JP4389529B2 - 面照明装置及び導光板 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置などに用いる面照明装置の導光板、その面照明装置に関する。
図10は、従来の液晶表示装置に用いる面照明装置の一例を示す。この面照射装置70は、光源72とこの光源72からの光72Lを一様に面発光させるために導光板71とから構成される。導光板71は、光源72側の前端から奥端に向って、即ち、導光方向に向って板厚d1が漸次小さくなるように、光出射面(いわゆる天面)75に対して反射面(いわゆる底面)76が傾斜して形成される。導光板71は、底面76に、反射シート77を被着し、天面75に拡散シート78、複数のプリズムシート79、80及び保護シート81を積層してモジュール構造化されている。光源72は、図11に示すように青色発光ダイオード(LED)の発光面に黄色蛍光体層86を被着した状態で1つのパッケージに封入され表面を透明樹脂層87で被着されて成る。青色発光ダイオード85と黄色蛍光体層86により、白色光を作っている。このパッケージ化された光源72は、プリント配線基板89上に実装され、その発光面側を導光板71の前端面に取着する。この面照明装置70では、図12Aに示すように、光源72からの光が、導光板71の前端73から入射し奥端74に向って進行する。奥端に向って進行する光は、導光板71の底面76に設置された反射シート77によって、天面75方向に反射されることで、天面75の全面から出射される。
導光板71としては、天面75と底面76が平行に形成されたものが知られている。
特許文献1には、導光板にロート状のテーパを設けることで光の輝度を向上する装置が開示されている。
また、上述したように導光板は、導光板から出射する光の輝度や輝度均一性が低いため、輝度向上シートや輝度均一性向上シートを用いる必要があった(特許文献2参照)。
このLEDと蛍光体を封止する技術については、さまざまな手法が知られている(特許文献3、特許文献4参照)。
実開平01−152406号公報 特開平09−35518号公報 特開2002−222996号公報 特開2000−77723号公報
従来の導光板においては、その厚みが、底面と天面で平行或いは図10に示すように光源側が広くなっているため、臨界角より小さな入射角で導光板の面に入射した光は、導光板の面で反射されず導光板の外へ出射してしまう。即ち、図12Bに示すように、導光板71の前端73から入射した光72Lは、光源からの光の周波数、導光板の材質、屈折率等の条件によって、入射しても直ぐに天面75側へ出射してしまう。
このように従来の導光板は、光源から広がるタイプの光が照射されると、導光板に進行したとき導光板の前面で光が発光してしまうため、導光板の奥まで光を導光できず、図12Aに示すように面発光に明るさのむらが生じ、放射能率と輝度分布の一様性に問題を生じていた。
上述した通り、従来の導光板は、光を一様に面発光させるためにさまざまな種類の光学シートを複数枚積層してモジュール構造化しなければならないので光学調整を複雑にする要因となっている。
本発明は、上述の点に鑑み、光源からの光を全面均一に面発光する面照明装置及びこれに用いる導光板を提供するものである。
本発明に係る導光板は、光を入射させる第1領域であって、前記第1領域の厚みが光源側から導光方向へ向って漸次大きくなるように、厚み方向の両面の光軸に対する傾斜角がそれぞれ1°≦β≦25°の範囲内で形成された第1領域と、第1領域に連続して光を出射する第2領域であって、第2領域の厚みが前記導光方向へ向って漸次小さくなるように設定された第2領域と、第2領域の反射面に、光軸と垂直方向に形成されたプリズム又はV溝と、第2領域の光出射面に、光軸に沿って形成されたプリズム又はV溝であって、第2領域の前端から奥端にいくにしたがって大きくなるように設定された頂角と、第2領域の中央から両端に行くにしたがって小さくなるように設定された頂角を有するプリズム又はV溝と、第1領域の厚み方向の両面に形成された反射面とを有する。
