JP4398071B2 - ゴルフボール - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明はゴルフボールに関するものであり、特にゴルフボールのディンプルパターンに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
ゴルフボールは、その表面に300個から550個程度のディンプルを備えている。ディンプルの役割は、ゴルフボール飛行時にゴルフボール周りの空気の流れを乱すことによって境界層の乱流遷移を促進し、乱流剥離を起こさせることにある(以下「ディンプル効果」とも称される)。乱流遷移の促進により空気のゴルフボールからの剥離点が後方に下がり、圧力抵抗が小さくなってゴルフボールの飛距離が増大する。また、乱流遷移の促進により、バックスピンに起因するゴルフボールの上側と下側とにおける剥離点の差が助長され、ゴルフボールに作用する揚力が高められる。従って、乱流遷移を促進しやすいディンプルパターン、すなわち空気の流れをよりよく乱すことができるディンプルパターンほど、空力的に優れたものであるといえる。
【0003】
ディンプルの配置には、正多面体又は準正多面体(以下併せて「多面体」とも称される)が用いられることが多い。すなわち、球に内接する多面体が想定され、球中心から球面に放射される光線によって多面体の辺が球面に投影されて区画線が形成され、この区画線によって球面が区画されてディンプルが配置される。用いられる多面体としては、正六面体、正八面体、正十二面体、正二十面体、立方八面体、12・20面体等が挙げられる。
【0004】
これらの中でも正八面体は、配置されるディンプルが整然と並んで美しい等の理由により、ゴルフボールに古くから用いられてきた。正八面体の12本の辺が投影された12本の区画線は、3本の大円(以下、「区画大円」とも称される)を形成する。これらの区画大円は、互いに直交する。12本の区画線によって(すなわち3本の区画大円によって)、球面は8個の球面正三角形に区画される。ディンプルは、各球面正三角形毎に配置される。このようなディンプル配置方法は、正八面体配置と称されている。通常は、ディンプルは球面正三角形の内部に配置され、12本の区画線とは交差しない。従って、3本の区画大円もディンプルと交差せず、この区画大円に相当する部分はディンプルの存在しない大円帯となる。大円帯の存在により、例えばパッティング時の方向合わせが容易であるというメリットが生じる。
【0005】
ところでゴルフボールは、ともに半球状キャビティを備えた上型及び下型から成形される。成形されたゴルフボール表面の、上型と下型とのパーティングラインに相当する部分(いわゆるシーム)には、バリが発生する。このバリは、砥石等で研削・除去される。通常の正八面体配置では、3本の大円帯のうちの1本がシームと一致する。これにより、シーム上にディンプルが存在せず、バリの除去が容易となる。このようなゴルフボールは、例えば特開昭60−11665号公報等に開示されている。
【0006】
このような正八面体配置のゴルフボールではシーム上にディンプルが存在しないので、このシーム(大円帯でもある)がバックスピンの周速が最も早い部分(以下「最速部分」とも称される)と一致したときのディンプル効果が不十分となりやすい。また、前述のようにシーム上のバリは研削によって除去されるが、除去時にゴルフボール表面のシーム近傍が一緒に研削され、ディンプルが変形してディンプル効果が減じられてしまうおそれもある。さらに、シームの左右のディンプルパターンは同一又は等価であり、またゴルフボール回転時にシームに沿って同一又は等価なディンプルパターンが繰り返し出現するので、これに起因してシームが最速部分と一致したときのディンプル効果が不十分となりやすい。すなわち、このような正八面体配置のゴルフボールでは、
(1)ディンプルが存在しない大円帯である、
(2)バリの研削により周囲のディンプルが変形するおそれがある
及び
(3)回転によって出現するディンプルパターンが単調である
という3点の悪条件全てが、シーム上で実現されてしまっているのである。
【0007】
また、上記の(1)から(3)のうち(1)及び(3)の不都合は、シームのみならず、他の2本の大円帯が最速部分と位置したときにも見られる。
【0008】
