JP4388204B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、挿入部に形成した処置具挿通用チャンネルを通じて、体腔内に高周波処置具を挿入し、高周波処置を行なうようにした内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、低侵襲であることから、内視鏡を利用して体腔内部位の外科手術を行なうことが多くなってきた。この場合、手術用の処置具は内視鏡の処置具挿通用チャンネルに挿通して体腔内に誘導される。
【0003】
高周波電流によって体腔内の組織部位の切除・切開あるいは止血等の処置を行なう場合、高周波処置具が用いられる。高周波処置具としては、高周波スネア、高周波凝固子等、処置目的に応じて種々の形式のものが提供されている。特開昭62−94147号公報には高周波スネア(電気メス)の例が示されている。
【0004】
高周波処置具の手元側端には体腔内の手術部位に高周波電流を供給するための給電端子が設けられ、この給電端子に内視鏡周辺装置の高周波電源から単独で延びる給電コード(アクティブケーブル)が直接に接続される。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】
ところで、内視鏡の操作部にはライトガイドケーブルが接続されており、また、内視鏡にはライトガイドケーブルの他にも様々なケーブル類が接続されている。例えば、接眼部に装着されるTVカメラヘッドのケーブル、内視鏡の灌流用チャンネルに接続される送水用チューブや吸引チューブなどがある。さらに、高周波処置具を使用する場合には、処置具の手元部にある給電端子に接続される給電コードが加わる。
【0006】
内視鏡の操作部周辺は、内視鏡や処置具等の操作を集中的に行なう領域であるにも拘わらず、本来、様々な多くのケーブル類が配設されている。特に、高周波処置具を使用する場合には、高周波電源から延びる給電コードが加わり、これらのケーブル類が入り乱れて術者の内視鏡や処置具の円滑な操作を妨げる原因になっていた。
【0007】
本発明は上記問題点に着目してなされたもので、高周波処置具の使用に際して術者の操作性を極力妨げない内視鏡を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
請求項1に対応する発明は、体腔内の観察部位を挿入部の先端部から照明して観察すると共に、上記挿入部に内装され、この挿入部の先端と上記挿入部の基端に設けられた操作部においてそれぞれ開口するチャンネル内に挿通される高周波処置具によって体腔内部位を高周波電流で処置するようにした内視鏡において、
上記操作部上に高周波処置具に高周波電流を給電するための電気端子を設ける共に、一端が高周波電源装置に接続される高周波電流供給用アクティブコードを上記操作部から延出される照明光伝達用ケーブルに配設し、上記高周波電流供給用アクティブコードの他端を上記電気端子に接続したことを特徴とするものである。
【0009】
請求項2に対応する発明は、請求項1に対応する発明において、照明光伝達用ケーブルの延出先端部を分岐し、片方のケーブル部に光源接続用コネクターを設け、他方のケーブル部に上記高周波電流供給用アクティブコードの他端を接続した高周波電源接続用コネクターを設けたことを特徴とするものである。
【0010】
高周波処置具を作用させるための上記高周波電流供給用アクティブコードが内視鏡周辺に単独で露出して引き回されることがないので、高周波処置具の使用に際して術者の操作性を極力妨げないようになる。
【0011】
【発明の実施の形態】
(第1実施形態)
図1〜4を参照して本発明の一実施形態に係る内視鏡について説明する。
【0012】
図1中、符号1は内視鏡を示す。内視鏡1は、長尺な挿入部2と、挿入部2の基端に設けられた操作部3とを備え、操作部3には接眼部4が設けられている。操作部3には可撓性のライトガイドケーブル(照明光伝達用ケーブル)5が接続されている。
【0013】
上記挿入部2内には内視鏡画像を伝達するイメージガイドファイバー(図示せず)と、照明光を伝達するライトガイドファイバー(図示せず)と、生検等の処置を行うための処置具が挿通される処置具挿通用チャンネルを形成するチューブ(図示せず)が配設されている。
