JP4381861B2 - 端末エミュレーションプログラム、記録媒体、負荷試験方法、負荷試験装置 - Google Patents

端末エミュレーションプログラム、記録媒体、負荷試験方法、負荷試験装置 Download PDF

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Description

本発明は、端末エミュレーション技術およびそれを用いたネットワーク装置の負荷試験技術等に適用して有効な技術に関する。
たとえば、WWW(World Wide Web)サーバ等のネットワーク装置に対して負荷試験を試みる場合、現実に多数のクライアント端末や操作要員を配置し、ブラウザを操作して同時に多数のHTTPリクエストを発生させるというのは、物的、人的資源や、コスト等の制約から現実的には不可能である。
このため、ネットワーク環境におけるサーバや端末等の負荷状態を計測する方法として、例えば特許文献1のような負荷テストツールが知られている。すなわち、特許文献1には、パーソナルコンピュータ等からなる1台の端末内に、各々がそれぞれ異なるMACアドレス(物理アドレス)とIPアドレス(通信先アドレス)を持つ複数の仮想端末を構成する機能を設け、個々の仮想端末のMACアドレスとIPアドレスを制御することにより、少ない試験端末で負荷テストを行う方法が開示されている。
しかしながら、ネットワーク上では、物理アドレスと通信先アドレスが同じ値の装置が重複して存在することができないため、通常使用されているネットワークで上記の負荷テストを行う場合に、ネットワークに接続されている全ての端末の物理アドレスおよび通信先アドレスと重ならないように設定しなければならず、そのための調査や設定作業が困難となることが懸念される。
また、物理アドレス及び通信先アドレスが重ならないようにするために、既存の他の端末を試験環境のネットワークからはずすことも考えられるが、実際の使用環境とは異なる環境下での試験となり、負荷テストの結果が現実の環境を反映したものではなくなり、信頼性が低下する。
また、一般的な方法として、1台の端末でSDI(Single Document Interface)画面を持ったブラウザを複数開き、あたかも複数の端末が使用しているのと同じ環境を作ることができるが、この場合、テスト端末のリソースの消費が激しく、1台で複数の仮想端末の環境を作るのは難しい。
一方、MDI(Multiple Document Interface)方式により複数のブラウザを1つの端末から開くことが可能であるが、それらは全て1つの戻り値等で管理されているため、例えば、2つの異なる画面から、次に同じ画面を開いた時に、2つの同じウィンドウが個別に生成されるべきところ、1つのウィンドウしか開かないため、たとえば、個々のブラウザにてサーバ側からのエラーメッセージ等を個別に受信して表示できない、等の問題がある。
特開2001−28586号公報
本発明の目的は、リソースの消費を増大させることなく、しかも、生成されるウィンドウ等の表示情報の独立性を損なうことなく、複数の仮想端末を実現することが可能な端末エミュレーション技術を提供することにある。
本発明の他の目的は、情報ネットワーク上におけるアドレスの重複調査等の煩雑な準備作業を必要とすることなく、少ない資源にて低コストに、現実の使用環境を反映した信頼性の高いネットワーク装置の負荷試験を行うことが可能な技術を提供することにある。
本発明の第1の観点は、ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上で動作する端末エミュレーションプログラムであって、第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能とを前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムを提供する。
本発明の第2の観点は、ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上で動作する端末エミュレーションプログラムであって、第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能と、を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体を提供する。
本発明の第3の観点は、ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上に複数の仮想端末を生成し、個々の前記仮想端末から情報ネットワークを経由して試験対象のネットワーク装置にアクセスすることで前記ネットワーク装置の負荷試験を行う負荷試験方法であって、第1ウィンドウ内の複数の前記仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能と、を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムを準備する工程と、前記端末エミュレーションプログラムを前記コンピュータに実行させ、複数の前記仮想端末から前記ネットワーク装置にアクセスして前記ネットワーク装置の負荷試験を行う工程と、を含む負荷試験方法を提供する。