特開平11−70186号公報には、区画大円上にディンプルが配置された正八面体配置のゴルフボールが開示されている。このゴルフボールでは大円帯が形成されないので、上記(1)の不都合は解消される。しかし、依然として、シームには上記(2)及び(3)の不都合が残る。また、シーム以外の2本の区画大円についても、上記(3)の不都合が残る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、正八面体配置されたディンプルパターンを備えたものでありながら、区画大円が最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が抑制されたゴルフボールの提供を目的とするものである。
【0010】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するためになされた発明は、
その表面に内接する正八面体の12本の辺が表面に投影されることにより仮想的に形成された12本の区画線によって表面が8個の球面正三角形に区画されるとともに3本の大円が形成され、この球面正三角形に複数のディンプルが配置されるとともにこの3本の大円はいずれもディンプルと交差するように構成されたゴルフボールであって、
表面に位置する正八面体の6個の頂点のいずれにおいても、この頂点を共有する4個の球面正三角形のディンプルパターンは同一でなく、
表面に位置する正八面体の6個の頂点のいずれにおいても、この頂点を共有して対峙する2個の球面正三角形のディンプルパターンは互いに線対称でも点対称でもなく、
12本の区画線のいずれにおいても、この区画線を共有する2個の球面正三角形のディンプルパターンは互いに線対称でも点対称でもないことを特徴とするゴルフボール、
である。
【0011】
このゴルフボールでは、後に詳説されるように、区画大円が最速部分と一致したとき、区画大円の左右の球面正三角形のディンプルパターンが同一でも等価でない。またゴルフボール回転時に、区画大円に沿ってディンプルパターンが同一でも等価でない球面正三角形が順次出現する。従って、回転によって出現するディンプルパターンが単調でなく、区画大円と最速部分とが一致したときのディンプル効果が高められる。よって、ゴルフボールの飛距離が増大し、また、最速部分の位置に依存した飛行性能のばらつきが抑制される。
【0012】
好ましくは、12本の区画線のいずれもがディンプルと交差する。これにより、区画大円と最速部分とが一致したときのディンプル効果がより向上する。
【0013】
好ましくは、8個の球面正三角形のいずれにおいても、その内部のディンプルパターンは回転対称でなく、かつ線対称でもない。これにより、各球面正三角形内でのディンプルの配置が無秩序に近づき、ディンプル効果が高められる。
【0014】
各球面正三角形の内側に配置されたディンプルの好ましい数は、40個以上55個以下である。これにより、優れたディンプル効果が発現され、ゴルフボール飛行性能が向上する。
【0015】
8個の球面正三角形のうち、その内側に配置されたディンプルの数が最大である球面正三角形におけるディンプル数と、その内側に配置されたディンプルの数が最小である球面正三角形におけるディンプル数との差は、好ましくは4個以下である。これにより、ゴルフボールの空力的対称性が高められる。
【0016】
好ましくは、区画線上にその中心が位置するディンプルは、全く存在しない。これにより、区画線と交差するディンプルがその区画線の両側の球面正三角形に不均等に存在することとなり、ディンプル効果がより高められる。
【0017】
本発明は、3本の区画大円のうちの1本がシームと略一致するゴルフボールにも好適である。シームには、周囲のディンプルが切削により変形するおそれがあるという不都合が存在するが、回転によって出現するディンプルパターンが単調ではないので、シームと最速部分とが一致したときのディンプル効果低減が抑制される。
【0018】
【発明の実施の形態】
以下、適宜図面が参照されつつ、本発明の実施形態が説明される。
【0019】
図1は本発明の一実施形態にかかるゴルフボールが示された正面図であり、図2はその背面図である。このゴルフボールの直径は、通常42.67mmから43.00mm程度である。このゴルフボールは、表面に408個のディンプルを備えている。ディンプルの平面形状は円形である。
【0020】
