JP4394453B2 - 海洋係留用浮船 - Google Patents

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Description

本発明は、まわりに360度の広がりを必要とする係留に適した洋係留用浮船(揺動係留装置)の改良に関する。より詳細には、本発明は、2つのボートを横に並んで、1つのボートが普通実用とする同じ領域内に係留させることができる簡単な洋係留用浮船に関する。
公の水路におけるボートの係留は、利用可能な空間の制限に因りますます問題になってきている。代表的には、ボートは、マリーナまたは揺動係留装置に係留される。ここで説明すべき本発明は、後者の係留装置に関する。川の港、河口、入り江などに通常見られる揺動係留装置は、ボート所有者、マリーナクラブ、プライベートおよび商売のボート所有者によりリースまたは購入のために海洋公社により提供される。揺動係留装置は、代表的には、海底または川底に位置するコンクリートブロックのような重い錘と、一端が前記錘に連結され、反対端部が水面上のフロートに連結されたチェーンとを備えている。このチェーンは、フロートに直接連結されてもよいし、或いはフロートに連結された所定の長さのロープに連結されてもよい。この所定の長さのロープにより、乗組員が固定錨への固定のためにフロートを船により有利に引き寄せることができる。ボートが揺動係留装置に連結されると、周囲の風の方向に向くように揺動するために360度の隙間を設けなければならない。これは、このように係留された各ボートが大きな領域をとり、これにより、数百のボートが係留される位置では、所定の水域の場合、有限数の係留装置が存在する程度までの係留装置の数の制限をもたらすことを意味している。或る水路では、普通、地方の海洋公社からリースされるか、或いは購入される揺動係留装置のための長い順番待ち名簿がある。係留装置は、政府の税収入源であり、かくして、単位面積あたりの係留装置の数、従って、単位面積あたりのボートの数を増やすことができれば、ボート所有者にとって利用可能な係留空間が増大するだけではなく、政府の税収入源が増えることになる。波止場、埠頭、浮舟などにボートを係留する様々な係留装置がある。公知の装置は、2つの種類に分けられる。第1の種類は、ボートをその係留装置に連結するのに使用される装置に関しており、第2の種類は、係留装置自身に関する。
第1の種類の例として、米国特許第6,213,017号は、近位端部および遠位端部を持つ細長い取っ手を有するボートを係留する装置を開示している。この遠位端部は、アイレットを有している。このアイレットには、第1端部を有する可撓性の係留線が結びつけられ、第2の端部が、ボートに結びつけられる。この線は、アイレットを通り、取っ手部材の外面をまわって近位端部まで延びて遠位端部のところにループを形成する。このループの大きさは線をより多くまたは少なくアイレットを通して送ることにより調整されることができる。可撓性の保持線が近位端部に結びつけられ、この保持線はボートにつながるようになっている。
第2の種類の例として、米国特許第6,105,530号は、少なくとも1つの浮遊室を規定する中空の構造体を有するボディを備えているボートまたは船係留用の浮遊埠頭または桟橋を開示しており、前記の少なくとも1つの浮遊室は、外側から接近可能であり、貯留隔室および上側立入りハッチ部材を規定しており、前記少なくとも1つの貯留隔室は、このハッチ部材を通して接近可能である。
米国特許第6,273,016号は、水域の表面床に対して水上クラフトを支持するための持運び可能な組立体を開示している。この組立体は、水上クラフトを支持するための支持部材と、この支持部材に対して水上クラフトを選択的に保持するために支持部材に連結されるようになっている係合部材とを有している。支持部材と水上クラフトとの間には、これらの間に圧縮荷重力を与えるために、取着組立体が作動可能に連結されている。好ましくは、支持部材は、実質的に剛性の構成で形成されている。係合部材は、これと係合状態で支持部材を受けるようになっているが、水上クラフトに枢動可能に係合するように構成されてもよい。取着部材は、第1の位置と第2の位置との間で移動可能であり、かくして水上クラフトの重量の一部を支持部材に作用する圧縮荷重に変換する。また、水上クラフトを支持するための装置は、支持部材に対して配置された保持部材を有してもよい。この保持部材は、取着部材が第2の位置に配置されているとき、水域の表面床に対する支持部材のスリップを阻止するのを助成する。
