JP4405446B2 - 誤接続防止用スパウト及びパウチ - Google Patents

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Description

本発明は、内容物の長期保存安定性を保持し、接続針貫通防止構造を有する誤接続防止用スパウト及びそれに接続されるパウチに関する。本発明は、より詳しく言うと、スパウト栓体から侵入する酸素等によるパウチ内容物の成分劣化を抑さえ、長期間の保存安定性を維持した上で、接続針のパウチ内への到達を防止でき、パウチ内容物がスパウトを経て前記接続針に流入可能なようになっている接続針貫通防止構造を有する誤接続防止用スパウト及びそれを接続したパウチに関する。
病院や介護施設等で患者や被介護者に提供される輸液製剤、液状経腸栄養剤、流動食品等は、患者毎に特定のものが投与されなければならない。そのため、輸液製剤投与用の注入管には、指示された輸液のみを注入すべきであり、液状経腸栄養剤や流動食品が接続されないように細心の注意が払われなければならない。
ところが、昨今、取り扱い上の不注意から、輸液製剤投与の際に、輸液製剤投与用の注入管に経腸栄養剤が誤って接続され、血管内に注入されてしまうなどの人為的ミスが発生している。このようなミスは、最悪の場合死に至るため、大きな社会問題となっている。
一般に、輸液製剤投与用の注入管の断端は、針状の形状を有するプラスチックや金属製の接続針となっており、輸液製剤の容器のゴム栓にこれらの接続針を突き刺して内容物を注入するようになっている。
ここで、誤接続による問題とは、従来の輸液製剤または経腸栄養剤等の投与システムが、いずれも注入管に連結された接続針をゴム栓またはスパウトの隔膜に突き刺すだけで投与が開始されてしまうという簡便さと、輸液製剤の注入管と経腸栄養剤等の注入管の接続が可能な形状にあることとに起因している。したがって、人為的ミスを防止することは当然であるが、人為的ミスが起こった場合に、輸液注入管への経腸栄養剤等の注入を未然に防止できるような方策によって誤接続を解決することが望まれている。
また、鼻孔から挿入されるチューブ、すなわちフィーディングチューブや胃瘻チューブすなわちPEGチューブ等によって、経腸栄養剤や流動食品が投与される場合の合併症として、胃食道逆流やそれに伴う誤嚥性肺炎が問題となっている。これを予防するために、医療現場においては経腸栄養剤や流動食品を固形化して投与するなどの工夫がなされている。固形化する場合、投与に用いられる器具は一般に知られているシリンジであるが、医療関係者は投与の準備に過大な労力を必要とし、作業の負担が増大するという問題があった。
更に、ガスバリヤ性の高いパウチ容器本体の開口部に、ガスバリヤ性の低い合成樹脂から成型されたスパウト部を一体に設け、前記スパウト部にキャップ装置を螺着することからなる技術が、特許文献1に記載されている。しかしながら、この技術は、スパウト口先端とキャップの内壁の接合面で密閉させるため、内容物はスパウト栓体から侵入する酸素等によりパウチ内容物の成分劣化を引き起こし、長期間の保存安定性を維持することが困難であった。
特開2002−145287公報
したがって、本発明は、上記従来技術の問題点を解決し、内容物の長期保存安定性を保持しつつ、パウチ内部への接続針の貫通や輸液製剤注入管への経腸栄養剤等の注入を防止することができる誤接続防止用スパウト及びそれを接続したパウチを提供することを課題とする。
本発明者らは、上記課題を解決するために鋭意研究を重ねた結果、内容物の長期保存安定性を保持しつつ、接続針がパウチ内に到達することができず、パウチ内容物がスパウトを経て前記輸液用接続針に流入することができるような、接続針貫通防止構造部と、開封用の開封爪が装着された隔壁とを有するスパウトを採用することにより、上記課題を解決することができることを見出し、本発明を完成させた。
すなわち、本発明は、パウチに用いられる誤接続防止用スパウトであって、パウチ内への接続針の到達を防止するための接続針貫通防止構造部と、開封用の開封爪が装着された隔壁とを有するものである。