このゴルフボールのディンプルは、正八面体配置である。すなわち、球面に内接する正八面体が想定され、この正八面体の12本の辺が投影された12本の区画線によって球面が8個の球面正三角形に区画されている。図1にはT1からT4の4個の球面正三角形が示されている。また、図2には、T5からT8の4個の球面正三角形が示されている。ディンプルは、球面正三角形(T1からT8)毎に配置されている。4本の区画線が連続することで、L1からL3の3本の区画大円が形成されている。区画大円L3は、図1及び図2ではゴルフボールの輪郭と一致している。それぞれの区画大円(L1からL3)は、球面正三角形の頂点(P1からP6)にて、他の区画大円と直交している。これら頂点(P1からP6)は、想定された正八面体の頂点に相当する。なお、実際のゴルフボールでは、区画線及び区画大円(L1からL3)はエッジとしては認識されないが、説明の便宜上、図1及び図2では実線で画かれている。
【0021】
図3は、球面正三角形T1が示された拡大図である。この球面正三角形T1は、直径が4.2mmのAディンプルを9個、直径が3.95mmのBディンプルを21個、直径が3.3mmのCディンプルを15個及び直径が2.95mmのDディンプルを6個含んでいる。合計のディンプル数は、51個である。
【0022】
本明細書で球面三角形に含まれるディンプルとは、例えば球面正三角形T1が例とされた場合、その中心が球面正三角形T1の内部に位置するディンプルを意味する。従って、ディンプルの一部分が球面正三角形T1に含まれていても、中心が他の球面正三角形に含まれるものは、球面正三角形T1に含まれるディンプルではない。球面正三角形T1の3本の区画線のいずれかの上に中心が位置するディンプルは、球面正三角形T1に含まれるディンプルであるとともに、隣接する球面正三角形にも含まれるディンプルである。球面正三角形T1に含まれるディンプルの数が算出される場合は、3本の区画線のいずれかの上に中心が位置するディンプルは0.5個とカウントされる。また、6個の頂点(P1からP6)のいずれかにその中心が位置するディンプルは、その頂点を共有する4個の球面正三角形のいずれにも含まれるディンプルとされ、各球面正三角形に含まれるディンプルの数が算出されるときは0.25個とカウントされる。
【0023】
図3から明らかなように、球面正三角形T1に含まれる51個のディンプルのうち4個は、区画大円L1と交差している。また、他の4個は、区画大円L2と交差している。さらに他の4個は、区画大円L3と交差している。
【0024】
球面正三角形T1のディンプルパターンは、頂点P1と球面正三角形T1の重心とを結ぶ大円L4に対して線対称でない。また、このディンプルパターンは、頂点P2と球面正三角形T1の重心とを結ぶ大円L5に対しても線対称でない。さらに、このディンプルパターンは、頂点P3と球面正三角形T1の重心とを結ぶ大円L6に対しても線対称でない。これらから明らかなように、このディンプルパターンを左右対称に区分する線は、全く存在しない。すなわち、球面正三角形T1の内部のディンプルパターンは線対称なものではない。
【0025】
この球面正三角形T1のディンプルパターンが重心(大円L4、L5及びL6の交点でもある)を回転中心として回転されても、回転角度が360°に達する前には、全てのディンプルが回転前のディンプルと完全に重なることはない。すなわち、この球面正三角形T1の内部のディンプルパターンは、回転対称なものではない。
【0026】
なお、球面正三角形T7のディンプルパターンも、図3に示された球面正三角形T1のディンプルパターンと同等である。以下、このディンプルパターンは符号(I)で示される。
【0027】
図4は、球面正三角形T2が示された拡大図である。この球面正三角形T2は、直径が4.2mmのAディンプルを9個、直径が3.95mmのBディンプルを24個、直径が3.3mmのCディンプルを12個及び直径が2.95mmのDディンプルを6個含んでいる。合計のディンプル数は、51個である。
【0028】
図4から明らかなように、球面正三角形T2に含まれる51個のディンプルのうち4個は、区画大円L1と交差している。また、他の4個は、区画大円L2と交差している。さらに他の4個は、区画大円L3と交差している。
【0029】
球面正三角形T2のディンプルパターンは、頂点P1と球面正三角形T2の重心とを結ぶ大円L7に対して線対称でない。また、このディンプルパターンは、頂点P3と球面正三角形T2の重心とを結ぶ大円L8に対しても線対称でない。さらに、このディンプルパターンは、頂点P4と球面正三角形T2の重心とを結ぶ大円L5に対しても線対称でない。これらから明らかなように、このディンプルパターンを左右対称に区分する線は、全く存在しない。すなわち、球面正三角形T2の内部のディンプルパターンは線対称なものではない。
