDSNとは異なるパケットゲートウェイPDSNに対するPPPセッション接続要求であるか否かを判定することができるとともに、新たな接続要求が、すでに確立されている保持中のPPPセッションのパケットゲートウェイPDSNとは異なるパケットゲートウェイPDSNに対するPPPセッション接続要求ではないと判定された場合、ソケットセッションを確立するとともに、PPPを用いた接続によりすでに確立されているPPPセッションを保持したまま、そのPPPセッションを利用し、PPPを用いた接続を行うことができる。
これにより、上位モジュールとNAI48との間のPPPセッションの利用数(すなわち、PPPセッションを利用する上位モジュールの数)に関わらず、NAI48とシステム層との間のPPPセッションを1つとすることができ、上位モジュールがPPPセッションの保持などの管理を意識することなく、個々のアプリケーションプログラムからのPPPセッションの利用を一元化して管理することができる。従って、すでに確立されているPPPセッションの切断後、同一のPPPセッションを再確立するという無駄を削減することができ、PPPセッションの再確立に要する時間を短縮することができる。
また、PPPセッション保持中に、すでに確立されているPPPセッションと異なるPPPセッションの確立が要求された場合に、すでに確立されているPPPセッションを一時的に切断し破棄するとともに、新たなPPPセッションを前のPPPセッションから切り替えて確立することができる。これにより、NAI48に代用させることで、アプリケーションプログラム自体が現在の接続状態を認識する必要が無くなる。
その結果、所定のプロトコル(例えばPPPなど)を用いたセッションの確立を好適に行うことができる。また、アプリケーションプログラムにセッション管理機能を持たせる必要がなくなることから、アプリケーションプログラムやシステムなどの開発効率を向上させることができる。
なお、本発明の実施形態においては、PPPを用いたセッションの確立を行う場合について適用するようにしたが、このような場合に限られず、例えばPPPoE(Point to Point over Ethernet(登録商標))などの他のプロトコルを用いたセッションの確立を行う場合にも適用することができる。
また、図6のフローチャートを参照して説明した接続制御処理においては、異なるアプリケーションプログラム間においてPPPセッションが移行する際に保持タイマをセットし、予め設定された所定の時間(例えば3分間や5分間など)、すでに確立されているPPPセッションを保持するようにしたが、このような場合に限られず、他のアプリケーションプログラムがその後に起動されるか否かに関わらず、保持タイマをセットして、予め設定された所定の時間(例えば3分間や5分間など)、すでに確立されているPPPセッションを保持するようにしてもよい。
これにより、すでに確立されているPPPセッションを、NAI48の保持タイマを用いて、予め設定された所定の時間経過後にそのPPPセッションを切断することができる。従って、所定のプロトコル(例えばPPPなど)を用いたセッションの確立をより好適に行うことができる。
なお、所定の時間経過後のPPPセッション保持の解除は、保持タイマ以外にも各アプリケーションプログラムからの強制切断でも行うことができる。
なお、例えば図8に示されるように、PPPセッションの保持中にドーマント状態(すなわち、論理的にはセッションが確立されているが、物理的に無線で切れている状態)に移行したり、再度、ドーマント状態からセッション確立の状態に復帰する場合、ドーマント状態に移行した旨を各アプリケーションプログラムに通知するようにしてもよい。勿論、PPPセッション保持中にドーマント状態に移行した後に、例えば図8の場合ではメール作成後のメール送信時に、新たな接続要求を取得する(受け付ける)と、保持中のPPPセッションを再確立するようにする。以下、この方法を用いた接続制御処理について説明する。この接続制御処理は、図9のフローチャートに示されている。
なお、図9のステップS31乃至S34、およびステップS40乃至S44の処理は、図6のステップS1乃至S4、ステップS5乃至S8、およびステップS18の処理と基本的には同様であり、その説明は繰り返しになるので省略する。
ステップS35において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、PPPセッションをドーマント状態に移行する。ステップS36において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、あるアプリケーションプログラム(図8の場合、メール機能を有するアプリケーションプログラム)に対してドーマント状態に移行した旨を通知する。これにより、アプリケーションプログラムは、現在の接続状態がドーマント状態であることを認識することができる。
ステップS37において、主制御部31のCPUは、あるアプリケーションプログラムを実行し、同一のPPPを用いた接続を要求するための接続要求を新たに生成し、生成された新たな接続要求をNAI48に供給する。ステップS38において、主制御部31のCPUは、NAI48を実行し、あるアプリケーションプログラムからの接続要求を新たに取得する。ステップS39において、主制御部31のCPUは、新たな接続要求を取得すると、NAI48を実行し、PPPセッションをドーマント状態から復帰させる。その後、処理はステップS40に進む。
なお、ステップS35において、ドーマント状態に移行してからS39におけるドーマント状態からの復帰までの間に保持タイマを動作させ、一定時間にPPPセッションを用いた接続がなければ一度PPPセッションを切断してもよい。この保持タイマを動作させる際は、ステップS35からS39までの動作と並行して図6におけるステップS9乃至15およびステップS18を実行することによって実現できる(なお、ドーマント状態からの復帰は同じアプリケーションプログラムからの接続要求であるから、ステップS13の処理における分岐は省略してステップS12からS14に移行することになる)。
なお、網側(ネットワーク側)からの切断要求をNAI48が取得した場合にも、その旨を各アプリケーションプログラムに通知するようにしてもよい。
なお、本発明は、携帯電話機1以外にも、PDA(Personal Digital Assistant)、パーソナルコンピュータ、携帯型ゲーム機、携帯型音楽再生機、携帯型動画再生機、その他の情報処理装置にも適用することができる。
また、本発明の実施形態において説明した一連の処理は、ソフトウェアにより実行させることもできるが、ハードウェアにより実行させることもできる。
