JP4393320B2 - ファイル管理装置及びその制御方法並びに記録装置 - Google Patents

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Description

本発明は、データファイルを管理するファイル管理装置及びその制御方法に関し、特に、ランダムアクセス可能な記録媒体内に含まれるデータファイルを管理するファイル管理装置及びその制御方法に関する。
本発明はまた、ファイル管理装置を有する記録装置に関する。
従来、デジタルカメラ、デジタルビデオ等の撮像装置では、動画、静止画や音声等のコンテンツを記録媒体に記録・再生する場合、図15に示すように、記録再生アプリケーション151から、UDFやFAT等の汎用ファイルシステム152を通して記録媒体153に直接アクセスしている。
また、記録されたコンテンツファイルを再生するには、記録済みのコンテンツファイルのサムネイル一覧を再生表示し、ユーザが任意のコンテンツを選択して、再生するようになっている。
また、印刷、一覧表示、スライドショー等で複数ファイルのグループ化が必要な場合は、プレイリストファイルやDigital Print Order Format(DPOF)等を使用して、グループ毎に、属するファイルや必要な情報を記述する管理ファイルを作成し、それぞれのグループ化ファイルをそれぞれの管理アプリケーションで管理している。
近年、記憶媒体に磁気ディスク、光ディスク等のディスク状記録媒体を用いたビデオカメラ(デジタルディスクビデオカメラ)が製品化されはじめた。これらデジタルディスクビデオカメラでは、各シーンをファイルとして記録媒体に保存できるため、再生時、各シーンに比較的容易かつ高速にアクセスできる。
デジタルディスクビデオカメラにおける再生表示方法としては、各シーンのファイル内に静止画インテックスを記録しておき、このインデックスを一覧表示して、その中から選択されたファイルを、ビデオカメラ本体にあるLCD、EVF(電子ビューファインダ)等の表示装置、及び、モニター出力端子に再生表示する方法が一般的である。
撮像装置で記録される情報量は、画質向上と画像サイズの拡大により増加する一方であるが、それにもまして記録技術の進歩により、記録媒体の容量は急速に増大している。例えば、半導体メモリカードなどのカード型記録媒体でも512メガバイトや1ギガバイトの製品が出てきており、光磁気ディスクでは数十ギガバイト、ハードディスクでは数百ギガバイトの記憶容量が安価で市販されている。そのため、1つの記録媒体への記録可能時間や、記録ファイル数も増加している。
デジタルカメラで主に用いられるメモリカードやデジタルディスクビデオカメラで用いられる光ディスクなどのデータ記録媒体の容量はこのように飛躍的に増大しており、動画、音声、静止画、音楽、テキストなど多岐に渡るコンテンツデータを記録できるようになっている。
このような、ランダムアクセスができる記録媒体を使用することによって、テープ状記録媒体では不可能であった、記録したコンテンツの並べ替え、組み合わせなどを用いた編集機能を、撮像装置に搭載することも可能となってきている。
このような編集機能としては、不要なコンテンツを消去する消去機能、コンテンツから不要な部分を指定して削除する部分消去機能、コンテンツの分割や結合など実際にコンテンツデータを編集するような機能がある。また、再生手順やレイアウトなどの再生制御情報を記録し、再生時にはこの再生制御情報に従ってデータを読み出し、再生する方法もある。これは、プレイリストなどと呼ばれる編集機能である。
また、これらコンテンツは、デジタルデータとして保存されるため、劣化のないダビングが実現できる。
このように、記録容量の増加による記録コンテンツの増加と、機器の高機能化によって、記録コンテンツの管理方法と操作方法のさらなる改善が求められてくる。
そのため、ファイルシステムのフォルダを用い、各記録ファイルの整理の負担を軽減する方法として、例えば特許文献1においては、予め定められた所定の操作や状態変化を検出する検出手段を備え、所定の操作や状態変化が検出された際に、ディレクトリ作成手段により新規ディレクトリを作成することが提案されている。例えば特許文献1におけるディレクトリ作成手段は、日時管理手段から日時情報を取得し、日付や時刻を含む名称(例えば日付が97年11月18日である場合に971118_1のような名称)のディレクトリを作成する。
また、DTPに用いる製版データの管理システムにおいて、実ファイルシステムとは別に仮想ファイルシステムを用いる方法が特許文献2に記載されている。特許文献2のシステムは、管理対象範囲のフォルダとファイルの属性、状態、およびフォルダまたはファイル間の関係を記述したデータベースである仮想ファイルシステムと、これを管理する仮想ファイルシステム管理手段を備えている。そして、ファイルまたはフォルダに対する操作要求が生じた際に、仮想ファイルシステムを参照して、要求された操作が認められるものかどうか判断し、肯定される場合のみ要求の操作を行うことで、誤ったファイル、フォルダの操作を防止している。
特開平11−164234号公報 特開2001−197244号公報
しかしながら、図15に示される従来のシステムのようにアプリケーションが直接ファイルシステムを利用して記録媒体上の各ファイルにアクセスするような場合、ファイル数やグループ数が多くなると、それらを一括して管理することが、限られた機器のリソース(メモリ、処理能力)では困難になり、必要な情報を探すのに非常に時間がかかるという問題があった。さらに、ファイルシステムを通してファイルを特定する場合、ファイルの種類はファイルの拡張子で判断するしかないが、映像や音声ファイル等で同じ種類の拡張子が付けられている場合もあるため、迅速な検索の足かせとなっていた。特にランダムアクセススピードの遅い記録媒体では、問題が顕著である。