米国特許第6,062,158号は、船係留装置を開示している。この装置は、係留線の両端部を水からのほぼ同じ高さに維持する垂直杭上で潮にともなって上下に浮動する船を係留するための簡単であるが、それでも効率的な装置である。これは、杭の直径より大きい内径を有する上側および下側リングをステンレス鋼ケージに設けることによって達成される。これらのリングは、複数のライザーにより連結されている。係留線の端部を取着するのに、ベイルまたは他の取着手段が使用される。ライザーの各々には、これらのライザーが外方に突出するように、曲がり部が底リングの近くに設けられている。ライザーを通る平面の直径より小さい内径を有する浮遊手段が、下側リングにすべり嵌めされており、この手段は、係留装置が潮にともなって昇降することができるように、ライザーに楔留めされている。
米国特許第5,832,861号は、細長い管状ハウジングを有するボート停泊または係留装置を開示しており、ハウジングは、2つの方向における正確な制御を行ないながら、ボートとドックとの間に位置決めするようになっている。細長いコイルばねをハウジング内に取着するために、ハウジングの各端部に隣接してピンが利用されている。ハウジングの各端部には、各々が1対の間隔を隔てられたケーブル案内孔を有する端キャップが設けられている。ハウジングの一端において、端キャップの孔を通ってループ状にされたケーブルが、ハウジング内の細長いばねに係合している。同様にして、他のケーブルが、他方の端キャップの孔を通ってループ状にされており、このケーブルは、ハウジング内の他方のばねに係合している。使用にあたり、各ケーブルは、ボートのクリートまたはドックのクリートに有利に取付けるのに適している。作動中、ばね、ケーブルおよびケーブル案内端キャップの組合せが協働して突然のボートの移動を減衰し、悪条件下でも、遅い荷重伝達を達成するこのよって荷重をばねおよびケーブルから離れる方向に伝達し、それによりボートを安定化し、ボートおよびドックに対する損傷を防ぐ。
米国特許第5,988,087号は、U字形パフォーマンス構造体および円筒形支持構造体を構成するように取付けられる基部材およびクロージャー部材を有するボート用の浮舟を開示している。基部材およびクロージャー部材の前端部には、発泡体充填ノーズコーンが連結されており、基部材およびクロージャー部材の後端部には、支持構造体に気密室を形成するように端キャップが連結されている。この浮舟は、これがその全長にそってボートのデッキに接触するようにボートのデッキに連結される。
上記の従来装置のどれも、必要とされる半径方向のフロート領域が単一の船のためのフロート領域と同じであるように、2つの船を並んで係留することが可能である揺動係留装置を開示していない。
本発明は、簡単で効率的な方法で単位面積あたりの利用可能な係留装置の数を増やす改良揺動係留装置を提供する。より詳細には、本発明は、以前は1つの船しか収容しなかった領域における2つの船の安全な係留を可能にする揺動係留装置用のモジュールに関する。
一態様によれば、その最も簡単な形態では、係留部材が、2つの船を並んで係留することができるように構成され、人が船間で歩けるような船間の領域を有する浮舟を備えている。
他の態様によれば、本発明は、各々が少なくとも2つのボートを係留することが可能な複数の係留浮舟を備えている係留組立体を提供する。
本発明は、その最も広い形態では、
水上クラフトを固定することが可能な水上クラフト係留装置よりなり、この係留装置は、少なくとも1つの係留部材を備えており、各部材は、前端部および後端部を有する浮遊体を備えており、前記各部材の少なくとも一部は、前記係留装置に取付けられた船を分離するためのスペーサをなしている。好ましくは、各部材は、各々が風または気流の方向に応じて揺動することが可能であるように固定される。
