JP4384065B2 - 電子装置 - Google Patents

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Description

本発明は、操作のためにボリュームやダイアル等の回転子を用いた電子装置に関するものである。
従来の電子装置は、図6に示すように、操作ダイアル101と、操作ダイアル101の奥側に設けられた基板103とを有している。そして、操作ダイアル101と基板103との間に操作ダイアル101の回転軸105が設けられており、この回転軸105を中心として操作ダイアル101が回転される(例えば特許文献1参照)。
また、従来の別の例では、電子装置が、モード設定のための回転操作が可能な環状の操作ダイアルを有している。そして、操作ダイアルの環状表面に液晶表示器が備えられている。このような構成により、ダイアルと液晶表示器を個別に配置する場合に比較して、配置スペースが削減されている(例えば特許文献2参照)。
特開2000−133086号公報 特開2002−40543号公報
しかしながら、従来の電子装置においては、操作ダイアルの回転軸が基板から操作者側に突出しているため、電子装置の操作パネルから操作ダイアルの部分が前面側(操作者側)に大きく突出してしまい、意匠上好ましくなかった。また、操作ダイアルの回転軸が操作者側を向いているため、操作ダイアルの中心部分にVFD(Vacuum Fluorescent Display)やLCD(Liquid Crystal Display)などの表示部品を配置することができないという問題があった。
本発明は、従来の問題を解決するためになされたもので、電子装置の操作パネル面からの操作ダイアルの突出量を低減でき、意匠性を向上することができる電子装置を提供することを目的とする。
本発明の電子装置は、操作ダイヤルと、前記操作ダイヤルに設けられた表示窓と、前記表示窓を通し情報を表示する表示部材と、前記表示部材を設けた基板と、前記表示部材とは反対側の前記基板面に設けた回転ボリュームと、前記回転ボリュームにボリュームツマミを設け前記回転ボリュームツマミに嵌合され前記操作ダイアルと連結された連結部材を有し、前記表示部材と前記ボリュームとは、奥行き方向に向かって重なる領域に設けられた構成を有している。
この構成により、操作ダイアルとボリュームが配置されている基板との距離を短くすることができ、電子装置の操作パネル面からの操作ダイアルの突出量を低減でき、意匠性を向上することができることとなる、操作ダイヤルの回転軸が操作者側にないため、操作ダイヤルの奥にLCDなどの表示部品を配置することができる、操作ダイアルの中心部分にVFDやLCDなどの部品を配置することができ、意匠性を向上することができることとなる。
本発明の電子装置は、操作ダイヤルと、前記操作ダイアルの側に設けた基板と、前記操作ダイアルとは反対側の前記基板面に設けられた回転ボリュームと、前記回転ボリュームにボリュームツマミを設け固体台座に対して回転自在に取り付けられ、前記操作ダイアルと連結された第1連結部材と、前記ボリュームツマミに嵌合され前記第1連結部材と係合した第2連結部材とを設けた構成を有している。
この構成により、操作ダイアルとボリュームが配置されている基板との距離を短くすることができ、電子装置の操作パネル面からの操作ダイアルの突出量を低減でき、意匠性を向上することができることとなり、操作ダイアルのガタつきを防止することができる。
また、本発明の電子装置は、前記操作ダイアルに設けられた表示窓と、前記表示窓を通し情報を表示する表示部材を有している。この構成により操作ダイヤルの回転軸が操作者側にないため、操作ダイヤルの奥にLCDなどの表示部品を配置することができる。
さらに、本発明の電子装置は、前記表示部材と前記ボリュームとが奥行き方向に向かって重なる領域に設けられた構成を有している。
この構成により、操作ダイアルの中心部分にVFDやLCDなどの部品を配置することができ、意匠性が向上することとなる。
さらに、本発明の電子装置は、前記第1連結部材と前記第2連結部材の係合部分にゴムブッシュを介在させている。前記第2連結部材の係合爪部が前記第1連結部材に設けられたゴムブッシュの穴に嵌ることで前記第2連結部材と前記第1連結部材が係合するように構成されている。
この構成により、ゴムブッシュが寸法誤差を吸収するので、操作ダイアルのガタつきを防止することができる。
本発明は、操作ダイアルを回転させてボリュームを操作する場合において、ボリュームツマミが操作ダイアルと反対側に向かって基板から突出するように操作ダイアルとボリュームとを配置することにより、電子装置の操作パネル面からの操作ダイアルの突出量を低減でき、意匠性を向上することができるという効果を有する電子装置を提供することができるものである。