本発明はまた、前記接続針貫通防止構造部がL字状またはくの字状に形成されていることを特徴とする前記誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、前記接続針貫通防止構造部が、内部に接続針貫通防止用部材を有することを特徴とする前記誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、前記接続針貫通防止用部材が、ラセン状部材または中板部材であることを特徴とする前記誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、パウチに接続するためのスパウト本体溶着部が設けられていることを特徴とする前記誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、フィーディングチューブまたはPEGチューブに直接接続できる形状を有することを特徴とする前記誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、パウチに用いられる誤接続防止用スパウトであって、開封用の開封爪が装着された隔壁を有するスパウト本体と、前記スパウト本体と分離可能でありパウチ内への接続針の到達を防止するための接続針貫通防止用部材を有するノズルとを備え、前記ノズルが、前記スパウト本体内に収納可能であり、使用時に前記スパウト本体と直列的に結合可能である誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、前記ノズルの前記スパウト本体内への収納時および前記スパウト本体との直列的結合時に、前記ノズルと前記スパウト本体との間を固定するためのネジ付き部材を備えた誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、前記ノズルの前記スパウト本体内への収納時および前記スパウト本体との直列的結合時に、前記ノズルと前記スパウト本体との間を固定するためのネジ部が前記ノズル端部および前記スパウト本体端部にそれぞれ対応して設けられている誤接続防止用スパウトである。
本発明はまた、前記ノズルの前記スパウト本体内への収納時に外側に面する前記ノズル端部を覆うシールを備えた誤接続防止用スパウトである。
さらに、本発明は、前記誤接続防止用スパウトを接続したことを特徴とするパウチである。
本発明の誤接続防止用スパウトは接続針貫通防止構造部を有しているため、細い径の輸液用接続針であっても太い径の輸液用接続針であっても、それらの貫通を防止することができる。
また、本発明の誤接続防止用スパウトは、パウチの内部に位置するように、スパウトの上部に開封用の開封爪が装着された隔壁を設けることにより、特別の開封用具を用いなくても、スパウト単独によりワンタッチで簡単にパウチを開封することができる。
また、本発明の誤接続防止用スパウトは、接続されるパウチと合致する形状と、空気と接触する面に隔壁を有しているため、スパウトへのパウチ容器内容物の接触面積を最小限に減少させ、ガスバリア性を向上させることができる。したがって、スパウトから侵入する酸素等によるパウチ内容物の成分劣化を防止し、その保存安定性を向上させることができる。
さらに、本発明のスパウトは、フィーディングチューブやPEGチューブに合致する形状を有し、直接接続できるので、経腸栄養剤等のパウチの内容物を別容器に移し変えることなく、直接このスパウトを経腸栄養剤等の投与用チューブに接続できる。
また、本発明の誤接続防止用スパウトは、スパウト本体とノズルが分離可能であり、ノズルはスパウト本体内に収納可能である。ノズルをスパウト本体内に収納することにより、環状薄肉脆弱部が補強され保護できるため、輸送中の振動や衝撃によるスパウトの破断を防ぐことができる。また、スパウト本体がノズル全体のキャップになることでノズル外周の衛生面も向上させることができる。
以下、本発明の誤接続防止用スパウトの実施の形態を、添付の図面を参照しながら詳しく説明する。
図1は本発明の誤接続防止用スパウトの第一の例を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面図、(c)は底面図を示す。また、誤接続防止用スパウトをパウチに接続した状態の断面図を図2,図3に示す。