各部材は、ほぼT字形であり、前記Tの短い脚部は、前記前端部を備えており、前記Tの長い脚部は、前記スペーサを備えている。T字形の1つの利点は、係留部材に横方向および長さ方向の安定性をもたらすと言う点である。
各部材は、少なくとも1つの凹部が形成された浮舟よりなり、この凹部は、浮舟に取付けられたボートの長さの少なくとも一部を収容する。
スペーサによれば、係留装置が揺動すると、2つのボートが望まれない相互係合なしに揺動するように、2つのボートが間隔を隔てられた関係で連結される。
前記各部材の前端部に隣接して外側隅切り縁部が配置されており、これらの外側隅切り縁部は、隣接した同様の浮舟の対向した対応隅切り縁部に係合することが可能である。一実施の形態では、所定長さのボートを収容することが可能な凹部を規定するように、1つの浮舟の後端部が同様な浮舟の後端部と係合可能である。ボートの長さの少なくとも一部を収容する凹部は、スペーサの内側隅切り縁部および横縁部により規定されている。
他の実施の形態では、1つの浮舟の後端部が隣接した浮舟の前端部に係合するように、複数の浮舟が整合状態で配置される。他の実施の形態では、1つの浮舟の外側隅切り縁部が隣接した浮舟の対向外側ア隅切り縁部に係合し、1つの浮舟の長さ方向軸線が少なくとも1つの他の同様な浮舟の長さ方向軸線と平行であるが、整合しないように、少なくとも2つの浮舟が配置される。1つの浮舟の後端部が隣接した同様の浮舟の後端部に係合するように、複数の浮舟が配置されてもよい。代表的には、スペーサは、各々が前記ボートのうちの1つに係合する対向面を有している。
他の広い形態では、本発明は、
2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置よりなり、この係留装置は、前端部および後端部を有し、且つこれらの前端部と後端部との中間にスペ−シング部材を有している浮遊部材を備えており、このスペ−シング部材は、前記ボートを、間隔を隔てられた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボート間に位置決めされ、この係留装置によれば、両ボートは、前記フロートから延長された同じ360度の周囲内で回転し得る。
好適な実施の形態によれば、スペ−シング部材は、各々が前記ボートのうちの一方に係合する対向面を有している。好ましくは、前記係留装置によれば、両ボートは、同時に周囲の風の方向に向く。
他の広い形態では、本発明は、
前端部のところで或いはその近くで係留錨に連結されるように配置された係留部材を備えている双係留位置式揺動係留装置よりなり、この係留部材は、前記係留装置に連結された2つの隣接ボートを分離するためにスペーサを有しており、このスペーサは、前記ボートがほぼ同じ方向に配向されるように、各々が前記ボートのうちの一方に係合する対向側面を有している。
好ましくは、前記ボートは、間隔を隔てられているが、平行の関係で前記係留部材に連結される。
他の広い形態では、本発明は、
2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置として使用するためのモジュールよりなり、このモジュールは、浮遊するようになっており、前端部および後端部を有し、且つこれらの前端部と後端部との中間にスペ−シング部材を有しており、このスペ−シング部材は、前記ボートを、間隔を隔てられた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボート間に位置決めされ、このモジュールによれば、両ボートは、前記フロートから延長された同じ360度の周囲内で回転し得る。
他の広い形態では、本発明は、
2つのボートの係留を可能にするための揺動係留装置よりなり、この揺動係留装置は、固定錨の半径方向に位置決めされていて、海底の錘により延長されており、この係留装置は、前端部および後端部を有し、且つこれらの前端部と後端部との中間にスペ−シング部材を有している浮遊部材を備えており、このスペ−シング部材は、前記ボートが前記係留装置に連結されると、前記ボートを、間隔を隔てられた状態だが、ほぼ同じ配向で配置された状態に保つように前記ボート間に位置決めされ、係留部材は、前記錘により規定される中心位置から延長されている。
