JP4393893B2 - パターン体系構築装置、パターン適用装置およびプログラム、競合要素検出プログラム、ならびにソフトウェア開発支援プログラム - Google Patents
パターン体系構築装置、パターン適用装置およびプログラム、競合要素検出プログラム、ならびにソフトウェア開発支援プログラム Download PDFInfo
- Publication number
- JP4393893B2 JP4393893B2 JP2004064669A JP2004064669A JP4393893B2 JP 4393893 B2 JP4393893 B2 JP 4393893B2 JP 2004064669 A JP2004064669 A JP 2004064669A JP 2004064669 A JP2004064669 A JP 2004064669A JP 4393893 B2 JP4393893 B2 JP 4393893B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pattern
- patterns
- conflict
- storage unit
- unit
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G06—COMPUTING; CALCULATING OR COUNTING
- G06F—ELECTRIC DIGITAL DATA PROCESSING
- G06F8/00—Arrangements for software engineering
- G06F8/20—Software design
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
- Software Systems (AREA)
- General Engineering & Computer Science (AREA)
- Theoretical Computer Science (AREA)
- Physics & Mathematics (AREA)
- General Physics & Mathematics (AREA)
- Stored Programmes (AREA)
Description
この特許文献3に開示される装置は、パターンを定義し格納する手段と、パターン間の関連を定義し格納する手段と、その関連に従って利用すべきパターンをオブジェクト指向ソフトウェア開発者にナビゲートする手段と、パターンに従って、開発対象モデルの詳細化を自動化し、適合するソースコードを自動生成する手段とを有する装置である。
すなわち、第1に、パターン間の関連の設定はパターン体系を作成する開発者が注意深く行なう必要があった。例えば、あるパターンで規定するモデル要素が次に適用されるパターンでは、別の特性を持って規定される、といったことがないようにしなければならなかった。
E.Gamma他著「オブジェクト指向における再利用のためのデザインパターン」ソフトバンク
本発明の第3の課題は、パターン適用の誤りを回避することが可能なパターン適用装置を提供することである。
図4は、本発明のオブジェクト指向ソフトウェア開発支援装置の構成を示す図である。図に示されるように、オブジェクト指向ソフトウェア開発支援装置50は、パターン体系構築装置と、そのパターン体系を用いるパターン適用装置とから構成される。
まず、パターン体系構築装置について説明する。
図5に示すように、パターンは、カテゴリ、名前、観点、説明、などの各項目を含む。「カテゴリ」は、そのパターンが、分析パターン、設計パターン、実装パターンのいずれに相当するのかを示す。また、「観点」や「説明」は自然言語で記述されたドキュメントであり、パターン開発者や後述の一般開発者に必要に応じて参照される。なお、図からは定かでないが、パターン情報中には、この他に「定義」の項目が含まれ、その「定義」の項目には、図16、図17、などの図面に示されるパターン定義情報が含まれる。
図6に示すように、パターン体系は、上位の分析パターンから、設計パターンを介し、下位の実装パターンまでを階層的に示したものであり、より具体的には、あるパターンを適用した後に考慮すべきソフトウェア開発上の観点と、その観点に対応する選択肢(ケース)、その選択肢を選んだことによって決定される次に適用すべきパターン、の3点によってその主要部分が構成されている。
図7において、まず、パターン開発者によってパターン情報定義部が起動され、パターン情報の入力が行われる。そして、ステップS101で、パターン開発者により定義されたパターン情報がパターン情報格納部に格納される。このようにして定義された(格納された)パターンに対し、選択的にパターン適用の前提条件を設定することができる。その場合、ステップS102において、設定されたパターン適用前提条件が、パターン情報と対応付けられてパターン情報格納部に格納される。
図10において、まず、パターン開発者からの指示により、2つのパターンがロードされる。そして、これらの間に順序関係が定義される。すなわち、「複数ドメインオブジェクトの格納」パターン(以下、前パターン)を適用した後に「金額集計処理」パターン(以下、後パターン)を適用することがパターン開発者の指示によって定義される。そして、その順序関係の定義に続いて、マッピング情報が指定される。この場合、後パターンの$$Target$$を前パターンの$$Target$$に、また、後パターンの$$attrlist$$を前パターンの$$attr$$に、それぞれマッピングする指定が行なわれることにより、そのマッピング情報が指定される。これらの指定された順序関係、マッピング情報に基づいて、パターン間競合検出部は、競合の検出・提示処理を行い、その処理結果として、例えば「get***メソッドの返却値の型が競合」というメッセージが提示される。