本発明の第4の観点は、ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装され、情報ネットワークを介して試験対象のネットワーク装置に接続可能なコンピュータと、第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能、および前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムと、を含み、前記端末エミュレーションプログラムを前記コンピュータに実行させて複数の前記仮想端末から前記ネットワーク装置にアクセスして前記ネットワーク装置の負荷試験を行う負荷試験装置を提供する。
本発明は、たとえば、表示装置上に情報表示領域としてのウィンドウを表示するウィンドウ管理機能を備えたパーソナルコンピュータ用の商用オペレーティングシステム(OS)の環境下で実現することができる。ハードウェア環境に関しては商用OSの動作環境に準ずる。また、本発明では、パーソナルコンピュータ用の商用OSの一部に構成部品として組み込まれ、インターネット等の情報ネットワークへのアクセス機能を提供するブラウザ機能を用いることができる。
本発明の端末エミュレーションプログラムを用いた負荷試験方法および装置によるシミュレーション負荷測定対象としては、任意の構成のWWWサーバ、アプリケーションサーバ、ネットワークプリンタ等のあらゆるネットワーク装置を想定することができる。
図1は、端末1,端末2といった複数の端未上でユーザがブラウザを操作し、WWWサーバに対してリクエストを行う様子を表す。ブラウザには通常OSによって自動的にウィンドウ名が割り振られて管理される。図1中のA、Bがウィンドウ名を表す。
多数のリクエストを発行してWWWサーバに対して負荷をかけようと考えた場合、通常はこのような独立した端末を多数用意し、多数のユーザによってブラウザ操作が行われる必要があるが、こういった試験環境を用意するのは通常困難である。
そこで、図2のように実際には1台である端末の中に仮想的な端末を複数用意することで、多数の端末、多数のユーザによるリクエスト発行をシミュレーションする。この段階で仮想端末とはあくまで概念的なものであり実際のOSの仕組み上は存在しないので、別途プログラム上で実装する必要がある。仮想端末の仕組みの実現については後述する。
この機能の実現の為に二つの技術的課題が生じる。一つはリソース不足の技術的課題、もう一つはウィンドウ名管理の技術的課題である。本発明では、この二つの技術的課題を以下のようにして解決する。
まずリソース不足の技術的課題であるが、1台の端末内で一度に多数のブラウザを開こうとしても、実際にはシステムリソースの限界から開けるブラウザの数は通常少ない数に限られ、充分な数のブラウザを開くことは出来ない。
そこで、本発明では、図3のように、OS上で実行されるアプリケーションソフトのウィンドウの中に複数の文書ウィンドウを表示するMDI方式で当該アプリケーションソフトの実行環境を提供するMDIコンテナを第2機能として用意し、このMDIコンテナ内の子ウィンドウとして複数のブラウザを開く。
MDIコンテナ内では複数のブラウザの共通部分のメモリ等のリソースが共有されるため、はるかに多くのブラウザを開くことが可能になる。これによりリソース不足の技術的課題は解決される。
次に二つ目のウィンドウ名管理の技術的課題を解決する為に、本発明では、同一端末内での仮想端末管理の仕組みを第2機能として提供する。つまり、図3中にはAとBがそれぞれ2枚ずつ開いているが、このような同名のブラウザウィンドウは通常OSレベルでは区別されることはない。
つまり図3中の仮想端末71のAと仮想端末72のAはOSによって区別されずに同一のものと見なされるので、図3の通りに同名のブラウザを複数同時に開くことは出来ない。
まず、仮想端末の実現の為にはウィンドウ名の管理をOSから切り離してプログラム上で独自に行う必要がある。通常はユーザ入力によってAという名前のブラウザが開かれる場合、OSの一意な名前管理テーブルにAというウィンドウ名で登録されてから開かれる。
そこで、ウィンドウの生成に際して、OSのウィンドウ処理をキャンセルさせ、第2機能がプログラム上から仮想端末毎に管理された独自の名前管理テーブルにAという名前でウィンドウ名を登録した上でブラウザを開く。このAという名前はOSの名前管理テーブルには登録されないので、OSは知ることが出来ない。このようにしてウィンドウ名の管理をOSから切り離す。
