JP4378452B2 - ホログラム構成物 - Google Patents

ホログラム構成物 Download PDF

Info

Publication number
JP4378452B2
JP4378452B2 JP06600398A JP6600398A JP4378452B2 JP 4378452 B2 JP4378452 B2 JP 4378452B2 JP 06600398 A JP06600398 A JP 06600398A JP 6600398 A JP6600398 A JP 6600398A JP 4378452 B2 JP4378452 B2 JP 4378452B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hologram
light
transparent
heart
present
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP06600398A
Other languages
English (en)
Other versions
JPH11231764A (ja
Inventor
豊博 小林
Original Assignee
豊博 小林
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 豊博 小林 filed Critical 豊博 小林
Priority to JP06600398A priority Critical patent/JP4378452B2/ja
Publication of JPH11231764A publication Critical patent/JPH11231764A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4378452B2 publication Critical patent/JP4378452B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Viewfinders (AREA)
  • Indication In Cameras, And Counting Of Exposures (AREA)
  • Holo Graphy (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は透明型ホログラムシートや半反射半透明型ホログラムシートを通して、夜景を見たり、写真を撮ったりし、光の回折等により再生されるホログラム像や使う人の大きな顔と写真の友達等の小さな顔の合成像を見て楽しむのもに関する。
【0002】
【従来の技術】
従来の例として、特開平9−90665号発明の名称「OHPシート」にはOHPシートを識別するマークを再生できる透明型ホログラムを透明なOHPシートの一部端に構成し、回析光により再生されるそのマークはOHPシートに発表等の為に書かれた内容とは、焦点の光軸がずれて結像する事を利用し、OHPシートに書かれた発表内容を投射するスクリーンには見えず、光軸のずれた位置で画像センサーまたは、人の目視にて前記マークを確認出来る物が示されている。また、特開平6−258706号発明の名称「情報マーク表示装置」には、カメラのフアインダーの中で、レリーフホログラム方式で記録したレインボウホログラムがカメラ内の光源によって再生出来るホログラム画像を写真フイルムには写らない情報マークをとして、人の目に見せることが示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記従来の技術は、ホログラム像をスクリーンに見せない様にするものであったり、カメラのフアインダー内の光源でホログラム反射像のマークを写真フイルムには写さず人の目に見せる物であった。本発明は光源の物体光と人の目等画像を結像認識する物との間に回析光による再生画像の光軸を微小とし、前記マークや絵図柄を極微小で多量に配置した透明型ホログラムを配置し、積極的に前記物体光の近傍にレインボウホログラム画像を再生させ、写真フイルムに写したり、人の目等に物体光と一緒のすぐ近傍にハート形等マーク及び絵図柄を見せる様にした遊びごころ豊かなものを提供する事を目的とする。
【0004】
【問題を解決するための手段】
本発明は例えばレリーフホログラム方式で記録したハート形等マーク及び絵図柄を再生するレインボウホログラムを両側面透明なポリプロピレン等プラッチクを保護層としてフイルムまたは薄い板状にして透明型ホログラムシートとし、これをカメラフイルター、車のアクセサリー、結婚式の席札、カード、うちわ、写真ケース等に組み込み、透明型ホログラム構成物とするものである。また、前記透明な保護層のどちらか1層にマグネシュウム金属粉等を金属真空蒸着等させて半球面の曲率を持ったハーフミラー機能とした物を半反射、半透明なホログラムシートとして前記同様なホログラム構成物としたものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
実施の形態1。
図1(a)は本発明の実施の形態1のカメラフイルターの透明型ホログラム構成物を示す図である。本発明の構成物は例えばレリーフホログラム方式で記録したハート形等マーク及び絵図柄(以後単にマークと言う)を再生するレインボウホログラムを両側面透明なポリプロピレン等プラッチクを保護層としてフイルムまたは薄い板状にした物を透明型ホログラムシート1とし、カメラのレンズ前面を被うカバー2の切り抜き窓部枠に接着等しはめ込こまれている。前記窓部枠の上の折り線3と上の輪ゴム止め5、同じく下の折り線4と下の輪ゴム止め6を有し、カバー2と輪ゴム7と前記上下のゴム輪止めによりカメラをくるみ、カメラレンズの前に前記透明ホログラムシート1を配置して固定出来る様な構成に成っている。第2図(a)はホログラム画像がカメラの中のフイルムに映る状態を示す図である。また、第2図(b)は写された写真の例を示す図である。カメラのレンズ22の前に置かれた前記透明型ホログラムシート1の前方に人の顔21とロウソクの光原20があった時、人の顔とロウソク及びその光源の実像はまっすぐな光軸23を通り焦点24が合いフイルムにその像を結像させる。しかし、この時、ロウソクの光源20の光が透明型ホログラムを通る時、回析光が例えば前記ハート形等のマークのホログラムを再生し、前記光軸23とは微少にずれ角度を持った光軸25で、焦点もずれた位置26となりそこに回析光による再生されたホログラムの虹色のハートマーク28を再生結像する。よって、第2図(b)に示す写真27の例の様にロウソクの光源20の様な光点の近傍に例えば虹色のハート形等マーク28が写り、人の顔21の記念写真等に遊び心のある楽しい写真が取れる様になる。この様に第1図(a)に示すカメラフイルターの透明型ホログラム構成物は遊び心のある楽しい写真27が取れるものである。
【0006】
実施の形態2。
第1図(b)は本発明の実施の形態2と3のカメラフイルターの透明型ホログラム構成物を示す図である。第3図は本発明の実施の形態2及び3のカメラフイルター透明型ホログラム構成物の使用状態を示す図である。カメラ31のレンズ22の前に配置される透明型ホログラムシート1とカメラのファインダー32の前に配置される第2の透明型ホログラムシート8がカバー2の打ち抜かれた窓穴に一体でシート1、8の周囲枠を接着等で貼付けて構成する。本発明の使用方法を第3図により説明する。前記実施の形態1で示すとおり第2図(b)に示す様な例えばハート形マーク28が再生する写真がフイルム33に取れるが、本発明により同時にフアインダー32を通し、人の目34にも認識させられる。よて、写真を写す為にフアインダー32をのぞく人も現実には見えないホログラムのハートマーク28を例えば友達の人の顔21と一緒に認識でき、驚嘆を発し遊び心で楽しみながら写真を取ることが出来る。この時前記光原20は写真撮影背景の都市の夜景や、車のライト等点光源でも同じ効果が期待できる。