図11は、パターン定義部を介して定義されたパターン体系の例(その2)を示す図である。
図12において、パターン1は、図11の「ID付加パターン−D001」に対応し、また、パターン2は、図11の「get付加パターン−D002」に対応する。
図13において、図12と同様に、「パターン1を適用した後にパターン2を適用する」という順序関係がパターン開発者によって定義され、続いて、「“$$attrlist$$”に“Id”を対応付ける」というマッピング情報がパターン開発者によって設定される。この結果、上記したように、“getId”というメソッドに競合が生じるが、「パターン1側のメソッドgetIdのスコープを“+(パブリック)”に設定する」というパターン2を優先する競合解決情報がパターン開発者によって指定され競合が解決される。
図4のパターン適用装置は、パターン情報格納部55、パターン間関連情報格納部56、パターン体系ナビゲート部59、パターン適用部58、適用可能性判定部57、を備える。そして、オブジェクト指向ソフトウェアの開発を行なう一般開発者によって、そのソフトウェア開発の一部分としての開発対象モデルに対しパターンを適用する際に用いられる。
図14において、一般開発者によって、適用対象モデルに対して適用する2つ目のパターンが指示される。その指示情報に基づいて、ステップS201において、パターン適用部が起動される。
ステップS203において、パターン適用前提条件が満たされていると判定された場合、ステップS204に進み、前回適用パターンとの関連情報(順序関係)に競合解決情報があるか判定される。競合解決情報が存在する場合、ステップS205に進み、パターンの競合部分がその競合解決情報に従って変更される。そして、ステップS206に進む。
図15において、モデル格納部からパターン適用前の開発対象モデルが取得され、このモデルに対して、パターン情報格納部に格納されるパターンの1つ、ここでは、図6の設計パターンD001に対応する「複数ドメインオブジェクトの格納」パターン(以下、前パターン)が適用される。この前パターンは開発対象モデルに適用された場合には、複数のドメインオブジェクトからデータを取得し、それらをRDBに格納するクラスとメソッドとがその開発対象モデルに追加される。図では、このようなクラスとして「$$Target$$複数一括格納クラス」が、また、このようなメソッドとして「insert()メソッド」が、それぞれ示されている。また、「insert()メソッド」に対応するソースコードも示されている。
$$Target$$=受注伝票
$$attrList$$=商品、個数、金額
この設定に対応して、開発対象モデルに対して前パターンが適用され、図の左下部分に示すように、開発対象モデルに、受注伝票一括格納クラスとそのクラスが有する「insertメソッド()」追加される。また、その「insert()メソッド」においては、対応するソースコード上に、上記の設定に伴う変化が反映される。
図16において、モデル格納部から取得された開発対象モデルには、図15を参照して説明した方法により、既に、1つ目のパターンが適用されている。この1つ目のパターン適用済みのモデルに対して、図6のパターン体系に基づいて、パターン体系ナビゲート部によって、2つ目のパターンとして、図6の設計パターンD003に対応する「集計処理」パターン(以下、後パターン)が適用される。
$$Target$$=受注伝票
$$attrList$$=get金額()
この設定に対応して、前パターン適用済みの開発対象モデルに対して後パターンが適用され、図の左下部分に示すように、前パターン適用済みの開発対象モデルに、受注伝票集計クラスと、そのクラスが有する「集計処理()メソッド」とが追加される。また、その「集計処理()メソッド」においては、対応するソースコード上に、上記の設定に伴う変化が反映される。
図17において、モデル格納部からパターン適用前の開発対象モデルが取得され、このモデルに対して、パターン情報格納部に格納されるパターンの1つ、ここでは、図6の設計パターンD002に対応する「単数ドメインオブジェクトの格納」パターンが適用される。このパターンは開発対象モデルに適用された場合には、一つのドメインオブジェクトからデータを取得し、それらをRDBに格納するクラスとメソッドとがその開発対象モデルに追加される。図では、このようなクラスとして「$$Target$$単件格納クラス」が、また、このようなメソッドとして「insert2()メソッド」が、それぞれ示されている。また、「insert2()メソッド」に対応するソースコードも示されている。
$$Target$$=受注一括伝票
$$attrList$$=商品、個数、金額
この設定に対応して、開発対象モデルに対して「単数ドメインオブジェクトの格納」パターンが適用され、図の左下部分に示すように、開発対象モデルに、受注一括伝票単件格納クラスが追加され、そのクラスにRDBへの格納処理を行う「insert2()メソッド」が追加される。また、その「insert2()メソッド」においては、対応するソースコード上に、上記の設定に伴う変化が反映される。
図18において、モデル格納部から取得された開発対象モデルには、図15を参照して説明した方法により、既に、1つ目のパターンが適用されている。この1つ目のパターン適用済みのモデルに対して、右側部分に示すように、図16とは異なる2つ目のパターンが適用される。これにより、2つ目のパターンを適用後のモデルでは、「get金額()メソッド」の返却値が「Money」型となる。