本発明の誤接続防止用スパウト10は、パウチ11と接続して用いられる。本発明の誤接続防止用スパウト10を構成する材料は、プラスチックであれば種類は特に限定されない。
パウチ内容物18としては、輸液、液状経腸栄養剤、流動食品等が挙げられる。
パウチ11を構成する材料は特に限定されないが、内容物18を封鎖して密封状態を保てるものであることが好ましい。また、レトルト加熱を要する場合もあるため、耐レトルト性にも優れているものであることが望ましい。パウチ11の形状は特に限定されないが、たとえば、フィルムシート12を二枚合わせ、周辺部13をヒートシーラー等で熱溶着して成型されたものを用いることができる。
本発明の誤接続防止用スパウト10は、パウチ11の二枚のフィルムシートにはさまれるように、スパウト本体溶着部4を熱溶着して取り付けられることが好ましい。
パウチ11は、スパウト取り付け位置の反対側に吊り下げ機構(図示せず)を有しており、使用に当ってはパウチを吊り下げ倒立状態にして用いられる。
本発明の誤接続防止用スパウト10の上部には隔壁2が設けられている。さらに隔壁2には開封用の開封爪1が装着されており、両者はパウチ内部に位置している(図2,図3)。パウチの内部に位置する開封爪1をパウチの外側から押し倒すように横方向に指で圧力をかけると、開封爪1とスパウト本体溶着部4の間に設けられた環状薄肉脆弱部9が破断する。環状薄肉脆弱部9が破断して、図3に示す状態となったとき、パウチの内容物18の流出が可能となる。従来のパウチのように隔壁の破断のために専用の治具を必要とせず、ワンタッチで開封できる極めてシンプルな構造である。流出したパウチ内容物18は、誤接続防止用スパウト10を通過して患者に投与され得る。開封後の開封爪1は、開封爪分離防止帯3に繋がる状態となり、通液阻害を起こさない状態となる。
本発明の誤接続防止用スパウト10は、パウチ内への接続針の到達を防止するための接続針貫通防止構造部を有しており、これにより接続針がパウチ内に到達することができず、一方でパウチ内容物18がスパウトを経て前記輸液用接続針に流入することができることを特徴とする。
このような接続針貫通防止構造部としては、特に限定されないが、例えば、図1(b)に示されるように、接続針貫通防止用部材として内部にラセン状部材5を有するものがある。ラセン状部材5をスパウト内に設けると、接続針は途中で進入が不可能となるため、貫通が防止される。一方、パウチ内容物18は、ラセン状部材5を通過して接続針方向に流れ落ちることが可能であるため、パウチ内容物18は下方へ流れ、接続針は貫通が防止されるという効果が得られる。
なお、本発明の誤接続防止用スパウトの隔壁2は、肉厚部を有することが好ましい。隔壁2が肉厚部を有することにより、接続針の挿入が完全に防止されるという特徴を有する。
隔壁が肉厚部を有する場合、図4に示す隔壁2の厚みhは1mm〜10mm程度であることが好ましい。接続針の太さは、通常直径0.8〜8.0mmであるため、細い径の接続針が、誤ってラセン状部材を通過するようなことがあっても、隔壁の肉厚部により貫通することができない。
本発明の誤接続防止用スパウト10のスパウト本体溶着部4より下部は、根元と先端の径が異なる管状となっており、チューブ接続ノズル7の下部の内部には輸液用接続針挿入防止用のラセン状部材5が一体成型されている。また、チューブ接続ノズル7の底部にはピンシール8が溶着されており、使用時にはピンシール8を剥がして、接続針やチューブを接続する。ここでチューブとは、フィーディングチューブまたは胃瘻チューブすなわちPEGチューブ等である。
図4,図5に示すように、誤接続防止用スパウト10の先端部から、細い径の輸液用接続針16、あるいは太い径の輸液用接続針17が間違って挿入されようとした場合、接続針16,17の先端はラセン状部材5により挿入が阻止されるようになっている。
従来のスパウト付き容器を用いた経腸栄養剤等の投与システムでは、本来投与すべき接続針を刺したつもりで、他の接続針を刺してしまうという勘違いによる行為を防止できなかったが、本発明のスパウトは、このように突き刺すことができない構造になっており、致命的な要因を排除することができる。
