JP4399360B2 - ガス交換弁を制御するための装置 - Google Patents

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Description

本発明は、請求項1の上位概念として記載した、内燃機関の燃焼シリンダにおけるガス交換弁を制御するための装置に関する。
前記形式の公知の装置(DE19826047A1号明細書)においては、調節ピストンが対応するガス交換弁の弁タペットと有利には一体に結合されている各弁調節器は、第1の作業室で常時、高圧下にある流体を給送する流体圧力源と接続され、第2の作業室で一方では流体圧力源へ通じる供給導管を交互に閉鎖又は開放する第1の電気的な制御弁に接続され、他方では流体リザーバへ通じる放圧導管を交互に開放又は閉鎖する第2の電気的な制御弁に接続されている。電気的な制御弁はばね戻し装置を備えた2/2方向制御電磁弁として構成されている。ガス交換弁が閉じられている場合には、弁調節器の調節ピストンは、流体圧力源に永久的に接続された第1の作業室と第1の電気的な制御弁によって流体圧力源から分離されかつ第2の電気的な制御弁によって放圧導管に接続された第2の作業室とに基づき基本ピストン位置を採る。ガス交換弁を開くためには両方の電気的な制御弁が切換えられる。これによって弁調節器の第2の作業室は一方では第2の電気的な制御弁により放圧導管に対し遮断され、他方では第1の電気的な制御弁によって流体圧力源への供給導管と接続される。弁調節器における第2の作業室を制限する調節ピストン面は第1の作業室を制限する調節ピストン面よりも大きいので、調節ピストンは第1の作業室の容積を縮小しながら基本ピストン位置から移動し、これによってガス交換弁を開放する。開放行程の大きさは第1の電気的な制御弁に作用させられた電気的な制御信号の構成に関連し、開放速度は流体圧力源から供給制御された流体圧力に関連する。次いでガス交換弁を所定の開放位置に保つためには第1の電気的な制御弁が切換えられ、弁調節器の第2の作業室への供給導管が遮断される。このような形式で制御信号を発生させるための電気的な制御装置を用いて、ガス交換弁のすべての開放位置が調節される。ガス交換弁の閉鎖は第2の電気的な制御弁をその開放位置へ後退させ、弁調節器の第1の作業室が再び放圧導管に接続されることで行なわれる。ガス交換弁を制御するためには対応する弁調節器の第2の作業室が相応して流体圧力で負荷されるか該負荷が除去されるそれぞれ2つの電気的な制御弁が必要である。
発明の利点
請求項1の特徴を有するガス交換弁を制御するための本発明による装置は弁調節器対における一方の弁調節器の第1の電気的な制御弁を、簡単な切換え弁に置き換え、この切換え弁を介し、第2の作業室における流体圧力が他方の弁調節器の第2の作業室にて発生する流体圧力で制御されることによって、弁調節器対あたりの電気的な制御弁の数が減じられるという利点を有している。さらに付加的に、本発明の有利な実施例にしたがって、弁調節器対における第2の電気的な制御弁を簡単な逆止弁によって置き換え、この逆止弁が一方の弁調節器の第2の作業室を他方の弁調節器に配属された第2の電気的な制御弁と接続するように構成すると、弁調節器対あたり2つの電磁弁を節減することができる。通常は2/2方向制御電磁弁として構成された電気的な制御弁においては極端に短い切換え時間、実地においては3mmの開放横断面で約0.3msの切換え時間が実現されなければならないので、このような電気的な制御弁はきわめて高価である。したがって制御装置における電気的な制御弁の数の減少は顕著な費用の節減をもたらす。電気的な制御弁の数が少ないことによって、終端段の数と制御弁のための電気的な配線の費用も減少し、さらなる費用の節減がもたらされる。又、電気的な制御弁のわずかな数は電気的な所要エネルギを低減させ、装置の故障発生率を低下させる。簡単な切換え弁の構成体積が電磁弁に較べてわずかであることにより、自動車において装置を取付けるために必要な構成スペースも減少させられる。唯一の第1の電気的な制御弁と2つ又は唯一の第2の電気的な制御弁によって制御された弁調節器対は同じ燃焼シリンダにおける2つの同じ形式のガス交換弁、すなわち2つの入口弁又は2つの出口弁を作動するために役立つ弁調節器を有する。
他の請求項に記載した特徴によって請求項1に記載したガス交換弁を制御するための装置の有利な構成と改善とが可能である。