すなわち、第2機能では、OSによるウィンドウ管理とは独立に、ウィンドウを新たに開く度に、その親とのリンク関係を記憶しておき、ウィンドウの遷移を明確にすることにより、全ての開かれたウィンドウが親子の関係を保つ処理を行う。
仮想端末72からのユーザ入力によって同じAという名前のブラウザが開かれる場合も同様に、仮想端末毎に管理された独自の名前管理テーブルに登録した上でブラウザを開く。名前の重複ができないのはあくまでOSの名前管理テーブル内のみなので、OSの名前管理テーブルに登録しなければ上述の図3のように名前の重複したウィンドウが存在できる。
上述のように、本発明では、第2機能により、OSのウィンドウに関する名前管理機能を奪い、独自に管理し制御することで、MDIコンテナ内の複数のウィンドウとして個別に起動される複数のブラウザ間において、同一名のウィンドウの生成および共存を可能とすることで、第1機能であるMDIコンテナ内に複数の全く独立な仮想端末を実現可能となる。
このように本発明では、複数の仮想端末から複数のブラウザを独立に立ち上げることが可能になるとともに、個々の仮想端末内の各ブラウザにて、実際にウィンドウが遷移されている状態を表示しながらの負荷テストが可能となり、たとえば、エラーメッセージ等の情報も、各ブラウザ毎に個別に表示させて閲覧できるようになり、実際に多数の端末からWWWサーバ等にアクセスした状況を再現した負荷テストが可能になる。
本発明によれば、リソースの消費を増大させることなく、しかも、生成されるウィンドウ等の表示情報の独立性を損なうことなく、複数の仮想端末を実現することが可能となる。
本発明によれば、情報ネットワーク上におけるアドレスの重複調査等の煩雑な準備作業を必要とすることなく、少ない資源にて低コストに、現実の使用環境を反映した信頼性の高いネットワーク装置の負荷試験を行うことが可能となる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図4は、本発明の一実施の形態である端末エミュレーションプログラムを用いた負荷試験方法を実施する負荷試験実行クライアント環境におけるソフトウェア構成の一例を示す概念図であり、図5は、負荷試験実行クライアント環境のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図5に例示されるように、本実施の形態の負荷試験実行クライアント環境10は、マイクロプロセッサ11と、このマイクロプロセッサ11を制御するためのプログラムやデータ等が格納される主記憶12を備え、これらは、バス17を介して、外部記憶装置13、ディスプレイ14、キーボードやマウスポインタ等の入力インタフェース15、ネットワークインタフェース16、可搬媒体ドライブ19等の各構成要素に接続されている。このような構成の負荷試験実行クライアント環境10は、たとえばパーソナルコンピュータやワークステーション等の情報処理装置を用いて実現することができる。
主記憶12には、商用OS等で構成され、インターネットアクセス機能41を含むオペレーティングシステム40と、このオペレーティングシステム40の上で動作するプログラム群からなる負荷試験システム20が実装されており、これらのソフトウェアは、外部記憶装置13に持久的に格納され、必要に応じて主記憶12に読み込まれて実行される。
オペレーティングシステム40は、ディスプレイ14上に情報の表示領域であるウィンドウを生成し、このウィンドウ内に情報を表示するウィンドウ管理機能40aを備えており、各ウィンドウは、当該ウィンドウに付与されたウィンドウ名で区別され、このウィンドウ名は、名前テーブル40bで管理される。
可搬媒体ドライブ19は、CD−ROM、フレキシブルディスク、DVD、半導体メモリ等の可搬性の記録媒体18に対する情報の記録/再生動作が可能になっている。
そして、本実施の形態の負荷試験システム20を構成するソフトウェアは、必要に応じて上述の記録媒体18に格納されて流通し、この記録媒体18を可搬媒体ドライブ19に装填して負荷試験システム20を読み出し、外部記憶装置13に転送して実装することができる。
また、本実施の形態の負荷試験システム20等のソフトウェアは、ネットワークインタフェース16、情報ネットワーク60を介して外部のサーバ装置等から外部記憶装置13に実装することも可能である。
負荷試験実行クライアント環境10は、ネットワークインタフェース16から、インターネット等の情報ネットワーク60を介して測定対象サーバ環境50(ネットワーク装置)に接続されている。
本実施の形態では、図4に例示されるように、負荷試験システム20は、MDIコンテナ22(第1機能)およびウィンドウ制御プログラム23(第2機能)等で構成され、外部の測定対象サーバ環境50における負荷試験を行うための複数の仮想端末を生成するシミュレータ21を備えている。