また、記録済みの複数のファイルを時系列で再生する場合は、すべてのファイルへアクセスして記録時間順に並べ替える必要があった。この場合、特許文献1のように、ディレクトリ構造やファイル名を工夫して時系列情報をディレクトリとして保持、管理することも可能だが、ディレクトリ構造やファイル名の自由度が減り、ファイル管理の面で不便であった。その他、特別なディレクトリ規約では、この規約を理解できるアプリケーション以外は利用できないといった問題がある。
後者の問題は、特許文献2のように、実ファイルは従来のディレクトリ規約(ファイルシステム)に従って記録し、ファイル管理を仮想ファイルシステムで行うことによって解決することが可能である。
しかし、今後、さらにファイルサイズ、ファイル数とも増加することは必至であり、比較的処理能力の低い民生機器では、仮想ファイルシステムの使用方法、フォルダ管理において、更なる改善を施さなければ、快適な操作スピードが得られない問題が発生する。そのため、コンテンツ管理手法の更なる改善が求められている。
本発明は、このような問題に鑑みてなされたものであり、ファイル数やサイズが増大しても、快適な操作性を維持できるデータファイル管理装置及びその制御方法を提供することを目的とする。
上述の目的は、ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当グループを属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置であって、データファイルまたはグループの一覧を、階層構造に従って階層毎に表示する表示制御手段を有し、表示制御手段が、階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、1つ下の階層の表示を行わず、1つ下の階層より下位で、かつデータファイルが1つ以上存在するか、グループが2つ以上存在する直近の階層に属するデータファイルまたはグループの一覧を表示することを特徴とするファイル管理装置によって達成される。
また、上述の目的は、ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当グループを属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置であって、データファイルまたはグループの一覧を、階層構造に従って階層毎に表示する表示制御手段を有し、表示制御手段が、階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、1つ下の階層の表示を行わず、1つ下の階層より下位の、データファイルを含む階層を表示することを特徴とするファイル管理装置によっても達成される。
また、上述の目的は、汎用ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に映像及び音声データファイルを記録する記録装置であって、本発明のファイル管理装置を有することを特徴とする記録装置によっても達成される。
また、上述の目的は、ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当グループを属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置の制御方法であって、データファイルまたはグループの一覧を、階層構造に従って階層毎に表示する表示制御ステップを有し、表示制御ステップが、階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、1つ下の階層の表示を行わず、1つ下の階層より下位で、かつデータファイルが1つ以上存在するか、グループが2つ以上存在する直近の階層に属するデータファイルまたはグループの一覧を表示することを特徴とするファイル管理装置の制御方法によっても達成される。
また、上述の目的は、ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当グループを属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置の制御方法であって、データファイルまたはグループの一覧を、階層構造に従って階層毎に表示する表示制御ステップを有し、表示制御ステップが、階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、1つ下の階層の表示を行わず、1つ下の階層より下位の、データファイルを含む階層を表示することを特徴とするファイル管理装置の制御方法によっても達成される。
このような構成により、本発明によれば、ファイル数やサイズが増大しても、快適な操作性を維持できる。
以下、図面を参照して、本発明をその好適な実施形態に基づき詳細に説明する。
(第1の実施形態)
図1は実施形態に係るファイル管理装置の一例としての撮像装置(デジタルカメラ、デジタルビデオカメラなど)の構成例を示すブロック図である。
図において撮像装置200は、映像を取り込むレンズ201、映像を電気信号に変換するCCDやCMOSセンサー等の固体センサー202、映像信号をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ203、アイリス(絞り)205、レンズ201とアイリス205を駆動するモータ204、音声を取り込むマイク209、音声を増幅するマイクアンプ210、音声をデジタルデータに変換するA/Dコンバータ211、撮像装置200を操作するための操作キー212、映像を表示形式にする表示ドライバ213、映像を表示するためのLCD、EVF等の表示器214、音声を出力するためのスピーカドライバ215、スピーカ216、外部機器と情報を入出力するための外部入出力端子217、各種センサー224、記憶媒体250、記録媒体250を収納するソケット223、撮像装置全体を制御するCPU230、CPU230が様々な用途に用いるメモリ222、電源装置221を有している。