図19において、開発対象モデルに対して、「単数ドメインオブジェクトの格納」パターンを適用しようとした場合に、適用可能性判定部は、そのパターンに対応付けられて、パターン情報格納部に格納されているパターン適用前提条件を参照し、その開発対象モデルへのそのパターンの適用が、そのパターン適用前提条件を満たすかを判定する。図においては、「単数ドメインオブジェクトの格納」パターンをモデルに適用するに際しては、適用対象のモデル(クラス)が「エンティティ」というステレオタイプをもつと共に、そのモデル(クラス)の全ての属性が配列でなければならない、というパターン適用前提条件が示されている。これにより、一般開発者の、例えば、理解不足等による誤ったパターン適用を回避することができる。
ここで、「パターン部品開発者」は、本実施形態における、競合検出処理を行う元となるパターン部品を専ら開発する。また、「アーキテクト」は、パターン部品を開発すると共に、開発されたパターン部品から2つのパターンを指定することにより、パターン間の順序関係を定義する作業を行なう。例えば、その2つのパターンの指定によって、パターン間競合検出部が起動され、上記した競合検出処理が行われる。競合検出処理の結果として、例えば、上記した競合解決情報が、パターン間関連情報格納部に格納される。
図22に示されるように、本発明のソフトウェア開発支援装置は当然一般的なコンピュータシステムによって実現することが可能であるが、そのようなコンピュータ85は基本的には本体86とメモリ87とから構成される。可搬型記憶媒体89から本発明の処理のためのプログラムなどをメモリ87にロードして実行することも、またプログラム提供者側からネットワーク88を介して本発明の処理のためのプログラムなどをメモリ87にロードして実行することも可能である。
(付記1) オブジェクト指向ソフトウェアの開発に利用可能な複数のパターンを格納するパターン情報格納部と、
前記複数のパターンのうちの2つのパターンに対して順序関係を定義することを可能としたパターン体系定義部と、
該複数のパターンのうちの2つのパターンに対して定義された順序関係を格納するパターン間関連情報格納部と、
該定義された順序関係において、競合要素を検出するパターン間競合検出部と、を備え、
前記パターン定義部は、前記パターン間競合検出部を起動可能としたことを特徴とするパターン体系構築装置。
前記パターン間競合検出部は、該マッピング情報を加味して競合検出を行うことを特徴とする付記1記載のパターン体系定義装置。
該複数のパターンのうちの2つのパターンに対して定義された複数の順序関係を格納すると共に、前記順序関係における解決可能な競合要素に対して指定された競合解決情報を前記順序関係と対応付けて格納することが可能なパターン間関連情報格納部と、
前記パターン情報格納部に格納されているパターンを開発対象モデルに適用して該モデルを詳細化するパターン適用部と、
前記開発対象モデルとパターンとを指定して前記パターン適用部を起動することが可能なパターン体系ナビゲート部と、を備えることを特徴とするパターン適用装置。
前記開発対象モデルに前記パターンを適用するに際して、前記パターン適用前提条件に基づいて、適用可否を判定する適用可能性判定部を更に備えることを特徴とする付記5記載のパターン適用装置。
前記パターン体系ナビゲート部は、前記開発対象モデルに2つのパターンを適用する場合、それら2つのパターンに対応するマージパターンが前記パターン情報格納部内に存在するか否かを判定し、存在する場合には、そのマージパターンを前記開発対象モデルに適用するか否かを決定させることを促す情報を利用者に提示することを特徴とする付記5記載のパターン適用装置。
前記複数のパターンのうちの2つのパターンに対して順序関係を定義することを可能としたパターン体系定義部と、
該複数のパターンのうちの2つのパターンに対して定義された順序関係を格納するパターン間関連情報格納部と、
該定義された順序関係において、競合要素を検出するパターン間競合検出部と、を備え、
前記パターン定義部は、前記パターン間競合検出部を起動可能とすると共に、解決可能な競合要素に対して競合解決情報を指定することができ、かつ、該指定された競合解決情報を前記順序関係と対応付けて前記パターン間関連情報格納部に格納することを可能とし、
前記パターン情報格納部に格納されているパターンを開発対象モデルに適用して該モデルを詳細化するパターン適用部と、
前記開発対象モデルとパターンとを指定して前記パターン適用部を起動することが可能なパターン体系ナビゲート部と、を更に備えることを特徴とするオブジェクト指向ソフトウェア開発支援装置。
前記コンピュータの記憶手段に格納されている複数のパターンの内から順序関係が定義された2つのパターンに対して、競合要素を検出する処理を前記コンピュータに実行させることを特徴とする競合要素検出プログラム。
前記開発対象モデルに2つのパターンを適用する場合に、適用された2つのパターンに対応する競合解決情報の有無を判定する処理と、
該競合解決情報が存在すると判定された場合に、前記競合解決情報を反映して前記開発対象モデルへの適用を行う処理と、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするパターン適用プログラム。
前記コンピュータの記憶手段に格納された1以上の順序関係からパターン体系を生成する処理と、