MDIコンテナ22は、その内部で起動される一つのアプリケーションプログラムのウィンドウの中に、当該アプリケーションプログラムがアクセスする文書ファイル等の各々の単位情報資源に対応した複数の文書ウィンドウを表示することが可能な実行環境を提供する。
すなわち、MDIコンテナ22は、アプリケーションプログラムの起動要求に際して、当該アプリケーションプログラムがすでに起動済か否かを判別し、起動済の場合には、当該起動要求の契機となったファイル等の情報資源の表示のためのウィンドウと当該ウィンドウに随伴するウィンドウ制御プログラム23を生成するとともに、当該ウィンドウ等を起動済のアプリケーションプログラムに共有させる制御を行う。
これにより、MDIコンテナ22内で後述のように生成される複数の仮想端末の各々にて複数のWEBブラウザ41a等のアプリケーションプログラムを起動する場合、WEBブラウザ41aの実体は一つであり、アクセス対象のホームページや文書ファイル等の各々の単位情報資源に対応してウィンドウが生成される。従って、WEBブラウザ41aの本体が主記憶12にて占有するメモリ領域は、ほぼ一つのWEBブラウザ41aの起動に要する容量と、複数の文書ウィンドウの管理に必要な容量の和で済む。この容量の和は、複数の文書ファイル毎にWEBブラウザ41aを個別に起動する場合に比較してはるかに小さい値となる。
ウィンドウ制御プログラム23は、MDIコンテナ22におけるウィンドウの生成処理をオペレーティングシステム40のウィンドウ管理機能40aとは独立に行う機能を備えており、ウィンドウ管理等のための情報がテーブルとして格納されるウィンドウプロパティ30にアクセスして、オペレーティングシステム40のウィンドウ管理機能40aとは独立に、MDIコンテナ22内において生成されるウィンドウを管理する機能を備えている。
すなわち、ウィンドウ制御プログラム23は、MDIコンテナ22内で生成される個々のウィンドウ毎に随伴して生成され、後述のウィンドウ生成処理200やナビゲート前処理300等の処理を実行することでMDIコンテナ22内におけるウィンドウの管理を行う。
図6に例示されるように、ウィンドウプロパティ30は、一例として、MDIコンテナ22内の個々のウィンドウ毎に以下のように情報を対応付けて格納されている。
すなわち、ウィンドウプロパティ30には、当該ウィンドウが、MDIコンテナ22に生成される複数の仮想端末のいずれに属するかを識別するための仮想端末管理番号31と、個々の仮想端末内で当該ウィンドウを管理するための仮想端末内ウィンドウ管理番号32と、オペレーティングシステム40とは独立にウィンドウを管理するために当該ウィンドウの名前が記録される内部管理用ウィンドウ名33と、当該ウィンドウが既存のどのウィンドウから開かれたかを示す内部管理用親ウィンドウポインタ34、の各情報が対応つけてテーブルとして格納されている。なお、各情報の属性は一例として図6の右側に示す通りである。
また、負荷試験システム20には、シミュレータ21による負荷試験を支援するための、トレーサ24、エディタ25、アナライザ26等のユーティリティーツールを必要に応じて備えることができる。
トレーサ24は、たとえば、オペレーティングシステム40のインターネットアクセス機能41が提供するWEBブラウザ41aによる測定対象サーバ環境50への実際のアクセスにおけるユーザ80の操作状況を操作ログ24aに記録する機能を備えている。
エディタ25は、操作ログ24aを編集して編集済操作ログ24bを得るために用いられる。この編集済操作ログ24bは、必要に応じてシミュレータ21にて読み込まれ、後述のような複数の仮想端末内で起動されたWEBブラウザ41aによる測定対象サーバ環境50への並行したアクセス状況の再現に用いられる。
アナライザ26は、シミュレータ21から出力される性能データ26a等の負荷試験結果を解析して、可視化してユーザ80に提示する機能を備えている。
一方、図4に例示されるように、負荷試験実行クライアント環境10による負荷試験の対象となる測定対象サーバ環境50は、WWWサーバ51と、データベースサーバ53と連携してデータベース54へのアクセスを行うデータベースサービス等を提供するアプリケーションサーバ52と、データベースサーバ53にてアクセスされるデータベース54等で構成されている。そして、インターネット等の情報ネットワーク60を介して負荷試験実行クライアント環境10に接続されている。
以下、本実施の形態の動作の一例について説明する。図7および図8は、本実施の形態の負荷試験システムの工程全体の一例を示すフローチャートであり、図9、図10および図11は、MDIコンテナ22およびウィンドウ制御プログラム23によるウィンドウ生成処理の一例を示すフローチャートである。
図7および図8に例示されるように、まず、トレーサ24にて測定対象サーバ環境50に実際にアクセスし、その時のユーザ80の操作による画面遷移情報、フォームの入力内容、ボタン動作等の操作履歴を自動的に操作ログ24aに記録する(ステップ101)。