このような構成を有する撮像装置200において、レンズ201を通って入射した被写体からの光は、固体センサー202で電気信号に変換される。そして、A/Dコンバータ203によってサンプリングされてデジタル映像データに変換される。デジタル映像データは、輝度Y、色差Cr、Cbまたは、RGBなどのデジタル映像信号として、CPU230に入力される。
レンズ201は、CPU230の制御命令でモータ204を駆動され、オートフォーカス機能とズーム機能を実現する。固体センサー202から映像信号を読み出すためのタイミング信号は、CPU230により生成される。アイリス205は、CPU230よりモータ204の駆動で制御がなされる。また、レンズ201が、所謂光学手ぶれ補正機能機能(加速度センサー、防振アクチュエータなど(図示せず))を備えている場合には、加速度センサーの出力と防振アクチュエータの位置がCPU230に入力され、CPU230が防振アクチュエータをモータ204で駆
動制御する。
デジタル映像信号はCPU230で、色分離、白バランス、ガンマ補正、アパーチャ補正などの基本処理と、撮像装置200の操作キー212で設定された、画像サイズ、画質調整、位置調整などの付加処理を行う。さらに、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによってMPEG、MJPEG(Motion JPEG)、JPEG、JPEG2000等の画像圧縮処理を行い、画像圧縮データを得る。
一方、マイク209より得られた音声信号は、マイクアンプ210で増幅され、A/Dコンバータ211によりサンプリングされデジタル音声データに変換されて、CPU230に入力される。
CPU230は、デジタル音声データに対し、撮像装置200の操作キー212で予め設定された、音質調整などの付加処理を行い、設定された圧縮方法と圧縮パラメータによって音声圧縮データを得る。
画像圧縮データと音声圧縮データは、制御データと共にデータストリーム、例えばMPEG規格で定められるプログラムストリームやトランスポートストリームとして構成される。制御データとは、撮像装置自体の情報、画像、音声などの記録設定情報、撮影環境情報などの撮影付加情報を意味する。
データストリームは、UDF、FAT等の汎用ファイルシステム管理のもとに、後述するフォルダに属するコンテンツファイル(データファイル)として記録媒体250に書き込まれる。
ここで、ファイルシステムとは、ファイルの管理を行うための管理情報と実際のファイルデータからなる構造体系を意味する。このファイルシステムを共通化することによって、異なった記憶媒体あるいは記録再生機器でも記録再生できるわけである。書き込まれるデータストリームは、必要に応じて外部入出力端子217に送られる。さらに、確認用として、表示ドライバ213を通して、表示器214に表示される。
撮像装置200の電源は、電源221より供給され各回路ブロックに供給される。
記録媒体250としては、MMC、SSFDC(スマートメディア(登録商標))、SDメモリカード、コンパクトフラッシュ(登録商標)、PCカードなどのメモリカード、あるいはハードディスク、CD−RW、FD、MD、DVD−RAMなどの磁気記録媒体や光記録媒体などをが考えられる。
本実施形態ではランダムアクセス可能な記録媒体として、円盤状の光磁気ディスクを用いる。その場合の記録されるデータのイメージを説明する。図2は光磁気ディスクの外観を示す図であり、データは同心円上にデジタルデータとして記録される。図中A部は、ディスクをドライブにチャッキングするための穴である。図中B部は、ディスク内に書かれるデータの管理を行うデータを記録する管理領域である。図中C部は、実際の記録情報データが書かれるデータ領域である。図中D、E部は、実際のデータが書かれる様子を示している。
(ファイルシステムの構成)
図3は、本実施形態におけるファイル構成例を示す図である。
本実施形態におけるファイルシステムは汎用ファイルシステムであり、周知のようにデータファイルを階層的に記録する。具体的には、最上位のROOTフォルダの下に、VIDEO、DCIM、MISCの各フォルダがあり、VIDEOフォルダの下に、管理用のフォルダMANAGフォルダがあり、その下に、記録媒体の属性などが記述されたdisk.infファイル。後述詳細説明する記録媒体に記録されるコンテンツファイルを管理するファイルmgri001.infが記録される。
また、VIDEOフォルダ下の、PRG0001フォルダ以下にコンテンツファイル群と、記録媒体に記録されるコンテンツファイル群の代表画像を一括記録するimg0001.thmファイル、記録媒体に記録されるコンテンツ群のタイトル、検索用テーブル、付加情報、メインテナンス情報などを一括記録するimg0001.mp7が置かれる。検索用テーブルは、コンテンツファイルの属性、タイトル、日付、付帯情報などをキーとしたハッシュテーブルである。図3の例では、コンテンツファイル例として、MPEGデータファイルimg0001.mpg、MPEGデータストリームのタイムスタンプ、構造情報などが記載された情報ファイルimg0001.inf、MPEG音声データファイルimg0002.mp2、JPEG静止画像ファイルimg0004.jpg、テキストデータファイルimg0005.txt、ビットマップイメージファイルimg0006.bmp、記録媒体に記録されたコンテンツを使用して、シーン記述するプレイリストファイルimg0007.smi等が記録されている。
コンテンツファイルの数あるいは、ファイル名に含まれる番号が所定値以上、または、所定の条件が変更された場合は、新たにVIDEOフォルダの下にPRG0002、PRG0003...のようにフォルダを作成し、その下にコンテンツファイルを配置していく。コンテンツファイル名の番号は、たとえば、記録コンテンツファイルがMPEGデータストリームの場合、直前に記録されたコンテンツファイルの番号に+1した値を使用する。従って、図3において、次に記録されるMPEGデータファイルのファイル名はimg0008.mpgであり、 VIDEO PRG0001 の位置に記録される。この場合MPEG2ファイルは、MPEG2ファイル作成時に得られたストリームの情報ファイルを拡張子.infを有する同名のファイル(img0008.inf)としてあわせて記録する。また、図3に示すように、ROOTの下に、DigitalCameraFormat(DCF)で規定されるDCIMや、DigitalPrintOrderFormat(DPOF)で規定さるMISCフォルダの下に、それぞれの規格で規定されるコンテンツを配置することも可能である。