他の広い形態では、本発明は、
2つのボートを同時に保持することが可能な浮遊揺動係留装置よりなり、このブイは、前端部および後端部をゆするほぼT字形ボディを備えており、前端部は、ロープ、ウェッブまたはチェーンのような繋ぎ体に連結される頭部を備えており、前記後端部は、360度の円弧で移動自由であり、前記前端部と前記後端部との中間には、対向外面を有するアームが設けられており、これらの対向外面は、前記アームの各側に各々がボートの船体を受入れる凹部を規定するように前記頭部の対応表面と連続しており、前記ボートの船体は、前記アームにそこに位置決めされたクリートを介して結ばれ、前記ボート船体間の望まれない接触を防ぐように前記ボート船体間に間隔を設け、前記ボート船体は、前記アームに連結されると、両ボートが0〜360度の円弧で一体に回転することができるように、ほぼ同じ風向き方向に配置される。
添付図面を参照して、好適だが非限定的な実施の形態により本発明をより詳細に説明する。
図1を参照すると、一実施の形態による揺動係留部材の斜視平面図が示されている。浮遊するようになっている部材1は、前側頭領域2および後側の幅狭い尾領域3を有している。一実施の形態による頭領域2は、外側隅切り縁部5、6に隣接した前縁部4を有している。前縁部4と後端部7との中間には、内側隅切り縁部8、9が設けられている。前記幅狭い領域3は、縁部10,11と前記後端部7とにより規定されている。また、夫々の縁部8,10と縁部9,11とは、各々が係留部材1に結ばれたボートの少なくとも一部を受入れるそれぞれの凹部12、13を規定している。代表的には、係留部材は、クリート、ボラードまたは海洋車両を取着するための他の手段を有している。係留部材1は、特定の係留要件に応じて係留部材1の上面15を横切って分布されるボラードまたはクリート14を有している。ボートが凹部12に係留される場合、このボートは、好ましくは、クリート16およびボラード17、18に連結される。ボートが凹部13に係留される場合、このボートは、クリート19、20およびボラード21によって連結されてもよい。上面15に位置決めされたクリートおよび/またはボラードへの固定の選択は、船の大きさおよび周囲の天候および海の状態に依存している。尾領域3は、凹部12、13に係留される隣接ボートを離しておくスペーサをなしている。
図2は、対応して符号付けしてある図1の係留部材の後部下側斜視平面図を示している。係留部材1の下面22は、拡幅プレート(図13、図14参照)に連結される繋ぎ体(図示せず)を受入れる固定錨23、24、25を有している。これらの固定錨は、部材に加えられる合成固定力が安定性基準を満たすべく位置決めされるようにするために係留部材1の下面22で互いに間隔を隔てられている。自由状態において、および船が浮舟に係留されるときに、浮舟安定性基準が満たされなければならない。後者の場合、ボートは、浮舟に加えられた荷重を変化させる。合成固定力(図4参照)が最適な領域内に位置決めされるならば、自由状態と船が係留されるときとの両方において、安定性基準が満たされる。
図3は、対応して符号付けしてある図1および図2の係留部材1の分解頂面斜視図を示している。一実施の形態では、側部材27、28が先端部2に取外し可能に固定されることができる。これらの部材27、28は、夫々のボラード29、30を有しており、これらのボラードは、衝撃、摩耗または劣化を生じるような場合、衝撃損傷または摩耗にさらされる側部材27、28を交換することによって交換され得る。変更例として、取外し可能な部材27、28により、道路搬送のために浮舟1の全幅が減少される。部材27、28の有利な取外しのために、ブラケット(図示せず)が設けられてもよい。好ましくは、部材27、28は、従来の方法で浮舟1にボルト止めされる。変更例として、部材27、28は、浮舟1に永久的に固定される。