この際に、必要に応じて(ステップ103)、エディタ25を用いて操作ログ24aの編集やバリエーション展開等も行うことができる。すなわち、仮想端末(ユーザ)単位でシミュレーションデータにバリエーションをもたせることができる。たとえば、仮想ユーザ(仮想端末)単位に、個別のIDやパスワードの入力データを設定することができる(ステップ104)。
その後、負荷シミュレーションの実行条件(たとえば、操作ログ名、仮想ユーザ(仮想端末)数、実行回数、思考時間、同期処理など)を設定し(ステップ105)、この実行条件に応じて、図3に例示されるように、MDIコンテナ22内に複数の仮想端末71、仮想端末72用の複数の端末ウィンドウ71a、端末ウィンドウ72a(第1ウィンドウ)を生成し、各仮想端末に仮想ユーザを割り当ててWEBブラウザ41aを起動して、測定対象サーバ環境50内のWWWサーバ51やアプリケーションサーバ52に一斉にアクセスして処理負荷をかける(ステップ106)。
この複数の仮想端末の生成に際して、MDIコンテナ22では、個々の仮想端末71や仮想端末72にて起動されるWEBブラウザ41aは、MDI方式で起動される。すなわち、MDIコンテナ22内では、複数のWEBブラウザ41aを起動しても、ブラウザ本体部分は一つで、アクセスするホームページや文書データ等の単位情報資源毎に、異なるウィンドウを生成するだけなので、共通のブラウザ本体部分の占有メモリ等の資源は起動された各WEBブラウザ41a間で共用されるため、仮想端末やブラウザの起動数を増やしても負荷試験システム20が実装される主記憶12のメモリ容量が不足することがない。
また、MDIコンテナ22内では、以下の図9、図10および図11のフローチャートのように、ウィンドウの生成管理は、ウィンドウ制御プログラム23にてオペレーティングシステム40のウィンドウ管理機能40aとは独立して行われるので、たとえば、WWWサーバ51等から返されるエラーメッセージ等を表示するウィンドウは、各WEBブラウザ41a間で同一であっても個別に生成され、各仮想端末毎に、完全に独立にWWWサーバ51との間で授受される情報の個別表示が可能になる。
これにより、図3のように、仮想端末71および仮想端末72の各々に、名前の同じウィンドウA、ウィンドウB(第2ウィンドウ)を個別に共存させて表示することができ、個々の仮想端末71および仮想端末72では、実際の端末で一つのWEBブラウザ41aを起動して測定対象サーバ環境50にアクセスした場合と全く同様のアクセス状況を再現できる。
すなわち、図9は、MDIコンテナ22およびウィンドウ制御プログラム23がオペレーティングシステム40とは独立にウィンドウを生成する処理を示している。なお、図9中のステップ番号は、後述の図10および図11に対応している。
仮想端末71から新しいウィンドウ「A」を開く要求がオペレーティングシステム40に発行されると、新しいウィンドウ「A」を開く命令が発生し、この命令をウィンドウ制御プログラム23が捕捉して、オペレーティングシステム40に当該命令のキャンセルを発行する(ステップ201)。そして、ウィンドウ制御プログラム23は、自分の管理下でMDIコンテナ22内にウィンドウ「A」を開く処理を実行する(ステップ202〜ステップ208)。
この状態で、仮想端末72から同じ名前のウィンドウ「A」を開く要求がオペレーティングシステム40に発行されると、オペレーティングシステム40は、ウィンドウ制御プログラム23が管理する先の仮想端末71内のウィンドウ「A」を知らないので、新しくウィンドウ「A」を開く命令を発生させ、ウィンドウ制御プログラム23はこの命令を捕捉して、当該ウィンドウ制御プログラム23の制御下で仮想端末72内にウィンドウ「A」を開く処理を行う(ステップ201〜ステップ208)。
このようなMDIコンテナ22およびウィンドウ制御プログラム23がオペレーティングシステム40とは独立にウィンドウを生成する処理を、図10および図11のフローチャートにて、より詳細に説明する。
すなわち、図10のフローチャートのウィンドウ生成処理200において、ウィンドウ管理機能40aに対するウィンドウ生成要求である“NewWindow”イベントが発生すると、ウィンドウ制御プログラム23は、この“NewWindow”イベントをキャンセルし、当該ウィンドウの生成先のウィンドウを指定するターゲットフレーム名の取得と正規化を行う(ステップ201)。