【0030】
この球面正三角形T2のディンプルパターンが重心(大円L7、L8及びL5の交点でもある)を回転中心として回転されても、回転角度が360°に達する前には、全てのディンプルが回転前のディンプルと完全に重なることはない。すなわち、この球面正三角形T2の内部のディンプルパターンは、回転対称なものではない。
【0031】
なお、球面正三角形T8のディンプルパターンも、図4に示された球面正三角形T2のディンプルパターンと同等である。以下、このディンプルパターンは符号(II)で示される。
【0032】
図5は、球面正三角形T3が示された拡大図である。この球面正三角形T3は、直径が4.2mmのAディンプルを9個、直径が3.95mmのBディンプルを24個、直径が3.3mmのCディンプルを12個及び直径が2.95mmのDディンプルを6個含んでいる。合計のディンプル数は、51個である。
【0033】
図5から明らかなように、球面正三角形T3に含まれる51個のディンプルのうち4個は、区画大円L1と交差している。また、他の4個は、区画大円L2と交差している。さらに他の4個は、区画大円L3と交差している。
【0034】
球面正三角形T3のディンプルパターンは、頂点P1と球面正三角形T3の重心とを結ぶ大円L4に対して線対称でない。また、このディンプルパターンは、頂点P4と球面正三角形T3の重心とを結ぶ大円L9に対しても線対称でない。さらに、このディンプルパターンは、頂点P5と球面正三角形T3の重心とを結ぶ大円L8に対しても線対称でない。これらから明らかなように、このディンプルパターンを左右対称に区分する線は、全く存在しない。すなわち、球面正三角形T3の内部のディンプルパターンは線対称なものではない。
【0035】
この球面正三角形T3のディンプルパターンが重心(大円L4、L9及びL8の交点でもある)を回転中心として回転されても、回転角度が360°に達する前には、全てのディンプルが回転前のディンプルと完全に重なることはない。すなわち、この球面正三角形T3の内部のディンプルパターンは、回転対称なものではない。
【0036】
なお、球面正三角形T5のディンプルパターンも、図5に示された球面正三角形T3のディンプルパターンと同等である。以下、このディンプルパターンは符号(III)で示される。
【0037】
図6は、球面正三角形T4が示された拡大図である。この球面正三角形T4は、直径が4.2mmのAディンプルを9個、直径が3.95mmのBディンプルを21個、直径が3.3mmのCディンプルを15個及び直径が2.95mmのDディンプルを6個含んでいる。合計のディンプル数は、51個である。
【0038】
図6から明らかなように、球面正三角形T4に含まれる51個のディンプルのうち4個は、区画大円L1と交差している。また、他の4個は、区画大円L2と交差している。さらに他の4個は、区画大円L3と交差している。
【0039】
球面正三角形T4のディンプルパターンは、頂点P1と球面正三角形T4の重心とを結ぶ大円L7に対して線対称でない。また、このディンプルパターンは、頂点P5と球面正三角形T4の重心とを結ぶ大円L6に対しても線対称でない。さらに、このディンプルパターンは、頂点P2と球面正三角形T4の重心とを結ぶ大円L9に対しても線対称でない。これらから明らかなように、このディンプルパターンを左右対称に区分する線は、全く存在しない。すなわち、球面正三角形T4の内部のディンプルパターンは線対称なものではない。
【0040】
この球面正三角形T4のディンプルパターンが重心(大円L7、L6及びL9の交点でもある)を回転中心として回転されても、回転角度が360°に達する前には、全てのディンプルが回転前のディンプルと完全に重なることはない。すなわち、この球面正三角形T4の内部のディンプルパターンは、回転対称なものではない。
【0041】
なお、球面正三角形T6のディンプルパターンも、図6に示された球面正三角形T4のディンプルパターンと同等である。以下、このディンプルパターンは符号(IV)で示される。
【0042】