以下、本発明の実施の形態の電子装置について、図面を用いて説明する。
本発明の実施の形態の電子装置を図1に示す。
図1において、電子装置1は、自動車の車室内に搭載されるオーディオや車室内の温度を調整するエアーコンディショナーなどである。電子装置1の外装として操作パネル3が設けられている。そして、この操作パネル3には、電子装置1の操作をするための操作ダイアル5や操作釦7が配置されている。使用者は、これら操作ボタン5や操作釦7を利用して、メディア挿入口9から挿入したメディアを再生したり、ラジオ放送を受信して聴取したり、エアーコンディショナーの温度調整などを行う。
図2は、本実施の形態の電子装置1における操作ダイアルユニット11の詳細を示している。そして、図2は、操作ダイアルユニット11の各部品を斜め後方から見た分解斜視図である。図2では、左上が電子装置1の前側であり、右下が奥側(後側)である。また、左上から右下に向かう方向が、実際の電子装置1における奥行き方向である。
図2において、操作ダイアルユニット11は、使用者が操作を行うための操作ダイアル5を備えている。操作ダイアル5は、図1に示したように操作パネル面に設けられている。操作ダイアルユニット11には、操作ダイアル5から奥行き方向に向かって以下の部品が配置されている。すなわち、操作ダイアルユニット11は、情報を表示するVFDなどの表示部材15と、表示部材15に電気信号を与えるためのプリント基板17と、プリント基板17の表示部材15とは反対の面に設けられたボリューム19と、ボリューム19を回転させるためのボリュームツマミ21の先端に嵌合して操作ダイアル15の回転動作をボリューム19に伝達するための連結部材23とを備えている。連結部材23は分割構造を有している。
上記の操作ダイアルユニット11は、図3に示されるように、操作パネル3に設けられた取付穴25に取り付けられている。操作ダイアルユニット11は、さらに、ユニット取付板(ユニットシャーシ)27を備えている。ユニット取付板27は鉄板製である。プリント基板17に各種部品が取り付けられており、また、プリント基板17がユニット取付板27に固定されている。ユニット取付板27はねじ29で操作パネル3に固定されている。このようにして操作ダイアルユニット11が操作パネル3に取り付けられている。
操作ダイアル5は、使用者が操作するために操作パネル1から使用者側に向けて突出している。ただし、操作パネル3からの操作ダイアル5の突出量が大きくならないように、操作ダイアル5の外周部分にくぼみが設けられており、このくぼみに使用者の指が引っかけられる。これにより、突出量が小さくても良好な操作性が確保されている。
操作ダイアル5はリング状であり、そして、操作ダイアル5の中央に表示窓31が設けられている。表示窓31には、透光性の樹脂板が取り付けられている。表示部材15は、操作ダイアル5の奥側であって内部に設けられており、そして、表示窓31の後ろに配置されている。使用者は、表示窓31を通して、表示部材15の表示内容を視認する。
例えば、操作ダイアルユニット11がエアーコンディショナーの温度設定ダイアルであり、表示部材15がエアーコンディショナーの設定温度を表示する。そして、操作ダイアル5を時計方向に回すと、表示部材15に表示される設定温度が上がり、操作ダイアル5を反時計方向に回すと、表示部材15の設定温度が下がる。
表示部材15は、操作ダイアル5のほぼ中央に配置されている。表示部材15は、表示部材保持板33によってプリント基板17に固定されている。すなわち、表示部材15が表示部材保持板33に保持され、表示部材保持板33がプリント基板17に取り付けられている。表示部材保持板33は、操作パネル1と操作ダイアルユニット11の位置決めの機能も果たしている。また、表示部材保持板33には、プリント基板17上のLEDから操作パネル3への導光量を調整する遮光リング35がねじ37で取り付けられている。
ボリューム19は、セルフリターンタイプ(スプリングバックタイプ)のエンコーダである。ボリューム19には、ボリュームツマミ21が回転可能に設けられており、また、セルフリターン動作のためのばねが内蔵されている。ボリュームツマミ21はエンコーダの回転軸に相当する。トルクが作用していないとき、ボリュームツマミ21は所定の中立位置にある。そして、ばねの付勢力に打ち勝つトルクが作用すると、ボリュームツマミ21は回転する。トルクが解放されると、ばねの付勢力で、ボリュームツマミ21が中立位置に戻る。ボリューム19は、汎用タイプの部品でもよい。