次に、コンテンツ管理ファイル(インデックスファイル)mgri001.infの詳細を説明する。
コンテンツ管理ファイルが管理対象とするコンテンツファイルは、図3でのVIDEOフォルダ以下のフォルダ、ファイル群である場合と、ROOT以下記録媒体すべてのフォルダ、ファイル群である場合、さらに、記録媒体以外の例えば、イントラネット、インターネット上のコンテンツファイルにリンクする場合も考えられる。本実施形態では、ROOT以下の全フォルダ、ファイル群をコンテンツ管理ファイルで管理するものとする。
図5は、コンテンツ管理ファイルの構成例を示す図であり、先頭には管理情報として、インデックス種別情報、有効インデックス認識子、規格のバージョン、互換レベル、記憶媒体のユニーク番号、ファイルサイズ、使用インデックス数、最大インデックス数、作成、更新、アクセス等の日付情報、作成者、テキスト情報等の付帯情報が記載される。また、後述する、仮想ファイルシステムのフォルダ構造の記述を保存する。
図6は、コンテンツ管理ファイルに格納される各インデックスの内容を示す図であり、属性、インデックス番号、付加情報の拡張インデックス、サムネイルのインデックス、ファイル名、このコンテンツの付加情報、その他の情報が記述される。
属性は、例えばMPEG1は0x01、MPEG2は0x02、MPEG4は0x03、・・・PlayListは0x80、効果は0x90、0x50,0xA0と0xC0から0xFEは予約などのように、コンテンツの種類を表す数値であってもよいし、さらに例えば0xFFをメーカー独自の拡張属性として規定することもできる。また、ファイル名に関して、別フォルダで同じファイル名を扱う場合には、フルパスでファイル名を記載する必要があるが、その場合、管理が煩雑になる。そのため、フォルダ名に属性を付け管理することで管理を容易にすることができる。たとえば、属性をVIDEOフォルダ=0x00、DCFフォルダ=0x01、・・・、機器外部フォルダ=0x80などと規定する。
各インデックスは、固定長、可変長どちらでも良いが、可変長の場合、各インデックスにはサイズ情報が追加される。また、固定長、可変長のサイズは、ファイルシステムのセクタ、クラスタサイズのN倍単位にすることで、ファイルアクセスが容易になる。
また、各コンテンツファイルの情報は、図6の基本インデックスの構造で、図5のmgri001.infファイルの中にそれぞれ登録される。また、仮想ファイルシステムのフォルダ構成も図5のmgri001.infファイルの中にそれぞれ登録される。
(仮想ファイルシステムの構成と操作)
図4は、本実施形態における仮想ファイルシステムを説明する図である。本実施形態に係る撮像装置は、コンテンツファイルの実体を、上述した、図4内Aで示すファイルシステムのようなフォルダを用いた方法で管理する。図4においてBで示すのが仮想ファイルシステムである。図4において、IMG_0001.MPGとIMG_0002.MPGがファイルシステムに2003年11月15日登録され、仮想ファイルシステムの2003/11/15というフォルダ(グループ)に関連付けられ記録されている。同様にIMG_0003.MPG、IMG_0004.MPG、IMG_0005.MPGとIMG_0006.MPGがファイルシステムに2003年11月18日登録され、仮想ファイルシステムの2003/11/18というフォルダ(グループ)に関連付けられ記録されている。同様にIMG_0007.MPG、IMG_0008.MPGとIMG_0001.JPGがファイルシステムに2003年11月20日登録され、仮想ファイルシステムの2003/11/20というフォルダ(グループ)に関連付けられ記録されている。
このように、ファイルシステムに登録した日付で、仮想ファイルシステムのフォルダ(グループ)を作成して、そのフォルダ又はグループ以下に、ファイルシステムに登録された実ファイルを関連付けることによって、ファイル情報、検索等の操作は、ファイルシステムに問い合わせることなく、コンテンツ管理ファイルで操作ができる。また、コンテンツ管理ファイルや仮想ファイルシステムを解釈できない外部機器は、汎用形式であるファイルシステムでファイルの実体にアクセスすることができる。
次に、上記の手順でファイルを登録(記録)をしていき、ファイル数が増加した際の仮想ファイルシステムの操作について図7を用いて説明する。図7は図4の状態から、ファイルIMG_0009.MPGを2003年11月22日に新規登録した場合の様子を示している。ファイルIMG_0009.MPGをファイルシステムに登録し、仮想ファイルシステムに新規フォルダ2003/11/22を作成する。この時点で、2003年11月という共通した上位属性を有するフォルダが2003/11/15、2003/11/18、2003/11/20、2003/11/22と4個作成された。これを条件(たとえば、上位階層の属性が共通なフォルダが4個以上作成された時)に、これら4つのフォルダを内包するフォルダ(図7では2003/11というフォルダ)をその一階層上位に作成し、挿入する。ここで、上位層に作成するフォルダ名は、内包するフォルダの属性の1つ上位の属性(年/月/日の属性を有するフォルダに対し、年/月の属性)を有している。
ここでは、上位階層の属性が共通なフォルダが所定数(N)以上(上記の例では4個以上)作成されたことを条件とした例を示したが、フォルダでなくファイルの数を条件としても良い。また、所定数は、固定値でも、ユーザが任意に設定することも可能である。さらに、条件を解除する機能を有してもよい。なお、所定数Nは、1以上の任意の整数でよい。