本発明による有利な構成によれば切換え弁は弁調節器対の両方の弁調節器の第2の作業室の間に配置されている。電気モータ式、電磁石式又は液圧式に作動可能な、2/2方向制御弁として構成された切換え弁がロック解除されると一方の弁調節器の第2の作業室に他方の弁調節器の第2の作業室を介して流体圧が供給され、ひいては該弁調節器の調節ピストンがガス交換弁を開放する方向へ移動させられる。切換え弁のロック解除時点を適宜に選択することにより、当該弁調節器により作動されるガス交換弁の種々異なる開放時間が実現されるか又はこのガス交換弁が必要な場合に閉じた状態に保持される。弁調節器対における唯一の第1の電気的な制御弁は、当該制御弁が極端な場合、1つの弁調節器対の両方の弁調節器が同時又はずらされた、しかし常に平行な行程の実施のために必要とする共通の容積流を得ることができるように設計されていなければならない。第2の電気的な制御弁の制御を介し、両方のガス交換弁における異なる閉鎖時間が実現される。先きに示したように両方の第2の電気的な制御弁の一方が逆止弁に置き換えられるとガス交換弁の閉鎖は同時点に行なわれる。
本発明の有利な実施例によれば、切換え弁は2つの液圧的な制御入口を有する、液圧式に作動される2/2方向制御弁であり、両方の制御入口が負荷された場合だけ弁ロック解除が行なわれるように構成されている。一方の制御入口は唯一の第1の電気的な制御弁と接続された第2の作業室に接続されかつ他方の制御入口は入口側にて流体圧により負荷された別の切換え弁の出口に接続されている。切換え弁と接続された弁調節器の第2の作業室は切換え弁を介し直接的に流体源に接続されている。唯一の第1の電気的な制御弁が制御されると、この制御弁により第2の作業室に制御された流体圧は切換え弁の一方の制御入口にも作用する。すると、切換え弁のロック解除は任意の時点に、第2の制御入口の負荷によって実施される。この場合、切換え弁の切換えで流体は直接的に流体源から他方の弁調節器の第2の作業室へ流入する。この実施例は、唯一の第1の電気的な制御弁が弁対において唯一の弁調節器への流体の供給のためだけ寸法が定められ、両方の弁調節器を制御するための全流体量が切換えられる必要はないという利点を有している。さらに一方の弁調節器の調節ピストンの行程の間、他方の弁調節器の付加接続によりかつその結果、次の弁調節器の第2の作業室の付加的な流体所要量により惹起される、一方の弁調節器の行程運動における非連続性が回避される。
本発明の有利な実施例によれば前記別の切換え弁によって存在する弁対のすべての切換え弁がロック解除されるので、当該装置には唯一の別の切換え弁が存在していればよく、製作費用及び構成スペースの節減という利点が得られる。
本発明の有利な実施例によれば別の切換え弁を流体圧で負荷することは、切換え弁の入口が逆止弁を介し、弁対の、唯一の第1の電気的な制御弁と接続された第2の作業室に接続されていることで行なわれる。択一的に別の切換え弁の圧力負荷は特別な流体圧力源、例えば内燃機関の低圧回路によって行なうこともできる。
以下、図示の実施例に基づき本発明を詳しく説明する。
図1に回路図で示した内燃機関の燃焼シリンダにおけるガス交換弁を制御するための装置は、1つが図3に概略的に示されている全部で8つのガス交換弁10を制御するために構成されている。8つのガス交換弁のそれぞれ2つは4シリンダ−4行程サイクル型内燃機関の1つの燃焼シリンダ内に配置されている。この場合、ガス交換弁10は燃焼シリンダにおける入口弁であるか又は出口弁であることができる。前記装置は多数の液圧式の弁調節器11、実施例においては全部で8つの弁調節器11を有し、これらの弁調節器のそれぞれ1つは1つのガス交換弁10を作動する。各弁調節器11は1つの作業シリンダ12を有し、該作業シリンダ12内には調節ピストン13が軸方向に移動可能に案内されている。調節ピストン13は作業シリンダ12を、該作業シリンダ12によって制限された、液圧式の圧力又は作業室121と122とに分け、ガス交換弁10の弁タペット14と不動に結合されている。図3には拡大図で、開放されたガス交換弁10と関連して弁調節器11が概略的に示されている。弁タペット14は調節ピストン13とは反対側の端部に弁シール面15を有し、該弁シール面15は開放横断面を制御するために内燃機関の燃焼シリンダのシリンダヘッド16に構成された弁座面17と協働する。作業シリンダ12は全部で3つの液圧接続部を有し、該液圧接続部の2つの液圧接続部122aと122bは上方の圧力室又は第2の作業室122に開口しかつ1つの液圧接続部121aは下方の圧力室又は第1の作業室121に開口している。