ウィンドウ制御プログラム23は、ターゲットフレームで指定されたウィンドウの名前が、随伴する自分自身のウィンドウ名と一致するか判別し(ステップ202)、一致しない場合には、仮想端末毎に管理された従属ウィンドウコレクション(仮想端末管理番号31が共通するウィンドウプロパティ30の集合)内を探索し(ステップ203)、指定されたウィンドウ名を持つウィンドウが既に存在するか判別し(ステップ204)、存在しない場合には、新規ウィンドウを生成し、そのウィンドウを持つMDIコンテナ22のウィンドウプロパティ30に、ウィンドウ名と生成元ウィンドウへの参照(内部管理用親ウィンドウポインタ34)をセットした後、生成したウィンドウに対してNavigateイベント(すなわち、ユニバーサル・リソース・ロケーター(URL: Uniform Resource Locator)によって識別されたリソースに、あるいはフル・パスによって識別されたファイルに遷移する要求)を発生させた後(ステップ205)、“BeforeNavigate2”イベント(異なるURLに遷移する場合に発生するイベント)を発生させる(ステップ208)。
一方、前記ステップ202で、指定された名前が一致した場合には、自分自身(自ウィンドウ)に対してNavigateイベントを発生させ(ステップ206)、“BeforeNavigate2”イベントを発生させる(ステップ208)。
また、前記ステップ204で、指定された名前を持つウィンドウがすでに存在している場合には、指定されたウィンドウにNavigateイベントを発生させ(ステップ207)、“BeforeNavigate2”イベントを発生させる(ステップ208)。
図11に例示される“BeforeNavigate2”イベントを処理するナビゲート前処理300では、まず、URLで指定されたドキュメントオブジェクトが存在しているか判別し(ステップ301)、存在している場合には、自分のウィンドウにウィンドウ名があるか判別し(ステップ302)、ない場合にはウィンドウプロパティ30から自分のウィンドウ名を取得しセットする(ステップ304)。
そして、MDIコンテナ22に生成元への参照(内部管理用親ウィンドウポインタ34)がセットされていながら、自分のウィンドウに親(window.opener)が無いか判別し(ステップ303)、無い場合には、MDIコンテナ22から参照元を取得して自分の親(window.opener)を内部管理用親ウィンドウポインタ34にセットする(ステップ305)。このステップ305の処理は、ウィンドウの親子の従属関係をオペレーティングシステム40とは独立に、ウィンドウ制御プログラム23が管理するために行われる。
これにより、図3のようにMDIコンテナ(22)に対応するウィンドウと、ウィンドウAとウィンドウBとが、順次親子関係となり、さらに仮想端末71,72内に同じ名前のウィンドウA及びウィンドウBが表示される。
以上のようにして、シミュレータ21のMDIコンテナ22に生成された複数の仮想端末71や仮想端末72を利用したステップ106の測定対象サーバ環境50の負荷試験の後、シミュレータ21にて試験中に記録された性能データ26aをアナライザ26にて解析して、たとえば、単位時間当たりのトランザクションの処理数を示すスループット等の情報を表やグラフにしてディスプレイ14に表示して、ユーザ80による測定対象サーバ環境50の性能評価作業等に供する(ステップ107)。
以上説明したように、本実施の形態によれば、MDI方式によるアプリケーションプログラムの実行環境を提供するMDIコンテナ22上に複数の仮想端末を生成し、各仮想端末内でブラウザを立ち上げることで、主記憶12のメモリ容量等の資源を浪費することなく、多数の仮想端末を生成することができる。
さらに、オペレーティングシステム40によるウィンドウ管理とは独立に、ウィンドウ制御プログラム23およびウィンドウプロパティ30にてMDIコンテナ22内における各アプリケーションプログラムのウィンドウ生成を管理するので、オペレーティングシステム40の管理レベルではウィンドウ名が重複して共存できないウィンドウであっても、MDIコンテナ22の内部においては独立に表示でき、MDIコンテナ22内の仮想端末にて、より実際の端末に近い端末エミュレーションを実現することができる。
この結果、MDIコンテナ22内に複数の仮想端末を生成し、個々の仮想端末内でブラウザを起動して測定対象サーバ環境50のWWWサーバ51等にアクセスして当該WWWサーバ51の負荷試験を行う場合に、実際のブラウザの操作状態により近いエミュレーションにて、負荷試験を行うことが可能になり、負荷試験の信頼性が高くなる。
また、個々の仮想端末では、共通のネットワークインタフェース16を介して、情報ネットワーク60に接続されるので、情報ネットワーク60上におけるMACアドレス等のアドレスの重複調査等の煩雑な準備作業を必要とすることなく、少ない資源にて低コストに、現実の使用環境を反映した信頼性の高い測定対象サーバ環境50等のネットワーク装置の負荷試験を行うことが可能となる。
(付記1)
ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上で動作する端末エミュレーションプログラムであって、
第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、