なお、本発明の誤接続防止用スパウト10のチューブ接続ノズル7の外側にはチューブ脱落防止用突起6(図1)が設けられており、チューブを接続するときにチューブが脱落しないような工夫がなされている。チューブ接続ノズル7に前記のフィーディングチューブまたは胃瘻チューブすなわちPEGチューブ14を接続する状態は図6に示される。PEGチューブ14には蓋15が設けられており、パウチ内容物18を投与した後に、逆流を防止し、微生物汚染を防止する働きをする。この蓋を構成する材料は特に限定されないが、シリコンゴム系のものやポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等が好適に用いられる。
図7は本発明の誤接続防止用スパウトの第二の例を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面図、(c)は底面図を示す。本例の誤接続防止用スパウト10’は、図1のラセン状部材5に代えて中板部材50を設けた点で図1に示す第一の例と異なるが、その他の点は図1の第一の例と同様である。本例のスパウト10’も、図2〜図6に示すスパウト10と同様にして用いることができる。本例のように中板部材50をスパウト内に設けると、接続針は途中で進入が不可能となるため、貫通が防止される。また、上述のように、誤接続防止用スパウトの隔壁2が肉厚部を有することにより、接続針の挿入が完全に防止される。例えば、細い径の接続針が、誤って中板部材50の側部を通過するようなことがあっても、隔壁2の肉厚部により貫通することができない。一方、パウチ内容物は、中板部材50の側部を通過して接続針方向に流れ落ちることが可能であるため、パウチ内容物は下方へ流れ、接続針は貫通が防止されるという効果が得られる。
次に、本発明の誤接続防止用スパウトの第三の例を説明する。本例の誤接続防止用スパウトをパウチに接続した状態の断面図を図8,図9に示す。
本発明の誤接続防止用スパウト20は、接続針貫通防止構造部としてL字状に形成されている。本発明の誤接続防止用スパウト10の上部には隔壁22が設けられている。さらに隔壁22には開封用の開封爪21が装着されており、両者はパウチ内部に位置している(図8,図9)。パウチの内部に位置する開封爪21をパウチの外側から押し倒すように横方向に指で圧力をかけると、第一の例と同様に、開封爪21とスパウト本体溶着部の間に設けられた環状薄肉脆弱部が破断する。環状薄肉脆弱部が破断して、図9に示す状態となったとき、パウチの内容物18の流出が可能となる。従来のパウチのように隔壁の破断のために専用の治具を必要とせず、ワンタッチで開封できる極めてシンプルな構造である。流出したパウチ内容物18は、誤接続防止用スパウト20を通過して患者に投与され得る。開封後の開封爪21は、第一の例と同様に、開封爪分離防止帯に繋がる状態となり、通液阻害を起こさない状態となる。
本発明の誤接続防止用スパウト20は、パウチ内への接続針の到達を防止するための接続針貫通防止構造部を有しており、これにより接続針は径の大小に関わらずパウチ内に到達することができず、一方でパウチ内容物18がスパウトを経て前記輸液用接続針に流入することができることを特徴とする。本例の誤接続防止用スパウト20は、接続針貫通防止構造部がL字状に形成されている。このため、接続針はL字部30で進入が不可能となるため、貫通が防止される。一方、パウチ内容物18は、L字部30を通過して接続針方向に流れ落ちることが可能であるため、パウチ内容物18は右方向へ流れ、接続針は貫通が防止されるという効果が得られる。ここで、L字状のL字部30は角度90度とする必要はなく、接続針の進入を阻止できる角度であればよい。
なお、本発明の誤接続防止用スパウトの隔壁22は、肉厚部を有することが好ましい。隔壁が肉厚部を有する場合、図10に示す隔壁22の厚みhは1mm〜10mm程度であることが好ましい。接続針の太さは、通常直径0.8〜8.0mmであるため、接続針が折れ曲がってL字部30を通過するようなことがあっても、隔壁の肉厚部により貫通することができない。