当該装置はさらに圧力供給装置20を有し、該圧力供給装置20の出口201は弁調節器11に圧力を供給するための流体圧力源を形成している。圧力供給装置20は流体を流体リザーバ18から搬出する高圧ポンプ21と、高圧ポンプ21の出口側に配置された逆止弁22と、脈動を減衰させるためとエネルギを蓄えるための蓄圧器23とを有している。逆止弁22と蓄圧器23との間にある圧力供給装置20の出口201は、導管24を介し、全部で8つの弁調節器11のすべての第1の作業室121と接続されているので、弁調節器11の第1の作業室121は常時、圧力供給装置20の出口201にて発生する高い流体又は液体圧で負荷される。
全部で8つの弁調節器11内、それぞれ2つの弁調節器11は同じ燃焼シリンダにおけるそれぞれ2つの入口弁又は2つの出口弁を制御する1つの弁調節器対に纏められている。配属された燃焼シリンダは図1においては所属の制御手段を有する弁調節器対を取囲む破線19で示されている。記述を簡易化するために以後1つの弁調節器対の弁調節器11を符号11aと11bで示し、記述は1つの燃焼シリンダに配属された1つの弁調節器対だけに限ることにする。しかしこの記述は同様に残った燃焼シリンダに配属された他の3つの弁調節器にも当嵌まるものである。
弁調節器11aの第2の作業室122の流体接続部122aは、ばね戻し装置を備えた2/2方向制御電磁弁として構成された第1の電気的な制御弁25を介して、圧力供給装置20に通じる導管24に接続されているのに対し、弁調節器11aの第2の作業室122は、同様にばね戻し装置を備えた2/2方向制御電磁弁として構成された第2の電気的な制御弁26に接続されている。出口側にて第2の電気的な制御弁26は流体リザーバ18に開口する戻し導管27に接続されている。弁調節器11bの第2の作業室122の流体接続部122aは弁調節器11aにおける作業室122bに接続導管28を介して接続されている。この接続導管28内には液圧的にロック解除可能な、ばね戻し装置を有する切換え弁29が配置されている。弁調節器11bの第2の作業室122は逆止弁30を介して同様に第2の電気的な制御弁26の入口に接続されている。切換え弁29は液圧的な制御入口291を有している。この制御入口291は制御導管31を介して電磁的に作動可能な別の切換え弁32に接続されている。この別の切換え弁32は入口側で逆止弁33を介し弁調節器11aの第2の作業室122と接続されている。しかし、択一的に前記別の切換え弁32の入口側は圧力供給装置20の出口201又は内燃機関の低圧回路に接続されていることもできる。この場合前記別の切換え弁32の出口側は適当な制御導管31を介し、すべての弁調節器対のための切換え弁29のすべての制御入口291に接続される。切換え弁32が図1の実施例におけるように、ばね戻し装置を有する2/2方向制御電磁弁として構成されていると、制御導管31を放圧するためにはさらに、ばね戻し装置を備えた2/2方向制御電磁弁として構成された放圧弁35が設けられなければならない。この放圧弁35の一方の弁接続部は制御導管31と接続されかつ他方の弁接続部は流体リザーバ18と接続されている。この放圧弁35は切換え弁32が図2に示されているようにばね戻し装置を有する3/3方向制御電磁弁として構成されて省略することができる。この場合には3つの弁接続部の内、弁入口は逆止弁33を介し同様に弁調節器11aの第2の作業室122にもしくは圧力供給装置20の出口201に接続され、第1の弁出口は制御導管31にかつ第2の弁出口は流体リザーバ18に接続されている。
ガス交換弁10が閉じられている場合には1つの弁調節器対の弁調節器11aと11bはその基本位置をとる。この基本位置にて、第1の電気的な制御弁25は弁調節器11aの第2の作業室122を圧力供給装置20の出口201から遮断し、第2の電気的な制御弁26は弁調節器11aの第2の作業室122を戻し導管27に接続する。弁調節器11bの第2の作業室122は逆止弁30と開放された第2の電気的な制御弁26とを介し同様に戻し導管27に接続されている。両方の切換え弁29,32はその戻しばねの戻し作用によってロック位置をとる。第1の作業室121に発生するシステム圧によって調節ピストン13は基***置へ最大に移動させられ、弁タペット14を介してガス交換弁10を閉じた状態に保つ。図示の実施例では制御弁25,26は無電流でかつ切換え弁29は無圧である。