前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能とを前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラム。
(付記2)
ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上で動作する端末エミュレーションプログラムであって、第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能と、を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
(付記3)
ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上に複数の仮想端末を生成し、個々の前記仮想端末から情報ネットワークを経由して試験対象のネットワーク装置にアクセスすることで前記ネットワーク装置の負荷試験を行う負荷試験方法であって、
第1ウィンドウ内の複数の前記仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能と、を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムを準備する工程と、
前記端末エミュレーションプログラムを前記コンピュータに実行させ、複数の前記仮想端末から前記ネットワーク装置にアクセスして前記ネットワーク装置の負荷試験を行う工程と、
を含むことを特徴とする負荷試験方法。
(付記4)
試験に先立って、実際の物理端末による前記ネットワーク装置へのアクセス履歴情報を収集し、前記アクセス履歴情報を用いて複数の前記仮想端末による前記ネットワーク装置へのアクセスを行うことで、当該ネットワーク装置の負荷試験を行うことを特徴とする付記3記載の負荷試験方法。
(付記5)
前記ネットワーク装置に対する実際の端末からのアクセス経過を記録した操作ログを採取し、前記操作ログに基づいて複数の前記仮想端末の各々からの前記ネットワーク装置へのアクセスを制御して前記負荷試験を行うことを特徴とする付記3記載の負荷試験方法。
(付記6)
ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装され、情報ネットワークを介して試験対象のネットワーク装置に接続可能なコンピュータと、
第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能、および前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムと、を含み、
前記端末エミュレーションプログラムを前記コンピュータに実行させて複数の前記仮想端末から前記ネットワーク装置にアクセスして前記ネットワーク装置の負荷試験を行うことを特徴とする負荷試験装置。
(付記7)
ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上で動作する端末エミュレーションプログラムであって、
第1ウィンドウ内の複数の仮想コンピュータにおけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、
前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能とを前記コンピュータに実現させるプログラム。
複数の個別の端未上でユーザがブラウザを操作してWWWサーバに対してリクエストを行う様子を表す概念図である。 1台の端末の中に仮想的な端末を複数用意することで、多数の端末、多数のユーザによるリクエスト発行をシミュレーションする場合の概念図である。 本発明の一実施の形態である端末エミュレーションプログラムによる仮想の生成およびウィンドウ管理の状態を例示する概念図である。 本発明の一実施の形態である端末エミュレーションプログラムを用いた負荷試験方法を実施する負荷試験実行クライアント環境におけるソフトウェア構成の一例を示す概念図である。 負荷試験実行クライアント環境のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 本発明の一実施の形態である端末エミュレーションプログラムにて用いられるウィンドウ管理情報の一例を示す概念図である。 本発明の一実施の形態である負荷試験システムの工程全体の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である負荷試験システムの工程全体の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である端末エミュレーションプログラムによるウィンドウ生成処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である端末エミュレーションプログラムによるウィンドウ生成処理の一例を示すフローチャートである。 本発明の一実施の形態である端末エミュレーションプログラムによるウィンドウ生成処理の一例を示すフローチャートである。