本発明の誤接続防止用スパウト10のスパウト本体溶着部4より下部は、L字状のL字部30を有し、根元と先端の径が異なる管状となっている。また、チューブ接続ノズル27の底部には、使用前は図示しないピンシールが溶着されており、使用時にピンシールを剥がして、接続針やチューブを接続する。ここでチューブとは、フィーディングチューブまたは胃瘻チューブすなわちPEGチューブ等である。
図10,図11に示すように、誤接続防止用スパウト20の先端部から、細い径の輸液用接続針16、あるいは太い径の輸液用接続針17が間違って挿入されようとした場合、接続針16,17の先端はL字状のL字部30により挿入が阻止されるようになっている。
従来のスパウト付き容器を用いた経腸栄養剤等の投与システムでは、本来投与すべき接続針を刺したつもりで、他の接続針を刺してしまうという勘違いによる行為を防止できなかったが、本発明のスパウトは、このように突き刺すことができない構造になっており、致命的な要因を排除することができる。
なお、本発明の誤接続防止用スパウト20のチューブ接続ノズル27の外側には、図1に示すものと同様なチューブ脱落防止用突起が設けられており、チューブを接続するときにチューブが脱落しないような工夫がなされている。チューブ接続ノズル27に前記のフィーディングチューブまたは胃瘻チューブすなわちPEGチューブ14を接続する状態は図6に示される。PEGチューブ14には蓋15が設けられており、パウチ内容物18を投与した後に、逆流を防止し、微生物汚染を防止する働きをする。この蓋を構成する材料は特に限定されないが、シリコンゴム系のものやポリプロピレン樹脂、ポリエチレン樹脂等が好適に用いられる。
図13(a)〜(g)は、本発明に係る誤接続防止用スパウトの変形例を説明するための図である。図13(a)は、図1のスパウトからラセン状部材5を取り除いたスパウト基本構造の一例を示す図である。図13(b)〜(g)は、このスパウト基本構造のチューブ接続ノズル7の内部にそれぞれ接続針貫通防止部材を配置したもので、ノズル出口側から見た接続針貫通防止部材の平面図をそれぞれチューブ接続ノズル7の右、左または左右に示す。図13(b)は、接続針貫通防止部材としてラセン状部材5を配置したもので、上記の図1の構造と同様である。図13(c)は、接続針貫通防止部材として中板部材50を配置したもので、上記の図7の構造と同様である。図13(d)は、チューブ接続ノズル7内部の長手方向に2つの半円状部材51,52をずらせて配置したものである。図13(e)は、チューブ接続ノズル7内部に棒部材53を配置したものである。図13(f)は、チューブ接続ノズル7内部の長手方向に2つの穴あき円状部材54,55をずらせて配置したものである。図13(g)は、チューブ接続ノズル7内部に網部材56を配置したものである。図13(b)〜(g)の誤接続防止用スパウト130は、それぞれ上述のような接続針貫通防止部材を備えることにより、パウチ内容物はチューブ接続ノズル7を介して流れ落ちることができ、一方、接続針は貫通が防止されるという効果が得られる。
図14(a)〜(g)は、本発明に係る誤接続防止用スパウトの他の変形例を説明するための図である。図14(a)は、パウチ内への接続針の到達を防止するための接続針貫通防止構造部がくの字状に形成されている誤接続防止用スパウトを示す。このくの字状の接続針貫通防止構造部により、接続針は径の大小に関わらずパウチ内に到達することができず、一方でパウチ内容物がスパウトを経て前記輸液用接続針に流入することができることを特徴とする。すなわち、本例の誤接続防止用スパウト140は、接続針貫通防止構造部がくの字状に形成されている。このため、接続針はくの字部141で進入が不可能となるため、貫通が防止される。一方、パウチ内容物は、くの字部141を通過して流れ落ちることができ、一方、接続針は貫通が防止されるという効果が得られる。ここで、くの字部141は接続針の進入を阻止できる角度に設定される。