ディンプルパターン(I)から(IV)は、互いに異なっている(同一でない)。すなわち、ディンプルパターン(I)から(IV)のいずれかが他のディンプルパターンといかように重ねられても、互いのディンプル全てが完全に重なり合うことはない。
【0043】
図7は、図1のゴルフボールが示された斜視図である。この図には、球面正三角形T1、T2、T3、T4、T5及びT6が示されている。図示されていないが、球面正三角形T7は球面正三角形T2の真裏に位置しており、球面正三角形T8は球面正三角形T1の真裏に位置している。
【0044】
頂点P3の回りには、この頂点を共有する4個の球面正三角形T1、T2、T3及びT4が存在する。これらのディンプルパターンは、前述のように(I)、(II)、(III)及び(IV)である。すなわち、頂点P3を共有する4個の球面正三角形T1、T2、T3及びT4のディンプルパターンは同一でない。頂点P6の回りには、この頂点を共有する4個の球面正三角形T5、T6、T2及びT1が存在する。これらのディンプルパターンは、前述のように(III)、(IV)、(I)及び(II)である。すなわち、頂点P6を共有する4個の球面正三角形T5、T6、T2及びT1のディンプルパターンは同一でない。図7には示されていないが、頂点P1、P2、P4及びP5に関しても、各頂点を共有する4個の球面正三角形のディンプルパターンは同一でない。
【0045】
球面正三角形T1と球面正三角形T2とは、区画線1を共有している。前述のように、球面正三角形T1はディンプルパターン(I)を有しており、球面正三角形T2はディンプルパターン(II)を有している。従って、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T2のディンプルパターンとは、区画線1に対して線対称ではない。また、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T2のディンプルパターンとは、区画線1の中点Oに対して点対称でもない。本明細書では、区画線を共有する2個の球面正三角形のディンプルパターンがこの区画線に対して線対称でなく、また、この区画線の中点に対して点対称でもない状態は、「両ディンプルパターンが等価でない」と称される。
【0046】
球面正三角形T1と球面正三角形T4とは、区画線2を共有している。前述のように、球面正三角形T1はディンプルパターン(I)を有しており、球面正三角形T4はディンプルパターン(IV)を有している。従って、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T4のディンプルパターンとは、区画線2に対して線対称ではない。また、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T4のディンプルパターンとは、区画線2の中点O’に対して点対称でもない。すなわち、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T4のディンプルパターンとは、等価でない。
【0047】
球面正三角形T1と球面正三角形T5とは、区画線3を共有している。前述のように、球面正三角形T1はディンプルパターン(I)を有しており、球面正三角形T5はディンプルパターン(III)を有している。従って、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T5のディンプルパターンとは、区画線3に対して線対称ではない。また、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T5のディンプルパターンとは、区画線3の中点O''に対して点対称でもない。すなわち、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T5のディンプルパターンとは、等価でない。
【0048】
球面正三角形T1と球面正三角形T3とは、頂点P3を共有して対峙している。前述のように、球面正三角形T1はディンプルパターン(I)を有しており、球面正三角形T3はディンプルパターン(III)を有している。従って、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T3のディンプルパターンとは、頂点P3に対して点対称ではない。また、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T3のディンプルパターンとは、頂点P3を通過するいかなる直線に対しても線対称でない。本明細書では、頂点を共有して対峙する2個の球面正三角形のディンプルパターンがこの頂点に対して点対称でなく、また、この頂点を通過するいかなる直線に対しても線対称でもない状態も、「両ディンプルパターンが等価でない」と称される。