符号の説明
10 負荷試験実行クライアント環境
11 マイクロプロセッサ
12 主記憶
13 外部記憶装置
14 ディスプレイ
15 入力インタフェース
16 ネットワークインタフェース
17 バス
18 記録媒体
19 可搬媒体ドライブ
20 負荷試験システム
21 シミュレータ
22 MDIコンテナ
23 ウィンドウ制御プログラム
24 トレーサ
24a 操作ログ
24b 編集済操作ログ
25 エディタ
26 アナライザ
26a 性能データ
30 ウィンドウプロパティ
31 仮想端末管理番号
32 仮想端末内ウィンドウ管理番号
33 内部管理用ウィンドウ名
34 内部管理用親ウィンドウポインタ
40 オペレーティングシステム
40a ウィンドウ管理機能
40b 名前テーブル
41 インターネットアクセス機能
41a WEBブラウザ
50 測定対象サーバ環境
51 WWWサーバ
52 アプリケーションサーバ
53 データベースサーバ
54 データベース
60 情報ネットワーク
71 仮想端末
71a 端末ウィンドウ
72 仮想端末
72a 端末ウィンドウ
80 ユーザ
A,B ウィンドウ

Claims (5)

  1. ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上で動作する端末エミュレーションプログラムであって、
    第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、
    前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能とを前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラム。
  2. ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上で動作する端末エミュレーションプログラムであって、第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能と、を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムが格納されたコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  3. ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装されたコンピュータ上に複数の仮想端末を生成し、個々の前記仮想端末から情報ネットワークを経由して試験対象のネットワーク装置にアクセスすることで前記ネットワーク装置の負荷試験を行う負荷試験方法であって、
    第1ウィンドウ内の複数の前記仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能と、前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能と、を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムを準備する工程と、
    前記端末エミュレーションプログラムを前記コンピュータに実行させ、複数の前記仮想端末から前記ネットワーク装置にアクセスして前記ネットワーク装置の負荷試験を行う工程と、
    を含むことを特徴とする負荷試験方法。
  4. 前記ネットワーク装置に対する実際の端末からのアクセス経過を記録した操作ログを採取し、前記操作ログに基づいて複数の前記仮想端末の各々からの前記ネットワーク装置へのアクセスを制御して前記負荷試験を行うことを特徴とする請求項3記載の負荷試験方法。
  5. ウィンドウ管理機能を備えたオペレーティングシステムが実装され、情報ネットワークを介して試験対象のネットワーク装置に接続可能なコンピュータと、
    第1ウィンドウ内の複数の仮想端末におけるアプリケーションのMDI方式による実行環境を提供する第1機能、および前記第1ウィンドウ内に生成される第2ウィンドウを、前記オペレーティングシステムとは独立に管理することで、前記第1ウィンドウ内において前記ウィンドウ管理機能では区別できない複数の前記第2ウィンドウの生成を可能にする第2機能を前記コンピュータに実現させる端末エミュレーションプログラムと、を含み、
    前記端末エミュレーションプログラムを前記コンピュータに実行させて複数の前記仮想端末から前記ネットワーク装置にアクセスして前記ネットワーク装置の負荷試験を行うことを特徴とする負荷試験装置。
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