【0014】
上記イメージガイドファイバーは挿入部2から操作部3の接眼部4にわたって内装されており、挿入部先端に設けられた観察窓から見た視野像を接眼部4に伝達する。上記ライトガイドファイバーは挿入部2から操作部3を経てライトガイドケーブル5にわたり延長してそれらに内装されている。
【0015】
図2で示すように、ライトガイドケーブル5の延出先端には周辺装置の内視鏡用光源装置(図示せず)に接続するための光源コネクタ6が設けられている。光源コネクタ6を内視鏡用光源装置に接続することにより、その光源の光がライトガイドファイバーを通じて挿入部先端に設けられた照明窓に送られ、その照明窓から観察視野内に向けて出射される。
【0016】
上記操作部3の外装カバー7における先端側上部には上記処置具挿通用チャンネルの基端が開口するチャンネル開口部11が形成されている(図3参照)。
【0017】
また、処置具挿通用チャンネルの先端は挿入部先端に開口されており、その先端開口から処置具挿通用チャンネルに挿通されてきた処置具を前方へ突き出せるようになっている。処置具挿通用チャンネルの先端開口部には前方へ突き出す処置具の向きを変える起上機構を設けても良い。
【0018】
上記チャンネル開口部11にはシリンジ等が接続可能なルアーロック形状の口金12が設けられている。
【0019】
また、図2及び図3で示すように、口金12には上記チャンネルに送水しながら、そのチャンネルに処置具を挿通させるための送水/処置具挿通用アダプター13が接続可能である。
【0020】
また、操作部3の基端側上方部位には、給電用電気端子(高周波電流端子)15が設けられている。この電気端子15には高周波電流供給用アクティブコードを構成する給電用電線16が接続されている。この給電用電線16はその一端が上記電気端子15に接続され、給電用電線16の他端側部分が操作部3内を経て上記ライトガイドケーブル5内に配設され、さらに、ライトガイドケーブル5の延出先端部途中から分岐する可撓性の電源ケーブル17内に導かれている。電源ケーブル17の延出先端には周辺装置の内視鏡用高周波電源装置(図示せず)に接続するための電源コネクタ18が設けられている。電源コネクタ18を内視鏡用高周波電源装置に接続することにより、給電用電線16は高周波電源に接続される。
【0021】
上記電気端子15には図2で示すように、接続コード20が着脱自在に接続されるようになっている。接続コード20はその一端に上記電気端子15に接続するコネクタ21を設け、他端に高周波処置具22の接続端子に接続するコネクタ23が設けてある。
【0022】
高周波処置具22としては高周波スネアや高周波凝固子等が用いられるが、ここでは高周波凝固子である。この形式の場合、高周波処置具22は、処置具挿通用チャンネルに挿通できる電気的絶縁性の挿入チューブ25に給電線を内装してなり、挿入チューブ25の先端に高周波凝固部26を設け、挿入チューブ25の基端に給電用接続端子27を設けてある。高周波凝固部26は上記給電線を介して給電用接続端子27に接続されている。
【0023】
尚、高周波スネアの場合は、内視鏡のチャンネルに挿通されるチューブと、このチューブの手元側端に設けられた手元部と、上記チューブに挿通された導電ワイヤの先端に接続される高周波スネアワイヤとを備えてなり、手元部には給電用接続端子(プラグ)が設けられる。
【0024】
次に、上記チャンネル開口部11の口金12に対して選択的に装着される上記送水/処置具挿通用アダプター13について説明する。図2及び図3は送水/処置具挿通用アダプター13を内視鏡1の口金12に取り付けた状態を示している。また、図3中で示す如く、内視鏡取付側を先端側、処置具挿入側を手元側と称す。
【0025】
送水/処置具挿通用アダプター13は筒状の本体31を有しており、この本体31の手元側端部には弁体32が設けられ、本体31の先端側には固定部33が設けられている。
【0026】
上記本体31はポリフェニルスルフォン等の電気的絶縁性の硬質な部材によって作られ、この本体31には長手方向に沿って貫通する処置具挿通路35が形成されている。本体31の中途上側壁には本体軸方向に略垂直な方向に突き出す送水用口金36が設けられている。送水用口金36には上記処置具挿通路35と連通すると共にその処置具挿通路35の軸方向に略垂直な方向に延びる送水路37が形成されている。送水用口金36の突出先端にはフランジ部38が設けられていて、図示しないシリンジなどの器具を着脱自在に装着できるようになっている。