前記順序関係の上位のパターンが指定されたときに、前記パターン体系に基づいて、その上位パターンと、対応する1以上の下位のパターンとからなる各順序関係において、マージパターンが前記コンピュータの記憶手段内に存在するか否かを判定する処理と、
存在する場合には、対応する1以上のマージパターンのいずれを前記開発対象モデルに適用するのか、又は、いずれのマージパターンも適用しないのかを利用者に決定させることを促す情報を前記コンピュータの表示手段に表示させる処理と、を前記コンピュータに実行させることを特徴とするパターン適用ナビゲーションプログラム。
前記競合要素の競合解決情報を格納する処理と、
開発対象モデルに2つのパターンを適用する際に前記競合解決情報が存在するときに前記競合解決情報を反映して適用を行う処理と、をコンピュータに実行させることを特徴とするソフトウェア開発支援プログラム。
12,52 パターン体系定義部
13,53 パターン間競合検出部
14,22,56 パターン間関連情報格納部
23,58 パターン適用部
24,59 パターン体系ナビゲート部
25,57 適用可能性判定部
61 モデル格納部
62 ソースコード格納部
Claims (9)
- オブジェクト指向ソフトウェアの開発に利用可能な複数のパターンを格納するパターン情報格納部と、
前記複数のパターンのうちの2つのパターンに対して順序関係を定義する、パターン体系定義部と、
該複数のパターンのうちの2つのパターンに対して定義された、パターン間の順序関係を格納するパターン間関連情報格納部と、
該定義されたパターン間順序関係において、前記2つのパターンの各々が持つ要素同士が競合する場合に、その競合する要素の双方のことを競合要素として検出する、パターン間競合検出部と、
を備え、
前記パターンは、複数のデータ要素を含んだデータ構造であり、
前記複数のデータ要素の各々は、名前およびプロパティを有し、
前記パターン間競合検出部は、前記2つのパターンの各々が持つデータ要素同士について、各々のパターン内でのデータ要素同士が、名前が同じであってプロパティが一致しない場合に、競合するとみなし、
前記パターン体系定義部は、利用者が入力手段を用いて前記2つのパターンを指定したときに、前記パターン間競合検出部を起動して、表示手段に前記競合要素を表示させる
ことを特徴とするパターン体系構築装置。 - 前記パターン体系定義部は、先に適用するパターンによって生成されるモデル要素を、次に適用するパターンのパラメータとして用いるというマッピング情報を定義すると共に、該定義されたマッピング情報を前記順序関係と対応付けて前記パターン間関連情報格納部に格納し、
前記パターン間競合検出部は、該マッピング情報にしたがって、後に適用するパターンのパラメータを先に適用するパターンによって生成された要素の中から決定して競合検出を行う
ことを特徴とする請求項1記載のパターン体系構築装置。 - 前記パターン体系定義部は、解決可能な競合要素に対して競合解決情報を指定し、かつ、該指定された競合解決情報を前記順序関係と対応付けて前記パターン間関連情報格納部に格納し、
前記競合解決情報は、データ要素がメソッドであるときに、メソッドの返却値の型を揃えることもしくは別要素を双方の返却値に設定すること、またはメソッドのスコープを揃えることを記載したものである
ことを特徴とする請求項1記載のパターン体系構築装置。 - 順序関係が定義された2つのパターンに対してマージ処理を行う、パターンマージ部をさらに備えることを特徴とする請求項1記載のパターン体系構築装置。
- オブジェクト指向ソフトウェアの開発に利用可能な複数のパターンを格納するパターン情報格納部と、
該複数のパターンのうちの2つのパターンに対して定義された複数のパターン間順序関係を格納すると共に、前記順序関係における解決可能な競合要素に対して指定された競合解決情報を前記順序関係と対応付けて格納する、パターン間関連情報格納部と、
ソフトウェアである開発対象モデルを格納する、モデル格納部と、
前記2つのパターンに対応する競合解決情報が存在するかどうかを判断したうえで、前記パターン情報格納部に格納されている前記2つのパターンを、前記2つのパターンに対応する競合解決情報が存在するときに、前記競合解決情報を反映して前記開発対象モデルに付加して該モデルを詳細化するパターン適用部と、
前記開発対象モデルとパターンとを指定して前記パターン適用部を起動する、パターン体系ナビゲート部と、
表示手段と、
利用者が指示を入力するための、入力手段と、
を備え、
前記パターンは、複数のデータ要素を含んだデータ構造であり、
前記複数のデータ要素の各々は、名前およびプロパティを有し、
前記2つのパターンの各々が持つデータ要素同士が競合する場合に、その競合するデータ要素の双方のことを競合要素と定め、
前記2つのパターンの各々が持つデータ要素同士について、名前が同じであってプロパティが一致しない場合に、競合するとみなし、
前記競合解決情報は、データ要素がメソッドであるときに、メソッドの返却値の型を揃えることもしくは別要素を双方の返却値に設定すること、またはメソッドのスコープを揃えることを記載したものであり、
前記パターン情報格納部は、順序関係が定義された2つのパターンをマージして得られるパターンの情報を該順序関係と対応付けて格納し、
前記パターン体系ナビゲート部は、前記開発対象モデルに2つのパターンを適用する場合、それら2つのパターンに対応するマージパターンが前記パターン情報格納部内に存在するか否かを判定し、存在する場合には、そのマージパターンを前記開発対象モデルに適用するか否かを利用者が前記入力手段を介して決定させることを促す情報を、前記表示手段を介して利用者に提示する