また、図4及び図7においては、仮想ファイルシステムで生成するフォルダの属性は日付情報であった。そして、条件によって作成、挿入されるフォルダも、秒、分、時、日、月、年・・・と時系列の属性を有していた。しかし、他の属性の適用として、場所情報(地理的情報)、撮影情報、撮影環境、装置設定情報等、属性の分類ができる情報ならば、すべてに適応できる。
そのなかで、属性が場所情報の場合について詳細を説明する。ファイルを記録する場合に、記録する場所の情報をGPSなどのセンサ、またはユーザが場所を入力することで、記録場所が特定されると、その場所を仮想ファイルシステムのフォルダとして、記録ファイルを分類する。たとえば、“東京”、“大阪”、“名古屋“、”ハワイ“、”ワシントン“などのフォルダが作成されていた場合から、新たに大分で撮影した時、”大分“という仮想ファイルシステムにフォルダが作成される。この時、“東京”、“大阪”、“名古屋“、”大分“と4個のフォルダが作成されたことを条件として、それらの上の階層に”日本“というフォルダを新規作成、挿入する。なお、この場合、“東京”、“大阪”、“名古屋“、”大分“の上位属性が”日本”であることなど、日付のように単純な上下関係を持たない属性については、その関係、或いは上位属性としてグループ化するための条件などについて予め登録しておいたり、ユーザに操作キー212を用いてフォルダ名を入力させるGUI画面を表示器214に表示する際に、フォルダ名に加えてその上位階層を任意に設定させるように構成し、ここで設定された上位階層の情報を利用して決定することができる。
(再生モードの表示例)
図8は、図4の状態でファイルが記録された記録媒体を本実施形態の撮像装置で再生する場合の、操作手順と表示例を説明する図である。
表示例Aは撮像装置を操作キー212により再生モードにした場合に、表示器214に表示される画像の例を示している。CPU230は、操作部212から再生モードへの切り替えが指示されると、ファイルシステムを用いて記憶媒体250のmgri001.infファイルを参照し、そこに記録された仮想ファイルシステム情報から、登録日付の階層のフォルダを検索して一覧を表示する。ユーザは、このような表示画面中から、操作キー212によって所望のグループを選択する。
本例ではユーザが操作キー212によって2003/11/15を選択し、実行を指示したとすると、CPU230は2003/11/15グループに関連付けされたファイルの一覧を表示する(表示例B)。ここで、ユーザは画面中から、操作キー212によって所望のファイルを選択し、実行を指示することによって画像が再生される。本例では再生される画像ファイルはIMG_0001.MPGとなる。
また、図9は、記録媒体に記録されたファイルが図7の状態の場合について図8と同様に示した図である。
図7では、フォルダ2003/11が挿入されているので、図8における表示例Aの状態に至るまでに、再生モードへの切り替え時に表示される表示例Cの画面から、フォルダ2003/11を選択、実行する必要がある。
なお、図8、図9においては、ファイル名のみを表示した例を示したが、ファイルについては代表画像のサムネイル画像、ファイル名、タイトル名などを表示する。また仮想ファイルシステムのフォルダを表示することも可能である。
(ファイル記録処理)
図10は本実施形態に係る撮像装置のコンテンツデータ記録処理を説明するフローチャートである。この処理は、撮影モードにおいて操作キー212から録画開始指示がなされた場合に開始され、CPU230がメモリ222に格納された制御プログラムを実行することにより実現される。
S102にて、記録するためのファイル名を、ファイルシステムの規約(たとえばDCFなど)にしたがって取得する。S103にて、記録ファイルをオープンする。エラーが発生した場合はS120でエラー終了処理を行い、S150で処理終了する。
正常に記録ファイルがオープンできた場合、S104にて上述したデータストリームの生成と記録媒体250へのファイル記録を開始する。S105にて、正常にファイル記録されているか判定して、エラーが発生した場合はS120でエラー終了処理を行い。S150で処理終了する。正常に書き込みが行われていればS106に移行し記録終了か否かを判定する。終了でない場合はS104に戻り処理を継続する。
例えば操作キー212から録画の停止が指示されるなどにより記録が終了すると、S107に移行し、記録ファイルをクローズして、仮想ファイルシステムに登録する作業を開始する。S108にて、登録するファイル属性(例えば図7及び図9の例では、その記録日の属性)が既に存在するか判定する。存在している場合にはS112に移行する。存在していない場合S109に移行し、仮想ファイルシステムに新規グループを作成する。
グループを新規に作成した場合、新たな階層又はフォルダを挿入する所定の条件を満たすようになったかどうかをS110にて判定する。ここでは、上述したように、上位属性を共通とするグループ(フォルダ)の数が所定数(N)以上となったか否かを判定する。所定数未満の場合にはS112に移行する。所定数以上の場合は、S111に移行し、グループより一階層上に新規グループを作成し、仮想ファイルシステムに挿入する。
S112では、コンテンツ管理ファイルの、グループ、ファイル、更新された仮想ファイルシステム情報、記録情報等を更新する。そして処理終了する。
以上のように、仮想ファイルシステムのフォルダが所定条件を満たした場合、新規フォルダを、その上の階層に新規作成、挿入する動作を行うことによって、記録ファイルを自動で、かつ、最適に整理・分類することができる効果がある。
(ファイル削除処理)
次に、図11に示すフローチャートを用いて、本実施形態に係る撮像装置におけるファイルを削除処理動作を説明する。この処理は、例えば図8又は図9における表示例Bの状態で選択されたファイルに対し、操作キー212から削除指示があった場合に行われる。
S202にて、CPU230は、選択されたファイルのファイル実体(ここではIMG_0001.MPG)とファイルシステムのエントリを削除する。ここでエラーが発生した場合には、S220でエラー終了処理を行い、処理終了する。正常に削除できた場合、S203において、仮想ファイルシステムを更新する作業を開始する。
S204にて、削除したファイルが属するグループに他のファイルが存在するか判定する。存在している場合にはS208に移行する。存在していない場合S205に移行し、このグループを仮想ファイルシステムから削除する。
グループを削除した場合、新たな階層又はフォルダを挿入する所定の条件を満たさなくなったかどうかをS206にて判定する。ここでは、上述したように、削除したグループと上位属性を共通とするグループ(フォルダ)の数が所定数(N)未満となったか否かを判定する。所定数以上存在すれば、S208に移行する。所定数未満となった場合には、S207に移行し、削除したグループより一階層上に挿入されたグループを削除し、階層上下のグループを連結する。すなわち、上位階層のフォルダの中身(下位階層のフォルダ、ファイル)は削除せずに、フォルダのみを削除する。
S208では、コンテンツ管理ファイルに、グループ、ファイル、更新された仮想ファイルシステム情報、記録情報等を登録し、処理終了する。
以上のように、ファイルを削除した場合、仮想ファイルシステムのフォルダが所定条件を満たした場合、その上の階層に削除する動作を行うことによって、記録ファイルを自動で、かつ、最適に整理・分類することができる効果がある。
このように、本実施形態によれば、コンテンツファイルをFATなどの汎用ファイルシステムにより記録するとともに、コンテンツファイルを属性でグループ化した仮想ファイルシステムを併用して管理し、さらにコンテンツファイルの増減に応じて仮想ファイルシステムの階層を自動的に挿入、削除するので、仮想ファイルシステムによるファイルの整理、分類が常に最適な状態に維持される。そのため、コンテンツファイルの数が増大しても、目的のファイルを容易に見つけ出すことが可能となる。
また、コンテンツファイルを仮想ファイルシステムで管理、操作し、実ファイルは汎用のファイルシステムを用いて記録するため、仮想ファイルシステムを理解しない機器でも従来通り実ファイルの読み書きは可能であり、互換性にも優れている。
(第2の実施形態)
本実施形態においては仮想ファイルシステムの表示及び仮想ファイルシステムを利用したファイル探索の別の動作について説明する。
図12は、仮想ファイルシステムに登録されたフォルダ、ファイルの表示操作、表示例を説明する図である。図12において、ROOT直下の第1階層にはフォルダ(グループ)“2003/10”、“2003/11”、・・・が、その下の第2階層にはフォルダ(グループ)“2003/10/3”、“2003/11/25”、“2003/11/28”、“2003/10/30”、・・・が生成されている。そして、次に、ファイルシステムの実ファイル“IMG_0001.MPG”、“IMG_0002.MPG”...“IMG_0008.MPG”がリンクされている。図12に記載はないが、仮想ファイルシステムの各階層にはファイルが存在してもよい。
図13は、仮想ファイルシステムが図12に示した状態で例えば再生モードに切り替えられた場合などに表示されるファイル選択画面の例を示す図である。
同図表示例Hは、最初に表示される第1階層の選択画面でフォルダ“2003/10”が選択されている状態を示している。ここで選択確定、実行が指示されると、CPU230は表示例Iに示すように選択されたフォルダ“2003/10”の下位階層(第2階層)の内容、すなわちフォルダ“2003/10/3”を表示する。
しかし、図12に示したように、この階層にはフォルダ“2003/10/3”のみが存在し、選択可能なファイルは存在しない。従って、ユーザは操作キーを用いて再度このフォルダの選択確定、実行を指示しなくてはならない。ファイルの確認、選択を目的としている場合、このような操作は面倒である。本実施形態では、このような、選択可能なファイルが存在しない階層の表示を自動的にスキップ可能とすることで、わずらわしい操作の省略を実現する。つまり、表示すべき階層にフォルダが1つしかない階層の表示はスキップ(非実行)して、その下の階層(ファイルが1つ以上存在するか、フォルダが2つ以上存在する直近の下位階層)を表示する。表示例Jは第1階層のフォルダ"2003/10"が選択確定、実行された際に第2階層の表示をスキップし、第3階層の表示を行った状態を示している。図12の仮想ファイルシステムでは、この階層はリンクされた実ファイルの階層であるため、ファイルの一覧を表示している。さらに図中1000の“Directory SKIP”などの表示を行うことにより、表示されなかった階層が存在することをユーザに対して報知している。
このようなメッセージ表示によって、ユーザが機器の動作を把握しやすくなる。この表示は、ユーザの操作で消したり、一定時間後に消すなどすることが考えられる。また、スキップを行わないモードを設け、スキップするモードとどちらか一方を設定可能にしてもよい。さらに、表示例Jの状態(スキップ表示)後、操作キーなどによってスキップした階層(表示例I)を表示させるように構成してもよい。
また、各階層の表示は、ユーザが階層を直感で判別できるように表示することが好ましい。具体的には、表示階層毎に背景画面(色や模様など)を変更する、階層番号を表示する、上及び/又は下階層があることを表すアイコンを表示する、各階層で使用するフォントを変更する、各階層で表示フォルダ、ファイルのイメージを変更するなど様々な方法が考えられる。
図14は本実施形態に係る撮像装置の仮想ファイルシステム表示動作を説明するフローチャートである。この処理は、例えば撮像装置を操作キー212により再生モードにした場合に実行される。
まず、S302にて、CPU230はファイルシステムを介して記憶媒体250からコンテンツ管理ファイル(mgri001.inf)を取得する。S303にて、その中の仮想ファイルシステムの情報を取得する。S304にて、第N階層のフォルダ、ファイルのインデックス情報を取得する。初回は第1階層、または、前回の表示階層とする。S305にて、N階層に含まれるフォルダ/ファイル数を判定する。フォルダまたはファイルの合計数が2以上の場合は、S306に移行し、2未満(すなわち1つ)の場合はS311にてフォルダかファイルかを判定する。ファイルである場合はS306に移行する。フォルダである場合はS312にてスキップ動作の実施を設定して、S313に移行する。
一方、S306では、第N階層のフォルダ、ファイルを一覧表示する。S307にて、ユーザがフォルダ又はファイルを選択、実行するのを待機する。選択、実行されたならばS308にて、選択されたものの種類を判定する。選択されたものがファイルならばS309でファイル再生を実行して、S310で再生の終了を判定する。終了でなければ待機状態、終了ならばS307に移行する。S308で選択されたものがフォルダである場合には、第N+1階層の表示を行うため、ステップS313へ進む。
S313では、表示階層を表す階層番号Nを1進めてN+1にする。S314にて、スキップ動作中ならば(S312からS313へ来た場合)、スキップしたことを表示器214に表示して、S304に戻る。
以上のように、本実施形態では、仮想ファイルシステムに1つのフォルダしか存在しな階層が存在する場合、そのフォルダをスキップして、その下の階層のフォルダ/ファイル一覧を表示することによって、記録済みファイルの探索が容易にできる効果がある。
(他の実施形態)
上述の実施形態では、本発明を撮像装置に適用した例のみを示したが、レンズや固体センサーなどの撮像機能及びマイクなどの音声取得機能を持たず、電気信号に変換された(あるいはデジタル信号化された)映像データ及び画像データを受信し、記録する構成の画像記録装置をはじめ、他の様々な装置に適用可能である。
尚、前述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムを、記録媒体から直接、或いは有線/無線通信を用いて当該プログラムを実行可能なコンピュータを有するシステム又は装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータが該供給されたプログラムを実行することによって同等の機能が達成される場合も本発明に含む。
従って、本発明の機能処理をコンピュータで実現するために、該コンピュータに供給、インストールされるプログラムコード自体も本発明を実現するものである。つまり、本発明の機能処理を実現するためのコンピュータプログラム自体も本発明に含まれる。
その場合、プログラムの機能を有していれば、オブジェクトコード、インタプリタにより実行されるプログラム、OSに供給するスクリプトデータ等、プログラムの形態を問わない。
プログラムを供給するための記録媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、磁気テープ等の磁気記録媒体、MO、CD−ROM、CD−R、CD−RW、DVD−ROM、DVD−R、DVD−RW等の光/光磁気記憶媒体、不揮発性の半導体メモリなどがある。
有線/無線通信を用いたプログラムの供給方法としては、コンピュータネットワーク上のサーバに本発明を形成するコンピュータプログラムそのもの、もしくは圧縮され自動インストール機能を含むファイル等、クライアントコンピュータ上で本発明を形成するコンピュータプログラムとなりうるデータファイル(プログラムデータファイル)を記憶し、接続のあったクライアントコンピュータにプログラムデータファイルをダウンロードする方法などが挙げられる。この場合、プログラムデータファイルを複数のセグメントファイルに分割し、セグメントファイルを異なるサーバに配置することも可能である。
つまり、本発明の機能処理をコンピュータで実現するためのプログラムデータファイルを複数のユーザに対してダウンロードさせるサーバ装置も本発明に含む。
また、本発明のプログラムを暗号化してCD−ROM等の記憶媒体に格納してユーザに配布し、所定の条件を満たしたユーザに対して暗号化を解く鍵情報を、例えばインターネットを介してホームページからダウンロードさせることによって供給し、その鍵情報を使用することにより暗号化されたプログラムを実行してコンピュータにインストールさせて実現することも可能である。
また、コンピュータが、読み出したプログラムを実行することによって、前述した実施形態の機能が実現される他、そのプログラムの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOSなどが、実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
さらに、記録媒体から読み出されたプログラムが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPUなどが実際の処理の一部または全部を行ない、その処理によっても前述した実施形態の機能が実現され得る。
本発明の実施形態における撮像装置の構成例を示すブロック図である。 本発明の実施形態における撮像装置に適用可能なディスク記憶媒体を説明する図である。 本発明の実施形態における撮像装置が用いるファイルシステムの例を示す図である。 本発明の実施形態における撮像装置が用いる仮想ファイルシステムとファイルシステムの関係を示す図である。 本発明の実施形態における管理ファイルの例を示す図である。 本発明の実施形態における管理ファイルのインデックスの例を示す図である。 本発明の実施形態における仮想ファイルの階層自動挿入動作を説明する図である。 本発明の第1の実施形態における撮像装置のファイル選択画面の表示例を示す図である。 本発明の第1の実施形態におけるファイル記録処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の第1の実施形態におけるファイル削除処理動作を説明するフローチャートである。 本発明の第2の実施形態において用いるファイル構成例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態における表示操作例を説明する図である。 本発明の第2の実施形態におけるファイル一覧表示処理動作を説明するフローチャートである。 従来の、汎用ファイルシステムのみを用いたコンテンツファイル管理を説明する図である。