図4は、拡幅プレート31および取付けストラップ(ウェッブ)32、33、34、35がそれぞれ下面22の固定錨23、24、25、26に取付けられた図1の係留部材の斜視下面図を示している。固定錨23、24、25、26は、好ましくは、自由状態において、および係留部材が水平に保たれ、偏心荷重を受けないように船が浮舟に係留されるときに安定性を最適にする位置に合成下方力が加えられるように、係留部材1を安定化する。ウェッブとともに使用される拡幅プレート31は、浮舟とアンカー鎖との間の電界腐蝕を防止するようになっている。これは、浮舟が合金で製造されている場合に特に重要である。
ウェッブの変更例として、チェーン、ロープなどが使用されてもよい。明細書全体にわたって、ストラップの言及は、ウェッブ、チェーン、ロープなどの言及とみなされ得る。
図5は、2つのボートが取付けられた一実施の形態による代表的な係留部材40の斜視図を示している。ボート41の船体の少なくとも一部が、縁部44,45により規定された凹部43内に配置されている。同様に、ボート42の船体の少なくとも一部が、縁部47、48により規定された凹部46に配置されている。代表的な構成では、係留部材40は、図4を参照して説明した拡幅プレート31と同様な配置で拡幅プレートに連結された下側浮舟係留装置により保持され、それによりこの部材を360度の周囲に移動させることができる。係留部材40は、一般に(小さい流れがある場合)、風上に向いているが、風の方向は、特に船が取付けられている場合、羅針盤方向を指している。公知の揺動係留は、たった1つのボートの取付けるようになっており、2つのボートがいかだ組みにより1つの係留装置に連結されることができることが考えられるが、これは、これらのボートを平行に保ち、且つ強風および波立った水により引起される横方向の衝撃損傷を防ぐために船を分離するための十分な手段が無いので、全く実用的でない。係留部材40は、周囲の天候および海の状態にかかわらず、係り合いの恐れを最小にするか或いは無くすようにボート41、42間の分離をなすスペーサ49を有している。かくして、係留部材40は、以前は単一の揺動係留により従事されていたのと実質的に同じ水域において2つのボートの係留を可能にする。これにより、従来の揺動係留により同じ領域に係留されることができるボートの数と比較して多いボートを所定領域に係留することができる。
ここで述べている揺動係留装置の1つの利点は、係留時に特に船首のところでボートの船体に普通に加えられる荷重および応力が、かかる応力に最も耐えることができるボートの部分にわたって広げられると言う点である。係留部材40は、浮遊可能であるが、プラスチック、コンクリート、金属、複合体、木を含む様々な材料、または同時固定錨によりスペーサ49に与えられる横方向の衝撃荷重および可能なショック荷重に耐えることが可能であるのに十分に強い任意の材料から構成される。一実施の形態によれば、係留部材40は、プラスチック、コンクリート、または配合ゴムまたは補強ゴムからモールドで製造される。変更例として、係留部材は、所定形状のスペースフレームを構成し、そして浮力の維持を確保する水密クラッドを仕上げスペースフレームに付けることによって製造される。
浮力、安定性、排水量および強度の所望の変化に応じて浮舟に対する変更例を行い得る。大きさおよび構成は、異なる大きさLOA(全体にわたる長さ)および排水量の船の種々の設計に対処するように変化されてもよい。一実施の形態によれば、単一の係留装置が、大部分が5.0mないし12mの範囲内である複数の船を収容するが、係留装置が、この範囲外の大きさの船を収容するようにされてもよいことはわかるであろう。この係留部材は、代表的には、フェンダー、ホーンクリート、ボラード、ハッチ、係留線を有している。船は、代表的には、バラードおよびホーンクリートまたは浮舟のデッキに固定された他の取付け具に対して係留線を使用して浮舟に取付けられる。
図6は、図6Aに示された線X−Xに沿う断面での代表的な係留浮舟50の横断面立面図を示している。図7は、図7Aに示すような線X−Xに沿う断面での係留浮舟50の横断面立面図を示している。図8は、図8Aに示すような線X−Xに沿う断面での係留浮舟50の長さ方向断面立面図を示している。図9は、複数の同様な係留部材により構成された一実施の形態による係留組立体の平面図を示している。図示の実施の形態によれば、係留部材51が、係留部材52に、それらの外側対向隅切り縁部53、54を介して係合している。この構成は、位相を異にして、しかし平行に係留部材を係合する長さ方向軸線を設けている。係留部材51、52、55は、図示の実施の形態によれば、係留凹部56ないし60を形成するように配置されている。凹部56、57は、協力して2つの小型ボートまたは1つの大型ボートの係留を許容する。同様に、凹部58ないし60は、1つのボートの係留を許容する。この配列は係留組立体の長さに沿って繰返されている。
図10は、複数の係留部材により構成された別の実施の形態による係留組立体の平面図を示している。この図示の実施の形態によれば、係留部材61が、係留部材62に、夫々の後端部63、64を介して係合している。係留部材61、62は、図示の実施の形態によれば、係留凹部65、66を形成するように配置されている。これらの凹部65、66は、2つの小型ボートまたは1つの大型ボートの係留を許容する。この配列は、係留組立体を拡大するように繰返されてもよい。別の実施の形態では、浮舟は、取付け具として桟橋に結ばれてもよいし、或いは揺動を許容するように後端部からつながれてもよい。
図11は、複数の同様な係留部材により構成された別の実施の形態による係留組立体の平面図を示している。この図示の実施の形態によれば、係留部材67、68、69、70が、放射方向に配置されるように係合している。各部材は、対向した外側隅切り縁部を介して2つの隣接部材に係合している。例えば、係留部材68が、隅切り縁部71、72を介して部材67、69に係合している。これらの縁部はそれぞれ部材67、69の対応縁部73、74に対向している。この構成は、係留部材を少なくとも2つの隣接部材に垂直におよび少なくとも1つの他の部材と整合して係合する長さ方向軸線を設けている。図10および図11の組立体の組合せにより、係留組立体のための更なる構成が得られる。係留部材67ないし70は、図示の実施の形態によれば、係留凹部75〜82を形成するように配置されている。これらの凹部75ないし82は、協力して、少なくとも8つのボートが図11の組立体に収容されるように1つの凹部あたり1つのボートの係留を許容する。この配列は、後端部67aないし70aのうちの1つを介して係合するより大きい係留組立体を構成するように繰返されてもよい。
図12は、端部同士が接合された複数の同様な係留部材80、81、82により構成された更なる実施の形態による係留組立体の平面図を示している。この図示の実施の形態によれば、係留部材80が、係留部材81に、部材80の後端部83および部材81の前端部84を介して係合している。同様に、係留部材81は、係留部材82に、部材81の後端部85および部材82の前端部86を介して係合している。
図9ないし図12を参照して説明した係留組立体が、非制限例であることはわかるであろう、また様々な別の構成および固定手段か可能であることはわかるであろう。
図13は、好適な実施の形態による拡幅プレート87の正面斜視図を示している。このプレート87は、係留ロープ、ウェッブまたはチェーン(図4参照)を受入れる開口部89、90を持つ外側フレーム88を有している。更に、プレート87は、凹部93を規定する顎部91、92を備えている。この凹部93は、図14に示すように、開口部94および/または95を介してプレート87に留められる掛け金、嵌め輪または他の公知な留め装置(図示せず)を受入れる。掛け金のような留め具の2重剪断連結を考慮して、開口部94、95に対応する開口部(図示せず)が顎部91に位置決めされている。
現在の実施によれば、浮舟デッキ上のバラードからの係留チェーン、ロープまたはストラップに係留浮舟が取付けられてもよいが、下側からの係留は、ボートが下側係留浮舟装置に当たる可能性を減じる。