ことを特徴とするパターン適用装置。 - 前記パターン情報格納部は、パターンを適用する際の前提条件を示すパターン適用前提条件を前記パターンと対応付けてさらに格納し、
前記開発対象モデルに前記パターンを適用するに際して、前記パターン適用前提条件に基づいて、適用可否を判定する適用可能性判定部を更に備えることを特徴とする請求項5記載のパターン適用装置。 - オブジェクト指向ソフトウェアの開発支援に用いられるパターン間の競合を検出する処理をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、前記コンピュータは、表示手段と、利用者が指示を入力するための入力手段と、記憶手段とを含んでおり、前記プログラムが、
前記コンピュータの前記記憶手段に格納されている複数のパターンの内からパターン間順序関係が定義された2つのパターンに対して、前記2つのパターンの各々が持つ要素同士が競合する場合に、その競合する要素の双方のことを競合要素として検出する処理と、
前記利用者が前記入力手段を用いて前記2つのパターンを指定したときに、前記競合要素を前記表示手段に表示させる処理と
を前記コンピュータに実行させることを含み、
前記パターンは、複数のデータ要素を含んだデータ構造であり、
前記複数のデータ要素の各々は、名前およびプロパティを有し、
前記2つのパターンの各々が持つデータ要素同士について、各々のパターン内でのデータ要素同士が、名前が同じであってプロパティが一致しない場合に、競合するとみなす
ことを特徴とする競合要素検出プログラム。 - オブジェクト指向ソフトウェアの開発支援に用いられる開発対象モデルにパターンを適用する処理をコンピュータに実現させるためのプログラムであって、前記コンピュータは、表示手段と、利用者が指示を入力するための入力手段とを含んでおり、前記プログラムが、
前記開発対象モデルに2つのパターンを適用する場合に、適用された2つのパターンに対応する該競合解決情報が存在するときに、前記競合解決情報を反映して前記開発対象モデルへの適用を行う処理と、
前記利用者が前記入力手段を用いて前記2つのパターンを指定したときに、前記競合解決情報を前記表示手段に表示させる処理と
を前記コンピュータに実行させる
ことを含み、
前記パターンは、複数のデータ要素を含んだデータ構造であり、
前記複数のデータ要素の各々は、名前およびプロパティを有し、
前記開発対象モデルは、前記コンピュータの有するモデル格納部に格納されたソフトウェアであり、
前記競合解決情報は、データ要素がメソッドであるときに、メソッドの返却値の型を揃えることもしくは別要素を双方の返却値に設定すること、またはメソッドのスコープを揃えることを記載したものである
ことを特徴とするパターン適用プログラム。 - コンピュータを用いてオブジェクト指向ソフトウェアの開発支援を行うプログラムであって、前記コンピュータは、表示手段と、利用者が指示を入力するための入力手段とを含んでおり、前記プログラムが、
複数のパターンのうちからパターン間順序関係が定義された2つのパターンに対して、競合要素を検出する処理と、
前記競合要素の競合解決情報を格納する処理と、
開発対象モデルに2つのパターンを適用する際に前記競合解決情報が存在するときに前記競合解決情報を反映して適用を行う処理と、
前記利用者が前記入力手段を用いて前記2つのパターンを指定したときに、前記競合要素を前記表示手段に表示させる処理と
を前記コンピュータに実行させる
ことを含み、
前記パターンは、複数のデータ要素を含んだデータ構造であり、
前記複数のデータ要素の各々は、名前およびプロパティを有し、
前記競合要素は、前記定義されたパターン間順序関係において、前記2つのパターンの各々が持つデータ要素同士が競合する場合に、その競合するデータ要素の双方のことであり、
前記2つのパターンの各々が持つデータ要素同士について、名前が同じであってプロパティが一致しない場合に、競合するとみなし、
前記開発対象モデルは、前記コンピュータの有するモデル格納部に格納されたソフトウェアであり、
前記競合解決情報は、データ要素がメソッドであるときに、メソッドの返却値の型を揃えることもしくは別要素を双方の返却値に設定すること、またはメソッドのスコープを揃えることを記載したものである
ことを特徴とするソフトウェア開発支援プログラム。
Priority Applications (2)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004064669A JP4393893B2 (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | パターン体系構築装置、パターン適用装置およびプログラム、競合要素検出プログラム、ならびにソフトウェア開発支援プログラム |
US11/016,756 US20050198616A1 (en) | 2004-03-08 | 2004-12-21 | Pattern system generation apparatus and pattern application apparatus |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2004064669A JP4393893B2 (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | パターン体系構築装置、パターン適用装置およびプログラム、競合要素検出プログラム、ならびにソフトウェア開発支援プログラム |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2005251127A JP2005251127A (ja) | 2005-09-15 |