本実施の形態では、ボリューム19が、プリント基板17の奥側の面に固定されており、すなわち、表示部材15とは反対の基板面に設けられている。そして、ボリュームツマミ21が、プリント基板17から奥側に向かって突出している。このようなボリューム19の配置により、操作ダイアル5とプリント基板17の間にボリュームツマミ19が介在しなくなっている。これにより、操作ダイアル5とプリント基板17の距離を短くし、操作ダイアル5の突出量を低減できている。
また、上記のボリューム19の奥側配置により、ボリューム19と表示部材15が位置的に干渉しないので、表示部材15の場所が、ボリューム19による制約を受けずにすむ。そこで、表示部材15が、ボリューム19と奥行き方向に向かって重なる領域に配置されている。具体的には、プリント基板17の表と裏で、表示部材15とボリューム19が両方共ダイアル中央に配置されている。表示部材15の中央配置により、表示部材15及び表示領域を拡大して、見易さを向上できる。したがって、意匠的にも機能的にも有利である。
次に、連結部材23の詳細構成を説明する。ここでは、連結部材23の分割構造について説明する。図4、図5(a)、図5(b)は、連結部材23の詳細構成を示している。図4は斜視図であり、図5(a)は、奥側から見た図であり、図5(b)は、線AAで切断した断面図である。
図4および図5において、連結部材23は、第1連結部材41および第2連結部材43からなる分割構造を有している。第1連結部材41が操作ダイアル5に連結され、第2連結部材43がボリュームツマミ21に嵌合され、そして、第1連結部材41と第2連結部材43が係合している。また、第1連結部材41は固定台座45に回転自在に取り付けられている。第1連結部材41、第2連結部材43および固定台座45は共に板金部品である。以下、これらの構成について詳細に説明する。
固定台座45は、プリント基板17に平行な台板51と、台板51の端部からプリント基板17に向かって延びる足53とで構成されている。足53がプリント基板17にかしめられて固定されている。これにより、台板51は、プリント基板17に平行な配置で固定されている。台板51の中央には、ボリュームツマミ21が通る貫通穴55が設けられている。
第1連結部材41は、可動部品であり、回転板57と、回転板57の両端からプリント基板17の方向へ延びる連結アーム59とで構成されている。回転板57は、固定台座45の台板51に重なるように配置されて、台板51に回転自在に取り付けられている。
より詳細には、回転板57の中央に、ボリュームツマミ21が通る貫通穴61が設けられている。そして、貫通穴61を取り囲むように、3つの円弧状の長穴63が設けられている。長穴63の円弧の中心は、ボリュームツマミ21の回転軸である。各長穴63を、台板51から突出するピン65が貫通している。そして、ピン65の頭部67が、長穴63の幅より大きくなっている。回転板57が回ると、ピン65が長穴63内を移動する。このような構成により、回転板57は、台板51と接触した状態で、台板51に対して摺動し、ボリュームツマミ21を中心として回転する。回転板57と台板51のガタつきがないように、ピン65の頭部67で回転板57の奥行き方向の動きが規制されている。
連結アーム59は、プリント基板17を貫通する円弧状の長穴69(図2)を通過して、プリント基板17の反対側(前側)まで延びている。一方、操作ダイアル5にも2本の連結アーム71が設けられている。連結アーム71は、プリント基板17の長穴69を通過して、プリント基板17の反対側(奥側)まで延びている。操作ダイアル5の連結アーム71は、第1連結部材41の連結アーム59と重なっている。そして、連結アーム71と連結アーム59はねじ73(図2)によって連結されている。ねじ73は、連結アーム71の穴に通されて、連結アーム59のねじ穴75に締め付けられている。ねじ73は、プリント基板17の奥側で両アームを連結している。しかし、ねじ73は、プリント基板17より前側にあってもよい。
本実施の形態では、セルフリターンタイプのボリューム19が設けられており、ダイアル可動範囲が限られている。プリント基板17の長穴69は、ダイアル可動範囲より少し広く設けられている。前述の台板51の長穴63も同様である。また、ユニット取付板27は、ダイアル可動範囲の両端にて第1連結部材41と突き当たる突当部77を備えている(図3)。突当部77は、ユニット取付板27を折り曲げることによって形成された壁面である。そして、突当部77にはゴム片79が貼り付けられている。第1連結部材41の回転板57が、ボリューム19のために設定された可動範囲の両端で、ゴム片79に突き当たる。
次に、第2連結部材43について説明する。第2連結部材43は、嵌合板81と、嵌合板81の両端から第1連結部材41の回転板57に向かって延びる係合足83とで構成されている。嵌合板81は、回転板57と平行であり、ボリュームツマミ21の回転軸に対しては垂直である。嵌合板81の中央には嵌合穴85が開いており、嵌合穴85にボリュームツマミ21の先端部が挿入され、嵌合されている。嵌合穴85の縁部がつまみ先端の平行な2面に係合しており、これにより、ボリュームツマミ21に対する第2連結部材43の角度位置が決められている。ボリュームツマミ21の先端の外周にはおねじがきられている。そして、ボリュームツマミ21にワッシャ87が嵌められ、ナット89が締め付けられて、第2連結部材43がボリュームツマミ21に固定されている。
係合足83は、第1連結部材41の回転板57の近傍まで達している。そして、係合足83の先端からは、係合爪91が突出している。一方、回転板57の穴93にゴムブッシュ95が嵌め込まれている。そして、ゴムブッシュ95の穴に係合爪91が嵌り込んでいる。このような構成により、第2連結部材43と第1連結部材41が係合している。そして、この係合により、第2連結部材43と第1連結部材41が時計方向および反時計方向に一緒になって回転する。
以上に連結部材23の分割構造を説明した。このような分割構造は、下記のように、操作ダイアル5のガタつきを抑える機能を果たしている。
本実施の形態は、ボリューム19をプリント基板17の奥側に配置して、ダイアル突出量を低減している。しかし、このような構成を適用したことに伴って、ボリュームツマミ21と操作ダイアル5の距離が遠くなっている。そのため、仮に単純に一つの長い部材でボリュームツマミ21と操作ダイアル5を連結したとすると、ボリュームツマミ21の小さなガタが、長い部材の揺動で拡大されてしまい、その結果、操作ダイアル5のガタつきが大きくなる。
そこで、本実施の形態では、連結部材23が第1連結部材41と第2連結部材43に分割されている。そして、第1連結部材41が、操作ダイアル5に連結されると共に、固定台座45に回転自在に取り付けられている。第2連結部材43は、ボリュームツマミ21に嵌合されると共に、第1連結部材41に係合されている。
したがって、ボリュームツマミ21のガタつきは、第2連結部材43には及んでも、操作ダイアル5までは伝達されない。操作ダイアル5のガタつきは、固定台座45と第1連結部材41のガタつきで決まることになる。固定台座45と第1連結部材41のガタつきは、上記の摺動構造に見られたように、小さく抑えることができる。このようにして、分割連結構造を設けたことにより、操作ダイアル5のガタつきを大幅に小さくすることができる。
また、本実施の形態では、第1連結部材41と第2連結部材43の係合部分にゴムブッシュ95が設けられている。このゴムブッシュ95が、下記のように、部品の寸法誤差を吸収し、操作ダイアル5のガタつきを抑えている。すなわち、プリント基板17、ボリューム19、第1連結部材41、第2連結部材43および固定台座45といった部品の寸法誤差(取付位置の誤差を含む)が集積されるので、第1連結部材41と第2連結部材43の係合部分にはどうしても位置ずれが生じる。位置ずれを許容するために係合部分に遊びをもたせることも考えられる。しかし、このような遊びは、操作ダイアル5を操作するときのガタつきの要因になる。そこで、本実施の形態では、ゴムブッシュ95を設けることで、寸法誤差を吸収している。そして、第1連結部材41と第2連結部材43を係合位置で密着させることができている。このことによっても、操作ダイアル5のガタつきを減らし、操作フィーリングを向上できる。
次に、本実施の形態に係る電子装置1の動作を説明する。ここでは、例として、操作ダイアルユニット11がエアーコンディショナーの温度設定ダイアルであり、表示部材15が設定温度を表示する。
操作ダイアル5が使用者によって回転されると、この回転動作が連結部材23によって、プリント基板17の反対側のボリュームツマミ21へと伝えられる。より詳細には、操作ダイアル5が回転すると、操作ダイアル5に連結された第1連結部材41が回転する。そして、第1連結部材41と係合している第2連結部材43も回転する。このとき、第1連結部材41のゴムブッシュ95により第2連結部材43の係合爪91が押される。さらに、第2連結部材43に嵌合しているボリュームツマミ21が回転する。
ボリュームツマミ21が所定の角度まで回転されると、ボリューム19が、操作検知信号をプリント基板17に送る。操作検知信号は、エアーコンディショナーのメイン基板に送られて処理され、そして、設定温度が変更される。変更された設定温度の情報がプリント基板17に指示される。そして、設定温度の情報がプリント基板17により、表示部材15に表示される。このようにして、操作ダイアル5の操作に従って、表示部材15の表示が変更される。