本発明の導光板では、光を入射させる第1領域をその厚みが導光方向に向って漸次大きくなるように形成し、厚み方向の両面を反射面として形成するので、光源から入射した光の一部が第1領域の傾斜した反射面で反射し、臨界角以上の角度で光出射面に入射される。これにより、光は光出射面で全反射し導光板の奥まで進行する。
本発明に係る面照明装置は、光を出射する光源と、光源から出射された光を入射させる第1領域であって、前記第1領域の厚みが光源側から導光方向へ向って漸次大きくなるように、厚み方向の両面の光軸に対する傾斜角がそれぞれ1°≦β≦25°の範囲内で形成された第1領域と、第1領域に連続して光を出射する第2領域であって、前記第2領域の厚みが前記導光方向へ向って漸次小さくなるように設定された第2領域と、第2領域の反射面に、光軸と垂直方向に形成されたプリズム又はV溝と、第2領域の光出射面に、光軸に沿って形成されたプリズム又はV溝であって、第2領域の前端から奥端にいくにしたがって大きくなるように設定された頂角と、第2領域の中央から両端に行くにしたがって小さくなるように設定された頂角を有するプリズム又はV溝と、第1領域の厚み方向の両面に形成された反射面と、を有する導光板とを有して構成される。
本発明の面照明装置では、光を入射させる第1領域をその厚みが導光方向に向って漸次大きくなるように形成し、厚み方向の両面を反射面とした導光板を備える。この導光板により、光源から導光板に入射した光の一部が第1領域の傾斜した反射面で反射し、臨界角以上の角度で光出射面に入射される。反射により光出射面に入射した光は光出射面で全反射し導光板の奥まで進行することになる。したがって、導光板内を光が均一に進行し、光出射面から均一に光照射される。
本発明の導光板によれば、入射した光を導光板の奥まで導光できるので、光の放射効率がよくなり、導光板から出射した光の輝度を高くし、且つ輝度均一性をも高くすることができる。したがって、輝度向上シート、輝度均一性向上シートを省略でき、面照明装置(いわゆる面光源)に適用したときに面照明装置の薄型化を可能にする。さらに、輝度向上シート、輝度均一性向上シートを使用しないので導光板のコスト低減ができる。
導光板の光を出射する第2領域の厚みを、導光方向へ向って漸次小さくなるように設定するときは、光出射面と反対側の反射面が傾斜していることにより、入射した光を前端から奥端まで均一に光出射面側へ反射することができる。これにより、光出射面から光を全面均一に出射することができる。
導光板の第2領域の反射面に光軸と垂直方向にプリズム又はV溝を形成し、第2領域の光出射面に光軸に沿ってプリズム又はV溝を形成するときは、反射面のプリズム又はV溝及び反射シートで光を光出射面側に効率よく反射させ、且つ光出射面のプリズム又はV溝により発散する光を抑制して面照射を良くすることができる。
導光板の第2領域の反射面に光軸と垂直方向にプリズム又はV溝を形成し、第2領域の光出射面に光軸に沿って頂角が変化するプリズム又はV溝を形成するときは、発散する光をさらに抑制することができ、さらに面照射を良くすることができる。
導光板の隣り合う光源間に対応した部分に三角柱状の切れ込みを形成するときは、入射直後の光を切り込み部の面で屈折・反射させ、導光板の奥端方向に光を進行させることができ、光の放射効率を向上することができる。
本発明の面照明装置によれば、光源からの光を導光板の奥まで導光できるので、光の放射効率がよくなり、導光板から面出射した光の輝度を高くし、且つ輝度均一性をも高くすることができる。導光板から全面均一な明るさの面発光が得られる。輝度向上シート、輝度均一性向上シートを省略でき、面照明装置(いわゆる面光源)の薄型化を可能にする。さらに、輝度向上シート、輝度均一性向上シートを使用しないので面照明装置のコスト低減ができる。
導光板において、光を出射する第2領域の厚みを導光方向へ向って漸次小さくなるように設定するときは、光出射面と反対側の反射面が傾斜していることにより、光を前端から奥端まで均一に光出射面側へ反射することができる。これにより、導光板より光を全面均一に出射することができる。