JP4393893B2 true JP4393893B2 (ja) | 2010-01-06 |
Family
ID=34909369
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2004064669A Expired - Fee Related JP4393893B2 (ja) | 2004-03-08 | 2004-03-08 | パターン体系構築装置、パターン適用装置およびプログラム、競合要素検出プログラム、ならびにソフトウェア開発支援プログラム |
Country Status (2)
Country | Link |
---|---|
US (1) | US20050198616A1 (ja) |
JP (1) | JP4393893B2 (ja) |
Families Citing this family (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US20060265697A1 (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-23 | Sun Microsystems, Inc. | Pattern query language |
US20060265700A1 (en) * | 2005-05-20 | 2006-11-23 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for pattern-based system design analysis |
US7634766B2 (en) * | 2005-05-20 | 2009-12-15 | Sun Microsystems, Inc. | Method and apparatus for pattern-based system design analysis using a meta model |
US8010938B2 (en) * | 2006-11-27 | 2011-08-30 | International Business Machines Corporation | Computer method and system for pattern specification using meta-model of a target domain |
US10372443B2 (en) * | 2016-10-18 | 2019-08-06 | Oracle International Corporation | Multi-platform pattern-based user interfaces |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP3765949B2 (ja) * | 1999-02-17 | 2006-04-12 | 富士通株式会社 | オブジェクト指向ソフトウェア開発支援装置および開発支援方法 |
US6678882B1 (en) * | 1999-06-30 | 2004-01-13 | Qwest Communications International Inc. | Collaborative model for software systems with synchronization submodel with merge feature, automatic conflict resolution and isolation of potential changes for reuse |
US7322025B2 (en) * | 2001-07-17 | 2008-01-22 | Tata Consultancy Services Limited | Method and apparatus for versioning and configuration management of object models |
US6904588B2 (en) * | 2001-07-26 | 2005-06-07 | Tat Consultancy Services Limited | Pattern-based comparison and merging of model versions |
-
2004
- 2004-03-08 JP JP2004064669A patent/JP4393893B2/ja not_active Expired - Fee Related
- 2004-12-21 US US11/016,756 patent/US20050198616A1/en not_active Abandoned
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2005251127A (ja) | 2005-09-15 |
US20050198616A1 (en) | 2005-09-08 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
US7761786B2 (en) | Reusable XPath validation expressions | |
US6651240B1 (en) | Object-oriented software development support apparatus and development support method | |