【0049】
球面正三角形T1と球面正三角形T6とは、頂点P6を共有して対峙している。前述のように、球面正三角形T1はディンプルパターン(I)を有しており、球面正三角形T6はディンプルパターン(IV)を有している。従って、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T6のディンプルパターンとは、頂点P6に対して点対称ではない。また、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T6のディンプルパターンとは、頂点P6を通過するいかなる直線に対しても線対称でない。すなわち、すなわち、球面正三角形T1のディンプルパターンと球面正三角形T6のディンプルパターンとは、等価でない。
【0050】
区画大円L2が最速部分と一致し、ゴルフボールが図7において下から上向きに回転している場合において、区画大円L2の右側において球面正三角形T1が正面に出現する直前には、区画大円L2の右側において球面正三角形T4が正面に出現し、区画大円L2の左側において球面正三角形T3が正面に出現する。また、区画大円L2の右側において球面正三角形T1が正面に出現するときは、区画大円L2の左側において球面正三角形T2が正面に出現する。さらに、区画大円L2の右側において球面正三角形T1が正面に出現した直後には、区画大円L2の右側において球面正三角形T5が正面に出現し、区画大円L2の左側において球面正三角形T6が正面に出現する。
【0051】
このように、球面正三角形T1が正面に出現する直前から出現した直後にかけて正面に出現する他の球面正三角形は、T4、T3、T2、T5びT6である。これらの球面正三角形のディンプルパターンは、球面正三角形T1のディンプルパターンと同一でなく、かつ等価でない。このような状態は、本明細書では、「回転によって出現するディンプルパターンが単調でない」と称される。
【0052】
上記の考察は、球面正三角形T1を中心的にしてなされたが、本発明のゴルフボールでは、回転によって出現するディンプルパターンが単調でないことが、他の球面正三角形(T2からT8)のいずれが中心的とされて考察された場合にも達成される。また、本発明のゴルフボールでは、回転によって出現するディンプルパターンが単調でないことが、いずれの区画大円L1、L2、L3が最速部分と一致した場合にも達成される。これにより、区画大円L1、L2、L3と最速部分とが一致した場合のディンプル効果が高められる。
【0053】
このゴルフボールでは、前述のように、12の区画線のいずれもが、その一方側の球面正三角形に含まれる4個のディンプルと交差しており、他方側の球面正三角形に含まれる4個のディンプルとも交差している。交差により、区画大円上にディンプルが存在しない広面積な領域が発生することが防がれ、区画大円L1、L2、L3と最速部分とが一致した場合のディンプル効果がより高められる。この交差数は4個には限られないが、2個以上、特には4個以上が好ましい。
【0054】
前述のように、各球面正三角形(T1からT8)の内部のディンプルパターン、すなわちディンプルパターン(I)、(II)、(III)及び(IV)は、それ自身回転対称でなく、また、線対称でもない。これにより、ゴルフボール飛行時の空気の乱れが促進され、ゴルフボールの飛行性能が向上する。
【0055】
このゴルフボールの各球面正三角形(T1からT8)には、ディンプルが51個ずつ配置されているが、配置されるディンプルの数は適宜変更されうる。好ましいディンプル数は、40個以上55個以下である。ディンプル数が40個未満であると、ゴルフボールの表面にディンプル以外の部分(ランド部)が多くなり、ディンプル効果が低下してゴルフボールの飛行性能が不十分となってしまうことがある。逆に、ディンプル数が55個を越えると、個々のディンプルが小さくなってしまい、ディンプル効果が低下してゴルフボールの飛行性能が不十分となってしまうことがある。
【0056】