さらに、本発明の実施形態では、フローチャートのステップは、記載された順序に沿って時系列的に行われる処理の例を示したが、必ずしも時系列的に処理されなくとも、並列的あるいは個別実行される処理をも含むものである。
本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の外観の構成を示す外観図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の他の外観の構成を示す外観図。 本発明に係る情報処理装置に適用可能な携帯電話機の内部の構成を示すブロック図。 (A)パケット通信ネットワークを用いてパケット通信を行う場合における概略的な通信方式を説明するための説明図であり、(B)はアプリケーションごとによるPPPセッションの確立方法を説明するための説明図。 本発明に係るNAIを用いたPPPセッション確立を一元化して管理する場合における概念的な構成を示す図。 図3の携帯電話機における接続制御処理を説明するためのフローチャート。 本発明に係るNAIを用いたPPPセッション確立を一元化して管理する場合における具体的な構成を示す図。 本発明に係るNAIを用いたPPPセッション確立を一元化して管理する場合においてセッション保持中でのドーマント状態への移行と復帰を説明するための説明図。 図3の携帯電話機における他の接続制御処理を説明するためのフローチャート。
符号の説明
1…携帯電話機、11…ヒンジ、12…第1の筐体、13…第2の筐体、14…操作キー、15…マイクロフォン、16…サイドキー、17…液晶ディスプレイ、18…スピーカ、19a乃至19d…磁気センサ、20…CCDカメラ、21…サブディスプレイ、31…主制御部、32…電源回路部、33…操作入力制御部、34…画像エンコーダ、35…カメラI/F部、36…LCD制御部、37…画像デコーダ、38…多重分離部、39…変復調回路部、40…音声コーデック、41…メインバス、42…同期バス、43…送受信回路部、44…アンテナ、45…記録再生部、46…メモリカード、47…記憶部、51…無線アクセスノードRAN、52…パケット制御ノードPCF、53…パケットゲートウェイPDSN、54…パケットゲートウェイPDSN、55…ゲートウェイルータ、56…ゲートウェイルータ、57…ネットワークアクセスのためのミドルウェア(NAI)、58…システム層。

Claims (6)

  1. 所定のプロトコルを用いて接続を行う接続手段と、
    個々のアプリケーションプログラムからの接続要求または切断要求を取得する取得手段と、
    前記取得手段により取得された前記接続要求または前記切断要求に基づいて、前記接続手段による前記所定のプロトコルを用いた接続を管理し、前記所定のプロトコルを用いた接続によって、異なる複数のアプリケーションプログラムがいずれも利用可能なセッションを確立する接続管理手段と、
    前記接続要求に基づいて所定のプロトコルを用いた接続を開始するとともに、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを保持するように前記接続管理手段を制御する制御手段と
    前記接続要求に基づく接続後に取得された前記切断要求に含まれる保持属性の有無を判定する判定手段とを備え、
    前記判定手段により前記切断要求に保持属性が有ると判定された場合、前記制御手段は、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを保持するように前記接続管理手段を制御することを特徴とする情報処理装置。
  2. 前記制御手段は、保持タイマを用いて、予め設定された所定の時間が経過するまで、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを保持するように制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  3. 前記判定手段により前記切断要求に保持属性が無いと判定された場合、前記制御手段は、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを切断するように前記接続管理手段を制御することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  4. 前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションの保持中に、前記取得手段により他のアプリケーションプログラムからの新たな接続要求が取得された場合、新たな接続要求が、すでに確立されたセッションに用いられたベアラ情報と異なるベアラ情報を用いた接続要求であるか否かを判定する判定手段をさらに備え、
    前記判定手段により、新たな接続要求が、すでに確立されたセッションに用いられたベアラ情報と同一のベアラ情報を用いた接続要求であると判定された場合、前記制御手段は、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを保持したまま、新たな前記接続要求に基づいてソケットセッションを確立し、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続を開始するように前記接続管理手段を制御することを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
  5. 前記判定手段により、新たな接続要求が、すでに確立されたセッションに用いられたベアラ情報と異なるベアラ情報を用いた接続要求であると判定された場合、前記制御手段は、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションを切断した後、新たな前記接続要求に基づいて、前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続を開始するように前記接続管理手段を制御することを特徴とする請求項に記載の情報処理装置。
  6. 前記接続手段による所定のプロトコルを用いた接続によって確立されたセッションの保持中に、所定の状態に移行したとき、所定の状態に移行した旨を各アプリケーションプログラムに通知する通知手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の情報処理装置。
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