また、図14(b)〜(g)は、さらに図14(a)のチューブ接続ノズル37の内部にそれぞれ接続針貫通防止部材を配置したもので、ノズル出口側から見た接続針貫通防止部材の平面図をそれぞれチューブ接続ノズル37の右、左または左右に示す。図14(b)は、接続針貫通防止部材としてラセン状部材5を配置したものである。図14(c)は、接続針貫通防止部材として中板部材50を配置したものである。図14(d)は、チューブ接続ノズル37内部の長手方向に2つの半円状部材51,52をずらせて配置したものである。図14(e)は、チューブ接続ノズル37内部に棒部材53を配置したものである。図14(f)は、チューブ接続ノズル37内部の長手方向に2つの穴あき円状部材54,55をずらせて配置したものである。図14(g)は、チューブ接続ノズル37内部に網部材56を配置したものである。図14(b)〜(g)の誤接続防止用スパウト140は、上記くの字状の接続針貫通防止構造部に加えて、それぞれ上述のような接続針貫通防止部材を備えることにより、接続針の貫通が防止されるという効果をさらに高めることができる。
図15(a)〜(g)は、本発明に係る誤接続防止用スパウトのさらに他の変形例を説明するための図である。図15(a)に示すように、本例の接続針貫通防止構造部は、図14のものと同様にくの字状であるが、くの字の折り曲げ部を滑らかにする連結部151を備える点で図14のものと異なる。本例の誤接続防止用スパウト150の場合も、このくの字状の接続針貫通防止構造部により、接続針は径の大小に関わらずパウチ内に到達することができず、一方でパウチ内容物がスパウトを経て前記輸液用接続針に流入することができることを特徴とする。すなわち、接続針はくの字の連結部151で進入が不可能となるため、貫通が防止される。一方、パウチ内容物は、連結部151を通過して滑らかに流れ落ちることができ、一方、接続針は貫通が防止されるという効果が得られる。ここで、くの字の連結部151は接続針の進入を阻止できる角度に設定される。
また、図15(b)〜(g)は、さらに図15(a)のチューブ接続ノズル37の内部にそれぞれ接続針貫通防止部材を配置したもので、ノズル出口側から見た接続針貫通防止部材の平面図をそれぞれチューブ接続ノズル37の上、下または上下に示す。図15(b)は、接続針貫通防止部材としてラセン状部材5を配置したものである。図15(c)は、接続針貫通防止部材として中板部材50を配置したものである。図15(d)は、チューブ接続ノズル37内部の長手方向に2つの半円状部材51,52をずらせて配置したものである。図15(e)は、チューブ接続ノズル37内部に棒部材53を配置したものである。図15(f)は、チューブ接続ノズル37内部の長手方向に2つの穴あき円状部材54,55をずらせて配置したものである。図15(g)は、チューブ接続ノズル37内部に網部材56を配置したものである。図15(b)〜(g)の誤接続防止用スパウト150は、上記くの字状の接続針貫通防止構造部に加えて、それぞれ上述のような接続針貫通防止部材を備えることにより、接続針の貫通が防止されるという効果をさらに高めることができる。
図16(a)〜(f)は、本発明に係る誤接続防止用スパウトのさらに他の変形例を説明するための図である。本例の誤接続防止用スパウトは、開封用の開封爪が装着された隔壁を有するスパウト本体とパウチ内への接続針の到達を防止するための接続針挿入防止用部材を有するチューブ接続ノズルとが分離可能とされている。そして、このノズルは、スパウト本体内に収納可能であり、使用時にスパウト本体と直列的に結合可能とされている。その他は、図1、図7等に示す例と同様な構成であるが、本図では開封爪分離防止帯やチューブ接続ノズルに設けられた突起等は簡略化のため図示を省略している。スパウト本体は、図示のように、開封用の開封爪1が装着された隔壁2とスパウト本体溶着部4とを有し、隔壁2下部に環状薄肉脆弱部9が形成されている。本例の誤接続防止用スパウトは、使用前は、このスパウト本体内にノズル7を収納し、使用時には、このノズル7を取り出してスパウト本体に直列的に結合するようにしたものである。以下、詳述する。