ここに説明する本発明による揺動係留浮舟の使用と関連された多くの利点がある。主な利点は、現在のところたった1つの船を収容する領域に2つの船が係留されると言う点である。これにより、公知の揺動係留部材では以前から必要とされてきた領域の半分に2つの船を係留することができる。これは、1つのボートあたりの係留部材の数が少なくなるので、ボートの損傷を減じる効果がある。それにより、水面下係留装置により減少される揺動半径が、係留装置と係留ボートとの間の誘導のための大きな領域をもたらす。揺動係留浮舟は、海草のような海底環境および他の海洋環境の損傷を減じることができる。また、この係留装置は、係留によりもたらされる通路接近により岸壁またはスリップウェイまでボートを移動させることなしに或るボートのメンテナンスを行なうことができる。下側浮舟係留装置は、また、荒れた条件におけるきしりを減じ、船ごとの分離をもたらす。また、本発明による浮舟は経済上の利点をもたらす。
本発明の全体的精神および範囲を逸脱することなしに、ここに広く説明したように本発明に対する多くの変形例および変更例を行うことができることは当業者には認められるであろう。
本発明の一実施の形態による揺動係留部材の斜視図である。 図1の係留部材の後端下側斜視平面図である。 横方向末端部を分解した図1の係留装置の頂面斜視図である。 拡幅プレートおよび揺動係留装置の下側の取付けストラップを有している図1の係留部材の下側斜視図である。 2つのボートが取付けられた1つの実施の形態による代表的な係留装置を示す図である。 図6Aに示される線X−Xに沿う係留浮舟の横断面正面図である。 係留浮船の平面図である。 図7Aに示される線X−Xに沿う係留浮舟の横断面正面図である。 係留浮船の平面図である。 図8Aに示される線X−Xに沿う係留浮舟の長さ方向断面正面図である。 係留浮船の平面図である。 複数の係留部材により構成された一実施の形態による係留組立体の平面図である。 部材が端部同士を重ねて配置されている別の実施の形態による係留組立体の平面図である。 複数の係留部材により構成された別の実施の形態による係留組立体の平面図である。 前端部が隣接部材の後端部に係合するように配置された複数の係留部材により構成された更なる実施の形態による係留組立体の平面図である。 一実施の形態による拡幅プレートの斜視図である。 図13の拡幅プレートの斜視図である。

Claims (19)

  1. 2艘の海洋船を並べて係留することが可能である海洋係留用浮船であって、1つの固定錨にカップリングされ、この固定錨を中心として回動可能となっており
    この係留用浮船は、前端部および後端部を有し、また、
    この係留用浮船の一部は係留用浮船に取付けられた一方の海洋船の他方の係留船からの所定間隔での分離を維持するためのスペーサを有し、また、この係留用浮船は、前記スペーサが、前記2艘の海洋船を相互接触させないように分離状態に保ちながら、風並びに/若しくは潮流の方向に応じて前記固定錨を中心として移動可能であるように、前端部と後端部との一方のところで、係留される、海洋係留用浮舟。
  2. 前記前端部は、前記後端部よりも幅が広くなっている、請求項1に記載の海洋係留用浮舟。
  3. この海洋係留用浮舟に取付けられた海洋船の長さ方向の少なくとも一部を収容する凹部が側面に形成されている、請求項1もしくは2に記載の海洋係留用浮舟。
  4. この海洋係留用浮舟は、ほぼT字形である、請求項に記載の海洋係留用浮舟。
  5. 前記T字の短い脚部が、前記前端部を構成しており、前記T字の長い脚部が、前記スペーサを構成している、請求項4に記載の海洋係留用浮舟。
  6. 前記スペーサは、間隔を隔てた関係で前記夫々の凹部中に少なくとも部分的に収容された2つの海洋船を係留装置の両側に夫々連結可能にし、前記スペーサが両海洋船の分離を維持しつつ、係留装置が揺動するのに従って、これら海洋船が揺動するようになっている、請求項5に記載の海洋係留用浮舟。
  7. この海洋係留用浮舟の前端部に隣接して、外側隅切り縁部が配置されており、これらの縁部は、少なくとも1つの隣接した同様の他の海洋係留用浮舟の対向した対応隅切り縁部に係合することが可能である、請求項6に記載の海洋係留用浮舟。