光源を黄色蛍光体層を有した青色半導体発光素子で構成し、この半導体発光素子を導光板に取着し又は導光板に一体成形するときは、従来の面照明装置に比べて面照明装置の薄型化することができる。また、青色発光ダイオードを直接プリント配線基板に実装できるので実装回数が1回と低減できる。
導光板において、第2領域の反射面に光軸と垂直方向にプリズム又はV溝を形成し、第2領域の光出射面に光軸に沿ってプリズム又はV溝を形成するときは、反射面のプリズム又はV溝及び反射シートで光を光出射面側に効率よく反射させ、且つ光出射面のプリズム又はV溝により発散する光を抑制して、導光板からの面照射を良好にすることができる。
導光板において、第2領域の反射面に光軸と垂直方向にプリズム又はV溝を形成し、第2領域の光出射面に光軸に沿って頂角が変化するプリズム又はV溝を形成するときは、発散する光をさらに抑制することができ、さらに導光板からの面照射を良好にすることができる。
導光板において、隣り合う光源間に対応した部分に三角柱状の切れ込みを形成するときは、入射直後の光を切り込み部の面で屈折・反射させ、導光板の奥端方向に光を進行させることができ、面照明装置での光の放射効率を向上することができ、最適な輝度を得ることができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
まず、図1〜図4を用いて、本発明の導光板及び面照明装置の基本構成を説明する。
図1に、本発明に係る面照明装置の基本構成を示す。図1の面照明装置10は、光源2とこの光源2からの光を導光して面状に出射する導光板1とから構成される。導光板1は、平板状をなし、光を入射させる第1領域7とこの第1領域7に連続して光を出射する第2領域8とを有して成り、第1領域7の厚み(いわゆる板厚)t1を光源2側から導光方向へ向って漸次大きくなるように設定すると共に、途中から、すなわち第2領域8の厚み(いわゆる板厚)t1を導光方向へ向って漸次小さくなるように設定して構成される。第1領域7の板厚方向の両面7A及び7Bには、反射シート11及び12が被着形成され、この両面7A及び7Bが反射面として形成される。両面7A及び7Bの 光軸に対する傾斜角β[β1、β2](図4参照)は、光源2からの入射光L1が第1領域7の面で反射して第2領域8の光出射面、いわゆる天面5へ入射したときに、天面5で臨界角α以上、つまり全反射されるような角度に設定される。角度β[β1、β2]は、1°≦β≦25°の範囲で有効である。本例では両傾斜角β1、β2共に同じ角度に設定される。この場合、第1領域7はテーパ状に形成されることになる。傾斜角β1、β2は、それぞれ異なる角度に設定することも可能である。角度βが1°≦β≦25°の範囲であれば、天面で臨界角以上とすることができ、且つ導光板の薄型化できる。第2領域8の天面5と反対の面、いわゆる底面6には、反射シート13が被着形成され、底面6が反射面として形成される。
導光板1の第2領域8の天面5及び底面6には、図2A〜図2Cに示すように、それぞれ導光板1に入射した光L1を効率よく天面5より面出射させるためのプリズム又はV字状の溝(以下、V溝という)25及び26が形成される。底面6には、入射する光の光軸に垂直方向に沿ってプリズム又はV溝26が形成され、天面25には、上記光軸に沿ってプリズム又はV溝25が形成される。この導光板1の底面6に設けたプリズム或いはV溝26によって、光を天面5に照射することができ、天面5側では天面5に設けたプリズム或いはV溝25によって、出射光の発散を抑制して均一な面発光をすることができる。すなわち、明るい部分、暗い部分を無くして、全面に均一な明るさの面発光となる。
一方、光源2は、図3に示すように黄色蛍光体層43を有した青色発光ダイオード(LED)42で構成される。即ち、光源2は、青色発光ダイオード42の発光面に黄色蛍光体層43が形成され、さらにその上に透明樹脂層44が被覆されて成る。このパッケージされない発光素子のみの光源2が直接導光板1の第1領域7の光入射端面に取着される。この発光素子は導光板1と一体成形で形成することもできる。黄色蛍光体層43を有した青色発光ダイオード42は、プリント配線基板45に実装される。