ガス交換弁10を開くためにはまず第2の電気的な制御弁26が閉鎖又は遮断位置へ移動させられ、したがって両方の弁調節器11a,11bの両方の第2の作業室122が閉鎖される。放圧弁35は閉じた位置へ移動させられる。同時に第1の電気的な制御弁25が作業位置又は開放位置へ移動させられ、弁調節器11aの第2の作業室122が圧力供給装置20と接続され、圧力供給装置20の出口201にて得られるシステム圧はいまや弁調節器11aの第2の作業室122においても発生する。第1の作業室121を制限する調節ピストン13のピストン面は、第2の作業室122を制限する調節ピストン13のピストン面よりも小さいので、調節ピストン13を図1にて右へ移動させ、これによってガス交換弁10を開放する移動力が発生する。ガス交換弁10の開放行程の大きさは第1の電気的な制御弁25の開放時間及び開放速度に関連する。
そのあとの時点又は第1の電気的な制御弁25と同時に前記別の切換え弁32が制御されると、この切換え弁32は切換え弁29をロック解除する。これは、切換え弁29の制御入口291に逆止弁33と開放された前記別の切換え弁32とを介して達したシステム圧が、切換え弁29を戻しばねの力に抗して切換えることで行なわれる。これにより、流体は弁調節器11aの第2の作業室122から弁調節器11bの第2の作業室122に流入し、弁調節器11bの調節ピストン13は弁開放方向へ押し動かされる。いまや全流体流が第1の電気的な制御弁25を介して流れるので、両方の弁調節器11aと11bとを通る最大容積流に合わせて第1の電気的な制御弁を構成することが必要である。第2の弁調節器11bを付加接続したあとでこの弁調節器11bによって作動されたガス交換弁10は第1の電気的な制御弁25の制御に応じて移動するので、両方の弁調節器11aと11bの調節ピストン13は−切換え弁29のロック解除時点にしたがって−同時又はずらされて、平行な行程を実施する。
ガス交換弁10を開放位置に保つためには、第1の電気的な制御弁25が再び切換えられる。図1の実施例では無電流に切換えられる。したがって弁調節器11aの第2の作業室122は圧力供給装置20への導管24から分離される。
ガス交換弁10を所定の開放時間後、再び閉じたい場合には、第2の電気的な制御弁26も切換えられる。図1の実施例では無電流に切換えられる。したがって制御弁26は両方の弁調節器11aと11bの作業室122を戻し導管27に接続する。弁調節器11aと11bの第1の作業室121におけるシステム圧によって、両方の弁調節器11aと11bの作業シリンダ12内の調節ピストン13は図1にて示した基本位置へ戻され、これによりガス交換弁10が同じ閉鎖時間で閉鎖される。
異なる閉鎖時間を実現したい場合には、逆止弁30が別の第2の電気的な制御弁26と置き換えられる必要がある。この制御弁26は同様に2/2方向制御電磁弁として構成され、入口側にて弁調節器11bにかつ出口側にて直接的に戻し導管27に接続されている。
両方の弁調節器11aと11bの両方の第2の作業室122の間にある液圧式にロック解除可能な切換え弁29の代りに、電気モータ式又は電磁式にロック解除可能な切換え弁を使用することもできる。前記別の切換え弁32はすべての切換え弁を直接的に電気モータ式又は同様に液圧式にロック解除する電気的な調節器に置き換えることもできる。
図2に部分的に示された、内燃機関の燃焼シリンダにおけるガス交換弁を制御するための装置は、図1に示された装置に対し以下の点で変更されている。図1に示された両方の弁調節器11aと11bとの第2の作業室122の間の接続導管28を有する切換え弁29は、液圧式に制御される切換え弁34と置き換えられている。この切換え弁34は弁調節器11bの第2の作業室122を直接的に導管24で圧力供給装置20の出口201に接続する。制御的にはアンド素子として構成された切換え弁34は、2つの液圧的な制御入口341,342を有し、該制御入口341,342は切換え弁34を切換えるためにいずれも液圧で負荷されなければならない。切換え弁34はさらに液圧式の戻し調節入口343を有し、該戻し調節入口343は切換え弁34を図2に示された閉鎖又はロック位置へ移動させるために液圧により負荷され、そのために圧力供給装置20の出口201への導管24に接続されている。切換え弁34の一方の制御入口341は弁調節器11aの第2の作業室122の流体接続部122bに接続されかつ他方の制御入口342は制御導管31を介して電気的に制御される別の切換え弁32に接続されている。この場合には、電気的に制御された切換え弁32は、ばね戻し装置を備えた、3/3方向制御電磁弁として構成され、その第2の弁出口は流体リザーバ18と接続されている。3/3方向制御電磁弁の切換え位置に応じて制御導管31に圧力が形成されるか又は圧力が維持されるか又は圧力が解消される。しかし切換え弁32は図の場合のように2/2方向制御電磁弁として構成されていることもできる。この場合には図1の場合と同様に2/2方向制御電磁弁として構成された放圧弁35を維持することができる。さらに図2の切換え装置は変更されていないので、同じ構成部分には同じ符号が付けられている。
弁調節器11aの第2の作業室に圧力が形成されている場合には制御入口341も液圧的に負荷されているので、それ以後は任意の時点に切換え弁34を別の切換え弁32の制御によってロック解除することができる。切換え弁34のロック解除で流体は調節導管24から弁調節器11bの第2の作業室122に流入し、弁調節器11bの作業シリンダ12内の調節ピストン13は弁調節器11aの作業シリンダ12内の調節ピストン13に対し平行な行程で移動させられるので、弁調節器11bにより作動されたガス交換弁10は相応に開放される。この変更された制御装置においては第1の電気的な制御弁25は、弁調節器11aに対する流体の供給のためだけに寸法設定されていればよい。何故ならば弁調節器11bには直接圧力供給装置20によって流体が供給されるからである。同時に図1による制御装置の場合には弁調節器11aの行程の間に弁調節器11bを付加接続した場合に弁調節器11bの付加的な所要流体量により惹き起こされる弁調節器11aの行程運動における非連続性も回避される。
図2に示された制御装置の場合にも当該記述は、ここでは図示していない、内燃機関の燃焼シリンダのための他の弁対にも当嵌まるものである。
4シリンダ型内燃機関の4つの異なるシリンダ内に配置された8つのガス交換弁を制御するための装置の回路図。 図1におけるガス交換弁を制御するための装置を変更した装置の1部を示した回路図。 内燃機関の燃焼シリンダにおける、弁調節器と結合されたガス交換弁を概略的に示した図。
符号の説明
10 ガス交換弁
11 弁調節器
12 作業シリンダ、
13 調節ピストン
14 弁タペット
15 弁シール面
16 シリンダヘッド
17 弁座面
18 流体リザーバ
20 圧力供給装置
21 高圧ポンプ
22 逆止弁
23 蓄圧器
24 導管
25 制御弁
26 制御弁
27 戻し導管
28 結合導管
29 切換え弁
30 逆止弁
31 制御導管
32 切換え弁
33 逆止弁
34 切換え弁
35 放圧弁

Claims (15)

  1. 内燃機関の燃焼シリンダにおけるガス交換弁を制御する装置であって、それぞれ1つのガス交換弁(10)に対して設けられた複数の液圧式の弁調節器(11)を有し、該弁調節器(11)がそれぞれ、ガス交換弁(10)に作用する1つの調節ピストン(13)と該調節ピストン(13)により制限された2つの液圧式の作業室(121,122)を有し、これらの作業室(121,122)の内、ガス交換弁(10)を閉鎖方向に負荷する第1の作業室(121)が流体圧力源(20)との接続により、常時圧力下にある流体で充たされておりかつガス交換弁(10)を開放方向に負荷する第2の作業室(122)が流体圧力源(20)に入口側で接続された第1の電気的な制御弁(25)を介して、圧力下にある流体で充填可能でありかつ出口側にて低圧レベルに接続された第2の電気的な制御弁(26)を介して放圧可能である形式のものにおいて、それぞれ2つの弁調節器(11)が1つの弁調節器対(11a,11b)にまとめられており、各弁調節器対(11a,11b)のために唯一の第1の電気的な制御弁(25)が設けられ、該制御弁(25)が出口側にて、前記弁調節器(11a,11b)の一方の弁調節器(11a)に接続されており、前記弁調節器対(11a,11b)の他方の弁調節器(11b)の第2の作業室(122)の流体充填が、遮断位置と流過位置との間で切換え可能な切換え弁(29,34)と、前記唯一の第1の電気的な制御弁(25)に接続された、前記弁調節器対(11a,11b)の一方の弁調節器(11a)の第2の作業室(122)における流体圧とで行なわれることを特徴とする、内燃機関の燃焼シリンダにおけるガス交換弁を制御する装置。
  2. 前記弁調節器対(11a,11b)が、同じ燃焼シリンダ(19)における2つの同形式のガス交換弁、つまり2つの出口弁又は2つの入口弁に配属された2つの弁調節器(11a,11b)を有している、請求項1記載の装置。
  3. 前記切換え弁(29)が前記弁調節器対(11a,11b)の両方の弁調節器(11a,11b)の間の接続導管(28)内に配置されている、請求項1又は2記載の装置。
  4. 前記切換え弁(29)が電気モータ式に又は電磁式に作動可能な2/2方向制御弁である、請求項3記載の装置。
  5. 前記切換え弁(29)が液圧式に作動可能な2/2方向制御弁であり、流体圧により負荷可能な別の切換え弁(32)の弁出口に位置する制御入力部を有している、請求項3記載の装置。
  6. 前記2/2方向制御弁が該2/2方向制御弁を遮断位置へ戻し案内するための戻しばね(292)を有している、請求項5記載の装置。
  7. 前記切換え弁が2つの液力式の制御入力部を有する液圧式に作動される2/2方向制御弁であって、該2/2方向制御弁のロック解除が両方の制御入力部(341,342)が負荷された場合にだけ行なわれるように該2/2方向制御弁が構成されており、1つの制御入力部(341)が一方の弁調節器(11a)の、前記唯一の第1の電気的な制御弁(25)に接続された第2の作業室(122)に位置しており、1つの制御入口部(342)が入口側にて流体圧により負荷された別の切換え弁(32)の出口に位置し、前記2/2方向制御弁が入口側にて流体圧力源(20)に接続されかつ出口側にて他方の弁調節器(11b)の第2の作業室(122)に接続されている、請求項1又は2記載の装置。
  8. 前記2/2方向制御弁が該2/2方向制御弁をロック位置へ戻すための液圧式の戻し制御入力部(343)を有し、戻し制御入力部が流体圧力源(20)に接続されている、請求項7記載の装置。
  9. 前記別の切換え弁(32)流体圧力負荷するために該切換え弁(32)の弁入口が逆止弁(33)を介して、前記弁調節器対の、前記唯一の第1の電気的な制御弁(25)に接続された第2の作業室(122)に接続されている、請求項から8までのいずれか1項記載の装置。
  10. 前記別の切換え弁(32)がばね戻し装置を備えた2/2方向制御電磁弁として構成されており、該2/2方向制御電磁弁の弁出口にばね戻し装置を有する2/2方向制御電磁弁として構成された放圧弁(35)が接続されており、該放圧弁(35)で流体リザーバ(18)への接続が可能である、請求項9記載の装置。
  11. 前記別の切換え弁(32)がばね戻し装置を有する3/3方向制御電磁弁として構成されており、該3/3方向制御電磁弁の第2の弁出口が流体リザーバ(18)と接続されている、請求項9記載の装置。
  12. それぞれ1つの弁調節器対(11a,11b)のために唯一の第2の電気的な制御弁(26)が設けられており、該制御弁(26)の弁入口が一方の弁調節器(11a)の、前記唯一の第1の電気的な制御弁(25)に接続された第2の作業室(122)に直接的に接続され、かつ他方の弁調節器(11b)の第2の作業室(122)に逆止弁(30)を介して接続されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
  13. それぞれ1つの弁調節器対(11a,11b)のために2つの第2の電気的な制御弁(26)が設けられており、該2つの第2の制御弁(26)の内、それぞれ1つの制御弁が入口側にて両方の弁調節器(11a,11b)の第2の作業室(122)に接続されている、請求項1から11までのいずれか1項記載の装置。
  14. 燃焼シリンダあたり少なくとも1つの弁調節器対(11a,11b)があり、前記別の切換え弁(32)が出口側にて、それぞれ1つの弁調節器対(11a,11b)に配属された、すべての液圧式の切換え弁(29)に接続されている、請求項5から13までのいずれか1項記載の装置。
  15. 前記別の切換え弁(32)の弁入口の接続がすべての弁調節器対(11a,11b)にて行なわれている、請求項9及び14記載の装置。
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