操作ダイアル5から使用者の手が離されると、ボリュームツマミ21に作用していたトルクが無くなる。そして、ボリューム19の内蔵ばねの付勢力で、ボリュームツマミ21が回転して、元の中立位置に戻る。ボリュームツマミ21が回転すると、ボリュームツマミ21に取り付けられた第2連結部材43が回転する。そして、第2連結部材43に押されて第1連結部材41が回転し、第1連結部材41と共に操作ダイアル5が回転する。こうして、ボリュームツマミ21が中立位置に戻ると、ボリュームツマミ21に連結された操作ダイアル5も中立位置に戻る。
以上に本実施の形態に係る電子装置1について説明した。本実施の形態によれば、プリント基板17の操作ダイアル5とは反対側の面にボリューム19を設け、ボリューム19のボリュームツマミ21に嵌合されると共に操作ダイアル5に連結された連結部材23を設けている。したがって、操作ダイアル5とプリント基板17との距離を短くすることができ、電子装置1の操作パネル3面からの操作ダイアル5の突出量を低減でき、意匠性を向上することができる。
また、本実施の形態によれば、操作ダイヤル5の回転軸が操作者側にないので、操作ダイヤル5の奥に表示部品を配置することができる。
また、本実施の形態によれば、表示部材15とボリューム19とを、奥行き方向に向かって重なる領域に配置することができる。したがって、操作ダイアル5の中心部分に表示部品を配置することができ、意匠性が向上する。
また、本実施の形態によれば、連結部材23に上述のような分割構造を設けたことにより、操作ダイアル5のガタつきを防止することができる。
また、本実施の形態によれば、分割構造における第1連結部材41と第2連結部材43との係合部分にゴムブッシュを介在させたことにより、操作ダイアル5のガタつきを防止することができる。
本実施の形態では、第2連結部材43の係合爪91が、前記第1連結部材41に設けられたゴムブッシュ95の穴に嵌っている。しかし、逆の構成が採用されてもよい。すなわち、第2連結部材43にゴムブッシュが設けられ、第1連結部材41に係合爪が設けられてもよい。
また、本実施の形態では、ボリューム19が、セルフリターンタイプのエンコーダであった。しかし、本発明はこのような種類のボリュームに限定されなくてよい。
その他、本発明は上述の実施の形態に限定されず、当業者が本発明の範囲内で上述の実施の形態を変形可能なことはもちろんである。
以上のように、本発明にかかる電子装置は、操作パネル面からの操作ダイアルの突出量を低減でき、意匠性を向上することができるという効果を有し、車載電子装置等として有用である。
本発明の実施の形態における電子装置の正面図 実施の形態における操作ダイアルユニットの分解斜視図 操作ダイアルユニットを操作パネルと共に示す図 連結部材の斜視図 (a)連結部材の正面図 (b)連結部材の断面図 従来の電子装置を示す図
符号の説明
1 電子装置
3 操作パネル
5 操作ダイアル
11 操作ダイアルユニット
15 表示部材
17 プリント基板
19 ボリューム
21 ボリュームツマミ
23 連結部材
31 表示窓
41 第1連結部材
43 第2連結部材
45 固定台座
59 連結アーム
61 連結アーム
91 係合爪
95 ゴムブッシュ

Claims (5)

  1. 操作ダイヤルと、前記操作ダイヤルに設けられた表示窓と、前記表示窓を通し情報を表示する表示部材と、前記表示部材を設けた基板と、前記表示部材とは反対側の前記基板面に設けた回転ボリュームと、前記回転ボリュームにボリュームツマミを設け、前記ボリュームツマミに嵌合され前記操作ダイアルと連結された連結部材を有し、前記表示部材と前記ボリュームとは、奥行き方向に向かって重なる領域に設けられている電子装置。
  2. 操作ダイヤルと、前記操作ダイアルの側に設けた基板と、前記操作ダイアルとは反対側の前記基板面に設けられた回転ボリュームと、前記回転ボリュームにボリュームツマミを設け、固体台座に対して回転自在に取り付けられ、前記操作ダイアルと連結された第1連結部材と、前記ボリュームツマミに嵌合され前記第1連結部材と係合した第2連結部材とを有している電子装置。
  3. 前記操作ダイアルに設けられた表示窓と、前記表示窓を通し情報を表示する表示部材を有している請求項に記載の電子装置。
  4. 前記表示部材と前記ボリュームとは、奥行き方向に向かって重なる領域に設けられている請求項に記載の電子装置。
  5. 前記第1連結部材と前記第2連結部材の係合部分にゴムブッシュを介在させている請求項2乃至4に記載の電子装置。
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