符号の説明
200・・・撮像装置
201・・・レンズ
202・・・固体センサー
203・・・A/Dコンバータ
204・・・モータ
205・・・アイリス
209・・・マイク
210・・・マイクアンプ
211・・・A/Dコンバータ
212・・・操作キー
213・・・表示ドライバ
214・・・表示器
215・・・スピーカドライバ
216・・・スピーカ
217・・・外部入出力端子
221・・・電源
222・・・メモリ
223・・・コネクタ
224・・・ソケット
230・・・CPU
250・・・記憶媒体

Claims (7)

  1. ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当該グループを前記属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置であって、
    前記データファイルまたはグループの一覧を、前記階層構造に従って階層毎に表示する表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段が、
    前記階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、前記1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、前記1つ下の階層の表示を行わず、前記1つ下の階層より下位で、かつデータファイルが1つ以上存在するか、グループが2つ以上存在する直近の階層に属する前記データファイルまたはグループの一覧を表示することを特徴とするファイル管理装置。
  2. ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当該グループを前記属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置であって、
    前記データファイルまたはグループの一覧を、前記階層構造に従って階層毎に表示する表示制御手段を有し、
    前記表示制御手段が、
    前記階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、前記1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、前記1つ下の階層の表示を行わず、前記1つ下の階層より下位の、データファイルを含む階層を表示することを特徴とするファイル管理装置。
  3. 外部からの操作指示を受け付ける操作手段を有し、
    前記表示制御手段は、前記1つ下の階層の表示を行わず、前記1つ下の階層より下位の階層に属する前記データファイルまたはグループの一覧を表示した後に、前記操作手段により前記1つ下の階層の表示が指示されたことに応じて、当該1つ下の階層の表示を行うことを特徴とする請求項1または2記載のファイル管理装置。
  4. 前記表示制御手段が、前記1つ下の階層の表示を行わなかった場合に、その旨を表すメッセージを表示することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載のファイル管理装置。
  5. ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に映像及び音声データファイルを記録する記録装置であって、
    請求項1乃至のいずれか1項に記載のファイル管理装置を有することを特徴とする記録装置。
  6. ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当該グループを前記属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置の制御方法であって、
    前記データファイルまたはグループの一覧を、前記階層構造に従って階層毎に表示する表示制御ステップを有し、
    前記表示制御ステップが、
    前記階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、前記1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、前記1つ下の階層の表示を行わず、前記1つ下の階層より下位で、かつデータファイルが1つ以上存在するか、グループが2つ以上存在する直近の階層に属する前記データファイルまたはグループの一覧を表示することを特徴とするファイル管理装置の制御方法。
  7. ファイルシステムによってランダムアクセス可能な記録媒体に記録されたデータファイルを、共通する属性によってグループ化し、当該グループを前記属性の階層に応じた階層構造で管理する管理手段を有するファイル管理装置の制御方法であって、
    前記データファイルまたはグループの一覧を、前記階層構造に従って階層毎に表示する 表示制御ステップを有し、
    前記表示制御ステップが、
    前記階層のうちの一つに属するグループの1つ下の階層の表示を行う際、前記1つ下の階層に1つのグループのみが含まれる場合には、前記1つ下の階層の表示を行わず、前記1つ下の階層より下位の、データファイルを含む階層を表示することを特徴とするファイル管理装置の制御方法。
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