図16(a)、(b)は、接続針挿入防止用部材として中板部材50を用いた例である。図16(a)に示すように、本例では、使用前は、スパウト本体内に中板部材50を有するノズル7が収納されている。ネジ付き部材61は、スパウト本体とノズル7との間を固定するためのものであるが、また、ピンシール60とともノズル収納スパウトのキャップの役目を果たす。このピンシール60は、ノズルのスパウト本体内への収納時に外側に面するノズル端部を覆うものであり、これによりノズル収納スパウトがシールされる。基本的には、本例のパーツ構成は、スパウト本体とノズルとネジ付き部材の3ピースである。使用時には、ネジ付き部材61を一旦外し、ノズル7をスパウト本体内から取り出して反転させ、ピンシール60を剥がした後、図16(b)に示すように、再びネジ付き部材61を用いてノズル7をスパウト本体に螺着固定する。
図16(c)、(d)は、上記と同様、接続針挿入防止用部材として中板部材50を用いた例であるが、図16(a)、(b)のものとは異なり、パーツ構成を基本的にはスパウト本体とノズルの2ピースとしたものである。図16(c)に示すように、本例では、使用前は、スパウト本体内に中板部材50を有するノズル7が収納されている。本例では、ノズル7とスパウト本体との間を固定するためのネジ部62がノズル端部およびスパウト本体端部にそれぞれ対応して設けられている。このネジ部62により、スパウト本体とノズル7との間が固定され、ピンシール60により外側に面するノズル端部が覆われ、これによりノズル収納スパウトがシールされる。使用時には、ネジ部62を操作してノズル7をスパウト本体内から取り出して反転させ、ピンシール60を剥がした後、図16(d)に示すように、再びネジ部62を操作してノズル7をスパウト本体に螺着固定する。
図16(e)、(f)は、接続針挿入防止用部材としてラセン状部材5を用いた以外は図16(c)、(d)の例と同様であるので、説明は省略する。
以上の例では、接続針挿入防止用部材として、中板部材およびラセン状部材の例を示したが、これに限定されず、同様な機能を有する部材を用いることができる。
このように、本例の誤接続防止用スパウトは、スパウト本体とノズルが互いに分離可能とされており、使用前は、このノズルをスパウト本体に収納しておくものである。これにより、ノズルが心棒の役目を果たし、スパウト本体の環状薄肉脆弱部が補強され保護できるため、輸送中の振動や衝撃によるスパウトの破断を防ぐことができる。また、スパウト本体がノズル全体のキャップになることでノズル外周がむき出しにならず衛生面も向上させることができる。使用に際しては、ピンシールを剥がし、スパウト本体からノズルを外した後、ノズルを反転させてスパウト本体に取りつける。この状態になると環状薄肉脆弱部の保護を解除することができる。これにより、開封爪を押し倒すように横方向に指で圧力をかけると環状薄肉脆弱部が破断して、上述の図3のようにパウチの内容物の流出が可能となる。
本発明の誤接続防止用スパウトは、特定の形状とすることにより、接続針の挿入が防止されるようになっており、誤操作を防止することができる。また、スパウトとパウチとの間のガスバリヤ性やパウチ内容物の保存安定性が高められるようになっている。さらに、隔壁に設けられた開封爪により、特別の器具を用いなくてもワンタッチで簡単に開封することができる。
本発明の誤接続防止用スパウトの第一の例を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面図、(c)は底面図である。 パウチに本発明の第一の例の誤接続防止用スパウトを接続した状態を示す断面図である。 パウチに接続された本発明の第一の例の誤接続防止用スパウトを開封爪により開封した状態を示す断面図である。 パウチに接続された本発明の第一の例の誤接続防止用スパウトのチューブ接続ノズルに、細い径の輸液用接続針を挿入した状態を示す側面図である。 パウチに接続された本発明の第一の例の誤接続防止用スパウトのチューブ接続ノズルに、太い径の輸液用接続針を挿入しようとした状態を示す側面図である。 パウチに接続された本発明の第一の例の誤接続防止用スパウトのチューブ接続ノズルに、PEGチューブを接続された状態を示す側面図である。 本発明の誤接続防止用スパウトの第二の例を示す図で、(a)は上面図、(b)は側面断面図、(c)は底面図である。 