各球面正三角形(T1からT8)間で、配置されるディンプル数が異なってもよい。但し、空力的対称性を維持する観点からは、その内側に配置されたディンプルの数が最大である球面正三角形におけるディンプル数と、その内側に配置されたディンプルの数が最小である球面正三角形におけるディンプル数との差は4個以下が好ましく、3個以下が特に好ましく、2個以下がさらに好ましく、差がないことが理想的である。また、各球面正三角形(T1からT8)間で、種類毎のディンプル数もなるべく統一されるのが好ましい。なお、種類毎のディンプルの数が異なる場合でも、その数が異なるディンプル同士の直径差が0.75ミリメートル以下とされるのが好ましい。
【0057】
このゴルフボールには、区画線上にその中心が位置するディンプルは、全く存在していない。すなわち、区画線と交差するディンプルは、その区画線の両側の球面正三角形に不均等に存在している。これにより、区画大円L1、L2、L3と最速部分とが一致した場合のディンプル効果がより高められる。
【0058】
3本の区画大円L1、L2、L3のうちの1本は、シームと略一致してもよい。シームには、周囲のディンプルがバリの切削により変形するおそれがあるという不都合が存在するが、回転によって出現するディンプルパターンが単調ではないので、シームと最速部分とが略一致したときのディンプル効果低減が抑制される。
【0059】
なお、回転によって出現するディンプルパターンが単調でないことが、区画大円L1、L2、L3が球面のいずれの位置に想定された場合でも達成されるのが、ゴルフボール空力特性向上の観点から好ましい。
【0060】
このゴルフボールでは、前述のように、球面正三角形T1と球面正三角形T7とがともにディンプルパターン(I)を備えている。この球面正三角形T1と球面正三角形T7とは、ゴルフボールの球中心に対して対称に位置している。すなわち、球面正三角形T1が正面に位置しているときは、背面にこれと同じディンプルパターンを備えた球面正三角形T7が位置する。同様に、球面正三角形T2が正面に位置したときはこれと同一のディンプルパターン(II)を備えた球面正三角形T8が背面に位置し、球面正三角形T3が正面に位置したときはこれと同一のディンプルパターン(III)を備えた球面正三角形T5が背面に位置し、球面正三角形T4が正面に位置したときはこれと同一のディンプルパターン(IV)を備えた球面正三角形T6が背面に位置する。これにより、正八面体配置されたゴルフボールならではの対称性の良さが維持される。
【0061】
【実施例】
以下、実施例に基づいて本発明の効果が明らかにされるが、この実施例の記載に基づいて本発明が限定的に解釈されるべきではないことはもちろんである。
【0062】
[実施例]
ソリッドゴムからなるコア層の周りにアイオノマー樹脂組成物を射出成形してカバー層を形成し、ディンプルパターンが図1から図7に示された正八面体配置である実施例のゴルフボールを得た。射出成形時の金型のパーティングラインは凹凸状であるが、その位置を区画大円L1とほぼ一致させた。ボールの外径は42.70mm±0.03mmであり、コンプレッションは90±2であり、ディンプル容積(ディンプルエッジを含む平面とディンプル表面との間の容積)の総和は約320mmであった。
【0063】
[比較例]
正八面体配置であり、8個の球面正三角形全てのディンプルパターンが同一であり、区画大円L1、L2、L3が大円帯であるゴルフボールを作製し、比較例とした。このゴルフボールの正面図が、図8に示されている。このゴルフボールでは、各球面正三角形内のディンプルパターンが、それ自身回転対称であり、かつ線対称である。なお、このゴルフボールの背面図も、図9と同一である。
【0064】
[対称性テスト]
実施例及び比較例のゴルフボールを、それぞれ120個ずつ用意した。一方、ツルテンパー社製のスイングロボットにメタルヘッド製のドライバー(W1)を取り付け、ヘッド速度が約49m/s、打ち出し角度が約11°、バックスピンの回転速度が約3000rpmとなるように、マシン条件を調整した。そして、各ゴルフボールを打撃し、キャリー(発射地点から落下地点までの距離)とトータル飛距離(発射地点から静止地点までの距離)とを測定した。打撃に際しては、区画大円L1が最速部分と一致する打ち方、区画大円L2が最速部分と一致する打ち方、区画大円L3が最速部分と一致する打ち方、頂点P1と球面正三角形T1の重心とを通過する大円L4が最速部分と一致する打ち方、頂点P2と球面正三角形T1の重心とを通過する大円L5が最速部分と一致する打ち方及び頂点P3と球面正三角形T1の重心とを通過する大円L6が最速部分と一致する打ち方の6通りとし、それぞれの打ち方毎に20個ずつのゴルフボールを打撃した。測定結果の平均値が、下記の表1に示されている。なお、テスト中の風はほぼ追い風で、平均風速は約1m/sであった。
【0065】
【表1】
Figure 0004398071
【0066】
表1において、実施例のゴルフボールでは、比較例のゴルフボールに比べて、打ち方の違いによるキャリー及びトータル飛距離の差が少ない。また、実施例のゴルフボールのキャリー及びトータル飛距離の平均は、比較例のゴルフボールに比べて大きい。この評価結果から、本発明の優位性が明らかにされた。
【0067】
【発明の効果】
以上説明されたように、本発明のゴルフボールでは、区画大円が最速部分と一致したときのディンプル効果の低減が抑制される。このゴルフボールは、飛距離と空力的対称性とに優れたものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施形態にかかるゴルフボールが示された正面図である。
【図2】図2は、図1のゴルフボールが示された背面図である。
【図3】図3は、図1のゴルフボールの球面正三角形T1が示された拡大図である。
【図4】図4は、図1のゴルフボールの球面正三角形T2が示された拡大図である。
【図5】図5は、図1のゴルフボールの球面正三角形T3が示された拡大図である。
【図6】図6は、図1のゴルフボールの球面正三角形T4が示された拡大図である。
【図7】図7は、図1のゴルフボールが示された斜視図である。
【図8】図8は、比較例のゴルフボールが示された正面図である。
【符号の説明】
1、2、3・・・区画線
P1からP6・・・頂点
T1からT8・・・球面正三角形
L1からL3・・・区画大円
A・・・Aディンプル
B・・・Bディンプル
C・・・Cディンプル
D・・・Dディンプル

Claims (6)

  1. その表面に内接する正八面体の12本の辺が表面に投影されることにより仮想的に形成された12本の区画線によって表面が8個の球面正三角形に区画されるとともに3本の大円が形成され、この球面正三角形に複数のディンプルが配置されるとともにこの3本の大円はいずれもディンプルと交差するように構成されたゴルフボールであって、
    表面に位置する正八面体の6個の頂点のいずれにおいても、この頂点を共有する4個の球面正三角形のディンプルパターンは同一でなく、
    表面に位置する正八面体の6個の頂点のいずれにおいても、この頂点を共有して対峙する2個の球面正三角形のディンプルパターンは、この頂点を通過するいかなる直線に対しても互いに線対称でなく、この頂点に対して点対称でもなく、
    12本の区画線のいずれにおいても、この区画線を共有する2個の球面正三角形のディンプルパターンは、この区画線に対して互いに線対称でなく、この区画線の中点に対して点対称でもなく、
    上記8個の球面正三角形のいずれにおいても、その内部のディンプルパターンが、この球面正三角形の重心に対して回転対称でなく、かついかなる直線に対しても線対称でないことを特徴とするゴルフボール。
  2. 上記12本の区画線のいずれもがディンプルと交差する請求項1に記載のゴルフボール。
  3. 上記8個の球面正三角形のいずれにおいても、その内側に配置されたディンプルの数が40個以上55個以下である請求項1又は請求項2に記載のゴルフボール。
  4. 上記8個の球面正三角形のうち、その内側に配置されたディンプルの数が最大である球面正三角形におけるディンプル数と、その内側に配置されたディンプルの数が最小である球面正三角形におけるディンプル数との差が4個以下である請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のゴルフボール。
  5. 上記区画線上にその中心が位置するディンプルが全く存在しない請求項1から請求項4のいずれか1項に記載のゴルフボール。
  6. 上記12本の区画線によって形成された3本の大円のうちの1本が、半球状キャビティを備えた一対のゴルフボール成形金型のパーティングラインに相当する部分であるシームと略一致する請求項1から請求項5のいずれか1項に記載のゴルフボール。
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