JP5174468B2 (ja) | 自動ビジネスプロセスアプリケーションを設計するための統合システム、ツールおよび方法 | |
US7080303B2 (en) | Method and system for computer based testing using plugins to expand functionality of a test driver | |
US7475289B2 (en) | Test manager | |
US20050235260A1 (en) | User interface application development device and development method | |
CN108762743B (zh) | 一种数据表操作代码生成方法及装置 | |
EP2530583A1 (en) | Computer-implemented method, system and computer program product for displaying a user interface component | |
US20090125875A1 (en) | Method for manufacturing a final product of a target software product | |
US20070061740A1 (en) | Content based user interface design | |
US7895575B2 (en) | Apparatus and method for generating test driver | |
US7475388B2 (en) | Method and apparatus for defining and instrumenting reusable java server page code snippets for website testing and production | |
JP4393893B2 (ja) | パターン体系構築装置、パターン適用装置およびプログラム、競合要素検出プログラム、ならびにソフトウェア開発支援プログラム | |
US11947441B2 (en) | Visual testing of implemented product code from a codified user experience design | |
US7620937B2 (en) | System and method for debugging programs | |
JP5758311B2 (ja) | テストコード生成装置、テストコード生成方法、テストコード生成プログラム | |
JP5504212B2 (ja) | テストケース自動生成システム、テストケース自動生成方法、およびテストケース自動生成プログラム | |
US8938707B2 (en) | Method and system for creating an executable verification plan | |
Glória et al. | xOOHDM: Integrated development environment for creating and executing models in Web applications design | |
JP2007066204A (ja) | ソフトウエア開発支援システム | |
JP5243908B2 (ja) | モデルの品質を検証するためのコンピュータ・システム、並びにその方法及びコンピュータ・プログラム | |
JP2006099452A (ja) | Si対象ファイルおよびsi関連ファイル管理システム | |
Freeman | Testing ASP. NET Core Applications | |
Verma | Developing Real-World Extensions for Visual Studio Editor | |
JPH09237180A (ja) | ソフトウェア設計支援装置及びソフトウェア設計方法 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20060509 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090512 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090713 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20090804 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090910 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20091013 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20091014 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121023 Year of fee payment: 3 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131023 Year of fee payment: 4 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |