JP4378453B2 - 万華鏡を利用した装飾照明装置 - Google Patents
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Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】
本発明は装飾照明装置並びに該装置に用いる模様変化の駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の模様又は色の変化がある装飾照明装置には、かさまたは反射板の回転を利用するもの、複数の色光源またはフィルターを利用するものなどがある。
【０００３】
また、万華鏡を利用した照明として、均一面光源を得るためのもの（例えば、特開平１１−５４４２６参照）などがある。
【０００４】
また従来から、特に鏡筒の短い万華鏡は、覗き穴近傍で結像する集光レンズを備えているものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の模様または色の変化のある装飾照明装置において、回転又は反射またはフィルターなどを利用する簡素な構成では、模様又は色の変化が乏しくなり、変化量を増やし装飾度を高めるには、コンピューターを利用するなど、複雑な構成が必要であった。
【０００６】
本発明は装飾照明装置に万華鏡を利用することで、より簡素な構成で、半無限的な模様又は色の変化がある装飾照明装置を得ることを目的としており、さらに該装置に用いられる容易な模様変位の駆動手段を提供し、刻々と模様又は色が変化する装飾度の高い装飾照明装置の実現を目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の装飾照明装置においては、光源と、磨りガラス又は光透過性部材からなるかさの間に、小片収容部を配した一端を前記光源に向け他端に集光レンズを連結した万華鏡を、前記集光レンズが前記小片の像と前記万華鏡内で多重に反射した前記小片の像を結像する面またはその近傍に前記かさが位置するように設置し、前記光源の熱による上昇気流を受けるフィンと鉛直上向きの回転軸を有する回動装置を設け、前記小片収容部を前記回動装置で駆動するようにしたものである。
【０００８】
前記の問題解決手段による作用は次の通りである。つまり、光源とかさの間にある万華鏡に連結された集光レンズが前記万華鏡内で多重に反射する像を、磨りガラス又は光透過性部材からなるかさ面に結像させるため、投影面だけでなく、投影裏面にも模様を映し装飾度を上げる。さらに、小片を変位する駆動手段に照明装置が発する熱による上昇気流を利用した回動装置を採用することで、かさの模様又は色が刻々と変化する装飾照明装置をより安易な構成で実現できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を用いて説明すると、図１と図２において光源１は台８上に設置され、外筒１１は、台８との間に光源１による上昇気流の気道を確保して外筒支持９とねじ１８で台８に固定され、はめ込み支持１０は外筒１１の上部に挿脱可能にはめ込み支持され万華鏡３と集光レンズ４を固定し、かさ５はかさ支持１２により外筒１１にねじ１９で固定され図３に示すように小片２の像が結像する位置又はその近傍の位置にあり、台８に固定された外筒支持９に鋭利な先端を持つ支持棒７を固定し、フィン６の形状を折り曲げ部１５を残し打ち抜き加工した金属板、特に好ましくは０．２ｍｍ厚のステンレス板、を筒状、特に好ましくは鉛直下向きに広がる錘状にし、折り曲げ部１５でフィン６を内側に曲げ、上部に、円状ガラス１３を爪１６で固定し、支持棒７の先端に、円状ガラス１３の下面中心に設けたくぼみ１４を合わせて載せ支持し、円状ガラス１３上に、小片収容部２２を載せ爪１７で固定し、光源１の発する熱による外筒１１内部の上昇気流をフィン６が受け、小片収容部２２が回転する。
【００１０】
また、図１と図２の実施例の小片収容部２２内に液体を満たし、小片それぞれの比重を適宜選択することで、各小片の変位状態に差をつけることも出来る。
【００１１】
また、本発明に使用する集光レンズ４は単レンズに限られず、複数枚のレンズによる光学系にすることもできる。
【００１２】
また、本発明に使用する万華鏡は、角錐状又は角柱状のガラス棒にすることも出来る。
【００１３】
【発明の効果】
本発明は上述したように構成されているので以下に記載するような効果を奏する。
【００１４】
光源とかさの間に万華鏡を配し、集光レンズでかさに模様を投影し、光源の熱を利用した、上昇気流による回動装置で小片の自動駆動手段を構成することにより、簡素な構成で、模様や色の変化が大きい装飾照明装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す装飾照明装置の部分断面図
【図２】小片の回動装置の実施例を示す分解図
【図３】同装飾照明装置の機能を説明する図
【符号の説明】
１光源
２小片
３万華鏡
４集光レンズ
５かさ
６フィン
２２小片収容部
【発明の属する技術分野】
本発明は装飾照明装置並びに該装置に用いる模様変化の駆動装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】
従来の模様又は色の変化がある装飾照明装置には、かさまたは反射板の回転を利用するもの、複数の色光源またはフィルターを利用するものなどがある。
【０００３】
また、万華鏡を利用した照明として、均一面光源を得るためのもの（例えば、特開平１１−５４４２６参照）などがある。
【０００４】
また従来から、特に鏡筒の短い万華鏡は、覗き穴近傍で結像する集光レンズを備えているものがある。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】
従来の模様または色の変化のある装飾照明装置において、回転又は反射またはフィルターなどを利用する簡素な構成では、模様又は色の変化が乏しくなり、変化量を増やし装飾度を高めるには、コンピューターを利用するなど、複雑な構成が必要であった。
【０００６】
本発明は装飾照明装置に万華鏡を利用することで、より簡素な構成で、半無限的な模様又は色の変化がある装飾照明装置を得ることを目的としており、さらに該装置に用いられる容易な模様変位の駆動手段を提供し、刻々と模様又は色が変化する装飾度の高い装飾照明装置の実現を目的としている。