【0027】
本体31の手元側端にはフランジ部41が設けられている。フランジ部41には上記弁体32が着脱自在に取り付けられている。弁体32はシリコンゴムなどの電気的絶縁性の弾性部材によって略円筒状に形成されており、その先端側端内周面には上記フランジ部41に係合可能な溝部42を形成し、この溝部42を上記フランジ部41に弾性的に係合させるようになっている。弁体32の手元側端部には処置具を密に挿通する挿入口としてのスリット43が設けられている。
【0028】
上記送水/処置具挿通用アダプター13の固定部33は以下の如く構成されている。すなわち、固定部33はステンレス等の金属からなる略筒状の接続部材45と、接続部材45に外装され、同じくステンレス等の金属からなる略筒状の固定ネジ部材46を含み、この固定ネジ部材46の外周面を露出しないように覆うポリフェニルスルフォン等の電気的絶縁性の硬質部材からなるキャップ状の固定カバー47で覆ってなる固定つまみ48と、接続部材45に外装され、軸方向に弾性変形するばね座金等の弾性部材49と、シリコンゴム等の電気的絶縁性の弾性部材からなるシール部51とによって構成されている。
【0029】
上記接続部材45はその手元側端部が上記本体31にねじ込み接着等の手段で固定されている。また、接続部材45の先端側外周面は内視鏡1の口金12のルアーテーパ内周面と嵌合可能なルアーテーパ部52として形成されている。
【0030】
上記ルアーテーパ部52の手元側には円環状に突出したストッパー部53が設けられている。また、上記固定ネジ部材46は略円筒状に形成されるが、その先端側内周面には内視鏡1のルアーテーパ形式の口金12に形成された係合部54と係合可能なネジ部55が設けられている。
【0031】
上記固定ネジ部材46の手元側内周には上記接続部材45の外径よりも若干大き目の内径を有する係合部56が形成されており、この係合部56は上記接続部材45にその軸周りに回動自在に嵌合されている。
【0032】
上記固定ネジ部材46のネジ部55と上記係合部56の間にはそのネジ部55の内径よりも大きな内径を有する固定部内空部57が形成され、その側壁部には固定部内空部57の内径と略同等の長さで、上記弾性部材49が挿入可能なスリット59が軸方向に垂直に開口されている。上記弾性部材49は係合部56と上記ストッパー部53の間に位置している。弾性部材49の外径は固定ネジ部材46のねじ部55の内径よりも大きい。
【0033】
また、係合部56には軸方向に貫通した穴61が少なくとも1つ設けられている。なお、穴61は丸穴でも接続部材45の軸回りに沿ったU字状の穴でもそれ以外の形状であっても良い。
【0034】
また、上記固定つまみ48の固定カバー47外周面は手元側に向ってその径が小さくなっていくようなテーパ形状に形成されている。
【0035】
上記シール部51は略円筒状の部材からなり、インサート成形などの方法で固定つまみ48に一体的に組み付けられ、固定ネジ部材46の先端から先端側部分が突き出すように設けられている。上記シール部51はアダプター13を内視鏡1の口金12に取り付けた状態で、少なくともルアーテーパ形式の口金12が突出している側の端面65に接する長さを有している。また、シール部51の先端部分の外径はルアーテーパ形式の口金12に位置する外装カバー7の部分の内径よりも小さく形成されている。
【0036】
そして、固定つまみ48のネジ部55と、内視鏡1側のルアーテーパ形式の口金12の係合部54を嵌合させた状態で、固定つまみ48を回転させていくと、固定つまみ48はルアーテーパ形式口金12の方へ引き込まれていき、係合部56とストッパー部53の間隔の幅は狭くなっていく。これによって、弾性部材49は軸方向に潰され、その反力により、係合部56を介して固定つまみ48が手元側へ、ストッパー部53を介してルアーテーパ部52が先端側へそれぞれ押圧される。
【0037】
次に、内視鏡1を使用する時の作用について説明する。前述のチャンネル開口部11の口金12に送水/処置具挿通用アダプター13を装着する。そして、図2で示すように、送水/処置具挿通用アダプター13から内視鏡1の処置具挿通用チャンネルに高周波凝固子形式の高周波処置具22を挿入する。高周波処置具22の先端は挿入部2の先端より前方へ突き出ている。
【0038】
高周波処置具22の給電用接続端子27と、内視鏡1の電気端子15に接続コード20を接続する。これによって、接続コード20を介して高周波処置具22の給電用接続端子27に内視鏡1に組み込まれた給電用電線16が電気的に接続される。
【0039】
ライトガイドケーブル5の光源コネクタ6を内視鏡用光源装置に接続し、ライトガイドケーブル5の延出先端部途中から分岐する電源ケーブル17の電源コネクタ18を内視鏡用高周波電源装置に接続する。
【0040】
高周波電源装置のスイッチをONにすると、アクティブ電流は、電源コネクタ18に入力され、さらに給電用電線16と接続コード20を介して、高周波処置具22の給電用接続端子27に入力される。
【0041】
上記送水/処置具挿通用アダプター13を装着した場合、その送水用口金36に図示しないシリンジなどの器具を装着して内視鏡1のチャンネルに送水等を行なうことができる。
【0042】
本実施形態では接続コード20を使って高周波処置具22の給電用接続端子27に接続する例を示したが、高周波処置具22の接続端子27を直接に内視鏡1の高周波電気端子15に接続する形式であってもよいことは言うまでもない。
【0043】
また、ライトガイドケーブル5の延出先端部途中からケーブルを二股に分岐して、分岐した一方のケーブル部の先端に光源コネクタ6を設け、他方のケーブル部の先端に電源コネクタ18を接続するようにしたが、光源コネクタ6に接続端子を設け、この接続端子に高周波電源装置に通じる電源ケーブルを接続するようにしてもよい。
【0044】
上記実施形態では内視鏡1のチャンネル開口部11の口金12に対して送水/処置具挿通用アダプター13を装着し、その送水/処置具挿通用アダプター13を通じて内視鏡1の処置具挿通用チャンネルに高周波処置具を挿通するようにしたが、内視鏡1の口金12に送水/処置具挿通用アダプター13を装着せずに内視鏡1のチャンネル開口部11に対して直接に高周波処置具を挿入するようにしてもよい。
【0045】
上記送水/処置具挿通用アダプター13は、上記固定つまみ48の係合部56と上記ストッパー53の間には弾性部材49が介在している構成であるため、固定つまみ48をルアーテーパ口金12の係合部54にねじ込んでいくと、ネジ部55とルアーテーパ口金12の係合部54およびルアーテーパ部52とルアーテーパ口金12同士の押圧力が働くため、アダプター13及びルアーテーパ口金12が共にステンレス等の、硬度が高く変形しにくい材料で形成されていても、内視鏡1に対してルアーテーパ部52及び固定つまみ48が不用意に回転せずに確実に固定することが可能となる。
【0046】
また、固定ネジ46の側面には固定部内空部57の内径と略同等の長さで、弾性部材49が挿入可能なスリット59が軸方向に垂直に設けられているため、ネジ部55の内径よりも大きな外径のばね座金等の弾性部材49、すなわち、より大きな弾性力を有する弾性部材49を固定部内空部57に挿入できる。その結果、ネジ部55とルアーテーパ口金12の係合部54およびルアーテーパ部52とルアーテーパ口金12同士の押圧力を大きくすることができるため、内視鏡1に対してルアーテーパ部52及び固定つまみ48が不用意に回転せずにアダプター13が確実に固定される。
【0047】
また、術者は固定つまみ48を図4で示すようにつまむが、上記固定つまみ48の外周面は手元側に向ってその径が小さくなっていくようなテーパ形状に形成されているので、術者にとっての固定つまみ48の操作性が向上する。
【0048】
また、係合部56には軸方向に貫通した少なくとも1つの穴61が設けられている。これによると、アダプター13を洗浄する際に洗浄液はネジ部55とルアーテーパ部52の隙間71から固定部内空部57に入り穴61から抜けていくので、洗浄液が通りやすく確実に洗浄可能である。
【0049】
また、シール部51の外径はルアーテーパ口金12の外装カバー66の内径よりも小さいので、アダプター13を内視鏡1に取り付ける際、シール部51の先端が外装カバー66の角72に接触して変形することがない。また、シール部51の先端が端面65に押しつけられても、外装カバー66の内面73に付勢され、大きく変形することがない。そのため、アダプター13の着脱を繰り返しても変形によるシール部51の切れなどを防ぐことができる。