次に、図4を用いて、本発明の基本構成を有する面照明装置10の動作、特に光源2からの光L1の導光板1内での振舞について説明する。
光源2より導光板1に光L1が入射され、第1領域7の例えば角度β1の反射面7Aで反射され、さらに角度β2の反射面7Bで反射された後、第2領域8の天面5に進行するが、この天面5で全反射されて、導光板1の奥端に向って進行する。このとき、光は、天面5へ臨界角α以上の角度で入射されるので、天面5において全反射されて導光板1の奥端へ進行することになる。入射光L1は、第1領域7で反射を繰り返すほど、天面5に対する入射角が大きくなり、全反射して奥まで入射させることができる。導光板1の第2領域8の底面6に設けられたプリズム又はV溝26に入射した光L2は、プリズム又はV溝26及び反射シート13によって反射され、天面5側へ向いこれより面出射される。天面5に向って反射した光L2のうち、周辺に発散した光は天面5に形成されたプリズム又はV溝25のよって発散が抑制され、結果として全面均一な明るさで面照射される。
本発明の基本構成を有する面照明装置10によれば、導光板1の光源2側に板厚が導光方向へ向って漸次大きくなり、厚み方向の両面に反射シート11,12を形成した第1領域7を設けることにより、光源2からの光がこの第1領域7の面で反射し導光板1の奥まで光を進行することができ、光の放射効率がよくなる。これによって、導光板1の第2領域の天面5から全面均一な明るさで面出射することができる。また、第2領域の天面5には光軸に沿ってプリズムまたはV溝25を形成し、底面6には光軸と垂直方向にプリズムまたはV溝26を形成することにより、第2領域に入射した光を底面6から天面5へ反射し、また天面5の周辺へ発散した光を前方に向わせることができ、天面5より効率よく光を面出射することができる。
導光板1から出射した光の輝度が高く、輝度均一性も高くなるので、輝度向上シート、輝度均一性向上シートを不要とすることができ、面光源としての面照明装置を薄型化することができる。輝度向上シート、輝度均一性向上シートを省略できるので、コスト低減が図れる。
さらに、光源2として、黄色蛍光体層43を有する青色発光ダイオード42を直接導光板1に取着し、或いはこのような蛍光体層43を有する発光ダイオード42を導光板1に一体成形することにより、発光ダイオード42を覆うパッケージを使用しない分、導光板1を薄型化することができる。その結果、面照明装置の薄型化を実現できる。また、発光ダイオード42のパッケージへの実装が省略され、プリント配線基板への実装で済み、実装回数が1回と低減できる。
したがって、例えば液晶表示装置のバックライト等に適用して好適ならしめる。
次に、以上の基本構成を用いて、本発明の第1の実施形態に係る面照明装置について説明する。
図5は、本発明の第1の実施形態に係る面照明装置を示す。同図は、特にその導光板の第2領域部分を示す。
本実施の形態に係る面照明装置を構成する導光板51は、光源からの光を入射する第1領域(図示せず)及び光を面出射する第2領域52とから構成される。第1領域は、図1で説明したと同様に構成される。第2領域52は、天面55光軸に沿ってプリズム又はV溝57が形成され、底面58に図示せざるも光軸と垂直方向にプリズム又はV溝が形成されて成る。そして、本実施の形態では、特に、天面55に形成されるプリズム又はV溝57を、その角度、即ちプリズムとしたときにはその頂角が、前端53から奥端54に行くにしたがって大きくなり、中央から両端へ行くにしたがって小さくなるように設定される。即ち、頂角は、前端53から奥端54に向って鈍角になり、中央から離れるにつれて、鋭角になる。図においては、頂角A1−B1−C1の順に、頂角A2−B2−C2の順に、頂角A3−C3の順に、夫々角度が大きくなる。また、頂角A1−A2−A3の順に角度が小さくなる。さらに、前端53の中央に点光源を配置した場合に、プリズム(又はV溝)は、放射状の光の軌道に沿った線上において、頂角A1、B2、C3が同じ角度になるように形成されている。即ち、天面55には、光軸に沿って頂角が変化するプリズム又はV溝を設ける。
その他の構成は、図1及び図4で説明したと同様であるので、重複説明を省略する。