パウチに本発明の第三の例の誤接続防止用スパウトを接続した状態を示す断面図である。 パウチに接続された本発明の第三の例の誤接続防止用スパウトを開封爪により開封した状態を示す断面図である。 パウチに接続された本発明の第三の例の誤接続防止用スパウトのチューブ接続ノズルに、細い径の輸液用接続針を挿入した状態を示す側面図である。 パウチに接続された本発明の第三の例の誤接続防止用スパウトのチューブ接続ノズルに、太い径の輸液用接続針を挿入しようとした状態を示す側面図である。 パウチに接続された本発明の第三の例の誤接続防止用スパウトのチューブ接続ノズルに、PEGチューブを接続された状態を示す側面図である。 (a)〜(g)は本発明に係る誤接続防止用スパウトの変形例を説明するための図である。 (a)〜(g)は、本発明に係る誤接続防止用スパウトの他の変形例を説明するための図である。 (a)〜(g)は、本発明に係る誤接続防止用スパウトのさらに他の変形例を説明するための図である。 (a)〜(f)は、本発明に係る誤接続防止用スパウトのさらに他の変形例を説明するための図である。
符号の説明
1、21 開封爪
2、22 肉厚隔壁
3、23 開封爪分離防止帯
4 スパウト本体溶着部
5 接続針挿入防止用のラセン状部材
6 チューブ脱落防止用突起
7、27、37 チューブ接続ノズル
8、60 ピンシール
9 環状薄肉脆弱部
10、10’、20、130、140、150 誤接続防止用スパウト
11 パウチ
12 フィルムシート
13 周辺部
14 PEGチューブ
15 蓋
16 細い径の輸液用接続針
17 太い径の輸液用接続針
18 内容物
30 L字部
50 接続針挿入防止用の中板部材
51、52 半円状部材
53 棒部材
54、55 穴あき円状部材
56 網部材
141 くの字部
151 連結部
61 ネジ付き部材
62 ネジ部

Claims (7)

  1. パウチに用いられる誤接続防止用スパウトであって、開封用の開封爪(1)が装着された隔壁(2)を有するスパウト本体と、前記スパウト本体と分離可能でありパウチ内への接続針の到達を防止するための接続針挿入防止用部材(5、50)を有するノズル(7)とを備え、前記ノズル(7)が、前記スパウト本体内に収納可能であり、使用時に前記スパウト本体と直列的に結合可能である誤接続防止用スパウトであって、
    前記隔壁(2)とスパウト本体の間に環状薄肉脆弱部(9)が設けられており、前記ノズル(7)を前記スパウト本体内に収納する際に、前記ノズルが前記環状薄肉脆弱部(9)にまで到達し、前記環状薄肉脆弱部(9)が補強されるようになっていることを特徴とする前記誤接続防止用スパウト。
  2. 前記ノズルの前記スパウト本体内への収納時および前記スパウト本体との直列的結合時に、前記ノズルと前記スパウト本体との間を固定するためのネジ付き部材(61)を備えたことを特徴とする請求項記載の誤接続防止用スパウト。
  3. 前記ノズルの前記スパウト本体内への収納時および前記スパウト本体との直列的結合時に、前記ノズルと前記スパウト本体との間を固定するためのネジ部(62)が前記ノズル端部および前記スパウト本体端部にそれぞれ対応して設けられていることを特徴とする請求項記載の誤接続防止用スパウト。
  4. 前記接続針挿入防止用部材が、ラセン状部材(5)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の誤接続防止用スパウト。
  5. 前記接続針挿入防止用部材が、中板部材(50)であることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載の誤接続防止用スパウト。
  6. 前記ノズルの前記スパウト本体内への収納時に外側に面する前記ノズル端部を覆うピンシール(60)を備えたことを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載の誤接続防止用スパウト。
  7. 請求項1〜6のいずれかに記載の誤接続防止用スパウトを接続したことを特徴とするパウチ。
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