本発明は上記の実施形態のものに限定されるものではない。また、内視鏡と併用される高周波処置具としては以下のようなものであってもよい。
【0050】
1.可撓性のシースと、このシースの管路内に挿通され、手元側においての進退操作が可能な導電性操作ワイヤと、この操作ワイヤの先端に取り付けられ上記シースの先端部において被切開組織を把持してその把持部を上記シースの先端に引き付ける進退自在なスネアワイヤと、上記操作ワイヤの後端に接続され上記操作ワイヤを押し引きしてスネアワイヤを作動する操作部と、この操作部に設けられた高周波電源接続用プラグと、このプラグから操作部の部材及び上記操作ワイヤを介して上記スネアワイヤに高周波を通電するための導電手段とを具備した高周波スネア。
【0051】
2.可撓性のシースと、このシース内に進退自在に挿通され挿通され、手元側においての進退操作が可能な導電性の操作ワイヤと、この操作ワイヤの先端に連結され上記シースの先端部において生体組織を掴み取るための一対の採取カップと、上記シースの後端に接続され上記操作ワイヤを押し引きして上記採取カップを開閉動作させる操作部と、この操作部に設けられた高周波電源接続用プラグと、このプラグから操作部の部材及び挿入部内の部材を介して上記鉗子カップに高周波を通電するための導電手段とを具備した内視鏡用高周波生検具。
【0052】
3.可撓性のシースと、このシースの管路内に進退自在に挿通された導電性操作ワイヤと、この操作ワイヤの先端に取り付けられたナイフワイヤと、上記操作ワイヤの後端に接続され上記操作ワイヤを押し引きして上記ナイフワイヤを上記シース先端部に対して突没動作させる操作部と、この操作部に設けられた高周波電源接続用プラグと、このプラグから操作部の部材及び上記操作ワイヤを介して上記ナイフワイヤに高周波を通電するための導電手段とを具備した内視鏡用高周波ナイフ。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように本発明によれば、通常はアクティブコードの大部分が内視鏡の構造物に組み込まれるため、アクティブコードが独立して術野に引き回されることがなく、高周波処置具の使用に際して術者の操作性を妨げない。このことで、不用意にケーブル類が足に引っかかる等のトラブルも減り、内視鏡を容易に使用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係る内視鏡の側面図。
【図2】上記内視鏡を使用する場合の形態の説明図。
【図3】上記内視鏡のチャンネル開口部に装着された送水/処置具挿通用アダプターの縦断面図。
【図4】上記送水/処置具挿通用アダプターの固定つまみを従者が摘んだ状態の説明図。
【符号の説明】
1…内視鏡、2…挿入部、3…操作部、
5…ライトガイドケーブル(照明光伝達用ケーブル)
6…光源コネクタ、11…チャンネル開口部、
12…口金、15…給電用電気端子(高周波電流端子)、
16…給電用電線、17…電源ケーブル、18…電源コネクタ、
20…接続コード、22…高周波処置具、27…給電用接続端子。

Claims (2)

  1. 体腔内の観察部位を挿入部の先端部から照明して観察すると共に、上記挿入部に内装され、この挿入部の先端と上記挿入部の基端に設けられた操作部においてそれぞれ開口するチャンネル内に挿通される高周波処置具によって体腔内部位を高周波電流で処置するようにした内視鏡において、
    上記操作部上に高周波処置具に高周波電流を給電するための電気端子を設ける共に、一端が高周波電源装置に接続される高周波電流供給用アクティブコードを上記操作部から延出される照明光伝達用ケーブルに配設し、上記高周波電流供給用アクティブコードの他端を上記電気端子に接続したことを特徴とする内視鏡。
  2. 請求項1において、照明光伝達用ケーブルの延出先端部を分岐し、片方のケーブル部に光源接続用コネクターを設け、他方のケーブル部に上記高周波電流供給用アクティブコードの他端を接続した高周波電源接続用コネクターを設けたことを特徴とする内視鏡。
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