【０００７】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために、本発明の装飾照明装置においては、光源と、磨りガラス又は光透過性部材からなるかさの間に、小片収容部を配した一端を前記光源に向け他端に集光レンズを連結した万華鏡を、前記集光レンズが前記小片の像と前記万華鏡内で多重に反射した前記小片の像を結像する面またはその近傍に前記かさが位置するように設置し、前記光源の熱による上昇気流を受けるフィンと鉛直上向きの回転軸を有する回動装置を設け、前記小片収容部を前記回動装置で駆動するようにしたものである。
【０００８】
前記の問題解決手段による作用は次の通りである。つまり、光源とかさの間にある万華鏡に連結された集光レンズが前記万華鏡内で多重に反射する像を、磨りガラス又は光透過性部材からなるかさ面に結像させるため、投影面だけでなく、投影裏面にも模様を映し装飾度を上げる。さらに、小片を変位する駆動手段に照明装置が発する熱による上昇気流を利用した回動装置を採用することで、かさの模様又は色が刻々と変化する装飾照明装置をより安易な構成で実現できる。
【０００９】
【発明の実施の形態】
本発明の実施の形態を図面を用いて説明すると、図１と図２において光源１は台８上に設置され、外筒１１は、台８との間に光源１による上昇気流の気道を確保して外筒支持９とねじ１８で台８に固定され、はめ込み支持１０は外筒１１の上部に挿脱可能にはめ込み支持され万華鏡３と集光レンズ４を固定し、かさ５はかさ支持１２により外筒１１にねじ１９で固定され図３に示すように小片２の像が結像する位置又はその近傍の位置にあり、台８に固定された外筒支持９に鋭利な先端を持つ支持棒７を固定し、フィン６の形状を折り曲げ部１５を残し打ち抜き加工した金属板、特に好ましくは０．２ｍｍ厚のステンレス板、を筒状、特に好ましくは鉛直下向きに広がる錘状にし、折り曲げ部１５でフィン６を内側に曲げ、上部に、円状ガラス１３を爪１６で固定し、支持棒７の先端に、円状ガラス１３の下面中心に設けたくぼみ１４を合わせて載せ支持し、円状ガラス１３上に、小片収容部２２を載せ爪１７で固定し、光源１の発する熱による外筒１１内部の上昇気流をフィン６が受け、小片収容部２２が回転する。
【００１０】
また、図１と図２の実施例の小片収容部２２内に液体を満たし、小片それぞれの比重を適宜選択することで、各小片の変位状態に差をつけることも出来る。
【００１１】
また、本発明に使用する集光レンズ４は単レンズに限られず、複数枚のレンズによる光学系にすることもできる。
【００１２】
また、本発明に使用する万華鏡は、角錐状又は角柱状のガラス棒にすることも出来る。
【００１３】
【発明の効果】
本発明は上述したように構成されているので以下に記載するような効果を奏する。
【００１４】
光源とかさの間に万華鏡を配し、集光レンズでかさに模様を投影し、光源の熱を利用した、上昇気流による回動装置で小片の自動駆動手段を構成することにより、簡素な構成で、模様や色の変化が大きい装飾照明装置が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明の実施形態を示す装飾照明装置の部分断面図
【図２】小片の回動装置の実施例を示す分解図
【図３】同装飾照明装置の機能を説明する図
【符号の説明】
１光源
２小片
３万華鏡
４集光レンズ
５かさ
６フィン
２２小片収容部
Claims (1)
- 光源と、磨りガラス又は光透過性部材からなるかさの間に、小片収容部を配した一端を前記光源に向け他端に集光レンズを連結した万華鏡を、前記集光レンズが前記小片の像と前記万華鏡内で多重に反射した前記小片の像を結像する面またはその近傍に前記かさが位置するように設置し、前記光源の熱による上昇気流を受けるフィンと鉛直上向きの回転軸を有する回動装置を設け、前記小片収容部を前記回動装置で駆動することを特徴とする装飾照明装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003192431A JP4378453B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | 万華鏡を利用した装飾照明装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2003192431A JP4378453B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | 万華鏡を利用した装飾照明装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2004363071A JP2004363071A (ja) | 2004-12-24 |
| JP4378453B2 true JP4378453B2 (ja) | 2009-12-09 |
Family
ID=34055555
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2003192431A Expired - Fee Related JP4378453B2 (ja) | 2003-06-03 | 2003-06-03 | 万華鏡を利用した装飾照明装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP4378453B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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| FR2883801B1 (fr) * | 2005-03-29 | 2007-05-11 | Henri Gilbert Hay | Dispositif generateur d'effets visuels en mouvement. |
| CN111486362B (zh) * | 2019-01-25 | 2022-03-11 | 联合通达国际有限公司 | 组合灯具 |
-
2003
- 2003-06-03 JP JP2003192431A patent/JP4378453B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JP2004363071A (ja) | 2004-12-24 |
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Legal Events
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