【0007】
実施の形態3。
カバー2に例えば下の折れ線4と下の輪ゴム止め6の中間に例えば3方を切り込み、他の1方を折れ線とした4角形の切り込み部9又は、突起部を持たせる。これにより、第3図に示す様に、前記切り込み部9の折込まれた先端が、カメラレンズのケース部突起高さ分の下駄をはかせ、つっかいになり、透明型ホログラムシート1、8を湾曲させることなく、カバー2を直平面に保ちつつ、輪ゴム7でカメラ31に被い固定出来る。前記切り込み部9はこのように非常に簡単なものであるから、また、これにより、本発明は輪ゴム7を除き、例えば平らな厚紙に2個所の窓を切り抜き、透明型ホログラムシート1、8を貼付け折れ線3、4、輪ゴム止め5、6、切り込み部9を抜き型等で押し当て打ち抜き加工等して簡単に低コストで製作できる。また、何より、厚紙と同じ厚さ(0.5から1.5ミリ程度)の平面な物として仕上げられるので、雑誌の差込み付録等に自由に使える利点がある。また、ハート形マークだけでなく、ダイヤや小判、コイン、エンジェル(天使)等の楽しいマークの透明型ホログラムシートで構成された本発明の構成物の複数を1枚の厚紙に製作し、雑誌紙面の大きさの付録とし、それぞれを使用する時は、切り取り線でそれぞれを本発明に分割して使い楽しんで貰うことも出来る。
また、前記切り込み部9を上の折線3と上の輪ゴム止め5の間に追加して設けても良い。
【0008】
実施の形態4。
第4図(a)は本発明の実施の形態4の透明型ホログラム構成物を示す図。第4図(b)はその断面を示す図である。ポリプロピレン等の透明なプラッチク板42にガラス等に吸着する吸盤43と例えば大きなハート形に切り抜かれた、小さな虹色のハート形等マークの再生する透明型ホログラムシート41を透明接着剤44により貼付けられて構成される。透明プラッチク版に書かれた表記「I LOVE YOU」が反転していることで分かる様に、第4図(a)は本発明の構成を分かりやすくするため裏から見た図と成っている。本発明の、構成物を車の助手席の窓ガラスに吸盤43で手軽に取り付け、走行中運転者以外の例えば助手席に座った人が夜、前方車の列の沢山のテールランプ等光源を透明型ホログラムシート41を通して見ると、その複数光点の近傍に例えば虹色のハート形のマークが多数点在し、大変ロマンチックな光景を認識でき、その気分を醸し出す効果が期待できる。
【0009】
実施の形態5。
第5図(a)は本発明の実施の形態5の席札の透明型ホログラム構成物を説明する図で、第5図(b)はその断面を示す図である。結婚式の披露宴等宴会では、出席者の着席場所を示す席札をテーブルに置くことがよくある。出席者の名前51が書かれた席札52の一部に例えばハート形に切り抜いた窓53をもうけ、そこに前記透明型ホログラムシート1を貼付けまたは、挟み込み構成する。第5図(b)では透明型ホログラムシート1が席札の表紙52と裏紙54に挟まれて構成されている事を示している。一般に結婚式では、キャンドルサービスとして、新郎新婦が宴席の各テーブルのロウソクに火を付けて回る習慣がある、この時、例えば披露宴の出席者が自分の席札を持って、ハート形の窓53からロウソクの火の光源を見ると、その周辺に小さな虹色の同じくハート形のマークのホログラムが再生され聴視者の目に映るので、覗く窓と同形で特別な意味をもち、大変愛くるしくキャンドルサービスを盛上げることが出来る。席札として名刺の形をしたカードでも本発明は構成できる。
【0010】
実施の形態6。
第6図(a)、(b)は本発明の実施の形態6、7を示す図である。うちわ61又はカード65にハート形に切り抜いた窓をもうけ、その窓に前記透明型ホログラムシート1を貼付けまたは挟み込み構成する。
【0011】
実施の形態7。
前記うちわやカードにキャラクターや人、動物等の顔62が描かれ、その目の位置にハート形に切り抜いた窓をもうけ、その窓に前記透明型ホログラムシート1を貼付けまたは挟み込み構成する。ここで、文章の表記63には例えば「のぞいてごらん、愛が見えるよ!」と表記される。本発明によれば、うちわ61または、カード65に描かれた前記の絵により、一見して本発明は人が前記ハート形の窓を覗いて使うことを示唆でき、また、ハートの形の窓から、光点を見るとハート形マークのホログラムが見えるのであるから、見る人納得させかつ楽しい気分に出来る。スペース64は、宣伝用の会社名を書いたりして、カード65の透明型ホログラム構成物は企業宣伝の景品等に便利である。
【0012】
実施の形態8
図7は実施の形態8のホログラム構成物の説明を示す。内部に光源とその光を導き、先端で発光する多数の光フアイバーによる光のオブジェ等多数の光点を発する手段71を有し、前面等に大きなハート形の切り抜いた窓72に前記小さなハート形のマークを回析光により再生する透明型ホログラムシート1をはめ込んで構成する。光のオブジェ等光点を発する手段71の後ろに例えば結婚式での新郎新婦の写真や好きなタレントの顔等の絵図写真73を入れる構造としている。この時複数の光フアイバーの先端でハート形を形取って配置するよう構成する。ホログラムの虹色の小さなハートマークを複数の光の点として大きなハート形に見える物が構成出来る。74は前記光点を発する手段71を入り切りするスイッチである。例えば、ハート型の窓から、同じく複数の小さなハート型のホログラム像が大きなハート形を形どり、好きなタレントの写真の前で光って見え楽しい写真ケースとなる。
【0013】
実施の形態9
第8図(a)(b)では実施の形態9のホログラム構成物を説明する。第8図(a)は今まで説明してきた回析光によりハート形等マーク、絵図柄を再生する透明型ホログラムシート1の構成を示す図でホログラム層81の両側をアクリル等透明プラッチク保護層82、83をもって構成されている。第8図(b)は本発明の実施の形態9を示す図で、例えば前記保護層の何れか1方の保護層にマグネシュム金属微粒粉を真空蒸着等して、半反射、半透明のいわゆるハーフミラー機能層84を有する様構成する。また、本発明は、前記透明型ホログラムシートとハーフミラー機能層を持つアクリル樹脂板とを別々に製作し後から、それらを透明な接着剤等で張り合わせる、または単に重ねあわせる等しても同じ機能を得ることができる。これにより、本ホログラム構成物の前後の光量加減により、反射光の多い側からは鏡として、また、透過光が多い側からは透明型ホログラムを再生認知できるシートとして両方の機能を合わせ持つたものを提供できる。
【0014】
実施の形態10
本発明の実施の形態1から8までの構成の1部である透明型ホログラムシート1に換えて上記実施の形態9の半反射、半透明なハーフミラー機能を持つホログラムシートを使い構成されるものである。本発明によれば、ハーフミラー機能を持つホログラムシートを境にして光の少ない暗いほうを見ると反射光が多くなり鏡になり、光の多い方を見ると透過光が多くなり透明に見え、光点があるとその周辺にハートマーク等あらかじめ書き込まれたホログラム情報を再生する性格がある。よって、実施の形態1から3では、被写体の人が前記ホログラムシート1の表面が鏡に見え、自分の姿を確認でき、ポーズをとることが出来る。カメラ側からは前方に光量が多くあるので透明に見え、夜景等を含め写真を取ることができる。実験によれば、このようにカメラのフイルターとして使う場合はハーフミラー機能層84の光透過率は50%程度の物がよい。また、実施の形態4から7では、前記ホログラムシートの前方と後方の光量の加減により、前方の夜景等光点によるハート形等マークのホログラム再生像と反射して映る見る人の自信の顔、目の瞳等が重なって見え、特に自分の瞳の中に映るハート等マークが大変ロマンチクに驚嘆をもって楽しむことができる。さらに実施の形態8では、本発明はスイッチ74を切ると内部に光源がなくなるので、ほぼ完全な鏡となり見る人自身の顔が映る。スイッチ74を入れると、光のオブジェ等光点を発する手段71の光の量により、透過光が多くなり例えば光点を発する手段71の光点の近傍に大変奇麗な虹色のハート形等マークが再現される楽しい写真ケースとなる。実験によればこのように場合に使うハーフミラー機能層84の光透過率は30%程度の物が反射と透過のバランスが良い。
【0015】
実施の形態11
第9図(a)では実施の形態11を示し、前記実施の形態9のホログラム構成物を曲率をもった半球状に加工したものを示す。これにより前記反射による鏡としては大変広角なホログラム構成物を得ることができる。また、第9図(b)実施の形態11の他の方法を示す図。ハーフミラー機能層84を持つアクリル樹脂板91のみを曲率を持った半球状に加工し、別途、前記透明型ホログラムシート1を透明な接着剤等で張り合わせる、または単に重ねあわせる等しても同じ機能を得るホログラム構成物を得ることができる。
【0016】
実施の形態12
本発明の実施の形態1から3および、6、7、8における透明型ホログラムシート1に換えて実施の形態11のホログラム構成物を使用する。これにより、実施の形態1から3では、被写体側から本発明の実施の形態11のホログラム構成物であるカメラフフイルターを見ると大変広角な鏡となり、被写体人物自身がフイルムに写るであろう背景の夜景等との配置、自分のポーズをカメラのレンズ真前にある本発明を鏡として確認できる。またカメラ側からは前方に光量が多くあるので透明に見え、かつ、前記発明の形態11で説明の曲率が写真機のレンズ22の曲率に対し比較的大きければ焦点ぼけを起こす事も無く、写真を取ることができる。また、本発明のフイルターのホログラム構成物とレンズ22は入射光に対し同軸に配置されるので、レンズと被写体の距離に関係なく被写体側から写るであろう写真の前記配置を確認できる特徴がある。第10図に実施の形態11の半球状の半透明なホログラム構成物101を付けた本発明のカメラフイルターの透視図を示す。また、実施の形態6、7、8においてはホログラムシートをのぞきこむ側の人の顔は小さくハーフミラー機能を有するホログラム構成物の半球状の面に反射して見え、の後方に置かれた例えば好きなタレント等の小さな写真の顔は透過して見える。これらの輪郭を合わせると、前記人の顔と合成された実在しない顔が浮かびあがる。例えば新婚の若い男女の顔が合成された顔の像は将来生まれて来るであろう赤ちゃんの顔に似ているはずなので、遊びごころ豊かなホログラム構成物を提供できる。
【0017】
実施の形態13、14、15
第11図で実施の形態13、14、15を説明する。例えば人の顔写真又は透明なフイルム描かれた絵図写真73を収納するケース118の前方に実施の形態11のホログラム構成物101を配置、ケース118の裏には光の取り入れ用に窓119を持つ。また、写真絵図73と実施の形態11のホログラム構成物101の間に光源111を有し、光量調整又は点滅するさせる機能例えば抵抗ボリュームや、マルチバイブレータ回路112を有し前記反射光113と透過光114の光量バランスを調整でき、見る人の顔116とタレント等顔の写真絵図73とが実施の形態11のホログラム構成物101の球面上で合成される顔の像をクッキリ明確にする機構を構成できる。また、これらは例えば、掌に乗る程度の大きさにして、前記光源の電源をボタン電池115等としペンダント、キーホルダー120等携帯可能なものに構成しいつでも身近に、前記タレント等の絵図写真73を取り替えて楽しめる様構成できる。
さらに、前記絵図写真73代わりに例えば透明な星座に関る絵図が描かれたフイルムを配置し、夜空をのぞくと、例えば星の光点が前記フイルムの絵図を通り、実施の形態11のホログラム構成物101の半球面上に再生されたホログラムと自分の顔が合成されて見える。上記絵図に例えば星占い等の意味を持たせると、神秘性に富んだホログラム構成物を提供できる。
さらにここで実施の形態11のホログラム構成物101を単に半透明なアクリル樹脂等で作ったレンズとしても、ホログラムは見えないが、やはり前記合成像を楽しめる遊具を提供できる。
【0018】
【発明の効果】
実施の形態1の効果
本発明によれば光点からの光の回折によりハート型等マークが再生される透明型ホログラムシートをカメラのレンズの前にフイルターとして使うのであるから、これを通して撮影した写真には、例えば夜景の光点の近傍に虹色のハートマークが再現されており、大変遊び心のある楽しい写真を得ることが出来る。
【0019】
実施の形態2の効果
さらに、カメラのレンズの前だけでなく、フアインダーの前にも前記透明型ホログラムシートを設けたので写真を映す人もフアインダーをとおして前記ハート形のホログラムを見て、楽しみがらカメラのシャッターを切る事ができる。
【0020】
実施の形態3の効果
実施の形態3はカバー2に付けた切り込み部9が、カメラのレンズ部の出っ張り分の高さを保持するので、透明型ホログラムシート1、8を直平面に保ことが出来る。
さらに、切り込み部9は折り込んで使用する前はカバー2と一体平面で0.5mmから1.5mmの厚さの物で十分であるから、大変安価に製作でき、例えば付録等として雑誌のページの中間に挟み込んででも販売できる等便利な効果がある。さらに、この発明はいわゆる簡易な使い捨てカメラ等に大変有効である。
【0021】
実施の形態4の効果
さらに実施の形態4は透明型ホログラムシートを車の窓に貼り付けれる様にしたので、例えば車の走行中運転者以外の例えば助手席に座った人が夜前方車の列の沢山のテールランプ等光源を透明型ホログラムシート41を通して見ると、その複数光点の近傍に例えば虹色のハート形のマークが多数点在し、大変ロマンチックな光景を認識でき、その気分を醸し出す効果が期待できる。
【0022】
実施の形態5の効果
さらに、実施の形態5によれば、結婚式等のキャンドルサービスで披露宴の出席者が自分名前の書かれた席札を持って、ハート形の窓53からロウソクの火の光源を見ると、その周辺に小さな虹色の同じくハート形のマークのホログラムが再生され聴視者の目に映るので、2重にハートマークを意識する結婚式にふさわしい特別な意味をもち、大変愛くるしくキャンドルサービスを盛上げることが出来る効果が期待出来る。
【0023】
実施の形態6、7の効果
本発明はうちわ等にハート形の窓を設け、そこから覗くと同じハートの形のホログラム像が見える。かつ、うちわ61または、カード65に描かれた絵62により、一見して本発明は人が前記ハート形の窓を覗いて使うことを示唆でき、また、ハートの形の窓から、光点を見るとハート形マークのホログラムが見えるのであるから、見る人納得させかつ楽しい気分にさせる効果がある。
【0024】
実施の形態8の効果
本発明の実施の形態8によれば、取り替え可能な記念写真や好きなタレントの写真の前等に置かれた光のオブジェの複数の光点のそれぞれが小さな虹色のハート形をしたマークで、それら自身がまた、大きな同形のハート形等を形成する大変インテリア性高いものが構成される。
実施の形態9の効果
本発明の実施の形態9によればハーフミラー機能を持つホログラムシートを境にして光の少ない暗いほうを見ると反射光が多くなり鏡になり、光の多い方を見ると透過光が多くなり透明に見えるホログラム構成物を提供でき。
【0025】
実施の形態10の効果
本発明の実施の形態10によれば被写体の人が前記実施の形態9のホログラム構成物によるカメラフイルターの表面が鏡に見え、自分の姿を確認でき、ポーズをとることが出来き、カメラ側からは前方に光量が多くあるので透明に見え、写真を取ることができたり、また、実施の形態4から7では、前記ホログラムシートの前方と後方の光量の加減により、前方の夜景等光点によるハート形等マークのホログラム再生像と反射して映る見る人の自身の顔、目の瞳等が重なって見え、特に自分の瞳の中に映るハート等マークが大変ロマンチクに驚嘆をもって楽しめる効果がある。
【0026】
実施の形態11の効果
本発明の実施の形態11によれば、反射光による鏡の機能としては大変広角なホログラム構成物を得ることができる。
【0027】
実施の形態12の効果
本発明の実施の形態12によれば、被写体側から本発明のホログラム構成物のカメラフフイルターを見ると大変広角な鏡となり、被写体人物自身や他の複数の人々自身がフイルムに写るであろう背景の夜景等との配置、自分達のポーズをレンズと被写体の距離に関係なくカメラのレンズ真前で確認しながら写真撮影できる効果がある。また、本発明の写真ケースではタレント等の顔写真と見る人自身の顔の合成像と前記ホログラム像を一緒に見ることができる遊びごころ豊かに楽しめる効果がある。
【0028】
実施の形態13、14、15の効果
実施の形態13では例えば星座の絵図73と夜空の星の光117とホログラム絵柄と見る人自身顔116の合成像を楽しめる。絵図、絵柄に星占い等の意味を持たせ楽しい遊びこころ豊かになる効果がある。実施の形態14では例えば73をタレント等の顔写真とした時、73と見る人の顔116、及びホログラム絵柄の合成像をはっきり再生させ、遊びごころ豊かになる効果がある。実施の形態15によれば、前記の効果に対し、ホログラムは見えないが前記顔同士の合成像ははっきり再生させることが出来き、ネックレスやキホルダーのチエーン120を付けると楽しい遊具となる。
【0029】
【図面の簡単な説明】
【図1(a)】は本発明の実施の形態1のカメラフイルターの透明型ホログラム構成物を示す図
【図1(b)】は本発明の実施の形態2と3のカメラフイルターの透明型ホログラム構成物を示す図
【第2図(a)】はホログラム画像がカメラの中のフイルムに映る状態を示す図
【第2図(b)】は写された写真の例を示す図
【第3図】は本発明の実施の形態2、3のカメラフイルター透明型ホログラム構成物の使用状態を示す図
【第4図(a)】は本発明の実施の形態4の透明型ホログラム構成物を示す図。
【第4図(b)】は実施の形態4の断面を示す図
【第5図(a)】は本発明の実施の形態5の席札の透明型ホログラム構成物をしめす図
【第5図(b)】は実施の形態5の断面を示す図
【第6図(a)】は本発明の実施の形態6のうちわを示す図
【第6図(b)】は本発明の実施の形態6のカードを示す図
【第7図】は実施の形態8のホログラム構成物を示す図
【第8図(a)】は回析光によりハート形等マーク、絵図柄を再生する透明型ホログラムシート1の構成を示す図
【第8図(b)】は実施の形態9のホログラム構成物を示す図
【第9図(a)】実施の形態11を示す図
【第9図(b)】は実施の形態11の他の方法を示す図
【第10図】は実施の形態11の半球状の半透明なホログラム構成物101を付けた本発明のカメラフイルターの透視図
【第11図】は実施の形態13、14、15を説明する図
【符号の説明】
1 透明型ホログラムシート
2 カメラのレンズ前面を被うカバー
3 上の折り線
4 下の折り線
5 上の輪ゴム止め
6 下の輪ゴム止め
7 輪ゴム
8 第2の透明型ホログラムシート
9 切り込み部
20 ロウソクの光原
21 人の顔
22 カメラのレンズ
23 まっすぐな光軸
24 焦点
25 角度を持った光軸
26 ずれた位置
27 写真
28 回析光による再生されたホログラムの虹色のハートマーク
31 カメラ
32 ファインダー
33 フイルム
34 人の目
41 大きなハート形に切り抜かれた、小さな虹色のハート形等マークの再生する透明型ホログラムシート
42 透明なプラッチク板
43 吸盤
44 透明接着剤
51 出席者の名前
52 席札
53 ハート形に切り抜いた窓
54 裏紙
61 うちわ
62 キャラクターや人、動物等の顔
63 文章の表記
64 スペース
65 カード
71 多数の光点を発する手段
72 大きなハート形の切り抜いた窓
73 絵図写真
74 スイッチ
81 ホログラム層
82、83 保護層
84 ハーフミラー機能層
91 半球状に加工された透明アクリル樹脂板
101 実施の形態11のホログラム構成物
111 光源
112 抵抗ボリュームまたはマルチバイブレータ回路
113 反射光
114 透過光
115 ボタン電池
116 見る人自身の顔
117 夜空の星の光
118 ケース
119 光の取り入れ用窓
120 キーホルダーチエーン