  8. この海洋係留用浮舟は中空である、請求項1ないし7のいずれか1に記載の海洋係留用浮舟。
  9. この海洋係留用浮舟は、防水材料により覆われたスペースフレームを備えている、請求項1ないし8のいずれか1に記載の海洋係留用浮舟。
  10. この海洋係留用浮舟の後端部が、同様の他の海洋係留用浮舟の後端部に係合して実質的にI形状の浮舟集合体を規定し、2艘の海洋船を収容可能な凹部が側面に形成されている、請求項に記載の海洋係留用浮舟。
  11. 海洋船の長さ方向の少なくとも一部を収容する前記凹部は、前記スペーサの内側隅切り縁部および横縁部により規定されている、請求項10に記載の海洋係留用浮舟。
  12. 同様の他の海洋係留用浮舟が、この海洋係留用浮舟の後端部が隣接した前記他の海係留用浮舟の前端部に係合するように整合状態で配置され、各々が海洋船を収容可能な4つの凹部が側面に形成されている、請求項11に記載の海洋係留用浮舟。
  13. この海洋係留用浮舟の外側隅切り縁部が、前記近接した他の海洋係留用浮舟の対向した外側隅切り縁部に係合するように、配置されている、請求項12に記載の海洋係留用浮舟。
  14. この海洋係留用浮舟の長さ方向軸線が、前記他の海洋係留用浮舟の長さ方向軸線と平行であるように、両海洋係留用浮舟が配列されている、請求項13に記載の海洋係留用浮舟。
  15. この海洋係留用浮舟の長さ方向軸線が、前記他の海洋係留用浮舟の長さ方向軸線と整合していて、前記他の隣接した海洋係留用浮舟の長さ方向軸線と直交するように、両海洋係留用浮舟が配列されている、請求項14に記載の海洋係留用浮舟。
  16. プラスチック、コンクリート、金属、複合体、木を含む様々な材料、または浮遊可能であるが、横方向の荷重に耐えることが可能であるように十分の強い任意の材料から構成された、請求項15に記載の海洋係留用浮舟。
  17. 少なくとも2つのボートの係留を可能にするための海洋係留用浮舟であって、この海洋係留用浮舟は、前端部および後端部を有しており、且つ前記前端部と前記後端部との中間にスペ−シング部材を有しており、このスペ−シング部材は、海洋船をこの海洋係留用浮舟に取付けると、前記海洋船を、間隔を隔てた状態だが、ほぼ同じ配向に配置された状態に保つように前記海洋船間に配置され、この海洋係留用浮舟は、前記部材の係留点から延長された同じ360度の周囲内で両海洋船を回転させることができる、揺動係留用浮舟。
  18. 2つのボートを同時に保持することが可能な海洋係留用浮舟であって、前端部および後端部を有するほぼT字形のボディを具備しており、前記前端部は、ロープ、ウェッブまたはチェーンのような繋ぎ体に連結される頭部を備えており、前記後端部は、360度の円弧で移動自由であり、前記前端部と前記後端部との中間には、対向外面を有するアームが設けられており、前記対向外面は、前記アームの各側に各々がボートの船体を受入れる凹部を規定するように前記頭部の対応表面と連続しており、前記ボートの船体は、前記アームにそこに位置決めされたクリートを介して結ばれ、前記ボート船体間の望まれない接触を防ぐように前記ボート船体間に間隔を設け、前記ボート船体は、前記アームに連結されると、両ボートが0〜360度の円弧で一体に回転することができるように、ほぼ同じ風向き方向に配置される係留用浮舟。
  19. 2艘の海洋船を海洋係留用浮舟に係留する方法であって、
    a)1つの固定錨にカップリングされ、この固定錨を中心として揺動可能な海洋係留用浮舟を設ける工程であって、前記海洋係留用浮舟は、前端部および後端部を有し、また、この海洋係留用浮舟一部が、海洋係留用浮舟に取付けられた海洋船を分離するためのスペーサをなしている工程と、
    b)互いに分離した状態で並列するように、第1の海洋船と第2の海洋船とをこの海洋係留用浮舟に取り付ける工程と、
    c)前記スペーサが前記両海洋船を分離させた状態のまま、この海洋係留用浮舟を風又は潮流の方向に応じて360度揺動させ得る工程とを具備している組立て方法。
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