本実施の形態に係る導光板51を備えた面照明装置によれば、第2領域52の天面55に頂角が前端53から奥端54に行くにしたがって大きくなり、中央から両端へ行くにしたがって小さくなるように変化するプリズム又はV溝を形成することにより、発散する光を抑制してさらに面照射を良くすることができる。
図5で説明した連続的に頂角が変化する導光板51において、その光の放射する角度とプリズムまたはV溝の頂角の関係は、次の通りである 導光板51の光出射面(天面)側から見て放射する光L3の光軸L0とのなす角度θとしたとき(図6参照)、光出射面上のプリズム又はV溝の頂角Φ(図7参照)は、数1に示す関係にある。ここで、nは導光板51の屈折率である。但し、プリズム又はV溝をなす2つの面のうち、光源に近い面は光出射面(天面)に対して垂直な面とする。図7では、光源からの光L3が天面に設けられたプリズム或いはV溝に屈折させられ出射光L3を示す。

但し、θ≦arctan(1/n)の範囲に適用する。これ以外の範囲は、プリズム、V溝を必要としない。
図8は、本発明の第2の実施形態に係る面照明装置を示す。本実施の形態に係る面照明装置61は、光源62と導光板63とから構成される。光源62は、複数の点光源で構成され、各点光源62が所要の間隔を置いて導光板63に取着される。本実施の形態においては、特に導光板63の各隣り合う点光源間に対応する部分に天面67から底面68にわたって三角柱状の切り込み部66が形成される。即ち、各点光源62に接する部分の両側に三角柱状の切り込み部66が形成される。導光板63は、前述と同様に光源からの光を入射する第1領域64及び光を面出射する第2領域65とから構成される。第1領域64は、図1で説明したと同様に構成される。第2領域65は、その天面67、底面68に夫々前述の第1の実施形態で説明したようなプリズム又はV溝が形成される。
本実施の形態に係る面照明装置61によれば、導光板33において、各点光源62に接する部分の両側に三角柱状の切り込み部66が形成されるので、各点光源62からの光62Lは、切り込み部66によって全反射され、導光板33の奥端まで均一に光62Lを進行させることができる。これによって、全面均一な明るさの照明光を出射させることができる。この面照明装置61では、光源62からの光の利用効率を上げることができ、一様に発光するので最適な面照明装置とすることができる。
なお、上述の各実施の形態においては、導光板の第2領域の底面を天面に対して傾斜させたが、天面と底面を平行に形成した構成にも本発明の第1領域の構成は適用できる。
また、導光板に貼着する夫々の反射シート11、12、13は、第1領域の両傾斜面の程度、導光板の材質、屈折率や光源などによって貼り付ける枚数を調整することができる。
図9は、参考例に係る面照明装置を示す。同図は特にその導光板部分を示す。
参考例に係る面照明装置を構成する導光板31は、図9A、Bに示すように、光源からの光を入射する第1領域32及び光を面出射する第2領域33とから構成される。第1領域32は、図1で説明したと同様に構成される。第2領域33は、その天面35に光源32からの光の入射位置を基点に放射状に、即ち放射状に進行する光に沿うように、プリズム又はV溝34が形成され、底面37に光軸と垂直方向にプリズム又はV溝38が形成されて成る。
その他の構成は、図1及び図4で説明したと同様であるので、重複説明を省略する。
本実施の形態に係る導光板31を備えた面照明装置によれば、特に導光板31に取着する光源として点光源を用いた場合、点光源から導光板31内に放射状に入射する光を効率よく天面35より面出射させることができる。その他、板厚を導光方向へ向って漸次大きくした第1領域32を設けたことによる効果は、図1の面照明装置と同様である。
本発明に係る面照明装置の基本構成を示す図である A 図1の面照明装置の導光板の斜視図である。 B 図2Aの上面図及びA−A線の断面図である。 C 図2Aの底面図及びB−B線の断面図である。 図1に係る面照明装置の上面図(特に光源の一実施の形態を示す構成図)である。 図1の導光板の要部の拡大図である。 本発明の第1の実施形態に係る面照明装置、特に導光板の他の実施の形態を示す構成図である。 本発明の説明に供する導光板の平面図である。 本発明の説明に供する導光板の天面側の要部の断面図である。 A 本発明に係る面照明装置、特に導光板の更に他の実施の形態を示す斜視図である。 B 図7Aの要部の拡大図である。 A 参考例に係る面照明装置、特に導光板の他の実施の形態を示す斜視図である。 B 図9Aの上面図及び断面図である。 C 図9Aの底面図及びB−B線の断面図である。 従来の面照明装置の構成図である。 従来の光源の例を示す断面図である。 A、B 従来の面照明装置の問題点の説明図である。
1、21,31,41,51,63・・導光板、2,62、72・・光源、3,23、53・・前端、4,24,34,54・・奥端、5、25,35,55,67・・天面、6、26,37、58、68・・底面、7、32、64・・第1領域、8、33、65・・第2領域、10、31、61・・面照明装置、11,12,13・・反射板、25,26,36,37・・プリズムまたはV溝、66・・三角柱状の切欠き部、42・・青色発光ダイオード、43・・黄色蛍光体層、44・・透明樹脂、45・・プリント配線基板、70・・面照明装置、71・・導光板、72・・光源、73・・前端、74・・奥端、75・・天面、77・・反射板、78・・拡散シート、79,80・・プリズムシート、81・・保護シート

Claims (5)

  1. 光を入射させる第1領域であって、前記第1領域の厚みが光源側から導光方向へ向って漸次大きくなるように、厚み方向の両面の光軸に対する傾斜角がそれぞれ1°≦β≦25°の範囲内で形成された第1領域と、
    前記第1領域に連続して光を出射する第2領域であって、前記第2領域の厚みが前記導光方向へ向って漸次小さくなるように設定された第2領域と、
    前記第2領域の反射面に、光軸と垂直方向に形成されたプリズム又はV溝と、
    前記第2領域の光出射面に、光軸に沿って形成されたプリズム又はV溝であって、前記第2領域の前端から奥端にいくにしたがって大きくなるように設定された頂角と、前記第2領域の中央から両端に行くにしたがって小さくなるように設定された頂角を有するプリズム又はV溝と、
    前記第1領域の厚み方向の両面に形成された反射面と、
    を有する導光板。
  2. 前記導光板の隣り合う光源間に対応した部分に三角柱状の切り込み部が形成されている
    請求項1記載の面照明装置。
  3. 光を出射する光源と、
    前記光源から出射された光を入射させる第1領域であって、前記第1領域の厚みが光源側から導光方向へ向って漸次大きくなるように、厚み方向の両面の光軸に対する傾斜角がそれぞれ1°≦β≦25°の範囲内で形成された第1領域と、
    前記第1領域に連続して光を出射する第2領域であって、前記第2領域の厚みが前記導光方向へ向って漸次小さくなるように設定された第2領域と、
    前記第2領域の反射面に、光軸と垂直方向に形成されたプリズム又はV溝と、
    前記第2領域の光出射面に、光軸に沿って形成されたプリズム又はV溝であって、前記第2領域の前端から奥端にいくにしたがって大きくなるように設定された頂角と、前記第2領域の中央から両端に行くにしたがって小さくなるように設定された頂角を有するプリズム又はV溝と、
    前記第1領域の厚み方向の両面に形成された反射面と、を有する導光板と、
    を有する面照明装置。
  4. 前記光源が黄色蛍光体層を有した青色半導体発光素子で構成され、前記半導体発光素子が前記導光板に取着し、又は導光板に一体成形されている
    請求項3記載の面照明装置
  5. 前記導光板の隣り合う光源間に対応した部分に三角柱状の切り込み部が形成されている
    請求項4記載の面照明装置。
JP2003315773A 2003-09-08 2003-09-08 面照明装置及び導光板 Expired - Fee Related JP4389529B2 (ja)

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