Claims (1)

  1. 透明型ホログラムシートに重ねて、又は一体にして、入射光の一部が反射、またその一部が透過する半球面状の曲率を有した半透明なハーフミラー機能を有したことを特徴とするホログラム構成物
JP06600398A 1998-02-09 1998-02-09 ホログラム構成物 Expired - Lifetime JP4378452B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06600398A JP4378452B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 ホログラム構成物

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP06600398A JP4378452B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 ホログラム構成物

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11231764A JPH11231764A (ja) 1999-08-27
JP4378452B2 true JP4378452B2 (ja) 2009-12-09

Family

ID=13303351

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP06600398A Expired - Lifetime JP4378452B2 (ja) 1998-02-09 1998-02-09 ホログラム構成物

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4378452B2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020089368A (ja) * 2003-08-01 2020-06-11 ビーエーエスエフ プラント サイエンス ゲーエムベーハー トランスジェニック生物における多不飽和脂肪酸の製造方法

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE10254500B4 (de) * 2002-11-22 2006-03-16 Ovd Kinegram Ag Optisch variables Element und dessen Verwendung
FR3005068B1 (fr) * 2013-04-26 2017-05-26 Arjowiggins Security Element de securite comportant un hologramme en volume.
JP6965514B2 (ja) * 2016-12-21 2021-11-10 大日本印刷株式会社 観察具
JP6502442B2 (ja) * 2017-09-01 2019-04-17 株式会社長英 カメラ用フィルタ
WO2021157366A1 (ja) * 2020-02-03 2021-08-12 ソニーグループ株式会社 表示装置および表示方法
JP2023012400A (ja) * 2021-07-13 2023-01-25 征彦 加川 幻想メガネ、幻想レンズフード、幻想視透明板

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2020089368A (ja) * 2003-08-01 2020-06-11 ビーエーエスエフ プラント サイエンス ゲーエムベーハー トランスジェニック生物における多不飽和脂肪酸の製造方法

Also Published As

Publication number Publication date
JPH11231764A (ja) 1999-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
Zone Stereoscopic cinema and the origins of 3-D film, 1838-1952
Walden Photography and philosophy: essays on the pencil of nature
Robinson From peep show to palace: the birth of American film
Gitelman et al. New Media, 1740-1915
Bonanos Instant: the story of Polaroid
Decker You've got to be believed to be heard: reach the first brain to communicate in business and in life
JPH04232099A (ja) ビュアーを一体に備えた特別な効果を有するハガキ
JP4378452B2 (ja) ホログラム構成物
US20110094132A1 (en) Greeting Cards with Three-Dimensional Images and Viewing Glasses
US5787617A (en) Personalized photo/event display devices
JP6707731B2 (ja) 画像記録媒体及び画像表示装置
Owens All the world loves a lover: monarchy, mass media and the 1934 royal wedding of Prince George and Princess Marina
Henisch Positive Pleasures: Early Photography and Humor
Batchen Light and dark: The daguerreotype and art history
Mahon Basics Advertising 02: Art Direction
Wolfe The Return of Jimmy Stewart: the publicity photograph as text
JP2005049787A (ja) ビュアー及びそれを添付した冊子体
KR200277803Y1 (ko) 부분홀로그램을 이용한 라미네이팅 후레임
JP2013000194A (ja) 手品用具
Suen Picturing Burma: Felice Beato's Photographs of Burma 1886–1905
Cartier-Bresson The decisive moment
Choi (in) Equality
Taylor Family photo detective: learn how to find genealogy clues in old photos and solve family photo mysteries
Krahn Adding a Giggle: Lee Friedlander’s Practice of the “Shadow Self-Portrait”
JP3118866U (ja) パンフレット

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050112

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20080109

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080304

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20080421

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20080930

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20081126

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20090324

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20090521

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20090714

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20090803

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121002

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150